JP3452134B2 - 計器装置 - Google Patents
計器装置Info
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Description
特に、通気構造に特徴を有する計器装置に関する。
適用されるものであり、図6に示すものがある。従来の
計器装置はハウジング1内に計測量表示装置2を収納し
ている。ハウジング1は合成樹脂からなるほぼ円筒状で
カップ状のケース3と、ケース3の開口を覆う透明な合
成樹脂からなる第一のカバー4と、このカバー4のさら
に前面(図6中では上側)に透明な合成樹脂からなる第
二のカバー5と、金属製の見返し6とで構成されてい
る。第一、第二のカバー4,5にはそれぞれの周囲に第
一、第二の支持枠7,8を備えており、見返し6の下端
部6aを変形させて、ケース3、第一、第二の支持枠
7,8を挟んで固定されている。計測量表示装置2はス
テッピングモータなどの計器本体9と、この計器本体9
と図示しない回転軸に連結される指針10と、計器本体
9と指針10との間に位置しその表面に文字や目盛りな
どの指標部を備えた文字板11と、計器本体9に固定さ
れ計器本体9に電気信号を供給するガラスエポキシ樹脂
などの絶縁部材からなる回路基板12とを備えている。
計測表表示装置2はケース3にねじ13によって固定さ
れている。
たカップ状の収納部材14に、ケース3が部分的に収納
されている。収納部材14の開口15からはハウジング
1の見返し6より上側が露出している。開口15の周囲
にはゴムなどの弾性部材からなる気密部材16が設けら
れており、ハウジング1と収納部材14とで形成される
収納空間17を気密状態とするものである。
1内の空間と収納空間17とを連通させるものである。
また、収納部材14は二輪車の燃料タンクの一部を兼ね
ており、収納部材14の底面には液面検出装置19を固
定したステー20が設けられている。液面検出装置19
と回路基板12とは収納部材14を介して電気的に接続
され、収納部材14から燃料が漏れないように収納部材
14は封止が施されている。また、回路基板9と図示し
ない電源などの外部回路とは、図示しない配線により電
気的に接続されており、この配線は気密部材16を貫通
して前記外部回路と接続されている。もちろん、前記配
線を伝わって収納空間17内に水分などが入ってこない
ように配線部分の気密も確実に行われている。なお、前
記燃料タンクは二重構造であり、見返し6の上側を露出
する開口25を備えた外装部26を備えている。この外
装部26も金属製である。
は、収納部材14が金属製で、また、収納部材14が燃
料タンクの一部を構成しており、さらに、二輪車に適用
される場合、計器装置そのものが雨天などの状況にさら
されるため、収納空間17内に水分が入り込み収納部材
14が腐食しないように、収納空間17の気密を確実に
行っていた。しかし、収納空間17の気密を確実に行う
と、収納空間17内の気体の膨張により、ハウジング1
が収納部材14から抜けてしまう虞があった。特に、二
輪車の燃料タンクは太陽の光を直接浴びるだけではなく
エンジンに隣接して設けられるので、温度上昇が激し
く、燃料タンクからの熱の影響を受け易かった。このよ
うな不具合の発生を抑えるために、より強固にハウジン
グ1を収納部材14に収納固定していた。
連通してないため、収納空間17内(貫通孔18でつな
がっているハウジング1内も含む空間)に残存する水分
が、ハウジング1の第一のカバー4などに結露し、第一
のカバー4をくもらせてしまい計器装置の商品性を低下
させてしまうという虞があった。
するためになされたもので、その目的は、収納空間と外
部とを連通させ、ハウジングの収納部材からの抜けを防
止するとともに、ハウジングの曇りを防止する計器装置
を提供するものである。
するため、計測量表示装置を収納したハウジングと、前
記ハウジングを収納する開口を備えた有底状の収納部材
と、前記開口に設けられるとともに前記ハウジングと前
記収納部材とで形成される収納空間を気密状態とする弾
性部材からなる気密部材とを備え、前記収納空間とつな
がる通気路を前記気密部材に形成したものである。
たものである。
記気密部材の通気路に設けるとともに、前記貫通孔に前
記通気膜を設けたものである。
クの一部である。
装置2を収納したハウジング1と、ハウジング1を収納
する開口15を備えた有底状の収納部材14と、開口1
5に設けられるとともにハウジング1と収納部材14と
で形成される収納空間17を気密状態とする弾性部材か
らなる気密部材16とを備え、収納空間17とつながる
通気路27,28を気密部材16に形成したものであ
る。このように構成したことにより、ハウジング1と収
納部材14とで形成される収納空間17の通気を行うこ
とができ、ハウジング1の抜けを防止することができる
計器装置を提供することができる。
設けたものである。このように構成したことにより、ハ
ウジング1と収納部材14とで形成される収納空間17
への水の浸入を防止しつつ通気を行うことができ、ハウ
ジング1の抜けを防止することができる計器装置を提供
することができる。
29を気密部材16の通気路27に設けるとともに、貫
通孔28に通気膜24を設けたものである。このように
構成したことにより、気密部材16への通気膜24の取
り付けが容易で、かつ確実に取り付けることが可能な計
器装置を提供することができる。
の一部である。このように構成したことにより、収納部
材14が温度変化の激しい燃料タンクの一部を構成する
ものであっても、ハウジング1の抜けを防止することが
できる計器装置を提供することができる。
を例にとって、図1,図2を参照して説明する。なお、
前記従来例と同一および相当箇所には同一符号を付して
その詳細な説明は省略する。
に、第一、第二の支持枠7,8に接する面に横方向に伸
びる凹部21を形成し、ケース3が第一、第二の支持枠
7,8と組み付けられることによって貫通した孔21を
形成するものである。そして、見返し6には、孔21に
対応する部分に貫通孔22を形成し、この孔21と貫通
孔22とで通気路23を構成し、ハウジング1内と外部
とを連通している。ハウジング1と収納空間17とはケ
ース3に設けた貫通孔18によって連通しており、この
通気路23によって収納空間17は外部と連通してい
る。
17の通気を行うことができ、ハウジング1の抜けを防
止することができ、さらに、ハウジング1内のくもりを
