JP2569836Y2 - トラックのリヤフロア構造 - Google Patents

トラックのリヤフロア構造

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JP2569836Y2
JP2569836Y2 JP4374292U JP4374292U JP2569836Y2 JP 2569836 Y2 JP2569836 Y2 JP 2569836Y2 JP 4374292 U JP4374292 U JP 4374292U JP 4374292 U JP4374292 U JP 4374292U JP 2569836 Y2 JP2569836 Y2 JP 2569836Y2
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JP
Japan
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rear floor
portal frame
frame
hinge bracket
cross
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三喜男 大森
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトラックのリヤフロア構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラックのリヤフロアの剛性を高めるた
めに、図3に示すようにフロアパネルaの両側部に沿っ
て閉断面を形成するサイドフレームbを添設し、該左右
のサイドフレーム間にクロスメンバcを衝合させて溶接
結合するという構造が従来より採用されている(例えば
実開平2−43775号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の構造では、ゲートヒンジブラケットd及びロープフ
ックe等はフロアパネルaに直接取付けられることにな
るので、これらにかかる過大な負荷に対応させるため
に、例えば図3(B)に示すようにかなり強固な補強材
f等によって補剛することが必要であり、その補剛構造
がなかなか複雑で厄介であるという課題を有している。
【0004】本考案は上記課題に対処することを主目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記のようにフ
ロアパネルの両側端縁部下面に沿ってサイドフレームに
て閉断面部を形成したトラックのリヤフロアにおいて、
その閉断面部の外側に隣接して下方が開の門型フレーム
をフロアパネルとサイドフレームとに固着して設け、該
門型フレーム内にゲートヒンジブラケットとロープフッ
クとを門型フレームの断面を拘束するよう固着したこと
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記により、特別な補剛手段なしにゲートヒン
ジブラケット及びロープフックの結合強度の向上をはか
ることができると共に、リヤフロア両側端縁部の強度,
剛性の向上をはかることができ、又従来のリヤフロア構
造に門型フレームを追加するだけで幅の広いリヤフロア
を構成することができる。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図1を参照して説明す
る。
【0008】図1において、1はトラックリヤフロアの
フロアパネル、2はほぼL字形断面をなすサイドフレー
ム、3は下方が開の門型フレームで、該門型フレーム3
の上面31をフロアパネル1の両側端部下面に接合して
溶接結合し、サイドフレーム2の縦面21の上端縁と横
面22の側端縁とをフロアパネル1の下面と門型フレー
ム3の内側縦面32とにそれぞれ溶接結合することによ
り、フロアパネル1の両側部下面に該フロアパネル1と
サイドフレーム2と門型フレーム3の内側縦面32とで
囲まれた閉断面部4を構成している。
【0009】5はフロアパネル1の下面に接合固着され
上記左右のサイドフレーム2を連結するクロスメンバで
ある。
【0010】上記門型フレーム3の内部にはゲートヒン
ジブラケット6とロープフック7とが溶接により固着さ
れるが、そのゲートヒンジブラケット6及びロープフッ
ク7は図1(B),(C)及び(D),(E)に示すよ
うに、門型フレーム3の上面31,内側縦面32及び外
側縦面33を跨いでそれぞれ溶接固着できるよう上部及
び左右の3方に溶着用のフランジ6a,7aを構成した
構造とし、これらゲートヒンジブラケット6及びロープ
フック7を門型フレーム3内に溶接固着することによ
り、ゲートヒンジブラケット6及びロープフック7が門
型フレーム3の断面を拘束し、フロアパネル1の側縁部
の強度,剛性の向上をはかることができるものである。
【0011】又図3に示す従来のリヤフロアの幅を広げ
て他の大型の車種のリヤフロアに適用するような場合
は、図2に示すように、従来のフロアパネル1の側端部
を側方へ伸ばし、その下面に拡張すべき幅Lに相当する
幅をもった門型フレーム3の上面31を接合して溶接固
着すると共に、サイドフレーム2の横面22の側端縁を
門型フレーム3の内側縦面32に溶接固着し、該門型フ
レーム3内に図1の実施例と同様にゲートヒンジブラケ
ット6及びロープフック7を溶接固着することにより、
フロアパネル1,サイドフレーム2,及びクロスメンバ
5等の部品を従来のものと共用として簡単に幅広のリヤ
フロアを構成することができる。このようにして構成し
た幅広のリヤフロアにおいても、ゲートヒンジブラケッ
ト6,ロープフック7の結合強度の向上及びリヤフロア
側縁部の強度,剛性の向上といった図1の実施例と同様
の効果をもたらし得ることは言うまでもない。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、トラック
のリヤフロアを構成するフロアパネルの左右両側縁部下
面に閉断面部を構成するサイドフレームと下方に開の門
型フレームとを隣接して設け、該門型フレーム内に該門
型フレームの断面を拘束するようゲートヒンジブラケッ
トとロープフックとを固着した構成を採ることにより、
ゲートヒンジブラケットとロープフックの結合強度の向
上,これらの取付作業の容易化及びリヤフロア両側縁部
の強度,剛性の向上をはかることができ、又サイドフレ
ーム,クロスメンバ等の部品を共用してリヤフロアの拡
幅を容易に行うことができるもので、実用上多大の効果
をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示し、(A)はリヤフロアの
部分斜視図、(B)は(A)のB−B断面図、(C)は
ゲートヒンジブラケットの斜視図、(D)は(A)のD
−D断面図、(E)はロープフックの斜視図である。
【図2】従来のリヤフロアの幅を拡張する場合を説明す
る断面説明図である。
【図3】従来のリヤフロア構造を示すもので、(A)は
ゲートヒンジブラケット固着部の断面図、(B)はロー
プフック固着部の断面図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 2 サイドフレーム 3 門型フレーム 31 上面 32 内側縦面 33 外側縦面 4 閉断面部 5 クロスメンバ 6 ゲートヒンジブラケット 6a フランジ 7 ロープフック 7a フランジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックのリヤフロアを構成するフロア
    パネルの両側縁部下面に下方が開の門型フレームの上面
    を接合固着し、ほぼL字形断面のサイドフレームを、そ
    の縦面上端縁をフロアパネル下面に固着し横面側端縁を
    門型フレームの内側縦面に固着して取付けることによ
    り、門型フレームの内側に隣接する閉断面部を構成し、
    上記門型フレーム内にゲートヒンジブラケットとロープ
    フックとを門型フレームの断面を拘束するよう固着した
    ことを特徴とするトラックのリヤフロア構造。
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