JPH083037Y2 - ジャックのテーピング部品 - Google Patents

ジャックのテーピング部品

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JPH083037Y2
JPH083037Y2 JP1990104963U JP10496390U JPH083037Y2 JP H083037 Y2 JPH083037 Y2 JP H083037Y2 JP 1990104963 U JP1990104963 U JP 1990104963U JP 10496390 U JP10496390 U JP 10496390U JP H083037 Y2 JPH083037 Y2 JP H083037Y2
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JP
Japan
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jack
taping
press
locking
lead
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JP1990104963U
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JPH0463193U (ja
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文雄 野崎
洋 鈴木
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エスエムケイ株式会社
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動組立機を用いてジャックを基板に自動
挿入する場合などにおいて、複数のジャックを自動組立
機へ効率よく供給するために用いられるジャックのテー
ピング部品の改良に関するものである。
「従来の技術」 従来、ジャック以外の電子部品をテーピングする場
合、テーピングされるリードであるテーピングリード
は、その電子部品の半田付け用の端子を伸ばすか、また
は、その電子部品のモールド部分の一部を伸ばすことに
よって形成されていた。このような方法をジャックのテ
ーピング部品に適用した場合、第5図または第6図に示
すようになる。すなわち、第5図に示すジャックのテー
ピング部品10は、ジャック12の半田付け用の端子14、16
を伸ばすことによってテーピングリード18、20を形成
し、このテーピングリード18、20を粘着テープ22を用い
て帯状台紙24に固着することによって構成される。帯状
台紙24には案内孔26、…が形成されている。また、第6
図に示すジャックのテーピング部品30は、成形時にジャ
ック32のモールド部分34の一部を伸ばすことによってテ
ーピングリード36、38を形成し、このテーピングリード
36、38を粘着テープ40を用いて帯状台紙42に固着するこ
とによって構成される。帯状台紙42には案内孔44、…が
形成されている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、従来のジャックのテープ部品10または
30は、第5図また第6図に示すように、ジャック12また
は32自体の構成部分である半田付け用の端子14、16また
はモールド部分34の一部を伸ばすことによってテーピン
グリード18、20または36、38を形成するようにしていた
ので、ジャック12、32の構造が複雑になってジャックハ
ウジング成形用金型が大形化するなどコストアップを招
くとともにジャック12、32の組立作業が煩雑になるとい
う問題点があった。また、半田付け用の端子14、16を伸
ばすことによってテーピングリード18、20を形成した場
合には、導電性とバネ性が要求される高価な半田付け用
の端子14、16の必要量が多くなるので、さらにコストア
ップを招くという問題点があった。また、ジャック12ま
たは32にはテーピングリード18、20または36、38が一体
に形成されているので、テーピング部品10または30以外
に利用することができず、汎用性がないという問題点が
あった。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、ジャッ
クの構造を複雑かつ高価にすることなく、しかもテーピ
ング部品用に形成したジャックをテーピング部品以外に
も利用できるようにしたジャックのテーピング部品を提
供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 本考案によるジャックのテーピング部品は、テーピン
グリードの一側にジャックと係止する係止部を形成し、
前記テーピングリードの他側を帯状台紙に所定間隔で固
着し、ジャック本体に圧入係止部を設けて前記テーピン
グリードの係止部を圧入係止してなるものである。
そして、テーピングリードを歩留まりよく安価に作る
ことができるとともに、複数のジャックを帯状台紙に安
定して確実に固着することができるようにするため、テ
ーピングリードは、ワイヤをU字形に成型し両端部をほ
