JP3083758B2 - 真円度測定機の検出器感度校正方法及びその装置 - Google Patents
真円度測定機の検出器感度校正方法及びその装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物(本明細
書では「ワーク」という。)の真円度や円柱形状を測定
する真円度測定機の検出器感度校正方法及びその装置に
関する。
書では「ワーク」という。)の真円度や円柱形状を測定
する真円度測定機の検出器感度校正方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】真円度測定機には、ベースに設けられた
回転テーブルにワークを載置しコラムに設けられた検出
器を固定又は上下動して測定するテーブル回転型のもの
や、回転しないテーブルにワークを載置して検出器を回
転又は上下動させて測定する検出器回転型のものがあ
る。テーブル回転型は小型の部品に、検出器回転型は大
型の部品に用いられる。
回転テーブルにワークを載置しコラムに設けられた検出
器を固定又は上下動して測定するテーブル回転型のもの
や、回転しないテーブルにワークを載置して検出器を回
転又は上下動させて測定する検出器回転型のものがあ
る。テーブル回転型は小型の部品に、検出器回転型は大
型の部品に用いられる。
【0003】まず、検出器回転型の真円度測定機の一例
を説明すると、図1に示すように、ベース11にXY方
向移動自在に支持されたXYテーブル12が設けられる
とともに、ベース11にはコラム13が立設され、コラ
ム13にZテーブル14がZ方向移動自在に支持されて
いる。Zテーブル14の前側には回転支持部15が設け
られ、回転支持部15には鉛直スピンドル16が内蔵さ
れている。そして、鉛直スピンドル16の下端には支持
アーム17が固着され、支持アーム17には検出器ホル
ダー18が水平一軸方向移動自在に支持されている。さ
らに、図2に詳細を示すように、検出器ホルダー18に
は延長ロッド18aを介して検出器19が設けられてい
る。
を説明すると、図1に示すように、ベース11にXY方
向移動自在に支持されたXYテーブル12が設けられる
とともに、ベース11にはコラム13が立設され、コラ
ム13にZテーブル14がZ方向移動自在に支持されて
いる。Zテーブル14の前側には回転支持部15が設け
られ、回転支持部15には鉛直スピンドル16が内蔵さ
れている。そして、鉛直スピンドル16の下端には支持
アーム17が固着され、支持アーム17には検出器ホル
ダー18が水平一軸方向移動自在に支持されている。さ
らに、図2に詳細を示すように、検出器ホルダー18に
は延長ロッド18aを介して検出器19が設けられてい
る。
【0004】検出器回転型の真円度測定機はこのように
構成されており、ワークをXYテーブル12の上に載置
し固定した状態で、XYテーブル12を駆動してワーク
の測定部分の中心を検出器19の回転中心に概略(検出
器19の測定可能範囲内)に合わせた後、鉛直スピンド
ル16によって検出器19が回転し、測定子19aがワ
ークに当接して真円度や円柱形状を測定する。
構成されており、ワークをXYテーブル12の上に載置
し固定した状態で、XYテーブル12を駆動してワーク
の測定部分の中心を検出器19の回転中心に概略(検出
器19の測定可能範囲内)に合わせた後、鉛直スピンド
ル16によって検出器19が回転し、測定子19aがワ
ークに当接して真円度や円柱形状を測定する。
【0005】また、テーブル回転型の真円度測定機では
図3に示すように、ベース21に鉛直軸回りに回転する
回転テーブル22が設けられるとともに、ベース21に
はコラム23が立設され、コラム23にZテーブル24
がZ方向移動自在に支持されている。Zテーブル24に
は検出器ホルダー25が水平一軸方向移動自在に支持さ
れており、その先端25aに検出器26が設けられてい
る。検出器26の測定子26aのY方向位置は回転テー
ブル22の中心にほぼ一致している。
図3に示すように、ベース21に鉛直軸回りに回転する
回転テーブル22が設けられるとともに、ベース21に
はコラム23が立設され、コラム23にZテーブル24
がZ方向移動自在に支持されている。Zテーブル24に
は検出器ホルダー25が水平一軸方向移動自在に支持さ
れており、その先端25aに検出器26が設けられてい
る。検出器26の測定子26aのY方向位置は回転テー
ブル22の中心にほぼ一致している。
【0006】テーブル回転型の真円度測定機はこのよう
に構成されており、ワークの測定部分の中心を回転テー
ブル22の回転中心に概略(検出器26の測定可能範囲
内)合わせてワークを回転テーブル22に載置してワー
クを回転させ、検出器26の測定子26aがワークに当
接して真円度や円柱形状を測定する。
に構成されており、ワークの測定部分の中心を回転テー
