JP2566201B2 - 画情報通信装置 - Google Patents

画情報通信装置

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JP2566201B2
JP2566201B2 JP7000524A JP52495A JP2566201B2 JP 2566201 B2 JP2566201 B2 JP 2566201B2 JP 7000524 A JP7000524 A JP 7000524A JP 52495 A JP52495 A JP 52495A JP 2566201 B2 JP2566201 B2 JP 2566201B2
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俊二 黒川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ装置等の
画情報通信装置に関するものであり、より詳細には、デ
ータ蓄積機能をもった画情報通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、送信時などにおける順次同報、
夜間自動送信、ページ再送などを可能とし、また受信時
における画像記録部の故障の際の代行受信などを可能に
するため、データを一旦蓄積装置に蓄積して送、受信さ
せることができるようにしたデータ蓄積機能をもったフ
ァクシミリ装置にあっては、如何に効率良く送、受信デ
ータを蓄積装置に蓄積させることができるかが大きな問
題となっている。
【0003】従来、この種のデータ蓄積機能をもったフ
ァクシミリ装置としては、図2に示すように、送信時に
あっては原稿読取部1によって読み取ったデータをファ
クシミリ本体側のデータ圧縮再生部3で圧縮したうえで
蓄積装置6に蓄積させ、受信時にあっては網制御部5で
受信され、変復調部4で復調された再生前のデータを蓄
積装置6に蓄積させ、送、受信時ともに圧縮された状態
にあるデータが蓄積されるようにしてデータの蓄積効率
の向上を図っている。
【0004】しかし、このような従来のファクシミリ装
置では、送信時の蓄積データがファクシミリ本体側のデ
ータ圧縮再生部3で圧縮されたものであるため、データ
を蓄積装置6から読み出して送信を行なわせる際に圧縮
モードが相手機と適合しない場合には送信不可能となる
し、伝送レートが異なる場合には補正のためにダミービ
ットを検出して除去したり、ダミービットを適宜追加さ
せるなどの面倒な操作が必要となり、また蓄積装置6側
では圧縮後のデータしか取扱うことができないために送
信データの編集などの操作がやりずらいという欠点があ
る。
【0005】そこで、このような欠点を補うため、特開
昭56−48756号に記載されているようなファクシ
ミリ装置が従来提案されている。かかるファクシミリ装
置によれば、圧縮モードの不一致による送信不能など送
信時における問題が解決され、より利便性の良いファク
シミリ装置を提供することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ファク
シミリ装置では、受信時に「送受信用データ圧縮・伸長
部によるデータ再生→メモリ用データ圧縮部によるデー
タ圧縮→メモリ蓄積」という手順でデータ処理を行なっ
ているため、以下のような問題が発生する。即ち、送受
信用データ圧縮・伸長部で再生されたデータの内容によ
っては、メモリ用データ圧縮部における再圧縮に相当時
間を要する場合があるが、その一方で、回線接続された
状態で相手機(送信側)から順次送信されてくるデータ
は、予め定められた処理時間内に1ラインの受信処理を
終了させなければならないため、再圧縮に手間取ってい
るとデータの受信処理が所定の処理時間内に終了せず、
ファクシミリ通信に支障をきたす恐れがある。このよう
な問題を防止するためには、再圧縮に最も時間を要する
ケースでも遅滞なく所定時間内に圧縮処理を行ない得る
能力がメモリ用データ圧縮部に要求され、本来は処理速
度と関係なく、単にデータの蓄積効率の向上を意図して
備えたはずのメモリ用データ圧縮部が結果的にファクシ
ミリ通信からの制約を受けることになる。
【0007】本発明は以上のような不具合を解決するた
めになされたものであり、送、受信時におけるデータ蓄
積の利用形態を考慮したうえで、送、受信時におけるデ
ータの蓄積をファクシミリ通信に支障をきたすことなく
最適に行なわせることができるようにしたデータ蓄積機
能をもった画情報通信装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、原稿を読み
