JP2562518B2 - 航空機射撃用標的 - Google Patents

航空機射撃用標的

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JP2562518B2
JP2562518B2 JP2507245A JP50724590A JP2562518B2 JP 2562518 B2 JP2562518 B2 JP 2562518B2 JP 2507245 A JP2507245 A JP 2507245A JP 50724590 A JP50724590 A JP 50724590A JP 2562518 B2 JP2562518 B2 JP 2562518B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は標的及び射撃の分野に係るものである。特
に、本発明は航空機が後方に曳航する航空機搭載型の射
撃用標的に固有の分野に関するものである。
背景技術 航空機のパイロットの射撃及び追尾の技術の向上のた
めに、航空機の後方に曳航される各種型式の標的が既に
開発されている。初期の型式の標的は細長い織布を含ん
でいた。この細長い織布は、例えば、米国特許第2,731,
046号及び同第2,807,287号等に開示された旗形パネルで
あった。これらの標的は織布製パネルを含み、このパネ
ルはくつわ形部材の組立体に取り付けられ、このくつわ
形部材の組立体は長いロープに取り付けられ、このロー
プは標的を曳航する航空機に保持されるものであった。
他の従来技術は、米国特許第2,342,651号及び同第3,00
0,634号に記載された2種類の標的を含むものであり、
これらの標的は、航空機の後方に曳航される1つ以上の
円筒形のスリーブであることを特徴とするものであっ
た。このような標的は、高速で曳航されている時に、ば
たつき運動を行い、かつ、振動を発生し易いものであ
り、これは既に確認されていることである。
米国特許第4,205,848号は、航空機搭載型の射撃用標
的として使用するための旗型標的を提案した。この提案
された標的は複数の単一形ストランドを含み、このスト
ランドが前部フレームと後部フレームとの間で延びる構
造であった。この米国特許明細書には、このタイプの従
来型標的が、高速時におけるばたつき及び振動という従
来技術の問題点を解消することができるものであり、そ
の理由が、標的の長軸方向に延びている個々のストラン
ドの間の力の伝達を排除することができるからであると
記載されている。
それにもかかわらず、単一ストランドも、鞭打ち運
動、及び、ばたつき運動を発生し、かつ、鞭打ち運動と
同様に絡み付き運動を発生する傾向を有する。この絡み
付き運動が、ストランドの端部を破断し、従って、目視
認知方式の拡大部の長さを縮める作用をする。さらに、
独立のストランドを使用した場合には、この標的を追尾
する航空機がこの標的に対して繰り返し弾丸を命中させ
た後は、その標的が使用不可能になるという問題点が発
生する。発射された弾丸が独立形ストランドを直撃した
場合には、このストランドは踊りながら自由落下し、こ
のような状態になれば、この標的の、目視で認知できる
能力も、標的としての性能も低下する。さらに、レーダ
探知又は射撃得点記録を行う装置の位置が標的の前方側
の端部に接近しているので、標的を追尾する航空機が行
った射撃の弾丸がこの装置に当って、この装置が破壊さ
れる危険が大きい。
各種の目視認知方式の拡大部、例えば、既に説明した
ような旗形標的、スリーブ形標的、及び、ストランド連
結形標的には、さらに、衝撃的な環境問題が潜在してい
る。それは、これらの標的の目視認知方式の拡大部が、
標的を曳航する航空機の着陸前に切り離されて海上に落
される場合があるということにある。この衝撃的な環境
問題は、特に、軽量の旗形標的において現実的なものと
なる。その理由は、旗形標的を軽量にすればするほど、
この標的が風の影響を強く受けるからである。目視認知
方式の拡大部が海上に落下し、しかも、この目視認知方
式の拡大部が比較的大きい浮力を有する材料、例えばポ
リエプロピレン、又は、これに類似の材料で作られてい
る場合には、この目視認知方式の拡大部が、漁民等に対
しては使用中の網に絡み付くという問題を発生させ、さ
らに、この目視認知方式の拡大部が、商業用小型船舶に
対しても、娯楽用の小型船舶に対しても、そのスクリュ
ウに絡み付くという問題を発生させていた。従来技術で
は、この問題点の解決を図るべくに、目視認知方式の拡
大部の前方側の端部に錘を取り付けるという対策も試み
られた。しかしながら、目視認知方式の拡大部の前方側
の端部に錘を取り付けても、目視認知方式の拡大部が海
面に部分的に浮上するようになり、そのために、問題点
の影響を益々大きくすることさえあった。その理由は、
この目視認知方式の拡大部の浮上位置の発見が困難にな
ったからである。
さらに、従来の目視認知方式の拡大部は、目視による
探知が困難であり、その理由は、従来の目視認知方式の
拡大部の、視覚的によって認知し得る鮮明度が欠如して
いるからである。この目視探知に関する問題点が特に顕
著になるのは、従来の独立した形のストランドの形状
が、従来技術でしばしば採用しているように、外側に蛇
腹になる形にされて、目視認知方式の拡大部と周囲の背
景とのコントラストが減少した場合である。
発明の開示 本発明は、特に、上述の従来技術に存在している問題
点を解決することを意図しているものである。この意図
を具現するために、本発明は、レーダ方式の測定又は射
撃得点の記録を行うための前部胴体組立体から充分に引
き離した目視認知方式の拡大部を提供する。この引離し
のための空間を確保するために延長装置を使用し、この
延長装置を、前部胴体組立体の後方側端部と、目視認知
方式の拡大部の前方側の端部とに取り付けてある。従っ
て、延長装置を、この標的を追尾する航空機の射撃によ
る被弾を受ける可能性の殆どないような位置に維持する
ことができる。この延長装置は1本以上のライザ索を含
んでおり、このライザ索はフレーム又はスイーベル接続
装置から延び、このフレーム又はスイーベル接続装置は
前部胴体組立体に取り付けられている。また、複数の懸
吊索はライザ索の各端部から延びている。この懸吊索は
ライザ索から外側方向に、かつ、遠方側に延び、さら
に、通気型拡張具に取り付けられており、この通気型拡
張具は目視認知方式の拡大部の前方側の端部に取り付け
られている。
既に参照した従来のシステムにおいては、目視認知方
式の拡大部がフレーム構造部に取り付けられ、このフレ
ーム構造部が目視認知方式の拡大部の前方側の開く端部
を所要の形状にしていた。この前部胴体に取り付けられ
たフレーム構造部を使用する装置は、本発明の可撓性を
有する延長装置を使用する場合には、採用することがで
きない。本発明の可撓性を有する延長装置がフレームか
ら遥か遠方まで延びているからである。これを別の言葉
で表現すれば、フレーム構造部を目視認知方式の拡大部
の前方側の端部に直接接続しない場合には、目視認知方
式の拡大部の前方側の端部の形状が崩れる危険があると
いうことである。
本発明の通気型拡張具は、円筒形の前方側の端部を開
いて拡張した状態に維持するために必要な空気力学的な
力を発生させることによって、この問題点を解消してい
る。この通気型拡張具は前方側フープ状部分と後方側フ
ープ状部分とを含み、この前方側フープ状部分と後方側
フープ状部分を、複数の可撓パネルを用いて結合し、こ
のパネルを前方側フープ状部分と後方側フープ状部分と
の間に接続している。このパネルは、各フープ状部分の
縁に沿って相互に引き離されて、隣接しているパネルの
間に、通気口を形成する。さらに好ましいのは、このパ
ネルがフープ状部分に接続され、この接続が、このパネ
ルの、フープ状部分に沿う滑動を防止する方法を用いて
行われることである。さらに、前方側フープ状部分が後
方側フープ状部分よりも大きく、これは、前方側フープ
状部分と後方側フープ状部分に張力が与えられた時に、
パネルが目視認知方式の拡大部の前方側の端部のリムを
円錘形にすることができる大きさである。このようにす
れば、通気型拡張具が、目視認知方式の拡大部の前方側
の端部を開いた状態に維持する作用を行う。
目視認知方式の拡大部はほぼ円筒形であり、この円筒
形の拡大部が前方側の開かれる端部と、後方側の開かれ
る端部とを有し、この目視認知方式の拡大部は調節装置
を含み、この調節装置は後方側の端部の開口部の寸法を
調節することができる。この調節装置は、目視認知方式
の拡大部によって作り出される抗力の大きさを調節する
