JP2563802Y2 - 精密加工された薄板の収納容器 - Google Patents
精密加工された薄板の収納容器Info
- Publication number
- JP2563802Y2 JP2563802Y2 JP1993040857U JP4085793U JP2563802Y2 JP 2563802 Y2 JP2563802 Y2 JP 2563802Y2 JP 1993040857 U JP1993040857 U JP 1993040857U JP 4085793 U JP4085793 U JP 4085793U JP 2563802 Y2 JP2563802 Y2 JP 2563802Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner box
- box
- side wall
- bottom plate
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D25/00—Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
- B65D25/02—Internal fittings
- B65D25/10—Devices to locate articles in containers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば薄板、特にはリ
ードフレーム等の精密加工された薄板の輸送、保存等に
使用される収納容器に関する。
ードフレーム等の精密加工された薄板の輸送、保存等に
使用される収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】IC部品の組み立てに用いられるリード
フレームは金属薄板を打ち抜くかまたはエッチングして
作られるが、これを輸送、保存するには複数枚重ねて包
装紙で包むか、プラスチック容器に収納する等の方法が
とられている。
フレームは金属薄板を打ち抜くかまたはエッチングして
作られるが、これを輸送、保存するには複数枚重ねて包
装紙で包むか、プラスチック容器に収納する等の方法が
とられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし近時IC回路の
集積度が向上し、リードフレームのリード線部が超細密
化してくるとわずかな変形も許されなくなった。包装紙
で包むような収納方法では、このような要求を満たすこ
とができないのはもちろんであるが、プラスチック容器
に収納する場合でも、容器内の遊びを小さくすると、輸
送中のリードフレームのがたつきは小さくなるが、出し
入れに細心の注意を要して作業性が低下し、リード線部
の変形を生じ易い。一方、遊びを大きくすると、出し入
れは容易であるが輸送中にリードフレームが揺れ動いて
リード線部が変形したり、容器壁にこすれて汚染される
おそれがある。
集積度が向上し、リードフレームのリード線部が超細密
化してくるとわずかな変形も許されなくなった。包装紙
で包むような収納方法では、このような要求を満たすこ
とができないのはもちろんであるが、プラスチック容器
に収納する場合でも、容器内の遊びを小さくすると、輸
送中のリードフレームのがたつきは小さくなるが、出し
入れに細心の注意を要して作業性が低下し、リード線部
の変形を生じ易い。一方、遊びを大きくすると、出し入
れは容易であるが輸送中にリードフレームが揺れ動いて
リード線部が変形したり、容器壁にこすれて汚染される
おそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、リードフレー
ム等の精密加工された薄板を変形、損傷せず、出し入れ
も容易な収納容器を提供するもので、これは精密加工さ
れた薄板を収納する内箱、内箱を嵌入する台箱および台
箱の蓋よりなる収納容器において、内箱は、底板と、こ
の底板に外開きに傾斜して結合され、押されると角度可
変の側壁とを有し、内箱を台箱に嵌入したとき、内箱の
側壁は台箱の側壁に押され底板に対してほぼ直角となる
ことを特徴とする収納容器を要旨とするものであり、即
ち、内箱の側壁と台箱の側壁との間に当接手段を設ける
ことを特徴とし、この当接手段は 、好ましくは内箱の角
度可変の側壁の肉厚を内箱の高さ方向に増肉した増肉部
および/または内箱の側壁外面に形成されたくさび形リ
ブである。
ム等の精密加工された薄板を変形、損傷せず、出し入れ
も容易な収納容器を提供するもので、これは精密加工さ