ブル22の回転中心に概略(検出器26の測定可能範囲
内)合わせてワークを回転テーブル22に載置してワー
クを回転させ、検出器26の測定子26aがワークに当
接して真円度や円柱形状を測定する。
【0007】いずれの真円度測定機も検出器19、26
はZテーブル14、24によって上下に移動可能である
ので、ワークの任意の高さで真円度の測定ができるとと
もに、検出器19や回転テーブル22を回転せずに上下
移動させると真直度の測定も可能である。
はZテーブル14、24によって上下に移動可能である
ので、ワークの任意の高さで真円度の測定ができるとと
もに、検出器19や回転テーブル22を回転せずに上下
移動させると真直度の測定も可能である。
【0008】また、測定する円の大きさが変わると、検
出器回転型の真円度測定機では、鉛直スピンドル16の
回転中心から測定子19aの先端までの水平方向距離が
検出器ホルダー18が移動して可変され、テーブル回転
型の真円度測定機では、回転テーブル22の回転中心か
ら測定子26aの先端までの水平方向距離が検出器ホル
ダー25が移動して可変される。
出器回転型の真円度測定機では、鉛直スピンドル16の
回転中心から測定子19aの先端までの水平方向距離が
検出器ホルダー18が移動して可変され、テーブル回転
型の真円度測定機では、回転テーブル22の回転中心か
ら測定子26aの先端までの水平方向距離が検出器ホル
ダー25が移動して可変される。
【0009】そして、測定能率の向上のために、Zテー
ブル14、24や検出器ホルダー18、25等を駆動す
る測定動作制御及び測定されたデータを演算し出力する
データ処理(これらをまとめて本明細書では「測定制
御」という。)を自動的に行う自動真円度測定機が多く
使用されるようになってきている。特に図1に示した例
ではXYテーブル12も自動で駆動されるので、ワーク
の位置決めも自動で行うことができるようになってい
る。
ブル14、24や検出器ホルダー18、25等を駆動す
る測定動作制御及び測定されたデータを演算し出力する
データ処理(これらをまとめて本明細書では「測定制
御」という。)を自動的に行う自動真円度測定機が多く
使用されるようになってきている。特に図1に示した例
ではXYテーブル12も自動で駆動されるので、ワーク
の位置決めも自動で行うことができるようになってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動真円度測定機でも、検出器19、26の感度は
手動で行われている。すなわち、検出器19、26は一
般的に差動トランス方式のものが用いられており、差動
トランスはアナログ式であるためブロックゲージ等の基
準器との比較によって変位量が判定される。そのため
に、測定子19a、26aを交換した場合や環境条件等
が変化した場合には感度を校正する必要がある。校正す
る場合は、延長ロッド18aから検出器19を、又は検
出器ホルダー25の先端25aから検出器26を取り外
し、別に用意した感度校正治具に検出器19、26を取
り付けて行う。
うな自動真円度測定機でも、検出器19、26の感度は
手動で行われている。すなわち、検出器19、26は一
般的に差動トランス方式のものが用いられており、差動
トランスはアナログ式であるためブロックゲージ等の基
準器との比較によって変位量が判定される。そのため
に、測定子19a、26aを交換した場合や環境条件等
が変化した場合には感度を校正する必要がある。校正す
る場合は、延長ロッド18aから検出器19を、又は検
出器ホルダー25の先端25aから検出器26を取り外
し、別に用意した感度校正治具に検出器19、26を取
り付けて行う。
【0011】したがって、次のような問題がある。 (イ)感度を校正するには検出器19、26の取付け取
外しが必要であるので時間がかかる。 (ロ)感度校正治具は手動のものが一般的であるが、そ
のような場合は校正が人間の判断によるため、作業者に
よってばらつきが生じやすい。 (ハ)測定子19a、26aを交換した場合に感度校正
を忘れると正しい測定値が得られない。
外しが必要であるので時間がかかる。 (ロ)感度校正治具は手動のものが一般的であるが、そ
のような場合は校正が人間の判断によるため、作業者に
よってばらつきが生じやすい。 (ハ)測定子19a、26aを交換した場合に感度校正
を忘れると正しい測定値が得られない。
【0012】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、真円度測定機でワークを測定する場合に、検出
器の感度校正が短時間で正確にでき、間違った感度のま
ま使用されることがない検出器感度校正方法及びその装
置を提供することを目的とする。
もので、真円度測定機でワークを測定する場合に、検出
器の感度校正が短時間で正確にでき、間違った感度のま
