JP2565267Y2 - 機械式駐車装置の入庫停止位置指示装置 - Google Patents

機械式駐車装置の入庫停止位置指示装置

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JP2565267Y2 JP1992019240U JP1924092U JP2565267Y2 JP 2565267 Y2 JP2565267 Y2 JP 2565267Y2 JP 1992019240 U JP1992019240 U JP 1992019240U JP 1924092 U JP1924092 U JP 1924092U JP 2565267 Y2 JP2565267 Y2 JP 2565267Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は機械式駐車装置のの分野
において、入庫する自動車に停止の適正位置を指示する
ための停止位置指示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械式駐車装置は狭少な土地を有効に利
用して高密度に自動車を収容しようとするための装置
で、これまでに各種の装置が提案され、かつ、建設され
都市部における駐車場難の解決のために著しく寄与して
いることはよく知られている通りである。機械式駐車装
置には、垂直循環方式、水平循環方式、多層循環方式、
平面往復方式等の各種形式のものや、近時はエレベータ
を応用したエレベータ方式、エレベータスライド方式等
の装置も注目されている。これらの機械式駐車装置は何
れも限られた大きさのトレイないし駐車スペースの中に
空間効率よく自動車を収納しようとするものであるか
ら、もし、自動車が収納の許容範囲より外にはみだし突
出していると、自動車の収納動作中に構造物等に衝突し
て自動車を傷つけたり構造物に損傷を与えたり、場合に
よっては自動車の転落等の事故を生じたりするおそれが
ある。これらを防止するために通常は自動車の受入れ箇
所において、自動車の全長が入庫可能の許容範囲内であ
るかを検出し、自動車を入庫のための適正位置に停止さ
せるように指示し、かつ、適正位置に停止したか否かを
検出するための安全装置が設けられている。
【0003】現在、一般的に用いられている入庫停止位
置指示装置は次のように構成されている。即ち、入出庫
室ないし自動車の受入れ箇所には、自動車の前端の許容
限度を規制する自動車前端検出器と、自動車の後端の許
容限度を規制する自動車後端検出器を設け、また、自動
車の停止中心付近には自動車の在不在を検出する在車検
出器を設けるよにしている。これらの各検出器には通常
光電スイッチが用いられ該光電スイッチの投光ビームを
自動車が遮ると検出作動するようになっている。自動車
が該自動車受入れ箇所に進入すると、在車検出器がこれ
を検出するのでこれを条件として、このときもし自動車
後端検出器が作動すれば自動車が許容位置より後方に突
出しているものと見做し、信号灯に前進の表示を現示
し、また、自動車前端検出器が作動していれば自動車が
許容位置よりも前方に突出しているものと見做し、信号
灯に後退の表示を現示する。自動車はこの信号灯の指示
に従って、後退または前進して停止位置を矯正する。こ
うして、在車検出器による自動車在車の検出を条件とし
て、自動車前端検出器と自動車後端検出器との何れもが
作動していないとき、該自動車は適正位置に停止し前後
の許容範囲内に在るものとし、信号灯には停止を現示さ
せ、自動車の運転手は降車して退出し、以後、自動車は
駐車装置に受け渡されは駐車装置による格納作業が行わ
れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】近時は、大型自動車な
いし車長の長い自動車の増加が顕著であり、このような
動向に対応して機械式駐車装置も車長の長い自動車の入
庫が可能なようにトレイの長さの長い駐車装置が多く建
設されるようになってきている。
【0005】このような車長の長い自動車に対応したト
レイに、もし、軽自動車等の車長の短い自動車が入庫す
る場合には、自動車の運転手に一般的な心理から、前方
寄りの限度いっぱいに進入して停車しようとする傾向が
あるため、停止位置が前方寄りに偏る傾向があるが、こ
れは駐車装置に負荷される荷重が前方に偏り偏荷重条件
を形成することになって駐車装置の運転上好ましくな
い。
【0006】また、機械式駐車装置の形式や種類によっ
ても異なるが、例えばエレベータ方式、エレベータスラ
イド方式駐車装置等の駐車スペースにおいては、一般に
当該駐車スペースの上段にある駐車スペースの荷重を支
持するための部材等が障害となって、隅切り部ないし駐
車にために無効の空間が止むを得ず存在している。この
ような機械式駐車装置において軽自動車やいわゆるワン
ボックス車ないしハイルーフ車が前記の場合と同様に、
トレイの前方寄りに入場し停止すると、該自動車は駐車
スペースに移送されたときに隅切り部に衝突して自動車
を破損するおそれもある。
【0007】本考案は、このような車長の長い自動車を
対象とする駐車装置のトレイに車長の短い自動車や、ワ
ンボックス型の自動車が入場した場合にも、トレイの前
後荷重負担が不平衡とならず、また駐車スペースに自動
