JPH1042112A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1042112A
JPH1042112A JP8193083A JP19308396A JPH1042112A JP H1042112 A JPH1042112 A JP H1042112A JP 8193083 A JP8193083 A JP 8193083A JP 19308396 A JP19308396 A JP 19308396A JP H1042112 A JPH1042112 A JP H1042112A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信データの記憶媒体としてフラッシュメモ
リを用いても、データを取りこぼすことなく記憶するこ
とができるファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 呼出信号が着信されると(S1:Ye
s)、ページメモリの空き容量が検査される。ページメ
モリの空き容量が所定量以上である場合には(S2:Y
es)、NFS信号及びDIS信号の中で、本ファクシ
ミリ装置で通信可能な最高の通信速度が宣言され(S
3)、発呼側装置から送信されたデータは、スタティッ
クRAMのページメモリに格納される(S4)。一方、
ページメモリの空き容量が所定量未満である場合には
(S2:No)、NFS信号及びDIS信号の中で、本
ファクシミリ装置で通信可能な最高速度より遅い速度が
宣言され(S5)、この宣言された通信速度に基づいて
発呼側装置から送信されたデータが、フラッシュメモリ
に格納される(S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はファクシミリ装置
に関し、特に、受信データの記憶媒体としてフラッシュ
メモリを用いても、受信データを取りこぼすことなく、
記憶することができるファクシミリ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】 ファクシミリ装置は、突然の停電時な
どにも受信データが失われることがないように、メモリ
バックアップを施したSRAM(スタティックRAM)
に受信データを記憶するようにしている。しかし、SR
AMのビットあたりの価格は、揮発性メモリであるDR
AM(ダイナミックRAM)に比べて約4倍であり、近
年のファクシミリ装置の高機能化とともに受信メモリが
増大される状況下では、SRAMによる製品原価の上昇
は大きなものとなっていた。勿論、DRAMであっても
バックアップすることは可能であるが、バックアップ専
用のリフレッシュ回路を備えなければならない等の問題
があった。
【0003】ところで、近年では、ビットあたりの価格
がDRAMとほぼ等しい不揮発性メモリであるフラッシ
ュメモリが開発されている。このフラッシュメモリは、
ROMの一種であるものの、データの書き換えを行うこ
とができるメモリである。しかも、フラッシュメモリに
記憶されたデータは、バックアップ回路なしで保持する
ことができるのである。
【0004】そこで、本発明者は、ファクシミリ受信さ
れたデータの記憶媒体として、SRAMの一部をフラッ
シュメモリに代替して、製品原価の上昇を抑えることを
試みた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、フラ
ッシュメモリのデータの書き換えには、SRAMの場合
の約1000倍の時間が必要である。よって、ファクシ
ミリ受信しながら受信データをフラッシュメモリに書き
込んでいると、受信にデータ書き込みが追従できず、受
信データを取りこぼしてしまうという問題点があった。
【0006】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、受信データの記憶媒体としてフラ
ッシュメモリを用いても、受信データを取りこぼすこと
なく、記憶することができるファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに、請求項1記載のファクシミリ装置は、他のファク
シミリ装置との間で通信速度を決定する通信速度決定手
段と、その通信速度決定手段により決定された通信速度
で前記他のファクシミリ装置から送信されるデータを受
信する受信手段と、その受信手段により受信されたデー
タを記憶する記憶手段とを備え、更に、前記記憶手段に
設けられるRAMにより構成された第1メモリと、前記
記憶手段に設けられるフラッシュメモリにより構成され
た第2メモリと、前記受信手段により受信されたデータ
を前記第2メモリに記憶させる場合には、前記通信速度
決定手段により決定される通信速度を、前記第1メモリ
に記憶させる場合に比べて遅く設定する通信速度減速手
段とを備えている。
【0008】この請求項1記載のファクシミリ装置によ
れば、他のファクシミリ装置から送信されるデータは、
通信速度決定手段により決定された通信速度で、本ファ
