JP2573013B2 - 複合型磁気ヘッドのコア接合用ガラス - Google Patents
複合型磁気ヘッドのコア接合用ガラスInfo
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- JP2573013B2 JP2573013B2 JP63024586A JP2458688A JP2573013B2 JP 2573013 B2 JP2573013 B2 JP 2573013B2 JP 63024586 A JP63024586 A JP 63024586A JP 2458688 A JP2458688 A JP 2458688A JP 2573013 B2 JP2573013 B2 JP 2573013B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は磁気ギヤップ近傍部に強磁性金属薄膜が形成
された複合型磁気ヘッドのコア接合用ガラスに関する。
された複合型磁気ヘッドのコア接合用ガラスに関する。
(ロ) 従来の技術 近年、ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置に
使用される磁気テープは高密度化が進められており、磁
性粉としてFe、Co、Ni等の強磁性金属粉末を用いた抗磁
力の高いメタルテープが使用されるようになつている。
一方、このメタルテープ記録を行う磁気ヘッドとして
は、作動ギヤップの近傍部分を磁気コアとして使用され
るフエライトよりも飽和磁化の大きな磁性材料(例えば
パーマロイ、センダスト、アモルフアス磁性体)で構成
した複合型磁気ヘッドが提案されており、この複合型磁
気ヘッドは信頼製、磁気特性、耐摩耗性等の点で優れた
特性を有する。
使用される磁気テープは高密度化が進められており、磁
性粉としてFe、Co、Ni等の強磁性金属粉末を用いた抗磁
力の高いメタルテープが使用されるようになつている。
一方、このメタルテープ記録を行う磁気ヘッドとして
は、作動ギヤップの近傍部分を磁気コアとして使用され
るフエライトよりも飽和磁化の大きな磁性材料(例えば
パーマロイ、センダスト、アモルフアス磁性体)で構成
した複合型磁気ヘッドが提案されており、この複合型磁
気ヘッドは信頼製、磁気特性、耐摩耗性等の点で優れた
特性を有する。
第6図はこの複合型磁気ヘッドの外観を示しており、
(1a)(1b)はフエライトよりなる磁気コア半体、
(2)はSiO2等のギヤップスペーサより形成される作動
ギヤップ、(3)(3)はセンダスト等の強磁性金属薄
膜、(4)(4)はコア接合用ガラス、(5)は巻線溝
である。
(1a)(1b)はフエライトよりなる磁気コア半体、
(2)はSiO2等のギヤップスペーサより形成される作動
ギヤップ、(3)(3)はセンダスト等の強磁性金属薄
膜、(4)(4)はコア接合用ガラス、(5)は巻線溝
である。
しかし乍ら、このような複合型磁気ヘッドでは磁気コ
ア半体(1a)(1b)をコア接合用ガラス(4)により接
合する際、通常600℃以上に加熱する必要があり、磁気
コア半体(1a)(1b)と強磁性金属薄膜(3)(3)と
の界面には反応が起こり、変質層が形成される。そし
て、このような変質層が形成されると、前記界面での磁
気抵抗が増大し、磁気ヘッド全体の記録再生出力が低下
する。また第7図から判るように温度が高くなる程、磁
気コア半体(フエライト)(1a)(1b)と強磁性金属薄
膜(センダスト)(3)との熱膨張係数(平均線膨張係
数)の差が大きくなるため、前記磁気コア半体(1a)
(1b)を高温でガラス接合すると、強磁性金属薄膜
(3)(3)内に応力が発生し、該薄膜(3)(3)に
ヒビや剥離が生じ、磁気特性が劣化する。
ア半体(1a)(1b)をコア接合用ガラス(4)により接
合する際、通常600℃以上に加熱する必要があり、磁気
コア半体(1a)(1b)と強磁性金属薄膜(3)(3)と
の界面には反応が起こり、変質層が形成される。そし
て、このような変質層が形成されると、前記界面での磁
気抵抗が増大し、磁気ヘッド全体の記録再生出力が低下
する。また第7図から判るように温度が高くなる程、磁
気コア半体(フエライト)(1a)(1b)と強磁性金属薄
膜(センダスト)(3)との熱膨張係数(平均線膨張係
数)の差が大きくなるため、前記磁気コア半体(1a)
(1b)を高温でガラス接合すると、強磁性金属薄膜
(3)(3)内に応力が発生し、該薄膜(3)(3)に
ヒビや剥離が生じ、磁気特性が劣化する。
