JP2571528Y2 - 屋根パネル - Google Patents

屋根パネル

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JP2571528Y2
JP2571528Y2 JP1991014955U JP1495591U JP2571528Y2 JP 2571528 Y2 JP2571528 Y2 JP 2571528Y2 JP 1991014955 U JP1991014955 U JP 1991014955U JP 1495591 U JP1495591 U JP 1495591U JP 2571528 Y2 JP2571528 Y2 JP 2571528Y2
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JP
Japan
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panel
roof
corrugated
tile
valley
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章洋 藤原
充宏 山田
健也 近藤
利昭 住友
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、あらかじめ瓦を葺いた
屋根パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からパネル本体の上面に瓦を葺いて
屋根パネルを構成し、これを現場に運んで現場では屋根
パネルを並設することで屋根を構成するものある。この
屋根パネル6においては、図4に示すようにパネル本体
1の上面の一側部に上面に軒棟方向にわたって複数条の
水切りひれ15を突設した水切りシート16を載設し、
また、パネル本体1の上には平板瓦2aを載設してあ
る。ここで、平板瓦2aの一端部が水切りシート16の
片側半分の上に位置し、また、平板瓦2aの他側端部が
外方に延出されて端部覆い片17となっている。このよ
うにしてパネル本体1の上面側に複数の平板瓦2aが取
付けられ、下段の平板瓦2aの棟側端部上面の上に上段
の平板瓦2aの軒側端部下面が重複されるように複数段
に取付けられる。そして、上記のような構成の屋根パネ
ル6はクレーン等で吊り上げて棟材、母屋、軒桁等に掛
け渡して施工するものである。この場合、横方向に隣合
う屋根パネル6の接続部分は、図5に示すように、一方
の屋根パネル6の一端部の端部覆い片17が隣の屋根パ
ネル6の水切りシート16の片側半分の上方を覆うもの
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例においては、平板瓦2aを用いているため屋根パネル
6の外観が単調となり、また、屋根パネル6同士の接続
部分から雨水が漏らないようにするには水切りシート6
が必要になるという問題があった。本考案は上記の従来
例の問題点に鑑みて考案したものであって、その目的と
するところは、外観が豪華になり、また、屋根パネル同
士の接続部分における雨仕舞いが良好に行える屋根パネ
ルを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の屋根パネルは、
パネル本体1の上面に波板瓦2を葺設し、パネル本体1
の一側端部に位置する波板瓦2の端部を底部が平面とな
った溝形状に形成され且つ側端が上方に立ち上がった状
態となった谷部3とすると共に該谷部3の側端の立ち上
がり部9をパネル本体1の側端部と略一致させ、パネル
本体1の他側端部から外側方に向けて波板瓦2の他端部
を連出してこの連出部4を先端が下方に下った状態とな
った山部5とすると共に該山部5に連続する底部が平面
となった谷部3の外側方の側端部がパネル本体1の他側
端部よりも内側に位置して引き込んで成るものであっ
て、このような構成を採用することで上記した従来例の
問題点を解決して本考案の目的を達成したものである。
【0005】
【作用】しかして、パネル本体1の上面に波板瓦2を葺
設し、パネル本体1の一側端部に位置する波板瓦2の端
部を側端が上方に立ち上がった状態となった谷部3と
し、パネル本体1の他側端部から外側方に向けて波板瓦
2の他端部を連出してこの連出部4を先端が下方に下っ
た状態となった山部5として屋根パネル6を構成したこ
とで、屋根パネル6を横に並べて施工する際に一方の屋
根パネル6の波板瓦2の谷部3に他方の屋根パネル6の
他方の端部の連出部4の山部5が上方から被さって、連
続する波状にするとともに雨水の仕舞いをするものであ
る。そして、波板瓦2の端部の谷部3が底部が平面とな
った溝形状に形成してあることで、パネル本体1に対す
る波板瓦2の設置位置が若干ずれていても、屋根パネル
同士を接続する際に底部が平坦となった谷部3の幅内の
いずれかの部分に隣りの屋根パネルの波板瓦2の山部5
の先端を納めて位置させることができ、この結果、パネ
ル本体1に対する波板瓦2の設置位置のずれを波板瓦2
の平坦となった底部により吸収することができて、屋根
パネル同士を水漏れしないように確実に連続させること
ができるのである。また、パネル本体1の一側端部に位
置する波板瓦2の端部に設けた谷部3の側端の立ち上が
り部9をパネル本体1の側端部と略一致させ、パネル本
体1の他側端部の波板瓦2の他端部に設けた山部5に連
続する底部が平面となった谷部3の外側方の側端部がパ
ネル本体1の他側端部よりも内側に位置して引き込んで
あるので、パネル本体1に対する波板瓦2の設置位置の
ずれが生じたような場合であっても、屋根パネル6を横
に並べて側端部同士を突き合わせるように近接した場合
に、山部5の谷部3からの立ち上がり基部が隣りの屋根
パネル6の端部の谷部3の側端部の立ち上がり部9に当
たって上方に持ち上げられるように変形することがない
ものである。
【0006】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。屋根パネル6は図1に示すようにパネル枠
7の上面に面板8を取着してパネル本体1を形成し、こ
のパネル本体1の上面に防水シート10を敷設し、防水
シート10の上面に波板瓦2が葺設してある。ここで、
