JP2573259Y2 - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JP2573259Y2
JP2573259Y2 JP1991104254U JP10425491U JP2573259Y2 JP 2573259 Y2 JP2573259 Y2 JP 2573259Y2 JP 1991104254 U JP1991104254 U JP 1991104254U JP 10425491 U JP10425491 U JP 10425491U JP 2573259 Y2 JP2573259 Y2 JP 2573259Y2
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JP
Japan
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gas
gas meter
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gas flow
flow path
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泰生 佐藤
靖 水越
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Toho Gas Co Ltd
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Toho Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はガスメータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のガスメータにおいては、ガス流路
とそのガス流路のガス流量を検出する流量センサとを有
するガスメータ本体に対して、ガス管が各々接続される
入口側接続口と出口側接続口とを有する接続用口金が別
個に形成されている。そして、ガスメータ本体にパッキ
ンを介してその接続用口金が組付けられる。また、ガス
メータ本体の表側及び裏側から各々分割カバー体がそれ
ぞれ組付けられ、これら両分割カバー体によってガスメ
ータ本体を覆うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のものにおいては、ガスメータ本体,接続用口金及び
表裏に分割された分割カバー体を主体としてガスメータ
が構成されるため、その構成部品の点数や組付け工数が
多くなるばかりでなく、組付け後、気密検査の手間も多
くなり、ひいては製造コストが高くなる。本考案の目的
は、上記した従来の問題点に鑑み、部品点数,組付け工
数等を減少して製造コストを低減することができるガス
メータを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案のガスメータは、ガス流路を流れるガス流量
を流量センサによって検出するガスメータ本体と、カバ
ー体とを有するガスメータであって、当該ガスメータ本
体の下端部にはフランジ状に取付部が形成され、前記ガ
ス流路の入口側に連通してガス管が接続される入口側接
続口と、前記ガス流路の出口側に連通してガス管が接続
される出口側接続口とが、各々前記取付部から下方に突
出して設けられ、前記カバー体は、一部品から形成さ
れ、下方に向けて開口する開口部を有し、その開口部の
縁端部が前記ガスメータ本体の取付部に取り付けられる
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記したように構成されるガスメータにおいて
は、入口側及び出口側の両接続口がそれぞれ一体に形成
されるガスメータ本体と、そのガスメータ本体を覆うカ
バー体との2部品を主体としてガスメータが構成される
ため、部品点数,組付工数が減少される。
【0006】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。ガスメータを正断面で表した図1にお
いて、ガスメータ10は、ガスメータ本体12とカバー
体70とを主体として構成されている。ガスメータ本体
12は、一方が開口した箱状に形成されており、その開
口部は蓋体18によって気密に覆蓋されている。また、
ガスメータ本体12の外側には、マイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称する)20が設けられている。
【0007】ガスメータ本体12には、ガス入口部22
からガス出口部24に及ぶガス流路26が形成されてい
る。ガス流路26のほぼ中流部には所定の容積を有する
空間であるガス滞留室28が設けられており、ガス入口
部22から流入するガス圧の変動が吸収される。
【0008】ガス滞留室28の下流側には、フルイディ
ック流量センサ部30が設けられている。流量センサ部
30では、ノズル部32を経て大容積部34に流入した
ガス流がターゲット36の補助を受け一定流量ごと各側
壁38a,38bに交互に沿って流れることで、ガス流
にいわゆる振動(コアンダ効果といわれる)が生じる。
その後ガス流は後壁40の各脇部を通ってガス流出部2
4から流出する。この流量センサ部30に対応して、ガ
スメータ本体12の裏側(図2中右側)には圧電膜セン
サ42が設けられている。これは圧電膜により二分され
た容器状をなし、その各区分室がノズル部32のすぐ下
流の左右両側に設けられた各小孔44a,44bに各々
連通しており、前述のガス流振動に基づく両小孔44
a,44bのガス圧差の変動による圧電膜の振動数に基
づいて、前述のマイコン20によりガス流量が電気的に
測定される。
【0009】このフルイディック流量センサ部30の測
定流量範囲は一定以上の大流量域であるため、その補助
のために図2に示す小流量域用の熱式流量センサ46が
設けられている。熱式流量センサ46は、ノズル部32
においてガスメータ本体12内に露出するガス流接触面
48を有し(図1も参照)、そこに上流側から順に第一
温度センサ,ヒータ及び第二温度センサが設けられてい
る。そして、そのヒータの加熱下にガス流量に応じて両
温度センサに生じる温度差に基づいて、マイコン20に
よりガス流量が電気的に測定される。なお、フルイディ
ック流量センサ部30等による流量測定と熱式流量セン
サ46による流量測定との切換えも、マイコン20が行
う。なお、以上のガス流を測定する部位が、このガスメ
