JP2569767B2 - バリ取りカッター - Google Patents
バリ取りカッターInfo
- Publication number
- JP2569767B2 JP2569767B2 JP63268547A JP26854788A JP2569767B2 JP 2569767 B2 JP2569767 B2 JP 2569767B2 JP 63268547 A JP63268547 A JP 63268547A JP 26854788 A JP26854788 A JP 26854788A JP 2569767 B2 JP2569767 B2 JP 2569767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- blade
- deburring
- cutting edge
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/22—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/2265—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts by means of a wedge
- B23C5/2269—Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts by means of a wedge for plate-like cutting inserts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/16—Milling-cutters characterised by physical features other than shape
- B23C5/20—Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
- B23C5/202—Plate-like cutting inserts with special form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2200/00—Details of milling cutting inserts
- B23C2200/12—Side or flank surfaces
- B23C2200/125—Side or flank surfaces discontinuous
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2200/00—Details of milling cutting inserts
- B23C2200/20—Top or side views of the cutting edge
- B23C2200/205—Discontinuous cutting edges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2220/00—Details of milling processes
- B23C2220/20—Deburring
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/19—Rotary cutting tool
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/19—Rotary cutting tool
- Y10T407/1906—Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
- Y10T407/1908—Face or end mill
- Y10T407/192—Face or end mill with separate means to fasten tool to holder
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/19—Rotary cutting tool
- Y10T407/1906—Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
- Y10T407/1908—Face or end mill
- Y10T407/192—Face or end mill with separate means to fasten tool to holder
- Y10T407/1922—Wedge clamp element
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T407/00—Cutters, for shaping
- Y10T407/19—Rotary cutting tool
- Y10T407/1906—Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
- Y10T407/1908—Face or end mill
- Y10T407/1924—Specified tool shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Knives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般フライス加工において、切削後のバリ
の発生を防止するバリ取りカッターに関する。
の発生を防止するバリ取りカッターに関する。
〔従来の技術〕 一般的に、バリの発生を押さえるためには、切削抵抗
の極力小さいハイポジ切刃のカッターを使用することが
