JP2563156Y2 - プローブボード - Google Patents
プローブボードInfo
- Publication number
- JP2563156Y2 JP2563156Y2 JP1991004002U JP400291U JP2563156Y2 JP 2563156 Y2 JP2563156 Y2 JP 2563156Y2 JP 1991004002 U JP1991004002 U JP 1991004002U JP 400291 U JP400291 U JP 400291U JP 2563156 Y2 JP2563156 Y2 JP 2563156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- resin
- probe board
- probes
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプローブボードに関し、
特に半導体ウェーハの電気的試験の為のウェーハの接触
に用いるプローブボードに関する。
特に半導体ウェーハの電気的試験の為のウェーハの接触
に用いるプローブボードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブボードは、図5(a),
(b)に示す様に、基板3に探針1を取り付け樹脂リン
グ11で固定しており、特にリング11は機械的強度を
持たせる為にのみ用いられている絶縁物であった。
(b)に示す様に、基板3に探針1を取り付け樹脂リン
グ11で固定しており、特にリング11は機械的強度を
持たせる為にのみ用いられている絶縁物であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図3に、このような従
来のプローブボードを用いた測定方法を示す。
来のプローブボードを用いた測定方法を示す。
【0004】図3において、この従来のブローブボード
では、半導体ペレット4の測定パッド7に探針1を接触
させ、入出力の電気的測定を行なうわけであるが、探針
1間が非常に接近して取り付けられるため、探針1間の
ストレーキャパシティ6が形成される。入出力信号が高
周波になると探針1間のストレーキャパシティ6の影響
が無視できなくなり、送信側の高周波成分5が受信側に
伝わり、正確な測定ができなくなる問題点があった。
では、半導体ペレット4の測定パッド7に探針1を接触
させ、入出力の電気的測定を行なうわけであるが、探針
1間が非常に接近して取り付けられるため、探針1間の
ストレーキャパシティ6が形成される。入出力信号が高
周波になると探針1間のストレーキャパシティ6の影響
が無視できなくなり、送信側の高周波成分5が受信側に
伝わり、正確な測定ができなくなる問題点があった。
【0005】この問題を解決するため探針1を同軸状に
おおったプローブボードも存在するが、コスト高になり
値段が高く、しかも故障時の修理が困難であるという問
題点があった。
おおったプローブボードも存在するが、コスト高になり
値段が高く、しかも故障時の修理が困難であるという問
題点があった。
【0006】本考案の目的は、前記問題点を解決し、ス
トレーキャパシティの影響をなくし故障時の修理が容易
にできるようにしたプローブボードを提供することにあ
る。
トレーキャパシティの影響をなくし故障時の修理が容易
にできるようにしたプローブボードを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の構成は、半導体
ウェーハ上に形成されたペレットのパッドに当接させる
複数の探針と、前記探針を固定する樹脂リングと、前記
探針と前記樹脂リングとを取付ける基板とを備えたプロ
ーブボードにおいて、前記樹脂リングは導電性樹脂リン
グであり、前記樹脂リングにより固定される前記探針の
箇所に絶縁コーティングが施こされていることを特徴と
する。
ウェーハ上に形成されたペレットのパッドに当接させる
複数の探針と、前記探針を固定する樹脂リングと、前記
探針と前記樹脂リングとを取付ける基板とを備えたプロ
ーブボードにおいて、前記樹脂リングは導電性樹脂リン
グであり、前記樹脂リングにより固定される前記探針の
箇所に絶縁コーティングが施こされていることを特徴と
する。
【0008】
【実施例】図1(a),(b)は本考案の一実施例のプ
ローブボードの断面図と裏面図、図2は図1の一部を拡
大して示した断面図、図4は図1の使用状態を示す回路
図である。
ローブボードの断面図と裏面図、図2は図1の一部を拡
大して示した断面図、図4は図1の使用状態を示す回路
図である。
【0009】図1,図2において、本実施例のプローブ
ボードは、探針1が導電性樹脂リング2に固定され、探
針1の根元が基板3に取付けられている。
ボードは、探針1が導電性樹脂リング2に固定され、探
針1の根元が基板3に取付けられている。
【0010】図2に示すように、探針1は、基板3にハ
ンダ付けされ、さらにリング2で封入されて固定されて
いる。この探針1には、絶縁膜10がコーティングされ
ている。
ンダ付けされ、さらにリング2で封入されて固定されて
いる。この探針1には、絶縁膜10がコーティングされ
ている。
【0011】このプローブボードの作用を、図4を用い
て説明する。
て説明する。
【0012】図4において、各入出力探針1をリング2
でおおった状態は電気的に同軸と同様になるため、これ
を仮想同軸9と呼ぶことにする。この仮想同軸9を試験
装置8の基準電位(グラウンド)に接続すると、探針1
間のストレーキャパシティが低下する。
でおおった状態は電気的に同軸と同様になるため、これ
を仮想同軸9と呼ぶことにする。この仮想同軸9を試験
装置8の基準電位(グラウンド)に接続すると、探針1
間のストレーキャパシティが低下する。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、探針固
定用の樹脂リングに導電性をもたせることにより、全探
針に一様に仮想同軸効果をもたらすため、探針間のスト
レーキャパシティが低下し、入出力信号が高周波になっ
てもストレーの影響が少なくなり、送信側の高周波成分
が受信側に伝わりにくくなり、より正確な測定ができる
という効果があり、また同軸プローブボードに比べコス
トが低く、故障時の修理が容易であるという効果もあ
る。
定用の樹脂リングに導電性をもたせることにより、全探
針に一様に仮想同軸効果をもたらすため、探針間のスト
レーキャパシティが低下し、入出力信号が高周波になっ
てもストレーの影響が少なくなり、送信側の高周波成分
が受信側に伝わりにくくなり、より正確な測定ができる
という効果があり、また同軸プローブボードに比べコス
トが低く、故障時の修理が容易であるという効果もあ
る。
【図1】(a),(b)は本考案の一実施例のプローブ
カードを示す断面図およびその裏面図である。
カードを示す断面図およびその裏面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示した断面図である。
【図3】従来のプローブカードの使用状態を示す回路図
である。
である。
【図4】図1のプローブカードの使用状態を示す回路図
である。
である。
【図5】(a),(b)は従来のプローブカードを示す
断面図およびその裏面図である。
断面図およびその裏面図である。
1 探針 2 導電性樹脂リング 3 基板 4 半導体ペレット 5 高周波成分 6 ストレーキャパシティ 7 パッド 8 試験装置 9 仮想同軸 10 絶縁膜 11 絶縁樹脂リング
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体ウェーハ上に形成されたペレット
のパッドに当接させる複数の探針と、前記探針を固定す
る樹脂リングと、前記探針と前記樹脂リングとを取付け
る基板とを備えたプローブボードにおいて、前記樹脂リ
ングは導電性樹脂リングであり、前記樹脂リングにより
固定される前記探針の箇所に絶縁コーティングが施こさ
れていることを特徴とするプローブボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991004002U JP2563156Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | プローブボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991004002U JP2563156Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | プローブボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130440U JPH04130440U (ja) | 1992-11-30 |
JP2563156Y2 true JP2563156Y2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=31898718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991004002U Expired - Fee Related JP2563156Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | プローブボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563156Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5918561B2 (ja) * | 2012-02-15 | 2016-05-18 | エス・ブイ・プローブ・プライベート・リミテッドSv Probe Pte Ltd. | プローブカード及びプローブカードの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135709A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-20 | 高北農機株式会社 | マニアスプレツダ |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP1991004002U patent/JP2563156Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04130440U (ja) | 1992-11-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971007 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |