JPH0541416A - プローブカード及びフロツグリング - Google Patents

プローブカード及びフロツグリング

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JPH0541416A
JPH0541416A JP3160097A JP16009791A JPH0541416A JP H0541416 A JPH0541416 A JP H0541416A JP 3160097 A JP3160097 A JP 3160097A JP 16009791 A JP16009791 A JP 16009791A JP H0541416 A JPH0541416 A JP H0541416A
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JP
Japan
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probe
probe card
coaxial
substrate
conductive layer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3160097A
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English (en)
Inventor
Hidetaka Okamoto
秀孝 岡本
Takako Ishihara
隆子 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波信号を扱うことができコネクタを使用
しないプローブカード及び高周波信号を扱うことができ
るフロッグリングを各々実現すること。 【構成】 プローブカードのプローブを探針とシールド
導電層及びその間の絶縁層からなる同軸構造にし、その
探針とシールド導電層を基板上の個別の接触端子に接続
した。フロッグリングのポゴピンをスプリングピン構造
の中心導体とシールド導電層及びその間の絶縁層からな
る同軸構造にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ上に形成
された集積回路等の半導体素子の電気特性試験の実施に
使用するプローブカード及びフロッグリングに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】集積回路等の半導体素子の電気的特性
は、最初にウエハ状態でその試験が行われる。この電気
的特性の試験は、集積回路の外部接続用端子であるボン
ディングパットにプローブカードのプローブ(探針)を
触針させて、このプローブがらフロッグリングを経由し
て電気特定試験装置からの電気信号を入力し、半導体素
子からの出力波形信号をその電気的特性試験装置に出力
させて行うものである。
【0003】図9はこのようなプローブカード1やフロ
ッグリング5を装着したウエハプローバ装置を示す図で
ある。この装置は、支持台2に支持したテストヘッド3
にパフォーマンスボード4を取り付け、このパフォーマ
ンスボード4に上記フロッグリング5を固定し、このフ
ロッグリング5に上記プローブカード1を装着したもの
である。フロッグリング5とプローブカード1及びパフ
ォーマンスボード4との間はフロッグリング5に設けた
両端可動のスプリングピン構造のポゴピン6を、またパ
フォーマンスボード4とテストヘッド3との間はテスト
ヘッド3に設けたポゴピン7を、各々相手側の金パッド
に接触させることで電気的接続が行われる。
【0004】図10は上記プローブカード1の例を示す
図である。11は基板、12はポゴピン接触用の金パッ
ド、13はプローブ、14は基板11に形成した位置合
わせ用の開口部である。このプローブ13は材質をタン
グステンとした2〜3cmの長さの導電針である。
【0005】また、図11と図12は上記フロッグリン
グ5の例を示す図である。71は固定リング、72はそ
の中央部に形成した開口部である。伸縮するスプリング
構造のポゴピン6は、単一構造で構成され、両端が上部
分及び下部分に突出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記プローブカ
ード1の構造では、基板11上に50Ω等の特性インピ
ーダンスを得るためのストリップラインを設けても、プ
ローブ13の部分のインピーダンスの不整合やプローブ
13のインダクタンス成分の影響等のために、数十MHz
以上の高周波での試験には使用できないという問題があ
った。
【0007】また、上記フロッグリング5においても、
ポゴピン6の部分においてインピーダンス整合がとられ
ず、その部分で歪なく高周波信号を伝搬させることは困
難であった。
【0008】そこで、プローブカードについては、図1
3に示すように、同軸構造のプローブ15を使用して高
周波域まで試験できるようにしたものがある。このプロ
ーブ15はこれを基板11に固定し、コネタク16を使
用して電気信号の入出力を行うものである。
【0009】しかしながら、このプローブ15では、コ
ネタク16を使用するのでフロッグリングとの接続が煩
雑であり、また基板11上に多くのスペーを必要とし多
数のプローブ15を搭載することも容易でない。
【0010】本発明の第1の目的は、同軸構造を採用し
て高周波域まで測定でき、しかもコネクタ不要で多数の
プローブが搭載できるようにしたプローブカードを提供
することである。
【0011】第2の目的は、同軸構造を採用して同様に
高周波域の測定まで可能としたフロッグリングを提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このために第1の発明の
プローブカードは、探針と、該探針を先端を露出させて
囲む絶縁層と、該絶縁層の外側に設けたシールド導電層
とからなる同軸プローブを基板に設け、上記探針と上記
シールド導電層を上記基板上面に設けた接触端子に接続
して構成した。
