JP4040140B2 - 半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法 - Google Patents

半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4040140B2
JP4040140B2 JP12454897A JP12454897A JP4040140B2 JP 4040140 B2 JP4040140 B2 JP 4040140B2 JP 12454897 A JP12454897 A JP 12454897A JP 12454897 A JP12454897 A JP 12454897A JP 4040140 B2 JP4040140 B2 JP 4040140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
dummy
load
data
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12454897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10320976A (ja
Inventor
ひろ子 道地
直治 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP12454897A priority Critical patent/JP4040140B2/ja
Priority to US09/044,160 priority patent/US6081142A/en
Priority to KR1019980012761A priority patent/KR100279114B1/ko
Publication of JPH10320976A publication Critical patent/JPH10320976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4040140B2 publication Critical patent/JP4040140B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • H03L7/0814Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used the phase shifting device being digitally controlled
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/081Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter
    • H03L7/0812Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used
    • H03L7/0816Details of the phase-locked loop provided with an additional controlled phase shifter and where no voltage or current controlled oscillator is used the controlled phase shifter and the frequency- or phase-detection arrangement being connected to a common input
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/089Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来のシンクロナスDRAMの一部の概略構成を示す。以下、一般に*AはAの2値を反転した信号であるとする。
ローアドレスをデコードした信号によりワード線WLが活性化されてセルアレイ10の1行が選択され、この1行から読み出されたデータがセンスアンプ11で増幅される。例えばメモリセル12から読み出されたデータによりビット線対BLと*BLとの間に微小電位差が生じ、この電位差がセンスアンプ11で増幅される。次に、コラムアドレスをデコードした信号によりコラム選択線CLが活性化されてコラムスイッチ回路13内のスイッチが選択的にオンになり、ビット線対BLと*BLがそれぞれデータ線対DBと*DBと導通される。データ線DB及び*DB上のデータは、データバスアンプ14で増幅され、スイッチ回路15がオンにされるとデータバス制御回路16に転送され、スイッチ回路17AがオンにされるとI/Oデータバッファ回路18Aに転送され、データDQとして外部端子に取り出される。
【0003】
セルアレイ10の1行分のデータがセンスアンプ11で増幅されているので、コラムスイッチ回路13内のスイッチを選択的に順次切り換えることにより、連続してデータを読み出すことができる。この切り換えと、スイッチ回路15及び17Aのオン/オフがクロックに同期して行われることにより、データ読み出しがパイプライン処理される。このパイプラインは3段であり、コラムスイッチ回路13とデータバスアンプ14とで第1段パイプ21が構成され、スイッチ回路15とデータバス制御回路16とで第2段パイプ22が構成され、スイッチ回路17AとI/Oデータバッファ回路18Aとで第3段パイプ23Aが構成されている。パイプ21、22及び23Aは、クロックバッファ回路24Aからのクロックに同期して動作する。このクロックは、外部クロックCLKの駆動能力をクロックバッファ回路24Aで増幅し且つ適当に遅延させたものである。クロックバッファ回路24Aにはクロックイネーブル信号CKEも供給され、クロックイネーブル信号CKEがアクティブのときのクロックCLKが不図示の回路で用いられる。
【0004】
データバス制御回路16及びI/Oデータバッファ回路18Aはいずれもフリップフロップ回路を備えており、例えば、それぞれ‘H’及び‘L’が保持され、データDQが‘L’になっているとする。外部クロックCLKがクロックバッファ回路24A内で増幅され、比較的長い配線を通り、内部クロックiCLKとしてスイッチ回路17Aの制御入力端に供給される。外部クロックCLKが立ち上がった後、内部クロックiCLKが立ち上がって、スイッチ回路17Aがオンになり、データバス制御回路16の出力‘H’がI/Oデータバッファ回路18A内のフリップフロップ回路に保持され、駆動能力がさらに増幅されて、データDQが‘H’になる。すなわち、外部クロックCLKが立ち上がってから、アクセスタイムta経過後にデータDQが変化する。
【0005】
第3段パイプ23Aの構成例を、図11に示す。この構成では、SDRAMの出力インタフェースとして、SSTLとLVTTLとの一方が選択可能になっている。
SSTL出力インタフェースの高レベル‘H’及び低レベル‘L’の下限及び上限はそれぞれVref+0.4及びVref−0.4であり、LVTTLインタフェースのこれらに対応した値はそれぞれ2.4V及び0.4Vである。
【0006】
SSTLとLVTTLのインタフェース出力段(CMOS)の電源電圧は、図11ではいずれも3.3Vになっているが、両出力段の駆動能力は互いに異なり、また、SSTL及びLVTTLのインタフェース出力段に接続される不図示の入力回路に流れる電流はそれぞれ16mA及び2mA程度であるので、前記電圧の上下限値が満たされる。