また、前記強磁性金属薄膜(3)(3)をアモルフア
ス磁性体で形成した場合、磁気コア半体(1a)(1b)を
500℃以上の高温でガラス接合するとアモルフアス磁性
体が結晶化して、磁気特性が劣化する。
ス磁性体で形成した場合、磁気コア半体(1a)(1b)を
500℃以上の高温でガラス接合するとアモルフアス磁性
体が結晶化して、磁気特性が劣化する。
また、500℃以下で軟化し、熱膨張係数の差による欠
点を防止した接合用ガラスとしては、例えば特開昭62−
103808号公報(G11B5/133)等に開示されたものがあ
る。
点を防止した接合用ガラスとしては、例えば特開昭62−
103808号公報(G11B5/133)等に開示されたものがあ
る。
しかし乍ら、この接合用ガラスにおいても硬度が小さ
く、接合硬化後の切断等の加工により接合用ガラス自体
にヒビやクラックが発生し、歩留りが低下する。また、
この接合用ガラスはPbOを非常に多く含んでいるため、
水分を含み易く、耐水性の上でも問題がある。
く、接合硬化後の切断等の加工により接合用ガラス自体
にヒビやクラックが発生し、歩留りが低下する。また、
この接合用ガラスはPbOを非常に多く含んでいるため、
水分を含み易く、耐水性の上でも問題がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は磁気コア半体を低温で接合出来ると共に、強
磁性金属薄膜の磁気特性が劣化するのを防止し、しかも
ガラス自体の強度に優れた複合型磁気ヘッドのコア接合
用ガラスを提供することを目的とするものである。
磁性金属薄膜の磁気特性が劣化するのを防止し、しかも
ガラス自体の強度に優れた複合型磁気ヘッドのコア接合
用ガラスを提供することを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明によるコア接合用ガラスは、PbOとSiO2とB2O3
とAl2O3とを含有し、前記各含有成分の含有量が、 40wt%≦PbO(wt%)≦75wt% 5wt%≦SiO2(wt%)≦23wt% 1wt%≦B2O3(wt%)≦20wt% PbO(wt%)/{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}>2 10wt%<{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}<25wt% の関係式が成り立つ範囲内にあることを特徴とするもの
であり、さらに好ましくは、前記PbOとSiO2とB2O3とAl2
O3以外に、N2O、Li2O、K2Oから選ばれる少なくとも一種
の成分を含有することを特徴とするものである。
とAl2O3とを含有し、前記各含有成分の含有量が、 40wt%≦PbO(wt%)≦75wt% 5wt%≦SiO2(wt%)≦23wt% 1wt%≦B2O3(wt%)≦20wt% PbO(wt%)/{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}>2 10wt%<{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}<25wt% の関係式が成り立つ範囲内にあることを特徴とするもの
であり、さらに好ましくは、前記PbOとSiO2とB2O3とAl2
O3以外に、N2O、Li2O、K2Oから選ばれる少なくとも一種
の成分を含有することを特徴とするものである。
(ホ) 作用 上述のコア接合用ガラスは、軟化点が500℃以下と低
く、ビッカース硬度が330kg/mm2以上と高く、熱膨張係
数が86〜103×10-7/℃とフエライトの熱膨張係数に近
い。
く、ビッカース硬度が330kg/mm2以上と高く、熱膨張係
数が86〜103×10-7/℃とフエライトの熱膨張係数に近
い。
また、Al2O3はSiO2と共にガラスの硬度を高くすると
共に化学的耐久性を向上させる。
共に化学的耐久性を向上させる。
また、Na2O、Li2O、K2Oは微量でガラスの熱膨張係数
を大きく変動させることが出来るため、ガラスの軟化点
を変動させることなく熱膨張係数を調整するのに適して
いる。
を大きく変動させることが出来るため、ガラスの軟化点
を変動させることなく熱膨張係数を調整するのに適して
いる。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図は本実施例のコア接合用ガラスが使用された複
合型磁気ヘッドの外観を示す斜視図、第2図は上記磁気
ヘッドのテープ摺接面を示す図であり、第6図と同一部
分には同一符号を付し、その説明は第6図の説明を援用
する。
合型磁気ヘッドの外観を示す斜視図、第2図は上記磁気
ヘッドのテープ摺接面を示す図であり、第6図と同一部
分には同一符号を付し、その説明は第6図の説明を援用
する。
図中、(6)(6)は磁気コア半体(1a)(1b)を接
合するコア接合用ガラスである。
合するコア接合用ガラスである。
この複合型磁気ヘッドは第5図に示すように、トラッ
ク幅規制溝(7)、強磁性金属薄膜(3)、巻線溝
(5)、ガラス棒挿入溝(8)が形成されたフエライト
基板(9a)と、トラック幅規制溝(7)、強磁性金属薄
膜(3)が形成されたフエライト基板(9b)とを接合し
た後、ガラス棒挿入溝(8)にガラス棒(10)を挿入し
該ガラス棒(10)を溶融固化することにより前記両基板
(9a)(9b)を接合してブロック(11)を形成し、その
後該ブロック(11)を切断し、研削研磨することにより
形成される。
ク幅規制溝(7)、強磁性金属薄膜(3)、巻線溝
(5)、ガラス棒挿入溝(8)が形成されたフエライト
基板(9a)と、トラック幅規制溝(7)、強磁性金属薄
膜(3)が形成されたフエライト基板(9b)とを接合し
た後、ガラス棒挿入溝(8)にガラス棒(10)を挿入し
該ガラス棒(10)を溶融固化することにより前記両基板
(9a)(9b)を接合してブロック(11)を形成し、その
後該ブロック(11)を切断し、研削研磨することにより
形成される。
ここで、前記ガラス棒(10)の組成、即ち、コア接合
用ガラス(6)(6)の組成は下表の試料A及びF〜J
に示されている通りである。
用ガラス(6)(6)の組成は下表の試料A及びF〜J
に示されている通りである。
下表は本発明のコア接合用ガラス(試料A及びF〜
J)と比較例のコア接合用ガラス(試料B〜E及びK〜
X)についてのコア接合に必要な最低の融着温度、ビッ
カース硬度、0〜250℃の平均熱膨張係数を調べ、その
結果を示したものである。尚、試料V〜Xは特開昭62−
103808号公報に示されているガラスである。
J)と比較例のコア接合用ガラス(試料B〜E及びK〜
X)についてのコア接合に必要な最低の融着温度、ビッ
カース硬度、0〜250℃の平均熱膨張係数を調べ、その
結果を示したものである。尚、試料V〜Xは特開昭62−
103808号公報に示されているガラスである。
上表から判るように、PbOが40〜75wt%、SiO2が5〜23w
t%、B2O3が1〜20wt%である条件を満たすガラスは融
着温度が500℃以下と低く、ビッカース硬度が330Kg/mm2
以上と高く、熱膨張係数が86〜103×10-7/℃とフエライ
トの熱膨張係数(90〜110×10-7/℃)に近い。
t%、B2O3が1〜20wt%である条件を満たすガラスは融
着温度が500℃以下と低く、ビッカース硬度が330Kg/mm2
以上と高く、熱膨張係数が86〜103×10-7/℃とフエライ
トの熱膨張係数(90〜110×10-7/℃)に近い。
尚、PbOはガラスの融点を下げるが、硬度を低くす
る。SiO2はガラスの硬度を高くすると共に化学的耐久性
を向上させるが、融点を高くする。B2O3はガラスの粘性
を低下させ、熱膨張を低下させ、化学的耐久性を向上さ
せる。
る。SiO2はガラスの硬度を高くすると共に化学的耐久性
を向上させるが、融点を高くする。B2O3はガラスの粘性
を低下させ、熱膨張を低下させ、化学的耐久性を向上さ
せる。
本発明のガラスは、上記PbO、SiO2、B2O3以外にAl2O3
を含有し、さらに好ましくは、Na2O、Li2O、K2Oのうち
どれか一つを含有している。Al2O3はSiO2と同様にガラ
スの硬度を高くすると共に化学的耐久性を向上させる
が、融点を高くする。Na2O、Li2O、K2Oは微量でガラス
の熱膨張係数を大きく変動させることが出来るため、ガ
ラスの軟化点を変動させることなく熱膨張係数を調整す
るのに敵している。
を含有し、さらに好ましくは、Na2O、Li2O、K2Oのうち
どれか一つを含有している。Al2O3はSiO2と同様にガラ
スの硬度を高くすると共に化学的耐久性を向上させる
が、融点を高くする。Na2O、Li2O、K2Oは微量でガラス
の熱膨張係数を大きく変動させることが出来るため、ガ
ラスの軟化点を変動させることなく熱膨張係数を調整す
るのに敵している。
尚、本発明のガラスでは同様の作用をもつSiO2とAl2O