クシミリ装置へ送信される。この送信データは、受信手
段により受信され、記憶手段に記憶される。記憶手段
は、RAMにより構成された第1メモリと、フラッシュ
メモリにより構成された第2メモリとを備えるが、受信
されたデータを第2メモリに記憶させる場合には、通信
速度減速手段によって、通信速度決定手段により決定さ
れる通信速度が予め遅く設定される。
【0009】請求項2記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、更に、前記第1
メモリの空き容量を検査する検査手段と、その検査手段
により前記第1メモリの空き容量が所定量以上であると
検査された場合には前記受信手段により受信されたデー
タを前記第1メモリに記憶させ、前記第1メモリの空き
容量が所定量未満であると検査された場合には前記受信
手段により受信されたデータを前記第2メモリに記憶さ
せる記憶領域切替手段とを備えている。
【0010】この請求項2記載のファクシミリ装置によ
れば、請求項1記載のファクシミリ装置と同様に作用す
る上、記憶領域切替手段は、RAMにより構成された第
1メモリの空き容量が検査手段により所定量未満である
と検査された場合に、受信データを第2メモリに記憶さ
せる。よって、受信データの記憶メモリとして、RAM
で構成された第1メモリが、フラッシュメモリで構成さ
れた第2メモリに優先して使用される。
【0011】請求項3記載のファクシミリ装置は、請求
項1または2に記載のファクシミリ装置において、更
に、前記記憶手段に記憶されたデータを前記他のファク
シミリ装置へ送信する送信手段を備え、前記通信速度決
定手段は、前記送信手段により送信されるデータが前記
第1、第2メモリのいずれに記憶されている場合であっ
ても、同じ通信速度に決定するものである。
【0012】この請求項3記載のファクシミリ装置によ
れば、請求項1または2に記載のファクシミリ装置と同
様に作用する上、フラッシュメモリで構成された第2メ
モリに記憶されるデータを、送信手段により他のファク
シミリ装置へ送信する場合、その通信速度は、通信速度
決定手段により、RAMで構成された第1メモリに記憶
されるデータを送信する場合と同じ速度に決定される。
【0013】請求項4記載のファクシミリ装置は、請求
項3記載のファクシミリ装置において、更に、原稿の画
像を読み取り、その読み取ったデータを前記記憶手段に
記憶させる読み取り手段を備え、前記読み取り手段は、
前記第2メモリの空き容量が所定量以上である場合には
読み取ったデータを前記第2メモリに記憶させるもので
ある。この請求項4記載のファクシミリ装置によれば、
請求項3記載のファクシミリ装置と同様に作用する上、
読み取り手段は、フラッシュメモリにより構成された第
2メモリの空き容量が所定量以上である場合には、原稿
画像の読み取りデータを第2メモリに記憶させるので、
読み取りデータの記憶メモリとして、フラッシュメモリ
で構成された第2メモリが、RAMで構成された第1メ
モリに優先して使用される。
【0014】請求項5記載のファクシミリ装置は、請求
項1から4のいずれかに記載のファクシミリ装置におい
て、前記第1メモリはスタティックRAMで構成され、
そのスタティックRAMにはバックアップ回路が設けら
れている。
【0015】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1に、本フ
ァクシミリ装置1の外観斜視図を示す。ファクシミリ装
置1の本体2の側部には、受話器3が取り付けられてい
る。受話器3は非通話時には本体2に設けられた図示し
ないフック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げ
られて使用される。前者をオンフック状態、後者をオフ
フック状態と称する。本体2上面の前部には複数のボタ
ンを備えた操作パネル4が設けられ、その操作パネル4
の左後部には液晶表示器(LCD)5が設けられてい
る。ファクシミリ装置1は、この操作パネル4上に設け
られたボタンが押下されることにより操作され、その操
作された状態や操作手順などはLCD5に表示される。
【0016】操作パネル4及びLCD5の後部には原稿
挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原
稿はこの原稿挿入口6に原稿面を下向きにして挿入さ
れ、読み取りが行われた後に、本体2の前面であって操
作パネル4の下方に設けられた原稿排出口7から排出さ
れる。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が
設けられ、この記録紙ホルダ装着部9には、複数枚の記
録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可能に取
り付けられている。記録紙ホルダ10から供給され印字
に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設けられ
