JP2978771B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2978771B2 JP8205014A JP20501496A JP2978771B2 JP 2978771 B2 JP2978771 B2 JP 2978771B2 JP 8205014 A JP8205014 A JP 8205014A JP 20501496 A JP20501496 A JP 20501496A JP 2978771 B2 JP2978771 B2 JP 2978771B2
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裕之 井上
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NEC Shizuoca Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はメモリを使用した
代行受信機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録紙切れの状態で相手ファクシミリ装
置からの画信号データの自動受信を行った場合に、画信
号データをメモリに格納し、記録紙の補充後にこのメモ
リに格納した画信号データを記録紙に記録する代行受信
機能を備えたファクシミリ装置が各種提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の代行
受信機能を有するファクシミリ装置において、大量の画
信号データの代行受信を行うためには、大容量のメモリ
が必要となる。しかし、そのような大容量のメモリを設
けたのでは、ファクシミリ装置が高価なものとなってし
まう。特開平2−154560号公報に開示された発明
は、この問題を解決するための一手段として提案された
ものである。この発明は、留守番電話機能を有するファ
クシミリ装置に関するものであり、本来は留守番電話機
能のために設けられた音声録音用メモリ(上記公報では
磁気テープ)をファクシミリの代行受信のためのメモリ
として兼用しようとするものである。しかしながら、こ
のファクシミリ装置も、留守番電話機能との兼用である
とは言え、代行受信のための大容量のメモリを必要とす
るものであるから高価なものとなってしまい、また、代
行受信により対処可能な画信号データの量が音声録音用
メモリの記憶容量の制約を受けることとなる。
【0004】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、装置本体が備えたメモリの記憶容量の
制限を越えて画信号データの代行受信を行うことができ
るファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
受信した画信号データをメモリに格納する代行受信機能
を有するファクシミリ装置において、前記メモリに格納
された画信号データが一定量を越えた場合、留守番機能
付き電話機を呼出し、画信号データの一部または全部を
アナログ信号に変換して該留守番機能付き電話機に送
り、その録音を行わせる留守番録音手段と、印字可能状
態となったときに前記留守番機能付き電話機に再生指令
を送信し、前記留守録機能付き電話機から再生されるア
ナログ信号から画信号データを復調し、その記録を行わ
せる再生手段とを具備することを特徴とするファクシミ
リ装置を要旨とする。
【0006】請求項2に係る発明は、前記留守番録音手
段は、前記メモリに格納された画信号データが一定量を
越えた場合、最後に受信し格納を行った画信号データを
アナログ信号に変換して該留守番機能付き電話機に送る
ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置を要
旨とする。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施形
態であるファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。この図において、モデム1は、回線を介してファク
シミリ信号の送受信をする上で必要な変復調処理を行う
手段である。すなわち、画像読取装置(図示略)によっ
て読み取った文書等の画像情報を相手ファクシミリ装置
へ送る場合には、モデム1により画像情報の符号化およ
び変調が行われ、この結果得られる所定の周波数帯域の
ファクシミリ信号(アナログ信号)がライントランス7
を介し回線へ送出される。一方、相手ファクシミリ装置
からファクシミリ信号を受信する場合には、このモデム
1により、ライントランス7を介して受信されるファク
シミリ信号に復調処理が施され、相手ファクシミリ装置
が送った文書等の画像を表す画信号データが復元され
る。
【0009】メモリ部2は、代行受信のために設けられ
た記憶手段である。記録紙切れの状態でファクシミリ信
号の自動受信があった場合、モデム1から得られる画信
号データは、原則として、このメモリ部2に画信号デー
タが格納される。
【0010】制御部3は、このファクシミリ装置の各部
を制御する制御手段である。この制御部3は、通常のフ
ァクシミリ装置としての機能を得るための制御の他、本
実施形態独自の代行受信を行うための各処理の制御を行
う。これらの各処理を列挙すると次の通りである。
【0011】a.メモリ部2に格納された画信号データ
の全体量の監視 b.メモリ部2に格納された画信号データの全体量があ
る一定量を越えた場合に、最後に受信しメモリ部2に格
納した画信号データを外付けの留守番電話機6に転送す
るための制御 c.メモリ部2内の格納情報のうち上記転送を行った画
信号データを消去し、以後、受信される画信号データを
格納するためのエリアを確保する制御 d.ユーザからの指令に応じて、留守番電話機6から画
信号データを返送させ、記録紙への記録を行う制御
【0012】疑似呼出信号発生部4および回線切り替え
部5は、上記bおよびdの各処理を行うために設けられ
た手段であり、このファクシミリ装置に外付けされた単
独留守番電話機6との間に通信経路を形成するための処
理を行う。