【0007】
スイッチ回路17Aは、インバータ171、172、転送ゲート173及び174を備えている。I/Oデータバッファ回路18Aは、インバータ181〜185、ナンドゲート186、ノアゲート187、ナンドゲート188、ノアゲート189及びトランジスタ18a〜18dを備えている。トランジスタ18a及び18cはpMOSFETであり、トランジスタ18b及び18dはnMOSFETである。転送ゲート173及び174はいずれもpMOSトランジスタとnMOSトランジスタとを並列接続した構成である。
【0008】
SSTLインタフェースのときには、インタフェース判定信号S/Lが‘H’になる。この場合、ナンドゲート186及びノアゲート187がインバータとして機能し、トランジスタ18aと18bとからなるSSTLインターフェース出力段が有効になる。他方、ナンドゲート188及びノアゲート189の出力がそれぞれ‘H’及び‘L’に固定されて、トランジスタ18c及び18dがオフになり、トランジスタ18cと18dとからなるLVTTLインタフェース出力段がハイインピーダンス状態になる。
【0009】
内部クロックiCLKが‘L’のときには、転送ゲート173及び174がオフになっている。このとき、上記と同じくデータバス制御回路16及びI/Oデータバッファ回路18Aにそれぞれ‘L’及び‘H’が保持されているとする。この場合、信号DAT1及びDAT2が‘H’、インバータ181と182とからなるフリップフロップ回路FF1の出力が‘H’、インバータ183と184とからなるフリップフロップ回路FF2の出力が‘H’、トランジスタ18aがオン、トランジスタ18bがオフ、データDQが‘H’になっている。
【0010】
この状態から内部クロックiCLKが立ち上がると、転送ゲート173及び174がオンになり、フリップフロップ回路FF1及びFF2の出力が反転して‘L’になり、トランジスタ18aがオフ、トランジスタ18bがオンになって、データDQが‘L’に変化する。すなわち、外部クロックCLKの立ち上がりからアクセスタイムta経過後に出力データDQが変化する。
【0011】
インタフェース判定信号S/Lが‘L’の場合には上記の場合と逆に、SSTLインタフェース出力段がハイインピーダンス状態になり、LVTLインタフェース出力段が有効になる。
アクセスタイムtaは、図13の出力DQの波形a〜dのように、SDRAMの特性や電源電圧のばらつきにより異なり、一定ではない。これら波形a〜dを重ね合わせた図において、XXXXの部分は、データとして使用できないデッドバンドである。クロックアクセスタイムtACクロックの立ち上がりからデッドバンドの終わりまで(データが確定するまで)の時間であり、データ保持時間tOHはクロックの立ち上がりからデッドバンド開始までの時間である。デッドバンドはtAC−tOHとなり、デッドバンド0(tAC=tOH)が理想的な場合である。外部クロックCLKの周期をtCLKと表記すると、データ確定時間は、tCLK+tOH−tAC=tCLK−(デッドバンド)となる。例えば外部クロックCLKが100MHzの場合、クロック周期tCLKは10nsであり、このときデッドバンドが3nsとすると、データ確定時間は7nsとなる。
【0012】
外部クロックCLKと位相が一定の関係にあるクロックCLKAに同期して、他の半導体装置の入力回路でデータDQを読み込む場合、セットアップタイムtS及びホールドタイムtHが必要であり、tS+tH<(データ確定時間)でなければならない。通常の入力回路では、tS+tH=3ns程度であり、残り4nsが余裕時間になる。しかし、データDQが複数の場合には端子間の出力タイミングにばらつきがあり、また、半導体装置が搭載されたボード上での信号遅延に差があり、しかもこれらが温度や電源電圧の変動により変化するので、余裕時間4nsは非常に厳しい値である。外部クロックCLKの周波数をさらに上げると、この余裕時間はさらに厳しくなる。
【0013】
このような問題は、SDRAMに限らず、一般に、図12に示すような半導体装置30Aの出力端に半導体装置31を接続した場合に生ずる。半導体装置30A内の出力回路23及び入力回路24はそれぞれ図10の第3段パイプ23A及びクロックバッファ回路24Aに対応している。
本願出願人は、先の出願(特願平8−339988)において、SDRAMの特性や電源電圧のばらつき等により生ずるデッドバンドを短縮できる構成を提案した。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この構成では補正できないデッドバンド発生原因が外に存在することが分かった。この原因を、図14に従って説明する。
図14(A)〜(D)は、外部クロックCLKの立ち上がり毎にデータDQが反転している場合を示しており、
図14(A):データ出力がSSTLインタフェースでありかつ低周波の場合
図14(B):データ出力がSSTLインタフェースかつ高周波の場合
図14(C):データ出力がLVTTLインタフェースかつ低周波の場合
図14(D):データ出力がLVTTLインタフェースかつ高周波の場合
である。ここに高周波とは、前記補正できないデッドバンドが発生する程度に周波数が高いという意味であり、低周波とは、この発生がない程度に周波数が低いという意味である。
【0015】
図14(A)〜(D)の場合の上記アクセスタイムtaをそれぞれtsa、tsb、tla及びtlbとする。低振幅であるSSTLの場合には、高周波でもデータDQがフルスイングできるので、tsa=tsbとなる。これに対しLVTTLの場合には、高周波の場合にデータDQがフルスイングできなくなり、tlb<tlaとなる。すなわち、LVTTLではアクセスタイムtlbがアクセスタイムtlaに一致しないことにより、図13に示すデッドバンドtAC−tOHが増加することになる。LVTTLインタフェースかつ高周波の場合であっても、データDQが低周波であるとき、例えばデータDQが‘L’、‘L’、‘H’、‘H’、‘L’、‘L’、・・・と変化する場合には、tla=tlbとなる。すなわち、高周波の場合には予測できないデータDQの周波数に応じてtlb<tlaとなったりtlb=tlaとなったりする。このため、ホールドタイムtHの余裕がtla−tlbだけ短くなる。
【0016】
本発明の目的は、このような着眼点に鑑み、出力データがフルスイングできなくなる場合に減少するホールドタイムの余裕を増加させることが可能な半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法を提供することにある。
【0017】
本発明の一態様は、
外部クロックに応じて第1内部クロックを出力する入力回路と、
該第1内部クロックを遅延させ第2内部クロックとして出力する可変ディレイ回路と、
該第2内部クロックのタイミングで入力データを取込み、該外部クロックから所定のアクセスタイムにおいて、出力データとして外部に出力する出力回路と、
可変ダミー負荷回路を有し、該第2内部クロックのタイミングでダミーデータを取込み、該可変ダミー負荷回路遅延させ、ダミークロックとして出力するダミー回路と、
該第1内部クロックと該ダミークロックとの位相差が所定値になるように、該可変ディレイ回路の遅延量を制御する位相比較・制御回路と、
を有する半導体装置のアクセスタイム調整方法であって、
該外部クロックの周波数を判定し、
