JPH0353432Y2 - - Google Patents

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JPH0353432Y2
JPH0353432Y2 JP1987161652U JP16165287U JPH0353432Y2 JP H0353432 Y2 JPH0353432 Y2 JP H0353432Y2 JP 1987161652 U JP1987161652 U JP 1987161652U JP 16165287 U JP16165287 U JP 16165287U JP H0353432 Y2 JPH0353432 Y2 JP H0353432Y2
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JP
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plate terminal
connector
terminal
hole
base
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JP1987161652U
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JPH0166767U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、各種電子機器等の部品製造業界に利
用されるコネクターに係り、特にその板端子に関
する。
(従来の技術) 従来、電子機器等に使用されているコネクター
の板端子は、第5図及び第6図に示すように金属
片により細い先端部12と、これより稍幅広の中
間部13及び幅広の基盤係止側14とより構成さ
れ、特に中間部13は第6図に示すように断面矩
形で、その長手方向に沿つた角部は面取りされて
いないもので、基盤15への嵌挿に際しては、予
め基盤15に穿設した矩形の透孔16へそのまま
基盤裏面より板端子を挿し通し基盤係止部14を
基盤15へ止めるものである。
又、プリント配線基板の端子先端の稜部を切除
したものとして、例えば、実開昭49−26950号公
報記載のものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の板端子の中間部13は、長手方
向に沿つた角部を面取りしていないため、コネク
ターの基盤の透孔と中間部13との間の隙間が狭
く該隙間に水分が侵入した場合、水分が抜け切ら
ず板端子の腐食の原因となつたり、又、コネクタ
ーの基盤に板端子を挿入する際、中間部13の角
部で手を切つたり、又、端子を基盤15の透孔へ
挿し通す場合、基盤15と面取りしていない角部
との間に摩擦を生じて、円滑な挿し通しを行なう
ことが出来なく製作能率の低下を生じたり、更
に、板端子の中間部13を折曲してコネクターの
基盤に挿入する場合、中間部13を折曲する際、
中間部13の角部に応力が集中して該角部が変形
し、該変形のため、円滑な挿し通しを行なうこと
が出来なく製作能率の低下を生じていた。
又、実開昭49−26950号公報記載のものにあつ
ては、端子用線材の先端の稜部を切除して、単に
端子用線材をプリント配線基板の挿通部に円滑に
挿入したものにすぎず、本願考案のようなコネク
ター用の板端子の中間部に関するものではない。
本考案は、端子を基盤の透孔へ円滑に挿し通す
のみではなく、コネクターの基盤の透孔と中間部
との間の隙間を大きく取つて通気性を良好にして
端子の腐食を防止し且つ露出している幅広の中間
部の角部を面取りして手を切るのを防止したコネ
クター用の板端子の提供を目的としている。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するするために、本考案のコネ
クター用の板端子は、コネクターの基盤の透孔を
介して嵌挿し固定する金属製の板端子に於て、前
記金属製の板端子を細い先端部、これより稍幅広
の中間部、端部側の結線部とで形成し、前記金属
製の板端子の中間部を長手方向に沿つた角部を面
取りすると共に面取りした前記角部を前記透孔に
臨ませたものである。
(作用) 上記のように構成されたコネクター用の板端子
は、予め基盤に穿設した透孔へ基盤の裏面より板
端子を挿し通して、これを止めるが、端子の挿し
通しに際して端子本体の角部は、面取りされ、面
取りした角部をコネクターの基盤の透孔に臨ませ
たから、コネクターの基盤の透孔と板端子の中間
部との間の隙間を従来のものに比べ、広く取れ、
又、コネクターの基盤に板端子を挿入する際、中
間部の角部で手を切るのを防止し又、端子を基盤
の透孔へ挿し通す場合、基盤と面取りしていない
角部との間に生ずる摩擦抵抗は小さいので、挿し
通し時の抵抗は少なく、端子の嵌挿は極めて円滑
に行なうことができ、更に、板端子の中間部を折
曲してコネクターの基盤に挿入する場合、中間部
の角部に応力が集中せず、該変形も少ないため、
円滑な挿し通しを行なうことができる。
(実施例) 次に、本考案に係るコネクター用の板端子の実
施例を図面第1図乃至第4図に基づいて説明す
る。
図中1は、コネクターaに於ける基盤で、合成
樹脂により成形し且つ必要端子数の透孔2を穿設
してある。
なお、図示例では、8つの透孔2を穿設してあ
る。
3は、基盤1への嵌挿する金属製の板端子で、
金属製の板端子を細い先端部4、これより稍幅広
の中間部5、端部側の結線部7とで形成し、6
は、係止凸部を有する基盤係止部である。
8,9,10,11は、板端子3の中間部5の