ことができる。目視認知方式の拡大部が高速で曳航され
る状態では、調節装置が目視認知方式の拡大部の後方側
の端部の開口部を大きくすることは好ましいことであ
る。これに対して、低速曳航が行われる場合には、調節
装置を操作して、後方側の端部の開口部を小さくするこ
とは好ましいことである。
目視認知方式の拡大部は網状編組部材を用いて形成さ
れており、この網状編組部材は複数のストランドを用い
て構成されており、このストランドは相互に交差して、
長軸方向に長い菱形の複数の開口部を形成している。こ
のストランドは編組繊条を用いて構成されており、この
編組繊条は、この(各ストランドを形成している)殆ど
全ての各編組繊条がそれぞれ交差する点で、菱形の網状
編組部材を形成するように、編んで結合されている。こ
の連結したストランドを用いて網状編組部材を形成する
構造は、目視認知方式の拡大部の抗力を減少させること
ができる。この減少した抗力は、連結したストランドの
圧縮によって、部分的に得られるものであり、このスト
ランドの圧縮は、目視認知方式の拡大部に作用する風の
力によって発生するものである。また、この網状編組部
材は、さらに、視覚によって認知し得る鮮明度を向上さ
せることができ、この視覚的な鮮明度の向上は、網状編
組部材を、従来技術で経験して来たような蛇腹形ではな
く、コンパクトな状態に維持することによって得られる
ものである。
この網状編組部材は、さらに、繰り返し被弾した後で
さえも、目視認知方式の拡大部の有効寿命を延伸させる
ことができる。また、被弾によって、網状編組部材に穴
が開けられ、又は網状編組部材のストランドが切断され
た場合、被弾した部位を取り囲んでいる網状編組部材、
及び、この装置を結合保持している網状編組部材に、有
害な影響が発生することは皆無である。さらに、本発明
の目視認知方式の拡大部は、独立した形のストランドを
編組するための繊条としてナイロンのような材料が使用
され、この独立した形のストランドが結合されて網状編
組部材が形成された場合でも、浮遊することはない。こ
の網状編組部材は、さらに、その全長に亘って、海中に
存在する各種の物質などが絡み付く。さらに、鉛の錘を
使用することによって、目視認知方式の拡大部を、風下
の方向に容易に流されないようにすることができ、この
目視認知方式の拡大部を、落下した海の底に残留させる
こともできる。
本発明の一形態は、風洞試験によって、標的曳航時に
444.48ないし926キロメートル/時(240ノットないし50
0ノット)の範囲内の速度で飛行可能の航空機に、特に
適当であることが、既に立証されている。この形態にお
いては、通気型拡張具は前方側接続装置と後方側接続装
置とを含み、この前方側接続装置と後方側接続装置は、
射撃訓練が行われている時に、形状が円形になる。この
前方側接続装置は、第一ウエブ用部材が円形であり、好
ましくは、第一ウエブ用部材が紐状部材を用いて形成さ
れ、この紐状部材がナイロンを用いて作られていること
を特徴としている。この前方側接続装置は、さらに、第
二ウエブ用部材をも含むことができ、さらに好ましいの
は、この第二ウエブ用部材が紐状部材を用いて形成さ
れ、この紐状部材がナイロンを用いて作られていること
である。
後方側接続装置は、形状が円形のナイロン製紐状部材
の直径が、第一ウエブ用部材の直径より小さく、かつ、
第二ウエブ用部材の直径よりも小さいことを特徴として
いる。
複数の取付け部材は、長軸方向に延び、かつ、前方側
接続装置と後方側接続装置との間で離されている。この
取付け部材の一方の端部はナイロン製紐状部材に取り付
けられ、このナイロン製紐状部材は後方側の接続装置を
形成している。この取付け部材は本体の部分を含み、こ
の本体の部分は前方側の接続装置に取り付けられ、さら
に、第二端部にも取り付けられており、この第二端部
は、さらに、この接続装置にも取り付けられてループ状
部分を形成しており、このループ状部分は前記前方側の
接続装置、及び、後方側の接続装置から、外側方向に延
長される。
後方側接続装置の直径が前方側接続装置の直径よりも
小さいので、取付け部材は、前方側接続装置と後方側接
続装置とが延ばされた時に、前方側接続装置と後方側接
続装置との間で傾斜した状態になる。さらに、取付け部
材の端部と後方側接続装置との接続は、後方側接続装置
の紐条部材を傾斜させ、通気型拡張具の中に流入する空
気に対面する平坦面を形成することができるように行わ
れる。
目視認知方式の拡大部は、好ましくは、既に説明した
網状編組部材と同様であり、この目視認知方式の拡大部
は第一ウエブ用部材と第二ウエブ用部材との間にサンド
イッチ状に挟まれている。さらに、取付け部材の配置
は、第一ウエブ用部材と第二ウエブ用部材との間にサン
ドイッチ状に挟まれている第一部分と、既に説明したル
ープ状部分を形成している第二部分と、第二ウエブ用部
材の下側に取り付けられている第三部分を有するように
行われる。2つのウエブ用部材と、網状編組部材と、取
付け部材の第一部分及び第三部分とは、縫い付け等の方
法を用いて結合されている。
数珠状部材は円形のナイロン製ロープを用いて作るこ
とができ、この数珠状部材は、第一ウエブ用部材及び第
二ウエブ用部材の一方の側部の前に配置され、かつ、網
状編組部材に、繊条のループ状部分などを用いて取り付
けられ、この繊条のループ状部分は網状編組部材を貫き
数珠状部材を取り囲んでいる。
複数の懸吊索はループ状部分を含み、このループ状部
分は取付け部材はループ状の第二部分を貫通するように
延びている。この懸吊索は、この複数の懸吊索を集合さ
せる共通の点の方向に狭くなる形にすることによって、
曳航索又は曳航用ケーブルに容易に連結し得るようにす
ることができる。
射撃訓練を実施している時には、空気流が通気型拡張
具を拡張させる作用を行い、空気流は、さらに、目視認
知方式の拡大部の前方側の端部を拡張させる作用をも行
い、この作用によって、目視認知方式の拡大部全体を充
分に拡張させることができる。取付け部材と後方側の接
続装置との傾斜によって、目視認知方式の拡大部の拡張
させることが容易になり、この目視認知方式の拡大部を
拡張した状態に維持することも容易になる。しかしなが
ら、この目視認知方式の拡大部は、さらに、抗力を最小
に維持することができ、かつ、取付け部材の間に通気口
を形成することによって、標的を短期間のうちに劣化さ
せることなく、高速の航空機に使用することができる形
状である。このようにすれば、この標的を反復して延長
した状態で曳航することができ、この反復曳航によっ
て、標的を使用する射撃訓練のための費用を大幅に節約
することが可能となり、かつ、長期間の追尾訓練を行う
ことができる。
図面の簡単な説明 以下、本発明を、詳細な説明と、これに関連する図面
の参照とによって、充分に明らかにする。これらの説明
及び図面は、明瞭に示すことのみを目的とするものであ
って、本発明を限定することを目的としているものでは
ない。
第1図は従来型の航空機搭載型の射撃用標的の、標的
曳航航空機によて曳航されている状態における側面図、
第2図は本発明に基づく航空機搭載型の射撃用標的の標
的曳航機によって曳航されている状態における側面図、
第3図は従来型の航空機搭載型の射撃用標的の側面図、
第4図は本発明の形態の航空機搭載型の射撃用標的の側
面図、第5図は第4図に示した形態の航空機搭載型の射
撃用標的の部分的に破断した状態で示す斜視図、第5A図
及び第5B図は第5図に示した通気型拡張具の部分的に破
断した状態で示す断面図、第6図は目視認知方式の拡大
部を形成している編組部材の拡大図、第7A図は第5A図及
び第5B図は第5図に示した通気型拡張具を形成している
各パネルの平面図、第7B図はパネルを示し、さらに、こ
のパネルをフープ状部分に取り付ける要請をも示す横断
面図、第7C図は通気型拡張具を形成している材料の断面
図、第8図は目視認知方式の拡大部の長さを延長するこ
とによって得られる抗力の計算値と、本発明の抗力とを
比較する形で示すグラフ、第9図は拡張具のパネルの直
角な力及び抗力と、速度との関係を示すグラフ、第10図
は通気型拡張具を付加することによって得られる付加的
な抗力の増分の計算値を示すグラフ、第11図は拡張具の
パネルが展張されている状態の時に受ける力を示すグラ
フ、第12A図及び第12B図は第5図に示したライザ索と懸
吊索とが構成する装置の断面図、第13図は前部組立体と
ライザ索との間にスイベル接続具を使用する構造の本発
明の他の形態の斜視図、第14図は前部胴体組立体をライ
ザ索に接続するためのスイベル接続具及び曳航索と共に
示す本発明の他の形態の斜視図、第15図は目視認知方式