車が移送されたときに隅切り部と干渉するおそれのない
ような適正位置に自動車を停止させるようにするための
装置の提供を目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して本考
案は、機械式駐車装置における入庫自動車の受け入れ箇
所に設けられる入庫停止位置指示装置であって、入庫自
動車の前記受入れ箇所には、自動車の在不在を検出して
在車信号を出力する在車検出器と、自動車前端位置を検
出して前端位置信号を出力する自動車前端検出器と、自
動車後端位置を検出して後端位置信号を出力する自動車
後端検出器と、前記在車信号と前端位置信号と後端位置
信号とを入力して信号灯に点滅指令する管制手段と、自
動車に進退停止を指示する信号灯と、及び切替手段を用
いてなり、前記自動車前端検出器は前記受け入れ箇所に
おける前後方向の異なる位置での検出を行う複数個を用
いると共に前記自動車後端検出器は少なくとも一個を用
い、前記複数のうち一の自動車前端検出器と自動車後端
検出器との組み合わせよりなる自動車前後端検出器グル
ープを複数グループ形成すると共に、入庫自動車の車長
に対応して前記切替手段の切替えによって前記自動車前
後端検出器グループの何れか一を有効とするよう選択可
能とした機械式駐車装置の入庫停止位置指示装置、とし
て構成したものである。
【0009】
【作用】本考案の、機械式駐車装置の入庫停止位置指示
装置は、機械式駐車装置のうち入出庫室ないし自動車受
渡し箇所において人間系から機械系への自動車授受が行
われ、以後は機械装置が搬送、格納等の入出庫処理を行
うようになされる何れの形式の装置においても適用可能
のものである。
【0010】自動車受入れ箇所において、自動車が停車
すべき適正位置の前端限度付近には自動車前端検出器が
設けられ、前記適正位置の後端限度付近には自動車後端
検出器が設けられ、かつ、前記適正位置の中心付近には
在車検出器が設けられている。本考案の装置においては
これらの検出器のうち少なくとも自動車前端検出器は収
容すべき自動車の車長に対応して前後の方向に配設位置
を異にした複数個を設備し、また、自動車後端検出器は
少なくとも一個以上を設備する。かつ、入庫自動車の車
長に対応して前記複数のうち一の自動車前端検出器と自
動車後端検出器との組み合わせよりなる自動車前後端検
出器グループを複数グループ形成し、かつ、切替手段の
切替えによって前記自動車前後端検出器グループの何れ
か一を有効とするよう選択できる。
【0011】入庫自動車が来場すると、該自動車の車長
に応じて切替手段を操作して何れか一の自動車前後端検
出器グループを有効とするように選択切替えを行ってか
ら、該自動車を自動車受入れ箇所に進入させる。入庫す
べき自動車が車長の長い自動車の場合には、自動車受入
れ箇所の最も奥側に所在する自動車前端検出器と及び自
動車後端検出器との組み合わせよりなる自動車前後端検
出器グループによって自動車前後端の位置が規制されト
レイの適正位置に停車させることができる。また、車長
の短い自動車の場合は自動車受入れ箇所の最も手前側の
自動車前端検出器と及び自動車後端検出器とよりなる自
動車前後端検出器グループによって自動車前後端の位置
が規制され、自動車をトレイの前端に偏ることなく中央
付近の適正位置に停車させることができる。
【0012】前記は、自動車後端検出器が一個のみ設け
られている場合について記したが、該自動車後端検出器
を自動車車長に対応して配設位置を異にする複数個を具
えさせることもできる。この場合も、入庫自動車車長に
応じて切替手段を操作して自動車前後端検出器グループ
の何れか一を有効とするように選択切替を行ってから該
自動車を自動車受入箇所に進入させる。入庫すべき自動
車が車長の長い自動車の場合には、自動車受入れ箇所の
最も奥側に位置する自動車前端検出器と及び自動車受入
れ箇所の最も手前側に位置する自動車後端検出器との組
み合わせよりなる自動車前後端検出器グループによって
自動車前後端の位置が規制されトレイの適正位置に停車
させることができる。また、車長の短い自動車の場合は
自動車受入れ箇所前端よりやや手前側の自動車前端検出
器と及び自動車受入箇所後端よりやや奥側に位置する自
動車後端検出器との組み合わせよりなる自動車前後端検
出器グループによって自動車前後端の位置が規制され、
自動車をトレイの前端に偏ることなく中央付近の適正位
置に停車させることができる。
【0013】
【実施例】(実施例1) 本考案の機械式駐車装置の入庫停止位置指示装置を適用
すべき機械式駐車装置は、垂直循環式駐車装置、エレベ
ータ式駐車装置その他何れの形式の機械式駐車装置でも
可能であり、少なくとも入庫室ないし入庫受渡し箇所を
具えて、ここに自動車を乗り入れさせ、以後、駐車機械
装置が入出庫処理を行う何れの形式の装置にも適用でき
る。一例として、ここでは本考案の機械式駐車装置の入
庫停止位置指示装置を、エレベータ式駐車装置1に適用
した場合について説明する。
【0014】図1は、既によく知られているエレベータ
式駐車装置1の全体構成の概要を示したものである。該
エレベータ式駐車装置1は、上下に貫通した昇降路2を
有してこの昇降路2に沿って駐車室ないし駐車スペース
3,3…及び3,3…が多数層ないし多段の棚状に配設