【0013】記録紙切れの状態のときにファクシミリの
自動受信があった場合には、相手装置からのファクシミ
リ信号はライントランス7を介してモデム1に供給さ
れ、このモデム1により復調され、この復調により得ら
れる画信号データ(デジタル信号)がメモリ部2に格納
される。
【0014】自動受信が終了すると、制御部3は、図2
にフローを示すルーチンを実行する。まず、制御部3
は、メモリ部2内に蓄積された画信号データの全体量が
ある規定値を越えたか否かを判断する(ステップS
1)。この判断結果が「NO」の場合は、以後の各ステ
ップを実行することなく、このルーチンを終了する。そ
の後、ファクシミリ信号の自動受信があった場合には、
新たに受信された画信号データがメモリ部2にさらに蓄
積されることとなる。
【0015】一方、ステップS1において、メモリ部2
内に蓄積された画信号データの全体量が規定値を越えて
いることが判明した場合、制御部3は回線切替部5に切
替指令を送る。回線切替部5は、この切替指令を受け取
ることにより、疑似呼出信号発生部4およびモデム1を
外付けの単独留守番電話機6に接続する(ステップS
2)。
【0016】次に制御部3は、疑似呼出信号発生部4に
指令を送り、呼出信号を送出させる(ステップS3)。
この呼出信号は回線切替部5を介して単独留守番電話機
6に送られる。なお、回線切り替え部5は、この呼出信
号が回線を伝播することのないよう回線のクランプを行
う。
【0017】その後、制御部3は、単独留守番電話機6
における着信の有無を監視し(ステップS4)、呼出信
号の送出開始後、一定の送出時間を経過しても着信がな
い場合には単独留守番電話機6の呼び出しを中止し(ス
テップS5)、このルーチンを終了する。
【0018】一方、一定の送出時間内に単独留守番電話
機6の着信があった場合、制御部3は画信号データの出
力処理(ステップS6)を行う。すなわち、次の通りで
ある。
【0019】まず、単独留守番電話機6の着信がある
と、最初に留守番電話のメッセージが単独留守番電話機
6から出力される。制御部3は、モデム1を介して単独
留守番電話機6の応答を監視し、この留守番電話のメッ
セージが終了し、無音状態、すなわち、単独留守番電話
機6が録音可能な状態となるまで待機する。
【0020】単独留守番電話機6が録音可能な状態とな
ると、制御部3は、メモリ部2に格納された画信号デー
タの中から最後の自動受信の際に格納されたものを読み
出し、モデム1へ供給する。この画信号データはモデム
1によって符号化および変調が施される。この結果得ら
れるアナログ信号は、回線切り替え部5を介して単独留
守番電話機6へ送られ、録音メッセージの代りに録音さ
れる。
【0021】このようにして画信号データの単独留守番
電話機6への転送が終了すると、制御部3は、メモリ部
2内の格納情報のうち上記転送を行った画信号データを
消去し、以後、受信される画信号データを格納するため
のエリアを確保する。
【0022】以上により、このルーチンの全処理が終了
することとなる。以後、ファクシミリの自動受信が行わ
れた場合も、以上説明したルーチンに従って処理が行わ
れ、自動受信後においてメモリ部2内の画信号データの
全体量が規定値を越えている場合には上述と同様の手順
で単独留守番電話機6への画信号データの転送およびメ
モリ部2内の同画信号データの消去が行われることとな
る。
【0023】その後、ファクシミリ装置に記録紙が補充
され、印字可能な状態となり、代行受信した画信号デー
タの再生の指令がユーザから与えられると、制御部3
は、まず、メモリ部2内の画信号データを読み出し、図
示しない印字部によりその印字を行う。
【0024】さらに制御部3は、疑似呼出信号発生部4
に呼出信号を送出させることによって単独留守番電話機
6を呼び出し、この単独留守番電話機6のリモート再生
機能を利用することにより、上述したように録音メッセ
ージとして録音したアナログ信号の再生および返送を行
わせる。すなわち、制御部3による制御の下、モデム1
は、単独留守番電話機6へリモート信号を送り、これに
応答して単独留守番電話機6から送信されてくるアナロ
グ信号に復調処理を施し、画信号データを復元する。そ
して、このようにして復元される画信号データの記録紙
への記録が行われる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るフ
ァクシミリ装置によれば、装置本体が備えたメモリの記
憶容量の制限を越えて画信号データの代行受信を行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態であるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 モデム 2 メモリ部 3 制御部 4 疑似呼出信号発生部 5 回線切替部 6 単独留守番電話機

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画信号データをメモリに格納す
    る代行受信機能を有するファクシミリ装置において、 前記メモリに格納された画信号データが一定量を越えた
    場合、留守番機能付き電話機を呼出し、画信号データの
    一部または全部をアナログ信号に変換して該留守番機能
    付き電話機に送り、その録音を行わせる留守番録音手段
    と、 印字可能状態となったときに前記留守番機能付き電話機
    に再生指令を送信し、前記留守録機能付き電話機から再
    生されるアナログ信号から画信号データを復調し、その
    記録を行わせる再生手段とを具備することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記留守番録音手段は、前記メモリに格
    納された画信号データが一定量を越えた場合、最後に受
    信し格納を行った画信号データをアナログ信号に変換し
    て該留守番機能付き電話機に送ることを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
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