ータ10の流量センサを構成する。
【0010】上述したように測定されたガス流量が、図
2に示すガス流量表示部49で表示される。また、図1
に示すように、ガス流路26の途中には遮断弁50が設
けられており、ガスが長期間連続的に流れ続けた場合の
ような異常発生時にはマイコン20の制御の下にガス流
が遮断される。ガスメータ本体12の外側には圧力セン
サ52及び感震器54が設けられており、ガス流路26
中のガス圧の異常低下時及び地震発生時に、同じくマイ
コン20の制御の下に遮断弁50が作動する。また、マ
イコン20には、ガス流量や異常発生の有無等のマイコ
ン20に記憶された種々の情報を遠隔地へ転送するため
に、マイコン20を電話回線に接続するための電線が設
けられている。
【0011】そして、図1及び図2に示すように、この
ガスメータ10のガスメータ本体12のガス入口部22
には、次のように入口側接続口60が設けられている。
入口側接続口60はガス流路26に連通する連通孔60
aを中心部に有する短い円管状をしており、ガスメータ
本体12から図中下方へ突出してガスメータ本体12と
一体に形成されている。入口側接続口60の外側面には
おねじ62が形成さてれおり、図示しないガス管が接続
されるようになっている。
【0012】同様に、ガスメータ本体12のガス出口部
24には、出口側接続口64が設けられている。すなわ
ち、出口側接続口64はガス流路26に連通する連通孔
64aを中心部に有する短い円管状をしており、ガスメ
ータ本体12から図中下方へ突出してガスメータ本体1
2と一体に形成されている。出口側接続口64の外側面
にはおねじ65が形成さてれおり、図示しないガス管が
接続されるようになっている。
【0013】ガスメータ本体12の図1及び図2中の下
部には、外方へ張出すフランジ状の取付部66が、ガス
メータ本体12と一体に形成されている。カバー体70
は、一部品によってガスメータ本体12及びマイコン2
2等の種々の部材を覆う形状の一端開口する方形箱形状
に形成されている。そして、カバー体70は、ガスメー
タ本体12の外周囲に被せられるとともに、同カバー体
70の開口部周壁面の端面71がパッキン79を間に挟
んでガスメータ本体12の取付部66に載置された状態
で、ビス81によって取付部66に締着される。なお、
カバー体70の開口部周壁面には、前記ビス81に対応
するめねじを有する厚肉状の結合部83が適宜に形成さ
れている。
【0014】また、カバー体70の側壁には前述のガス
流量表示部49に対応して透明板72が嵌込まれた窓部
が設けられており、この窓部の透明板72を通してその
表示内容を視認するようになっている。また、カバー体
70の後下側(図2中右下側)には、後方へ突出する容
器状の電線収納室74が付設されており、マイコン20
と電話回線とを接続する前述の電線78(電話回線側部
分)が図中2点鎖線で示すように電線入口孔75を通し
て収納される。そして、その電線78が実際に電話回線
に接続される際には、開口部73から蓋76が外され、
その外部へ引き出される。なお、通気孔77及び開口部
73を経て(開口部73に対する蓋76の取付けは気密
なものではない)、ガスメータ本体12とカバー体70
との間の空間は大気圧に保たれており、前述の圧力セン
サ52は、その大気圧に基づいて、ガス流路26内の圧
力を測定するのである。
【0015】上記したように構成されるこの実施例にお
いて、ガスメータ10は、ガスメータ本体12とカバー
体70とを主体として構成されるため、ガスメータ本体
12と別体の接続用口金がパッキンを介して取付けられ
る従来のものと比較して部品点数や組付工数が減少され
る。また、ガスメータ本体12に対する両接続口60,
64の気密検査の必要性も解消される。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、ガ
スメータ本体とカバー体との2部品を主体としてガスメ
ータが構成されるため、部品点数や組付工数を減少する
ことができるとともに、気密検査の手間を軽減すること
ができ、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のガスメータの正断面図であ
る。
【図2】同じく側断面図である。
【符号の説明】
10 ガスメータ 12 ガスメータ本体 26 ガス流路 30 フルイディック流量センサ部 42 圧電膜センサ 46 熱式流量センサ 60 入口側接続口 66 出口側接続口 70 カバー体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路を流れるガス流量を流量センサ
    によって検出するガスメータ本体と、カバー体とを有す
    るガスメータであって、 当該ガスメータ本体の下端部にはフランジ状に取付部が
    形成され、 前記ガス流路の入口側に連通してガス管が接続される入
    口側接続口と、前記ガス流路の出口側に連通してガス管
    が接続される出口側接続口とが、各々前記取付部から下
    方に突出して設けられ、 前記カバー体は、一部品から形成され、下方に向けて開
    口する開口部を有し、その開口部の縁端部が前記ガスメ
    ータ本体の取付部に取り付けられることを特徴とするガ
    スメータ。
JP1991104254U 1991-11-21 1991-11-21 ガスメータ Expired - Lifetime JP2573259Y2 (ja)

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JPH0545527U JPH0545527U (ja) 1993-06-18
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326131U (ja) * 1976-08-11 1978-03-06
JPH01308921A (ja) * 1988-06-07 1989-12-13 Tokyo Gas Co Ltd 気体流量計
JPH04326015A (ja) * 1991-04-26 1992-11-16 Tokyo Gas Co Ltd フルイディックガスメータ
JPH05142002A (ja) * 1991-11-18 1993-06-08 Aichi Tokei Denki Co Ltd フルイデイツクガスメータ

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