の拡大部の展張されていない状態における斜視図、第16
図は前部胴体組立体の後方に展張された状態におけるフ
レーム組立体の拡大斜視図、第17A図及び第17B図は目視
認知方式の拡大部の後方側の端部をこの目視認知方式の
拡大部の残余の部分から切り離した状態で示し、さら
に、この後方側の端部に隣接するように配設された装置
をも示す斜視図、第18図は本発明の他の形態の側面図、
第19図は第18図に示した形態の正面図、第20図は第18図
に示した目視認知方式の拡大部の内部を部分的に破断し
た状態で示す断面図、第21A図は第18図に示した目視認
知方式の拡大部の前方側の端部を破断した状態で示す断
面図、第21B図は第21A図に示した目視認知方式の拡大部
の前方側の端部の細部を示す拡大図、第22A図は第18図
に示した懸吊索組立体の最前方側の端部の平面図、第22
B図は第22A図に示した1本の懸吊索のループ状の後方側
の端部の平面図、第23A図は第22A図に示した懸吊索のル
ープ状の後方側の端部の側面図、第23B図は第22A図に示
した懸吊索のループ状の後方側の端部の側面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図に従来の航空機搭載型の射撃用標的22を示す。
この従来の標的22は標的曳航機24によって曳航される方
式である。航空機搭載型の射撃用標的22は目視認知方式
の拡大部26を含み、この目視認知方式の拡大部26は複数
の独立した形のストランド28によって形成され、この独
立した形のストランド28はフレーム30の分岐部に接続さ
れている。複数の独立した形のストランドはフレーム30
の各分岐部に沿って直列に配置され、後方に延び、か
つ、キャップ32によって一点に結合し得るように配置さ
れている。レーダ探知装置34はフレーム30の中心部に配
置されてレーダ探知範囲Rを形成する。標的を追尾する
航空機(図示せず)は、通常の場合、明度の大きい色彩
を有する目視認知方式の拡大部22を追尾し、レーダ探知
範囲Rの内部に対して射撃を行うが、このような射撃を
行う時に、発射された弾丸が目視認知方式の拡大部22、
及び、この目視認知方式の拡大部22の他の構成部材を直
撃しないようにしておくことが好ましい。射撃得点の記
録は、発射された後にレーダ探知範囲Rを通過した弾丸
の位置及び数を電子的に測定することによって行われ
る。レーダ探知装置34は、その前方側の端部が曳航索36
に取り付けられ、この曳航索36はリール機構38に取り付
けられている。曳航索36は、通常の場合、標的曳航機の
後方約6,100メートル(約2,000フィート)まで展張され
る。離陸の時には、航空機搭載型の射撃用標的22は収容
装置40の中に収容されており、飛行中の或る時点に、収
容装置40が開かれて、航空機搭載型の射撃用標的22が展
張される。
第2図に本発明の好ましい形態を示す。この形態は航
空機搭載型の射撃用標的42を含み、この航空機搭載型の
射撃用標的42は、目視認知方式の拡大部44と、通気型拡
張具56と、延長装置46と、前部組立体48とを備えてい
る。目視認知方式の拡大部44は、円筒形であり、この円
筒形の部分の前方側の端部が開き、後方側の端部が全開
され、又は部分的に開かれる形状であるのが好ましい。
本発明の目的のためには、長さを約487.68センチメート
ル(約16フィート)とし、外径を約762ミリメートル
(約30インチ)とする寸法が適当であることを既に立証
している。目視認知方式の拡大部44は網状編組部材54を
形成するものであるのが好ましく、この網状編組部材54
については後に詳細に説明する。
目視認知方式の拡大部44の前方側の端部に通気型拡張
具56が結合され、この通気型拡張具56は複数の離間して
いる可撓パネル58を含み、この可撓パネル58は前方側フ
ープ状部分62と後方側フープ状部分60との間に取り付け
られている。懸吊索64は、その一方の端部が前方側フー
プ状部分62に取り付けられ、この懸吊索64の他方の端部
がライザ索66に取り付けられている。懸吊索64は4本1
組であるのが好ましく、この4本1組の懸吊索64は固定
点68から外側方向に拡がり、固定点68は各ライザ索66の
後方側の端部と一致している。懸吊索64の最後方側の端
部は、前方側フープ状部分62を取り囲み、パネル58の間
にあって、半径方向に離間している。懸吊索64と前方側
フープ状部分62との結合は、懸吊索64を所要の位置に維
持し、しかも、懸吊索64が前方側フープ状部分62に沿っ
て摺動しないように行うのが好ましい。各ライザ索66の
前方側の端部は分岐部材70の端部に結合され、この分岐
部材70はフレーム72を部分的に形成している。シャフト
74は、フレーム72の位置に取り付けられ、かつ、前部組
立体48の後方側の端部に取り付けられている。安定性を
増大させるために、ブレース部材76が分岐部材70と前部
胴体組立体48の後方側の端部との間で延びている。
前部胴体組立体48は曳航索接続具78を含み、この曳航
索接続具78に対して曳航索80が接続されている。曳航索
80の反対側の端部はリール装置82に取り付けられ、この
リール装置82は標的曳航機24の翼又は胴体の所定の位置
に装着されている。
第3図に従来の航空機搭載型の射撃用標的を示す。こ
の従来の航空機搭載型の射撃用標的は目視認知方式の拡
大部84を含み、この目視認知方式の拡大部84は第1図に
示した独立した形のストランドと同様の独立した形のス
トランド86を備えている。前部胴体組立体88はフレーム
90とブレース部材92とを含み、このフレーム90とブレー
ス部材92は目視認知方式の拡大部84の前方側の端部に直
接接触している。フレーム90は目視認知方式の拡大部84
の前方側の端部を開いた状態に維持する作用をする。
さらに、第4図及び第5図に本発明に基づく目視認知
方式の拡大部を示す。この本発明の目視認知方式の拡大
部は、第2図に曳航された状態で示した目視認知方式の
拡大部と同じものである。前部胴体組立体48はレーダの
能力を含み、このレーダの能力は射撃得点記録のための
レーダ探知範囲R2(部分的に図示する)を形成すること
ができる。
目視認知方式の拡大部44は網状編組部材Mを含んでお
り、図面に、この網状編組部材Mの細部を部分的にしか
示していないのは製図工の負担を軽減するためである。
第6図に、網状編組部材Mの構造の細部を示す。網状編
組部材Mは複数の連結されたストランド94を用いて形成
されている。このストランド94は、それぞれ、複数の編
組された繊条を用いて形成されており、この編組繊条
は、ナイロンで作ったものが好ましいが、綿、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、又は、レーヨン等のような他の
材料を用いて作ったものであっても差し支えはなく、か
つ、これらの材料に限定されるものでもない。対をなす
形のストランド94を交差される点96で、このストランド
94が編まれて結合され、この編組結合は、2本の連結さ
れるストランド94のうちの一方のストランド94を形成し
ている繊条を、連結される他方のストランド94の繊条に
編み付けるという要領を用いて行われる。独立している
形の繊条は編まれてストランド94を形成するものであ
り、この独立している形の繊条は1890デニールのナイロ
ン繊条を用いて作られているのが好ましい。これ以外の
各種の方法を用いてストランド94を結合しても差し支え
はない。例えば、ストランド94の結合を、一方のストラ
ンドを他方のストランド94に、これらのストランドを連
結させる点で編み付けるという方法を用いることも可能
である。しかしながら、編組によって結合する方が、よ
り好ましい。その理由は、この結合方法による方が、他
の結合方法による場合よりも、独立した形のストランド
に対して加えられる応力を小さくすることができるから
である。
網状編組部材Mを形成するストランド94は相互に連結
され、この連結角度は、菱形に開く複数の開口部98を形
成するように、約30度にするのが好ましい。菱形の各開
口部の長軸方向の頂点から頂点までの長さLは、網状編
組部材Mが折り畳まれた状態である時(すなわち、長さ
Xと長さYとがほぼ平坦になっている時)には、約30.9
88ないし32.512ミリメートル(約1.22ないし1.28イン
チ)、すなわち、約31.75ミリメートル(約1−1/4イン
チ)の範囲内にあるのが好ましい。さらに、菱形の各開
口部の横方向の頂点から頂点までの長さlは、網状編組
部材Mが張力を受けない状態にある時に、約8.128ない