良いとされている。これは、バリの発生が切削終了付近
にて、残された被削材断面の耐力を、切削を行っている
切刃の切削抵抗が越えた時、被削材の残っている部分が
塑性変形を起こして倒れることがバリの主原因であり、
従って極力切削抵抗を下げることがバリの量を減少させ
ると考えられる。
の極力小さいハイポジ切刃のカッターを使用することが
良いとされている。これは、バリの発生が切削終了付近
にて、残された被削材断面の耐力を、切削を行っている
切刃の切削抵抗が越えた時、被削材の残っている部分が
塑性変形を起こして倒れることがバリの主原因であり、
従って極力切削抵抗を下げることがバリの量を減少させ
ると考えられる。
一方、ほとんどのスローアウェイチップに施されてい
るホーニング加工は、切刃の保護と寿命の向上を目的と
しているが、バリの発生に対してはマイナスの効果とし
て現れる。すなわち、上記と同等の考えにより、刃先
先端のすくい角を著しくマイナスにするホーニングは、
刃先部分の切削抵抗を増加させバリの発生を促進する。
従って、バリの発生を押さえるためには、ホーニングを
施したスローアウェイチップは不向きと言える。
るホーニング加工は、切刃の保護と寿命の向上を目的と
しているが、バリの発生に対してはマイナスの効果とし
て現れる。すなわち、上記と同等の考えにより、刃先
先端のすくい角を著しくマイナスにするホーニングは、
刃先部分の切削抵抗を増加させバリの発生を促進する。
従って、バリの発生を押さえるためには、ホーニングを
施したスローアウェイチップは不向きと言える。
また、特開昭54−137187号公報に記載のフライスカッ
ターは、先行して切削する切刃の後方に若干突出した切
刃を設け、先行する切刃より発生したバリを後方の切刃
がさらっていくことにより、バリの発生を押さえようと
したものである。
ターは、先行して切削する切刃の後方に若干突出した切
刃を設け、先行する切刃より発生したバリを後方の切刃
がさらっていくことにより、バリの発生を押さえようと
したものである。
しかしながら、上記，にあっては、いずれも切刃
を、よりシャープにすることが絶対条件であり、そのた
めに、切刃そのものの強度が著しく低下し、対欠損性、
寿命の面で大きな問題が発生する。従って、この考え方
は一部の軽合金切削にしか使用できない。
を、よりシャープにすることが絶対条件であり、そのた
めに、切刃そのものの強度が著しく低下し、対欠損性、
寿命の面で大きな問題が発生する。従って、この考え方
は一部の軽合金切削にしか使用できない。
また、上記においては、先行する切刃から発生する
バリは、後方の切刃でほぼ削除できるものの、後方の切
刃も先行する切刃と同等の形状をしていて共に正のコー
ナー角を有することから、後方の切刃からバリが発生
し、バリを削除するまでにはいたらないという問題があ
る。
バリは、後方の切刃でほぼ削除できるものの、後方の切
刃も先行する切刃と同等の形状をしていて共に正のコー
ナー角を有することから、後方の切刃からバリが発生
し、バリを削除するまでにはいたらないという問題があ
る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、一般切削刃にどのような刃形を採用
しても、円滑にバリの発生を防止できて、良好な切削面
を得ることができるバリ取りカッターを提供することに
ある。
的とするところは、一般切削刃にどのような刃形を採用
しても、円滑にバリの発生を防止できて、良好な切削面
を得ることができるバリ取りカッターを提供することに
ある。
上記目的を達成するために、本発明は、カッター本体
の先端部に、一般切削刃とバリ取り刃とが回転方向に取
り付けられてなるバリ取りカッターにおいて、バリ取り
刃のコーナ角が負に設定されていると共に、一般切削刃
の切刃に対して、バリ取り刃の外周側切刃がカッター本
体の内方側にかつ先端側切刃がカッター本体の軸方向先
端側に微小量ズレて配置されたものである。
の先端部に、一般切削刃とバリ取り刃とが回転方向に取
り付けられてなるバリ取りカッターにおいて、バリ取り
刃のコーナ角が負に設定されていると共に、一般切削刃
の切刃に対して、バリ取り刃の外周側切刃がカッター本
体の内方側にかつ先端側切刃がカッター本体の軸方向先
端側に微小量ズレて配置されたものである。
本発明のバリ取りカッターにあっては、一般切削刃が
削除し残した部分を、負のコーナ角に設定したバリ取り
刃によって、刃先先端側から切り落としていくような切
削を行ってバリの発生を防止する。
削除し残した部分を、負のコーナ角に設定したバリ取り
刃によって、刃先先端側から切り落としていくような切
削を行ってバリの発生を防止する。
以下、第１図ないし第21図に基づいて本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
第１図ないし第６図は本発明の一実施例を示すもの
で、これらの図において符号１はカッター本体であり、
このカッター本体１の先端外周部には、所定間隔をおい
て複数の一般切削刃２を装着する装着溝３が形成されて
いる。そして、上記一般切削刃２の間のうち１箇所ある
いは複数箇所には、バリ取り刃４を装着する装着溝５が
形成されている。なお、上記一般切削刃２を不等分分割
に配列し、その不等分分割角度の一番広い箇所にバリ取
り刃４を配置するようにしてもよい。
で、これらの図において符号１はカッター本体であり、
このカッター本体１の先端外周部には、所定間隔をおい
て複数の一般切削刃２を装着する装着溝３が形成されて
いる。そして、上記一般切削刃２の間のうち１箇所ある
いは複数箇所には、バリ取り刃４を装着する装着溝５が
形成されている。なお、上記一般切削刃２を不等分分割
に配列し、その不等分分割角度の一番広い箇所にバリ取
り刃４を配置するようにしてもよい。
上記一般切削刃２は、略正方形状に形成されているも
のである。そして、上記各一般切削刃２は、それぞれ装
着溝３に、シート６、サポータ７、クサビ8,9、クラン
プネジ10によって装着されている。
のである。そして、上記各一般切削刃２は、それぞれ装
着溝３に、シート６、サポータ７、クサビ8,9、クラン
プネジ10によって装着されている。
上記バリ取り刃４は、略平行四辺形で、かつその外周
側切刃と先端側切刃でなす切刃先端部（鋭角部）が略シ
ャープエッジとされ、ホーニング量が０または非常に微
小なものとされている。そして、上記バリ取り刃４は、
装着溝５に、クサビ11とクランプネジ10とによって装着
されている。さらに、上記バリ取り刃４には、バリ取り
とともにサライ刃としての機能を持たせるために、刃先
先端に連なって幅の広い（例えばｗ＝3mm〜10mm幅の）
副切刃12が形成されている。そして、上記一般切削刃２
に対してバリ取り刃４は、カッター本体１の軸方向先端
側にａ＝0.05〜0.3mm程度突出して配置されており、こ
の突出量ａが微小であるから、バリ取り刃４の切削量が
微小のものとなり、従って、大きなすくい角とホーニン
グを施していない切刃であっても切削が可能である。さ
らにまた、一般切削刃２とバリ取り刃４とのカッター本
体１の径方向の位置関係は、バリ取り刃４が所定量ｂだ
けカッター本体１の中心線方向に引込んで配置されてい
る。上記所定量ｂは、実際の切削上、量による性能差が
みられないため、若干量であればよい。また、上記バリ
取り刃４は、コーナ角α＝−５°〜−30°に設定されて
いる。
側切刃と先端側切刃でなす切刃先端部（鋭角部）が略シ
ャープエッジとされ、ホーニング量が０または非常に微
小なものとされている。そして、上記バリ取り刃４は、
装着溝５に、クサビ11とクランプネジ10とによって装着
されている。さらに、上記バリ取り刃４には、バリ取り
とともにサライ刃としての機能を持たせるために、刃先
先端に連なって幅の広い（例えばｗ＝3mm〜10mm幅の）
副切刃12が形成されている。そして、上記一般切削刃２
に対してバリ取り刃４は、カッター本体１の軸方向先端
側にａ＝0.05〜0.3mm程度突出して配置されており、こ
の突出量ａが微小であるから、バリ取り刃４の切削量が
微小のものとなり、従って、大きなすくい角とホーニン
グを施していない切刃であっても切削が可能である。さ
らにまた、一般切削刃２とバリ取り刃４とのカッター本
体１の径方向の位置関係は、バリ取り刃４が所定量ｂだ
けカッター本体１の中心線方向に引込んで配置されてい
る。上記所定量ｂは、実際の切削上、量による性能差が
みられないため、若干量であればよい。また、上記バリ
取り刃４は、コーナ角α＝−５°〜−30°に設定されて
いる。
上記バリ取り刃４を装着する装着溝５は、突出量を固
定する止り溝でもよいが、第６に示すように、通し溝と
することにより、この通し溝に沿ってバリ取り刃４を移
動調整して、突出量を微調整可能としてもよい（図にお
いてｃは微調整量）。また、バリ取り刃４の切刃寿命を
より延ばすために、第７図に示すように、バリ取り刃４
の刃先先端部に超高圧工具材種13を使用してもよい。
定する止り溝でもよいが、第６に示すように、通し溝と
することにより、この通し溝に沿ってバリ取り刃４を移
動調整して、突出量を微調整可能としてもよい（図にお
いてｃは微調整量）。また、バリ取り刃４の切刃寿命を
より延ばすために、第７図に示すように、バリ取り刃４
の刃先先端部に超高圧工具材種13を使用してもよい。
上記のように構成されたバリ取りカッターにあって
は、そのコーナ角αを負の角度に設定したために、第８
図ないし第11図に示すように、発生したバリ14がカッタ
ーの進行方向に倒れる前に刃先先端側から切り落として
いくような切削を行う（図においてコーナ角α≒−15
°）。これに対して、第12図ないし第15図に示すように
コーナ角α≒45°の場合あるいは、第16図ないし第19図
に示すようにコーナ角α＝０の場合には、発生したバリ
14が切削抵抗に負けてカッターの進行方向に倒れるよう
な切削形態になる。
は、そのコーナ角αを負の角度に設定したために、第８
図ないし第11図に示すように、発生したバリ14がカッタ
ーの進行方向に倒れる前に刃先先端側から切り落として
いくような切削を行う（図においてコーナ角α≒−15
°）。これに対して、第12図ないし第15図に示すように
コーナ角α≒45°の場合あるいは、第16図ないし第19図
に示すようにコーナ角α＝０の場合には、発生したバリ
14が切削抵抗に負けてカッターの進行方向に倒れるよう
な切削形態になる。
上述したように、本発明のバリ取りカッターにあって
は、バリを極力小さくしていくのではなく、バリを積極
的に切り取っていくものであるから、一般切削刃２とし
てどのような刃形を採用した場合であっても、バリ取り
刃４を適切に配置することにより、円滑にバリ取りを行
うことができる。従って、種々の形状のカッターに対し
てバリ取り刃４を設置することが可能であり、結果とし
て全ての被削材において、バリの発生を防止することが
できる。また、バリ取り刃４に副切刃12を設けることに
より、バリ取りだけでなく、サライ刃としての効果を持
たすことができ、被削材の切削面が一層良好になる。
は、バリを極力小さくしていくのではなく、バリを積極
的に切り取っていくものであるから、一般切削刃２とし
てどのような刃形を採用した場合であっても、バリ取り
刃４を適切に配置することにより、円滑にバリ取りを行
うことができる。従って、種々の形状のカッターに対し
てバリ取り刃４を設置することが可能であり、結果とし
て全ての被削材において、バリの発生を防止することが
できる。また、バリ取り刃４に副切刃12を設けることに
