JP2566191Y2 - V溝とv基準を使用する平行度測定機 - Google Patents
V溝とv基準を使用する平行度測定機Info
- Publication number
- JP2566191Y2 JP2566191Y2 JP3833792U JP3833792U JP2566191Y2 JP 2566191 Y2 JP2566191 Y2 JP 2566191Y2 JP 3833792 U JP3833792 U JP 3833792U JP 3833792 U JP3833792 U JP 3833792U JP 2566191 Y2 JP2566191 Y2 JP 2566191Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection block
- contact
- groove
- displacement
- parallelism measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、V溝とV基準を使用
する平行度測定機についてのものである。
する平行度測定機についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による平行度測定機の構
成を図3により説明する。図3の1A〜1Cは接触子、
2A〜2Cはタッチレバー、3は直線エッジ、7はボー
ルねじ、8は検出ブロック、9Aと9Bは検出ブロック
8の案内、10は被測定物である。検出ブロック8には
変位量検出器が組み込まれる。
成を図3により説明する。図3の1A〜1Cは接触子、
2A〜2Cはタッチレバー、3は直線エッジ、7はボー
ルねじ、8は検出ブロック、9Aと9Bは検出ブロック
8の案内、10は被測定物である。検出ブロック8には
変位量検出器が組み込まれる。
【0003】接触子1Aは被測定物10の第1の側面に
接触し、接触子1Bは第1の側面と反対側の被測定物1
0の第2の側面に接触する。接触子1A・1Bの変位は
タッチレバー2A・2Bから検出ブロック8に伝えられ
る。また、接触子1Cは直線エッジ3に接触し、接触子
1Cの変位はタッチレバー2Cから検出ブロック8に伝
えられる。接触子1Cの変位は被測定物10の姿勢によ
る測定誤差を補正する。図3では、ボールねじ7を回転
させ、検出ブロック8を移動させて直線エッジ3に対す
る被測定物10の平行度を測定する。
接触し、接触子1Bは第1の側面と反対側の被測定物1
0の第2の側面に接触する。接触子1A・1Bの変位は
タッチレバー2A・2Bから検出ブロック8に伝えられ
る。また、接触子1Cは直線エッジ3に接触し、接触子
1Cの変位はタッチレバー2Cから検出ブロック8に伝
えられる。接触子1Cの変位は被測定物10の姿勢によ
る測定誤差を補正する。図3では、ボールねじ7を回転
させ、検出ブロック8を移動させて直線エッジ3に対す
る被測定物10の平行度を測定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図3では、検出ブロッ
ク8と案内9A・9Bの間に隙間があるため測定精度が
悪くなる。このため、案内として空気スライドを用いて
真直度を上げるが、測定機が高価になる。この考案は、
検出ブロックにV溝を設け、段部を形成し、検出ブロッ
クをV基準と受けで保持し、空気スライドを不要とした
平行度測定機の提供を目的とする。
ク8と案内9A・9Bの間に隙間があるため測定精度が
悪くなる。このため、案内として空気スライドを用いて
真直度を上げるが、測定機が高価になる。この考案は、
検出ブロックにV溝を設け、段部を形成し、検出ブロッ
クをV基準と受けで保持し、空気スライドを不要とした
平行度測定機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この考案では、被測定物10の第1の側面に接触す
る接触子1Aと、第1の側面と反対側の被測定物10の
第2の端部に接触する接触子1Bと、接触子1Aの変位
を検出ブロック4に伝えるタッチレバー2Aと、接触子
1Bの変位を検出ブロック4に伝えるタッチレバー2B
と、直線エッジ3と接触する接触子1Cと、接触子1C
の変位を検出ブロック4に伝えるタッチレバー2Cと、
V溝4Aをもち、段部4Bが形成される検出ブロック4
と、検出ブロック4のV溝に入り、検出ブロック4の位
置決めをするV基準5と、検出ブロック4の段部4Bを
保持する受け6とを備える。
に、この考案では、被測定物10の第1の側面に接触す
る接触子1Aと、第1の側面と反対側の被測定物10の
第2の端部に接触する接触子1Bと、接触子1Aの変位
を検出ブロック4に伝えるタッチレバー2Aと、接触子
1Bの変位を検出ブロック4に伝えるタッチレバー2B
と、直線エッジ3と接触する接触子1Cと、接触子1C
の変位を検出ブロック4に伝えるタッチレバー2Cと、
V溝4Aをもち、段部4Bが形成される検出ブロック4
と、検出ブロック4のV溝に入り、検出ブロック4の位
置決めをするV基準5と、検出ブロック4の段部4Bを
保持する受け6とを備える。
【0006】
【作用】次に、この考案による平行度測定機の構成を図
1により説明する。図1の4は検出ブロック、5はV基
準、6はV基準5とともに検出ブロック4を支持する受
けであり、その他は図3と同じである。すなわち、図1
は図3の検出ブロック8と案内9A・9Bを取り除き、
その代わりに検出ブロック4と、V基準5と受け6を採
用したものである。検出ブロック4は測定時にはV基準
5と受け6に密着して支持される。