該判定した周波数が高いほど該可変ダミー負荷回路の負荷が小さくなるように該負荷を調整する。
好ましくは、上記ダミー負荷回路の負荷の値L2を、上記外部クロックに対する上記出力データのアクセスタイムが該出力データの周波数によらない場合の負荷の値L1よりも、該出力データの周波数に応じて変化する該アクセスタイムの変化量最大値の略1/2に相当する負荷の値ΔLだけ小さくなるように調整する
【0020】
周波数増加により出力データがフルスイングできなくなるとホールドタイムの余裕が減少するが、上記一態様の構成によれば、外部クロックの周波数を判定し、この周波数が高いほど遅延ロックループ内の可変ダミー負荷回路の負荷が小さくなるように該負荷を調整するので、ホールドタイムの余裕が増加し、これにより半導体装置が搭載されたボードの不留り向上に寄与する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、半導体装置30の出力回路23に関係した部分の概略構成を示す。
出力回路23は、例えば図11の第3段パイプ23Aのように構成されている。出力回路23にはデータDATが供給され、データDATは、内部クロックjCLKに同期して出力回路23に取り込まれ、データDQとして出力される。データDQの外部出力端子には、負荷31aが接続されている。負荷31aは、図12の半導体装置31の入力段の負荷と半導体装置間の配線負荷との和であり、インタフェースの種類により異なる。
【0033】
入力回路24は、例えば、静電保護回路と信号駆動能力を増幅するバッファ回路とを備えており、供給される外部クロックCLKを増幅し、内部クロックiCLKとして出力する。内部クロックiCLKは、遅延時間が可変のディレイ回路32を通って遅延され、内部クロックjCLKとして出力される。
入力回路24及びディレイ回路32での信号遅延をそれぞれδti及びδtxで表し、入力回路24及びディレイ回路32を除く外部クロックCLK入力端から出力回路23のクロック入力端までの配線による信号遅延をδtwで表し、内部クロックjCLKが立ち上がってからデータDATがデータDQの外部端子まで又は負荷31aの略先端まで伝達するのに要する時間をδtDと表記する。図12中のアクセスタイムtaは、これらの時間の和になる。すなわち、
ta=δti+δtw+δtD+δtx
となる。δtx=0のときのアクセスタイムtaは、SDRAMの特性や電源電圧のばらつきにより異なり、一定ではない。しかし、可変遅延時間δtxを適当に調整することにより、デッドバンドを0にすることは、原理的に可能である。図1中の上記構成要素以外は、この可変遅延時間δtxを適当に調整するためのものである。
【0034】
半導体装置30は、入力回路24、出力回路23及び負荷31aに対応してそれぞれ、ダミー入力回路34、ダミー出力回路33及びダミー負荷回路31xを備えている。内部クロックjCLKは、出力回路23の制御入力端に対応したダミー出力回路33のそれにも供給される。ダミー出力回路33のデータ入力端には、ダミーデータd_DATが供給される。ダミー出力回路33の出力は、ダミー負荷回路31xを介しダミー入力回路34に供給される。ダミー入力回路34の遅延時間Δtiは入力回路24のそれδtiに一致するように設計されており、ダミー出力回路33自体での遅延時間は出力回路23自体での遅延時間に一致するように設計されている。ダミー入力回路34及びダミー出力回路33はそれぞれ、例えば入力回路24及び出力回路23と同一又は類似の回路で構成されている。ダミー出力回路33とダミー負荷回路31xとの合計の遅延時間ΔtDは、δtDに対応している。配線による信号遅延δtwに対応したダミー回路でのそれをΔtwと表記する。Δtwもδtwに一致するように設計されている。
【0035】
ダミー負荷回路31xの構成例を、図2に示す。
配線W1には、nMOSトランジスタ310〜314のドレインが接続されている。nMOSトランジスタ310〜314のソースとグランド線との間にはそれぞれ、キャパシタC0〜C4が接続されている。キャパシタC0〜C4は、例えばMOSキャパシタである。nMOSトランジスタ310〜314のオン/オフ状態により、ダミー負荷回路31xの負荷が定められる。
【0036】
図1において、SSTLインタフェースの場合にはVrefピンに、不図示のデータ入力回路の‘L’及び‘H’の判定に用いられる参照電位、例えば1.65Vが印加され、LVTTLインタフェースの場合には、Vrefピンに例えば0V又は3.3Vが印加される。インタフェース判定回路35は、Vrefピンにレファランス電位Vrefが印加されているかどうかにより、インタフェースの種類を判定する。インタフェース判定回路35は、例えば、Vrefピンの電位が設定値以下であれば、SSTLインタフェースであると判定してインタフェース判定信号S/Lを‘H’にし、そうでなければLVTTLインタフェースであると判定してインタフェース判定信号S/Lを‘L’にする。インタフェース判定信号S/Lが出力回路23に供給されて、出力回路23の出力段インタフェースが選択される。また、インタフェース判定信号*S/Lに応じて、負荷調整回路36により、後述する例外を除き、ダミー負荷回路31xの負荷による信号伝播遅延時間が標準的な負荷31aによるそれに等しくなるように、ダミー負荷回路31xの負荷が調整される。
【0037】
負荷調整回路36の構成例を、図2に示す。
インバータ360の出力端は、nMOSトランジスタ310のゲートに接続され、インバータ360の入力端は、アンドゲート361〜364の一方の入力端に接続されている。アンドゲート361〜364の出力端はそれぞれnMOSトランジスタ311〜314のゲートに接続されている。インバータ360の入力端にはインタフェース判定信号S/Lが供給され、アンドゲート361〜364の他方の入力端にはそれぞれダミー負荷調整データのビットCY1〜CY4が供給される。ダミー負荷調整データは、図1の周波数判定回路37の出力である周波数判定データCNを符号変換回路365で負荷調整用に変換したデータである。
【0038】
インタフェース判定信号*S/Lが‘L’の場合、すなわち出力回路23の出力段がSSTLインタフェースの場合には、アンドゲート361〜364の出力が全てLになり、nMOSトランジスタ311〜314がオフになる。他方、nMOSトランジスタ310がオンになって配線W1にキャパシタC0が導通される。このキャパシタC0は、この状態でのダミー負荷回路31xによる遅延時間が標準的な負荷31a(図1)による遅延時間に等しくなるように設計されている。
【0039】
インタフェース判定信号*S/Lが‘H’の場合、すなわち出力回路23の出力段がLVTTLインタフェースの場合には、nMOSトランジスタ310がオフになり、アンドゲート361〜364が開かれる。外部クロックCLK毎に反転するデータDQがフルスイング可能な程度に外部クロックCLKの周波数が低い場合(低周波の場合)には、ビットCY1〜CY4がいずれも‘H’にされて、キャパシタC1〜C4が配線W1と導通される。この状態(LVTTLでの最大負荷状態)で、ダミー負荷回路31xによる遅延時間が、LVTTLインタフェースの場合の標準的な負荷31a(図1)による遅延時間に等しくなるように設計されている。
【0040】
外部クロックCLK毎に反転するデータDQがフルスイングできない程度に外部クロックCLKの周波数が高い場合(高周波の場合)の動作については、後述する。
