JP2561037B2 - クロック信号分配回路 - Google Patents

クロック信号分配回路

Info

Publication number
JP2561037B2
JP2561037B2 JP6204080A JP20408094A JP2561037B2 JP 2561037 B2 JP2561037 B2 JP 2561037B2 JP 6204080 A JP6204080 A JP 6204080A JP 20408094 A JP20408094 A JP 20408094A JP 2561037 B2 JP2561037 B2 JP 2561037B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
terminal
output
output terminal
input terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6204080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0869339A (ja
Inventor
正之 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP6204080A priority Critical patent/JP2561037B2/ja
Priority to US08/521,433 priority patent/US5670903A/en
Priority to DE19531962A priority patent/DE19531962C2/de
Publication of JPH0869339A publication Critical patent/JPH0869339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2561037B2 publication Critical patent/JP2561037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • G06F1/10Distribution of clock signals, e.g. skew
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/07Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop using several loops, e.g. for redundant clock signal generation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • H03L7/0816Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used the controlled phase shifter and the frequency- or phase-detection arrangement being connected to a common input
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K2005/00013Delay, i.e. output pulse is delayed after input pulse and pulse length of output pulse is dependent on pulse length of input pulse
    • H03K2005/00019Variable delay
    • H03K2005/00026Variable delay controlled by an analog electrical signal, e.g. obtained after conversion by a D/A converter
    • H03K2005/00045Dc voltage control of a capacitor or of the coupling of a capacitor as a load

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック信号の分配方
式に関するものであり、特にクロックスキューが非常に
少ないクロック信号分配回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IEEE Journal of So
lid−State Circuits,vol.2
3,No.5,Oct.,1988,pp.1218−
1223に記載された従来のクロック信号分配回路の構
成例を、図8に示す。
【0003】図8を参照すると、従来のクロック信号分
配回路は、外部の制御信号により入力端子から出力端子
まで信号が伝搬する時間を制御でき、入力端子が入力ク
ロック信号線815に接続され、出力端子が出力クロッ
ク信号線816aに接続された電圧制御遅延回路800
と、入力端子が出力クロック信号線816aに接続さ
れ、出力端子が長配線813に接続された出力バッファ
809と、入力端子から出力端子まで信号が伝搬する時
間が予め定められた遅延時間で、入力端子が入力クロッ
ク信号線815に接続され、出力端子が出力クロック信
号線816bに接続された遅延回路817と、入力端子
が出力クロック信号線816bに接続され、出力端子が
長配線814に接続された出力バッファ811と、第1
の入力端子が長配線813に接続され、第2の入力端子
が長配線814に接続され、第1の入力端子と第2の入
力端子に入力される信号の位相差に対応する信号を出力
端子より出力する位相比較器803と、位相比較器80
3の出力端子に入力端子が接続され、出力端子を持つチ
ャージポンプ回路804と、チャージポンプ回路804
の出力端子に入力端子が接続され、出力端子が電圧制御
遅延回路800の制御端子に接続されたローパスフィル
タ回路805とから構成されている。
【0004】長配線813と長配線814の長さが無視
できるほど小さいとき、出力クロック信号線816aと
出力クロック信号線816bの位相が一致するように、
位相比較器803、チャージポンプ回路804、ローパ
スフィルタ回路805および電圧制御遅延回路800で
構成されたフェーズロックドループ回路が動作する。す
なわち、出力クロック信号線816bの位相が出力クロ
ック信号816aの位相より進んでいるとき、その位相
差を位相比較器803が検出し、チャージポンプ回路8
04でその位相差に相当するだけローパスフィルタ回路
805を駆動し、電圧制御遅延回路800の入出力間の
遅延を減少させる。
【0005】また、出力クロック信号線816bの位相
が出力クロック信号線816aの位相より遅れていると
き、その位相差を位相比較器803が検出し、チャージ
ポンプ回路804でその位相差に相当するだけローパス
フィルタ回路805を駆動し、電圧制御遅延回路800
の入出力間の遅延を増加させる。定常状態では、出力ク
ロック信号816aと出力クロック信号線816bの位
相が一致する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す従来のクロ