ぼ直角に折り曲げたU字型ワイヤ片としてなり、このU
字形ワイヤ片の両端部をジャックと係止する係止部と
し、前記U字形のワイヤ片の中間部を帯状台紙への固着
側としてなるものである。
「作用」 テーピングリードの一側に形成された係止部をジャッ
クの係止部に係止し、テーピングリードの他側を帯状台
紙に所定間隔で固着することによってジャックのテーピ
ング部品が形成される。このように、ジャックには、テ
ーピングリードの係止部を係止するための係止部を形成
するだけでよいので、ジャックの構造が複雑にならない
とともに、高価な端子を伸ばしてその必要量を多くする
必要がない。しかも、ジャックにはテーピングリードの
係止部を係止するための係止部が形成されているだけな
ので、このジャックをテーピング部品以外にも簡単に利
用することができる。
そして、テーピングリードを、U字型ワイヤの両端部
をほぼ直角に折り曲げたU字型ワイヤ片で形成し、この
U字型ワイヤ片の両端部をジャックの2個の圧入係止部
への係止側とし、U字型ワイヤ片の中間部を帯状台紙へ
の固着側とした場合には、テーピングリードをワイヤ
(線材)で形成することができ、しかもテーピングリー
ドの帯状台紙への固着面積を大きくすることができる。
「実施例」 第1図および第2図は本考案によるジャックのテーピ
ング部品の一実施例を示すものである。第1図におい
て、50はジャックで、このジャック50のモールド部分52
の底面からは、半田接続用の端子54、56、58が突設して
いる。前記ジャック50のモールド部分52の底面には、位
置決め突起60、60が突設されているとともに、本考案に
特有の圧入係止部62、62が形成されている。前記圧入係
止部62は圧入案内溝64と圧入係止孔66からなり、前記圧
入案内溝64は、前面側から背面側に向かって徐々に幅が
狭くなるようなテーパーをもったコ字状の溝に形成さ
れ、その背面側に最も幅の狭い端部には、前記圧入係止
孔66の開口部が連通するように形成されている。70は金
属薄板材を打ち抜き一部を折り曲げ加工してなるフープ
材で、このフープ材70は、案内孔72、…が所定間隔で形
成された帯状板74と、この帯状板74の端面から板面に沿
って所定間隔で突設された複数組の突設片76と76、…と
からなっている。前記複数組の突設片76と76、…の先端
部には、この先端部をほぼ直角に折り曲げることによっ
て圧入係止部78と78、…が形成され、各組の圧入係止部
78と78は、前記ジャック50の圧入係止部62と62の圧入案
内溝64と64を介して圧入係止孔66と66に圧入係止できる
ように形成されている。そして、この第1図において、
フープ材70の各組の突設片76と76の圧入係止部78と78
を、一点鎖線矢印で示すように、対応するジャック50の
圧入係止部62と62の圧入案内溝64と64を介して圧入係止
孔66と66に圧入係止し、ついで各組の突設片76と76の帯
状板74との連結部を一点鎖線Aで切断することによって
テーピングリード80と80が形成され、ついで、この各組
のテーピングリード80と80を粘着テープ82で帯状台紙84
に固着することによって、第2図に示すようなジャック
のテーピング部品90が形成される。前記帯状台紙84には
案内孔86、…が所定間隔で形成されている。上述のよう
に、フープ材70の突設片76と76の圧入係止部78と78をジ
ャック50の圧入係止部62と62の圧入係止孔66と66に圧入
係止し、ついで突設片76と76の帯状板74との連結部を切
断することによってテーピングリード80と80が形成され
るので、自動化に対応しやすい。また、ジャック50に
は、テーピングリード80と80の圧入係止部78と78を係止
するための圧入係止部62と62を形成するだけでよいの
で、ジャック50の構造が従来例のように複雑にならない
とともに、導電性とバネ性が要求される高価な端子54、
56、58を従来例のように伸ばす必要がない。しかも、ジ
ャック50にはテーピングリード80と80の圧入係止部78と
78を係止する圧入係止部62と62が形成されているだけな
ので、テーピング部品90用に形成したジャック50をテー
ピング部品90以外にも利用できる。
前記実施例では、フープ材の突設片の圧入係止部をジ
ャックの圧入係止部に圧入係止してから、突設片の帯状
板との連結部を切断することによってテーピングリード
を形成し、自動化に対応しやすいようにしたが、本考案
はこれに限るものでなく、テーピングリードはジャック
と別体に形成され、一側がジャックの係止部(例えば圧
入係止部)に係止し、他側が帯状台紙に固着されるもの
であればよい。例えば、第3図および第4図に示すよう
に構成するようにしてもよい。すなわち、第3図に示す
ように、断面円形のワイヤをU字形に成型し両端部をほ
ぼ直角に折り曲げて圧入係止部78aと78aとしたU字型ワ
イヤ片をテーピングリード80aとし、このテーピングリ
ード80aの圧入係止部78aと78aを、一点鎖線矢印で示す
ように、対応するジャック50の圧入係止部62と62の圧入
案内溝64と64を介して圧入係止孔66と66に圧入係止し、
テーピングリード80aの中間部を粘着テープ82で帯状台
紙84に固着することによって、第4図に示すようなジャ
ックのテーピング部品90aが形成される。この第3図お