3との含有量が PbO(wt%)/{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}>2 及び 10wt%<{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}<25wt% の関係式が成り立つ範囲内にあることが上表より判る。
3との含有量が PbO(wt%)/{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}>2 及び 10wt%<{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}<25wt% の関係式が成り立つ範囲内にあることが上表より判る。
上述の実施例以外にも、第3図または第4図に示すよ
うなテープ摺接面を有する複合型磁気ヘッドにおいて
も、本発明のコア接合用ガラス(6)(6)を用いるこ
とが出来る。
うなテープ摺接面を有する複合型磁気ヘッドにおいて
も、本発明のコア接合用ガラス(6)(6)を用いるこ
とが出来る。
上述のようなコア接合用ガラスによりコア半体が接合
された複合型磁気ヘッドでは、500℃以下の低温でコア
半体(1a)(1b)を接合することが可能であるため、コ
ア半体(1a)(1b)と強磁性金属薄膜(3)(3)との
界面での反応が抑えられ、変質層が発生せず記録再生出
力が低下しない。また、磁気コア半体(1a)(1b)と強
磁性金属薄膜(3)(3)との熱膨張係数の差が小さい
低温で前記一対の磁気コア半体(1a)(1b)が接合され
るので、前記強磁性金属薄膜(3)(3)内に応力が発
生せず、該薄膜(3)(3)にヒビや剥離が生じること
はなく、磁気特性は劣化しない。また、前記ガラス
(6)(6)は硬度が高く、熱膨張係数がヘッドの大半
を占めるフエライトに近いため、製造工程中にガラス自
体にヒビ、クラック等が発生しない。
された複合型磁気ヘッドでは、500℃以下の低温でコア
半体(1a)(1b)を接合することが可能であるため、コ
ア半体(1a)(1b)と強磁性金属薄膜(3)(3)との
界面での反応が抑えられ、変質層が発生せず記録再生出
力が低下しない。また、磁気コア半体(1a)(1b)と強
磁性金属薄膜(3)(3)との熱膨張係数の差が小さい
低温で前記一対の磁気コア半体(1a)(1b)が接合され
るので、前記強磁性金属薄膜(3)(3)内に応力が発
生せず、該薄膜(3)(3)にヒビや剥離が生じること
はなく、磁気特性は劣化しない。また、前記ガラス
(6)(6)は硬度が高く、熱膨張係数がヘッドの大半
を占めるフエライトに近いため、製造工程中にガラス自
体にヒビ、クラック等が発生しない。
また、強磁性金属薄膜(3)(3)をアモルフアス磁
性体で形成した場合は、アモルフアス磁性体の結晶化を
防止出来る。
性体で形成した場合は、アモルフアス磁性体の結晶化を
防止出来る。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、コア半体と強磁性金属薄膜との界面
に変質層が発生するのを防止して、ヘッドの記録再生出
力の低下を抑え、また、強磁性金属薄膜やガラス自体に
ヒビが発生したり、アモルフアス磁性体が結晶化するの
を防止して、歩留りが低下するのを防止した複合型磁気
ヘッドのコア接合用ガラスを提供し得る。
に変質層が発生するのを防止して、ヘッドの記録再生出
力の低下を抑え、また、強磁性金属薄膜やガラス自体に
ヒビが発生したり、アモルフアス磁性体が結晶化するの
を防止して、歩留りが低下するのを防止した複合型磁気
ヘッドのコア接合用ガラスを提供し得る。
第1図乃至第5図は本発明に係り、第1図は複合型磁気
ヘッドの斜視図、第2図、第3図及び第4図は夫々テー
プ摺接面を示す図、第5図は製造方法を示す図である。
第6図は従来の複合型磁気ヘッドの斜視図である。第7
図は温度による熱膨張係数の変化を示す図である。 (1a)(1b)……磁気コア半体、(2)……作動ギヤッ
プ、(3)……強磁性金属薄膜、(6)……コア接合用
ガラス。
ヘッドの斜視図、第2図、第3図及び第4図は夫々テー
プ摺接面を示す図、第5図は製造方法を示す図である。
第6図は従来の複合型磁気ヘッドの斜視図である。第7
図は温度による熱膨張係数の変化を示す図である。 (1a)(1b)……磁気コア半体、(2)……作動ギヤッ
プ、(3)……強磁性金属薄膜、(6)……コア接合用
ガラス。
Claims (2)