波板瓦2のパネル本体1の一側端部に位置する端部は側
端が上方に立ち上がった立ち上がり部9となった谷部3
であり、この谷部3は図1、図2に示すように底部が平
面となった溝形状に形成してあり、該谷部3の谷部3の
側端の立ち上がり部9をパネル本体1の側端部と略一致
させてある。また、波板瓦2のパネル本体1の他側端部
に位置する端部は外側方に向けて連出した連出部4とな
っており、この連出部4は先端が下方に下った状態とな
った山部5となっており、この山部5に連続する底部が
平面となった谷部3の外側方の側端部が図1、図2に示
すようにパネル本体1の他側端部よりも内側に位置して
引き込んである。そして、上記のような構成の波板瓦2
は軒棟方向に複数段葺くものであり、この場合、下段の
波板瓦2の棟側端部上面の上に上段の波板瓦2の軒側端
部下面が重複されるように複数段に葺かれる。また、横
方向においては一枚ものの波板瓦2を葺いてもよいが、
2枚以上の波板瓦2を横方向に並べてもよい。このとき
波板瓦2同士は横方向においては端部の谷部3の上に隣
の波板瓦2の端部の山部5が被さるように葺くものであ
る。
【0007】上記のような構成の屋根パネル6は図3の
ようクレーン等で吊り上げて棟材12、母屋10、軒桁
11等に掛け渡して施工するものである。この場合、横
方向に隣合う屋根パネル6の接続部分は、図2に示すよ
うに、一方の屋根パネル6の波板瓦2の谷部3に他方の
屋根パネル6の他方の端部の連出部4の山部5が上方か
ら被さるように施工されるものである。
【0008】しかして、屋根パネル6同士の接続部分に
おいては谷部3により雨水が受けられて排水されるもの
であり、また、一方の屋根パネル6の波板瓦2の谷部3
に他方の屋根パネル6の他方の端部の連出部4の山部5
が上方から被さることで、複数個の波板瓦2の波が連続
する外観となるものである。
【0009】
【考案の効果】本考案にあっては、叙述のように、パネ
ル本体の上面に波板瓦を葺設し、パネル本体の一側端部
に位置する波板瓦の端部を底部が平面となった溝形状に
形成され且つ側端が上方に立ち上がった状態となった谷
部とし、パネル本体の他側端部から外側方に向けて波板
瓦の他端部を連出してこの連出部を先端が下方に下った
状態となった山部としてあるので、屋根パネルを横に並
べて施工する際に一方の屋根パネルの波板瓦の谷部に他
方の屋根パネルの他方の端部の連出部の山部が上方から
被さって、連続する波状にするとともに雨水の仕舞いを
することができ、この結果、外観が豪華になり、また、
屋根パネル同士の接続部分における雨仕舞いが良好に行
えるものであり、また、波板瓦の端部の谷部が底部が平
面となった溝形状に形成してあることで、パネル本体1
に対する波板瓦の設置位置が若干ずれていても、屋根パ
ネル同士を接続する際に底部が平坦となった谷部の幅内
のいずれかの部分に隣りの屋根パネルの波板瓦の山部の
先端を納めて位置させることができ、この結果、パネル
本体に対する波板瓦の設置位置のずれを波板瓦の平坦と
なった底部により吸収することができて、屋根パネル同
士を水漏れしないように確実に連続させることができる
のである。更にパネル本体の一側端部に位置する波板瓦
の端部に設けた谷部の側端の立ち上がり部をパネル本体
の側端部と略一致させ、パネル本体の他側端部の波板瓦
の他端部に設けた山部に連続する底部が平面となった谷
部の外側方の側端部がパネル本体の他側端部よりも内側
に位置して引き込んであるので、パネル本体に対する波
板瓦の設置位置のずれが生じたような場合であっても、
屋根パネルを横に並べて側端部同士を突き合わせるよう
に近接した場合に、山部の谷部からの立ち上がり基部が
隣りの屋根パネルの端部の谷部の側端部の立ち上がり部
に当たって上方に持ち上げられるように変形することが
ないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の屋根パネルの断面図である。
【図2】同上の接続状態の断面図である。
【図3】同上の施工の途中の斜視図である。
【図4】従来例の屋根パネルの断面図である。
【図5】同上の接続状態の断面図である。
【符号の説明】
1 パネル本体 2 波板瓦 3 谷部 4 連出部 5 山部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 住友 利昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−43445(JP,A) 特開 昭57−112545(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 1/00 E04B 7/02 511 E04D 3/40

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体の上面に波板瓦を葺設し、パ
    ネル本体の一側端部に位置する波板瓦の端部を底部が平
    面となった溝形状に形成され且つ側端が上方に立ち上が
    った状態となった谷部とすると共に該谷部の側端の立ち
    上がり部をパネル本体の側端部と略一致させ、パネル本
    体の他側端部から外側方に向けて波板瓦の他端部を連出
    してこの連出部を先端が下方に下った状態となった山部
    すると共に該山部に連続する底部が平面となった谷部
    の外側方の側端部がパネル本体の他側端部よりも内側に
    位置して引き込んで成る屋根パネル。
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JPH04111815U JPH04111815U (ja) 1992-09-29
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JPS57112545A (en) * 1980-12-29 1982-07-13 Matsushita Electric Works Ltd Corrugated roof tile
JPH0243445A (ja) * 1988-08-03 1990-02-14 Ribaa Kentetsu Kk 屋根葺き工法

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