し8.636ミリメートル(約0.320ないし0.340インチ)で
あり、より好ましくは約8.467ミリメートル(約1/3イン
チ)である。本発明の目的のために適当なナイロン製菱
形網状編組部材は、ブルーマウンテン・インダストリー
社(所在地は米国アラバマ州ブルーマウンテン)の製品
である。この網状編組部材Mは、ブルーマウンテン・イ
ンダストリー社から、「1−1/4インチ、強度No.189、
無結節のナイロン製編組品」の商品名で市販されてい
る。
独立した形のストランドを形成するために複数の編組
繊条を使用し、このストランドを編組によって結合する
という方法を用いて網状編組部材Mを形成した場合に
も、抗力を減少させるという長所を得ることができる。
目視認知方式の拡大部の長さの方向に沿って流れる空気
流は、この目視認知方式の拡大部を、張力を与えられた
状態、すなわち、引っ張られた状態にする作用をする。
張力を与えられた状態では、ストランド94の独立の繊条
は圧縮され、この状態になれば、この圧縮された繊条の
空気流に接触する表面積が減少する。さらに、網状編組
部材Mに連結されたストランドの配置は、菱形に開く開
口部を有し、この配置によって、各ストランドが、これ
に隣接するストランドを後方に引き、かつ、この各スト
ランドが、これに隣接するストランドを、この各ストラ
ンドそれ自体に引き寄せる作用を行うことができる。こ
の配置によって、目視認知方式の拡大部44の本体部全体
が内側方向に圧縮され、これによって、この目視認知方
式の拡大部44が発生する抗力の角度を小さくすることが
できる。さらに、後方に延びるストランドが空気の流れ
る方向に対してなす姿勢角は、目視認知方式の拡大部44
が、独立している形のストランド94を、さらに後方に大
きい速度で引いて、このストランド94を、益々、空気の
流れる方向の線に乗るようにする作用を行う。この特徴
によって、目視認知方式の拡大部が、その本来の性質と
して、曳航速度の増大に応じて、抗力の角度を調節する
ことができる。方向を示す矢印100は空気流の方向を示
し、この空気流の方向は、空気が目視認知方式の拡大部
44の長軸方向に沿って流れる時の流れの方向である。
第5図に通気型拡張具56の拡張した状態を示す。この
状態で、通気型拡張具56はフープ状部分60、62に対して
所要の張力を与える。この所要の張力は、非常に孔の多
い目視認知方式の拡大部の本体部の流入口を形成するた
めに必要な力であり、この非常に孔の多い目視認知方式
の拡大部の本体部は、網状編組部材Mを用いて形成する
目視認知方式の拡大部45のような本体部である。この通
気型拡張具56は、さらに、局部的な空気流をエネルギー
源として利用して、目視認知方式の拡大部44を円筒形に
し、かつ、この円筒形の形状を維持する作用を行う。
第5A図及び第5B図に、さらに詳細に示すように、通気
型拡張具56は多数のパネル58を含み、この多数のパネル
58は前方側フープ状部分62と後方側フープ状部分60に取
り付けられている。これらのフープ状部分60、62は可撓
性を有するケーブルを用いて作られており、このケーブ
ルはナイロン等の材料で作られるのが好ましい。好まし
い形態においては、ケーブルは複数の編組されたナイロ
ンの繊維を用いて作られており、このナイロンの繊維
は、組み合わされてケーブルを形成し、このケーブル
は、断面形状の直径が約4.7625ないし6.35ミリメートル
(約3/16ないし1/4インチ)である。本発明の目的に対
して適当なフープ状部分60、62は、その直径が、それぞ
れ、約828.04プラスマイナス12.7ミリメートル(約32.6
プラスマイナス0.5インチ)、及び、約762プラスマイナ
ス12.7ミリメートル(約30.0プラスマイナス0.5イン
チ)である。フープ状部分60、62は、さらに、円形又は
リング状に形成されるのが好ましい。前方側フープ状部
分62の直径は後方側フープ状部分60の直径より大きく、
その大きさの程度は、好ましくは、パネル58が局部的な
空気流の方向に対して約12ないし18度の範囲内の迎え角
を取り得るようにし、さらに好ましくは、局部的な空気
流の方向に対して約15度の迎角を取り得るようにする。
これ以外の各種の角度を可変要素に応じて取り得るよう
にすることも可能であり、この可変要素には、予想され
る曳航速度、及び、フープ状部分の寸法のような要素が
含まれる。迎え角を15度にするためには、前方側フープ
状部分62の直径を後方側フープ状部分60の直径よりも大
きくし、その比率を約1.087ないし1.0の範囲内に収まる
ようにするのが好ましい。
パネル58を、迎え角が約15度(第11図参照)になるよ
うに配置すれば、(このパネルに空気力学的な力が作用
して)充分大きいフープ張力を発生させることができ
る。このフープ張力は、円筒形の目視認知方式の拡大部
の前方側の端部を開いた状態に維持するための張力であ
る。このようにして、この目視認知方式の拡大部を拡張
した状態に維持することができる。さらに、15度の迎え
角は、所要のフープ張力を発生させるために充分な空気
力学的荷重を発生させ、これと同時に、目視認知方式の
拡大部の実際の方向の抗力、すなわち力を最小にする作
用を行う。
好ましい形態においては、通気型拡張具56には、16個
の傾斜した三角形のパネル58を含まれている。パネル58
は、各パネルの間隔が等しくなるように配置されると共
に、フープ状部分60、62に対して、通気型拡張具の多孔
率比(パネル面積と総面積との比率)が約0.5になるよ
うに、さらに好ましくは、この通気型拡張具の多孔率比
が約0.484になるように取り付けられる。
第7A図に好ましい形態のために仕上げられるパターン
を平面図の形で示し、さらに、この第7A図に、通気型拡
張具56の面積に対して1/16の比率にするための空間的配
置を示す。この空間的配置は通気型拡張具の22.5度のセ
グメントと等価である。傾斜した各パネル58は、その前
縁がループ状に折り返され、縫合又は固定されて通路を
形成し、この通路に前方側フープ状部分のケーブル62が
挿入される。ケーブル62がパネル58のループ状部分を貫
くように挿入され、この状態で各パネルが等間隔に位置
決めされ、この各パネルの位置決めによって、直径約82
8.04ミリメートル(約32.6インチ)の前方側フープ状部
分の間隔を約60.96ミリメートル(約2.4インチ)にする
ことができる。その後に、前方側フープ状部分62のため
のケーブルの端部が結合固定され、保持される。このケ
ーブルの端部の結合固定保持は、前方側フープ状部分62
の最終形状を形成するように行われる。これと同様に、
後方側フープ状部分60のためのケーブルが、各パネルの
後方側の端部に形成されているループ状部分に挿入さ
れ、このループ状部分が約99.06ミリメートル(約3.9イ
ンチ)に等間隔に分離され、後方側フープ状部分60を形
成するケーブルの端部が、後方側フープ状部分60の最終
形状を形成するように結合される。
第7B図に、パネル58の前方側の端部と後方側の端部と
を、後方側フープ状部分60及び前方側フープ状部分62を
取り囲むループ状の形状にする要領を示す。袋縫い、又
は、これに類似する方法を用いて、フープ状部分60、62
とパネル58のループ状部分とを整合するように結合す
る。この方法によって、パネル58とフープ状部分60、62
との相対位置が変化することはない。さらに、パネル58
をフープ状部分60、62に対して固定された位置に維持す
るために採用し得る方法には、繊条を編組されたケーブ
ルに通ることが含まれ、さらに、ループ状部分を形成す
る時に、繊条をパネル58の端部に通すことが含まれてい
る。このような方法の代りに、接着剤を使用してパネル
58の滑りを防止することも可能である。パネル58の後縁
104は、好ましくは、パネル58の前縁102の長さの約半
分、すなわち約50.8ミリメートル(約2インチ)であ
る。パネル58の前縁102と後縁104との間の距離を、第7A
図に示すように約127ミリメートル(約5インチ)とす
ることは好ましいことである。これらの寸法を、各種の
ファクタ、例えば、予想される曳航速度、目視認知方式
の拡大部の寸法、及び、目視認知方式の拡大部を形成し
ている材料等のファクタに応じて、他の各種の寸法に変
えることも可能である。
パネル58は強度の大きい繊維材料を用いて作ることが
できる。ビニールナイロン布は、「米国政府部品番号13
227E0131、米軍規格MIL−C−20696のタイプII、クラス
1」適合品として供給されるものであれば、その破断強
度が約102.06キログラム(約225ボンド)・毎・幅25.4
