JP2601216Y2 - セキュリティ機能を備えたフルイディック式ガスメータ - Google Patents
セキュリティ機能を備えたフルイディック式ガスメータInfo
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- JP2601216Y2 JP2601216Y2 JP1993030749U JP3074993U JP2601216Y2 JP 2601216 Y2 JP2601216 Y2 JP 2601216Y2 JP 1993030749 U JP1993030749 U JP 1993030749U JP 3074993 U JP3074993 U JP 3074993U JP 2601216 Y2 JP2601216 Y2 JP 2601216Y2
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- gas
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- pressure
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は緊急時にガスを遮断する
セキュリティ機能を備えたフルイディック式ガスメータ
に関する。
セキュリティ機能を備えたフルイディック式ガスメータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス使用量を計量表示するとともに、ガ
スの流量異常やガス圧異常及び地震を検知し、緊急時に
は安全のためにガスを遮断するセキュリティ機能を備え
たフルイディック式ガスメータが公知である(実開平4
−120330号及び実開平4−326015号)。
スの流量異常やガス圧異常及び地震を検知し、緊急時に
は安全のためにガスを遮断するセキュリティ機能を備え
たフルイディック式ガスメータが公知である(実開平4
−120330号及び実開平4−326015号)。
【0003】これ等のフルイディック式ガスメータは、
フルイディック発振素子の流体振動を検出して電気信号
に変換するための圧電膜センサと、フルイディック発振
素子の発振が不安定であったり発振をしない微小流量域
でのガス使用量を計測するために、フルイディック発振
素子のノズル部の後部壁面に配設した流速検出用のフロ
ーセンサを備えている。
フルイディック発振素子の流体振動を検出して電気信号
に変換するための圧電膜センサと、フルイディック発振
素子の発振が不安定であったり発振をしない微小流量域
でのガス使用量を計測するために、フルイディック発振
素子のノズル部の後部壁面に配設した流速検出用のフロ
ーセンサを備えている。
【0004】ノズル部は流路が絞られていて流速が大き
くなるため、この部分にいわゆる熱式フローセンサを配
設し、流速を検出して微小流量域でのガス使用量を計測
する。このことは、特に前記公開公報、特開平4−32
6015号公報に詳しく記載されている。
くなるため、この部分にいわゆる熱式フローセンサを配
設し、流速を検出して微小流量域でのガス使用量を計測
する。このことは、特に前記公開公報、特開平4−32
6015号公報に詳しく記載されている。
【0005】セキュリティ機能を果すための構成として
は、上記ガス使用量を検出するためのフローセンサ、圧
電膜センサ、圧力スイッチ、感震器、遮断弁(電磁
弁)、マイコンを有する電子回路及び電池等を用いてい
た。
は、上記ガス使用量を検出するためのフローセンサ、圧
電膜センサ、圧力スイッチ、感震器、遮断弁(電磁
弁)、マイコンを有する電子回路及び電池等を用いてい
た。
【0006】そして、特開平4−326015号公報に
記載されているように、フルイディック発振素子を形成
するダイカスト製の流路本体の後面にフローセンサと圧
電膜センサが装着され、圧力スイッチは流路本体の上面
にそのフランジ面を取付けることで流路の圧力を圧力ス
イッチのダイアフラムに及ぼすようにしていた。又、遮
断弁は流路本体の左側面に取付けられていた。
記載されているように、フルイディック発振素子を形成
するダイカスト製の流路本体の後面にフローセンサと圧
電膜センサが装着され、圧力スイッチは流路本体の上面
にそのフランジ面を取付けることで流路の圧力を圧力ス
イッチのダイアフラムに及ぼすようにしていた。又、遮
断弁は流路本体の左側面に取付けられていた。
【0007】更に又、圧力センサのダイアフラムには前
述のように、流路のガス圧をその一面にかけるととも
に、他面には外気圧力を導入するように、ガスメータの
ケースに通気孔を設けていた。そして、この通気孔から
の外気は、ガスメータ内部の流路部分を除く残余の殆ど
の部分に連通する構造になっていた(特に実開平4−1
20330号公報参照)。
述のように、流路のガス圧をその一面にかけるととも
に、他面には外気圧力を導入するように、ガスメータの
ケースに通気孔を設けていた。そして、この通気孔から
の外気は、ガスメータ内部の流路部分を除く残余の殆ど
の部分に連通する構造になっていた(特に実開平4−1
20330号公報参照)。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
フローセンサと圧電膜センサとが流路本体の後面に装着
され、圧力スイッチが流路本体の上面に装着され、更に
遮断弁が流路本体の左側面に装着される構造となってい
るため、これらのセンサ、スイッチ及び弁を装着する取
付方向が多方向(三方向)となり、ガスメータを組立て
るときに、取り付けの自動化に障害があった。
フローセンサと圧電膜センサとが流路本体の後面に装着
され、圧力スイッチが流路本体の上面に装着され、更に
遮断弁が流路本体の左側面に装着される構造となってい
るため、これらのセンサ、スイッチ及び弁を装着する取
付方向が多方向(三方向)となり、ガスメータを組立て
るときに、取り付けの自動化に障害があった。
【0009】又、センサ、スイッチ、弁を取付ける取付
面を流路本体に形成するのに、ダイカスト型の型割りが
複雑となるばかりでなく、取付部の2次加工にも障害が
できるという問題点があった。
面を流路本体に形成するのに、ダイカスト型の型割りが
複雑となるばかりでなく、取付部の2次加工にも障害が
できるという問題点があった。
【0010】更に又、圧力スイッチのダイアフラムの一
面にかかる外気圧力が流路本体内を除くメータケースの
残余の部分全体に連通するため、外気の湿気が通気孔か
らメータケースに入って溜り、温度差の影響を受け易い
窓ガラスの内側に湿気が結露して曇りが生じ、ガス使用
量の積算値が読みづらくなり、検針の障害になるという
問題点があった。
面にかかる外気圧力が流路本体内を除くメータケースの
残余の部分全体に連通するため、外気の湿気が通気孔か
らメータケースに入って溜り、温度差の影響を受け易い
窓ガラスの内側に湿気が結露して曇りが生じ、ガス使用
量の積算値が読みづらくなり、検針の障害になるという
問題点があった。
【0011】通気孔からメータケース内に入った湿気
は、ケース内の電気接続端子間にも結露して、端子間を
ショートさせるという問題点もあった。又、10年間と
いう検定有効期間の長期使用では、進入した湿気による
腐食に基因する不具合が発生するという問題点もあっ
た。
は、ケース内の電気接続端子間にも結露して、端子間を
ショートさせるという問題点もあった。又、10年間と
いう検定有効期間の長期使用では、進入した湿気による
腐食に基因する不具合が発生するという問題点もあっ
た。
【0012】そこで、本考案はこのような問題点を解消
できるセキュリティ機能を備えたフルイディック式ガス
メータを提供することを目的とする。
できるセキュリティ機能を備えたフルイディック式ガス
メータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の考案は、ガス使用量を検出するためのフロー
センサ及び圧電膜センサと、ガス圧検知のための圧力ス
イッチと、緊急時にガスを遮断するための遮断弁とを有
するフルイディック式ガスメータにおいて、フルイディ
ック発振素子を備えた流路本体の前面又は後面の一方の
側に統一してフローセンサ、圧電膜センサ、圧力スイッ
チ及び遮断弁を取付けたものである。
に、第1の考案は、ガス使用量を検出するためのフロー
センサ及び圧電膜センサと、ガス圧検知のための圧力ス
イッチと、緊急時にガスを遮断するための遮断弁とを有
するフルイディック式ガスメータにおいて、フルイディ
ック発振素子を備えた流路本体の前面又は後面の一方の
側に統一してフローセンサ、圧電膜センサ、圧力スイッ
チ及び遮断弁を取付けたものである。
【0014】第2の考案は、第1の考案において、前記
圧力スイッチ(3)に圧力スイッチカバー(37)を被
せ、この圧力スイッチカバーの内側をメータケース(2
6)に設けた通気孔(28A)を介して外気に連通し
た。
圧力スイッチ(3)に圧力スイッチカバー(37)を被
せ、この圧力スイッチカバーの内側をメータケース(2
6)に設けた通気孔(28A)を介して外気に連通し
た。
【0015】
【作用】フローセンサ、圧電膜センサ、圧力センサ及び
遮断弁を取付ける方向が一方向に揃うため、組立の自動
化等への対応が容易で組立性が良くなる。又、流路本体
の型割りも単純になり、2次加工も加工方向が揃って単
純になり、量産性が上る。
遮断弁を取付ける方向が一方向に揃うため、組立の自動
化等への対応が容易で組立性が良くなる。又、流路本体
の型割りも単純になり、2次加工も加工方向が揃って単
純になり、量産性が上る。
【0016】更に又、圧力スイッチを囲んで圧力スイッ
チカバーを被せ、この圧力スイッチカバーの内側に外気
を導入するようにした第2の考案では、外気の進入がメ
ータケースの通気孔から圧力スイッチカバーの内側に限
定され、メータケース内の他の部分である電子ユニッ
ト、フローセンサ、圧電膜センサ、遮断弁等の電気的機
能部品やガス使用量を検針するガラス窓の内側等に進入
して結露することがない。
チカバーを被せ、この圧力スイッチカバーの内側に外気
を導入するようにした第2の考案では、外気の進入がメ
ータケースの通気孔から圧力スイッチカバーの内側に限
定され、メータケース内の他の部分である電子ユニッ
ト、フローセンサ、圧電膜センサ、遮断弁等の電気的機
能部品やガス使用量を検針するガラス窓の内側等に進入
して結露することがない。
【0017】
【実施例】図1〜図3の第1実施例は第1の考案に対応
するもので、1はフローセンサで、その熱式チップ部分
1Aはフルイディック発振素子のノズル部の後壁面に配
設されてノズル部の流速を検知する。2はフルイディッ
ク発振素子の流体振動を検出する圧電膜センサ、3はガ
ス圧検知用の圧力スイッチ、4は遮断弁で、これらのフ
ローセンサ1〜遮断弁4はダイカスト製の流路本体5の
後面に装着されている。
するもので、1はフローセンサで、その熱式チップ部分
1Aはフルイディック発振素子のノズル部の後壁面に配
設されてノズル部の流速を検知する。2はフルイディッ
ク発振素子の流体振動を検出する圧電膜センサ、3はガ
ス圧検知用の圧力スイッチ、4は遮断弁で、これらのフ
ローセンサ1〜遮断弁4はダイカスト製の流路本体5の
後面に装着されている。
【0018】流路本体5は入口6Aを形成する口金6
と、出口7Aを形成する口金7とがメータの正面からみ
て下部左右に一体的に形成並設されて、いわゆる下入、
下出のガスメータとなっている。流路本体5には、遮断
弁取付座8、弁座9、圧力スイッチ取付座10、フロー
センサ取付座11及び圧電膜センサ取付座12及びフル
イディック発振素子13とが1体的に形成されている。
14はフルイディック発振素子13のノズル部である。
と、出口7Aを形成する口金7とがメータの正面からみ
て下部左右に一体的に形成並設されて、いわゆる下入、
下出のガスメータとなっている。流路本体5には、遮断
弁取付座8、弁座9、圧力スイッチ取付座10、フロー
センサ取付座11及び圧電膜センサ取付座12及びフル
イディック発振素子13とが1体的に形成されている。
14はフルイディック発振素子13のノズル部である。
【0019】流路本体5は、フルイディック発振素子1
3のノズル部14の奥行きが前後方向になるように配設
され、その前面には、ガスケット15を介して蓋16が
ねじ17で固定されている。
3のノズル部14の奥行きが前後方向になるように配設
され、その前面には、ガスケット15を介して蓋16が
ねじ17で固定されている。
【0020】フローセンサ1、圧電膜センサ2、圧力ス
イッチ3及び遮断弁4は、流路本体5の後面のフローセ
ンサ取付座11、圧電膜センサ取付座12、圧力スイッ
チ取付座10及び遮断弁取付座8にそれぞれ取付ねじ1
8、19、20及び21で固定されている。
イッチ3及び遮断弁4は、流路本体5の後面のフローセ
ンサ取付座11、圧電膜センサ取付座12、圧力スイッ
チ取付座10及び遮断弁取付座8にそれぞれ取付ねじ1
8、19、20及び21で固定されている。
【0021】22は遮断弁4の弁体で、緊急時に遮断弁
が作用すると弁座9に押し付けられて圧力スイッチ3の
図示されてないダイアフラムの一面にかかる。ダイアフ
ラムの他面には外気圧力(大気圧)がかかっている。
が作用すると弁座9に押し付けられて圧力スイッチ3の
図示されてないダイアフラムの一面にかかる。ダイアフ
ラムの他面には外気圧力(大気圧)がかかっている。
【0022】24は前ケース、26は後ケースで、これ
ら両ケースでメータケース26が構成されている。27
は前ケース24と後ケース25との間に介装されたシー
ル部材である。28は後ケース25の下部斜面に設けた
通気孔で、外気圧力を圧力スイッチ3のダイアフラムの
前記他面に導入する。
ら両ケースでメータケース26が構成されている。27
は前ケース24と後ケース25との間に介装されたシー
ル部材である。28は後ケース25の下部斜面に設けた
通気孔で、外気圧力を圧力スイッチ3のダイアフラムの
前記他面に導入する。
【0023】29は前ケース24に設けた窓ガラスで、
ガス使用量(積算値)を表示する表示器30の数値を視
認できるように、表示器30の前面に設けてある。31
は配線板で、フローセンサ1の端子32、圧電膜センサ
2の端子33、圧力スイッチ3の端子34及び遮断弁4
の端子35がハンダ付され、図示されてない電子ユニッ
トへ接続する。
ガス使用量(積算値)を表示する表示器30の数値を視
認できるように、表示器30の前面に設けてある。31
は配線板で、フローセンサ1の端子32、圧電膜センサ
2の端子33、圧力スイッチ3の端子34及び遮断弁4
の端子35がハンダ付され、図示されてない電子ユニッ
トへ接続する。
【0024】図4と図5は本考案の第2実施例で、前記
第2の考案に対応する。この第2実施例ではフローセン
サ1、圧電膜センサ2、圧力スイッチ3及び遮断弁4は
流路本体の前面に装着されている。なお図面では圧力ス
イッチ3と遮断弁4の装着状態のみを示し、フローセン
サ1と圧電膜センサ2については示してない。8Aは流
路本体5の前面に形成した遮断弁取付面、10Aは圧力
スイッチ取付面である。
第2の考案に対応する。この第2実施例ではフローセン
サ1、圧電膜センサ2、圧力スイッチ3及び遮断弁4は
流路本体の前面に装着されている。なお図面では圧力ス
イッチ3と遮断弁4の装着状態のみを示し、フローセン
サ1と圧電膜センサ2については示してない。8Aは流
路本体5の前面に形成した遮断弁取付面、10Aは圧力
スイッチ取付面である。
【0025】圧力スイッチ3は、そのフランジ3aがガ
スケット36を介して流路本体5の前面の圧力スイッチ
取付面10Aに装着される。流路本体5のガス圧力は孔
23から圧力スイッチ3のダイアフラムの一面にかか
る。フランジ3aの他側(図4で右側)である外気導入
側には圧力スイッチカバー37が被せられ、この圧力ス
イッチカバー37のフランジ37aはOリング状の第1
のシール部材38を挾んで圧力スイッチ3のフランジ3
aに重ね、3本の取付ねじ20で圧力スイッチ3及びガ
スケット36と共に流路本体5の圧力スイッチ取付面に
固定装着される。
スケット36を介して流路本体5の前面の圧力スイッチ
取付面10Aに装着される。流路本体5のガス圧力は孔
23から圧力スイッチ3のダイアフラムの一面にかか
る。フランジ3aの他側(図4で右側)である外気導入
側には圧力スイッチカバー37が被せられ、この圧力ス
イッチカバー37のフランジ37aはOリング状の第1
のシール部材38を挾んで圧力スイッチ3のフランジ3
aに重ね、3本の取付ねじ20で圧力スイッチ3及びガ
スケット36と共に流路本体5の圧力スイッチ取付面に
固定装着される。
【0026】圧力スイッチカバー37の前面(図4の右
端)には、メータの前ケース24に設けた通気孔28A
に連通する通気孔37aが明けてあり、この通気孔37
aには、蟻等の侵入を防止する防虫網39が設けてあ
る。40は前ケース24の通気孔28Aの下部を除い
て、その大部分を覆うように前ケース24に固定した目
隠し板でメータケース内への雨水の侵入を防止する。圧
力スイッチ3の通気孔37aを形成する筒状突出部37
bの前端肩部はOリング状の第2のシール部材41を介
して前ケース24の環状凹部に係合されている。又、圧
力スイッチカバー37の前面には、2本の端子34が貫
通する筒状部分37cが形成され、その内面に嵌合する
Oリング状の第3のシール部材42が端子34と圧力ス
イッチカバー37との間をシールする。
端)には、メータの前ケース24に設けた通気孔28A
に連通する通気孔37aが明けてあり、この通気孔37
aには、蟻等の侵入を防止する防虫網39が設けてあ
る。40は前ケース24の通気孔28Aの下部を除い
て、その大部分を覆うように前ケース24に固定した目
隠し板でメータケース内への雨水の侵入を防止する。圧
力スイッチ3の通気孔37aを形成する筒状突出部37
bの前端肩部はOリング状の第2のシール部材41を介
して前ケース24の環状凹部に係合されている。又、圧
力スイッチカバー37の前面には、2本の端子34が貫
通する筒状部分37cが形成され、その内面に嵌合する
Oリング状の第3のシール部材42が端子34と圧力ス
イッチカバー37との間をシールする。
【0027】43はガス使用量を演算して表示器に数字
表示したり、ガスの異常流量、異常圧力等の緊急時に遮
断弁4を作動してガスを遮断する電子ユニットで、配線
板31Aを介してフローセンサ1、圧電膜センサ2、圧
力スイッチ3と電気的に接続される。44は遮断弁4と
配線板31Aとを接続するリード線である。
表示したり、ガスの異常流量、異常圧力等の緊急時に遮
断弁4を作動してガスを遮断する電子ユニットで、配線
板31Aを介してフローセンサ1、圧電膜センサ2、圧
力スイッチ3と電気的に接続される。44は遮断弁4と
配線板31Aとを接続するリード線である。
【0028】外気圧力(大気圧)は、連通孔28A、3
7aを通じて圧力スイッチ3のダイアフラムの前記他面
にかかるよう導入されるが、その導入路はフランジ3
a、第1のシール部材38、圧力スイッチカバー37、
第2と第3のシール部材41、42及び端子34によっ
て囲まれ、メータケース26の他の部分と隔絶されるた
め、外気(大気)の湿気がメータケース内の配線板31
Aや、リード線44や、端子32、33、34や、電子
ユニット43や窓ガラス29等に付着して結露すること
が防止される。
7aを通じて圧力スイッチ3のダイアフラムの前記他面
にかかるよう導入されるが、その導入路はフランジ3
a、第1のシール部材38、圧力スイッチカバー37、
第2と第3のシール部材41、42及び端子34によっ
て囲まれ、メータケース26の他の部分と隔絶されるた
め、外気(大気)の湿気がメータケース内の配線板31
Aや、リード線44や、端子32、33、34や、電子
ユニット43や窓ガラス29等に付着して結露すること
が防止される。
【0029】なお、圧力スイッチ3のフランジ3aは金
属板、圧力スイッチカバー37は樹脂製、第1、第2、
第3のシール部材38、41、42はNBR製のOリン
グである。メータケース26は、厳密には流路本体5の
一部と前ケース24と後ケース25とで構成され、前記
シール部材27と、図4に示すシール部材27Aとで、
圧力スイッチ部分の前記シール構造と合わせ、圧力スイ
ッチ以外のメータケース内部への外気の通気の無い構造
となっている。
属板、圧力スイッチカバー37は樹脂製、第1、第2、
第3のシール部材38、41、42はNBR製のOリン
グである。メータケース26は、厳密には流路本体5の
一部と前ケース24と後ケース25とで構成され、前記
シール部材27と、図4に示すシール部材27Aとで、
圧力スイッチ部分の前記シール構造と合わせ、圧力スイ
ッチ以外のメータケース内部への外気の通気の無い構造
となっている。
【0030】このように第2実施例では、圧力スイッチ
3を流路本体5の前面に取付けたので、前ケース24の
通気孔28Aを圧力スイッチ3のダイアフラムの大気導
入側へ導くのに、圧力スイッチ3のフランジ3aと前ケ
ース24との間に圧力スイッチカバー37を装着して、
電子ユニット部分や窓ガラス部分など、メータケースの
大部分に大気の湿気が侵入しないような簡単な構造を実
現できた。なお、第1実施例のように、圧力スイッチ3
を流路本体5の後面に取付けた場合でも、圧力スイッチ
カバーを設けて、電子回路ユニット、端子、窓ガラス等
への結露の防止を図るようにすることは、第2実施例の
場合と同様にできる。
3を流路本体5の前面に取付けたので、前ケース24の
通気孔28Aを圧力スイッチ3のダイアフラムの大気導
入側へ導くのに、圧力スイッチ3のフランジ3aと前ケ
ース24との間に圧力スイッチカバー37を装着して、
電子ユニット部分や窓ガラス部分など、メータケースの
大部分に大気の湿気が侵入しないような簡単な構造を実
現できた。なお、第1実施例のように、圧力スイッチ3
を流路本体5の後面に取付けた場合でも、圧力スイッチ
カバーを設けて、電子回路ユニット、端子、窓ガラス等
への結露の防止を図るようにすることは、第2実施例の
場合と同様にできる。
【0031】
【考案の効果】本考案のフルイディックガスメータは上
述のように構成されているので、フローセンサ、圧電膜
センサ、圧力スイッチ、遮断弁を流路本体に同一方向か
ら取付けることができ、これら部品の取付が容易にな
る。又、流路本体の型割が単純になり、2次加工も容易
になる。
述のように構成されているので、フローセンサ、圧電膜
センサ、圧力スイッチ、遮断弁を流路本体に同一方向か
ら取付けることができ、これら部品の取付が容易にな
る。又、流路本体の型割が単純になり、2次加工も容易
になる。
【0032】又、必要部分以外への外気の侵入を防止で
きるため、窓ガラスが曇らなくて検針時の視認性が向上
するとともに、メータケース内部品の防錆効果と電気的
ショートの防止とが期待できる。
きるため、窓ガラスが曇らなくて検針時の視認性が向上
するとともに、メータケース内部品の防錆効果と電気的
ショートの防止とが期待できる。
【図1】 本考案の第1実施例の後前図で、後ケースと
配線板を取付けてない状態を示す。
配線板を取付けてない状態を示す。
【図2】 図1のA−A階段断面図。
【図3】 図1のB−B階段断面図。
【図4】 本考案の第2実施例の断面図。
【図5】 図4のC−C視図。
1…フローセンサ、2…圧電膜センサ、3…圧力スイッ
チ、4…遮断弁、5…流路本体、13…フルイディック
発振素子、24…前ケース、25…後ケース、26…メ
ータケース、28A…通気孔、37…圧力スイッチカバ
ー。
チ、4…遮断弁、5…流路本体、13…フルイディック
発振素子、24…前ケース、25…後ケース、26…メ
ータケース、28A…通気孔、37…圧力スイッチカバ
ー。
Claims (2)
- 【請求項1】 ガス使用量を検出するためのフローセン
サ及び圧電膜センサと、ガス圧検知のための圧力スイッ
チと、緊急時にガスを遮断するための遮断弁とを有する
フルイディック式ガスメータにおいて、フルイディック
発振素子を備えた流路本体の前面又は後面の一方の側に
統一してフローセンサ、圧電膜センサ、圧力スイッチ及
び遮断弁を取付けたセキュリティ機能を備えたフルイデ
ィック式ガスメータ。 - 【請求項2】 前記圧力スイッチに外気導入側に圧力ス
イッチカバーを被せ、この圧力スイッチカバーの内側を
メータケースに設けた通気孔を介して外気に連通した請
求項1のセキュリティ機能を備えたフルイディック式ガ
スメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993030749U JP2601216Y2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | セキュリティ機能を備えたフルイディック式ガスメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993030749U JP2601216Y2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | セキュリティ機能を備えたフルイディック式ガスメータ |
Publications (2)
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JPH0687822U JPH0687822U (ja) | 1994-12-22 |
JP2601216Y2 true JP2601216Y2 (ja) | 1999-11-15 |
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ID=12312341
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JP7252852B2 (ja) * | 2019-07-22 | 2023-04-05 | 日本特殊陶業株式会社 | ガス検出器 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP1993030749U patent/JP2601216Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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