JPH0547384Y2 - - Google Patents

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JPH0547384Y2
JPH0547384Y2 JP11957088U JP11957088U JPH0547384Y2 JP H0547384 Y2 JPH0547384 Y2 JP H0547384Y2 JP 11957088 U JP11957088 U JP 11957088U JP 11957088 U JP11957088 U JP 11957088U JP H0547384 Y2 JPH0547384 Y2 JP H0547384Y2
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flow rate
controller
gas
magnet
metering chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、一般の家庭などにおいて使用され
るガスメータに関する。
<従来の技術> この種のガスメータは、計量室本体の内部のガ
スの流れによるダイヤフラムの往復運動によつて
複数個磁石を作動させ、この複数個磁石の動作に
よつてオン・オフされる流量センサ(リードスイ
ツチなど)からのパルス信号でガス流量を検出し
て積算表示する表示装置を備えている。また、こ
の種のガスメータは、上記の流量センサからのパ
ルス信号でガス流量パターンを検出して、そのパ
ターンが予め設定した範囲内にある場合(ガス流
量パターンが異常と認められる場合)に、所定の
信号を発生して異常の発生を告知するとともに遮
断バルブを作動させてガスの供給を遮断するため
のコントローラを備えている。
この場合において、複数個磁石は計量室本体の
外部(通常は計量室本体の上部)に配置され、流
量センサは複数個磁石の近傍に配置されている。
流量センサは種々の配線を経て積算値を表示する
ための電子カウンター等を含む表示装置に接続さ
れるとともに演算装置等を含むコントローラに接
続されている。そして、表示装置やコントローラ
は、通常、ガスメータの前面部に取り付けられた
カウンタボツクス内に収容される。
<考案が解決しようとする課題> 上記のように複数個磁石を計量室本体の外部に
配置した場合、表示装置やコントローラを収容す
るカウンタボツクスをガスメータの前面部等(す
なわち、複数個磁石から離れた部位)に取り付け
る必要がある。そのため、流量センサと表示装置
及びコントローラとの間には複雑な配線が必要と
なり、コントローラや表示装置の取り付け操作が
煩雑である。また、コントローラや表示装置を収
容するカウンタボツクスがガスメータの前面部等
に突出した状態で取り付けられるため、ガスメー
タ全体が大型となる。
<課題を解決するための手段> この考案は、上記の課題を解決するために次の
ように構成されている。
すなわち、計量室本体の内部のガスの流れによ
るダイヤフラムの往復運動によつて磁石を作動さ
せ、これに伴う流量センサからのパルス信号でガ
ス流量パターンを検出してそのパターンが予め設
定された範囲内にある場合に信号を発生するコン
トローラを有するガスメータにおいて、前記磁石
を計量室本体の内部に配置するとともに前記流量
センサ及びコントローラを計量室本体の側部に形
成した凹所内に配置している。
<作用> 上記の構成によれば、流量センサとコントロー
ラとの間の配線が簡素化され、コントローラの取
り付け操作が簡略化される。また、コントローラ
が計量室本体の側部に形成された凹所内に収納さ
れるため、ガスメータが小型化される。
<実施例 1> 次に本考案の実施例を図面によつて説明する。
実施例 1 まず、ガスメータを縦方向の断面で表した第1
図、第1図の−線側断面を表した第2図、第
1図の上ケースの内部を平面で表した第3図にお
いて、計量室本体10の内部には、第2図から明
らかなように隔壁13で仕切られた左右の計量室
12がそれぞれ独立して構成されている。これら
の各計量室12は、計量室本体10の両側部にお
いてそれぞれ開口しているものの、各計量室12
の内部にダイヤフラム30及びその関連部品を組
込んだのちには、各計量室12の開口部は図面で
示すように腹板14によつてそれぞれ気密性をも
つて塞がれる。また、各計量室12の内部は前記
のダイヤフラム30により、それぞれ左右の区画
室12A,12Bに分割されている。
前記計量室本体10の上壁には、各計量室12
におけるそれぞれの区画室12A,12Bに通じ
る開口16,18が形成されている。また、これ
らの各開口16,18の間には後述するガスの流
出口66に通じる溝形状の流出路20がそれぞれ
形成されている。
前記計量室本体10の上面には、分配室板22
が固定されている。この分配室板22は計量室本
体10の上壁に形成されている前記の各流出路2
0の開放上面を塞いでいる。ただし、この分配室
板22には前記の各開口16,18及び流出路2
0の一部と対応する切抜き孔22aがそれぞれ形
成されている(第2図参照)。また、同じく分配