周波数判定回路37の構成例を、図3(A)に示す。図3(B)は、図3(A)中のリセットパルスRST、モノパルスPLS及び外部クロックCLKの波形e〜hを示す。
【0041】
周波数判定回路37は、外部クロックCLKの周波数を判定し、その結果を周波数判定信号CNとして出力する。
上記リセットパルスRSTによりモノマルチバイブレータ371がトリガされ、モノマルチバイブレータ371から所定パルス幅の1個のモノパルスPLSが出力される。これによりアンドゲート372が開かれ、外部クロックCLKがアンドゲート372を通ってカウンタ373で計数される。カウンタ373の計数値である周波数判定信号CNは、リセットパルスRSTにより初期化される。図3(B)に示す外部クロックCLKの波形e〜h(周期T1〜T4)では、周波数判定信号CNはそれぞれ5〜8になる。
【0042】
図1において、入力回路24及びダミー入力回路34の出力iCLK及びd_iCLKは、位相比較回路38に供給され、内部クロックiCLKに対するダミー内部クロックd_iCLKの位相の進み、一致及び遅れが検出される。図4(B)は、この位相関係を示している。この検出に応じて、ディレイ制御回路39により、両位相の差が一定、例えば0になるように、ディレイ回路32の遅延時間が制御される。
【0043】
ディレイ回路32と位相比較回路38とディレイ制御回路39とで、言わゆるDLL回路40が構成されている。
図4(A)は、DLL回路40の構成例を示す。ディレイ回路32は、互いに同一構成のディレイ素子321〜325が縦続接続されている。ディレイ素子321は、例えばインバータを2個縦続接続したものである。ディレイ素子321〜325の入力端にはそれぞれ、アンドゲート32a〜32eの出力端が接続されている。アンドゲート32a〜32eの一方の入力端には内部クロックiCLKが供給される。アンドゲート32a〜32eの他方の入力端には、ディレイ制御回路39の4ビットシフトレジスタ391の第1〜4ビットがそれぞれ接続されている。
【0044】
例えばシフトレジスタ391に図示のように‘00100’が保持されている場合、アンドゲート32a〜32eのうちアンドゲート32cのみが開かれて、内部クロックiCLKがアンドゲート32c及びディレイ素子323〜325を通り、内部クロックjCLKとして出力される。
位相比較回路38は、図4(B)に示す如く、内部クロックiCLKに対しダミー内部クロックd_iCLKの位相が遅れている場合、一致(略一致)している場合及び進んでいる場合にそれぞれ、例えば‘00’、‘01’及び‘11’を出力する。シフトレジスタ391は、電源オン時等のリセットにより、例えば‘10000’に初期設定される。シフト制御回路392は、内部クロックiCLKに対しダミー内部クロックd_iCLKの位相が遅れている場合には、両位相が略一致するまでシフトレジスタ391を右シフトさせる。この際、シフトレジスタ391の第1ビット(図4において左端ビット)に‘0’がロードされる。シフト制御回路392は、この位相が進んでいる場合には、両位相が略一致するまでシフトレジスタ391を左シフトさせ、この際、シフトレジスタ391の第5ビット(図4において右端ビット)に‘0’がロードされる。
【0045】
図5及び図6は、低周波での図1の回路の動作を示すタイムチャートであり、外部クロックCLKの立ち上がりに応じてデータDQが変化する場合を示している。図5は上記位相が時間δsだけ進んでいる場合を示し、図6は可変遅延時間δtxの調整により両位相が一致している場合を示している。
図1において、ディレイ回路32の遅延時間調整は、例えば、リセットパルスRSTの供給時(出力DQが実際に使用されない期間)において行われ、その調整値が電源オフ又は次のリセットパルスRSTの供給時まで固定される。この調整において、ダミーデータd_DAT及びデータDATは、例えば、共に外部クロックCLKのmパルス毎(m≧1)に反転する。ダミーデータd_DATは、例えば、周期が外部クロックCLKの周期のm倍のクロックでTフリップフロップをトリガして作成される。或いは、ダミーデータd_DATを‘L’又は‘H’に固定しておき、内部クロックjCLKのmパルス毎にダミー出力回路33の出力d_DQが反転するように、ダミー出力回路33を構成しておく。 (A)データDQがフルスイングする場合におけるディレイ回路32の遅延時間調整動作
図5及び図6において、内部クロックjCLKが立ち上がってから時間δtD経過後に、データDQが変化する。ダミー負荷回路31xの出力がダミー入力回路34に供給されるので、この変化からΔti経過後に、ダミー内部クロックd_iCLKが立ち上がる。ディレイ制御回路39により、ダミー内部クロックd_iCLKと内部クロックiCLKの位相差が0に調整されていれば、図6のように内部クロックiCLKがダミー内部クロックd_iCLKと同時に立ち上がる。内部クロックiCLKに対しダミー内部クロックd_iCLKの位相が時間δsだけ進んでいれば、図5のようにダミー内部クロックd_iCLKが立ち上がってからδs経過後に内部クロックiCLKが立ち上がる。
【0046】
図5及び図6において、次のことが言える。
(i)内部クロックiCLKの立ち上がりから時間δti前に、外部クロックCLKが立ち上がっていたことになり、且つ、ダミーデータ出力d_DQが変化したことになる。 (ii)ダミー出力回路33の制御入力端で内部クロックjCLKが立ち上がった時点を基準にし、時間を逆にしてディレイ回路32及び入力回路24を遡ると、この基準時点から(δtw+δtx+δti)前に外部クロックCLKが立ち上がっていたことになる。
【0047】
(iii)ダミーデータ出力d_DQが変化した時点からΔtD前に内部クロックjCLKが立ち上がっていたことになる。
半導体装置30の特性や電源電圧のばらつき等が存在しても、このような動作により、外部クロックCLKに対するデータDQの位相が原理的に0になる。実際には、位相比較回路38の位相一致判定誤差等により、この位相は0にはならないが、デッドバンドを短縮することができる。位相比較回路38で検出された位相差が0以外の所定値、例えばπ/2になるように、ディレイ制御回路39でディレイ回路32の遅延を調整すれば、外部クロックCLKに対するデータDQの位相を0以外の所定値に調整することができる。
【0048】
(B)問題点
このように調整しても、ダミー負荷回路31xのLVTTLでの負荷が上述の最大負荷状態しか取り得ない場合には、次のような問題が生ずる。
すなわち、外部クロックCLKが高周波である場合には、例えば図14(D)のようにデータDQがフルスイングできなくなって、アクセスタイムtlbが、フルスイングできる場合のアクセスタイムtlaよりも短くなる。外部クロックCLKが高周波であっても、データDQがフルスイングできる程度に低周波であれば、アクセスタイムはtlaとなる。しかし、調整後の実際の使用時においては、データDQの周波数は予測できず急変するので、結果として、図13のホールドタイムtHの余裕時間がtlc=tla−tlbだけ短くなることになる。tlcは外部クロックCLKの周波数が高いほど大きくなる。 データDQ及びダミーデータd_DQがフルスイングできない状態で上記調整を行えば、この状態でのアクセスタイムがtlaになるが、調整後の実際の使用時においてデータDQの周波数がフルスイングできる程度になると、アクセスタイムがtla+tlcになり、結果として、図13のセットアップタイムtSの余裕時間がtlcだけ短くなることになる。