【0013】第2の発明の発明のフロッグリングは、ポ
ゴピンを中心導体と該中心導体の外側に絶縁層を介して
設けたリング状のシールド導電層とから構成した。
【0014】
【作用】本発明のプローブカードやフロッグリングは同
軸構造であり、接続相手と同様な特性インピーダンスを
実現できるので、インピーダンス整合をとることができ
て高周波域まで信号伝送が忠実に行われる。また、隣接
しているポゴピンやプローブとのとの間のクロストーク
の影響も生じない。更に、プローブカードは、コネクタ
が不要でプローブを多数搭載でき、プローブカード自体
の着脱のみで容易にフロッグリングとの電気的接続/解
除ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその第1の実施例のプローブカード20の断面図で
ある。図10や図13において説明したものと同一のも
のには同一の符号を付した。21は導体で形成された探
針であり、その先端を除く周囲は絶縁体22で被覆され
ている。23はその絶縁体22の外側に設けた銅やアル
ミニウムからなるシールド導電層である。このように、
探針21、絶縁体22およびシールド導電層23によ
り、同軸プローブ24が構成されている。25は基板1
1の面上に設けられた探針用金パッド、26は同様のシ
ールド用金パッドであり、各々探針21、シールド導電
層23に接続される。また、27は探針台である。探針
用金パッド25は探針21を電気特性試験装置にポゴピ
ンを介して接続し、シールド用金パッド26はシールド
導電層23を電気特性試験装置のグランドにポゴピンを
介して接続する。
【0016】この実施例のプローブカード20は、金パ
ッド25、26により電気特性試験装置に接続する構造
であるので、コネクタが不要であり、またプローブが同
軸プローブ24であるので、高周波信号まで精度高く扱
うことができる。
【0017】図2は第2の実施例のプローブカード30
の断面図である。ここでは、同軸ププローブ24を先端
部分のみとし、基板11側とこの同軸プローブ24との
間を同軸ケーブル31で接続したものである。32は同
軸ケーブル31の心線、33はシールド線である。探針
用金パッド25には同軸ケーブル31の心線32が、ま
たシールド用金パッド26には同軸ケーブル31のシー
ルド線33が接続されている。
【0018】図1に示した構造のプローブカード20で
は、同軸プローブ24の長さを集積回路のチップサイズ
やパッド位置に合わせて調整する必要がある際にその対
応が容易でないが、この図2に示す構造のプローブカー
ド30では、同軸ケーブル31の長さを調整することで
容易に対応でき、その同軸ケーブル31の接続は容易で
ある。
【0019】図3は第3の実施例のプローブカード40
の断面図である。ここでは、基板11に斜めの溝41を
形成し、図1に示した同軸プローブ24をその溝41に
埋め込んだものである。図2に示した同軸プローブ24
と同軸ケーブル31を接続一体化したものをその溝41
に埋め込むこともできる。
【0020】図4は第4の実施例のプローブカード50
の断面図である。図3の構造のプローブカード40で
は、金パッド25、26の設定や強度確保が若干困難で
あるが、この図4のプローブカード50は基板11の上
面に補強用基板51を設け、そこに金パッド25、26
を設けて、その問題を解決したものである。
【0021】図5は第5の実施例のプローブカード60
の断面図である。ここでは、基板11内に探針61、絶
縁体62、シールド用導電層63を一体化して同軸プロ
ーブ64を構成したものである。シールド用導電層63
は溝41の壁面にその一部が形成される。例えば、溝4
1の内壁の一部或は全体にシールド用導電層63の一部
を形成して、その溝41内に探針61と絶縁体62から
なる絶縁ケーブルを埋め込み、その後に絶縁ケーブルの
上面部分にシールド用導電層63の残りの部分を形成し
て構成する。
【0022】図6は上記した図1、図2のプローブカー
ド20、30の基板11の平面を示す図である。この図
6に示すように、探針用金パッド25とその周囲を囲む
リング状のシールド用金パッド26からなるパターンが
同軸プローブ24の数だけ形成されている。このパター
ンは、後記する同軸ポゴピンに接触する。
【0023】なお、上記した金パッド25、26の組
は、現在使用されている電気特性試験装置とのインター
フェイスが金パッドとポゴピンを介して接続するものが
多いのでこれに対応するためであり、その金パッド部分
をソケットタイプのピンに変更することもできる。つま
り、外部と接触する接触端子は、プローブカードの着脱
の際の接触/離脱が容易な構造であれば良い。
【0024】図7は本発明の一実施例のフロッグリング
80の平面図、図8はその側面図である。このフロッグ
リング80は、ポゴピン81を、両端が伸縮するスプリ
ング構造の中心導体82、その中心導体82の周囲を囲
む絶縁層83、その絶縁層83の周囲を囲み且つ固定リ
ング71に固定されるリング状のシールド導電層84か
らなる同軸構造で構成したものである。
【0025】そして、このフロッグリング80の平面構
造は、ポゴピン81が上記したプローブカード20、3
0、40、50、又は60の探針用金パッド25とその
周囲を囲むリング状のシールド用金パッド26からなる
パターンに対応した配置構造となっている。
【0026】よって、このフロッグリング80に対して
プローブカード20、30、40、50、又は60を装
着すると、探針用金パッド25が中心導体82に接触
し、シールド用金パッド26がシールド導電層84に接
触して、その間の電気的接続が行われる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のプローブカード
は、同軸構造のプローブを基板に設けて接触端子に接続
した構造であるので、コネクタが不要であり、多数のプ
ローブを搭載できると共にプローブカード自体の着脱が
容易となる。また、従来のコネクタを使用する場合に比