され、それぞれの駐車スペース3,3…及び3,3…に
は各々一のトレイ4または4…を脱着可能に具えてい
る。昇降路2の頂部には巻上装置5のドラム6,6があ
り、ドラム6,6に巻き掛けられた索条7,7の下方に
懸垂されているケージ8は、ドラム6,6の回転と共に
索条7,7を介して上下に昇降する。本図は、下部乗り
入れ式の場合を示しているので、昇降路2の下部には入
出庫室10が設けられており、ここで人と機械との間の
自動車の受渡しが行われる。
【0015】ケージ8には、図示は省略されているが、
シフト機構を具えており、このシフト機構によって入庫
すべき駐車スペース、たとえば3A(3)からトレイ4
A(4)をケージ8上に取り出して、かつ、ケージ8を
入出庫室10に下降させて待機させる。入庫すべき自動
車は外部から入出庫室10に待機中のトレイ4A(4)
に乗り入れ、ここで該自動車の運転者は降車し外部に退
出する。この後にケージ8を自動車と共に巻き上げ上昇
させ、先の駐車スペース3A(3)の最寄りの位置に停
止させ、シフト装置を用いて駐車スペース3A(3)に
トレイ4A(4)と共に自動車を移行させ、定置してこ
の駐車作業を完了するのである。
【0016】また、入出庫室10の前面の所要箇所に
は、管理人等が操作して該駐車装置の運転操作を行うた
めの操作盤21が設けられている。
【0017】図2は入出庫室10の平面図である。図に
おいて、該入出庫室10は前面の入出庫口11に扉12
を具えケージ8はトレイ4、例えば4Aを搭載して待機
している。入出庫室10の奥側には自動車前端の停止許
容位置を規制するための複数の自動車前端検出器31
L,31M,31Sが設けられている。また、入出庫室
10の入出庫口11側ないし手前側には自動車後端検出
器41が設けられ、更にまた、自動車の停止中心付近に
は在車検出器35が設けられている。
【0018】自動車前端検出器31Lはこの駐車装置に
収容可能の最も車長の長い自動車の停止位置を規制する
ためのもので、トレイ4A(4)の最も前端位置付近に
設けられ一対の光電スイッチを用いたもので、一方の発
光器32Lと他方の受光器33Lとよりなり、これらの
間には投射ビーム34Lが投射されている。
【0019】前記の自動車前端検出器31Lよりトレイ
4A(4)のやや手前側寄りには、該駐車装置に収容可
能の自動車のうち車長が中程度の自動車の停止位置を規
制するための自動車前端検出器31Mが設けられ、該自
動車前端検出器31Mは発光器32Mと受光器33Mと
よりなりこれらの間には投射ビーム34Mが投射される
ようになっている。同様に、トレイ4A(4)の更に手
前側寄りには軽自動車等の車長の最も短い自動車の停止
位置を規制するための自動車前端検出器31Sが設けら
れ、先の場合と同様に発光器32Sと、受光器33Sと
よりなりこれらの間には投射ビーム34Sが投射される
ようになっている。これら前記の自動車前端検出器31
L,31M,31Sは操作盤21に設けた切替スイッチ
ないし切替手段22を経て制御器20に接続されてい
る。
【0020】次に、トレイ4A(4)の入口側には自動
車後端検出器41が設けられている。この自動車後端検
出器41は、発光器42と、受光器43とよりなり、こ
れらの間には投射ビーム44が投射されている。更にま
たトレイ4A(4)の自動車停止中心付近には在車検出
器35が設けられ、該在車検出器35は発光器36と、
受光器37とよりなりこれらの間には投射ビーム38が
投射されている。
【0021】ここで前記複数の自動車前端検出器31
L,31M,31Sのうちの何れか一と、自動車後端検
出器41との組み合わせよりなる自動車前後端検出器グ
ループ30L,30M,または30Sを形成し、自動車
車長の長短に応じて何れかを選択切替えして用いるよう
にする。即ち、自動車受入れ箇所の最も奥側にある自動
車前端検出器31Lと及び自動車後端検出器41との組
み合わせよりなる自動車前後端検出器グループ30Lは
車長の最も長い自動車の停止位置規制に対応するための
ものである。また、自動車受入箇所の奥側よりやや手前
側にある自動車前端検出器31Mと及び自動車後端検出
器41との組み合わせよりなる自動車前後端検出器グル
ープ30Mは車長のやや短い自動車の停止位置規制に対
応するためのものであり、同様に、自動車受入箇所の前
端より更に手前側にある自動車前端検出器31Sと及び
自動車後端検出器41との組み合わせよりなる自動車前
後端検出器グループ30Sは最も車長の短い自動車の停
止位置規制に対応するためのものである。
【0022】次に、入出庫室10の奥側壁面には信号灯
23が設けられている。信号灯23は従来から一般的に
用いられているものと均等のもので、自動車の前進を指
示する前進指示灯24と、自動車の停止を指示する停止
指示灯25と及び自動車の後退を指示する後退指示灯2
6とよりなっており、制御器20の指令により何れかが
点灯して、自動車に指示信号を現示する。
【0023】以上は、各検出器等の配置について記した
が、次に、これらの各機器等の接続関係について図4を
用いて説明する。図4において、操作盤21には切替ス
イッチないし切替手段22を具えており、自動車前端検
出器31L,31M,31Sは切替手段22を経て、制
御器20に接続されており、切替手段22を切替え操作