1により説明する。図1の4は検出ブロック、5はV基
準、6はV基準5とともに検出ブロック4を支持する受
けであり、その他は図3と同じである。すなわち、図1
は図3の検出ブロック8と案内9A・9Bを取り除き、
その代わりに検出ブロック4と、V基準5と受け6を採
用したものである。検出ブロック4は測定時にはV基準
5と受け6に密着して支持される。
【0007】次に、図1の検出ポイントを変えるために
検出ブロック4を移動中の状態図を図2により説明す
る。図2では、検出ブロック4をV基準5と受け6から
浮かせて移動する。連続したデータが必要な場合は、図
1の状態でボールねじ7を駆動して検出ブロック4を移
動させて測定することもできる。また、平行度だけでな
く被測定物10の外径測定をすることもできる。
検出ブロック4を移動中の状態図を図2により説明す
る。図2では、検出ブロック4をV基準5と受け6から
浮かせて移動する。連続したデータが必要な場合は、図
1の状態でボールねじ7を駆動して検出ブロック4を移
動させて測定することもできる。また、平行度だけでな
く被測定物10の外径測定をすることもできる。
【0008】
【考案の効果】この考案によれば、検出ブロックにV溝
を設け、段部を形成し、検出ブロックをV基準と受けで
保持するので、空気スライドがなくても、精度のよい平
行度測定機を提供することができる。
を設け、段部を形成し、検出ブロックをV基準と受けで
保持するので、空気スライドがなくても、精度のよい平
行度測定機を提供することができる。
【図1】この考案によるV溝とV基準を使用する平行度
測定機の構成図である。
測定機の構成図である。
【図2】図1の検出ポイントを変えるために検出ブロッ
ク4を移動中の状態図である。
ク4を移動中の状態図である。
【図3】従来技術による平行度測定機の構成図である。
1A〜1C 接触子 2A〜2C タッチレバー 3 直線エッジ 4 検出ブロック 5 V基準 6 受け 7 ボールねじ 10 被測定物
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定物(10)の第1の側面に接触する第
1の接触子(1A)と、 第1の側面と反対側の被測定物(10)の第2の側面に接触
する第2の接触子(1B)と、 第1の接触子(1A)の変位を検出ブロック(4) に伝える第
1のタッチレバー(2A)と、 第2の接触子(1B)の変位を検出ブロック(4) に伝える第
2のタッチレバー(2B)と、 直線エッジ(3) と接触する第3の接触子(1C)と、 第3の接触子(1C)の変位を検出ブロック(4) に伝える第
3のタッチレバー(2C)と、 V溝(4A)をもち、段部(4B)が形成される検出ブロック
(4) と、 検出ブロック(4) のV溝に入り、検出ブロック(4) の位
置決めをするV基準(5) と、 検出ブロック(4) の段部(4B)を保持する受け(6) とを備
えることを特徴とする平行度測定機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3833792U JP2566191Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | V溝とv基準を使用する平行度測定機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3833792U JP2566191Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | V溝とv基準を使用する平行度測定機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592611U JPH0592611U (ja) | 1993-12-17 |
JP2566191Y2 true JP2566191Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12522473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3833792U Expired - Lifetime JP2566191Y2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | V溝とv基準を使用する平行度測定機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566191Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103512475A (zh) * | 2012-06-26 | 2014-01-15 | 日立电梯(中国)有限公司 | 在用垂直电梯导轨校正工具 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP3833792U patent/JP2566191Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103512475A (zh) * | 2012-06-26 | 2014-01-15 | 日立电梯(中国)有限公司 | 在用垂直电梯导轨校正工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0592611U (ja) | 1993-12-17 |
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