JPH0545528U - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JPH0545528U
JPH0545528U JP10425591U JP10425591U JPH0545528U JP H0545528 U JPH0545528 U JP H0545528U JP 10425591 U JP10425591 U JP 10425591U JP 10425591 U JP10425591 U JP 10425591U JP H0545528 U JPH0545528 U JP H0545528U
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gas meter
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泰生 佐藤
靖 水越
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Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバー体が組付け製造作業の妨害物となるこ
とを解消して製造能率を向上させる。 【構成】 ガス流路26を有するガスメータ本体12
と、ガスメータ本体12に組付けられかつガス流路26
のガス流量を検出する流量センサ30,42,46と、
ガスメータ本体12に組付けられるとともに流量センサ
に接続されガス流量の測定及びガス流量に関するデータ
を記憶するマイクロコンピュータ20と、一端がマイク
ロコンピュータ20に接続されかつ他端が外部の電話回
線に接離可能に接続される電線88と、ガスメータ本体
12とガスメータ本体12に組付けられた流量センサ及
びマイクロコンピュータ20を覆うカバー体70とを備
え、ガスメータ本体12には電線88を収納するための
電線収納室80が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はガスメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガスメータには例えば次のようなものがある。 そのガスメータは、ガス流路を有するガスメータ本体に対して、ガス流量を検 出する流量センサと、その流量センサに接続されガス流量の測定及びガス流量に 関するデータを記憶するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)とが 組付けられており、それらをカバー体が覆っている。また、マイコンには、その データの遠隔転送用に電話回線と接続するための電線が接続されている。そして 、実際に電話回線との接続をしない際にその電線(電話回線側部分)を収納する ための電線収納室が、前記ガスメータ本体とは別体の前記カバー体に設けられて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来のガスメータが製造されるとき、通常、その製造の初 期段階にガスメータ本体にマイコン及び電線が組付けられ、電線の電話回線側部 分はカバー体の電線収納室に収納される。したがって、それ以降の製造過程にお いて、ガスメータ本体に対し、電線で結合された状態でカバー体がつきまとうこ ととなる。そして、ガスメータの組付け製造作業において、前記カバー体が妨害 物となり、ガスメータの製造能率が低下されるという問題点があった。 本考案の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、カバー体が組付け製造作業の 妨害物となることを解消して製造能率を向上させることができるガスメータを提 供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のガスメータは、ガス流路を有するガスメ ータ本体と、前記ガスメータ本体に組付けられかつ前記ガス流路のガス流量を検 出する流量センサと、前記ガスメータ本体に組付けられるとともに前記流量セン サに接続されガス流量の測定及びガス流量に関するデータを記憶するマイクロコ ンピュータと、一端が前記マイクロコンピュータに接続されかつ他端が外部の電 話回線に接離可能に接続される電線と、前記ガスメータ本体と同ガスメータ本体 に組付けられた前記流量センサ及び前記マイクロコンピュータを覆うカバー体と を備え、前記ガスメータ本体には前記電線を収納するための電線収納室が設けら れていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
