JPH04133294U - 圧電ブザー - Google Patents

圧電ブザー

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JPH04133294U
JPH04133294U JP4837191U JP4837191U JPH04133294U JP H04133294 U JPH04133294 U JP H04133294U JP 4837191 U JP4837191 U JP 4837191U JP 4837191 U JP4837191 U JP 4837191U JP H04133294 U JPH04133294 U JP H04133294U
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mounting
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真佐男 妹尾
直史 島
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北陸電気工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、組み立てが容易であり、確実
に端子を取り付けること。 【構成】 ケース本体10の開口部を塞いでいる蓋体1
4に端子取り付け孔22を形成する。端子18とその取
付部24と接触片20を端子用金属板で一体的に成形
し、上記接触片20を一方に折り曲げ、上記取付部24
を平板状に形成する。取付部24の両側部に切り込みを
形成して上記接触片20とは反対側に切り起こして一対
の舌片28を設ける。この取付部24を上記蓋体14の
取り付け孔22に挿入し上記舌片28により弾性的に固
定し、上記蓋体14の取付孔22の周囲を溶融して取付
部24を保持固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、圧電振動素子を組み込んで所定の振動数で駆動される圧電ブザー に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧電ブザーは、ケースの裏蓋に取り付けられた端子と圧電振動板との間 にリード線を設け、これをはんだ付けして圧電振動板に電圧をかけていた。また 、上記はんだ付け作業を省くため、実公昭63−1518号に開示されているよ うに、圧電振動板に接触する接触部を端子と一体的に設け、端子の取付部中央部 に切り起こしされた舌片を設け、その両側にコ字状に折り曲げられた翼を設けて 、この舌片と翼により裏蓋に端子を固定し、圧電振動板に接触部を弾性的に当接 させるようにしたものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、圧電振動板にリード線をはんだ付けする作業は極めて 工数がかかり、特に小型の圧電ブザーにおいては、このはんだ付け作業は面倒な ものであった。また、上記公報に開示されているように弾性的に圧電振動板に接 触部を当接させるものは、はんだ付け作業が省略されるが、端子の取り付け部に 舌片や翼を設けなければならず加工が面倒である上、裏蓋に対して1個の舌片だ けで弾性的に保持され、この舌片も大きくは形成できないので、安定性が悪いと いう問題がある。しかも、舌件と翼を保持するため、裏蓋の取り付け孔に突部を 形成しているので、裏蓋の端子取付部の形状も複雑になり、さらに成形型の関係 上、端子突出部の取り付け孔が、端子の幅より広く形成されており、端子にがた が生じるという欠点がある。
【0004】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたもので、簡単な構成で 、確実に端子が取り付けられた圧電ブザーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ケース本体の開口部を塞いでいる蓋体に端子取り付け孔を形成し 、端子とその取付部と接触片を端子用金属板で一体的に成形し、上記接触片を一 方に折り曲げ、上記取付部を平板状に形成するとともにその両側部に切り込みを 形成して上記接触片とは反対側に切り起こして一対の舌片を設け、この取付部を 上記蓋体の取り付け孔に挿入し上記舌片により弾性的に固定し、上記蓋体の取付 孔の周囲を溶融して取付部を保持固定して成る圧電ブザーである。
【0006】 またこの考案は、ケース本体の開口部を塞いでいる蓋体に端子取り付け孔を形 成し、端子とその取付部と接触片を端子用金属板で一体的に成形し、上記接触片 を一方に折り曲げ、上記取付部を平板状に形成するとともにその両側部に切り込 みを形成して切り起こした第1、第2の舌片を設け、この舌片の間の取付部の一 部を打ち抜いて、上記一対の舌片とは反対側に切り起こされた第3の舌片を形成 し、上記端子の取付部を蓋体に挿通して上記各舌片により弾性的に保持させた圧 電ブザーである。