よび第4図に示すように構成した場合には、テーピング
リード80aをワイヤ(線材)で形成することができ、し
かも、テーピングリード80aの帯状台紙84への固着面積
を大きくすることができる。
前記実施例では、ジャックに形成する係止部を2個の
圧入係止部で形成し、しかも、この圧入係止部を、テー
ピングリードの係止部(例えば圧入係止部)の圧入を案
内する圧入案内溝と、テーピングリードの係止部を係止
する圧入係止孔とで形成するようにしたが、本考案はこ
れに限るものでなく、ジャックに形成する係止部を1個
または3個以上の圧入係止部で形成するようにしてもよ
く、また、係止部は圧入係止部に限るものでなくテーピ
ングリードの一側を係止するものであればよい。例え
ば、ジャックの係止部は、案内溝のない係止孔または係
止凹部のみで形成するようにしてもよく、または案内溝
と係止凹部とで形成するようにしてもよい。
「考案の効果」 本考案によるジャックのテーピング部品は、上記のよ
うに、ジャックには、テーピングリードの一側を係止す
るための係止部を形成するだけでよいように構成したの
で、従来のようにジャック自体の構成部分である端子や
モールド部分の一部を伸ばしてテーピングリードを形成
する必要がなく、ジャックの構造が従来のように複雑に
ならないとともに、高価な端子を従来のように伸ばす必
要がない。このため、ジャックのコストダウンを図るこ
とができるとともに組立作業が簡単になる。しかも、テ
ーピング部品用に形成したジャックをテーピング部品以
外にも利用できるので、テーピング部品以外に利用でき
なかった従来例と比べて、実用価値が極めて高い。
また、テーピングリードを、U字型ワイヤの両端部を
ほぼ直角に折り曲げたU字型ワイヤ片で形成し、このU
字型ワイヤ片の両端部をジャックの2個の圧入係止部と
係止する係止部とし、U字型ワイヤの中間部を帯状台紙
への固着側とした場合には、テーピングリードをワイヤ
(線材)で形成することができるので、歩留まりよく安
価に作ることができる。しかも、テーピングリードの帯
状台紙への固着面積を大きくすることができるので、複
数のジャックを帯状台紙に安定して確実に固着すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案によるジャックのテーピン
グ部品の一実施例を示すもので、第1図はジャックのテ
ーピング部品を形成する途中の状態を示す要部の斜視
図、第2図は形成されたジャックのテーピング部品を示
す要部の斜視図、第3図および第4図は本考案の他の実
施例を示すもので、第3図はジャックのテーピング部品
を形成する途中の状態を示す要部の斜視図、第4図は形
成されたジャックのテーピング部品を示す要部の斜視
図、第5図と第6図は、それぞれ従来例のジャック以外
の電子部品のテーピング方法を適用して形成した場合の
ジャックのテーピング部品を示す部分斜視図である。 10、30、90、90a……ジャックのテーピング部品、12、3
2、50……ジャック、14、16、54、56、58……端子、1
8、20、36、38、80、80a……テーピングリード、22、4
0、82……粘着テープ、24、42、84……帯状台紙、52…
…ジャック50のモールド部分、62……圧入係止部(係止
部)、64……圧入案内溝、66……圧入係止孔、70……フ
ープ材、76……突設片、78、78a……テーピングリード8
0、80aの一側に形成された圧入係止部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーピングリードの一側にジャックと係止
    する係止部を形成し、前記テーピングリードの他側を帯
    状台紙に所定間隔で固着し、ジャック本体に圧入係止部
    を設けて前記テーピングリードの係止部を圧入係止して
    なることを特徴とするジャックのテーピング部品。
  2. 【請求項2】テーピングリードは、ワイヤをU字形に成
    型し両端部をほぼ直角に折り曲げたU字型ワイヤ片とし
    てなり、このU字型ワイヤ片の両端部をジャックと係止
    する係止部とし、前記U字型ワイヤ片の中間部を帯状台
    紙への固着側としてなる請求項(1)記載のジャックの
    テーピング部品。
JP1990104963U 1990-10-05 1990-10-05 ジャックのテーピング部品 Expired - Lifetime JPH083037Y2 (ja)

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JPH0463193U JPH0463193U (ja) 1992-05-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63248672A (ja) * 1987-03-25 1988-10-14 松下電器産業株式会社 テ−ピング用電子部品

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JPH0463193U (ja) 1992-05-29

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