ック信号分配回路では、通常は、遅延回路817と出力
バッファ811は、1つの半導体集積回路で構成され、
電圧制御遅延回路800、出力バッファ809、位相比
較器803、チャージポンプ回路804およびローパス
フィルタ回路805は、別の1つの半導体集積回路で構
成される。この場合、長配線813と長配線814の長
さが違うため、出力クロック信号線816aと出力クロ
ック信号線816bの間に位相差が生じた。
【0007】本発明の目的は、このような従来の欠点を
除去し、配線等の影響で、クロック信号の位相がずれな
いクロック信号分配回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部の制御信
号により入力端子から出力端子まで信号が伝搬する時間
を制御でき、入力端子が入力クロック信号線に接続され
た第1の電圧制御遅延回路と、前記第1の電圧制御遅延
回路の出力端子に入力端子が接続され、外部の制御信号
により入力端子から出力端子まで信号が伝搬する時間を
制御できる第2の電圧制御遅延回路と、前記第2の電圧
制御遅延回路の出力端子に入力端子が接続され、外部の
制御信号により入力端子から出力端子まで信号が伝搬す
る時間を制御できる第3の電圧制御遅延回路と、前記第
1の電圧制御遅延回路の出力端子に入力端子が接続さ
れ、出力端子が第1の長配線に接続された第1の出力バ
ッファと、前記第1の長配線の他方に入力端子が接続さ
れ、出力端子が出力クロック信号線に接続された第1の
入力バッファと、前記出力クロック信号線に入力端子が
接続され、出力端子が第2の長配線に接続された第2の
出力バッファと、前記第2の長配線の他方に入力端子が
接続され、出力端子を持つ第2の入力バッファと、前記
第2の入力バッファの出力端子に第1の入力端子が接続
され、前記第3の電圧制御遅延回路の出力端子に第2の
入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の入力端子
に入力される信号の位相差に対応する信号を出力端子よ
り出力する第1の位相比較器と、前記第1の位相比較器
の出力端子に入力端子が接続され、出力端子を持つ第1
のチャージポンプ回路と、前記第1のチャージポンプ回
路の出力端子に入力端子が接続され、出力端子が前記第
2,第3の電圧制御遅延回路の制御端子に接続された第
1のローパスフィルタ回路と、前記入力クロック信号線
に第1の入力端子が接続され、前記第2の電圧制御遅延
回路の出力端子に第2の入力端子が接続され、第1の入
力端子と第2の入力端子に入力される信号の位相差に対
応する信号を出力端子より出力する第2の位相比較器
と、前記第2の位相比較器の出力端子に入力端子が接続
され、出力端子を持つ第2のチャージポンプ回路と、前
記第2のチャージポンプ回路の出力端子に入力端子が接
続され、出力端子が前記第1の電圧制御遅延回路の制御
端子に接続された第2のローパスフィルタ回路とを備
え、第1の長配線と第2の長配線の長さが等しいことを
特徴としている。
【0009】また、本発明は、外部の制御信号により入
力端子から出力端子まで信号が伝搬する時間を制御で
き、入力端子が入力クロック信号線に接続された第1の
電圧制御遅延回路と、外部の制御信号により入力端子か
ら出力端子まで信号が伝搬する時間を制御できるN個の
電圧制御遅延回路を、それぞれ入力端子と出力端子を接
続して直線状にし、制御信号を共通とし、前記第1の電
圧制御遅延回路の出力端子に入力端子を接続し、出力端
子を持つ第2の電圧制御遅延回路と、前記第2の電圧制
御遅延回路の出力端子に入力端子が接続された第1の出
力バッファと、前記第1の出力バッファの出力端子に入
力端子が接続された第1の入力バッファと、前記第1の
入力バッファの出力端子に入力端子が接続された第2の
出力バッファと、前記第2の出力バッファの出力端子に
入力端子が接続された第2の入力バッファと、外部の制
御信号により入力端子から出力端子まで信号が伝搬する
時間を制御できるN個の電圧制御遅延回路を、それぞれ
入力端子と出力端子を接続して直線状にし、制御信号を
共通とし、前記第2の入力バッファの出力端子に入力端
子を接続し、出力端子を持つ第3の電圧制御遅延回路
と、前記第2の電圧制御遅延回路を構成するN個の電圧
制御遅延回路において、各々の電圧制御遅延回路の入力
端子に、出力バッファを接続し、その各々の出力バッフ
ァに長配線を接続し、その各々の長配線の他方に入力バ
ッファを接続し、その各々の入力バッファに出力クロッ
ク信号線を接続し、その各々の出力クロック信号線に接
続した出力バッファと、前記第1の電圧制御遅延回路の
出力端子から出力バッファ、第1の長配線、入力バッフ
ァ、出力クロック信号線を介して接続される出力バッフ
ァの出力端子を第2の長配線に接続し、その長配線の他
方に接続した第3の入力バッファと、前記第3の入力バ
ッファの出力端子に第1の入力端子が接続され、前記第
3の電圧制御遅延回路の出力端子に第2の入力端子が接
続され、第1の入力端子と第2の入力端子に入力される
信号の位相差に対応する信号を出力端子より出力する第
1の位相比較器と、前記第1の位相比較器の出力端子に
入力端子が接続され、出力端子を持つ第1のチャージポ
ンプ回路と、前記第1のチャージポンプ回路の出力端子
に入力端子が接続され、出力端子が前記第2,第3の電
圧制御遅延回路の制御端子に接続された第1のローパス
フィルタ回路と、前記入力クロック信号線に第1の入力
端子が接続され、前記第1の入力バッファの出力端子に
第2の入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の入
力端子に入力される信号の位相差に対応する信号を出力
端子より出力する第2の位相比較器と、前記第2の位相
比較器の出力端子に入力端子が接続され、出力端子を持
つ第2のチャージポンプ回路と、前記第2のチャージポ
ンプ回路の出力端子に入力端子が接続され、出力端子が
前記第1の電圧制御遅延回路の制御端子に接続された第
2のローパスフィルタ回路とを備え、第2の電圧制御遅
延回路を構成するN個の電圧制御遅延回路の入力端子に
出力バッファを介して接続される長配線の長さを第1の
電圧制御遅延回路の出力端子側から、lN ,lN-1 ,l
N-2 ,…,l2 ,l1 としたとき、第1の長配線の長さ
がlN で、l2 =l1 ×2,l3 =l1 ×3,l4 =l
1 ×4,…,lN =l1 ×Nとなることを特徴としてい
る。
【0010】また、本発明は、外部の制御信号により入
力端子から出力端子まで信号が伝搬する時間を制御で
き、入力端子が入力クロック信号線に接続された電圧制
御遅延回路と、前記電圧制御遅延回路の出力端子に入力
端子が接続され、出力端子が第1の長配線に接続された
第1の出力バッファと、前記第1の長配線の他方に入力
端子が接続され、出力端子が出力クロック信号線に接続
された第1の入力バッファと、前記電圧制御遅延回路の
出力端子に入力端子が接続され、出力端子が第2の長配
線に接続された第2の出力バッファと、前記第2の長配
線の他方に入力端子が接続され、出力端子を持つ第2の
入力バッファと、前記第2の入力バッファの出力端子に
第1の入力端子が接続され、前記入力クロック信号線に
第2の入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の入
力端子に入力される信号の位相差に対応する信号を出力
端子より出力する位相比較器と、前記位相比較器の出力
端子に入力端子が接続され、出力端子を持つチャージポ
ンプ回路と、前記チャージポンプ回路の出力端子に入力
端子が接続され、出力端子が前記第1の電圧制御遅延回
路の制御端子に接続されたローパスフィルタ回路とを備
え、第1の長配線と第2の長配線の長さが等しいことを
特徴としている。
【0011】
【作用】クロック信号線の末端のクロック信号の位相を
所望の位相と合わせるため、クロック信号線の末端へク
ロック信号が伝搬する経路と、末端からクロック信号が
戻ってくる経路を用意する。クロック信号線の末端のク
ロック信号の位相は、出力したクロック信号の位相と戻
ってきたクロック信号の位相との中間の位相であること
から、フェーズロックドループ回路を用いて、クロック
信号線の末端のクロック信号の位相を所望の位相と一致
させることができる。
【0012】具体的には、2つのフェーズロックドルー
プ回路と、制御端子により入出力間の遅延時間が制御で
きる電圧制御遅延回路を2つ用いる。第1のフェーズロ
ックドループ回路で、クロック信号線を通って戻ってき
たクロック信号と出力したクロック信号の位相差に相当
する遅延時間を第1の電圧制御遅延回路の入出力間の遅
延時間と等しくし、第2のフェーズロックドループ回路
で、出力したクロック信号の位相と第1の電圧制御遅延
回路を構成する遅延回路の中間点の信号との位相を一致
させる。第1の電圧制御遅延回路を構成する遅延回路の
中間点の信号の位相は、出力したクロック信号の位相と
等しいため、出力したクロック信号の位相とクロック信
号線の末端のクロック信号の位相が一致する。
【0013】クロック信号線の末端へクロック信号が伝
搬する経路と、末端からクロック信号が戻ってくる経路
が同じ遅延時間になるように構成することで、従来のク
ロック信号分配回路で問題となった配線長等の影響によ
る位相差が生じない。
【0014】また、本発明では、上述の第1の電圧制御
遅延回路を構成する遅延回路から複数の出力信号を得る
ことで、配線長が1倍、2倍、3倍等でありながら、位
相差が無い複数のクロック信号を得ることができる。
【0015】さらに、本発明では、次のようにしてクロ
ック信号分配回路を作ることもできる。クロック信号線
の末端のクロック信号の位相を所望の位相と合わせるた
め、クロック信号線の末端へクロック信号が伝搬する経
路を配線長、隣接配線等を考慮して模倣した第2のクロ
ック線を用意する。クロック信号線の末端のクロック信
号の位相は、模倣したクロック線の末端の位相と同じで
あるから、この模倣したクロック線の末端の位相と入力
クロックとの位相が一致するように、フェーズロックド
ループ回路を用いて、クロック信号線に出力する位相を
制御することで、クロック信号線の末端のクロック信号
の位相を所望の位相と一致させることができる。
【0016】クロック信号線の末端へクロック信号が伝
搬する経路を模倣した信号によりクロック信号線を駆動
するクロック信号の位相を制御するため、従来のクロッ
ク信号分配回路で問題となった配線長等の影響による位
相差が生じない。
【0017】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0018】図1は、本発明のクロック信号分配回路の
第1の実施例を示すブロック図である。
【0019】図1を参照すると、このクロック信号分配
回路は、外部の制御信号により入力端子から出力端子ま
で信号が伝搬する時間を制御でき、入力端子が入力クロ
ック信号線115に接続された第1の電圧制御遅延回路
100と、第1の電圧制御遅延回路100の出力端子に
入力端子が接続され、外部の制御信号により入力端子か
ら出力端子まで信号が伝搬する時間を制御できる第2の
電圧制御遅延回路101と、第2の電圧制御遅延回路1
01の出力端子に入力端子が接続され、外部の制御信号
により入力端子から出力端子まで信号が伝搬する時間を
制御できる第3の電圧制御遅延回路102を備えてい
る。
【0020】また、第1の電圧制御遅延回路100の出
力端子に入力端子が接続され、出力端子が長配線113
に接続された出力バッファ109と、長配線113に入
力端子が接続され、出力端子が出力クロック信号線11
6に接続された入力バッファ110と、出力クロック信
号線116に入力端子が接続され、出力端子が長配線1
14に接続された出力バッファ111と、長配線114
に入力端子が接続され、出力端子を持つ入力バッファ1
12を備えている。
【0021】また、入力バッファ112の出力端子に第
1の入力端子が接続され、第3の電圧制御遅延回路10
2の出力端子に第2の入力端子が接続され、第1の入力
端子と第2の入力端子に入力される信号の位相差に対応
する信号を出力端子より出力する第1の位相比較器10
3と、第1の位相比較器103の出力端子に入力端子が
接続され、出力端子を持つ第1のチャージポンプ回路1
04と、第1のチャージポンプ回路104の出力端子に
入力端子が接続され、出力端子が第2の電圧制御遅延回
路101と第3の電圧制御遅延回路102の制御端子に
接続された第1のローパスフィルタ回路105と、入力
クロック信号線115に第1の入力端子が接続され、第
2の電圧制御遅延回路101の出力端子に第2の入力端
子が接続され、第1の入力端子と第2の入力端子に入力
される信号の位相差に対応する信号を出力端子より出力
する第2の位相比較器106と、第2の位相比較器10
6の出力端子に入力端子が接続され、出力端子を持つ第
2のチャージポンプ回路107と、第2のチャージポン
プ回路107の出力端子に入力端子が接続され、出力端
子が第1の電圧制御遅延回路100の制御端子に接続さ
れた第2のローパスフィルタ回路108を備えており、
長配線113と長配線114の長さは等しくなってい
る。
【0022】図2は、電圧制御遅延回路の実施例を示す
図であり、図3は、位相比較器の実施例を示す図であ
り、図4は、チャージポンプ回路の実施例を示す図であ
り、図5は、ローパスフィルタ回路の実施例を示す図で
ある。
【0023】次に、第1の実施例の動作について説明す
る。図1を参照すると、出力バッファ109と出力バッ
ファ111、入力バッファ110と入力バッファ11
2、および長配線113と長配線114がそれぞれ同じ
特性であるため、出力バッファ109に入力されたクロ
ック信号と出力クロック信号線116のクロック信号の
位相差と、出力クロック信号線116のクロック信号と
入力バッファ112から出力されるクロック信号の位相
差は等しい。
【0024】第1の位相比較器103、第1のチャージ
ポンプ回路104および第1のローパスフィルタ回路1
05で構成されるフェーズロックドループ回路により、
第2の電圧制御遅延回路101と第3の電圧制御遅延回
路102を通る信号の遅延時間は、出力バッファ109
に入力されたクロック信号と入力バッファ112から出
力されるクロック信号の位相差に相当する時間と等しく
なる。いま、第2の電圧制御遅延回路101と第3の電
圧制御遅延回路102は同じ特性であるから、第2の電
圧制御遅延回路101と第3の電圧制御遅延回路102
の接続点の信号の位相は、出力クロック信号線116の
信号の位相と等しくなる。