れた薄板を収納する内箱、内箱を嵌入する台箱および台
箱の蓋よりなる収納容器において、内箱は、底板と、こ
の底板に外開きに傾斜して結合され、押されると角度可
変の側壁とを有し、内箱を台箱に嵌入したとき、内箱の
側壁は台箱の側壁に押され底板に対してほぼ直角となる
ことを特徴とする収納容器を要旨とするものであり、即
ち、内箱の側壁と台箱の側壁との間に当接手段を設ける
ことを特徴とし、この当接手段は 、好ましくは内箱の角
度可変の側壁の肉厚を内箱の高さ方向に増肉した増肉部
および/または内箱の側壁外面に形成されたくさび形リ
ブである。
【0005】以下、図によって本考案を詳細に説明す
る。図1(a),(b),(c)は、それぞれ本考案の
収納容器を構成する蓋1、上が開いた直方体状の内箱
2、台箱3の斜視図であって、内箱の側壁4は長方形状
の底板5の各辺に部分的に設けられ、底板5に外開きに
傾斜して弾性的に結合され、わずかな力で起こして側壁
4を底板5に対し直角をなすようにすることができる。
この内箱2に精密加工薄板例えばリードフレームを収納
し台箱3に嵌入すると、前記内箱の側壁4の外面には、
厚さが内箱の高さ方向に増加するくさび形リブ6からな
る当接手段が形成されているので、内箱の側壁4の外面
が台箱の側壁7の内面に当接し押されて、内箱の側壁4
は容易に起こされ、内箱の側壁内面が底板5の内面に対
し直角をなして、リードフレームは内箱2内にほぼ固定
されると同時に、内箱2は台箱3に確実に保持される。
つぎに内箱2に蓋1を被せ軽く押し下げると、蓋1の短
辺には係止爪8が設けられているので、これが台箱3に
設けられた固定片9に係止され、リードフレームは収納
容器内に密封される。逆に係止爪8を横方向に軽く引い
てもちあげると、蓋1を台箱3から容易に外すことがで
きる。
る。図1(a),(b),(c)は、それぞれ本考案の
収納容器を構成する蓋1、上が開いた直方体状の内箱
2、台箱3の斜視図であって、内箱の側壁4は長方形状
の底板5の各辺に部分的に設けられ、底板5に外開きに
傾斜して弾性的に結合され、わずかな力で起こして側壁
4を底板5に対し直角をなすようにすることができる。
この内箱2に精密加工薄板例えばリードフレームを収納
し台箱3に嵌入すると、前記内箱の側壁4の外面には、
厚さが内箱の高さ方向に増加するくさび形リブ6からな
る当接手段が形成されているので、内箱の側壁4の外面
が台箱の側壁7の内面に当接し押されて、内箱の側壁4
は容易に起こされ、内箱の側壁内面が底板5の内面に対
し直角をなして、リードフレームは内箱2内にほぼ固定
されると同時に、内箱2は台箱3に確実に保持される。
つぎに内箱2に蓋1を被せ軽く押し下げると、蓋1の短
辺には係止爪8が設けられているので、これが台箱3に
設けられた固定片9に係止され、リードフレームは収納
容器内に密封される。逆に係止爪8を横方向に軽く引い
てもちあげると、蓋1を台箱3から容易に外すことがで
きる。
【0006】図2(a),(b),(c)は、蓋の内
面、内箱と台箱の外面をみせた斜視図であるが、台箱3
の底板10には正方形の枠付き突き上げ用窓11が2箇
所設けられているので、台箱に嵌入された内箱を取り出
すにはこの窓を通して指で内箱を突き上げればよく、ま
た、リードフレームを本考案の収納容器から取り出しボ
ンディングマシン等へ搬送する自動搬送装置を用いる場
合には、エレベータにより内箱を突き上げるか、あるい
は自動的に内箱を上昇させることが可能であり、内箱を
台箱から取り出して搬送装置に装着しなくても、内箱を
台箱に嵌入した状態のまま搬送装置に装着可能である。
しかして台箱の底板内面側には、突き上げ用窓11の周
囲に沿って枠12(図1(c)参照)が形成され肉厚と
なっていて、内箱を台箱に嵌入したとき、内箱の底板の
外面に、前記枠12を嵌合させるように設けた内箱の底
板の凹所13により、内箱内の気密性が保たれ収納薄板
の汚染を防ぐことができる。さらに内箱の底板外面に適
宜補強リブ14を形成すれば内箱の底板のソリを防ぐこ
とができる。また内箱2の側壁4の上縁には水平リブ1
5を設け、内箱2を台箱3よりもち上げるときの便に供
する。
面、内箱と台箱の外面をみせた斜視図であるが、台箱3
の底板10には正方形の枠付き突き上げ用窓11が2箇
所設けられているので、台箱に嵌入された内箱を取り出
すにはこの窓を通して指で内箱を突き上げればよく、ま
た、リードフレームを本考案の収納容器から取り出しボ
ンディングマシン等へ搬送する自動搬送装置を用いる場
合には、エレベータにより内箱を突き上げるか、あるい
は自動的に内箱を上昇させることが可能であり、内箱を
台箱から取り出して搬送装置に装着しなくても、内箱を
台箱に嵌入した状態のまま搬送装置に装着可能である。
しかして台箱の底板内面側には、突き上げ用窓11の周
囲に沿って枠12(図1(c)参照)が形成され肉厚と
なっていて、内箱を台箱に嵌入したとき、内箱の底板の
外面に、前記枠12を嵌合させるように設けた内箱の底
板の凹所13により、内箱内の気密性が保たれ収納薄板
の汚染を防ぐことができる。さらに内箱の底板外面に適
宜補強リブ14を形成すれば内箱の底板のソリを防ぐこ
とができる。また内箱2の側壁4の上縁には水平リブ1
5を設け、内箱2を台箱3よりもち上げるときの便に供
する。
【0007】つぎに内箱の外開きに傾斜させた側壁の底
板への結合部の構造を図3により詳しく説明する。 (a)に示すように、側壁4の内面と、底板5の内面に
対し垂直方向との間の角度をα、くさび形リブ外側との
間の角度をβとすると、αは3〜23°が適当で、α+
βはその倍の6〜46°が適当である。α+βが6°よ
り少ないと本考案としての効果が小さく、46°を越え
ると内箱2を台箱3に嵌入する際の滑りが悪くなる。当
接手段であるくさび形リブ6は側壁全体に設けなくて
も、(b)に示すように、部分的であってもよい。な
お、台箱の側壁7に内箱の側壁4を当接させる当接手段
は、側壁の厚さが数mm以下の場合、(c)に示すよう
に、特にくさび形リブを設けることなく側壁の厚さを上
にゆくほど大きくした増肉部としてもよい。この場合も
(d)に示すように、側壁を部分的に肉厚とした増肉部
としてもよい。
板への結合部の構造を図3により詳しく説明する。 (a)に示すように、側壁4の内面と、底板5の内面に
対し垂直方向との間の角度をα、くさび形リブ外側との
間の角度をβとすると、αは3〜23°が適当で、α+
βはその倍の6〜46°が適当である。α+βが6°よ
り少ないと本考案としての効果が小さく、46°を越え
ると内箱2を台箱3に嵌入する際の滑りが悪くなる。当
接手段であるくさび形リブ6は側壁全体に設けなくて
も、(b)に示すように、部分的であってもよい。な
お、台箱の側壁7に内箱の側壁4を当接させる当接手段
は、側壁の厚さが数mm以下の場合、(c)に示すよう
に、特にくさび形リブを設けることなく側壁の厚さを上
にゆくほど大きくした増肉部としてもよい。この場合も
(d)に示すように、側壁を部分的に肉厚とした増肉部
としてもよい。
【0008】内箱には、底板と側壁の結合部、即ちヒン
ジ機能を有する結合部に弾性をもたせるため、PE,P
P,PS,ABS,PC等の合成樹脂を使用し、かつ結
合部の肉厚も他の部より薄い薄肉部とし、0.1〜4m
m、好ましくは0.2〜3mm、より好ましくは0.2
〜2mmとするのがよい。内箱の底板と側壁は、前記合
成樹脂により一体的に成形して形成することが望まし
い。また、リードフレームを自動搬送する場合には、図
1(b)に示すように、内箱の底板5の辺に対して部分
的に側壁4を設けて、搬送用アームがリードフレームを
つかむ位置にあわせて内箱2に側壁4のない切り込み部
16を形成するようにすると、内箱2を前記したように
エレベータで段階的に上昇させながら、リードフレーム
を一枚づつ搬送アームで取り出すことが可能となる。さ
らにこのようにすると側壁4を弾性的にほぼ垂直にする
ことが容易になる。台箱、蓋は内箱より堅い樹脂を用い
るか、肉厚を増すか、補強リブを設ける等の補強構造と
して剛性を高めてもよい。
ジ機能を有する結合部に弾性をもたせるため、PE,P
P,PS,ABS,PC等の合成樹脂を使用し、かつ結
合部の肉厚も他の部より薄い薄肉部とし、0.1〜4m
m、好ましくは0.2〜3mm、より好ましくは0.2
〜2mmとするのがよい。内箱の底板と側壁は、前記合
成樹脂により一体的に成形して形成することが望まし
い。また、リードフレームを自動搬送する場合には、図
1(b)に示すように、内箱の底板5の辺に対して部分
的に側壁4を設けて、搬送用アームがリードフレームを
つかむ位置にあわせて内箱2に側壁4のない切り込み部
16を形成するようにすると、内箱2を前記したように
エレベータで段階的に上昇させながら、リードフレーム
を一枚づつ搬送アームで取り出すことが可能となる。さ
らにこのようにすると側壁4を弾性的にほぼ垂直にする
ことが容易になる。台箱、蓋は内箱より堅い樹脂を用い
るか、肉厚を増すか、補強リブを設ける等の補強構造と
して剛性を高めてもよい。
【0009】
【作用】図4(a),(b),(c)は、本考案の収納