た記録紙排出口8から排出される。
【0017】図2は、本ファクシミリ装置1の電気的構
成を示したブロック図である。ファクシミリ装置1に
は、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュ
メモリ15、音声LSI17、ネットワーク・コントロ
ール・ユニット(以下、「NCU」と称する)19、モ
デム20、バッファ21、スキャナ22、符号化部2
3、復号化部24、プリンタ25、操作パネル4、アン
プ27が備えられ、これらはバスライン29を介して相
互に接続されている。
【0018】CPU11は、NCU19を介して送受信
される各種信号に従って、バスライン29により接続さ
れた各部を制御してファクシミリ動作や電話動作などの
データ通信を実行するものである。ROM12は、この
ファクシミリ装置1で実行される制御プログラム12a
などを格納した書換不能なメモリであり、図5及び図6
に図示されるフローチャートのプログラムはROM12
内に格納されている。
【0019】RAM13は、各種のデータを記憶するた
めのメモリであり、他のファクシミリ装置から受信さ
れ、あるいは、スキャナ22により読み取られた画像デ
ータなどを記憶するページメモリ13aを備えている。
このRAM13はスタティックRAMで構成されてお
り、RAM13には、バックアップ回路14が接続され
ているので、RAM13のページメモリ13aに記憶さ
れたデータは電源の遮断後も記憶可能とされている。フ
ラッシュメモリ15は、RAM13のページメモリ13
aの空き容量が所定量未満である場合に、ファクシミリ
受信されたデータを記憶するメモリである。即ち、ファ
クシミリ受信されたデータは、ページメモリ13aとフ
ラッシュメモリ15のいずれかのメモリに記憶される。
また、このフラッシュメモリ15には、スキャナ22に
より読み取られた原稿の画像データも記憶される。な
お、フラッシュメモリ15の空き容量が所定量未満であ
る場合には、スキャナ22により読み取られたデータ
は、ページメモリ13aに記憶される。ぺージメモリ1
3aとフラッシュメモリ15のいずれにおいても空き容
量が所定量未満である場合には、いわゆるメモリ受信や
メモリ送信が禁止される。
【0020】音声LSI17は、NCU19によって受
信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
ると共に、このファクシミリ装置1の内部で生成された
デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してNCU
19に出力するものである。モデム20は、画像データ
を変調・復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順
信号を送受信するものである。
【0021】バッファ21は、相手側ファクシミリ装置
との間で送受信される符号化された画像データやスキャ
ナ22により読み取られた原稿の画像データを一時的に
格納するものである。画像データは、このバッファ21
を介して、ページメモリ13aやフラッシュメモリ15
に記憶される。また、印刷のためにプリンタ25へ出力
される画像データも、ページメモリ13aやフラッシュ
メモリ15から、一旦、このバッファ21へ読み出され
る。
【0022】スキャナ22は原稿挿入口6に挿入された
原稿の画像を読み取るためのものであり、符号化部23
はスキャナ22により読み取られた原稿画像の符号化を
行うものである。復号化部24は、バッファ21に記憶
された受信画像データを読み出して、これを復号化する
ものであり、復号化されたデータは、プリンタ25によ
り記録紙に印刷される。操作パネル4は、操作者がこの
ファクシミリ装置1の設定等の各種の操作を行うための
ものである。アンプ27は、そのアンプ27に接続され
たスピーカ28を鳴動して、呼出音などを出力するため
のものである。このように構成されたファクシミリ装置
1は、NCU19を介して、電話回線30に接続されて
いる。
【0023】次ぎに、図3に基づいて、このファクシミ
リ装置1における送受信されるデータの流れを説明す
る。まず、他のファクシミリ装置から送信され、本ファ
クシミリ装置1で受信されるデータは、符号化された状
態で、電話回線30から、NCU19、モデム20を経
て、一旦、バッファ21に記憶される。このバッファ2
1に記憶された受信データは、ページメモリ13aの空
き容量が所定量以上である場合にはページメモリ13a
に記憶され、ページメモリ13aの空き容量が所定量未
満である場合にはフラッシュメモリ15に記憶される。
ページメモリ13a又はフラッシュメモリ15に記憶さ
れた受信データは、符号化された状態であるので、バッ
ファ21を介して一部ずつ読み出されると、復号化部2
4にて復号化され、プリンタ25に出力されて印刷され
る。
【0024】一方、スキャナ22により読み取られた原
稿の画像データは、符号化部23にて符号化された後、