より、バリ取りだけでなく、サライ刃としての効果を持
たすことができ、被削材の切削面が一層良好になる。
なお、本実施例においては、バリ取り刃として平行四
辺形状のものを用いて説明したが、これに限ることな
く、例えば、第20図に示すような三角形状のもの４′、
あるいは第21図に示すような一般切削刃の切刃先端部分
に、一部、コーナ角αが負の部分を施して切刃形状のも
の４″でもよい。
辺形状のものを用いて説明したが、これに限ることな
く、例えば、第20図に示すような三角形状のもの４′、
あるいは第21図に示すような一般切削刃の切刃先端部分
に、一部、コーナ角αが負の部分を施して切刃形状のも
の４″でもよい。
以上説明したように、本発明は、カッター本体の先端
部に一般切削刃とバリ取り刃とを取付け、上記バリ取り
刃のコーナ角を負に設定すると共に、一般切削刃の切刃
に対して、バリ取り刃の外周側切刃がカッター本体の内
方側にかつ先端側切刃がカッターの軸方向先端側に微小
量ズレて配置されたものであるから、一般切削刃が切削
し残した部分を、負のコーナ角に設定したバリ取り刃に
よって、刃先先端側から切り落としていくような切削を
行うことにより、一般切削刃がどのような刃形であって
も、円滑にバリの発生を防止できて、良好な切削面を得
ることができる。
部に一般切削刃とバリ取り刃とを取付け、上記バリ取り
刃のコーナ角を負に設定すると共に、一般切削刃の切刃
に対して、バリ取り刃の外周側切刃がカッター本体の内
方側にかつ先端側切刃がカッターの軸方向先端側に微小
量ズレて配置されたものであるから、一般切削刃が切削
し残した部分を、負のコーナ角に設定したバリ取り刃に
よって、刃先先端側から切り落としていくような切削を
行うことにより、一般切削刃がどのような刃形であって
も、円滑にバリの発生を防止できて、良好な切削面を得
ることができる。
第１図ないし第６図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は断面図、第２図は下面図、第３図は第１図のII
I−III線矢視図、第４図は第３図のIV−IV線矢視図、第
５図は一般切削刃とバリ取り刃との位置関係を示す説明
図、第６図はバリ取り刃の位置調整を説明する断面図、
第７図はバリ取り刃の他の一例を示す断面図、第８図な
いし第11図はコーナ角α≒−15°の場合のバリ取り刃の
切削状態を示すもので、第８図は被削材の端部に接近し
た様子を示す説明図、第９図は切削完了が近づいた状態
の説明図、第10図は切削完了直前の状態の説明図、第11
図は切削完了時の状態の説明図、第12図ないし第15図は
コーナ角α≒45°の場合の切削刃の切削状態を示すもの
で、第12図は被削材の端部に接近した様子を示す説明
図、第13図は切削完了が近づいた状態の説明図、第14図
は切削完了直前の状態の説明図、第15図は切削完了時の
状態の説明図、第16図ないし第19図はコーナ角α＝０の
場合の切削刃の切削状態を示すもので、第16図は被削材
の端部に接近した様子を示す説明図、第17図は切削完了
が近づいた状態の説明図、第18図は切削完了直前の状態
の説明図、第19図は切削完了時の状態の説明図、第20図
はバリ取り刃の別の一例を示す説明図、第21図はバリ取
り刃のさらに別の一例を示す説明図である。 １……カッター本体、２……一般切削刃、4,4′,4″…
…バリ取り刃、α……コーナ角。
第１図は断面図、第２図は下面図、第３図は第１図のII
I−III線矢視図、第４図は第３図のIV−IV線矢視図、第
５図は一般切削刃とバリ取り刃との位置関係を示す説明
図、第６図はバリ取り刃の位置調整を説明する断面図、
第７図はバリ取り刃の他の一例を示す断面図、第８図な
いし第11図はコーナ角α≒−15°の場合のバリ取り刃の
切削状態を示すもので、第８図は被削材の端部に接近し
た様子を示す説明図、第９図は切削完了が近づいた状態
の説明図、第10図は切削完了直前の状態の説明図、第11
図は切削完了時の状態の説明図、第12図ないし第15図は
コーナ角α≒45°の場合の切削刃の切削状態を示すもの
で、第12図は被削材の端部に接近した様子を示す説明
図、第13図は切削完了が近づいた状態の説明図、第14図
は切削完了直前の状態の説明図、第15図は切削完了時の
状態の説明図、第16図ないし第19図はコーナ角α＝０の
場合の切削刃の切削状態を示すもので、第16図は被削材
の端部に接近した様子を示す説明図、第17図は切削完了
が近づいた状態の説明図、第18図は切削完了直前の状態
の説明図、第19図は切削完了時の状態の説明図、第20図
はバリ取り刃の別の一例を示す説明図、第21図はバリ取
り刃のさらに別の一例を示す説明図である。 １……カッター本体、２……一般切削刃、4,4′,4″…
…バリ取り刃、α……コーナ角。
Claims (1)
- 【請求項１】カッター本体の先端部に、一般切削刃とバ
リ取り刃とが回転方向に取り付けられてなるバリ取りカ
ッターにおいて、上記バリ取り刃のコーナ角が負に設定
されていると共に、上記一般切削刃の切刃に対して、上
記バリ取り刃の外周側切刃が上記カッター本体の内方側
にかつ先端側切刃がカッター本体の軸方向先端側に微小
量ズレて配置されたことを特徴とするバリ取りカッタ
ー。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63268547A JP2569767B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | バリ取りカッター |
| KR1019890009798A KR940006566B1 (ko) | 1988-10-25 | 1989-07-10 | 버르(burr) 제거용 커터 |
| US07/425,032 US5082400A (en) | 1988-10-25 | 1989-10-23 | Insert rotary cutter |
| EP89119835A EP0366111B1 (en) | 1988-10-25 | 1989-10-25 | Insert rotary cutter |
| DE89119835T DE68909556T2 (de) | 1988-10-25 | 1989-10-25 | Fräser mit Schneideeinsätzen. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63268547A JP2569767B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | バリ取りカッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02116408A JPH02116408A (ja) | 1990-05-01 |
| JP2569767B2 true JP2569767B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=17460048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63268547A Expired - Lifetime JP2569767B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | バリ取りカッター |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5082400A (ja) |
| EP (1) | EP0366111B1 (ja) |
| JP (1) | JP2569767B2 (ja) |
| KR (1) | KR940006566B1 (ja) |
| DE (1) | DE68909556T2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2555681Y2 (ja) * | 1990-02-23 | 1997-11-26 | 三菱マテリアル株式会社 | バリ取り刃 |
| JPH088014Y2 (ja) * | 1990-11-26 | 1996-03-06 | 三菱マテリアル株式会社 | スローアウェイチップ |
| WO1993022093A1 (en) * | 1992-04-28 | 1993-11-11 | Turchan Manuel C | Adiabatic dry diamond milling system |
| JP2573001Y2 (ja) * | 1993-01-22 | 1998-05-28 | 株式会社小松製作所 | クランクシャフトミラーのカッタ装置 |
| SE505511C2 (sv) * | 1994-12-15 | 1997-09-08 | Sandvik Ab | Fräskropp samt förfarande för tillverkning av denna |
| IL118797A (en) * | 1996-07-05 | 1999-10-28 | Iscar Ltd | Cutting insert |
| SE512736C2 (sv) * | 1997-06-10 | 2000-05-08 | Seco Tools Ab | Planfräsningsverktyg |
| US5967706A (en) * | 1998-09-08 | 1999-10-19 | Kennametal Inc. | High speed milling cutter |
| US6540448B2 (en) | 2001-05-14 | 2003-04-01 | Ingersoll Cutting Tool Company | Cutting tool with improved insert seat arrangement for indexable cutting inserts |
| KR102242119B1 (ko) | 2016-09-30 | 2021-04-19 | 세키스이가세이힝코교가부시키가이샤 | 겔 시트 |
| EP3321017B1 (en) | 2016-11-09 | 2020-06-03 | Sandvik Intellectual Property AB | Milling tool |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1460030A (en) * | 1922-12-21 | 1923-06-26 | Mattson Julius | Milling-machine cutter |
| DE877398C (de) * | 1951-12-07 | 1953-05-21 | Fritz Huerxthal | Zerspanungswerkzeug |
| US2761196A (en) * | 1952-07-23 | 1956-09-04 | Cincinnati Milling Machine Co | Face mill |
| US2949946A (en) * | 1958-03-28 | 1960-08-23 | Donald L Johnson | Means for producing flakes while cutting a flat surface on wood |
| BE627689A (ja) * | 1962-05-11 | Derefa Ets | ||
| DE1905038B2 (de) * | 1969-02-01 | 1971-07-08 | Saegeblattartige fraesscheibe | |