【0049】
ホールドタイムtH及びセットアップタイムtSのいずれの余裕時間が無くなっても、データDQの読み取りエラーが生ずることになるので、一方のみの余裕時間が短縮されると、半導体装置が搭載されたボードの不留り低下が著しくなる原因となる。
(C)上記問題が解決される遅延時間調整動作
そこで、ダミー負荷回路31xの負荷の値L2を、アクセスタイムtaがデータDQの周波数によらない場合の負荷の値L1よりも、データDQの周波数に応じて変化するアクセスタイムtaの変化量最大値の1/2に相当する負荷の値ΔLだけ小さくし、すなわちL2=L1−ΔLとし、この状態でDDL回路40を動作させてディレイ回路32の遅延時間を調整する。調整においては、調整誤差をできるだけ小さくするために、データDQ及びダミーデータd_DQの周波数を、これらがフルスウィングする程度にする。例えば、外部クロックCLKの4サイクル毎にデータDQ及びダミーデータd_DQを反転させる。
【0050】
L2=L1−ΔLの関係を成立させるために、図2及び図3(B)において、例えば次のようにダミー負荷調整データが定められる。CY4がMSBであるとする。
(1)CN≧8に対し、CY=‘0001’
(2)CN=7に対し、CY=‘0011’
(3)CN=6に対し、CY=‘0111’
(4)CN=5に対し、CY=‘1111’
ダミー負荷回路31xの負荷容量は、LVTLLインタフェースにおいて、(1)〜(4)の場合にそれぞれキャパシタC1、C1+C2、C1+C2+C3、C1+C2+C3+C4となる。キャパシタC2〜C4は、上記関係が成立するように定められる。
【0051】
図8(A)及び(B)は、このような調整をDLL回路40で自動的に行った後の、外部クロックCLK及びデータDQを示している。図8(A)及び(B)は、位相比較回路38で検出された位相差がπ/2になるように調整されている場合を示している。
図8(A)は、データDQの周期が外部クロックCLKの周期の2倍の場合に、すなわちデータDQが‘H’、‘H’、‘L’、‘L’、‘H’、・・・と変化する場合に、データDQがフルスイングする様子を示している。図8(B)は、データDQの周期が外部クロックCLKの周期と同じ場合に、すなわちデータDQが‘H’、‘L’、‘H’、‘L’、・・・と変化する場合に、データDQがフルスイングできない様子を示している。 図7は、該調整完了時のタイムチャートを示している。
【0052】
図7の場合でも、上記(i)〜(iii)が言える。(i)及び(ii)から、内部クロックiCLK、ダミー内部クロックd_iCLK及びダミーデータd_DQの位相関係は、図6の場合と同一である。
L2=L1−ΔLとしたことから、δtD−ΔtD=tlc/2が成立する。このことと、(iii)とから、内部クロックjCLKとデータDQの変化点とダミーデータd_DQの変化点との位相関係は、図7に示すように定まる。
【0053】
δtDは、図6の場合と同一である。すなわち、ΔtDは、図6の場合よりもtlc/2だけ小さい。Δti+δtx+Δtw+ΔtDは、図6及び図7において成立し、クロック周期に等しい。したがって、図7のδtxは図6の場合よりもtlc/2だけ増加することになる。これにより、図7に示す如く、内部クロックjCLKの立ち上がりが図6の場合よりもtlc/2だけ遅くなる。
【0054】
データDQは、図8(A)の場合には図7と同じく、δtD−ΔtD=tlc/2になり、アクセスタイムtaがtla+tlc/2になる。データDQは、図8(B)の場合には、δtDが図6の場合よりもtlcだけ減少するので、アクセスタイムtaがtla−tlc/2になる。
結果として、アクセスタイムtaをtlc/2だけ調整しない場合よりも、図13のホールドタイムtHの余裕時間がtlc/2だけ増加する。図13のセットアップタイムtSの余裕時間が、補正しない場合よりもtlc/2だけ増加することになるが、両タイムtS及びtHの余裕のバランスがとれるので、余裕時間が実質的に増加し、半導体装置が搭載されたボードの不留りが向上する。
【0055】
また、実際にはDLL回路40の調整誤差により、低周波の場合に調整してもデッドバンドが存在し、データDQについて正及び負の不規則なジッタが生ずる。他方、上記調整により、データ周波数の不規則な変化に応じて、データDQについて正及び負の不規則なジッタが生ずる。したがって、両ジッタが打ち消し合うこともある。これに対し、アクセスタイムtaをtlc/2だけ調整しなかった場合には、データ周波数の不規則な変化に応じて、データDQについて負の大きな不規則なジッタが生ずる。結果として、調整した方がしない場合よりも、図13のデッドバンドが短縮されることになる。
【0056】
[第2実施形態]
上記(C)の調整において、データDQ及びダミーデータd_DQの周波数を、外部クロック毎に反転させる。
この場合、ダミー負荷回路31xの負荷の値L2を、アクセスタイムtaがデータDQの周波数によらない場合の負荷の値L1よりも、データDQの周波数に応じて変化するアクセスタイムtaの変化量最大値の1/2に相当する負荷の値ΔLだけ大きくし、すなわちL2=L1+ΔLとし、この状態でDDL回路40を動作させてディレイ回路32の遅延時間を調整する。
【0057】
この調整完了時の、図7に対応したタイムチャートを図9に示す。図9のδtDは図7のδtDよりもtlcだけ短い。図9のδtxは図7のそれと同一になり、同じ調整結果が得られる。
また、周波数判定回路として、図4(A)のシフトレジスタ391を用い、その並列出力を周波数判定データCNとする。これが可能であるのは、調整後のシフトレジスタ391の内容が、クロック周波数に応じた値となるからである。
【0058】
この場合、例えば、負荷調整回路36の出力値を固定して、DLL回路40による第1段階の調整を行い、シフトレジスタ391の内容が安定した後に、この固定を解除してDLL回路40による第2段階の調整を行うようにしてもよい。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、ダミー回路はディレイの総和に意味があるので、ダミー出力回路33、ダミー負荷回路31x及びダミー入力回路34はこれらが縦続接続されていれば接続順は任意である。ダミー負荷回路31x中の負荷を分割し、分割されたものをダミー出力回路33の前段やダミー入力回路34の後段に接続してもよい。また、ダミー入力回路34及びダミー出力回路33を備えずに、これらの回路での遅延に応じた負荷を、ダミー負荷回路31xに付け加えた構成であってもよい。
【0059】
図2ではキャパシタの並列接続数を変えて容量を調整する場合を示したが、キャパシタの直列接続数を変えて同様に調整する構成であってもよいことは勿論である。また、上記説明では簡単化のために負荷が容量のみであるとしたが、図2において、実際にはトランジスタのオン抵抗があり、一般には負荷31aのインピーダーンスに対応してダミー負荷回路31xのインピーダンスを調整してもよい。
【0060】
本発明は、半導体装置30に供給される外部クロックCLKの周波数が固定の場合や出力インターフェイスが1つの場合にも適用でき、この場合にはインタフェース判定回路35、周波数判定回路37及び負荷調整回路36は不要となる。