一旦、バッファ21に記憶される。このバッファ21に
記憶された読み取りデータは、フラッシュメモリ15の
空き容量が所定量以上である場合にはフラッシュメモリ
15に記憶され、フラッシュメモリ15の空き容量が所
定量未満である場合にはページメモリ13aに記憶され
る。ページメモリ13a又はフラッシュメモリ15に記
憶された読み取りデータは、一部ずつバッファ21に読
み出され、モデム20、NCU19を介して、電話回線
30から他のファクシミリ装置へ送信される。
【0025】ここで、図4を参照して、発呼側ファクシ
ミリ装置(発呼側装置)から被呼側ファクシミリ装置
(被呼側装置)へ送信されるデータの通信速度(データ
伝送速度)の決定方法について説明する。
【0026】発呼側装置41から被呼側装置42が発呼
されると、呼出信号43が交換機を介して、被呼側装置
42へ送信される。被呼側装置42がこの呼出信号43
を受けて電話回線を閉結44すると、発呼側装置41か
ら非音声端末であることを表すCNG(Calling Tone)
信号45が被呼側装置42へ送られる。被呼側装置42
は、CNG信号45を受信すると、CED(Called Sta
tion Identification)信号46を送信し、その信号4
6に続いて、NFS(Non-Standard Facilities)信号
47、CSI(Called Subscriber Identification)信
号48、DIS(Digital Identification Signal)信
号49を発呼側装置41へ送信する。CSI信号48は
被呼端末識別信号、即ち、被呼側ファクシミリ装置42
の電話番号を表す信号である。また、NSF信号47及
びDIS信号49は、被呼側装置42が有する送受信機
能(通信速度、解像度、符号化方式等)を発呼側装置4
1に知らせるための信号である。このNSF信号47及
びDIS信号49において、被呼側装置52の受信可能
な最速の通信速度が発呼側装置41へ知らされる。
【0027】発呼側装置41は、DIS信号49を受信
すると、TSI(Transmitting Subscriber Identifica
tion)信号50と、DCS(Digital Command Signal)
信号51またはNSS(Non-Standard facilites Set-u
p)信号を被呼側装置42へ送信する。DCS信号51
とNSS信号は、いずれか一方の信号のみ送信される。
【0028】TSI信号50は発呼端末識別信号、即
ち、発呼側ファクシミリ装置41の電話番号を表す信号
である。NSS信号又はDCS信号51は、NSF信号
47又はDIS信号49により示された被呼側装置42
の送受信機能に基づいて発呼側装置41により設定され
た伝送パラメータ(通信速度、解像度、符号化方式等)
を被呼側装置42へ知らせるための信号である。発呼側
装置41から送信され被呼側装置42で受信されるデー
タの通信速度は、被呼側装置42から送信されるNSF
信号47又はDIS信号49に基づいて、発呼側装置4
1で決定される。詳細には、NSF信号47又はDIS
信号49で示された被呼側装置42の受信可能な通信速
度と、発呼側装置41の送信可能な通信速度のうち、共
通する最速の通信速度に決定されるのである。即ち、最
速の通信速度でデータ送信することにより、データをよ
り速く送信しようとするものである。
【0029】なお、発呼側装置41は、DCS信号51
又はNSS信号の送信後、更に、TCF(Training Che
ck)信号52を被呼側装置42へ送信する。TCF信号
52は被呼側装置42が正常にデータ受信できるか否か
を確かめるための信号であり、一定時間内に予め定めら
れた数の0のビットデータが発呼側装置41から被呼側
装置42へ送出される。TCF信号52を正常に受信で
きれば、被呼側装置42はCFR(Confirmation to Re
ceive)信号53を送信し、データの送信を開始してよ
いことを発呼側装置41へ知らせる。CFR信号53の
送信後に、データの送受信が開始される。
【0030】ところで、RAM13のページメモリ13
aとともに、受信データの記憶媒体として用いられるフ
ラッシュメモリ15は、安価な書き換え可能な不揮発性
のメモリであり、バックアップ回路なしでデータを保持
することができる。しかし、このフラッシュメモリ15
は、データの書き替えが遅いという欠点を備えている。
具体的には、フラッシュメモリ15の書き換え速度は、
スタティックRAM13の書き換え速度に比べて、約1
000倍程度遅くなっている。これは、フラッシュメモ
リ15のデータを書き換えるためには、一旦、1ブロッ
ク単位でデータを消去してから、1ページ単位でデータ
を書き込まなければならないからである。
【0031】1ブロック、1ページの各サイズは、フラ
ッシュメモリ15の種類によって異なるが、一例として
は、1ページ=32バイト、1ブロック=128ページ
=4Kバイトである。具体的に、本実施例のフラッシュ
メモリ15では、1バイトのデータを書き換える場合、