| BE794130A (fr) * | 1972-01-19 | 1973-05-16 | Gen Electric | Fraise |
| US3818562A (en) * | 1972-07-19 | 1974-06-25 | Kysor Industrial Corp | Cutter body and blade therefor |
| JPS54137187A (en) * | 1978-04-17 | 1979-10-24 | Nissan Motor Co Ltd | Milling machine |
| US4449864A (en) * | 1981-12-07 | 1984-05-22 | Sazzadul Haque | Consumable self-regenerative ledge cutting insert |
| US4529338A (en) * | 1983-03-07 | 1985-07-16 | General Electric Company | Insert arrangement for a milling tool |
| JPS61187618U (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-22 | ||
| US4808044A (en) * | 1986-04-30 | 1989-02-28 | Mitsubishi Kinzoku Kabushiki Kaisha | Insert cutter |
| JPS62192815U (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-08 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP63268547A patent/JP2569767B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-07-10 KR KR1019890009798A patent/KR940006566B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-10-23 US US07/425,032 patent/US5082400A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-25 DE DE89119835T patent/DE68909556T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-25 EP EP89119835A patent/EP0366111B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940006566B1 (ko) | 1994-07-22 |
| EP0366111A2 (en) | 1990-05-02 |
| JPH02116408A (ja) | 1990-05-01 |
| EP0366111A3 (en) | 1990-11-14 |
| DE68909556D1 (de) | 1993-11-04 |
| DE68909556T2 (de) | 1994-03-24 |
| EP0366111B1 (en) | 1993-09-29 |
| US5082400A (en) | 1992-01-21 |
| KR900006051A (ko) | 1990-05-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2569767B2 (ja) | バリ取りカッター | |
| JP2522862Y2 (ja) | 転削工具 | |
| JPH0379129B2 (ja) | ||
| JP3185518B2 (ja) | スローアウェイチップ及びカッタ | |
| JPS62144102U (ja) | ||
| JP3050537U (ja) | 植刃、切削工具アセンブリおよび工具ホルダ | |
| JPH031138Y2 (ja) | ||
| JPH0839306A (ja) | スローアウェイチップ | |
| JP3120437B2 (ja) | スローアウエイチツプ | |
| JPH088014Y2 (ja) | スローアウェイチップ | |
| JPH11156625A (ja) | スローアウェイチップおよび該スローアウェイチップを装着したスローアウェイ式ボールエンドミル | |
| JPS6135373Y2 (ja) | ||
| JPH11156624A (ja) | スローアウェイ式ボールエンドミル | |
| JPH11254207A (ja) | スローアウェイチップ及びスローアウェイ式切削工具 | |
| JP2555681Y2 (ja) | バリ取り刃 | |
| JPS6119859Y2 (ja) | ||
| JP2519081Y2 (ja) | 正面フライス用のスローアウェイチップ | |
| KR0137202B1 (ko) | 드로우웨이팁 | |
| JPH0137856Y2 (ja) | ||
| JPH0511925Y2 (ja) | ||
| JPS6117775Y2 (ja) | ||
| JPH0212015Y2 (ja) | ||
| JPH0115456Y2 (ja) | ||
| JP2506567Y2 (ja) | スロ―アウエイ式カツタ― | |
| JPS6348333Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 13 |