取って得られた画情報を出力する画情報出力手段と、入
力された画情報を相手装置に適合した圧縮方式で圧縮し
て出力する一方、相手装置から受信した圧縮画情報を再
生する伝送画情報圧縮再生手段と、相手装置と圧縮画情
報の送受信を行なう通信手段と、圧縮画情報を蓄積する
蓄積手段と、前記画情報出力手段から出力された画情報
を圧縮して前記蓄積手段に出力する一方、前記蓄積手段
に蓄積された圧縮画情報を再生して前記伝送画情報圧縮
再生手段に出力する蓄積画情報圧縮再生手段と、制御手
段とを備え、該制御手段は、送信時には、前記蓄積手段
に蓄積されている圧縮画情報を前記蓄積画情報圧縮再生
手段で再生した後、前記伝送画情報圧縮再生手段で相手
装置に適合した圧縮方式にて圧縮し直してから送信する
よう制御し、受信時には、相手装置から受信した圧縮画
情報を再生することなく前記蓄積手段に蓄積し、しかる
後、前記伝送画情報圧縮再生手段で再生するよう制御す
ることを特徴とする画情報通信装置によって達成され
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明に係る画情報通信装置は、
常に圧縮された状態で画情報を蓄積するため、データの
蓄積効率を向上できると共に、送信時においては、圧縮
されている画情報を一旦再生した後、圧縮し直してから
送信するため、圧縮方式を相手機に適合させることがで
き、受信時においては、受信した圧縮画情報をそのまま
蓄積した後、再生するため、従来のように高速なデータ
圧縮部を用意しなくとも、ファクシミリ通信に支障をき
たすことなく受信処理を行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明をファクシ
ミリ装置に適用した場合の一実施例について詳述する。
本実施例によるファクシミリ装置にあっては、図1に示
すように、原稿読取部1、画像記録部2、データ圧縮再
生部3、変復調部4および網制御部5からなるファクシ
ミリ本体側Aと、原稿読取部1によって読み取られた送
信データを蓄積させ、網制御部5によって受信され、変
復調部4で復調された受信データを蓄積させることがで
きるように設けられたデータ蓄積部6および専用のデー
タ圧縮再生部7からなる蓄積装置側Bとによって構成さ
れ、スイッチS1およびS2によって送、受信データを
蓄積装置側Bから出力させるか否かのモード切換えを任
意に行なわせることができるようになっている。
【0011】このように構成された本実施例によるファ
クシミリ装置の動作について、以下説明をする。まず、
送信データの蓄積を行なわせる場合、原稿読取部1で読
み取られたデータを蓄積装置側Bのデータ圧縮再生部7
に送ってそこで圧縮したうえでデータ蓄積部6に蓄積さ
せる。また、その蓄積データを相手機に送信させる場合
にはスイッチS1をb接点側に閉じてデータ蓄積部6か
ら読み出したデータをデータ圧縮再生部7で再生したう
えでファクシミリ本体側Aのデータ圧縮再生部3に送
り、そこで相手機に適合したモードでのデータ圧縮およ
び必要によりダミービットの追加がなされたのち、変復
調部4で変調され、網制御部5を通して送信される。そ
の際、蓄積装置側Bにおけるデータ圧縮再生部7での圧
縮は、それがデータ蓄積のためだけに行なわれてファク
シミリ通信とは無関係であるので、相手機の事情を何ら
考慮することなく、単にデータ蓄積部6における蓄積効
率を向上させるためのデータ圧縮法を任意にとることが
可能となる。
【0012】なお、原稿読取部1によって読み取られた
データを蓄積装置側Bに送る際、同一のデータがファク
シミリ本体側Aのデータ圧縮再生部3にも与えられるこ
とになるが、この場合には図示しないシステム制御装置
によって蓄積装置側Bのみを動作状態にしてデータ圧縮
再生部3を不動作にするような選択制御がなされること
になる。また、その際、蓄積装置側Bおよびデータ圧縮
再生部3をともに動作状態とし、同一内容のデータを送
信させながら蓄積装置側Bに蓄積させるような制御が必
要に応じてとられることはいうまでもない。
【0013】次に、受信データの蓄積時には、ただ単純
に前述した送信時におけるデータの蓄積および伝送のル
ートとは逆方向に受信データの蓄積を行なわせようとす
ると、回線を通して相手機から送信されてくるデータが
受信側の状態に関係なく連続的に送られてくるものであ
るため、蓄積装置側Bにおけるデータ圧縮再生部7とし
て、主走査方向における各1ラインごとの入力データに
対して制御手順で約束されたスピードでの圧縮を行なわ
せることができるものを使用する必要が生じてしまい、
