JPH0664123U - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JPH0664123U
JPH0664123U JP1039693U JP1039693U JPH0664123U JP H0664123 U JPH0664123 U JP H0664123U JP 1039693 U JP1039693 U JP 1039693U JP 1039693 U JP1039693 U JP 1039693U JP H0664123 U JPH0664123 U JP H0664123U
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JP
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gas
casing
opening
groove
passage
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幸雄 木村
富士雄 堀
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Toho Gas Co Ltd
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Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部材点数,組付工数を低減させる。 【構成】 一方に開口14を有する器状のケーシング1
0に対し、ケーシング10の開口14と同一方向の開口
28を有する溝状のガス流路溝26を有する流路本体2
0がケーシング10の内側に設けられ、ケーシング10
及びガス流路溝26の両開口14,28が1枚のガスケ
ット30を挟んで1つの裏板32により同時に塞がれる
ことによって、ケーシング10がほぼ気密とされ、かつ
ガス流路溝26とガスケット30とにより気密のガス流
路40が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガスメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガスメータの一例として次のようなものがある。 図6,図7に示すように、そのガスメータは、図7中右方向(図6中紙面の表 側から裏側へ向かう方向)に開口114を有する器状のケーシング110を有し ている。そして、そのケーシング110の開口114に対して、ガスケット13 0を挟んで、裏板132が取り付けられている。 ケーシング110内には、流路本体120が設けられている。流路本体120 には、ガス入口122,ガス出口124及びこれらをつなぐガス流路溝126が 形成されている。ガス流路溝126は、図7中左方向(図6中紙面から手前に向 かう方向。すなわち、ケーシング110の開口114とは反対方向)に開口12 8を有している。 そして、この流路本体120に対して、ガスケット135を挟んで流路本体蓋 137が取り付けられることによって、ガス流路溝126の開口128が塞がれ て、ガス入口122からガス出口124へと至る気密のガス流路140が形成さ れている。 また、このガス流路140の途中には、フルイディック素子(流量センサ)1 42が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のガスメータを製造する際には、流路本体120(ガス流路溝 126)に対してガスケット135を挟んで流路本体蓋137を取り付け、ケー シング110に対してガスケット130を挟んで裏板132を取り付ける、とい うように、部材点数,組付工数が若干多くかかり、製造コストの低下を図る上で のネックとなっていた。
【0004】 そこで、本考案は、部材点数,組付工数を低減したガスメータを提供すること を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、ガス入口から流入し気密のガス流路を 経てガス出口から流出するガスの流量が当該ガス流路に設けられた流量センサに よって測定されるガスメータにおいて、一方に開口を有する器状のケーシングに 対し、そのケーシングの開口と同一方向の開口を有する溝状のガス流路溝を有す る流路本体がそのケーシングの内側に設けられ、前記ケーシング及び前記ガス流 路溝の両開口が1枚のガスケットを挟んで1つの蓋部材により同時に塞がれるこ とによって、当該ケーシングがほぼ気密とされ、かつ当該ガス流路溝と当該ガス ケットとにより気密の前記ガス流路が形成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案においては、ケーシング内に流路本体をセットし、ケーシング及び流路 本体のガス流路溝の両開口に対して1枚のガスケットを挟んで1つの蓋部材を取 り付けることによって、ケーシングをほぼ気密にすることができるとともに、気 密のガス流路を形成することができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1〜図5に基づいて説明する。 図1に示すように、このガスメータはケーシング10を有している。ケーシン グ10はほぼ直方体状の器状をしており、一方に表板部12を有し、一方に開口 14(図3参照)を有している。
【0008】 ケーシング10の内側には、流路本体20が組付けられている。 流路本体20におけるケーシング10の表板部12側には、電子回路基板18 が取り付けられている。電子回路基板18には、マイクロコンピュータ(以下、 マイコンという)等の種々の電子回路が組付けられており、後述するような種々 の制御等がされる。
【0009】 流路本体20の下部には、ガス入口22及びガス出口24(図2参照)が設け られている。また、流路本体20の図3中右側(すなわち、ケーシング10内部 のうちの開口14の側)には、そのガス入口22からガス出口24へと至るガス 流路溝26(図3,図4参照)が形成されている。図3に示すように、ガス流路 溝26は、ケーシング10の開口14と同一方向の開口28を有している。 なお、図3,図5に示すように、ケーシング10の開口14の下部には、この 流路本体20のガス入口22及びガス出口24に対応して、切欠部16が形成さ れている。