容器に薄板状のリードフレームを収納する過程を示す説
明用断面図である。まず(a)に示すように、内箱2内
にリードフレーム17を重ねて載置する。このとき内箱
の側壁4は外開きに傾斜しているので、手動でも自動機
械でも安全かつ容易に収納することができる。つぎに
(b)に示すように、内箱2を台箱3に嵌入すると、内
箱の側壁4は台箱の側壁7に押されて内箱の底板5の内
面に対しほとんど直角をなすまで起こされ、リードフレ
ーム17を遊びの少ない状態で内箱内に収納する。つぎ
に(c)に示すように、蓋1を台箱3に被せると、蓋の
縁に設けた係止爪8が台箱3の縁に設けた固定片9に係
止して内箱2を密封すると同時に、内箱の側壁は底板に
対し直角となり(図1、2参照)、輸送、貯蔵中にリー
ドフレーム17が変形したり汚染されることから防ぐこ
とができる。
容器に薄板状のリードフレームを収納する過程を示す説
明用断面図である。まず(a)に示すように、内箱2内
にリードフレーム17を重ねて載置する。このとき内箱
の側壁4は外開きに傾斜しているので、手動でも自動機
械でも安全かつ容易に収納することができる。つぎに
(b)に示すように、内箱2を台箱3に嵌入すると、内
箱の側壁4は台箱の側壁7に押されて内箱の底板5の内
面に対しほとんど直角をなすまで起こされ、リードフレ
ーム17を遊びの少ない状態で内箱内に収納する。つぎ
に(c)に示すように、蓋1を台箱3に被せると、蓋の
縁に設けた係止爪8が台箱3の縁に設けた固定片9に係
止して内箱2を密封すると同時に、内箱の側壁は底板に
対し直角となり(図1、2参照)、輸送、貯蔵中にリー
ドフレーム17が変形したり汚染されることから防ぐこ
とができる。
【0010】蓋1の外面に2本の突条18を設け、台箱
の底板10の外面に凹所19を形成し、突条18が丁度
凹所19に嵌合する形状にすれば、リードフレーム17
を収納した収納容器を何段重ねても、安定が増し便利で
ある(図4(c)参照)。
の底板10の外面に凹所19を形成し、突条18が丁度
凹所19に嵌合する形状にすれば、リードフレーム17
を収納した収納容器を何段重ねても、安定が増し便利で
ある(図4(c)参照)。
【0011】中央にアイランド20をもつリードフレー
ム21を収納するときは、図5に示すように、内箱の底
板5の内面に窓あるいは凹所22を設け、アイランド2
0を損傷しないようにする。内箱の側壁と底板の境界部
23にはアールがつけてあるので、底板に段差24を設
け、収納したリードフレーム21を浮かして、フレーム
外周が境界部のアールに接触して変形するのを防ぐ。本
考案の薄板の収納容器は、精密加工されたリードフレー
ムの収納のみに限定されるものではなく、フォトマスク
やペリクルフレーム等の収納に用いることも できる。
ム21を収納するときは、図5に示すように、内箱の底
板5の内面に窓あるいは凹所22を設け、アイランド2
0を損傷しないようにする。内箱の側壁と底板の境界部
23にはアールがつけてあるので、底板に段差24を設
け、収納したリードフレーム21を浮かして、フレーム
外周が境界部のアールに接触して変形するのを防ぐ。本
考案の薄板の収納容器は、精密加工されたリードフレー
ムの収納のみに限定されるものではなく、フォトマスク
やペリクルフレーム等の収納に用いることも できる。
【0012】
【考案の効果】リードフレーム等の精密加工された薄板
の出し入れが容易であるが、収納後は容器内の遊びがな
いので、リードフレームのガタによる輸送、保管中の変
形、損傷がなく、自動搬送を行う場合には、内箱あるい
は内箱を嵌入した台箱のまま装置に装着可能であり、本
考案は産業上きわめて有用なものである。
の出し入れが容易であるが、収納後は容器内の遊びがな
いので、リードフレームのガタによる輸送、保管中の変
形、損傷がなく、自動搬送を行う場合には、内箱あるい
は内箱を嵌入した台箱のまま装置に装着可能であり、本
考案は産業上きわめて有用なものである。
【図1】収納容器の、(a)は蓋の外面、(b)は内箱
の内面、(c)は台箱の内面を示す斜視図である。
の内面、(c)は台箱の内面を示す斜視図である。
【図2】収納容器の、(a)は蓋の内面、(b)は内箱
の外面、(c)は台箱の外面を示す斜視図である。
の外面、(c)は台箱の外面を示す斜視図である。
【図3】(a)、(b),(c)、および(d)は内箱
の各種の側壁の拡大断面図である。
の各種の側壁の拡大断面図である。
【図4】(a)、(b)、(c)はリードフレームを収
納する過程の説明用断面図である。
納する過程の説明用断面図である。