【0025】一方、第2の位相比較器106、第2のチ
ャージポンプ回路107および第2のローパスフィルタ
回路108で構成されるフェーズロックドループ回路に
より、入力クロック信号線115の信号の位相と、第2
の電圧制御遅延回路101と第3の電圧制御遅延回路1
02の接続点の信号の位相は等しくなる。
【0026】すなわち、2つのフェーズロックドループ
回路により、入力クロック信号線115と出力クロック
信号線116の信号の位相は一致する。さらに、長配線
113と長配線114が同じ特性であればよいので、配
線長が長くなったり、配線に付く容量等の影響が生じて
も前記の位相は一致する。
【0027】一般に半導体集積回路のレイアウトで、配
線長、およびその配線に付く容量をほとんど等しくし
て、長配線113と長配線114を実現することは容易
である。また、複数の半導体集積回路間に供給するクロ
ック信号を考えても、半導体集積回路を保護するパッケ
ージ、接続ピン等の容量、インダクタンスの影響をほと
んど無くして、長配線113と長配線114を実現する
ことは容易である。
【0028】また、図1のクロック信号分配回路におい
て、出力バッファ109,111と入力バッファ11
0,112をそれぞれ削除して短絡した構成でも、本発
明の効果は得られる。
【0029】図6は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。図6を参照すると、このクロック信号分
配回路は、外部の制御信号により入力端子から出力端子
まで信号が伝搬する時間を制御でき、入力端子が入力ク
ロック信号線615に接続された第1の電圧制御遅延回
路600と、外部の制御信号により入力端子から出力端
子まで信号が伝搬する時間を制御できる3個の電圧制御
遅延回路601a,601b,601cを、それぞれ入
力端子と出力端子を接続して直線状にし、制御信号を共
通とし、第1の電圧制御遅延回路600の出力端子に入
力端子を接続し、出力端子を持つ第2の電圧制御遅延回
路を備えており、第1の電圧制御遅延回路600の出力
端子は、出力バッファ609、長配線613、入力バッ
ファ610、出力クロック信号線616、出力バッファ
611、長配線614を介して入力バッファ612に接
続され、電圧制御遅延回路601aの出力端子は、出力
バッファ609a、長配線613a、入力バッファ61
0a、出力クロック信号線616aを介して出力バッフ
ァ611aに接続され、電圧制御遅延回路601bの出
力端子は、出力バッファ609b、長配線613b、入
力バッファ610b、出力クロック信号線616bを介
して出力バッファ611bに接続され、電圧制御遅延回
路601cの出力端子は、出力バッファ609c、入力
バッファ610c、出力バッファ611cを介して入力
バッファ612cに接続されている。
【0030】また、外部の制御信号により入力端子から
出力端子まで信号が伝搬する時間を制御できる3個の電
圧制御遅延回路602a,602b,602cを、それ
ぞれ入力端子と出力端子を接続して直線状にし、制御信
号を共通とし、入力バッファ612cの出力端子に入力
端子を接続し、出力端子を持つ第3の電圧制御遅延回路
と、入力バッファ612の出力端子に第1の入力端子が
接続され、電圧制御遅延回路602cの出力端子に第2
の入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の入力端
子に入力される信号の位相差に対応する信号を出力端子
より出力する第1の位相比較器603と、第1の位相比
較器603の出力端子に入力端子が接続され、出力端子
を持つ第1のチャージポンプ回路604と、第1のチャ
ージポンプ回路604の出力端子に入力端子が接続さ
れ、出力端子が第2および第3の電圧制御遅延回路の制
御端子に接続された第1のローパスフィルタ回路605
を備えている。
【0031】また、入力クロック信号線615に第1の
入力端子が接続され、入力バッファ610cの出力端子
に第2の入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の
入力端子に入力される信号の位相差に対応する信号を出
力端子より出力する第2の位相比較器606と、第2の
位相比較器606の出力端子に入力端子が接続され、出
力端子を持つ第2のチャージポンプ回路607と、第2
のチャージポンプ回路607の出力端子に入力端子が接
続され、出力端子が第1の電圧制御遅延回路600の制
御端子に接続された第2のローパスフィルタ回路608
とを備えている。
【0032】次に、第2の実施例の動作について説明す
る。第2の電圧制御遅延回路を構成する3個の電圧制御
遅延回路の入力端子に出力バッファを介して接続される
長配線の長さを、第1の電圧制御遅延回路600の出力
端子側から、l3 ,l2 ,l1 としたとき、長配線61
3の長さがl3 で、l2 =l1 ×2,l3 =l1 ×3と
なる。
【0033】図6を参照すると、出力バッファは全て同
じ特性で、また入力バッファも全て同じ特性である。ま
た、長配線613aの長さは、長配線613bの2倍あ
り、長配線613の長さは、長配線613bの3倍あ
る。従って、第1の位相比較器603、第1のチャージ
ポンプ回路604および第1のローパスフィルタ回路6
05で構成されるフェーズロックドループ回路により、
第2の電圧制御遅延回路と第3の電圧制御遅延回路を通
る信号の遅延時間を、第1の電圧制御遅延回路600の
出力するクロック信号と入力バッファ612から出力さ
れるクロック信号の位相差に相当する時間と等しくする
と、図1の第1の実施例と同様に、入力バッファ610
cと出力バッファ611cの接続点の信号の位相は、出
力クロック信号線616の信号の位相と等しくなる。
【0034】一方、第2の位相比較器606、第2のチ
ャージポンプ回路607および第2のローパスフィルタ
回路608で構成されるフェーズロックドループ回路に
より、入力クロック信号線615の信号の位相と、入力
バッファ610cと出力バッファ611cの接続点の信
号の位相は等しくなる。
【0035】すなわち、2つのフェーズロックドループ
回路により、入力クロック信号線615と出力クロック
信号線616の信号の位相は一致する。さらに、第2の
電圧制御遅延回路と第3の電圧制御遅延回路を構成する
6つの電圧制御回路は全て同じ特性であり、かつ、長配
線613aの長さは、長配線613bの2倍あり、長配
線613の長さは、長配線613bの3倍あるので、出
力クロック信号線616、出力クロック信号線616お
よび出力クロック信号線616bの位相は等しくなる。
【0036】さらに、長配線613が同じ特性で、長配
線613aの長さは、長配線613bの2倍あり、長配
線613の長さは、長配線613bの3倍あればよいの
で、配線長が長くなったり、配線に付く容量等の影響が
生じても、前記の位相は一致する。
【0037】一般に半導体集積回路のレイアウトで、配
線長、およびその配線に付く容量をほとんど等しくし
て、前記の長配線の要求を実現することは容易である。
また、複数の半導体集積回路間に供給するクロック信号
を考えても、半導体集積回路を保護するパッケージ、接
続ピン等の容量、インダクタンスの影響をほとんど等し
くして、前記の長配線の要求を実現することは容易であ
る。
【0038】また、図6の第2の実施例において、全て