まず、書き換えられるデータが含まれた1ブロックのデ
ータを別のメモリへ退避し、その退避されたメモリ上で
1バイトのデータの書き換えを行う。その後、書き換え
られるデータが含まれた1ブロックのデータを消去し、
消去後のブロックへ退避され書き換えられたデータを1
ページ単位で1ブロック分書き込むのである。
【0032】従って、ファクシミリ受信されたデータを
フラッシュメモリ15に記憶させる場合には、その通信
速度が速いと、受信されたデータのフラッシュメモリ1
5への書き込みがデータ受信に追従できず、受信された
データを取りこぼしてしまう。よって、本実施例のファ
クシミリ装置1では、図5のフローチャートに図示する
ように、受信データをフラッシュメモリ15に記憶させ
る場合には、NSF信号47及びDIS信号49により
宣言する通信速度を遅く設定している。
【0033】一方、フラッシュメモリ15の読み出し速
度は、スタティックRAM13に比べて遅いものの約数
倍程度である。よって、図6のフローチャートに図示す
るように、フラッシュメモリ15に記憶されたデータを
送信する場合の通信速度は、通常の場合と同様に、設定
可能な通信速度のうち最速の通信速度としている。
【0034】次に、上記のように構成されたファクシミ
リ装置1の受信時の処理を図5のフローチャートに基づ
いて説明する。ファクシミリ装置1は、呼出信号が着信
されるまで待機し(S1:No)、呼出信号が着信され
ると(S1:Yes)、ページメモリ13aにどのくら
いの空き容量があるのかを検査する(S2)。検査の結
果、ページメモリ13aの空き容量が所定量以上である
場合には(S2:Yes)、上述したNFS信号47及
びDIS信号49の中で宣言される通信速度として、本
ファクシミリ装置1で通信可能な最高の速度を宣言する
(S3)。NFS信号47及びDIS信号49の送信
後、TSI信号50からCFR信号53までの送受信が
完了すると、発呼側ファクシミリ装置からデータの送信
が開始される。発呼側装置から送信されたデータは、本
ファクシミリ装置1で受信され、スタティックRAM1
3のページメモリ13aに格納される(S4)。
【0035】一方、ページメモリ13aの空き容量を検
査した結果、空き容量が所定量未満である場合には(S
2:No)、上述したNFS信号47及びDIS信号4
9の中で宣言される通信速度として、本ファクシミリ装
置1で通信可能な最高速度より遅い速度を宣言する(S
5)。ここで宣言する遅い速度とは、フラッシュメモリ
15への受信データの書き込みが、データ受信に追従で
きる速度である。受信されたデータは、一旦、バッファ
21に蓄えられ、その後順に、フラッシュメモリ15に
書き込まれるが、かかる遅い速度とは、バッファ21が
フル(一杯)にならずにデータ受信できる速度である。
このように遅い速度を宣言することにより、バッファ2
1がフル状態になることを回避できるので、受信データ
を取りこぼしてしまうことがない。
【0036】NFS信号47及びDIS信号49の送信
後、TSI信号50からCFR信号53までの送受信が
完了すると、発呼側ファクシミリ装置からデータの送信
が開始される。発呼側装置から送信されたデータは、本
ファクシミリ装置1で受信され、フラッシュメモリ15
に格納される(S6)。
【0037】次に、ファクシミリ装置1の送信時の処理
を図6のフローチャートに基づいて説明する。ファクシ
ミリ装置1は、操作パネル4から送信指示がなされるま
で待機し(S11:No)、送信指示がなされると(S
11:Yes)、まず、フラッシュメモリ15にどのく
らいの空き容量があるのかを検査する(S12)。検査
の結果、フラッシュメモリ15の空き容量が所定量以上
である場合には(S12:Yes)、スキャナ22によ
り読み取られた原稿の画像データ、即ち、送信データを
フラッシュメモリ15に記憶する(S13)。一方、検
査の結果、フラッシュメモリ15の空き容量が所定量未
満である場合には(S12:No)、スキャナ22によ
り読み取られた原稿の画像データ、即ち、送信データを
RAM13のページメモリ13aに記憶する(S1
4)。なお、この図6のフローチャートにおけるS12
の「所定量」は、図5のフローチャートにおけるS2の
「所定量」と必ずしも一致しない量であり、それぞれ独
自に設定されている。
【0038】送信原稿の画像データが、フラッシュメモ
リ15又はページメモリ13aに記憶されると、ファク
シミリ装置1は回線を接続して相手先ファクシミリ装置
を発呼する(S15)。相手先ファクシミリ装置との間
で回線が閉結され、相手先装置へCNG信号45を送信
すると、相手先装置からCED信号46からDIS信号
49までの各信号が送信されてくる。本ファクシミリ装
置1は、このNSF信号47及びDIS信号49に応答
するNSS信号又はDCS信号51の中で、相手先装置
の宣言した通信速度と、本ファクシミリ装置1で通信可
能な最高の通信速度との共通する最高の通信速度を宣言
する(S16)。本ファクシミリ装置1は、DCS信号
51又はNSS信号の送信後、TCF信号52を送信