長手方向の角部に形成した面取部で斜辺状に形成
して面取りした角部を透孔2に臨ませている。
以上この実施例による板端子3を基盤1へ嵌挿
する場合は、板端子3をコネクターaに於ける基
盤1の透孔2へ下方より挿し通して、中間部5を
基盤1より突出させた後、基盤係止部6を孔端へ
掛け止めして基盤1へ板端子3を取り付けるもの
で、基盤1の透孔2へ挿し通したとき、板端子3
の中間部5には、面取部8,9,10,11が形
成され、面取りした角部をコネクターaの基盤1
の透孔2に臨ませたから、コネクターaの基盤1
の透孔2と板端子3の中間部5との間の隙間Sを
従来のものに比べ、広く取り、通気性を良好にし
て板端子3の腐食を防止し又、コネクターaの基
盤1に板端子3を挿入する際、中間部5の角部で
手を切るのを防止し又、板端子3を基盤1の透孔
2へ挿し通す場合、基盤1と面取りしていない角
部との間に生ずる摩擦抵抗は小さいので、挿し通
し時の抵抗は少なく、板端子3の嵌挿は極めて円
滑に行なうことができ、更に、板端子3の中間部
5を折曲してコネクターaの基盤に挿入する場
合、中間部5を折曲する際、中間部5の角部に応
力が集中せず、中間部5の変形も少ないため、円
滑な挿し通しを行なうことができる。
なお、コネクターa及び板端子3の形状並びに
嵌挿本数は、これに限定されるものではなく、
種々の形のものとか、既存の基盤を有するもので
も良い。
ハ 考案の効果 本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を有する。
本考案のコネクター用の板端子は、コネクター
の基盤の透孔を介して嵌挿し固定する金属製の板
端子に於て、前記金属製の板端子を細い先端部、
これより稍幅広の中間部、端部側の結線部とで形
成し、前記金属製の板端子の中間部を長手方向に
沿つた角部を面取りすると共に面取りした前記角
部を前記透孔に臨ませたため、コネクターの基盤
の透孔と板端子の中間部との間の隙間を従来のも
のに比べ、広く取り、通気性を良好にして板端子
の腐食を防止し又、コネクターの基盤に板端子を
挿入する際、中間部の角部で手を切るのを防止し
又、板端子を基盤の透孔へ挿し通す場合、基盤と
面取りしていない角部との間に生ずる摩擦抵抗は
小さいので、挿し通し時の抵抗は少なく、板端子
の嵌挿は極めて円滑に行なうことができ、更に、
板端子の中間部を折曲してコネクターの基盤に挿
入する場合、中間部を折曲する際、中間部の角部
に応力が集中せず、中間部の変形も少ないため、
円滑な挿し通しを行なうことができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るコネクター用の板端子
を示す正面図であり、第2図は、第1図に示す
−線の拡大断面図であり、第3図は、端子の嵌
挿状態を示す断面図、第4図は、基盤へ嵌挿した
状態の平面図であり、第5図は、従来の板端子の
使用状態を示す正面図であり、第6図は、第5図
に示す′−′線の拡大断面図である。 1……基盤、2……透孔、3……板端子、4…
…先端部、5……中間部、7……結線部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクターの基盤の透孔を介して嵌挿し固定す
    る金属製の板端子に於て、前記金属製の板端子を
    細い先端部、これより稍幅広の中間部、端部側の
    結線部とで形成し、前記金属製の板端子の中間部
    を長手方向に沿つた角部を面取りすると共に面取
    りした前記角部を前記透孔に臨ませたことを特徴
    とするコネクター用の板端子。
JP1987161652U 1987-10-22 1987-10-22 Expired JPH0353432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987161652U JPH0353432Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

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JP1987161652U JPH0353432Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0166767U JPH0166767U (ja) 1989-04-28
JPH0353432Y2 true JPH0353432Y2 (ja) 1991-11-21

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ID=31444782

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JP1987161652U Expired JPH0353432Y2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4524229B2 (ja) * 2005-09-01 2010-08-11 矢崎総業株式会社 電装モジュール及び電装ユニット
JP2008282668A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コンタクト及びコネクタ

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JPH0166767U (ja) 1989-04-28

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