【0007】
【作用】
この考案の圧電ブザーは、端子の取付部を平板状に形成してその両側の一対の 舌片で蓋体の取り付け孔に保持固定させるようにし、端子の形成が容易であると ともに、取り付けも簡単であり、溶着によって確実に固定されるようにしたもの である。
【0008】 さらにこの考案の圧電ブザーは、端子の取付部を平板状に形成してその両側の 一対の舌片とその間の第3の舌片で弾性的に蓋体の取り付け孔に保持固定させる ようにし、端子の形成が容易であるとともに、簡単かつ確実に固定されるように したものである。
【0009】
【実施例】 以下この考案の実施例について図面に基づいて説明する。 図1ないし図5はこの考案の第一実施例を示すもので、この実施例の圧電ブザ ーは、円筒状のケース本体10の表側に放音孔12が形成され、ケース本体10 の底面は開放され、この底面部に蓋体14が接着または嵌着固定されている。ケ ース本体10の内部には圧電振動板16が固定され、蓋体14に保持された端子 18の接触部20の先端部が、この圧電振動板16に当接している。蓋体14に は取り付け孔22が形成され、この取り付け孔22に端子18の取付部24が挿 通して保持固定されている。そして、図4に示すように、この取り付け孔22の 中央の端子保持部23の縦横の幅は、端子18の横断面の縦横の寸法とほぼ等し く形成され端子にがたが生じないようにしている。また、端子取り付け孔22の 両側の当接部21は、この端子保持部23より幅が狭く形成されている。
【0010】 端子18、接触部20及び取付部24は燐青銅等の端子形成用金属板で一体に 形成され、端子18は曲げ強度等を高めるために山形に長手方向に折り目が付け られて形成され、端子18の基端部に設けられた取付部24は平板状に形成され ている。さらに取付部24に続いて設けられた接触部20は、蓋体14から圧電 振動板16に当接するよう所定の角度折曲げられ、取り付け状態でさらに折曲げ られて弾性的に圧電振動板16に当接する。取付部24は平板状に形成され、そ の両側に、端子18の方向に切り込み26が形成され、この切り込み26の外側 に形成される一対の舌片28が、接触片20の折り曲げ方向とは反対側に切り起 こされている。また、取り付け部24の両側面には斜面25が形成され、端子1 8を取り付け孔22に挿入する際にガイドするように形成されている。
【0011】 端子18の取付は、蓋体14に形成された取り付け孔22に、端子18の突出 方向へ、端子18および取付部24を蓋体14の内側から挿通してなされる。そ して、端子18は、取付部24の舌片28が当接部21に弾性的に当接し、取付 部24が一方に弾性的に付勢されて固定される。さらに、端子18の取付後、取 り付け孔22の振動板側の入り口近傍の周囲の樹脂を溶融して溶融部27を形成 し、取付部24を確実に保持固定する。
【0012】 この実施例の圧電ブザーは、端子18に取付部24と接触片20が一体に形成 され、平板状の取付部24の一対の舌片28により端子18は、容易かつ確実に 蓋体14に保持固定され、接触片20によって圧電振動板16との接触も確実に なされる。しかも端子18は、取り付け孔22に確実の保持され、がたつきもな い。
【0013】 次にこの考案の第二実施例について図6ないし図10に基づいて説明する。こ こで、上述の実施例と同様の部材については同一の符号を付して説明を省略する 。この実施例の端子18の取付部24には、舌片28の間の取付部24を打ち抜 いて形成された第3の舌片30が、舌片28とは反対側に切り起こされて形成さ れ、蓋体14の取り付け孔22内で、舌片28とともに弾性的に確実に端子18 を保持するものである。さらに、蓋体14の取り付け孔22の両当接部21には 、一対の舌片28が係合する凸部32が各々形成され、取り付け孔22に端子1 8の取付部24を差し込むだけで、端子18の取り付け固定が完了するようにな っている。また、取り付け部24の両側には斜面34が設けられ、取り付け孔に 22に挿通する際にガイドするように形成されている。また、取り付け孔22の 端子保持部23の幅は、端子18の幅と等しく形成されているとともに、端子1 8の山形の部分を保持する程度の長さに形成されているので、取り付け後の端子 18にがたつきが生じないようになっている。