ま使用されることがない検出器感度校正方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、真円度測定機の検出器感度校正装置を次の
ように構成する。 (イ)検出器19、26をその検出方向に所定の量だけ
移動させる検出器移動手段を設ける。 (ロ)検出器19、26の移動量Aを検出する移動量検
出部を設ける。 (ハ)検出器19の測定子19a又は検出器26の測定
子26aの変位量Bを検出する変位量検出部を設ける。 (ニ)移動量Aに対する変位量Bの比率Cを算出する比
率算出部を設ける。 (ホ)比率算出部で算出された比率Cが1になるように
検出器の感度を校正する感度校正部を設ける。
するために、真円度測定機の検出器感度校正装置を次の
ように構成する。 (イ)検出器19、26をその検出方向に所定の量だけ
移動させる検出器移動手段を設ける。 (ロ)検出器19、26の移動量Aを検出する移動量検
出部を設ける。 (ハ)検出器19の測定子19a又は検出器26の測定
子26aの変位量Bを検出する変位量検出部を設ける。 (ニ)移動量Aに対する変位量Bの比率Cを算出する比
率算出部を設ける。 (ホ)比率算出部で算出された比率Cが1になるように
検出器の感度を校正する感度校正部を設ける。
【0014】そして、XYテーブル12又は回転テーブ
ル22にワークを載置し、測定子19a、26aをワー
クに接触させた後、検出器19、26をその検出方向に
所定の量だけ移動させ、そのときの検出器19、26の
移動量Aと測定子19a、26aの変位量Bを検出する
とともに、移動量Aに対する変位量Bの比率C(=B/
A)を算出して、その比率Cが1になるように検出器1
9、26の感度を校正する。
ル22にワークを載置し、測定子19a、26aをワー
クに接触させた後、検出器19、26をその検出方向に
所定の量だけ移動させ、そのときの検出器19、26の
移動量Aと測定子19a、26aの変位量Bを検出する
とともに、移動量Aに対する変位量Bの比率C(=B/
A)を算出して、その比率Cが1になるように検出器1
9、26の感度を校正する。
【0015】この場合、検出器19、26の感度は検出
器19、26の移動量Aを基準にして校正されるので、
移動量検出部の検出方式は高精度のものがよい。したが
って、移動量検出部の検出方式には光学式リニアスケー
ルやレーザ測長器等が好ましい。
器19、26の移動量Aを基準にして校正されるので、
移動量検出部の検出方式は高精度のものがよい。したが
って、移動量検出部の検出方式には光学式リニアスケー
ルやレーザ測長器等が好ましい。
【0016】また、検出器移動手段は手動方式のもので
も、検出器19、26を自動的に駆動するものでもよ
い。
も、検出器19、26を自動的に駆動するものでもよ
い。
【0017】
【実施の形態】本発明に係る真円度測定機の検出器感度
校正方法及びその装置の実施の形態のブロック図を図4
に、フローチャートを図5に示す。真円度測定機本体は
従来の技術で説明したもののうち図1に示したものと同
じ検出器回転型の自動真円度測定機であり、検出器19
の自動駆動機構が設けられている。
校正方法及びその装置の実施の形態のブロック図を図4
に、フローチャートを図5に示す。真円度測定機本体は
従来の技術で説明したもののうち図1に示したものと同
じ検出器回転型の自動真円度測定機であり、検出器19
の自動駆動機構が設けられている。
【0018】図4に示すように、この検出器感度校正装
置は次の各部から構成されている。すなわち、検出器移
動指令部31は検出器19をその検出方向に所定の量だ
け移動するように指示する。移動量検出部32は検出器
19の移動量Aを、変位量検出部33は検出器19の測
定子19aの変位量Bを検出する。比率算出部34は移
動量Aに対する変位量Bの比率Cを算出する。感度校正
部35は比率算出部34で算出された比率Cが1になる
ように検出器19の感度を校正する。
置は次の各部から構成されている。すなわち、検出器移
動指令部31は検出器19をその検出方向に所定の量だ
け移動するように指示する。移動量検出部32は検出器
19の移動量Aを、変位量検出部33は検出器19の測
定子19aの変位量Bを検出する。比率算出部34は移
動量Aに対する変位量Bの比率Cを算出する。感度校正
部35は比率算出部34で算出された比率Cが1になる
ように検出器19の感度を校正する。
【0019】次にこのように構成された検出器感度校正
方法を、図5のフローチャートを用いて説明する。XY
テーブル12にワークを載置した(ステップ41)後、
測定開始を指示すると(ステップ42)、検出器19の
測定子19aがワークに接触した後、検出器19はその
検出方向に所定の量(例えば50μm程度)だけ移動す
る(ステップ43)。すると、そのときの検出器19の