ミリメートル(1インチ)帯状部材であり、このような
ビニールナイロン布は本発明に使用することができる。
第7C図にパネル58の好ましい形態の断面形状を示す。こ
の断面形状では、2つのビニール層200が、布(又は繊
維)状の編組物、又は網状編組部材202の周囲に層状に
重ねられている。この構造は、さらに、パネル58に対し
て、高速曳航時に展張する力に充分に耐え得る強度を付
与することができる。採用可能の他の方法は、層状の網
状編組部材又は布の層の両面にビニールをコーテイング
するという方法である。
通気型拡張具56は、第7A図に最も良く示すように、懸
吊索64に取り付けられている。懸吊索64は、その端部が
前方側フープ状部分62の周囲でループ状にされ、前部フ
ープ状部分62の周囲に整合するように袋縫いされて、前
方側フープ状部分62に対して滑らない状態にされる。さ
らに、他の各種の方法、例えば、接着剤の使用等の方法
を用いて、懸吊索64を前方側フープ状部分62に対して滑
らないようにすることも可能である。目視認知方式の拡
大部44は、その前縁に紐状材料204を有し、この紐状材
料204は独立した形のストランドに結合され、この独立
した形のストランドは網状編組部材Mを形成している。
この紐状材料はレース状部分206によって後方側フープ
状部分60に結合され、このレース状部分206は延長され
て、菱形の網状編組部材を貫き、隣接するパネル58の間
の開いている範囲で、後方側フープ状部分60と紐状材料
204とを取り巻いている。レース状部分206は、好ましく
は、ワックスコーテイングが施されたナイロンの材料を
用いて作られており、このワックスのコーテイングは、
レース状部分206が紐状材料204と後方側フープ状部分60
との周囲に重なるように編み付けられた時に、この紐状
材料204が不適当な滑りをしないように施されているも
のである。
第11図に、パネル58が引っ張られている状態における
力をグラフの形で示す。このパネル58を引っ張る状態
は、目視認知方式の拡大部44に発生する抗力と、懸吊索
64に加えられる張力とによって形成されるものである。
この第11図は、さらに、迎え角が15度のパネル58の断面
形状をも示している。この第11図から読み取れるよう
に、パネル58は、その前方側の端部と後方側の端部と
が、フープ状部分60、62を取り囲むループ状の形になっ
ている。この後方側フープ状部分60と前方側フープ状部
分62は張力を受け、この張力は、パネル58の空位力学的
荷重によって発生する直角な力が形成するものである。
前方側フープ状部分62の直径が後方側フープ状部分60の
直径よりも大きいために、パネル58は、流入する空気に
対してなす迎え角が15度未満の姿勢になる。パネルの空
気力学的な直角な力は2つの直角な力に分割することが
できる。すなわち、この2つの直角な分力は、半径方向
の分力(すなわち、フープ張力)と、長軸方向の分力、
すなわち抗力を表わす分力とに分けることができる。後
方側フープ状部分60と前方側フープ状部分62とを引き離
し、好ましい離間距離127ミリメートル(5インチ)を
保持した状態に維持するために必要な長軸方向の張力
は、対向する方向の形、すなわち、前方向に作用する対
向する懸吊索64の張力と、後方向に作用する目視認知方
式の拡大部44の抗力とによって形成される。
パネル58の空間的構造は、寸法がほぼ等しく開く開口
部を、各パネル58の間に形成することができる形状であ
る。この構造によって、このパネル上における局部的な
空気流の剥離の発生、このパネルの周囲における局部的
な空気流の剥離の発生、及び、これらの局部的な空気流
の剥離によって発生する乱流を最小にすることができ
る。このパネル間の空間的構造は、さらに、フープ張力
を空気速度の広範囲の変化に適合する装置を形成するこ
とができ、これを最適化する装置を形成することも可能
である。このパネル58の空間的構造は、目視認知方式の
拡大部に対する具体的な要求に応じて変化させることも
できる。好ましい形態は16枚のパネル58を有しており、
このパネル58は、後方側フープ状部分60と前方側フープ
状部分62との周囲に、等間隔に離間されている。
ハーネス106(第12A図及び第12B図に示す)には、複
数のライザ索66と懸吊索64とが設けられている。第2図
に示した好ましい形態では、4本のライザ索66がフレー
ム構造部72に取り付けられている。このライザ索66は、
好ましくは、長さが約127ミリメートル(約5イン
チ)、幅が約44.45ミリメートル(約1.75インチ)のナ
イロン製ウエブを用いて作られたものであり、このナイ
ロン製ウエブが、米国政府のMIL−C−4088、タイプVII
I、クラス2に適合するものである旨の明示があり、約1
587.6キログラム(約3500ポンド)の破断強度を有する
ものである。固定された点68(第12A図及び第12B図)に
は4本の懸吊索64が取り付けられており、この懸吊索64
は、好ましくは、それぞれ、規定の破断強度が226.8キ
ログラム(500ポンド)の、12.7ミリメートル(1/2イン
チ)の市販品のグレードのナイロン製ウエブで作られて
いる。この4本の懸吊索64は、4本のライザ索66の各ラ
イザ索の固定された点68に取り付けられている。この取
付けは、第12A図及び第12B図に示されており、袋縫いに
よって行われる。これと同様に、懸吊索64は前方側フー
プ状部分62に取り付けられており、この取付けは、懸吊
索64の端部を前方側フープ状部分62の周囲に重ね、袋縫
いを行って前方側フープ状部分を所要の位置に維持する
という方法を採用して行われる。ライザ索66の前方側の
端部は、さらにループ状部分108を含み、このループ状
部分108はケーブル116(第16図)に結合され、このケー
ブル116はフレーム72の分岐部分の各分岐部分に取り付
けられている。
第8図は、計算を基礎とするものであり、本発明によ
って減少させることが可能な抗力をグラフの形で示して
いる。第8図において、線110は、第3図に示した従来
形の目視認知方式の拡大部をさらに304.8センチメート
ル(10フィート)延長した場合を仮定し、この時に発生
すると予想される抗力の増大を示している。長さがそれ
ぞれ約152.4センチメートル(約5フィート)である懸
吊索64及びライザ索66を用いることによって、目視認知
方式の拡大部の全長を約304.8センチメートル(約10フ
ィート)延長することができる。既に説明したように、
網状編組部材Mと、通気型拡張具56と、曳航用ハーネス
106とを組み合せることによって、本発明に基づく航空
機搭載型の射撃用標的を、減少した抗力の値を維持した
ままで、延長することができる。本発明に基づく航空機
搭載型の射撃用標的は、さらに、この標的の長さを増大
することによって、この標的の目視的明瞭度を向上させ
ることが可能であり、さらに重要なことは、目視認知方
式の拡大部44の能力をほぼ均一に維持し、縮小された本
体部が周囲の背景に対して強いコントランスを有すると
いう点である。通気型拡張具56は、目視認知方式の拡大
部44の拡張を容易にし、かつ、この目視認知方式の拡大
部の形状をほぼ円筒形に維持することを容易にする作用
をする。さらに、空気が通気型拡張具56から入り、この
空気が目視認知方式の拡大部44を長軸方向に貫いて流
れ、この空気の流れが目視認知方式の拡大部の振動の防
止を容易にする作用をする。この振動は、この目視認知
方式の拡大部に作用する外力によって発生するものであ
る。
第9図に、計算に基づいて、パネル58が目視認知方式
の拡大部の曳航速度に比例して拡大した場合に期待され
る直角な力、及び、抗力をグラフの形で示す。第9図に
示されている限界値Mは0.95マッハ、すなわち、較正対
気速度829.696キロメートル(448ノット)である。第9
図は、パネル56の迎え角が15度である時に、このパネル
56に作用する直角な力と抗力とを表わしている。パネル
56を形成する材料は第9図に示された力に耐えることが
できるものでなければならず、さらに、フープ状部分6
0、62に取り付ける方法も第9図に示された力に耐え得
るものでなければならない。
第10図に抗力の計算値を示す。この抗力の計算値は、
通気型拡張具56を目視認知方式の拡大部44に付加するこ
とによって期待し得る抗力の計算値である。この第10図
は、さらに、通気型拡張具56を含めることによって増大
した抗力が、速度範囲の最大値を越えても、依然として
相対的に低い値を維持していることをも示している。
第2図に戻って説明すれば、リール装置82は、標的曳