【0014】 この実施例の端子20の取付方法も上記実施例と同様に端子18の突出方向に 蓋体14の内側から端子18及び取付部24を差し込み、取付部24の舌片28 が取り付け孔22の凸部32に係合して取付が完了する。この実施例によれば、 第3の舌片30により、取り付け孔22の周囲を溶融しなくても安定的に端子1 8を取り付けることができ、取付工数をさらに削減することができる。また、こ の凸部32は、取り付け孔22の両側の当接部21に設けられ、端子保持部23 の縦横の幅と、端子18の縦横の幅とをほぼ等しく形成しても成形上の問題はな く、取り付け孔22のに挿通した端子端子18のがたつきを確実に防止すること ができる。
【0015】 尚、この考案の圧電ブザーの端子は、上記実施例のものに限定されず、舌片の 数も2又は3個に限らず、さらに適宜舌片を形成してもよいものである。
【0016】
【考案の効果】
この考案の圧電ブザーは、端子の取付部を平板状に形成してその両側に舌片を 設け、蓋体の取り付け孔に弾性的に取り付けられるようにしたので、端子の形成 工数及び取り付け工数を大きく削減することができるものである。さらに、取付 部が平板状であるので、取り付けスペースも少なくてよく、一対の舌片により確 実に弾性的に取り付け孔に保持されるものである。さらに、第3の舌片を設ける ことにより、各舌片だけで確実に端子が蓋体に固定され、組み立て工数を大きく 削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例の端子を示す斜視図であ
る。
【図2】この第一実施例の圧電ブザーの概略縦断面図で
ある。
【図3】この考案の上記実施例の端子の左側面図(A)
と正面図(B)である。
【図4】この実施例の端子が差し込まれる蓋体の正面図
である。
【図5】図4の蓋体にケース本体を取り付けたA−A線
部分断面図である。
【図6】この考案の第二実施例の端子を示す左側面図
(A)と正面図(B)である。
【図7】この第二実施例の取り付け孔の平面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】この第二実施例の取り付け孔の底面図である。
【図10】図7のB−B線断面図である。
【符号の説明】
10 ケース本体 14 蓋体 16 圧電振動板 18 端子 20 接触部 22 取り付け孔 24 取付部 28,30 舌片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電振動板をケース本体内に収納し、ケ
    ース本体の開口部を蓋体により塞ぎ、この蓋体に端子を
    取り付けた圧電ブザーにおいて、上記蓋体に端子取り付
    け孔を形成し、端子とその取付部と圧電振動板に接触す
    る接触片を端子用金属板で一体的に成形し、上記接触片
    を一方に折り曲げ、上記取付部を平板状に形成するとと
    もにその両側部に切り込みを形成して上記接触片とは反
    対側に切り起こして一対の舌片を設け、この取付部を上
    記蓋体の取り付け孔に挿入し上記舌片により端子を弾性
    的に蓋体に固定し、上記蓋体の取付孔の周囲を溶融して
    上記取付部を保持固定して成ることを特徴とする圧電ブ
    ザー。
  2. 【請求項2】 圧電振動板をケース本体内に収納し、ケ
    ース本体の開口部を蓋体により塞ぎ、この蓋体に端子を
    取り付けた圧電ブザーにおいて、上記蓋体に端子取り付
    け孔を形成し、端子とその取付部と圧電振動板に接触す
    る接触片を端子用金属板で一体的に成形し、上記接触片
    を一方に折り曲げ、上記取付部を平板状に形成するとと
    もにその両側部に切り込みを形成して切り起こした第
    1、第2の舌片を設け、この舌片の間の取付部の一部を
    打ち抜いて上記一対の舌片とは反対側に切り起こされた
    第3の舌片を形成し、上記端子の取付部を蓋体に挿通し
    て上記各舌片により弾性的の保持させたことを特徴とす
    る圧電ブザー。
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Citations (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108099U (ja) * 1983-12-23 1985-07-23 株式会社村田製作所 圧電発音装置
JPS6344599U (ja) * 1986-09-05 1988-03-25
JPS6365400U (ja) * 1986-10-20 1988-04-30
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JPH02215300A (ja) * 1989-02-16 1990-08-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧電発音体

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