ファクシミリ通信からの拘束を受けてしまうことにな
る。
【0014】すなわち、ファクシミリ本体側Aのデータ
圧縮再生部3で再生中のライン情報と蓄積装置側Bのデ
ータ圧縮再生部7で圧縮中のライン情報とが一致せず、
その間のバッファなどによって1ないし数ラインずれて
いるので、圧縮、再生に手間どる複雑なライン情報の次
に簡単なライン情報が続く場合に、データ圧縮再生部7
でデータの圧縮に手間どっていると次の簡単なライン情
報が抜けてしまうことになり、そのため蓄積装置側Bの
データ圧縮再生部7にあってもファクシミリ通信の制御
手順で約束されたスピードでデータ圧縮を行なわせるこ
とができるものが要求されてしまう。
【0015】そこで本実施例では受信データの蓄積を行
なわせる場合、網制御部5によって受信され、変復調部
4で復調された受信データをそのまま蓄積装置側Bのデ
ータ蓄積部6に直接送って蓄積させるようにしている。
なお、この場合にも図示しないシステム制御装置によっ
て蓄積装置側Bのみが動作状態になるような選択制御が
行なわれている。したがって、受信データの蓄積時には
蓄積装置側Bにおけるデータ圧縮再生部7は何ら関与す
ることがなくなり、前述したようにファクシミリ通信の
制御手順で約束された圧縮スピードをもったものを使用
する必要が全くなくなる。また、データ蓄積部6に蓄積
された受信データにもとづいて画像の記録を行なわせる
場合には、スイッチS2をb接点側に閉じてデータ蓄積
部6から読み出したデータをファクシミリ本体側Aのデ
ータ圧縮再生部3に送ってそこで再生したうえで画像記
録部2に与えられる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、送、受信デー
タの蓄積を効率良く、しかもファクシミリ通信に支障を
きたすことなく最適に行なわせることができ、また蓄積
側において再生された送信データを独立的に取扱うこと
が可能になり、さらに受信データの蓄積処理を高速に行
なわせることができるなどの種々の優れた利点を有して
いる。特に請求項1記載の発明では、送信時と受信時で
画情報の圧縮、再生に関する処理手順を変え、従来のよ
うに受信時にファクシミリ通信からの拘束を受けること
がなくなるため、画情報蓄積用のデータ圧縮再生部とし
て高速な処理能力を備えた高価なものを用いる必要がな
くなり、例えば、ソフトウェア処理のように比較的低速
なものを使用することも可能となる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるファクシミリ装置のブロッ
ク図。
【図2】従来のファクシミリ装置を示すブロック図。
【符号の説明】
1 原稿読取部 2 画像記録部 3 データ圧縮再生部 4 変復調部 5 網制御部 6 データ蓄積部 7 蓄積用のデータ圧縮再生部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って得られた画情報を出力
    する画情報出力手段と、入力された画情報を相手装置に
    適合した圧縮方式で圧縮して出力する一方、相手装置か
    ら受信した圧縮画情報を再生する伝送画情報圧縮再生手
    段と、相手装置と圧縮画情報の送受信を行なう通信手段
    と、圧縮画情報を蓄積する蓄積手段と、前記画情報出力
    手段から出力された画情報を圧縮して前記蓄積手段に出
    力する一方、前記蓄積手段に蓄積された圧縮画情報を再
    生して前記伝送画情報圧縮再生手段に出力する蓄積画情
    報圧縮再生手段と、制御手段とを備え、該制御手段は、
    送信時には、前記蓄積手段に蓄積されている圧縮画情報
    を前記蓄積画情報圧縮再生手段で再生した後、前記伝送
    画情報圧縮再生手段で相手装置に適合した圧縮方式にて
    圧縮し直してから送信するよう制御し、受信時には、相
    手装置から受信した圧縮画情報を再生することなく前記
    蓄積手段に蓄積し、しかる後、前記伝送画情報圧縮再生
    手段で再生するよう制御することを特徴とする画情報通
    信装置。
JP7000524A 1982-03-05 1995-01-06 画情報通信装置 Expired - Lifetime JP2566201B2 (ja)

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JPH07221994A JPH07221994A (ja) 1995-08-18
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