の出力バッファと全ての入力バッファをそれぞれ削除し
て短絡した構成でも、本発明の効果は得られる。
【0039】また、第2および第3の電圧制御遅延回路
をそれぞれ3個の電圧制御遅延回路で構成したが、これ
に限るものではなく、任意の複数個の電圧制御遅延回路
で構成してもよい。
【0040】図7は、本発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。
【0041】図7を参照すると、このクロック信号分配
回路は、外部の制御信号により入力端子から出力端子ま
で信号が伝搬する時間を制御でき、入力端子が入力クロ
ック信号線715に接続された電圧制御遅延回路700
と、電圧制御遅延回路700の出力端子に入力端子が接
続され、出力端子が長配線713に接続された出力バッ
ファ709と、長配線713の他方に入力端子が接続さ
れ、出力端子が出力クロック信号線716に接続された
入力バッファ710と、電圧制御遅延回路700の出力
端子に入力端子が接続され、出力端子が長配線714に
接続された出力バッファ711と、長配線714の他方
に入力端子が接続され、出力端子を持つ入力バッファ7
12を備えている。
【0042】また、入力バッファ712の出力端子に第
1の入力端子が接続され、入力クロック信号線715に
第2の入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の入
力端子に入力される信号の位相差に対応する信号を出力
端子より出力する位相比較器703と、位相比較器70
3の出力端子に入力端子が接続され、出力端子を持つチ
ャージポンプ回路704と、チャージポンプ回路704
の出力端子に入力端子が接続され、出力端子が電圧制御
遅延回路700の制御端子に接続されたローパスフィル
タ回路705とを備えており、長配線713と長配線7
14の長さは等しくなっている。
【0043】次に、第3の実施例の動作について説明す
る。図7を参照すると、出力バッファ709と出力バッ
ファ711、入力バッファ710と入力バッファ71
2、および長配線713と長配線714がそれぞれ同じ
特性であるため、出力バッファ709に入力されたクロ
ック信号と出力クロック信号線716のクロック信号の
位相差と、出力バッファ711に入力されたクロック信
号と出力クロック信号線716のクロック信号の位相差
は、等しい。
【0044】位相比較器703、チャージポンプ回路7
04およびローパスフィルタ回路705で構成されるフ
ェーズロックドループ回路により、入力クロック信号線
715の信号の位相と、第2の入力バッファ712から
出力される信号の位相は等しくなる。
【0045】すなわち、入力クロック信号線715と出
力クロック信号線716の信号の位相は一致する。さら
に、長配線713と長配線714が同じ特性であればよ
いので、配線長が長くなったり、配線に付く容量等の影
響が生じても、前記の位相は一致する。
【0046】一般に、半導体集積回路のレイアウトにお
いて、配線長、およびその配線に付く容量をほとんど等
しくして、長配線713と長配線714を実現すること
は容易である。また、複数の半導体集積回路間に供給す
るクロック信号を考えても、半導体集積回路を保護する
パッケージと、接続ピン等の容量、インダクタンスの影
響をほとんど等しくして、長配線713と長配線714
を実現することが容易である。
【0047】また、図7の第3の実施例において、出力
バッファ709,711と入力バッファ710,712
をそれぞれ削除して短絡した構成でも、本発明の効果は
得られる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクロック
信号分配回路では、配線の影響をも考慮してクロック信
号の位相を合わせるため、常にクロックの位相が所望の
位相と一致する。
【0049】一般に半導体集積回路のレイアウトで、配
線長、およびその配線に付く容量をほとんど等しくし
て、所望の同じ配線を複数実現することは容易である。
また、複数の半導体集積回路間に供給するクロック信号
を考えても、半導体集積回路を保護するパッケージ、接
続ピン等の容量、インダクタンスの影響をほとんど等し
くして、所望の複数の配線を実現することは容易であ
る。従って、本発明のクロック信号分配回路では、常に
クロックの位相が所望の位相と一致する。
【0050】また、本発明のクロック信号分配回路は、
1つのチップからなる半導体集積回路の中のクロック分
配のみでなく、複数のチップからなる回路にクロックを
分配する場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の電圧制御遅延回路の実施例を示す図で
ある。
【図3】本発明の位相比較器の実施例を示す図である。
【図4】本発明のチャージポンプ回路の実施例を示す図
である。
【図5】本発明のローパスフィルタ回路の実施例を示す
図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】クロック信号分配回路の従来例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
100,101,102,600,601a,601
b,601c,602a,602b,602c,700
電圧制御遅延回路 103,106,603,606,703 位相比較器 104,107,604,607,704 チャージポ
ンプ回路 105,108,605,608,705 ローパスフ
ィルタ回路 109,111,609,609a,609b,609
c,611,611a,611b,611c,709,
711 出力バッファ 110,112,610,610a,610b,610
c,612,612c,710,712 入力バッファ 113,114,613,613a,613b,61
4,713,714 長配線 115,615,715 入力クロック信号線 116,616,616a,616b,716 出力ク
ロック信号線

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部の制御信号により入力端子から出力端
    子まで信号が伝搬する時間を制御でき、入力端子が入力
    クロック信号線に接続された第1の電圧制御遅延回路
    と、 前記第1の電圧制御遅延回路の出力端子に入力端子が接
    続され、外部の制御信号により入力端子から出力端子ま
    で信号が伝搬する時間を制御できる第2の電圧制御遅延
    回路と、 前記第2の電圧制御遅延回路の出力端子に入力端子が接
    続され、外部の制御信号により入力端子から出力端子ま
    で信号が伝搬する時間を制御できる第3の電圧制御遅延
    回路と、 前記第1の電圧制御遅延回路の出力端子に入力端子が接
    続され、出力端子が第1の長配線に接続された第1の出
    力バッファと、 前記第1の長配線の他方に入力端子が接続され、出力端
    子が出力クロック信号線に接続された第1の入力バッフ
    ァと、 前記出力クロック信号線に入力端子が接続され、出力端
    子が第2の長配線に接続された第2の出力バッファと、 前記第2の長配線の他方に入力端子が接続され、出力端
    子を持つ第2の入力バッファと、 前記第2の入力バッファの出力端子に第1の入力端子が
    接続され、前記第3の電圧制御遅延回路の出力端子に第
    2の入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の入力
    端子に入力される信号の位相差に対応する信号を出力端
    子より出力する第1の位相比較器と、 前記第1の位相比較器の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、出力端子を持つ第1のチャージポンプ回路と、 前記第1のチャージポンプ回路の出力端子に入力端子が
    接続され、出力端子が前記第2,第3の電圧制御遅延回
    路の制御端子に接続された第1のローパスフィルタ回路
    と、 前記入力クロック信号線に第1の入力端子が接続され、
    前記第2の電圧制御遅延回路の出力端子に第2の入力端
    子が接続され、第1の入力端子と第2の入力端子に入力
    される信号の位相差に対応する信号を出力端子より出力
    する第2の位相比較器と、 前記第2の位相比較器の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、出力端子を持つ第2のチャージポンプ回路と、 前記第2のチャージポンプ回路の出力端子に入力端子が
    接続され、出力端子が前記第1の電圧制御遅延回路の制
    御端子に接続された第2のローパスフィルタ回路とを備
    え、 第1の長配線と第2の長配線の長さが等しいことを特徴
    とするクロック信号分配回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクロック信号分配回路にお
    いて、第1および第2の入力バッファと第1および第2
    の出力バッファを削除し、それぞれ短絡したことを特徴
    とするクロック信号分配回路。
  3. 【請求項3】外部の制御信号により入力端子から出力端
    子まで信号が伝搬する時間を制御でき、入力端子が入力
    クロック信号線に接続された第1の電圧制御遅延回路
    と、 外部の制御信号により入力端子から出力端子まで信号が
    伝搬する時間を制御できるN個の電圧制御遅延回路を、
    それぞれ入力端子と出力端子を接続して直線状にし、制
    御信号を共通とし、前記第1の電圧制御遅延回路の出力
    端子に入力端子を接続し、出力端子を持つ第2の電圧制
    御遅延回路と、 前記第2の電圧制御遅延回路の出力端子に入力端子が接
    続された第1の出力バッファと、 前記第1の出力バッファの出力端子に入力端子が接続さ
    れた第1の入力バッファと、 前記第1の入力バッファの出力端子に入力端子が接続さ
    れた第2の出力バッファと、 前記第2の出力バッファの出力端子に入力端子が接続さ
    れた第2の入力バッファと、 外部の制御信号により入力端子から出力端子まで信号が
    伝搬する時間を制御できるN個の電圧制御遅延回路を、
    それぞれ入力端子と出力端子を接続して直線状にし、制
    御信号を共通とし、前記第2の入力バッファの出力端子
    に入力端子を接続し、出力端子を持つ第3の電圧制御遅
    延回路と、 前記第2の電圧制御遅延回路を構成するN個の電圧制御
    遅延回路において、各々の電圧制御遅延回路の入力端子
    に、出力バッファを接続し、その各々の出力バッファに
    長配線を接続し、その各々の長配線の他方に入力バッフ
    ァを接続し、その各々の入力バッファに出力クロック信
    号線を接続し、その各々の出力クロック信号線に接続し
    た出力バッファと、 前記第1の電圧制御遅延回路の出力端子から出力バッフ
    ァ、第1の長配線、入力バッファ、出力クロック信号線
    を介して接続される出力バッファの出力端子を第2の長
    配線に接続し、その長配線の他方に接続した第3の入力
    バッファと、 前記第3の入力バッファの出力端子に第1の入力端子が
    接続され、前記第3の電圧制御遅延回路の出力端子に第
    2の入力端子が接続され、第1の入力端子と第2の入力
    端子に入力される信号の位相差に対応する信号を出力端
    子より出力する第1の位相比較器と、 前記第1の位相比較器の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、出力端子を持つ第1のチャージポンプ回路と、 前記第1のチャージポンプ回路の出力端子に入力端子が
    接続され、出力端子が前記第2,第3の電圧制御遅延回
    路の制御端子に接続された第1のローパスフィルタ回路
    と、 前記入力クロック信号線に第1の入力端子が接続され、
    前記第1の入力バッファの出力端子に第2の入力端子が
    接続され、第1の入力端子と第2の入力端子に入力され
    る信号の位相差に対応する信号を出力端子より出力する
    第2の位相比較器と、 前記第2の位相比較器の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、出力端子を持つ第2のチャージポンプ回路と、 前記第2のチャージポンプ回路の出力端子に入力端子が
    接続され、出力端子が前記第1の電圧制御遅延回路の制
    御端子に接続された第2のローパスフィルタ回路とを備
    え、 第2の電圧制御遅延回路を構成するN個の電圧制御遅延
    回路の入力端子に出力バッファを介して接続される長配
    線の長さを第1の電圧制御遅延回路の出力端子側から、
    N ,lN-1 ,lN-2 ,…,l2 ,l1 としたとき、第
    1の長配線の長さがlN で、l2 =l1 ×2,l3 =l
    1 ×3,l4 =l1 ×4,…,lN =l1 ×Nとなるこ
    とを特徴とするクロック信号分配回路。
  4. 【請求項4】請求項3記載のクロック信号分配回路にお
    いて、全ての入力バッファと全ての出力バッファを削除
    し、それぞれ短絡したことを特徴とするクロック信号分
    配回路。
  5. 【請求項5】外部の制御信号により入力端子から出力端
    子まで信号が伝搬する時間を制御でき、入力端子が入力
    クロック信号線に接続された電圧制御遅延回路と、 前記電圧制御遅延回路の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、出力端子が第1の長配線に接続された第1の出力バ
    ッファと、 前記第1の長配線の他方に入力端子が接続され、出力端
    子が出力クロック信号線に接続された第1の入力バッフ
    ァと、 前記電圧制御遅延回路の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、出力端子が第2の長配線に接続された第2の出力バ
    ッファと、 前記第2の長配線の他方に入力端子が接続され、出力端
    子を持つ第2の入力バッファと、 前記第2の入力バッファの出力端子に第1の入力端子が
    接続され、前記入力クロック信号線に第2の入力端子が
    接続され、第1の入力端子と第2の入力端子に入力され
    る信号の位相差に対応する信号を出力端子より出力する
    位相比較器と、 前記位相比較器の出力端子に入力端子が接続され、出力
    端子を持つチャージポンプ回路と、 前記チャージポンプ回路の出力端子に入力端子が接続さ
    れ、出力端子が前記第1の電圧制御遅延回路の制御端子
    に接続されたローパスフィルタ回路とを備え、 第1の長配線と第2の長配線の長さが等しいことを特徴
    とするクロック信号分配回路。
  6. 【請求項6】請求項5記載のクロック信号分配回路にお
    いて、第1および第2の入力バッファと第1および第2
    の出力バッファを削除し、それぞれ短絡したことを特徴
    とするクロック信号分配回路。
JP6204080A 1994-08-30 1994-08-30 クロック信号分配回路 Expired - Lifetime JP2561037B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6204080A JP2561037B2 (ja) 1994-08-30 1994-08-30 クロック信号分配回路
US08/521,433 US5670903A (en) 1994-08-30 1995-08-30 Clock signal distribution circuit having a small clock skew
DE19531962A DE19531962C2 (de) 1994-08-30 1995-08-30 Taktsignalverteilerschaltung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6204080A JP2561037B2 (ja) 1994-08-30 1994-08-30 クロック信号分配回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0869339A JPH0869339A (ja) 1996-03-12
JP2561037B2 true JP2561037B2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=16484454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6204080A Expired - Lifetime JP2561037B2 (ja) 1994-08-30 1994-08-30 クロック信号分配回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5670903A (ja)
JP (1) JP2561037B2 (ja)
DE (1) DE19531962C2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69533983T3 (de) * 1994-12-16 2013-03-14 Shiseido Co. Ltd. Lippenstiftzusammensetzung
TW378289B (en) * 1995-10-20 2000-01-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Phase adjusting circuit, system including the same and phase adjusting method
JP3688392B2 (ja) * 1996-05-31 2005-08-24 三菱電機株式会社 波形整形装置およびクロック供給装置
JP3694998B2 (ja) * 1996-08-05 2005-09-14 ソニー株式会社 電圧発生回路
US5880612A (en) * 1996-10-17 1999-03-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Signal de-skewing using programmable dual delay-locked loop
US6002282A (en) * 1996-12-16 1999-12-14 Xilinx, Inc. Feedback apparatus for adjusting clock delay
JP3739525B2 (ja) 1996-12-27 2006-01-25 富士通株式会社 可変遅延回路及び半導体集積回路装置
JP4040140B2 (ja) * 1997-05-14 2008-01-30 富士通株式会社 半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法
JP3678570B2 (ja) * 1998-01-17 2005-08-03 日本電気株式会社 半導体集積回路
US5999025A (en) * 1998-03-27 1999-12-07 Xilinx, Inc. Phase-locked loop architecture for a programmable logic device
US6055287A (en) * 1998-05-26 2000-04-25 Mcewan; Thomas E. Phase-comparator-less delay locked loop
US6625206B1 (en) 1998-11-25 2003-09-23 Sun Microsystems, Inc. Simultaneous bidirectional data transmission system and method
JP2000181581A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Nec Corp 電源投入回路及びリセット方法
US6392466B1 (en) * 1999-12-30 2002-05-21 Intel Corporation Apparatus, method and system for a controllable pulse clock delay arrangement to control functional race margins in a logic data path
US6323714B1 (en) * 2000-02-03 2001-11-27 Hewlett-Packard Company System and method for deskewing synchronous clocks in a very large scale integrated circuit
US6433598B1 (en) * 2000-06-19 2002-08-13 Lsi Logic Corporation Process, voltage and temperature independent clock tree deskew circuitry-active drive method
JP3857230B2 (ja) * 2000-10-11 2006-12-13 Nttエレクトロニクス株式会社 位相比較回路
US6580301B2 (en) * 2001-06-18 2003-06-17 Motorola, Inc. Method and apparatus for a clock circuit
JP4079733B2 (ja) * 2002-09-26 2008-04-23 Necエレクトロニクス株式会社 位相同期ループ回路