航機の一方の翼の下側に取り付けられている。このリー
ル装置は着脱可能の取付け装置112を含み、この取付け
装置112はパイロットの指示によって前部胴体組立体48
を切り離すことができる。通常の射撃訓練を行う場合に
は、目視認知方式の拡大部44と曳航ハーネス106は、展
張が開始されるまで、展開袋114(第15図)の中に格納
されている。予め定められた射場地域の上空を飛行して
いる時に、切断機構116(第15図)が(例えば電子的信
号によって)起動されて、展開索118が切断される。展
開索118が切断されれば、分岐部材70が外側方向への延
長を開始し、展開袋114が、その収容されている位置か
ら引き出される。展開袋114が抗力の作用によって引き
出され、その後に、この抗力が、さらに、目視認知方式
の拡大部44を展張する作用を行う。その後に、前部胴体
組立体48が取付け装置112から外れて、曳航索80(第2
図)に沿って、外側に繰り出される。この前部胴体組立
体の繰出しは、目視認知方式の拡大部44が標的曳航機か
ら所要の長さ(例えば、609.6メートル(2,000フィー
ト))に達するまで継続される。
本発明の航空機搭載型の射撃用標的のような航空機搭
載型の射撃用標的を使用する時には、射撃得点記録用パ
ターンの輪郭の中に入る範囲、すなわち、目視認知方式
の拡大部44と、この目視認知方式の拡大部の周囲の空間
のうちの、レーダ探知範囲R2の範囲内に入る部分には、
レーダを反射するタイプの材料を使用しないようにする
必要がある。若しも、レーダを反射する材料を、目視認
知方式の拡大部、通気型拡張具、又は、曳航用ハーネス
に使用した場合には、目視認知方式の拡大部が不安定
な、高周波数振動を発生する危険が非常に大きく、この
ような状態になれば、レーダ方式の射撃得点記録装置が
射撃得点記録用出力を発生することができなくなる。こ
の振動状態の時に発生するレーダの反射波は、発射され
た弾丸がレーダの射撃得点記録を行う範囲を通過する時
に、射撃得点を記録するシステムによって誤読されてし
まう危険が非常に大きい。この危険を排除するために、
本発明では、曳航ハーネス、及び、目視認知方式の拡大
部に、レーダ波を反射しない材料を使用している。以上
の検討の結果は、ナイロンのような各種の材料が本発明
の目的のために適当であると証明されたことを示してい
る。
再び第15図を参照して説明すれば、保管時の容積も目
視認知方式の拡大部の通気型拡張具の設計構想に対して
影響を与えることは明らかである。通気型拡張具56の可
撓パネル/フープ状部分のケーブルは、設計によって、
剛性がなく可撓性が非常に大きい構造にすることがで
き、この構造によって、実務的に任意の形状の保管用収
納容器の中に折り畳み、又は包装して、保存のために必
要な容積を最小にすることができる。可撓性を有するラ
イザ索及び懸吊索も、保管用収納容器114の中に容易に
畳み込むことができるものである。
所要の射撃訓練を行った後に航空機搭載型の射撃用標
的を巻き取る。この航空機搭載型の射撃用標的を巻取り
は、前部胴体組立体48が取付け装置112に再度取り付け
られるまで行われる。その後に、目視認知方式の拡大部
44と曳航ハーネス106を取り外して、地上又は海上に落
下させる。
第16図に、曳航ハーネス106をフレーム組立体72から
取り外す要領を示す。このフレーム組立体72はシャフト
74に取り付けられている。曳航ハーネス106を取り外す
ために、シャフト74を内側方向に引いて前部胴体組立体
48の後方側の端部の中に入れる。このシャフト74を内側
方向に引くことによって、分岐部材70が内側方向、及
び、後方に押し潰される。これに引き続いて、ケーブル
のループ状部分116と、これに取り付けられている鉛の
重錘118とが、分岐部材70に形成されている切込み部か
ら滑り落ちて、第20図に破線で示すように外れる。その
後に、目視認知方式の拡大部44を地上で回収し、射撃訓
練が海上で行われた場合には、目視認知方式の拡大部44
を海面に落下させ、そのまま放置して海底面に完全に接
触させる。
第17A図、及び第17B図に、目視認知方式の拡大部44の
後方側の端部の各種の寸法の開口部を示す。空気は、目
視認知方式の拡大部44を通り、線118で示す方向に流れ
て、開口部120を通過する。抗力は、開口部120の寸法を
減少させることによって、増大させることができる。従
って、速度を下げるためには、目視認知方式の拡大部44
の抗力を増大させて適当な姿勢を維持し、かつ、後方側
の端部の開口部120の寸法を第17A図に示すように減少さ
せることができるようにする必要がある。後方側の端部
の開口部120の寸法を変化させることは、調節装置122を
用いて行うことが可能であり、この調節装置122はナイ
ロン製の紐126(又はこれに類似する部材)を含み、こ
の紐126は網状編組部材Mの後方側の端部に設けられて
いるスリーブの内部に通されている。図に示された紐12
6は2つの非支持側端部を有し、この非支持側端部は調
節用クリップ128に通されている。紐126の非支持側端部
を調節用クリップ128から引き抜くことによって、後方
側の端部の開口部120を小さくすることができる。
第13図、及び第14図に、本発明の他の2つの形態を示
す。第13図において、スイベル接続部材134は、目視認
知方式の拡大部136と延長装置138とを、前部胴体組立体
48に対して自由に回転させることができる。この目視認
知方式の拡大部136と延長装置138との間のスイベル接続
部材以外の、他の全ての装置は、第2図に示した目視認
知方式の拡大部の部材の装置と同様である。第14図は第
13図とほぼ同様であり、相違している点は、前部胴体組
立体48とスイベル接続部材134との間に、曳航索140が付
加されていることである。第13図、及び第14図に示した
形態を採用した場合には、目視認知方式の拡大部44を簡
単に取り外すことが可能になる。この目視認知方式の拡
大部44を取り外すために必要なことは、スイベル接続部
材134を取り外すだけで良く、或いは、このような構造
にする代りに、第14図に示した接続装置210を取り外す
だけで良い。
図から読み取れるように、通気型拡張具を目視認知方
式の拡大部の前部に付加することによって、目視認知方
式の拡大部44を前部胴体組立体に、どのように取り付け
るかを決めるための自由度を大幅に増大することがで
き、或いは、このような構造にする代りに、曳航用ケー
ブル106の端部にどのようにして直接取り付けるかを決
めるための自由度を大幅に増大することができる。通気
型拡張具は、目視認知方式の拡大部の前部の開口部を開
いた状態に維持するために、フレーム構造を使用する必
要がない。さらに、本発明の通気型拡張具は、剛性がな
くレーダを反射しない材料を使用するために、目視認知
方式の拡大部の前部に所要の開口部を設けることができ
る。
第18図に本発明の他の形態を側面図の形で示す。この
第18図において、航空機搭載型の射撃用標的298は懸吊
索組立体301を有し、この懸吊索組立体301が懸吊索299
とを有することを特徴としている。懸吊索組立体301の
後方側の端部には通気型拡張具302が取り付けられ、こ
の通気型拡張具302はフープ形の前方側接続装置303、及
び、フープ形の前方側接続装置305を含み、この前方側
接続装置303と後方側接続装置305は長軸方向に交互に配
置されている。複数の取付け部材304は、この前方側接
続装置と後方側接続装置との間で延びている。
第19図に航空機搭載型の射撃用標的298を正面図の形
で示す。この航空機搭載型の射撃用標的298は懸吊索組
立体301を有し、この懸吊索組立体301は懸吊索299を有
し、この懸吊索組立体301と懸吊索299は共通の接続点ま
で延びている。通気型拡張具302の前部には数珠状部材3
07がある。図に示されているように、取付け部材304は
内側に傾斜し、後方側接続装置305に接続して、複数の
通気口312を形成している。
第20図に航空機搭載型の射撃用標的298の前方側の端
部を非常に詳細に示す。懸吊索299はループ状部分313を
含み、このループ状部分313は、ループ状部分314(第21
A図)に接続されて、各取付け部材304の前方側の端部を
形成している。また、この図には、数珠状部材307がル
ープ状部分314を貫くように延び、かつ、繊条308を含ん
でおり、この繊条308が数珠状部材307を目視認知方式の
拡大部に連結し、この目視認知方式の拡大部が、この図
では網状編組部材Mによって代表されており、数珠状部
材307と目視認知方式の拡大部との連結が、数珠状部材3