することによって、自動車前端検器31L,31Mまた
は31Sのうちの何れか一を有効とするように切替え可
能となっている。
【0024】本実施例の構成においては自動車後端検出
器41は一個のみが用いられているので、切替手段22
を経ずに直接に制御器20に接続されている。よって、
自動車後端検出器41は入庫自動車の長短に拘らず共用
され、従って切替手段22を車長の長い自動車に対応し
て接点22Lに切替えた場合には自動車前端検出器31
Lと自動車後端検出器41との組合わせよりなる自動車
前後端検出器グループ30Lが有効として選択され、車
長が中程度の自動車に対応して接点22Mに切り替えた
場合には自動車前端検出器31Mと自動車後端検出器4
1との組合わせよりなる自動車前後端検出器グループ3
0Mが有効と選択され、また、車長が短い自動車に対応
して接点22Sに切り替えた場合には自動車前端検出器
31Sと自動車後端検出器41との組合わせよりなる自
動車前後端検出器グループ30Sが有効と選択される。
また、在車検出器35は直接に制御器20に接続されて
いる。
【0025】一方、信号灯23は前記の通り前進指示灯
24と停止指示灯25と及び後退指示灯26とを具え、
それぞれ制御器20に接続されている。
【0026】以上で、構成に関する説明を終り以下には
本実施例における装置の動作ないし作用について図2,
図3,図4,図5及び図6を用いて説明する。
【0027】自動車が入庫するときは管理人または入庫
自動車の運転者が自動車車長に応じて図2の操作盤21
の切替手段22を操作する。ここでは、図2の如く車長
が長い自動車15Lを入庫するものとすれば、切替手段
22の接点22Lを選択して図2の自動車前端検出器3
1Lを有効とする。自動車後端検出器41は切替え操作
に関係なく有効であるから、よって自動車前後端検出器
グループ30Lが有効となっている。また、前記切替え
操作によってこの場合、自動車前端検出器31M,31
Sは無効となっている。かつ、在車検出器35は切替え
操作に関係なく常時有効である。このような操作のフロ
ー図は図5に示されている。
【0028】このような切替え操作を行ってのちの装置
の動作は図6のフロー図に示されている。即ち、自動車
15Lが入出庫口11から入出庫室20に待機している
トレイ4A(4)上に進入すると、自動車後端検出器4
1の投射ビーム44を遮断すると共に、在車検出器35
の投射ビーム38をを遮断し、自動車後端検出器41は
後端位置信号を制御器20に出力し、在車検出器35は
在車信号を制御器20に出力する。制御器20において
は、在車信号ありを条件として、後端位置信号ありのと
き、自動車15Lが適正停止位置よりも後方に許容限度
を超えて突出しているものと判定して、信号灯23の前
進指示灯24を点灯指令する。自動車15Lの運転者は
この指示に従って自動車15Lを前進移動させるのであ
る。
【0029】次に、自動車15Lが前進して、自動車後
端検出器41の位置を通過して投射ビーム44を遮らな
くなったが、自動車前端検出器31Lの投射ビーム34
Lを遮ったとすれば、前端位置信号が制御器20に出力
され、制御器20においては前記の在車信号ありを条件
として前端位置信号ありのとき、自動車15Lが適正停
止位置よりも前方に行き過ぎて許容限度を超えて突出し
ているものと判定して、信号灯23の後退指示灯26を
点灯指令する。自動車15Lの運転者はこの指示に従っ
て自動車15Lを後退移動させるのである。
【0030】このようにして自動車を前後に位置調整
し、前記の在車信号ありを条件として自動車15Lが自
動車前端検出器31Lの投射ビーム34Lを遮っておら
ず、従って前端位置信号が制御器20に送出されておら
ず、かつ、同時に自動車後端検出器41の投射ビーム4
4を遮っておらず従って後端位置信号が制御器20に送
出されていないときには、制御器20は自動車15Lが
適正停車位置に在るものと判定して、信号灯23の停止
指示灯25の点灯指令を行うのである。ここで自動車運
転者は降車して入出庫口11より外部に退出し、以後、
扉12が閉じられて駐車装置の格納作業が行われる。
【0031】次に、図3の如く車長が短い自動車15S
を入庫させる場合については、前記と同手順で、図5の
フロー図の如く、切替手段22の接点22Sを選択して
図3の自動車前端検出器31Sを有効とする。自動車後
端検出器41は切替え操作に関係なく有効であるから、
よって自動車前後端検出器グループ30Sが有効とな
る。また、前記切替え操作によって、自動車前端検出器
31L,31Mは無効となっている。在車検出器35は
前記切替え操作に関係なく常時有効である。
【0032】切替え操作の後の装置の動作は、前記の図
6のフロー図の場合と同様手順で行われる。即ち、図3
の如く自動車15Sが入出庫口11から入出庫室20に
待機しているトレイ4A(4)上に進入すると、自動車
後端検出器41の投射ビーム44を遮断すると共に、在
車検出器35の投射ビーム38を遮断し、自動車後端検
出器41は後端位置信号を制御器20に送出し、在車検
出器35は在車信号を制御器20に送出する。制御器2
0においては、在車信号ありを条件として、後端位置信
号ありのとき、自動車15Sが適正停止位置よりも後方
