JP2592418Y2 - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JP2592418Y2
JP2592418Y2 JP1993010396U JP1039693U JP2592418Y2 JP 2592418 Y2 JP2592418 Y2 JP 2592418Y2 JP 1993010396 U JP1993010396 U JP 1993010396U JP 1039693 U JP1039693 U JP 1039693U JP 2592418 Y2 JP2592418 Y2 JP 2592418Y2
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gas
casing
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gas flow
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幸雄 木村
富士雄 堀
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Toho Gas Co Ltd
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Toho Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はガスメータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のガスメータの一例として次のよう
なものがある。図6,図7に示すように、そのガスメー
タは、図7中右方向(図6中紙面の表側から裏側へ向か
う方向)に開口114を有する器状のケーシング110
を有している。そして、そのケーシング110の開口1
14に対して、ガスケット130を挟んで、裏板132
が取り付けられている。ケーシング110内には、流路
本体120が設けられている。流路本体120には、ガ
ス入口122,ガス出口124及びこれらをつなぐガス
流路溝126が形成されている。ガス流路溝126は、
図7中左方向(図6中紙面から手前に向かう方向。すな
わち、ケーシング110の開口114とは反対方向)に
開口128を有している。そして、この流路本体120
に対して、ガスケット135を挟んで流路本体蓋137
が取り付けられることによって、ガス流路溝126の開
口128が塞がれて、ガス入口122からガス出口12
4へと至る気密のガス流路140が形成されている。ま
た、このガス流路140の途中には、フルイディック素
子(流量センサ)142が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のガス
メータを製造する際には、流路本体120(ガス流路溝
126)に対してガスケット135を挟んで流路本体蓋
137を取り付け、ケーシング110に対してガスケッ
ト130を挟んで裏板132を取り付ける、というよう
に、部材点数,組付工数が若干多くかかり、製造コスト
の低下を図る上でのネックとなっていた。
【0004】そこで、本考案は、部材点数,組付工数を
低減したガスメータを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案は、ガス入口から流入し気密のガス流路を経
てガス出口から流出するガスの流量が当該ガス流路に設
けられた流量センサによって測定されるガスメータにお
いて、一方に開口を有する器状のケーシングに対し、そ
のケーシングの開口と同一方向の開口を有する溝状のガ
ス流路溝を有する流路本体がそのケーシングの内側に設
けられ、前記ケーシング及び前記ガス流路溝の両開口が
1枚のガスケットを挟んで1つの蓋部材により同時に塞
がれることによって、当該ケーシングがほぼ気密とさ
れ、かつ当該ガス流路溝と当該ガスケットとにより気密
の前記ガス流路が形成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案においては、ケーシング内に流路本体を
セットし、ケーシング及び流路本体のガス流路溝の両開
口に対して1枚のガスケットを挟んで1つの蓋部材を取
り付けることによって、ケーシングをほぼ気密にするこ
とができるとともに、気密のガス流路を形成することが
できる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。図1に示すように、このガスメータはケ
ーシング10を有している。ケーシング10はほぼ直方
体状の器状をしており、一方に表板部12を有し、一方
に開口14(図3参照)を有している。
【0008】ケーシング10の内側には、流路本体20
が組付けられている。流路本体20におけるケーシング
10の表板部12側には、電子回路基板18が取り付け
られている。電子回路基板18には、マイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンという)等の種々の電子回路が組
付けられており、後述するような種々の制御等がされ
る。
【0009】流路本体20の下部には、ガス入口22及
びガス出口24(図2参照)が設けられている。また、
流路本体20の図3中右側(すなわち、ケーシング10
内部のうちの開口14の側)には、そのガス入口22か
らガス出口24へと至るガス流路溝26(図3,図4参
照)が形成されている。図3に示すように、ガス流路溝
26は、ケーシング10の開口14と同一方向の開口2
8を有している。なお、図3,図5に示すように、ケー
シング10の開口14の下部には、この流路本体20の
ガス入口22及びガス出口24に対応して、切欠部16
が形成されている。
【0010】図3に示すように、これらケーシング10
の開口14(切欠部16の部分を除く)及び流路本体2
0のガス流路溝26の開口28の端面は、同一平面上に
あるように形成され位置づけられている。そして、両開
口14,28は、1枚のガスケット30を挟んで、1枚
の裏板(蓋部材)32によって塞がれている。すなわ
ち、裏板32及びガスケット30は、各々のビス孔3
4,36を通して、ビス37により流路本体20に取り
付けられ、ビス38により流路本体20及びケーシング
10の開口14の端面に取り付けられている。これによ
って、ケーシング10はほぼ気密とされている。また、
ガス流路溝26とガスケット30とによって、ガス入口
22からガス出口24へと至る気密のガス流路40(図
3,図4参照)が形成されている。
【0011】図3,図4に示すように、ガス流路40の
途中には、ガス流を整流するための金網41,43が設
けられ、その下流部分には、フルイディック素子42が
設けられている。フルイディック素子42では、ノズル
部44を経て大容積部46に流入したガス流がターゲッ