07の周囲のループ状部分及び線条308と、網状編組部材
の縁とを用いて行われるように記載されている。また、
ウエブ状の紐状部材306は、網状編組部材Mの内側と取
付け部材304の外側とに取り付けられるように記載され
ている。
第21A図、及び第21B図に、航空機搭載型の射撃用標的
298の後方側の端部を非常に詳細に示す。これらの図に
示すように、取付け部材304は傾斜した姿勢で後方側接
続装置305から延びている。取付け部材304の端部は後方
側接続装置305に接続され、この接続は、後方側接続装
置305の両側の周囲の端部を延長して縫い合わせるとい
う方法によって行われている。後方側接続装置305は、
傾斜した姿勢で空気の流れに対面し、射撃標的の前方側
の端部を拡張し易くすることができる位置に取り付けら
れている。
傾斜角度は、使用目的に応じて、好ましい傾斜角度に
調節することができる。この好ましい傾斜角度は40ない
し50度であり、第21A図に角度「y」で表わされてい
る。また、第21A図に示すように、取付け部材304の好ま
しい傾斜角度「x」は15ないし30度である。
第21B図に最も良く示すように、第一ウエブ状部材310
は、取付け部材304の端部316の外の位置に取り付けられ
ている。また、目視認知方式の拡大部の網状編組部材M
は、取付け部材304の端部316の下の位置に取り付けられ
ており、これに対して、第二ウエブ状部材306は、網状
編組部材Mの下の位置に取り付けられている。取付け部
材304の本体の部分318は、第二ウエブ状部材306の直下
になる位置に取り付けられており、さらに、取付け部材
304の本体の部分318の全体と、第二ウエブ状部材306
と、網状編組部材Mと、取付け部材304の端部316と、第
一ウエブ状部材310とが、袋縫い、若しくは接着剤によ
って結合され、又は、これらの方法を組み合せた方法に
よって結合されることは好ましいことである。
好ましい形態においては、第一ウエブ状部材310と、
第二ウエブ状部材306と、後方側接続装置305と、数珠状
部材307と、繊条308とは、全て、ナイロン製の材料を用
いて作られている。これらの装置及び部材の寸法は、ウ
エブ用部材が50.8ミリメートル(2インチ)(25.4mm)
の幅を有し、後方側接続装置が25.4ないし50.8ミリメー
トル(1ないし2インチ)(25.4mm)の幅を有し、第二
ウエブ状部材が76.2ミリメートル(3インチ)の幅を有
し、取付け部材が50.8ないし76.2ミリメートル(2ない
し3インチ)の幅を有することを含んでいる。ナイロン
の繊条308は、好ましくは、18.144キログラム(40ポン
ド)である。
第22A図に、懸吊索299の端部の結合要領を示す。この
図に示してあるように、重ねられた部分318は、4本の
二重の懸吊索の端部に縫付けによって保持されて、8本
の懸吊索を形成し、この8本の懸吊索は外側方向に延び
ている。この懸吊索299は、好ましくは、直径4.7625ミ
リメートル(3/16インチ)のナイロン製網状部材(408.
24キログラム(900ポンド))を用いて作られている。
第22B図に、第22A図に示した懸吊索の1本の懸吊索を
示す。この懸吊索は編組されているロープのループ状部
分309を有している。
第23A図に、第22A図に示した懸吊索の側面図を示す。
この図に示されているように、8本の懸吊索は二重に重
ね合わされて4本の懸吊索を形成し、この懸吊索にウエ
ブ用部材318を取り付ければ、この懸吊索を接続点でま
とめて保持することができる。第23B図に、第22B図に示
した懸吊索の側面図を示す。
以上、本発明の好ましい形態を図面を参照して説明し
たが、これらの好ましい形態は、後に添付した本発明の
範囲、及び、概念から逸脱することなく、従来技術を用
いて多くの改良及び変更を加えることができるものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭36−7500(JP,Y2) 米国特許2731046(US,A) 米国特許2807287(US,A) 米国特許3000634(US,A) 米国特許4205848(US,A)

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部胴体組立体と、 網状編組部材で形成され、前記網状編組部材が連結され
    たストランドを有し、前記連結されたストランドが連結
    点に菱形に開く開口部を形成するために結合されている
    目視認知方式の拡大部と、前記菱形の開口部の開口面積
    が前記拡大部に作用する抗力の増大に伴う伸縮に応答し
    て増加し、 前記目視認知方式の拡大部を前記本体部組立体に取り付
    けるための取付け装置とを備えて成る航空機射撃用標
    的。
  2. 【請求項2】前記目視認知方式の拡大部が展張された時
    に開かれた前方側の端部と部分的に閉じられた後方側の
    端部とを有するほぼ円筒形になる請求の範囲第1項に記
    載の標的。
  3. 【請求項3】前記菱形に開く開口部が周辺列に直列に配
    置され、かつ、前記拡大部が弛められ、また、緊張され
    たときに前記拡大部の巾が長さよりも短かい請求の範囲
    第2項に記載の標的。
  4. 【請求項4】前記連結されたストランドが複数の編組繊
    条によって形成され、前記連結されたストランドは交差
    点で互いに結合され、前記連結されたストランドの結合
    が一本の連結されたストランドの編糸を別の1本の連結
    されたストランドの編糸に編み付けることよって行われ
    る請求の範囲第1項から3項のいずれか1項に記載の標
    的。
  5. 【請求項5】目視認知方式の拡大部と、 前記目視認知方式の拡大部を曳航装置に保持するための
    装置と備えて成り、前記保持するための装置が通気型拡
    張具を含み、前記通気型拡張具が第一フープ状部分及び
    第二フープ状部分を有し、前記第一フープ状部分及び第
    二フープ状部分が相互に長軸方向に配置されて可撓性接
    続装置を有し、前記可撓性接続装置が前記フープ状部分
    の間で延び、前記第二フープ状部分が前記目視認知方式
    の拡大部の前方側の端部に接続されて成る航空機射撃用
    標的。
  6. 【請求項6】前記可撓性接続装置が前記フープ状部分の
    間に配置されたパネルであり、隣接するパネルの間に通
    気口を形成して成る請求の範囲第5項に記載の標的。
  7. 【請求項7】前記第一フープ状部分により画成される開
    口の直径は前記第二フープ状部分により画成される開口
    の直径より大きく、前記形状によって、各パネルが、張
    力を与えられている状態にある時に、流入する空気に対
    して約12〜18度の迎え角を形成する請求の範囲第6項に
    記載の標的。
  8. 【請求項8】前記パネルが前縁及び後縁を有し、前記前
    縁及び後縁が前記1つのフープ状部分に前縁が後縁の幅
    の約2倍になるように取り付けられて成る請求の範囲第
    6あるいは7項に記載の標的。
  9. 【請求項9】前記目視認知方式の拡大部を曳航装置に保
    持するための装置は、得点記録装置を有する前部胴体組
    立体を備える請求の範囲第5から8項のいずれか1項に
    記載の標的。
  10. 【請求項10】前部胴体組立体と、長軸方向に離間して
    いる前方側フープ状部分及び後方側フープ状部分と、前
    記長軸方向に離間している前方側フープ状部分及び後方
    側フープ状部分を連結する装置とを有する通気型拡張具
    と、 前の部分が前記通気型拡張具に取り付けられている目視
    認知方式の拡大部と、 前記通気型拡張具を前記前部胴体組立体に取り付けるた
    めの取付け装置であり、前記取付け装置がフレームを備
    え、前記フレームが前記前部胴体組立体に保持されて分
    岐部分を有し、前記分岐部分が共通の位置から長軸方向
    に延びる取付け装置と、 後方に延びて前記分岐部分の非支持側端部に取り付けら
    れているライザ索と、 それぞれに組をなしている懸吊索であり、前記各組の懸
    吊索が複数の懸吊索を含み、各組の懸吊索が、それぞ
    れ、前記各ライザ索に取り付けられ、前記懸吊索が外側
    方向に拡がるように延びて前記通気型拡張具に結合され
    た懸吊索とを備えて成る航空機射撃用標的。
  11. 【請求項11】前記長軸方向に離間している前方側のフ
    ープ状部分及び後方側のフープ状部分を連結するための