に許容限度を超えて突出しているものと判定して、信号
灯23の前進指示灯24を点灯指令する。自動車15S
の運転者はこの指示に従って自動車15Sを前進移動さ
せるのである。
【0033】次に、自動車15Sが前進して、自動車後
端検出器41の位置を通過して投射ビーム44を遮らな
くなったが、自動車前端検出器31Sの投射ビーム34
Sを遮ったとすれば、前端位置信号が制御器20に送出
され、制御器20においては前記の在車信号ありを条件
として後端位置信号ありのとき、自動車15Sが適正停
止位置よりも前方に許容限度を超えて突出しているもの
と判定して、信号灯23の後退指示灯26を点灯指令す
る。自動車15Sの運転者はこの指示に従って自動車1
5Sを後退移動させるのである。
【0034】このようにして自動車15Sを前後に位置
調整し、前記の在車信号ありを条件として自動車15S
が自動車前端検出器31Sの投射ビーム34Sを遮って
おらず、したがって前端位置信号が制御器20に送出さ
れておらず、かつ、同時に自動車後端検出器41の投射
ビーム44を遮っておらず従って後端位置信号が制御器
20に送出されていないとき、制御器20は自動車15
Sが適正停車位置に在るものと判定して、信号灯23の
停止指示灯25の点灯指令を行うのである。ここで自動
車運転者は降車して入出庫口11より外部に退出し、以
後、扉12が閉じられて駐車装置の格納作業が行われ
る。
【0035】また、車長が中程度の場合においても同様
に切替手段22を操作して接点22Mを選択し、自動車
前端検出器31Mを有効とし、よって自動車前後端検出
器グループ30Mによって前記の場合と同様に自動車1
5Mの停止位置を規制して適正位置に停車させるのであ
る。
【0036】本実施例の場合には、自動車後端検出器4
1は一個設けられているのみであるが、自動車運転者の
通有の心理として前端寄りに停車するので、車長の長短
に拘らず自動車をトレイ4A(4)上の、ほぼ中央付近
の適正位置に停車させることができる。
【0037】(実施例2) この実施例においては、図7に示した如く、先の実施例
の場合と同様に複数の自動車前端検出器131L,13
1M,131Sを設けると共に、自動車後端検出のため
に複数個の自動車後端検出器141L,141M,14
1Sを設けた場合を示している。図7は入出庫室110
の平面図である。図において、該入出庫室110にはト
レイ104A(104)が待機している。入出庫室11
0の奥側には複数の自動車前端検出器131L,131
M,131Sが設けられている。また、入出庫室110
の入出庫口111側にも複数の自動車後端検出器141
L,141M,141Sが設けられ、更にまた、自動車
の停止中心付近には在車検出器135が設けられてい
る。
【0038】自動車前端検出器131Lはトレイ104
A(104)の最も前端位置付近に設けられ一対の光電
スイッチを用いたものである。前記の自動車前端検出器
131Lよりトレイ104A(104)のやや手前側寄
りには、車長が中程度の自動車の停止位置を規制するた
めの自動車前端検出器131Mが設けられ、トレイ10
4A(104)の更に手前側寄りには車長の最も短い自
動車の停止位置を規制するための自動車前端検出器13
1Sが設けられている。これら前記の自動車前端検出器
131L,131M,131Sは操作盤121に設けた
切替スイッチないし切替手段122を経て制御器120
に接続されている。
【0039】次に、トレイ104A(104)の入口側
ないし手前側には複数の自動車後端検出器141L,1
41M,141Sが設けられている。自動車後端検出器
141Lはトレイ104(104A)の最も後端位置付
近に設けられ、一対の光電スイッチを用いたものであ
る。前記の自動車前端検出器141Lよりトレイ104
Aのやや奥側寄りには、該駐車装置に収容可能の自動車
のうち車長が中程度の自動車の停止位置を規制するため
の自動車後端検出器141Mが設けられ、同様に一対の
光電スイッチを用いている。同様に、トレイ104A
(104)の更に奥側寄りには車長の短い自動車の停止
位置を規制するための自動車後端検出器141S設けら
れ、先の場合と同様に一対の光電スイッチを用いてなっ
ている。これら前記の自動車後端検出器141L,14
1M,141Sは操作盤121に設けた切替器ないし切
替手段122を経て制御器120に接続されている。更
にまたトレイ104A(104)の自動車停止中心付近
には在車検出器135が設けられ、該在車検出器135
も一対の光電スイッチを用いてなっている。
【0040】ここで前記複数の自動車前端検出器131
L,131M,131Sのうちの一と、複数の自動車後
端検出器141L,141M,141Sのうちの一との
組み合わせよりなる自動車前後端検出器グループ130
L,130M,または130Sを形成し、自動車車長の
長短に応じて何れかを選択切替えして用いるようにす
る。即ち、自動車受入れ箇所の最も奥側にある自動車前
端検出器131Lと及び最も手前側にある自動車後端検
出器141Lとの組み合わせよりなる自動車前後端検出
器グループ130Lは車長の最も長い自動車の停止位置
規制に対応するためのものである。また、自動車受入箇
所の前端よりやや手前側にある自動車前端検出器131