ト48の補助を受けて所定流量ごと各側壁50a,50
bに交互に沿って流れ、ガス流にいわゆる振動が生じ
る。フルイディック素子42に対応して、ガス流路溝2
6の底部の裏側(図3中左側)には、圧電膜センサ52
が設けられている。これは圧電膜により二分された容器
状をなし、その各区分室がノズル部44のすぐ下流の左
右両側に設けられた各小孔54a,54bに各々連通し
ており、前述のガス流振動に基づく両小孔54a,54
bのガス圧差の変動による圧電膜の振動数に基づいて、
ガス流量が測定される。このフルイディック素子42に
よる測定流量範囲は一定以上の大流量域であるため、そ
の補助のために、小流量域用の熱式流量センサ56が設
けられている。熱式流量センサ56は、ノズル部44に
おいてガス流路40内に露出するガス流接触面58を有
し、そこに上流側から第1温度センサ,ヒータ,第2温
度センサが設けられている。そして、そのヒータの加熱
下、ガス流量に応じて両温度センサ間に生じる温度差に
基づいて、前述のマイコンによってガス流量が測定され
る。このようにして測定されたガス流量が、ガス流量表
示部60で表示され、ケーシング10の表示窓(ガラ
ス)62を通して視認される。
【0012】なお、図1,図4に示すように、ケーシン
グ10内には、ガス流路40内のガス圧を測定する圧力
センサ64が設けられており、ガス流路40の途中には
遮断弁(電磁弁)66が設けられている。そして、前述
のマイコンの制御の下、ガス流路40内のガス圧が異常
に低下した場合や異常流量が流れた場合等に、遮断弁6
6が閉じられる。また、図1に示すように、その異常が
解除されたときに遮断弁66を開状態に復帰させる復帰
スイッチ68が、ケーシング10に設けられている。ま
た、図5に示すように、圧力センサ64によるガス圧測
定の基準としてケーシング10内の気圧を大気圧と同一
とするため、ケーシング10の下側には通気孔70が設
けられている。また、図4に示すように、ケーシング1
0内には感震器72も設けられており、地震発生時に遮
断弁66が閉じられるようにされている。また、流路本
体20のガス入口22とガス出口24との間のやや上方
には、以上のガス流量測定等を行うための電池74が収
納されている。
【0013】次に、このガスメータの作用を説明する。
図1,図3に示すように、このガスメータを組付けて製
造する際は、電子回路基板18が組付けられた流路本体
20(ガス流路溝26の開口28の端面側)にガスケッ
ト30及び裏板32をビス37で取り付け、これをケー
シング10内にセットし、その開口14の端面にビス3
8で取り付ける。これによって、ケーシング10がほぼ
気密とされる(通気孔70があるため完全な気密ではな
いが、空気孔はケーシング10の下側にあるため、雨水
等に対するシールとしては十分である)とともに、気密
のガス流路40が形成される。したがって、ケーシング
の気密及び気密のガス流路形成を各々別のガスケットで
行う場合と比較して、部品点数及び組付工数をその分減
少させることが可能であり、製造コストもその分低減さ
せることができる。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、ケーシング及び流路本
体のガス流路溝の両開口に対して1枚のガスケットを挟
んで1つの蓋部材を取り付けることにより、ケーシング
をほぼ気密にすることができるとともに、気密のガス流
路を形成することができる。このため、ケーシング及び
流路本体のガス流路溝の各開口に対して各々ガスケット
を取り付けるものと比較して、部品点数,組付工数を減
少させることが可能であり、製造コストを低減させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】図2の側断面図である。
【図4】図2の正断面図である。
【図5】図2の底面図である。
【図6】従来のガスメータの正断面図である。
【図7】図6の側断面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 14 開口 20 流路本体 22 ガス入口 24 ガス出口 26 ガス流路溝 28 開口 30 ガスケット 32 裏板(蓋部材) 40 ガス流路 42 フルイディック素子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−241849(JP,A) 実開 平5−48152(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 3/22 G01F 1/20 G01F 15/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス入口から流入し気密のガス流路を経
    てガス出口から流出するガスの流量が当該ガス流路に設
    けられた流量センサによって測定されるガスメータにお
    いて、 一方に開口を有する器状のケーシングに対し、 そのケーシングの開口と同一方向の開口を有する溝状の
    ガス流路溝を有する流路本体がそのケーシングの内側に
    設けられ、 前記ケーシング及び前記ガス流路溝の両開口が1枚のガ
    スケットを挟んで1つの蓋部材により同時に塞がれるこ
    とによって、当該ケーシングがほぼ気密とされ、かつ当
    該ガス流路溝と当該ガスケットとにより気密の前記ガス
    流路が形成されていることを特徴とするガスメータ。
JP1993010396U 1993-02-16 1993-02-16 ガスメータ Expired - Lifetime JP2592418Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005003692A1 (ja) * 2003-07-03 2005-01-13 Yamatake Corporation 流量検出装置および流量制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005003692A1 (ja) * 2003-07-03 2005-01-13 Yamatake Corporation 流量検出装置および流量制御装置
CN100381792C (zh) * 2003-07-03 2008-04-16 株式会社山武 流量检测及控制装置
US7367230B2 (en) 2003-07-03 2008-05-06 Yamatake Corporation Flow rate detector and flow controller

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JPH0664123U (ja) 1994-09-09

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