上記したように構成されるガスメータにおいては、ガスメータの製造の初期の 段階においてマイコン及び電線をガスメータ本体に組付け、その電線の電話回線 側の部分を、カバー体に関係することなくガスメータ本体に設けられた電線収納 室に収納することで、それ以降の製造過程でカバー体が妨害物となることが解消 される。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。 ガスメータを正断面で表した図1において、ガスメータ10は、ガスメータ本 体12とカバー体70とを主体として構成されている。ガスメータ本体12は、 一方が開口し他方に壁部14を有した箱状に形成されており、その開口部は蓋体 18によってが気密に覆蓋されている。また、ガスメータ本体12の外側には、 マイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)20が設けられている。
【0007】 ガスメータ本体12には、ガス入口部22からガス出口部24に及ぶガス流路 26が形成されている。ガス流路26のほぼ中流部には所定の容積を有する空間 であるガス滞留室28が設けられており、ガス入口部22から流入するガス圧の 変動が吸収される。
【0008】 ガス滞留室28の下流側には、フルイディック流量センサ部30が設けられて いる。流量センサ部30では、ノズル部32を経て大容積部34に流入したガス 流がターゲット36の補助を受け一定流量ごと各側壁38a,38bに交互に沿 って流れることで、ガス流にいわゆる振動(コアンダ効果といわれる)が生じる 。その後ガス流は後壁40の各脇部を通ってガス流出部24から流出する。この 流量センサ部30に対応して、ガスメータ本体12の裏側(図2中右側)には圧 電膜センサ42が設けられている。これは圧電膜により二分された容器状をなし 、その各区分室がノズル部32のすぐ下流の左右両側に設けられた各小孔44a ,44bに各々連通しており、前述のガス流振動に基づく両小孔44a,44b のガス圧差の変動による圧電膜の振動数に基づいて、前述のマイコン20により ガス流量が電気的に測定される。
【0009】 このフルイディック流量センサ部30の測定流量範囲は一定以上の大流量域で あるため、その補助のために図2に示す小流量域用の熱式流量センサ46が設け られている。熱式流量センサ46は、ノズル部32においてガスメータ本体12 内に露出するガス流接触面48を有し(図1も参照)、そこに上流側から順に第 一温度センサ,ヒータ及び第二温度センサが設けられている。そして、そのヒー タの加熱下にガス流量に応じて両温度センサに生じる温度差に基づいて、マイコ ン20によりガス流量が電気的に測定される。なお、フルイディック流量センサ 部30等による流量測定と熱式流量センサ46による流量測定との切換えも、マ イコン20が行う。なお、以上のガス流を測定する部位が、このガスメータ10 の流量センサを構成する。
【0010】 上述のように測定されたガス流量が、図2に示すガス流量表示部49で表示さ れる。また、図1に示すように、ガス流路26の途中には遮断弁50が設けられ ており、ガスが長期間連続的に流れ続けた場合のような異常発生時にはマイコン 20の制御の下にガス流が遮断される。ガスメータ本体12の外側には圧力セン サ52及び感震器54が設けられており、ガス流路26中のガス圧の異常低下時 及び地震発生時に、同じくマイコン20の制御の下に遮断弁50が作動する。ま た、マイコン20には、上述のように測定されたガス流量及び異常発生の有無等 が記憶される。
【0011】 このマイコン20には、そのようにマイコン20に記憶された種々の情報を遠 隔地へ転送するために、マイコン20を電話回線に接続するための電線が設けら れている。
【0012】 そして、図1及び図2に示すように、このガスメータ10のガスメータ本体1 2のガス入口部22には、次のように入口側接続口60が設けられている。入口 側接続口60はガス流路26に連通する連通孔60aを中心部に有する短い円管 状をしており、ガスメータ本体12から図中下方へ突出してガスメータ本体12 と一体に形成されている。入口側接続口60の外側面にはおねじ62が形成さて れおり、図示しないガス管が接続されるようになっている。
【0013】 同様に、ガスメータ本体12のガス出口部24には、出口側接続口64が設け られている。すなわち、出口側接続口64はガス流路26に連通する連通孔64 aを中心部に有する短い円管状をしており、ガスメータ本体12から図中下方へ 突出してガスメータ本体12と一体に形成されている。出口側接続口64の外側 面にはおねじ65が形成さてれおり、図示しないガス管が接続されるようになっ ている。
【0014】 ガスメータ本体12の図1及び図2中の下部には、外方へ張出すフランジ状の 取付部66が、ガスメータ本体12と一体に形成されている。 カバー体70は、一部品によってガスメータ本体12及びマイコン22等の種 々の部材を覆う形状の一端開口する方形箱形状に形成されている。そして、カバ ー体70は、ガスメータ本体12の外周囲に被せられるとともに、同カバー体7 0の開口部周壁面の端面71がパッキン79を間に挟んでガスメータ本体12の 取付部66に載置された状態で、ビス81によって取付部66に締着される。な お、カバー体70の開口部周壁面には、前記ビス81に対応するめねじを有する 厚肉状の結合部83が適宜に形成されている。