    装置が前記前方側のフープ状部分と後方側のフープ状部
    分との間に配置されている複数の可撓性パネルを含み、
    前記可撓性パネルが前記フープ状部分の周囲に相互に均
    一になるように離間されて複数の通気口を形成し、前記
    懸吊索の各後方側の端部が、それぞれ、隣接するパネル
    の間にある前記前方側のフープ状部分に取り付けられ成
    る請求の範囲第10項に記載の標的。
  12. 【請求項12】前記ライザ索と、前記懸吊索と、前記フ
    ープ状部分とが、非金属材料で作られて成る請求の範囲
    第11項に記載の標的。
  13. 【請求項13】前部胴体組立体と、 長軸方向に離間している前方側フープ状部分及び後方側
    フープ状部分と、前記長軸方向に離間している前方側フ
    ープ状部分及び後方側フープ状部分を連結するための装
    置とを有する通気型拡張具と、 前記通気型拡張具に取り付けられた目視認知方式の拡大
    部と、 前記通気型拡張具を前記前部胴体組立体に取り付けるた
    めに使用される取付け装置とを備えて成り、 前記取付け装置が、 前記前部胴体組立体に保持された接続装置と、 前記接続装置に取り付けられた前方側の端部を有する各
    ライザ索と、 組をなす懸吊索であって、懸吊索の各組がそれぞれ複数
    の懸吊索を含んでおり、各組の懸吊索がそれぞれ前記各
    ライザ索に取り付けられ、前記懸吊索が前記ライザ索か
    ら遠方側方向に拡がるように延びて前記通気型拡張具に
    結合されている懸吊索とを備えた航空機射撃用標的。
  14. 【請求項14】前記連結装置が前記前方側フープ状部分
    と後方側フープ状部分との間に配置されている複数の可
    撓性パネルを有し、前記パネルが前記フープ状部分の周
    囲に相互に均一になるように離間されて複数の通気口を
    形成し、前記各懸吊索がそれぞれ隣接するパネルの間に
    あって前記前方側フープ状部分に取り付けられている後
    方側の端部を有し、前記後方側フープ状部分が前記目視
    認知方式の拡大部に接続されて成る請求の範囲第13項に
    記載の標的。
  15. 【請求項15】前記取付け装置が前記前部胴体組立体の
    後方側の端部に接続されている前方側の端部と、前記接
    続装置に取り付けられている後方側の端部とを有する曳
    航索を含んで前記前部胴体組立体と目視認知方式の拡大
    部との間の距離を増大させる請求の範囲第13あるいは14
    項に記載の標的。
  16. 【請求項16】細長い本体部と、開かれる前方側端部と
    開かれる後方側端部とを有する目視認知方式の拡大部
    と、 前記目視認知方式の拡大部の前方側端部に取付けられた
    通気型拡張具とを備え、前記通気型拡張具は第1接続装
    置と第2接続装置及び前記第1接続装置と前記第2接続
    装置とを相互接続して複数個の通気口を形成する相互接
    続装置とを有し、前記第1接続装置と前記第2接続装置
    は異なる大きさの開口を画成して前記相互接続装置が前
    記異なる大きさの開口内への流入空気に対して傾斜する
    ようにした航空機射撃用標的。
  17. 【請求項17】前記第1接続装置と前記第2接続装置は
    リング形状のフープであり、前記フープは前記目視認知
    方式の拡大部の前端に長軸方向に前方側と後方側に離間
    され、前記前方側フープの内径は前記後方側フープの内
    径よりも大きい請求の範囲第16項に記載の標的。
  18. 【請求項18】前記目視認知方式の拡大部は前記後方側
    フープに保持されている請求の範囲第17項に記載の標
    的。
  19. 【請求項19】前記相互接続装置は、前記第1接続装置
    と前記第2接続装置に沿って離間された複数個の可撓性
    パネルを有する請求の範囲第16から 18項のいずれか1項に記載の標的。
  20. 【請求項20】前方側の端部と後方側の端部とを有する
    目視認知方式の拡大部と、 前記目視認知方式の拡大部を曳航装置に保持するための
    保持装置とを備えて成り、前記保持装置が通気型拡張具
    を含み、前記通気型拡張具が前記目視認知方式の拡大部
    の前方側の端部に接続され、前記通気型拡張具が可撓性
    材料を用いて形成され、かつ、その内部に形成されてい
    る複数の通気口を有し、前記通気型拡張具が、拡張され
    た状態にある時に、流入する空気に対して傾斜して、前
    記目視認知方式の拡大部の前方側の端部を、張力が与え
    られた状態にするように配置されて成る航空機射撃用標
    的。
  21. 【請求項21】懸吊索と、 長軸方向に相互に離間されている前方側接続装置と後方
    側接続装置とを含み、さらに、前記前方側接続装置と後
    方側接続装置との間で延びている取付け部材を含み、前
    記取付け部材が相互に離間され、前記取付け部材が前記
    前方側接続装置及び後方側接続装置に保持され、前記取
    付け部材が、それぞれ、前記各懸吊索に対して取り付け
    られている通気型拡張具と、 前記前方側接続装置及び後方側接続装置が円形の形状を
    有し、前記前方側接続装置の直径が前記後方側接続装置
    の直径よりも大きく、前記前方側接続装置の形状が、前
    記取付け部材を傾斜した姿勢で前記前方側接続装置と後
    方側接続装置との間で延びるような状態にすることがで
    きる前記前方側接続装置及び後方側接続装置と、前記通
    気型拡張具に保持されている目視認知方式の拡大部とを
    備えて成る航空機射撃用標的。
  22. 【請求項22】前記目視認知方式の拡大部が前記前方側
    接続装置に保持されて成る請求の範囲第21項に記載の航
    空機射撃用標的。
  23. 【請求項23】前記接続装置が第一ウエブ用部材を備
    え、前記第一ウエブ用部材の形状が円形であり、前記接
    続装置が、さらに、円形の数珠状部材を備え、前記数珠
    状部材が前記目視認知方式の拡大部に取り付けられ、か
    つ、前記第一ウエブ用部材の一方の側部で離間されて成
    る請求の範囲第21あるいは22項に記載の標的。
  24. 【請求項24】前記前方側接続装置が、さらに、第二ウ
    エブ用部材を備え、前記第二ウエブ用部材の形状が円形
    であり、前記第二ウエブ用部材が前記第一ウエブ用部材
    の下で離間され、前記目視認知方式の拡大部が前記第一
    ウエブ用部材と第二ウエブ用部材との間の位置にあっ
    て、前記第一ウエブ用部材と第二ウエブ用部材とに取り
    付けられて成る請求の範囲第23項に記載の標的。
  25. 【請求項25】前記取付け装置が前記第一ウエブ用部材
    と第二ウエブ用部材との間で延び、かつ、前記第一ウエ
    ブ用部材と第二ウエブ用部材との間で固定され、前記取
    付け装置が前記数珠状部材の周囲でループ状にされ、か
    つ、前記第二ウエブ用部材の側部に固定され、前記取付
    け装置が、さらに、前記第一ウエブ用部材によって固定
    されて成る請求の範囲第23あるいは24項に記載の標的。
  26. 【請求項26】前記後方側接続装置が紐状部材を含み、
    前記紐状部材が平坦な内面を有し、前記平坦な内面が傾
    斜して、空気流中で前記円形の紐状部材に外側方向の張
    力を発生させる請求の範囲第23項に記載の標的。
  27. 【請求項27】目視認知方式の拡大部と、 前記目視認知方式の拡大部に取り付けられた通気型拡張
    具とを備えて成り、前記通気型拡張具が、円形のウエブ
    と、前記円形のウエブから長軸方向に離間され、かつ、
    前記円形のウエブよりも小さい直径を有する円形のウエ
    ブ用部材と、第一端部、本体部及び第二端部を有する複
    数の紐状部材とを備え、前記円形のウエブが前記紐状部
    材の本体の部分に取り付けられており、前記紐状部材が
    前記ウエブと前記ウエブ用部材との間で傾斜した姿勢で
    延び、前記ウエブ用部材が前記紐状部材の第二端部及び
    前記紐状部材の第一端部に取り付けられ、前記ウエブ用
    部材の第一端部がループ状部分を含み、前記ウエブ用部
    材の第一端部のループ状部分が前記ウエブ及び前記ウエ
    ブ用部材から遠方側に延びる航空機射撃用標的。
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