し、相手先装置から送信されたCFR信号53を受信す
ると、フラッシュメモリ15又はページメモリ13aに
格納された送信データを相手先装置へ送信する(S1
7)。
【0039】なお、図5、6には明示されていないが、
ページメモリ13aとフラッシュメモリ15のいずれに
おいても空き容量が所定量未満である場合には、メモリ
受信やメモリ送信は禁止される。もっとも、メモリを使
用しない通信は可能であるので、かかる通信は許可され
る。
【0040】以上説明したように、本実施例のファクシ
ミリ装置によれば、受信データをフラッシュメモリに記
憶させる場合には、通信速度を遅く設定するので、安価
なフラッシュメモリを用いてもデータを取りこぼすこと
なく受信することができる。また、受信データのフラッ
シュメモリへの格納は、ページメモリ(RAM)の空き
容量が不足した場合に限り行われるので、ページメモリ
の空き容量が大きい場合には、通信速度が低下されるこ
とがない。
【0041】一方、フラッシュメモリに記憶されたデー
タを送信する場合には、ページメモリ(RAM)に記憶
されたデータを送信する場合と同じ速度でデータを送信
するので、通信速度が低下することがない。また、スキ
ャナにより読み取られたデータは、フラッシュメモリへ
優先して書き込まれるので、ページメモリの空き容量を
より大きく保つことができ、データ受信時の通信速度の
低下を極力抑えることができる。
【0042】更に、ページメモリはスタティックRAM
で構成され、そのスタティックRAMにはバックアップ
回路が接続されているので、フラッシュメモリとあわせ
て、ファクシミリ装置1の電源が遮断された場合にも、
すべての受信データを保存することができる。よって、
突然の停電時などにもデータを失うことがない。
【0043】請求項1記載のファクシミリ装置では、通
信速度決定手段としてはDIS信号49及びNSF信号
47が、通信速度減速手段としてはS5の処理が、それ
ぞれ該当する。請求項2記載のファクシミリ装置では、
検査手段としてはS2の処理が、記憶領域切替手段とし
てはS3とS5の処理が、それぞれ該当する。請求項3
記載のファクシミリ装置では、通信速度決定手段として
はDCS信号51及びNSS信号が該当する。請求項4
記載のファクシミリ装置では、読み取り手段としては、
S12からS14の処理が該当する。
【0044】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0045】例えば、本実施例では、通信速度の決定
は、データ送信の開始時にのみ行われた。しかし、これ
を送信されるデータの1ページ単位毎に行うようにして
も良い。
【0046】また、本実施例では、フラッシュメモリの
空き容量が所定量未満である場合に、スキャナにより読
み取られたデータはRAMのページメモリに格納された
(図6のS12:No,S14)。しかし、これをフラ
ッシュメモリの空き容量が所定量未満である場合には、
フラッシュメモリの空き容量が所定量以上に回復するま
で、スキャナによる読み取りを中止するようにしても良
い。これによりページメモリを受信専用のメモリとして
使用することができるので、通信速度の低下をより抑制
することができる。
【0047】
【発明の効果】 請求項1記載のファクシミリ装置によ
れば、本ファクシミリ装置で受信されたデータをフラッ
シュメモリで構成された第2メモリに記憶させる場合に
は、他のファクシミリ装置から送信されるデータの通信
速度が遅く設定される。よって、フラッシュメモリを用
いても、データを取りこぼすことなく、受信データの記
憶を行うことができるという効果がある。
【0048】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、請求項1記載のファクシミリ装置の奏する効果に加
え、更に、受信データは、フラッシュメモリで構成され
た第2メモリより、RAMで構成された第1メモリに優
先して記憶される。よって、受信データを第2メモリに
記憶する場合に行われる通信速度の低下を極力抑えるこ
とができるという効果がある。
【0049】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、請求項1または2に記載のファクシミリ装置の奏す
る効果に加え、更に、フラッシュメモリで構成された第
2メモリに記憶されるデータを、他のファクシミリ装置
へ送信する場合の通信速度は、RAMで構成された第1
メモリに記憶されるデータを送信する場合と同じ速度に
決定される。よって、フラッシュメモリに記憶されたデ
ータであっても、通信速度を遅くすることなく送信する
ことができるという効果がある。
【0050】請求項4記載のファクシミリ装置によれ
ば、請求項3記載のファクシミリ装置の奏する効果に加
え、更に、読み取りデータは、RAMで構成された第1
メモリより、フラッシュメモリで構成された第2メモリ
に優先して記憶される。よって、データの受信時には、
第1メモリをより多く使用することができるので、受信