- 【請求項1】ギャップ形成面に強磁性金属薄膜が形成さ
れた強磁性酸化物よりなる一対の磁気コア半体をギャッ
プスペーサを介して接合するためのコア接合用ガラスが
PbOとSiO2とB2O3とAl2O3とを含有し、 前記各含有成分の含有量が、 40wt%≦PbO(wt%)≦75wt% 5wt%≦SiO2(wt%)≦23wt% 1wt%≦B2O3(wt%)≦20wt% PbO(wt%)/{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}>2 10wt%<{SiO2(wt%)+Al2O3(wt%)}<25wt% の関係式が成り立つ範囲内にあることを特徴とする複合
型磁気ヘッドのコア接合用ガラス。 - 【請求項2】前記PbOとSiO2とB2O3とAl2O3以外に、Na
2O、Li2O、K2Oから選ばれる少なくとも一種の成分を含
有することを特徴とする請求項1記載の複合型磁気ヘッ
ドのコア接合用ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63024586A JP2573013B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 複合型磁気ヘッドのコア接合用ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63024586A JP2573013B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 複合型磁気ヘッドのコア接合用ガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01199309A JPH01199309A (ja) | 1989-08-10 |
JP2573013B2 true JP2573013B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=12142262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63024586A Expired - Lifetime JP2573013B2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 複合型磁気ヘッドのコア接合用ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573013B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2002072493A1 (ja) * | 2001-03-08 | 2004-07-02 | 松下電器産業株式会社 | 磁気ヘッド用封着ガラス、磁気ヘッドおよび磁気記録再生装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55140729A (en) * | 1979-04-16 | 1980-11-04 | Citizen Watch Co Ltd | Solder glass |
JPS61247640A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-04 | Hitachi Metals Ltd | ガラス組成物 |
JPS6325246A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 封着用ガラス |
JPS63170240A (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-14 | Toshiba Glass Co Ltd | 低融点ガラス組成物 |
JP2551014B2 (ja) * | 1987-07-21 | 1996-11-06 | ソニー株式会社 | 複合磁気ヘッド |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP63024586A patent/JP2573013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01199309A (ja) | 1989-08-10 |
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