【図5】他の種類のリードフレームを収納した収納容器
の断面図である。
の断面図である。
1…蓋 15…水平リブ 2…内箱 16…切り込み部 3…台箱 17…リードフレーム 4…内箱の側壁 (精密加工薄
板) 5…内箱の底板 18…突条 6…くさび形リブ 19…凹所 7…台箱の側壁 20…アイランド 8…係止爪 21…リードフレーム 9…固定片 (精密加工薄
板) 10…台箱の底板 22…凹所 11…突き上げ用窓 23…境界部 12…枠 24…段差 13…凹所 14…補強リブ
板) 5…内箱の底板 18…突条 6…くさび形リブ 19…凹所 7…台箱の側壁 20…アイランド 8…係止爪 21…リードフレーム 9…固定片 (精密加工薄
板) 10…台箱の底板 22…凹所 11…突き上げ用窓 23…境界部 12…枠 24…段差 13…凹所 14…補強リブ
Claims (9)
- 【請求項1】 精密加工された薄板を収納する内箱、内
箱を嵌入する台箱および台箱の蓋よりなる収納容器にお
いて、内箱は、底板と、この底板に外開きに傾斜して結
合され、押されると角度可変の側壁とを有し、内箱を台
箱に嵌入したとき、内箱の側壁は台箱の側壁に押され底
板に対してほぼ直角となることを特徴とする精密加工さ
れた薄板の収納容器。 - 【請求項2】 薄板を収納する内箱、内箱を嵌入する台
箱および台箱の蓋を備えた薄板の収納容器であって、内
箱は、底板と、この底板にヒンジ部を介して結合され、
押されると角度可変の側壁とを有し、この側壁と台箱の
側壁との間の当接手段により、内箱を台箱に嵌入したと
き内箱の側壁が当該内箱の底板に対してほぼ直角となる
ことを特徴とする収納容器。 - 【請求項3】 台箱の側壁に押される内箱の側壁との間
に存在する当接手段が、内箱の角度可変の側壁の肉厚を
内箱の高さ方向に増肉した増肉部および/または内箱の
側壁外面に形成されたくさび形リブである請求項1また
は2に記載の収納容器。 - 【請求項4】 前記内箱の側壁上縁に、水平リブを備え
た請求項1または2に記載の収納容器。 - 【請求項5】 前記台箱の底板に、内箱突き上げ用枠付
き窓を設け、内箱の底板に前記枠と嵌合する凹所をもつ
請求項1または2に記載の収納容器。 - 【請求項6】 前記蓋の縁には、台箱の縁に設けた固定
片に係止する係止爪を有する請求項1または2に記載の
収納容器。 - 【請求項7】 前記蓋の外面と台箱の底板外面とはたが
いに嵌合する形状である請求項1または2に記載の収納
容器。 - 【請求項8】 前記内箱の側壁は、底板の辺に対して部
分的に設けられ、側壁のない切り込み部が形成されてい
る請求項1または2に記載の収納容器。 - 【請求項9】 前記内箱の側壁の外開きの傾斜角が、3
〜23°である請求項1に記載の収納容器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040857U JP2563802Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1993-07-27 | 精密加工された薄板の収納容器 |
US08/113,736 US5402890A (en) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | Box container for rigid sheet bodies |
TW082106950A TW270105B (ja) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | |
MYPI93001730A MY109503A (en) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | Box container for rigid sheet bodies |
GB9317877A GB2270068B (en) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | Box container for rigid sheet bodies |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-66342 | 1992-08-28 | ||
JP6634292 | 1992-08-28 | ||
JP1993040857U JP2563802Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1993-07-27 | 精密加工された薄板の収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639792U JPH0639792U (ja) | 1994-05-27 |
JP2563802Y2 true JP2563802Y2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=26380375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993040857U Expired - Lifetime JP2563802Y2 (ja) | 1992-08-28 | 1993-07-27 | 精密加工された薄板の収納容器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5402890A (ja) |
JP (1) | JP2563802Y2 (ja) |
GB (1) | GB2270068B (ja) |
MY (1) | MY109503A (ja) |
TW (1) | TW270105B (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29613770U1 (de) | 1996-08-12 | 1997-02-27 | SuperSat Electronic Handels GmbH, 63263 Neu-Isenburg | Niedrig Energie-Polarmount-Drehvorrichtung mit motorischem Antrieb zur Führung einer Satellitenempfangsantenne zum Zwecke des Empfangs verschiedener Satellitenpositionen |
KR100513154B1 (ko) * | 1997-10-27 | 2005-11-03 | 삼성전자주식회사 | 반도체패키지용운반박스구조 |
US6336556B1 (en) * | 2000-03-29 | 2002-01-08 | Regale Corporation | Unitary multi-cell partition and carton or tray containing the same and method |
US6550619B2 (en) * | 2000-05-09 | 2003-04-22 | Entergris, Inc. | Shock resistant variable load tolerant wafer shipper |
US7040487B2 (en) * | 2001-07-14 | 2006-05-09 | Entegris, Inc. | Protective shipper |
US6988620B2 (en) * | 2002-09-06 | 2006-01-24 | E.Pak International, Inc. | Container with an adjustable inside dimension that restricts movement of items within the container |
JP5122789B2 (ja) * | 2006-10-27 | 2013-01-16 | 東洋製罐株式会社 | 角形絞り容器およびその成形方法 |
US8556079B2 (en) * | 2009-08-26 | 2013-10-15 | Texchem Advanced Products Incorporated Sdn Bhd | Wafer container with adjustable inside diameter |
TWI671248B (zh) * | 2014-12-08 | 2019-09-11 | 美商恩特葛瑞斯股份有限公司 | 用於基板之容器 |
CN108238351A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-07-03 | 安徽安缆模具有限公司 | 一种插槽式冰箱隔层运输架 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2607594A (en) * | 1948-04-23 | 1952-08-19 | Rubinoff Mark | Card holding device |
US2914189A (en) * | 1955-12-19 | 1959-11-24 | Pierce Specialized Equipment C | Collating tray and assembly |
US3532213A (en) * | 1969-03-26 | 1970-10-06 | Varian Associates | Holder for inspection,shipping and storage of glass optical elements |
US3612337A (en) * | 1969-06-09 | 1971-10-12 | Ibm | Credit card batch carrier |
JPH0810320B2 (ja) * | 1987-06-08 | 1996-01-31 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光シート用保護シート |
US4984688A (en) * | 1989-07-14 | 1991-01-15 | E. I. Du Pont De Nemours & Co. | Film box |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP1993040857U patent/JP2563802Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-27 US US08/113,736 patent/US5402890A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-27 TW TW082106950A patent/TW270105B/zh active
- 1993-08-27 MY MYPI93001730A patent/MY109503A/en unknown
- 1993-08-27 GB GB9317877A patent/GB2270068B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2270068B (en) | 1996-03-13 |
GB9317877D0 (en) | 1993-10-13 |
MY109503A (en) | 1997-02-28 |
JPH0639792U (ja) | 1994-05-27 |
TW270105B (ja) | 1996-02-11 |
GB2270068A (en) | 1994-03-02 |
US5402890A (en) | 1995-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2563802Y2 (ja) | 精密加工された薄板の収納容器 | |
EP0530053A1 (en) | A wafer basket for containing semiconductor wafers | |
US4984688A (en) | Film box | |
US5125509A (en) | Container for precision parts | |
JP3441615B2 (ja) | ウエーハ接触防止装置 | |
JPS6233436A (ja) | 輸送用ウエ−ハケ−ス | |
JP2002002686A (ja) | 梱包箱 | |
US20030000855A1 (en) | Disc case | |
JP3038352U (ja) | 収納容器 | |
JPH0460347B2 (ja) | ||
JP4280372B2 (ja) | リードフレーム用ケース | |
JPH079791Y2 (ja) | 箱蓋用の内枠 | |
JPH0451482Y2 (ja) | ||
JPS5852202Y2 (ja) | 角形被せ蓋缶 | |
JPH0439146Y2 (ja) | ||
JPS6016544Y2 (ja) | 軽量部品運搬用容器 | |
JPS629266Y2 (ja) | ||
JPH0231789Y2 (ja) | ||
JPS6137658Y2 (ja) | ||
JPH09150884A (ja) | 電子部品パッケージ収納用トレー | |
JPS5938336Y2 (ja) | 収壜仕切枠 | |
JPS6123655B2 (ja) | ||
JPH0995360A (ja) | 緩衝体の取付装置 | |
JPS6039116Y2 (ja) | 浄化槽の外槽 | |
JPH078211U (ja) | 容 器 |