DLL回路40による調整は、半導体装置30の出荷段階だけで行い、この段階でディレイ回路32の遅延量をヒューズ切断等で固定するようにしてもよい。この場合、ダミー負荷回路30xは調整時のみ用いられることになる。したがって、DLL回路40のうちディレイ制御回路39及び位相比較回路38は半導体装置30の外部に配置されていてもよい。また、図2のダミー負荷回路31xを、トランジスタ310及び311と、キャパシタC0及びC1とのみで構成し、上記高周波の場合に、上記アクセスタイムの差tlcを測定し、DLL回路40で調整したディレイ回路32の遅延時間をtlc/2だけ短くするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のダミー負荷回路31x及び負荷調整回路36の構成例を示す図である。
【図3】(A)は図1中の周波数判定回路37の構成例を示す図であり、(B)はこの回路の動作を示すタイムチャートである。
【図4】(A)は図1中のDLL回路40の概略構成例を示す図であり、(B)は位相比較回路の入力信号のタイムチャートである。
【図5】図1の回路での調整中の動作を示すタイムチャートである。
【図6】図1の回路での調整完了時の動作を示すタイムチャートである。
【図7】図1の回路での調整完了時の動作を示すタイムチャートである。
【図8】調整後のクロックCLKとデータDQの波形図である。
【図9】本発明の第2実施形態における図7に対応したタイムチャートである。
【図10】従来のシンクロナスDRAMの一部の概略構成図である。
【図11】図10中の第3段パイプの構成例を示す図である。
【図12】本発明の対象を一般化した従来の半導体装置の回路図である
【図13】図10及び図12の半導体装置の問題点を説明するためのタイムチャートである。
【図14】(A)〜(D)はクロックCLKとデータDQの波形図であり、(A)はSSTLインタフェースかつ低周波の場合、(B)はSSTLインタフェースかつ高周波の場合、(C)はLVTTLインタフェースかつ低周波の場合、(D)はLVTTLインタフェースかつ高周波の場合を示す。
【符号の説明】
23 出力回路
24 入力回路
30、30A、31 半導体装置
31a 負荷
31x ダミー負荷回路
310〜314 nMOSトランジスタ
32 ディレイ回路
33 ダミー出力回路
34 ダミー入力回路
35 インタフェース判定回路
36 負荷調整回路
360 インバータ
361〜364 アンドゲート
365 符号変換回路
37 周波数判定回路
371 モノマルチバイブレータ
372 アンドゲート
373 カウンタ
38 位相比較回路
39 ディレイ制御回路
40 DLL回路

Claims (10)

  1. 外部クロックに応じて第1内部クロックを出力する入力回路と、
    該第1内部クロックを遅延させ第2内部クロックとして出力する可変ディレイ回路と、
    該第2内部クロックのタイミングで入力データを取込み、該外部クロックから所定のアクセスタイムにおいて、出力データとして外部に出力する出力回路と、
    可変ダミー負荷回路を有し、該第2内部クロックのタイミングでダミーデータを取込み、該可変ダミー負荷回路遅延させ、ダミークロックとして出力するダミー回路と、
    該第1内部クロックと該ダミークロックとの位相差が所定値になるように、該可変ディレイ回路の遅延量を制御する位相比較・制御回路と、
    を有する半導体装置のアクセスタイム調整方法であって、
    (a)該外部クロックの周波数を判定し、
    (b)該判定した周波数が高いほど該可変ダミー負荷回路の負荷が小さくなるように該負荷を調整する、
    ステップを有することを特徴とする該半導体装置のアクセスタイム調整方法。
  2. 上記ステップ(b)では、上記ダミー負荷回路の負荷の値L2を、上記外部クロックに対する上記出力データのアクセスタイムが該出力データの周波数によらない場合の負荷の値L1よりも、該出力データの周波数に応じて変化する該アクセスタイムの変化量最大値の略1/2に相当する負荷の値ΔLだけ小さくなるように調整することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置のアクセスタイム調整方法。
  3. 外部クロックに応じて第1内部クロックを出力する入力回路と、
    該第1内部クロックを遅延させ第2内部クロックとして出力する可変ディレイ回路と、
    該第2内部クロックのタイミングで入力データを取込み、所定のアクセスタイムにおいて、出力データとして外部に出力する出力回路と、
    可変ダミー負荷回路を有し、該第2内部クロックのタイミングでダミーデータを取込み、該可変ダミー負荷回路遅延させ、ダミークロックとして出力するダミー回路と、
    該第1内部クロックと該ダミークロックとの位相差が所定値になるように、該可変ディレイ回路の遅延量を制御する位相比較・制御回路と
    該外部クロックの周波数を判定する周波数判定回路と、
    該判定した周波数が高いほど該可変ダミー負荷回路の負荷が小さくなるように該負荷を調整する負荷調整回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 上記可変ダミー負荷回路は、該外部クロックの周波数に対応した入力値に応じてその負荷の値を、上記外部クロックに対する上記出力データのアクセスタイムが該出力データの周波数によらない場合の負荷の値L1よりも、該出力データの周波数に応じて変化する該アクセスタイムの変化量最大値の略1/2に相当する負荷の値ΔLだけ小さい値L2に調整自在であり、
    該負荷調整回路は、該判定した周波数に応じた該入力値を該可変ダミー負荷回路に供給することにより該可変ダミー負荷回路の負荷の値をL2に調整することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 上記周波数判定回路は、
    モノマルチバイブレータと、
    該モノマルチバイブレータの出力パルスがアクティブの間、クロックを計数するカウンタと、
    を有することを特徴とする請求項3又は4記載の半導体装置。
  6. 上記周波数判定回路は、クロックを所定時間計数するカウンタを有し、
    上記可変ダミー負荷回路は、
    複数の部分負荷から構成されている該ダミー負荷回路における負荷と、
    該部分負荷の各々を有効/無効にする複数のスイッチ素子と、
    を有することを特徴とする請求項3又は4記載の半導体装置。
  7. 上記負荷調整回路は、
    該上記カウンタの計数値を変換する符号変換回路と、
    該符号変換回路の出力に応じて、上記複数のスイッチ素子を制御する論理回路と、
    を有することを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  8. 論理レベルの判定に用いられる参照電位に応じて、上記出力回路が対応すべき出力インタフェースの種類を判定するインタフェース判定回路を、さらに備え、
    上記出力回路は、該インタフェース判定回路からの判定信号に応じて、論理振幅を変更する回路を有し、
    上記負荷調整回路は、該判定信号に応じて、上記可変ダミー負荷回路の負荷を、上記周波数の判定結果によらず一定値にし又は該周波数の判定結果に応じて調整する、
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の半導体装置。
  9. 上記ダミー回路は、
    上記第2内部クロックタイミングで上記ダミーデータを取込み、信号を出力するまでの時間が、上記第2内部クロックで上記出力回路が入力データを取込み上記出力データを出力するまでの時間と略等しいダミー出力回路と、
    信号遅延時間が、上記入力回路による信号遅延時間に略等しいダミー入力回路と、をさらに備え、
    該ダミー出力回路、上記可変ダミー負荷回路、及び、該ダミー入力回路が縦続接続されていることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一つに記載された半導体装置。
  10. 上記位相比較・制御回路は、
    上記第1内部クロックに対する上記ダミークロックの位相を検出する位相比較回路と、
    該位相が所定値になるように上記可変ディレイ回路の該遅延量を制御する制御回路と、
    を有することを特徴とする請求項4乃至9のいずれか一つに記載の半導体装置。
JP12454897A 1997-05-14 1997-05-14 半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法 Expired - Fee Related JP4040140B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454897A JP4040140B2 (ja) 1997-05-14 1997-05-14 半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法
US09/044,160 US6081142A (en) 1997-05-14 1998-03-19 Hold time margin increased semiconductor device and access time adjusting method for same
KR1019980012761A KR100279114B1 (ko) 1997-05-14 1998-04-10 반도체 장치 및 그 액세스 타임 조정 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454897A JP4040140B2 (ja) 1997-05-14 1997-05-14 半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10320976A JPH10320976A (ja) 1998-12-04
JP4040140B2 true JP4040140B2 (ja) 2008-01-30

Family

ID=14888211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12454897A Expired - Fee Related JP4040140B2 (ja) 1997-05-14 1997-05-14 半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6081142A (ja)
JP (1) JP4040140B2 (ja)
KR (1) KR100279114B1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6000022A (en) 1997-10-10 1999-12-07 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for coupling signals between two circuits operating in different clock domains
JP3644827B2 (ja) * 1998-08-14 2005-05-11 富士通株式会社 外部負荷を考慮したdll回路
US6434684B1 (en) * 1998-09-03 2002-08-13 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for coupling signals across different clock domains, and memory device and computer system using same
DE19845121C1 (de) * 1998-09-30 2000-03-30 Siemens Ag Integrierte Schaltung mit einstellbaren Verzögerungseinheiten für Taktsignale
JP4117977B2 (ja) * 1999-06-25 2008-07-16 富士通株式会社 半導体装置
JP2001068650A (ja) * 1999-08-30 2001-03-16 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
KR100521418B1 (ko) * 1999-12-30 2005-10-17 주식회사 하이닉스반도체 지연고정루프에서 짧은 록킹 시간과 높은 잡음 제거를갖는 딜레이 제어기
JP2002056674A (ja) * 2000-08-08 2002-02-22 Nec Corp 半導体装置
JP5034139B2 (ja) * 2001-02-07 2012-09-26 富士通セミコンダクター株式会社 電圧発生回路および半導体記憶装置
JP2003050738A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Elpida Memory Inc キャリブレーション方法及びメモリシステム
GB2379142B (en) * 2001-08-24 2004-11-17 Fujitsu Ltd Distribution of signals in high speed digital circuitry
KR100446291B1 (ko) * 2001-11-07 2004-09-01 삼성전자주식회사 카스 레이턴시를 이용하여 락킹 레졸루션 조절이 가능한지연동기 루프 회로
DE10154812B4 (de) * 2001-11-08 2010-04-15 Qimonda Ag Schaltung zum Einstellen einer Signallaufzeit eines Signals auf einer Signalleitung
US7124314B2 (en) * 2002-11-05 2006-10-17 Ip-First, Llc Method and apparatus for fine tuning clock signals of an integrated circuit
JP3942537B2 (ja) 2002-12-06 2007-07-11 エルピーダメモリ株式会社 半導体集積回路装置
KR100629374B1 (ko) * 2003-12-23 2006-09-29 삼성전자주식회사 듀티 사이클 보정회로 및 방법
JP4471735B2 (ja) * 2004-05-31 2010-06-02 三洋電機株式会社 回路装置
JP2007042223A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Sony Corp 半導体メモリ装置及び記憶回路
JP4879555B2 (ja) * 2005-10-24 2012-02-22 エルピーダメモリ株式会社 Dll回路及びこれらを備えた半導体装置