防止することができる。
通すが水は通さない、例えばポリテトラフルオロエチレ
ンの多孔質膜からなる防水性の通気膜24が貼り付けら
れている。この通気膜24を設けたことにより、収納空
間17への水の浸入を防止しつつ通気を行うことができ
る。
が温度変化の激しい燃料タンクの一部を構成するもので
あっても、ハウジング1の抜けを防止することができ、
収納空間1の通気を行うことができる。
しているため、見栄えが悪いのであれば、図示していな
いが、見返し6内側の見返し6とケース3及び第二の支
持枠8との間に設けてもよい。
参照して説明する。なお、前記第一実施例および従来例
と同一もしくは相当箇所には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。
通する貫通した孔27を形成してある。孔27は通気路
の一部を構成している。本実施例の場合、孔27は気密
部材16に二つ設けられている。孔27にはそれぞれ貫
通孔28を備えた円筒状でその一方の端部に鍔部30を
備えた硬質の貫通部材29が設けられており、この貫通
部材29は容易に気密部材16からはずれないように取
り付けられるとともに、気密部材16には貫通部材29
の鍔部30を抑える抜け防止部31が設けられている。
貫通孔28も通気路の一部であり、収納空間17と外部
との連通を妨げないように、孔27と連通している。
して孔27および収納空間17内に水が浸入しないよう
に、鍔部30を設けた側に通気膜24が貼り付けられて
いる。この貫通部材29を設けたことにより、通気膜2
4を容易に設けることができる。なぜなら、本来であれ
ば、通気膜24を直接気密部材16に設ければよいので
あるが、気密部材16は弾性部材であるため、変形しや
すく、通気膜24がはずれてしまう虞があった。そこ
で、硬質の貫通部材29を用いることにより、通気膜2
4を容易に取り付けることができるとともに、はがれに
くいという効果を得ることができる。
行うことができ、ハウジング1の抜けを防止することが
でき、さらに、ハウジング1内のくもりを防止すること
ができる。また、本実施例も前記実施例と同様に、通気
膜24を設けたことにより、収納空間17への水の浸入
を防止しつつ通気を行うことができる。
される気密部材16に通気孔を設けたことにより、通気
孔を設けたことによる計器装置の見栄えが悪くことがな
く、商品性を損なうことない。
が温度変化の激しい燃料タンクの一部を構成するもので
あっても、ハウジング1の抜けを防止することができ、
収納空間1の通気を行うことができる。
1内に収納される計測量表示装置2は指針10を備えた
指示計器であったが、前記各実施例に限定されるもので
はなく、液晶表示素子を用いた計測量表示装置でもよ
い。
することができ、収納空間と外部とを連通させ、ハウジ
ングの収納部材からの抜けを防止するとともに、ハウジ
ングの曇りを防止する計器装置を提供することができ
る。
視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 計測量表示装置を収納したハウジング
と、前記ハウジングを収納する開口を備えた有底状の収
納部材と、前記開口に設けられるとともに前記ハウジン
グと前記収納部材とで形成される収納空間を気密状態と
する弾性部材からなる気密部材とを備え、前記収納空間
とつながる通気路を前記気密部材に形成した計器装置。 - 【請求項2】 前記通気路に防水性の通気膜を設けた請
求項1に記載の計器装置。 - 【請求項3】 貫通孔を備えた硬質の貫通部材を前記気
密部材の通気路に設けるとともに、前記貫通孔に前記通
気膜を設けた請求項2に記載の計器装置。 - 【請求項4】 前記収納部材が二輪車用燃料タンクの一
部である請求項1から請求項3のうちの何れかに記載の
計器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000203041A JP3452134B2 (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 計器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000203041A JP3452134B2 (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 計器装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002013952A JP2002013952A (ja) | 2002-01-18 |
JP3452134B2 true JP3452134B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=18700489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000203041A Expired - Lifetime JP3452134B2 (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 計器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452134B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
JP4953663B2 (ja) * | 2006-03-02 | 2012-06-13 | 日東電工株式会社 | 通気部材および通気構造 |
JP4873257B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-02-08 | 日本精機株式会社 | 計器装置 |
JP5278796B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2013-09-04 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000203041A patent/JP3452134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002013952A (ja) | 2002-01-18 |
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