Mと及び後端よりやや奥側にある自動車後端検出器14
1Mとの組み合わせよりなる自動車前後端検出器グルー
プ130Mは車長の中程度の自動車の停止位置規制に対
応するためのものであり、同様に、自動車受入箇所の前
端より更に手前側にある自動車前端検出器131Sと及
び後端より最も奥側にある自動車後端検出器141Sと
の組み合わせよりなる自動車前後端検出器グループ13
0Sは車長の最も短い自動車の停止位置規制に対応する
ためのものである。
【0041】また、前記の場合と同様に、入出庫室11
0の奥側壁面には信号灯123が設けられ、前進指示灯
124と、停止指示灯125と及び後退指示灯126と
を具え、制御器120の指令により何れかが点灯して、
自動車に指示信号を現示する。
【0042】これらの各検出器等の接続関係については
図8の通りであり、操作盤121には切替手段22を具
えており、自動車前端検出器131L,131M,13
1Sと自動車後端検出器141L,141M,141S
は切替手段122を経て、制御器120に接続されてお
り、切替手段122によって何れかを有効とするように
切り替え可能となっている。
【0043】本実施例の構成においては、切替手段12
2を車長のの長い自動車に対応して接点122L,12
2L’に切替えた場合には自動車前端検出器131Lと
自動車後端検出器141Lとの組合わせよりなる自動車
前後端検出器グループ130Lが有効として選択され、
車長が中程度の自動車に対応して接点122M,122
M’に切り替えた場合には自動車前端検出器131Mと
自動車後端検出器141Mとの組合わせよりなる自動車
前後端検出器グループ130Mが有効と選択され、また
は、車長が最も短い自動車に対応して接点122S,1
22S’に切り替えた場合には自動車前端検出器131
Sと自動車後端検出器141Sとの組合わせよりなる自
動車前後端検出器グループ130Sが有効と選択され
る。また、在車検出器135は直接に制御器120に接
続されている。 一方、信号灯123は前記と同様に前
進指示灯124と停止指示灯125と及び後退指示灯1
26とを具え、それぞれ制御器120に接続されてい
る。
【0044】次に、本実施例の装置における動作ないし
作用について図7,図8,図9を用いて説明する。
【0045】自動車が入庫するときは自動車車長に応じ
て図9の操作盤121の切替手段122を切替え操作す
る。図7の如く車長が長い自動車115Lを入庫する場
合は、切替手段122の接点122L,122L’を選
択して図7の自動車前端検出器131Lと自動車後端検
出器141Lを有効とする。よって自動車前後端検出器
グループ130Lが有効となっている。また、前記切替
え操作によってこの場合、自動車前端検出器131M,
131Sと自動車後端検出器141M,141Sは無効
となっている。一方、在車検出器135は前記切替え操
作に関係なく常時有効である。
【0046】この状態で自動車115Lが入出庫室12
0に待機したトレイ104A(104)上に進入する
と、自動車後端検出器141Lの投射ビーム144Lを
遮断すると共に、在車検出器135の投射ビーム138
を遮断し、自動車後端検出器141Lは後端位置信号を
制御器120に送出し、在車検出器135は在車信号を
制御器120に送出する。制御器120においては、こ
の在車信号ありを条件として、後端位置信号ありのと
き、自動車115Lが適正停止位置よりも後方に許容限
度を超えて突出しているものと判定して、信号灯123
の前進指示灯124を点灯指令する。自動車115Lの
運転者はこの指示に従って自動車115Lを前進移動さ
せるのである。
【0047】次に、自動車115Lが前進し、自動車後
端検出器141Lの位置を通過して投射ビーム144L
を遮らなくなったが、自動車前端検出器131Lの投射
ビーム134Lを遮ったとすれば、前端位置信号が制御
器120に送出され、制御器120においては前記の在
車信号ありを条件として後端位置信号ありのとき、自動
車115Lが適正停止位置よりも前方に許容限度を超え
て突出しているものと判定し、信号灯123の後退指示
灯126を点灯指令する。自動車115Lの運転者はこ
の指示に従って自動車115Lを後退移動させるのであ
る。
【0048】このようにして自動車を前後に位置調整
し、前記の在車信号ありを条件として自動車115Lが
自動車前端検出器131Lの投射ビーム134Lを遮っ
ておらず、したがって前端位置信号が制御器120に送
出されておらず、かつ、同時に自動車後端検出器141
Lの投射ビーム144Lを遮っておらず従って後端位置
信号が制御器120に送出されていないとき、制御器1
20は自動車115Lが適正停車位置に在るものと判定
し、信号灯123の停止指示灯125の点灯指令を行
う。ここで自動車運転者は降車して退出し、以後、駐車
装置の格納作業が行われる。
【0049】次には、図8の如く車長が短い自動車11
5Sを入庫させる場合については、前記と同手順で、切
替手段122の接点122S,122S’を選択して図
8の自動車前端検出器131Sと自動車後端検出器14
1Sを有効とし、こうして。自動車前後端検出器グルー
プ130Sが有効となる。また、前記切替え操作によっ
てこの場合、自動車前端検出器131L,131Mと自