【0010】 図3に示すように、これらケーシング10の開口14(切欠部16の部分を除 く)及び流路本体20のガス流路溝26の開口28の端面は、同一平面上にある ように形成され位置づけられている。そして、両開口14,28は、1枚のガス ケット30を挟んで、1枚の裏板(蓋部材)32によって塞がれている。 すなわち、裏板32及びガスケット30は、各々のビス孔34,36を通して 、ビス37により流路本体20に取り付けられ、ビス38により流路本体20及 びケーシング10の開口14の端面に取り付けられている。これによって、ケー シング10はほぼ気密とされている。また、ガス流路溝26とガスケット30と によって、ガス入口22からガス出口24へと至る気密のガス流路40(図3, 図4参照)が形成されている。
【0011】 図3,図4に示すように、ガス流路40の途中には、ガス流を整流するための 金網41,43が設けられ、その下流部分には、フルイディック素子42が設け られている。 フルイディック素子42では、ノズル部44を経て大容積部46に流入したガ ス流がターゲット48の補助を受けて所定流量ごと各側壁50a,50bに交互 に沿って流れ、ガス流にいわゆる振動が生じる。 フルイディック素子42に対応して、ガス流路溝26の底部の裏側(図3中左 側)には、圧電膜センサ52が設けられている。これは圧電膜により二分された 容器状をなし、その各区分室がノズル部44のすぐ下流の左右両側に設けられた 各小孔54a,54bに各々連通しており、前述のガス流振動に基づく両小孔5 4a,54bのガス圧差の変動による圧電膜の振動数に基づいて、ガス流量が測 定される。 このフルイディック素子42による測定流量範囲は一定以上の大流量域である ため、その補助のために、小流量域用の熱式流量センサ56が設けられている。 熱式流量センサ56は、ノズル部44においてガス流路40内に露出するガス流 接触面58を有し、そこに上流側から第1温度センサ,ヒータ,第2温度センサ が設けられている。そして、そのヒータの加熱下、ガス流量に応じて両温度セン サ間に生じる温度差に基づいて、前述のマイコンによってガス流量が測定される 。 このようにして測定されたガス流量が、ガス流量表示部60で表示され、ケー シング10の表示窓(ガラス)62を通して視認される。
【0012】 なお、図1,図4に示すように、ケーシング10内には、ガス流路40内のガ ス圧を測定する圧力センサ64が設けられており、ガス流路40の途中には遮断 弁(電磁弁)66が設けられている。そして、前述のマイコンの制御の下、ガス 流路40内のガス圧が異常に低下した場合や異常流量が流れた場合等に、遮断弁 66が閉じられる。また、図1に示すように、その異常が解除されたときに遮断 弁66を開状態に復帰させる復帰スイッチ68が、ケーシング10に設けられて いる。また、図5に示すように、圧力センサ64によるガス圧測定の基準として ケーシング10内の気圧を大気圧と同一とするため、ケーシング10の下側には 通気孔70が設けられている。 また、図4に示すように、ケーシング10内には感震器72も設けられており 、地震発生時に遮断弁66が閉じられるようにされている。 また、流路本体20のガス入口22とガス出口24との間のやや上方には、以 上のガス流量測定等を行うための電池74が収納されている。
【0013】 次に、このガスメータの作用を説明する。 図1,図3に示すように、このガスメータを組付けて製造する際は、電子回路 基板18が組付けられた流路本体20(ガス流路溝26の開口28の端面側)に ガスケット30及び裏板32をビス37で取り付け、これをケーシング10内に セットし、その開口14の端面にビス38で取り付ける。 これによって、ケーシング10がほぼ気密とされる(通気孔70があるため完 全な気密ではないが、空気孔はケーシング10の下側にあるため、雨水等に対す るシールとしては十分である)とともに、気密のガス流路40が形成される。 したがって、ケーシングの気密及び気密のガス流路形成を各々別のガスケット で行う場合と比較して、部品点数及び組付工数をその分減少させることが可能で あり、製造コストもその分低減させることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、ケーシング及び流路本体のガス流路溝の両開口に対して1枚 のガスケットを挟んで1つの蓋部材を取り付けることにより、ケーシングをほぼ 気密にすることができるとともに、気密のガス流路を形成することができる。 このため、ケーシング及び流路本体のガス流路溝の各開口に対して各々ガスケ ットを取り付けるものと比較して、部品点数,組付工数を減少させることが可能 であり、製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】図2の側断面図である。
【図4】図2の正断面図である。
【図5】図2の底面図である。
【図6】従来のガスメータの正断面図である。
【図7】図6の側断面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 14 開口 20 流路本体 22 ガス入口 24 ガス出口 26 ガス流路溝 28 開口 30 ガスケット 32 裏板(蓋部材) 40 ガス流路 42 フルイディック素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス入口から流入し気密のガス流路を経
    てガス出口から流出するガスの流量が当該ガス流路に設
    けられた流量センサによって測定されるガスメータにお
    いて、 一方に開口を有する器状のケーシングに対し、 そのケーシングの開口と同一方向の開口を有する溝状の
    ガス流路溝を有する流路本体がそのケーシングの内側に
    設けられ、 前記ケーシング及び前記ガス流路溝の両開口が1枚のガ
    スケットを挟んで1つの蓋部材により同時に塞がれるこ
    とによって、当該ケーシングがほぼ気密とされ、かつ当
    該ガス流路溝と当該ガスケットとにより気密の前記ガス
    流路が形成されていることを特徴とするガスメータ。
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