データをフラッシュメモリに記憶させることによる通信
速度の低下を極力抑えることができるという効果があ
る。
【0051】請求項5記載のファクシミリ装置によれ
ば、請求項1から4のいずれかに記載のファクシミリ装
置の奏する効果に加え、更に、第1メモリはスタティッ
クRAMで構成され、そのスタティックRAMにはバッ
クアップ回路が設けられている。よって、停電時のよう
に、突然、ファクシミリ装置の電源が遮断された場合に
も、第1、第2メモリのいずれに記憶されたデータも失
われることなく保存できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるファクシミリ装置の
斜視図である。
【図2】 上記ファクシミリ装置の電気的構成を示した
ブロック図である。
【図3】 ファクシミリ装置の送受信時におけるデータ
の流れを示したブロック図である。
【図4】 発呼側装置と被呼側装置との通信制御の手順
を示した図である。
【図5】 ファクシミリ装置の受信時の処理を示したフ
ローチャートである。
【図6】 ファクシミリ装置の送信時の処理を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 13 スタティックRAM(第1
メモリ、記憶手段) 13a ページメモリ(第1メモ
リ、記憶手段) 14 バックアップ回路 15 フラッシュメモリ(第2メ
モリ、記憶手段) 19 NCU(受信手段、送信手
段) 20 モデム(受信手段、送信手
段) 21 バッファ(受信手段、送信
手段、読み取り手段) 22 スキャナ(読み取り手段) 23 符号化部(読み取り手段) 47 NSF信号(通信速度決定
手段) 49 DIS信号(通信速度決定
手段) 51 DCS信号(NSS信号)
(通信速度決定手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のファクシミリ装置との間で通信速度
    を決定する通信速度決定手段と、その通信速度決定手段
    により決定された通信速度で前記他のファクシミリ装置
    から送信されるデータを受信する受信手段と、その受信
    手段により受信されたデータを記憶する記憶手段とを備
    えたファクシミリ装置において、 前記記憶手段に設けられるRAMにより構成された第1
    メモリと、 前記記憶手段に設けられるフラッシュメモリにより構成
    された第2メモリと、 前記受信手段により受信されたデータを前記第2メモリ
    に記憶させる場合には、前記通信速度決定手段により決
    定される通信速度を、前記第1メモリに記憶させる場合
    に比べて遅く設定する通信速度減速手段とを備えたこと
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1メモリの空き容量を検査する検
    査手段と、 その検査手段により前記第1メモリの空き容量が所定量
    以上であると検査された場合には前記受信手段により受
    信されたデータを前記第1メモリに記憶させ、前記第1
    メモリの空き容量が所定量未満であると検査された場合
    には前記受信手段により受信されたデータを前記第2メ
    モリに記憶させる記憶領域切替手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶されたデータを前記
    他のファクシミリ装置へ送信する送信手段を備え、 前記通信速度決定手段は、前記送信手段により送信され
    るデータが前記第1、第2メモリのいずれに記憶されて
    いる場合であっても、同じ通信速度に決定することを特
    徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読み取り、その読み取った
    データを前記記憶手段に記憶させる読み取り手段を備
    え、 前記読み取り手段は、前記第2メモリの空き容量が所定
    量以上である場合には読み取ったデータを前記第2メモ
    リに記憶させることを特徴とする請求項3記載のファク
    シミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1メモリはスタティックRAMで
    構成され、そのスタティックRAMにはバックアップ回
    路が設けられていることを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載のファクシミリ装置。
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JP2015018332A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 株式会社リコー 情報処理装置、画像処理システム及び制御プログラム

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