動車後端検出器141L,141Mは無効となってい
る。かつ、在車検出器135は前記切替え操作に関係な
く常時有効である。
【0050】この状態で自動車115Sが入出庫室12
0に待機しているトレイ104(104)上に進入し、
自動車後端検出器141Sの投射ビーム144Sを遮断
すると共に、在車検出器135の投射ビーム138を遮
断し、自動車後端検出器141Sは後端位置信号を制御
器120に送出し、在車検出器135は在車信号を制御
器120に送出する。制御器120においては、在車信
号ありを条件として、後端位置信号ありのとき、自動車
115Sが適正停止位置よりも後方に許容限度を超えて
突出しているものと判定し、信号灯123の前進指示灯
124を点灯指令する。自動車115Sの運転者はこの
指示に従って自動車115Sを前進移動させるのであ
る。
【0051】次に、自動車115Sが前進して、自動車
後端検出器141Sの位置を通過して投射ビーム144
Sを遮らなくなったが、自動車前端検出器131Sの投
射ビーム134Sを遮ったとすれば、前端位置信号が制
御器120に送出され、制御器120においては前記の
在車信号ありを条件として前端位置信号ありのとき、自
動車115Sが適正停止位置よりも前方に許容限度を超
えて突出しているものと判定し、信号灯123の後退指
示灯126を点灯指令する。自動車115Sの運転者は
この指示に従って自動車115Sを後退移動させるので
ある。
【0052】このようにして自動車115Sを前後に位
置調整し、前記の在車信号ありを条件として自動車11
5Sが自動車前端検出器131Sの投射ビーム134S
を遮っておらず、したがって前端位置信号が制御器12
0に送出されておらず、かつ、同時に自動車後端検出器
141Sの投射ビーム144Sを遮っておらず従って後
端位置信号が制御器120に送出されていないとき、制
御器120は自動車115Sが適正停車位置に在るもの
と判定して、信号灯123の停止指示灯125の点灯指
令を行うのである。ここで自動車運転者は降車して外部
に退出し、以後、駐車装置の格納作業が行われる。
【0053】また、車長が中程度の場合においても同様
に切替手段122を操作して接点122M,122M’
を選択し、自動車前端検出器132と自動車後端検出器
141Mを有効とし、よって自動車前後端検出器グルー
プ130Mによって前記の場合と同様に自動車115M
の停止位置を規制して適正位置に停車させるのである。
【0054】(その他の実施例) ここには前記実施例1,実施例2の応用実施例について
述べる。
【0055】最近においては、機械式駐車装置の駐車契
約者ないし駐車登録者に対して、暗証番号を付与し、ま
たは磁気記録等によるアイデンティティーカードを発行
し、暗証番号が入力され、またはカードが挿入されカー
ドリーダーに読取られて駐車契約者であると同定され、
入庫要請に応諾するようになされたシステムが多用され
るようになっている。このようなシステムを用いている
場合に、本考案の機械式駐車装置の入庫停止位置指示装
置は、次のように応用実施することができる。
【0056】即ち、暗証番号を用いる場合は、契約者全
部の暗証番号が記憶装置に登録されており、特定の暗証
番号が入力されたときには登録暗証番号と比較照査し、
同一のものが見出されたとき駐車契約者であると認定し
入庫要請に応諾するようになされる。ここで、前記登録
暗証番号にはその属性として自動車車長の長短に関する
情報を予め組合せ入力して記憶させておけば、入庫要請
があったとき契約者の同定と共に自動車車長の長短の情
報を読み出し、この車長の長短情報に基づいて前記の切
替手段の切替え動作を行わせ、好適な自動車前後端検出
器グループを有効とするように選択させるようにでき
る。
【0057】また同様に、カードを用いる場合も、契約
者全部のカード情報が登録されており、特定のカードが
挿入され入力されたときには登録情報と比較照査し、同
一のものが見いだされたとき駐車契約者であると認定す
るようになされるが、ここで、前記登情報にはその属性
として自動車車長の長短情報を予め入力し記憶させてて
おくものとすれば、入庫要請があったとき契約者の同定
と共に自動車車長の長短の情報を読み出し、この車長の
長短情報に基づいて前記の切替手段の切替え動作を行わ
せるようにすることができる。
【0058】または、各契約者毎のカードに直接に自動
車車長長短の情報を記録しておき、これをカードリーダ
ーによって読み出し、切替え動作させることも可能であ
る。
【0059】この応用実施例の構成は、前記実施例1、
実施例2の何れの場合にも付加して用いることができる
のは勿論である。
【0060】
【考案の効果】機械式駐車装置の分野に於いては最近の
大型自動車の増加に対応してこれらの車長の長い自動車
が収容可能な駐車スペースないしトレイの大きい装置が
多用される傾向にある。しかし、このような大型のトレ
イに軽自動車等の車長の短い自動車を収容するときに
は、多くの場合に停止位置が前方に偏り、その結果、駐
車装置に対する負荷が不平衡となって機械に悪影響を及
ぼしたり、または、駐車装置の形式によっては、駐車ス
ペースの無効空間であるいわゆる隅切り部と衝突して自
動車を損傷するおそれもあった。
【0061】本考案の、機械式駐車装置の入庫停止位置