【0015】 また、カバー体70の側壁には前述のガス流量表示部49に対応して透明板7 2が嵌込まれた窓部が設けられており、この窓部の透明板72を通してその表示 内容を視認するようになっている。
【0016】 図1に示すように、ガスメータ本体12のガス滞留室28(その上流側部分) の下部には、ガス流路26の上流側部分とフルイディック流量センサ部30との 間において、電線収納室80が設けられている。図3はその側断面を示したもの である。
【0017】 電線収納室80の上部には、図1においてガスメータ本体12から電線収納室 80の内側へ左右両側から突出する突出部82a,82b、及びガスメータ本体 12の壁部14から同じく電線収納室80の内側へ突出する突出部84(図3参 照)によりほぼ囲まれた小空間状の電線入口部86が形成されている。図3に示 すように、電線入口部86の上端部には、壁部14に電線入口孔87が形成され ており、図中2点鎖線で仮想的に示すように、マイコン20に接続された前述の 電線88が、電線入口孔87より電線入口部86を経て電線収納室80内に収納 される。また、電線入口部86には、ゴム材からなる抜止め部材90が嵌込まれ ており、これによって電線88の抜止めがなされている。
【0018】 電線収納室80の下面部には開口部92が設けられており、合成樹脂からなる 蓋94が開口部92に着脱可能に取り付けられている。そして、電線88を実際 に電話回線に接続する際には、蓋94を取り外して、ガスメータ10の外部へ電 線88を引き出す。
【0019】 また、電線収納室80において、壁部14には、網に被われた孔状の通気孔9 6が設けられており、蓋94の開口部92への前述の取付けは気密なものではな く、開口部92と通気孔96とを経て、ガスメータ本体12とカバー体70との 間の空間が大気圧に保たれている。そして、その空間内に設けられた前述の圧力 センサ52は、その大気圧に基づいて、ガス流路26内の圧力測定をするのであ る。
【0020】 以上のように、このガスメータ10では、電線収納室80がカバー体70では なくガスメータ本体12に設けられているため、このガスメータ10の製造の初 期段階にマイコン20及び電線88がガスメータ本体12に組付けられて、電線 88の電話回線側部分が前記ガスメータ本体12の電線収納部80に収納される 。従って、その後の組付工程においてガスメータ本体12に対し電線88によっ てカバー体70が付きまとうことがない。
【0021】 また、この実施例においては、ガスメータ本体12に、その本体12と一体に 入口側及び出口側の両接続口60,64が形成されているため、ガスメータ本体 12と別体の各接続口がパッキンを介して組付けられるものと比較して部品点数 や組付工数が少なくなり、その箇所の気密性の点検も不要であり、コスト低下を 図ることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、ガスメータの組付製造過程でカバー体 が妨害物となることを解消できるため、ガスメータ製造の能率向上を図ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のガスメータの正断面図であ
る。
【図2】同じく側断面図である。
【図3】同じく図1中のIII −III 線断面図である。
【符号の説明】
10 ガスメータ 12 ガスメータ本体 20 マイクロコンピュータ 26 ガス流路 30 フルイディック流量センサ部 42 圧電膜センサ 46 熱式流量センサ 70 カバー体 80 電線収納室 88 電線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路を有するガスメータ本体と、 前記ガスメータ本体に組付けられかつ前記ガス流路のガ
    ス流量を検出する流量センサと、 前記ガスメータ本体に組付けられるとともに前記流量セ
    ンサに接続されガス流量の測定及びガス流量に関するデ
    ータを記憶するマイクロコンピュータと、 一端が前記マイクロコンピュータに接続されかつ他端が
    外部の電話回線に接離可能に接続される電線と、 前記ガスメータ本体と同ガスメータ本体に組付けられた
    前記流量センサ及び前記マイクロコンピュータを覆うカ
    バー体とを備え、 前記ガスメータ本体には前記電線を収納するための電線
    収納室が設けられていることを特徴とするガスメータ。
JP1991104255U 1991-11-21 1991-11-21 ガスメータ Expired - Lifetime JP2573260Y2 (ja)

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