移動量Aと測定子19aの変位量Bが検出され(ステッ
プ44)、移動量Aに対する変位量Bの比率C(=B/
A)が算出される(ステップ45)。
方法を、図5のフローチャートを用いて説明する。XY
テーブル12にワークを載置した(ステップ41)後、
測定開始を指示すると(ステップ42)、検出器19の
測定子19aがワークに接触した後、検出器19はその
検出方向に所定の量(例えば50μm程度)だけ移動す
る(ステップ43)。すると、そのときの検出器19の
移動量Aと測定子19aの変位量Bが検出され(ステッ
プ44)、移動量Aに対する変位量Bの比率C(=B/
A)が算出される(ステップ45)。
【0020】そして、算出された比率Cが判別され(ス
テップ46)、比率Cが1の場合はそのままの感度が維
持されるが(ステップ47)、比率Cが1に等しくない
場合は1になるように検出器19の感度が校正される
(ステップ48)。検出器19の感度校正が完了する
と、通常の測定が開始される(ステップ49)。
テップ46)、比率Cが1の場合はそのままの感度が維
持されるが(ステップ47)、比率Cが1に等しくない
場合は1になるように検出器19の感度が校正される
(ステップ48)。検出器19の感度校正が完了する
と、通常の測定が開始される(ステップ49)。
【0021】なお、以上説明した実施の形態では、検出
器19を支持アーム17によって駆動するようにした
が、支持アーム17をX又はYに向けXYテーブル12
を同じ方向に駆動してワークの方を移動させるようにし
てもよい。
器19を支持アーム17によって駆動するようにした
が、支持アーム17をX又はYに向けXYテーブル12
を同じ方向に駆動してワークの方を移動させるようにし
てもよい。
【0022】また、実施の形態では、検出器回転型の真
円度測定機について述べたが、図3に示したようなテー
ブル回転型の真円度測定機についても同様に本発明は適
用できる。
円度測定機について述べたが、図3に示したようなテー
ブル回転型の真円度測定機についても同様に本発明は適
用できる。
【0023】さらに、真円度測定機を用いてワークの高
さ方向の寸法を測定する場合等は、検出器19、26を
Z方向の検出ができるように取り付けることがあるが、
そのような場合には、Zテーブル14、24によって検
出器19、26を駆動すればよい。
さ方向の寸法を測定する場合等は、検出器19、26を
Z方向の検出ができるように取り付けることがあるが、
そのような場合には、Zテーブル14、24によって検
出器19、26を駆動すればよい。
【0024】また、実施の形態では、XYテーブル12
が自動で駆動される例について説明したが、これに限ら
ず、XYテーブルを手動で駆動するような検出器回転型
の真円度測定機についても本発明は適用できる。
が自動で駆動される例について説明したが、これに限ら
ず、XYテーブルを手動で駆動するような検出器回転型
の真円度測定機についても本発明は適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、真
円度測定機において、検出器19、26の測定子19
a、26aをワークに接触させた後、検出器19、26
をその検出方向に所定の量だけ移動させ、そのときの検
出器19、26の移動量Aと測定子19a、26aの変
位量Bを検出するとともに、移動量Aに対する変位量B
の比率Cを算出して、その比率Cが1になるように検出
器19、26の感度を校正するようにした。したがっ
て、検出器19、26の感度校正が短時間で正確にで
き、間違った感度のまま使用されることがない検出器感
度校正方法及びその装置を提供することができる。
円度測定機において、検出器19、26の測定子19
a、26aをワークに接触させた後、検出器19、26
をその検出方向に所定の量だけ移動させ、そのときの検
出器19、26の移動量Aと測定子19a、26aの変
位量Bを検出するとともに、移動量Aに対する変位量B
の比率Cを算出して、その比率Cが1になるように検出
器19、26の感度を校正するようにした。したがっ
て、検出器19、26の感度校正が短時間で正確にで
き、間違った感度のまま使用されることがない検出器感
度校正方法及びその装置を提供することができる。
【図1】検出器回転型の自動真円度測定機の外観図
【図2】図1の検出器付近の詳細図
【図3】テーブル回転型の自動真円度測定機の外観図
【図4】本発明に係る検出器感度校正方法及びその装置
の実施の形態のブロック図
の実施の形態のブロック図
【図5】本発明に係る検出器感度校正方法及びその装置
の実施の形態フローチャート
の実施の形態フローチャート
31……検出器移動指令部 32……移動量検出部 33……変位量検出部 34……比率算出部 35……感度校正部 41……ワーク載置ステップ 42……測定開始指示ステップ 43……検出器移動ステップ 44……移動量・変位量検出ステップ 45……比率算出ステップ 46……比率判別ステップ 47、48…感度校正ステップ 49……測定ステップ
Claims (6)
- 【請求項1】ワーク又は検出器のいずれか一方を回転
し、前記検出器の測定子の変位量からワークの半径方向
の変位を求めてワークの真円度を測定する真円度測定機
において、 テーブルにワークを載置し、前記 検出器の測定子を前記ワークに接触させた後、前記
検出器をその検出方向に所定量だけ移動させ、 そのときの前記検出器の移動量と前記測定子の変位量を
検出し、 前記検出器の移動量に対する前記測定子の変位量の比率
を算出し、 算出された前記比率が1になるように前記検出器の移動
量を基準として前記検出器の感度を校正する、 ことを特徴とする真円度測定機の検出器感度校正方法。 - 【請求項2】ワーク又は検出器のいずれか一方を回転
し、前記検出器の測定子の変位量からワークの半径方向
の変位を求めてワークの真円度を測定する真円度測定機
において、 検出器をその検出方向に所定の量だけ移動させる検出器
移動手段と、 前記検出器の移動量を検出する移動量検出部と、 前記検出器の測定子の変位量を検出する変位量検出部
と、 前記検出器の移動量に対する前記測定子の変位量の比率
を算出する比率算出部と、 算出された前記比率が1になるように前記検出器の移動
量を基準として前記検出器の感度を校正する感度校正部
と、 から構成されたことを特徴とする真円度測定機の検出器
感度校正装置。 - 【請求項3】前記移動量検出部の検出方式が光学式リニ
アスケールであることを特徴とする請求項2に記載の真
円度測定機の検出器感度校正装置。 - 【請求項4】前記検出器移動手段が検出器を自動的に駆
動するものであることを特徴とする請求項2又は請求項
3に記載の真円度測定機の検出器感度校正装置。 - 【請求項5】前記真円度測定機が検出器回転型の真円度
測定機であることを特徴とする請求項2から請求項4ま
でのいずれか1に記載の真円度測定機の検出器感度校正
装置。 - 【請求項6】前記真円度測定機がテーブル回転型の真円
度測定機であることを特徴とする請求項2から請求項4
までのいずれか1に記載の真円度測定機の検出器感度校
正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08099661A JP3083758B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 真円度測定機の検出器感度校正方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08099661A JP3083758B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 真円度測定機の検出器感度校正方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09269224A JPH09269224A (ja) | 1997-10-14 |
JP3083758B2 true JP3083758B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=14253234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08099661A Expired - Fee Related JP3083758B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 真円度測定機の検出器感度校正方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083758B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5324510B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2013-10-23 | 株式会社ミツトヨ | 真円度測定機 |
CN109540061B (zh) * | 2018-12-30 | 2024-05-10 | 宁波亚路轴业有限公司 | 一种金属衬套全自动测量仪 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP08099661A patent/JP3083758B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09269224A (ja) | 1997-10-14 |
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