指示装置は、入出庫室ないし自動車受渡し箇所に於い
て、少なくとも自動車前端の位置を規制するための自動
車前端検出器を複数個配設し、また、必要によっては自
動車後端の位置を規制するための自動車後端検出器も複
数個を配設し、入庫自動車の車長の大小に応じて切替手
段を操作していずれかの自動車前後端検出器グループを
選択できるようにしたものである。
【0062】これによって、自動車を車長の大小に拘ら
ず、トレイの中央部付近に停車させることができ、機械
式駐車装置の負荷の不平衡を防止し、また、駐車スペー
ス内に隅切り部がある場合にも、自動車がこれと干渉す
ることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の機械式駐車装置の入出庫停止装置を適
用する機械式駐車装置の一例を示す正面図である。
【図2】入出庫室における自動車前端、後端検出器の配
設位置関係を示すと共に、車長の長い自動車が進入した
場合を示す平面図である。
【図3】入出庫室における自動車前端、後端検出器の配
設位置関係を示すと共に、車長の短い自動車が進入した
場合を示す平面図である。
【図4】機械式駐車装置の入庫停止位置指示装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】機械式駐車装置の入庫停止位置指示装置の切替
え操作を説明するフロー図である。
【図6】機械式駐車装置の入庫停止位置指示装置の動作
を説明するフロー図である。
【図7】実施例2の入出庫室における自動車前端、後端
検出器の配設位置関係を示すと共に、車長の短い自動車
が進入した場合を示す平面図である。
【図8】実施例2の入出庫室における自動車前端、後端
検出器の配設位置関係を示すと共に、車長の短い自動車
が進入した場合を示す平面図である。
【図9】実施例2における機械式駐車装置の入庫停止位
置指示装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 エレベータ式駐車装置 2 昇降路 3 駐車スペース 3A 駐車スペース 4 トレイ 4A トレイ 5 巻上装置 6 ドラム 7 索条 8 ケージ 10 入出庫室 11 入出庫口 12 扉 13 矢印 15 自動車 15L,15M,15S 自動車 20 制御器 21 操作盤 22 切替手段 22L,22M,22S 接点 23 信号灯 24 前進指示灯 25 停止指示灯 26 後退指示灯 30L,30M,30S 自動車前後端検出器グル
ープ 31L,31M,31S 自動車前端検出器 32L,32M,32S 発光器 33L,33M,33S 受光器 34L,34M,34S 投射ビーム 35 在車検出器 36 発光器 37 受光器 38 投射ビーム 41 自動車後端検出器 42 発光器 43 受光器 44 投射ビーム 101 エレベータ式駐車装置 104 トレイ 104A トレイ 108 ケージ 110 入出庫室 111 入出庫口 112 扉 113 矢印 115 自動車 115L,115M,115S 自動車 120 制御器 121 操作盤 122 切替手段 122L,122M,122S 接点 122L’,122M’,122S’ 接点 123 信号灯 124 前進指示灯 125 停止指示灯 126 後退指示灯 130L,130M,130S 自動車前後端検出
器グループ 131L,131M,131S 自動車前端検出器 132L,132M,132S 発光器 133L,133M,133S 受光器 134L,134M,134S 投射ビーム 135 在車検出器 136 発光器 137 受光器 138 投射ビーム 141L,141M,141S 自動車後端検出器 142L,142M,142S 発光器 143L,143M,143S 受光器 144L,144M,144S 投射ビーム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械式駐車装置における入庫自動車の受け
    入れ箇所に設けられる入庫停止位置指示装置であって、
    入庫自動車の前記受入れ箇所には、自動車の在不在を検
    出して在車信号を出力する在車検出器と、自動車前端位
    置を検出して前端位置信号を出力する自動車前端検出器
    と、自動車後端位置を検出して後端位置信号を出力する
    自動車後端検出器と、前記在車信号と前端位置信号と後
    端位置信号とを入力して信号灯に点滅指令する管制手段
    と、自動車に進退停止を指示する信号灯と、及び切替手
    段を用いてなり、 前記自動車前端検出器は前記受け入れ箇所における前後
    方向の異なる位置での検出を行う複数個を用いると共に
    前記自動車後端検出器は少なくとも一個を用い、前記複
    数のうち一の自動車前端検出器と自動車後端検出器との
    組み合わせよりなる自動車前後端検出器グループを複数
    グループ形成すると共に、入庫自動車の車長に対応して
    前記切替手段の切替えによって前記自動車前後端検出器
    グループの何れか一を有効とするよう選択可能とした機
    械式駐車装置の入庫停止位置指示装置。
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