JP2561566Y2 - 圧電ブザー - Google Patents

圧電ブザー

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JP2561566Y2
JP2561566Y2 JP1991048371U JP4837191U JP2561566Y2 JP 2561566 Y2 JP2561566 Y2 JP 2561566Y2 JP 1991048371 U JP1991048371 U JP 1991048371U JP 4837191 U JP4837191 U JP 4837191U JP 2561566 Y2 JP2561566 Y2 JP 2561566Y2
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lid
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真佐男 妹尾
直史 島
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、圧電振動素子を組み
込んで所定の振動数で駆動される圧電ブザーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電ブザーは、ケースの裏蓋に取
り付けられた端子と圧電振動板との間にリード線を設
け、これをはんだ付けして圧電振動板に電圧をかけてい
た。また、上記はんだ付け作業を省くため、実公昭63
−1518号に開示されているように、圧電振動板に接
触する接触部を端子と一体的に設け、端子の取付部中央
部に切り起こしされた舌片を設け、その両側にコ字状に
折り曲げられた翼を設けて、この舌片と翼により裏蓋に
端子を固定し、圧電振動板に接触部を弾性的に当接させ
るようにしたものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、圧電振動板にリード線をはんだ付けする作業は極め
て工数がかかり、特に小型の圧電ブザーにおいては、こ
のはんだ付け作業は面倒なものであった。また、上記公
報に開示されているように弾性的に圧電振動板に接触部
を当接させるものは、はんだ付け作業が省略されるが、
端子の取り付け部に舌片や翼を設けなければならず加工
が面倒である上、裏蓋に対して1個の舌片だけで弾性的
に保持され、この舌片も大きくは形成できないので、安
定性が悪いという問題がある。しかも、舌件と翼を保持
するため、裏蓋の取り付け孔に突部を形成しているの
で、裏蓋の端子取付部の形状も複雑になり、さらに成形
型の関係上、端子突出部の取り付け孔が、端子の幅より
広く形成されており、端子にがたが生じるという欠点が
ある。
【0004】この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑
みて成されたもので、簡単な構成で、確実に端子が取り
付けられた圧電ブザーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、ケース本体
の開口部を塞いでいる蓋体に端子取り付け孔を形成し、
端子とその取付部と接触片を端子用金属板で一体的に成
形し、上記接触片を一方に折り曲げ、上記取付部を平板
状に形成するとともにその両側部に切り込みを形成し
持状に切り起こして撓みによる弾性変形可能な第1、第
2の舌片を設け、この舌片の間の取付部の一部を打ち抜
いて、上記第1、第2の一対の舌片とは反対側に片持状
に切り起こされて撓みによる弾性変形可能な第3の舌片
を形成し、上記端子の取付部を蓋体に挿通して上記各舌
片により上記端子の取付部を弾性的に保持させた圧電ブ
ザーである。
【0006】
【作用】この考案の圧電ブザーは、端子の取付部を平板
状に形成してその両側の一対の舌片で蓋体の取り付け孔
に保持固定させるようにし、端子の形成が容易であると
ともに、取り付けも簡単であり、第1、第2、第3の舌
片により端子が確実に蓋体に弾性的に固定されるように
したものである。
【0007】
【実施例】以下この考案の実施例について図面に基づい
て説明する。図1ないし図5はこの考案の一実施例を示
すもので、この実施例の圧電ブザーは、円筒状のケース
本体の表側に放音孔が形成され、ケース本体の底面は開
放され、この底面部に蓋体14が接着または嵌着固定さ
れている。ケース本体の内部には圧電振動板が固定さ
れ、蓋体14に保持された端子18の接触部20の先端
部が、この圧電振動板に当接している。蓋体14には取
り付け孔22が形成され、この取り付け孔22に端子1
8の取付部24が挿通して保持固定されている。そし
て、図2に示すように、この取り付け孔22の中央の端
子保持部23の縦横の幅は、端子18の横断面の縦横の
寸法とほぼ等しく形成され、端子にがたが生じないよう
にしている。
【0008】端子18、接触部20及び取付部24は、
燐青銅等の端子形成用金属板で一体に形成され、端子1
8は曲げ強度等を高めるために山形に長手方向に折り目
が付けられて形成され、端子18の基端部に設けられた
取付部24は平板状に形成されている。さらに取付部2
4に続いて設けられた接触部20は、蓋体14から圧電
振動板16に当接するよう所定の角度折曲げられ、取り
付け状態でさらに折曲げられて弾性的に圧電振動板16
に当接する。取付部24は平板状に形成され、その両側
に、端子18の方向に切り込み26が形成され、この切
り込み26の外側に形成される一対の舌片28が、接触
片20の折り曲げ方向とは反対側に切り起こされてい
る。また、取り付け部24の両側面には斜面34が形成
され、端子18を取り付け孔22に挿入する際にガイド
するように形成されている。
【0009】端子18の取付部24には、舌片28の間
の取付部24を打ち抜いて形成された第3の舌片30
が、舌片28とは反対側に切り起こされて形成されてい
る。舌片30も、蓋体14の取り付け孔22内で、舌片
28とともに弾性的に確実に端子18を保持するもので
ある。さらに、蓋体14の取り付け孔22の両当接部2
1には、一対の舌片28が係合する凸部32が各々形成
され、取り付け孔22に端子18の取付部24を差し込
むだけで、端子18の取り付け固定が完了するようにな
っている。また、取り付け部24の両側には斜面34が
設けられ、取り付け孔に22に挿通する際にガイドする
ように形成されている。
【0010】端子18の取付は、蓋体14に形成された
取り付け孔22に、端子18の突出方向へ、端子18お
よび取付部24を蓋体14の内側から挿通してなされ
る。そして、端子18は、取付部24の舌片28が当接
部21に弾性的に当接し、取付部24が一方に弾性的に
付勢されて固定される。
【0011】この実施例の圧電ブザーは、端子18に取
付部24と接触片20が一体に形成され、平板状の取付
部24の一対の舌片28により端子18は、容易かつ確
実に蓋体14に保持固定され、接触片20によって圧電
振動板16との接触も確実になされる。しかも端子18
は、取り付け孔22に確実の保持され、がたつきもな
い。また、この凸部32は、取り付け孔22の両側の当
接部21に設けられ、端子保持部23の縦横の幅と、端
子18の縦横の幅とをほぼ等しく形成しても成形上の問
題はなく、取り付け孔22に挿通した端子端子18のが
たつきを確実に防止することができる。
【0012】尚、この考案の圧電ブザーの端子は、上記
実施例のものに限定されず、舌片の数も3個に限らず、
さらに適宜舌片を形成してもよいものである。
【0013】
【考案の効果】この考案の圧電ブザーは、端子の取付部
を平板状に形成してその両側に舌片を設け、蓋体の取り
付け孔に弾性的に取り付けられるようにしたので、端子
の形成工数及び取り付け工数を大きく削減することがで
きるものである。さらに、取付部が平板状であるので、
取り付けスペースも少なくてよく、一対の舌片により確
実に弾性的に取り付け孔に保持されるものである。さら
に、第3の舌片を設けることにより、各舌片だけで確実
に端子が蓋体に固定され、組み立て工数を大きく削減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例の端子を示す左側面図
(A)と正面図(B)である。
【図2】この発明の第一実施例の取り付け孔の平面図で
ある。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】この第二実施例の取り付け孔の底面図である。
【図5】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
10 ケース本体 14 蓋体 16 圧電振動板 18 端子 20 接触部 22 取り付け孔 24 取付部 28,30 舌片 32 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−215300(JP,A) 実開 昭63−44599(JP,U) 実開 昭63−65400(JP,U) 実開 昭60−108099(JP,U) 実開 昭56−175897(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電振動板をケース本体内に収納し、ケ
    ース本体の開口部を蓋体により塞ぎ、この蓋体に端子を
    取り付けた圧電ブザーにおいて、上記蓋体に端子取り付
    け孔を形成し、端子とその取付部と圧電振動板に接触す
    る接触片とを端子用金属板で一体的に成形し、上記接触
    片を一方に折り曲げ、上記取付部を平板状に形成すると
    ともにその両側部に切り込みを形成して上記接触片とは
    反対側に片持状に切り起こして撓みによる弾性変形可能
    第1、第2の一対の舌片を設け、この舌片の間の取付
    部の一部をコ字状に打ち抜いて上記一対の舌片とは反対
    側に片持状に切り起こされて撓みによる弾性変形可能な
    第3の舌片を形成し、上記端子の取付部を蓋体の端子取
    り付け孔に挿通して、上記端子の取付部を上記蓋体に対
    して、上記各舌片により上記接触片の折曲げ方向及びそ
    の反対方向の両方に弾性的に保持させたことを特徴とす
    る圧電ブザー。
JP1991048371U 1991-05-29 1991-05-29 圧電ブザー Expired - Fee Related JP2561566Y2 (ja)

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JPH04133294U JPH04133294U (ja) 1992-12-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60108099U (ja) * 1983-12-23 1985-07-23 株式会社村田製作所 圧電発音装置
JPH0455356Y2 (ja) * 1986-09-05 1992-12-25
JPS6365400U (ja) * 1986-10-20 1988-04-30
JPS63144799U (ja) * 1987-03-13 1988-09-22
JPH02215300A (ja) * 1989-02-16 1990-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電発音体

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