JP4611015B2 (ja) * 2004-12-27 2011-01-12 富士通株式会社 半導体集積回路装置
JP4630718B2 (ja) * 2005-04-13 2011-02-09 株式会社東芝 クロック配線装置及びクロック配線方法
US7936194B2 (en) * 2005-09-30 2011-05-03 Intel Corporation Dual-reference delay-locked loop (DLL)
US7319356B1 (en) * 2005-12-16 2008-01-15 Marvell International Ltd. Multiplexer circuit with combined level shifting and delay control functions
JP2009272998A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Oki Semiconductor Co Ltd 位相同期回路及び半導体チップ
US7521973B1 (en) 2008-06-17 2009-04-21 International Business Machines Corporation Clock-skew tuning apparatus and method
US9160349B2 (en) 2009-08-27 2015-10-13 Micron Technology, Inc. Die location compensation
KR20220105937A (ko) * 2021-01-21 2022-07-28 삼성전자주식회사 듀티 정정 회로를 포함하는 메모리 장치, 듀티 센싱 회로를 포함하는 메모리 컨트롤러, 및 메모리 장치를 포함하는 스토리지 장치
CN114640327B (zh) * 2022-05-11 2022-09-27 上海燧原科技有限公司 一种时钟相位控制电路和芯片

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8414517D0 (en) * 1984-06-07 1984-07-11 British Telecomm Signal timing circuits
US4922141A (en) * 1986-10-07 1990-05-01 Western Digital Corporation Phase-locked loop delay line
US5101117A (en) * 1988-02-17 1992-03-31 Mips Computer Systems Variable delay line phase-locked loop circuit synchronization system
US5087829A (en) * 1988-12-07 1992-02-11 Hitachi, Ltd. High speed clock distribution system
US5105108A (en) * 1990-11-14 1992-04-14 Zenith Electronics Corporation Delay circuit with phase locked loop control
US5295164A (en) * 1991-12-23 1994-03-15 Apple Computer, Inc. Apparatus for providing a system clock locked to an external clock over a wide range of frequencies
US5408200A (en) * 1992-12-18 1995-04-18 Storage Technology Corporation Intelligent phase detector

Also Published As

Publication number Publication date
US5670903A (en) 1997-09-23
JPH0869339A (ja) 1996-03-12
DE19531962A1 (de) 1996-03-14
DE19531962C2 (de) 1998-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2561037B2 (ja) クロック信号分配回路
JP2792801B2 (ja) 半導体集積回路並びにその設計方法及び製造方法
KR100527397B1 (ko) 반도체메모리 장치에서 작은 지터를 갖는 지연고정루프
US20060290436A1 (en) Apparatus for providing clock signals at different locations with minimal clock skew
US6378080B1 (en) Clock distribution circuit
JPH08211963A (ja) クロックスキュー低減回路
KR19990022545A (ko) 국부 디스큐 클럭 발생기 회로 소자를 이용한 클럭 분배네트워크
JPH08116241A (ja) クロックスキュー低減回路
JPH05159080A (ja) 論理集積回路
JPS5921045B2 (ja) クロツク信号分配回路の調整方式
JP3599017B2 (ja) クロック伝搬遅延時間の調整方法
US20030115493A1 (en) Method and apparatus for optimizing clock distribution to reduce the effect of power supply noise
JP3440922B2 (ja) 集積回路
JP3387847B2 (ja) 半導体集積回路およびその製造方法
JP3073547B2 (ja) クロック分配回路
JPH05324121A (ja) クロック分配回路
US6388277B1 (en) Auto placement and routing device and semiconductor integrated circuit
KR20040072083A (ko) 클럭 신호의 스큐를 감소시키는 다중 위상 클럭 발생회로및 이에 대한 다중위상 클럭 발생방법
JP2845439B2 (ja) 内部クロック信号線用ドライバ回路を有する集積回路
JP3433595B2 (ja) クロックスキュー補正回路
JP3251250B2 (ja) クロックスキュー低減方法及びクロックスキュー低減方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH09282044A (ja) 半導体回路
JP2897723B2 (ja) 超電導論理回路
JP2648007B2 (ja) 遅延回路
JPH05304446A (ja) クロックスキュー補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960730

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 17

EXPY Cancellation because of completion of term