較してインピーダンスマッチングやシールド効果に大差
はなく、高周波の信号まで扱うことができる。また、フ
ロッグリングはポゴピンが同軸構造であるので、インピ
ーダンス整合がとれ、隣接するポゴピンとの間のクロス
トークの問題もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例のプローブカードの断
面図である。
【図2】 同第2の実施例のプローブカードの断面図で
ある。
【図3】 同第3の実施例のプローブカードの断面図で
ある。
【図4】 同第4の実施例のプローブカードの断面図で
ある。
【図5】 同第5の実施例のプローブカードの断面図で
ある。
【図6】 同第1、第2の実施例のプローブカードの平
面図である。
【図7】 本発明の一実施例のフロッグリングの平面図
である。
【図8】 同実施例のフロッグリングの側面図である。
【図9】 従来のウエハプローバ装置の構成図である。
【図10】従来のプローブカードの平面図である。
【図11】従来のフロッグリングの平面図である。
【図12】従来のフロッグリングの側面図である。
【図13】従来の別のプローブカードの平面図である。
【符号の説明】
1:プローブカード、2:支持台、3:テストヘッド、
4:パフォーマンスボード、5:フロッグリング、6、
7:ポゴピン、11:基板、12:金パッド、13:プ
ローブ、14:開口部、71:固定リング、72:開口
部、20:第1の実施例のプローブカード、21:探
針、22:絶縁体、23:シールド導電層、24:同軸
プローブ、25:探針用金パッド、26:シールド用金
パッド、27:探針台、30:第2の実施例のプローブ
カード、31:同軸ケーブル、32:心線、33:シー
ルド線、40:第3の実施例のプローブカード、41:
溝、50:第4の実施例のプローブカード、51:補強
用基板、60:第5の実施例のプローブカード、61:
探針、62:絶縁体、63:シールド導電層、64:同
軸プローブ、80:フロッグリング、81:同軸構造の
ポゴピン、82:中心導体、83:絶縁層、84:シー
ルド導電層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハ上に形成された半導体素子
    の電気特性試験の実施に使用されるプローブカードにお
    いて、 探針と、該探針を先端を露出させて囲む絶縁層と、該絶
    縁層の外側に設けたシールド導電層とからなる同軸プロ
    ーブを基板に設け、上記探針と上記シールド導電層を上
    記基板上面に設けた接触端子に接続したことを特徴とす
    るプローブカード。
  2. 【請求項2】 上記同軸プローブを上記基板に形成した
    溝内に埋め込んだことを特徴とする請求項1に記載のプ
    ローブカード。
  3. 【請求項3】 上記溝内壁に上記シールド導電層の一部
    を形成し、上記同軸プローブを上記基板と一体化したた
    ことを特徴とする請求項2に記載のプローブカード。
  4. 【請求項4】 半導体ウエハ上に形成された半導体素子
    の電気特性試験の実施に使用されるフロッグリングにお
    いて、 ポゴピンを中心導体と該中心導体の外側に絶縁層を介し
    て設けたリング状のシールド導電層とから構成したこと
    を特徴とするフロッグリング。
JP3160097A 1991-05-24 1991-06-03 プローブカード及びフロツグリング Withdrawn JPH0541416A (ja)

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JP3160097A JPH0541416A (ja) 1991-05-24 1991-06-03 プローブカード及びフロツグリング

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-149682 1991-05-24
JP14968291 1991-05-24
JP3160097A JPH0541416A (ja) 1991-05-24 1991-06-03 プローブカード及びフロツグリング

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JPH0541416A true JPH0541416A (ja) 1993-02-19

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JP3160097A Withdrawn JPH0541416A (ja) 1991-05-24 1991-06-03 プローブカード及びフロツグリング

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JP (1) JPH0541416A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010021167A (ko) * 1999-08-03 2001-03-15 가부시키가이샤 어드밴티스트 콘택터용 픽킹 및 배치 기구
US7138812B2 (en) 2005-01-29 2006-11-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Probe card

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010021167A (ko) * 1999-08-03 2001-03-15 가부시키가이샤 어드밴티스트 콘택터용 픽킹 및 배치 기구
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A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

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Effective date: 19980903