室板22において前記の流出路20に連通する箇
所には、後述するガス流出用の送気通路68を接
続する送気通路接続孔22bが形成されている
(第3図参照)。
前記分配室板22の上面にはこの分配室板22
の各切抜き孔22aと対応する開口部をもつたバ
ルブシート24が固定されている。このバルブシ
ート24の上面には、左右の計量室12に対応さ
せてそれぞれバルブ26が設けられている。これ
らのバルブ26は分配室板22に立てられたそれ
ぞれの軸28に対し、これらの軸28を回動支点
として回動するように組付けられている(第3図
参照)。これら各バルブ26の回動により、各計
量室12のそれぞれの区画室12A,12Bに通
じる前記の開口16,18が選択的に開放され、
あるいは前記の流出路20に選択的に連通される
のである。
前記各計量室12のそれぞれのダイヤフラム3
0を、その両側から挟み付けるように設けられた
膜板32の中心箇所には、ほぼコの字状に曲げ形
成された丁番軸受34が固定されている。これら
の丁番軸受34には丁番軸36がそれぞれ回転自
在に組付けられている。各丁番軸には第1図で示
すように翼38の一端が固定されている。これら
各翼38の他端は、計量室本体10に対して回転
自在に組付けられた翼軸40に固定されている。
つまり、ダイヤフラム30が第2図の左右方向
に往復運動をすると、前記の翼38を通じて翼軸
40がその軸心回りに往復回動をすると、前記翼
38を通じて翼軸40がその軸心回りに往復回動
することとなる。そして、各翼軸40の上端部
は、計量室本体10の上壁からその上方に突出し
ており、そこには第3図で示すようにひじ金42
がそれぞれ固定されている。
一方、前記の分配室板22において各バルブ2
6の間にはクランク軸受56が固定されている。
このクランク軸受56にはクランク軸50が回転
可能に支持されている。このクランク軸50のク
ランクアーム52において所定の角度(約180°)
変位した箇所にはそれぞれクランクロツド54の
一端がピンによつて結合されている。また、これ
らのクランクロツド54の他端は前記の各バルブ
26の上面にピンによつてそれぞれ結合されてい
る。つまり、クランク軸50が一方向に連続して
回転すると、前記のクランクロツド54を通じて
それぞれのバルブ26がその軸28を回動支点と
して前述したように往復回動を繰返すこととな
る。
さらに、クランク軸50の上端部は、前記翼軸
40の上端に固定された各ひじ金42の先端に対
し、それぞれ小ひじ金44によつて連結されてい
る。これにより、ダイヤフラム30の往復運動に
基づいて翼軸40が往復回動すれば、ひじ金42
及び小ひじ金44を通じてクランク軸50が一方
向に連続して回転させられることとなる。
前記計量室本体10の上部には、各バルブ2
6、クランク軸50及びこれらの関連部品を覆う
ように上ケース60が固定されている。この上ケ
ース60には、図示しないガス供給パイプがそれ
ぞれ接続されるガスの流入口62及び流出口66
が形成されている(第1図参照)。また、ガスの
流入口62には第2図で示すように遮断バルブ6
4が組込まれている。この遮断バルブ64は計量
室本体10の内部を流動するガスの流量や流量時
間等に異常が生じたときに、後述するコントロー
ラからの電気信号を受けて流入口62を遮断する
ように機能する。
一方、前記の流出口66は送気通路68によつ
て前記分配室板22の送気通路接続孔22bに連
通されている(第1図参照)。したがつて、この
流出口66は前記計量室本体10の各流出路20
に連通していることとなる。
さて、第1図から明らかなように、前記クラン
ク軸50にはギヤ51がクランク軸50と共に回
転するように取り付けられている。一方、クラン
ク軸受56にはクランク軸50と平行に磁石軸9
0が回転可能に支持されている。そして、この磁
石軸90にはギヤ51に噛み合された増速ギヤ5
3が磁石軸90と共に回転するように取り付けら
れている。さらに、磁石軸90の下端部には磁石
92が固定されている。このため、前記クランク
軸50が回転すると、ギヤ51と増速ギヤ53と
の作用によつて磁石軸90が回転され、それに伴
つて磁石92が回転される。
また、水平断面で示した第4図に示すように、
計量室本体10の側部には隔壁13によつて断面
略T字形の凹所55が形成されている。そして、
この凹所55の底部は磁石92の近傍まで延びて
いる。この凹所55内には、その底部に配置され
た流量センサ100及びこの流量センサ100に
接続されたコントローラ102及び表示装置(図
示せず)が収容されている。そして、これらの部
材を収容した凹所55はカバー104で閉止され
る。ここに、流量センサ100、コントローラ1
02及び表示装置は相互に予め接続されたアセン
ブリとして構成しておいてもよい。なお、表示装
置は別の位置に取り付けてもよい。
上記のように構成したガスメータにおいて、い
ま前記計量室本体10の左右の計量室12内にお
けるそれぞれのダイヤフラム30と、前記の各バ
ルブ26とは第2図で示す状態にあるものとす
る。そこで、ガスが使用されることによつて前記
上ケース60の流入口62からこの上ケース60
内に順次ガスが流入し始めると、流入したガスは
その時点において開放されている開口16を通じ
て左側の計量室12の区画室12Aに流入する。
このとき、ダイヤフラム30を介して隣接してい
る別の区画室12Bは、その開口18がバルブ2
6の内部を通じて前記の流出路20に連通してい
る。
したがつて、第2図の左側に位置するダイヤフ
ラム30については、区画室12Aに流入するカ
ス圧と区画室12Bから流出するガス圧との差圧
により第2図で示す状態から図面の右方向へ作動
する。このダイヤフラム30の作動に伴い、すで
に説明したように第1図で示されている翼軸40
が、その上端に固定されているひじ金42と共に
一定の回転範囲で回動する。このひじ金42の回
動により、小ひじ金44を通じて前記のクランク
軸50が回転される。そして、このクランク軸5
0の回転により、各バルブ26がその軸28を支
点として回動する。
そこで、第2図の左側に位置するバルブ26に
ついては、クランク軸50の回転によつて第2図
で示す状態から右方向に移動した後、再び左方向
に移動して今度は開口18が上ケース60の内部
に開放され、かつ開口16はバルブ26の内部を
経て流出路20に通じることとなる。しかも、こ
の第2図の左側のバルブ26の動きと並行して右
側のバルブ26も同様に左右方向へ作動する。こ
のため、左右の計量室12におけるそれぞれの区
画室12A,12Bが交互に流入ガス圧を受ける
側、あるいは流出ガス圧を受ける側に切換えられ
る。したがつて、ガスが計量室本体10の内部を
流れている限り、前記のクランク軸50は一方向
へ連続的に回転する。
前記クランク軸50の回転により、ギヤ51が
回転する。このギヤ51の回転により、増速ギヤ
53が回転される。これによつて、磁石軸90の
磁石92が磁石軸90とともに回転され、これに
伴つて流量センサ100からパルス信号が発信さ
れ、コントローラ102及び表示装置に送られ
る。コントローラ102は入力されたパルス信号
に基づいてガス流量パターンを検出し、そのパタ
ーンが予め設定した異常範囲内にある場合には、
異常の発生を告知するとともに遮断バルブ64を
作動させて流入口62を閉止する。一方、表示装
置はパルス信号に基づいてガス流量を検出して積
算表示する。
実施例 2 第5図に示す実施例は、実施例1において磁石
92を膜板32に直接取り付けて流量センサ10
0の近傍に配置したものである。なお、この場
合、ギヤ51、磁石軸90及び増速ギヤ53は設
けられていない。
この実施例においては、実施例1の場合と同様
にしてダイヤフラム30が図面の上下方向へ往復
運動をすると、膜板32に取り付けられた磁石が
同方向へ往復運動をし、流量センサ100に対す
る接近及び離反動作を繰返す。これに基づいて、
流量センサ100からパルス信号が発信され、コ
ントローラ102に送られる。以下の動作は実施
例1と同様であるので説明は省略する。
(考案の効果) この考案は、磁石を計量室本体の内部に配置
し、かつ前記流量センサ及びコントローラを計量
室本体の側部に形成した凹所内に配置したことに
より、流量センサとコントローラとの間の配線が
簡素化され、コントローラの取り付け作業が簡略
化される。また、上記構成によれば流量センサと
コントローラとを予め接続してアセンブリを形成
しておくことも可能であるため取り付け操作をい
つそう簡略化することができる。さらに、コント
ローラは計量室本体の側部に形成された凹所内に
収納されるためガスメータの小型化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はガス
メータの縦方向断面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は第1図の上ケースを取り外し
た状態で表した平面図、第4図はガスメータの水
平断面図、第5図は第2実施例におけるガスメー
タの水平断面図である。 10……計量室本体、30……ダイヤフラム、
55……凹所、90……磁石軸、92……磁石、
100……流量センサ、102……コントロー
ラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計量室本体の内部のガスの流れによるダイヤフ
    ラムの往復運動によつて磁石を作動させ、これに
    伴う流量センサからのパルス信号でガス流量パタ
    ーンを検出してそのパターンが予め設定された範
    囲内にある場合に信号を発生するコントローラを
    有するガスメータにおいて、前記磁石を計量室本
    体の内部に配置するとともに前記流量センサ及び
    コントローラを計量室本体の側部に形成した凹所
    内に配置したガスメータ。
JP11957088U 1988-09-12 1988-09-12 Expired - Lifetime JPH0547384Y2 (ja)

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