US7427878B2 (en) * 2006-06-01 2008-09-23 Fujitsu Limited Low-voltage differential signal driver for high-speed digital transmission
JP4517312B2 (ja) * 2008-07-08 2010-08-04 ソニー株式会社 メモリアクセス制御装置および撮像装置
US9444455B2 (en) * 2013-12-10 2016-09-13 Sandisk Technologies Llc Load impedance adjustment for an interface of a data storage device
US9501092B1 (en) * 2015-12-18 2016-11-22 Altera Corporation Systems and methods for clock alignment using pipeline stages
KR102531863B1 (ko) * 2018-03-28 2023-05-11 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치의 홀드-마진을 제어하는 방법 및 시스템
CN116846371A (zh) * 2022-03-23 2023-10-03 长鑫存储技术有限公司 比较器电路、失配校正方法和存储器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4922141A (en) * 1986-10-07 1990-05-01 Western Digital Corporation Phase-locked loop delay line
US5087829A (en) * 1988-12-07 1992-02-11 Hitachi, Ltd. High speed clock distribution system
JP2561037B2 (ja) * 1994-08-30 1996-12-04 日本電気株式会社 クロック信号分配回路
US5486783A (en) * 1994-10-31 1996-01-23 At&T Corp. Method and apparatus for providing clock de-skewing on an integrated circuit board
TW378289B (en) * 1995-10-20 2000-01-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Phase adjusting circuit, system including the same and phase adjusting method
JPH1069769A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 Fujitsu Ltd 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
KR19980086579A (ko) 1998-12-05
KR100279114B1 (ko) 2001-01-15
JPH10320976A (ja) 1998-12-04
US6081142A (en) 2000-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4040140B2 (ja) 半導体装置及びそのアクセスタイム調整方法
US6693472B2 (en) Method and circuit for adjusting the timing of output data based on an operational mode of output drivers
US6873199B2 (en) Variable digital delay line
JP4190662B2 (ja) 半導体装置及びタイミング制御回路
US6703879B2 (en) Clock generation circuit, control method of clock generation circuit and semiconductor memory device
US6812799B2 (en) Synchronous mirror delay (SMD) circuit and method including a ring oscillator for timing coarse and fine delay intervals
US6172537B1 (en) Semiconductor device
US7932759B2 (en) DLL circuit and control method therefor
US7139345B2 (en) Method and circuit for adjusting the timing of output data based on the current and future states of the output data
KR100701423B1 (ko) 듀티 보정 장치
KR101605463B1 (ko) 피브이티 변동에 둔감한 딜레이 라인을 갖는 지연 고정 루프회로
US6424592B1 (en) Semiconductor integrated circuit having circuit for correcting data output timing
US6973001B1 (en) Semiconductor integrated circuit capable of adjusting the operation timing of an internal circuit based on operating environments
US20050248997A1 (en) Semiconductor memory device for controlling output timing of data depending on frequency variation
US8867301B2 (en) Semiconductor device having latency counter to control output timing of data and data processing system including the same
KR19990036467A (ko) 집적 회로 장치
US6977848B2 (en) Data output control circuit
US7230864B2 (en) Circuit for generating data strobe signal of semiconductor memory device
JP3945897B2 (ja) 半導体装置
US6318707B1 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP2001236783A (ja) 半導体集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060502

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees