JP5034139B2 - 電圧発生回路および半導体記憶装置 - Google Patents

電圧発生回路および半導体記憶装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電源発生回路および半導体記憶装置に関し、特に、クロック信号の周期に応じた電源電圧を発生する電源発生装置およびそのような電源発生回路を有する半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル回路の動作速度は、素子の入力端子が有する容量成分や、配線と配線、または、配線とグランドとの間に存在する容量成分を、一定の電圧までチャージまたはディスチャージする時間の長短に応じて決定される。
【0003】
これらの容量成分をチャージまたはディスチャージするには、抵抗成分を介して電荷を流入または流出させることになり、その時間の長短は抵抗成分と容量成分とによって決まる時定数に依存する。ここで、抵抗成分および容量成分は電源電圧等に拘らずほぼ一定であるので、一定の電圧(例えば、閾値)までチャージまたはディスチャージする速度を向上させるためには、電源電圧を上昇させる必要がある。
【0004】
従って、高速動作を必要としない場合には、電源電圧を低下させることができる。ここで、ディジタル回路において消費される電力は、電源電圧に比例するので、クロック信号の周期と電源電圧とを連動させることにより、クロック信号の周期が長い場合には、電源電圧を低下させて、消費電力の低下を図ることが可能になる。
【0005】
このような原理を応用し、クロック信号の周期と電源電圧とを連動させて、消費電力を削減させる方法もいくつか提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法においては、スレッショルド電圧を単位電圧とし、この単位電圧を複数組み合わせて電源電圧を昇降していた。
【0007】
ところで、近年では、ディジタル回路の電源電圧が低下する傾向にあり、電源電圧が3V未満であるディジタル回路も一般的になりつつある。従って、このような低電圧のディジタル回路に対しては、スレッショルド電圧である0.6〜0.7Vは十分に小さな値ではなくなり、その結果、電源電圧を細かく設定することができないという問題点があった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、クロック信号の周波数に応じて電源電圧を微調整することが可能な電源発生回路およびそのような電源発生回路を有する半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段1と、入力されたクロック信号の周期を測定する周期測定手段3と、周期測定手段3による測定結果に応じて、複数の基準電圧の何れかを選択する選択手段4と、選択手段4によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を出力する電源電圧出力手段5と、を備え、周期測定手段3は、クロック信号の周期に対応した期間にコンデンサに蓄積された電荷によって発生する電圧と複数の基準電圧とを比較することにより、クロック信号の周期を測定することを特徴とする電源発生回路が提供される。
【0010】
ここで、基準電圧発生手段1は、複数の基準電圧を発生する。周期測定手段3は、入力されたクロック信号の周期を測定し、クロック信号の周期に対応した期間にコンデンサに蓄積された電荷によって発生する電圧と複数の基準電圧とを比較することにより、クロック信号の周期を測定する。選択手段4は、周期測定手段3による測定結果に応じて、複数の基準電圧の何れかを選択する。電源電圧出力手段5は、選択手段4によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を出力する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明の電源発生回路は、基準電圧発生手段1、クロック信号入力手段2、周期測定手段3、選択手段4、および、電源電圧出力手段5によって構成されている。
【0012】
ここで、基準電圧発生手段1は、複数の基準電圧V1〜V5を発生する。
クロック信号入力手段2は、測定の対象となるクロック信号を入力する。
周期測定手段3は、クロック信号入力手段2から入力されたクロック信号の周期を測定する。
【0013】
選択手段4は、周期測定手段3による測定結果に応じて、基準電圧発生手段1によって発生された複数の基準電圧の何れかを選択する。
電源電圧出力手段5は、選択された基準電圧に対応する電源電圧を出力する。
【0014】
次に、以上の原理図の動作について説明する。
周期がT1であるクロック信号が供給されると、クロック信号入力手段2は、この信号を周期測定手段3に供給する。
【0015】
周期測定手段3は、クロック信号入力手段2から供給されたクロック信号の周期を測定する。上記の例では、クロック信号の周期としてT1が測定される。
基準電圧発生手段1は、所定の電圧を複数の抵抗で分圧することにより、複数の基準電圧V1〜V5を生成し、選択手段4に供給している。いまの例では、V1<V2<V3<V4<V5であり、各電圧間の刻みは0.2Vとする。
【0016】
選択手段4は、周期測定手段3によって測定された周期に応じた基準電圧を選択し、電源電圧出力手段5に供給する。例えば、周期が短い場合には高い基準電圧を、また、周期が長い場合には低い基準電圧を選択する。
【0017】
電源電圧出力手段5は、選択手段4から供給された基準電圧に対応する電源電圧を生成して出力する。例えば、電源電圧出力手段5は、選択手段4から供給された基準電圧V1〜V5と同一または比例関係を有する電源電圧を生成して出力する。
【0018】
その結果、クロック信号の周期が短い場合には高い電源電圧が出力され、また、クロック信号の周期が長い場合には低い電源電圧が出力されることになる。また、その際の刻み電圧は、以上の例では、0.2Vに設定したが、基準電圧発生手段1は、所定の電圧を抵抗で分圧して生成することから任意の電圧に設定することが可能である。その結果、基準電圧の個数と刻み幅を目的に応じて設定することにより、例えば、3V〜4Vの間を0.1V刻みで調節するといったことも可能になる。
【0019】
以上に説明したように、本発明の電源発生回路によれば、抵抗を分圧して複数の基準電圧を生成し、クロック信号の周期に応じて所定の基準電圧を選択し、対応する電源電圧を出力するようにしたので、任意の刻み幅で電源電圧を生成することが可能になる。
【0020】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の半導体記憶装置は、周波数検出部20、基準電圧選択部30、電源電圧発生部40、および、DRAM(Dynamic Random Access Memory)50によって構成されている。
【0021】
ここで、周波数検出部20は、クロック信号の周波数(周期)を検出し、検出結果を出力する。
基準電圧選択部30は、周波数検出部20によって検出されたクロック信号の周波数に応じた基準電圧を選択し、出力する。
【0022】
電源電圧発生部40は、基準電圧選択部30から供給された基準電圧に応じた電源電圧を発生して出力する。
DRAM50は、電源電圧発生部40から供給された電源電圧によって動作する。
【0023】
図3は、周波数検出部20の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、周波数検出部20は、クロック生成回路21、基準電圧発生回路22、および、周波数検出回路23によって構成されている。
【0024】
クロック生成回路21は、周波数検出回路23を動作させるための基準となるクロック信号(信号a,b,c)を生成する。
基準電圧発生回路22は、所定の電圧を複数の抵抗によって分圧することにより、複数の基準電圧を発生する。
【0025】
周波数検出回路23は、基準電圧発生回路22から供給された複数の基準電圧を参照して、クロック信号の周波数を検出し、検出した周波数に応じた制御信号e1〜enを出力する。
【0026】
図4は、図3に示すクロック生成回路21の詳細な構成例の一部を示す図である。この図に示すように、クロック生成回路21は、分周回路21a〜21cによって構成されている。分周回路21aは、電源投入時のパワーオンリセット(Power On Reset)信号によってリセットされるとともに、クロック信号を1/2分周して出力する。
【0027】
分周回路21bは、分周回路21aから出力された1/2分周されたクロック信号を更に1/2分周し、トータルとして1/4分周されたクロック信号を出力する。
【0028】
分周回路21cは、分周回路21bから出力された1/4分周されたクロック信号を更に1/2分周し、トータルとして1/8分周されたクロック信号を出力する。
【0029】
図5は、分周回路21aの詳細な構成例を示す回路図である。この図に示すように、分周回路21aは、インバータ60,63,64,66,68,69、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)スイッチ61,65、および、NチャネルMOS−FET(MOS Field Effect Transistor)62,67によって構成されており、パワーオンリセット信号によってリセットされるとともに、入力されたクロック信号を1/2分周して出力する。
【0030】
図6は、分周回路21b,21cの詳細な構成例を示す回路図である。この図に示すように、分周回路21b,21cは、インバータ70,73,74,76,78,79、CMOSスイッチ71,75、および、NチャネルMOS−FET72,77によって構成されており、パワーオンリセット信号によってリセットされるとともに、入力された1/2分周信号または1/4分周信号を1/2分周して出力する。
【0031】
図7は、図3に示すクロック生成回路21の詳細な構成例の他の一部を示す図である。この図に示すように、クロック生成回路21は、NOR素子21d、インバータ21f,21h,21i、および、NAND素子21e,21gによって構成されている。
【0032】
NOR素子21dは、1/2分周信号、1/4分周信号、および、1/8分周信号の論理和を反転した結果を出力する。
NAND素子21eは、1/2分周信号、1/4分周信号、および、1/8分周信号の論理積を反転した結果を出力する。
【0033】
インバータ21fは、NOR素子の出力を反転した結果を出力する。
NAND素子21gは、インバータ21fの出力と、NAND素子21eの出力の論理積を反転した結果を出力する。
【0034】
インバータ21hは、NAND素子21gの出力を反転して出力する。
インバータ21iは、NAND素子21eの出力を反転して出力する。
図8は、周波数検出回路23および基準電圧選択部30の詳細な構成例を示す図である。
【0035】
この図に示すように、周波数検出回路23および基準電圧選択部30は、PチャネルMOS−FET80、NチャネルMOS−FET81、コンデンサ82、コンパレータ83−1〜83−n、ラッチ回路84−1〜84−n、インバータ85−1〜85−n−1、NAND素子86−1〜86−n−1、NAND素子87、インバータ88−1〜88−n、CMOSスイッチ89−1〜89−n、および、インバータ90によって構成されている。
【0036】
ここで、PチャネルMOS−FET80は、信号aが“H”の状態になった場合にはOFFの状態になり、“L”の状態になった場合にはONの状態になる。
NチャネルMOS−FET81は、信号bが“H”の状態になった場合にはONの状態になり、“L”の状態になった場合にはOFFの状態になる。
【0037】
コンデンサ82は、PチャネルMOS−FET80がONになりNチャネルMOS−FETがOFFの状態になった場合には、電源電圧Vccによってチャージされ、また、NチャネルMOS−FET81がONの状態になりPチャネルMOS−FETがOFFの状態になった場合にはディスチャージされる。
【0038】
コンパレータ83−1〜83−nは、基準電圧発生回路22から供給される基準電圧Vref1〜Vrefnと、コンデンサ82の端子電圧とを、信号cが立ち上がるタイミングでそれぞれ比較し、検出結果を信号d1〜dnとして出力する。
【0039】
ラッチ回路84−1〜84−nは、コンパレータ83−1〜83−nから出力された信号を、信号bが立ち上がるタイミングでラッチし、制御信号e1〜enとして出力する。
【0040】
NAND素子86−1〜86−n−1は、前段のラッチ回路の出力と、そのラッチ回路の下方に存在するラッチ回路の出力をインバータによって反転した結果との論理積を反転した結果をそれぞれ出力する。
【0041】
NAND素子87は、ラッチ回路84−1の出力と、NAND素子86−1の出力の論理積を反転した結果を出力する。
CMOSスイッチ89−1は、NAND素子87からの出力がCMOSスイッチ89−1を構成するNチャネルMOS−FETに供給され、また、インバータ88−1からの出力がCMOSスイッチ89−1を構成するPチャネルMOS−FETに供給される。その結果、CMOSスイッチ89−1は、NAND素子87の出力が“H”の状態になった場合にONの状態になる。
【0042】
CMOSスイッチ89−2〜89−n−1は、NAND素子86−2〜86−n−1の出力がCMOSスイッチ89−2〜89−n−1を構成するPチャネルMOS−FETにそれぞれ供給され、また、インバータ88−2〜88−n−1からの出力がCMOSスイッチ89−2〜89−n−1を構成するNチャネルMOS−FETにそれぞれ供給される。その結果、CMOSスイッチ89−2〜89−n−1は、NAND素子86−2〜86−n−1の出力が“L”の状態になった場合にそれぞれONの状態になる。
【0043】
CMOSスイッチ89−nは、インバータ90の出力が、CMOSスイッチ89−nを構成するPチャネルMOS−FETに供給され、また、インバータ88−nからの出力がCMOSスイッチ89−nを構成するNチャネルMOS−FETに供給される。その結果、CMOSスイッチ89−nは、インバータ90の出力が“L”の状態になった場合にONの状態になる。
【0044】
以上をまとめると、CMOSスイッチ89−1は、NAND素子87の出力が“H”になった場合にONの状態になり、基準電圧Vrefnを出力する。COMSスイッチ88−2〜88−n−1は、NAND素子86−2〜86−n−1の出力が“L”の状態になった場合にONの状態になり、基準電圧Vrefn−1〜Vref2をそれぞれ出力する。更に、CMOSスイッチ89−nは、インバータ90の出力が“L”の状態になった場合にONの状態になり、基準電圧Vref1を出力する。
【0045】
図9は、図3に示す基準電圧発生回路22の詳細な構成例を示す図である。
この図に示すように、基準電圧発生回路22は、コンパレータ100、PチャネルMOS−FET101、抵抗102−1〜102−n+1によって構成されている。
【0046】
コンパレータ100およびPチャネルMOS−FET101は、バッファを構成しており、定電圧源から供給されて定電圧に応じた電圧を出力する。
抵抗102−1〜102−n+1は、バッファから出力された電圧を分圧し、それぞれの抵抗とグランド間に発生する逆起電力を基準電圧Vref1〜Vrefnとして出力する。
【0047】
図10は、図2に示す電源電圧発生部40の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、電源電圧発生部40は、レベルシフタ40a,40b、および、バッファ40c〜40eによって構成されている。
【0048】
レベルシフタ40a,40bは、基準電圧選択部30から供給された基準電圧Vref for Viiをそれぞれ所定のレベルだけシフトして出力する。バッファ40c〜40eは、レベルシフタ40a、レベルシフタ40b、および、基準電圧Vref for Viiのインピーダンス変換を行い、電流駆動能力を向上させる。なお、バッファ40c〜40eからは、それぞれ、Vw,Vp,Viiが出力されるが、これらは、Vw>Vp>Viiの関係を有している。ここで、Vwはワード線に対して供給されるワード線用電源電圧である。Vpは周辺回路に供給される周辺回路用電源電圧である。Viiはセルおよびセンスアンプに対して供給されるセル用電源電圧である。
【0049】
図11は、DRAM50の詳細な構成例を示す図である。DRAM50は、入力回路50a、セル50b、行デコーダ50c、列デコーダ50d、センスアンプ50e、および、出力回路50fによって構成されている。
【0050】
ここで、入力回路50aは、入力バッファおよびラッチ回路等から構成され、クロック信号、コマンド信号、アドレス信号、および、入力データ信号を入力し、回路の各部へ供給する。
【0051】
セル50bは、マトリクス状に配置された複数のコンデンサおよびその制御回路によって構成されており、行デコーダ50cおよび列デコーダ50dで指定された位置に対して入力されたデータを記憶するとともに、記憶されているデータを出力する。
【0052】
行デコーダ50cは、行アドレスの入力を受け、これをデコードしてセル50bの所望の行を選択する。
列デコーダ50dは、列アドレスの入力を受け、これをデコードしてセル50bの所望の列を選択する。
【0053】
センスアンプ50eは、セルから出力された電圧を、デジタルレベルとして取り扱いが可能な程度まで増幅する。
出力回路50fは、バッファ等によって構成されており、センスアンプ50eによって増幅されたデータを出力する。
【0054】
なお、入力回路50aおよび出力回路50fには、入出力回路用電源電圧Vioが供給されている。また、行デコーダ50cおよび列デコーダ50dには周辺回路用電源電圧Vpおよびワード線用電源電圧Vwが供給されている。更に、セル50bおよびセンスアンプ50eには、セル用電源電圧Viiが供給されている。
【0055】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
図12および図13は、以上の実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。以下これらの図を参照して本発明の実施の形態の動作について説明する。
【0056】
図12(A)に示すクロック信号が入力されると、クロック生成回路21と周波数検出回路23とに供給される。
クロック生成回路21は、図5にその詳細を示す分周回路21aにより、入力されたクロック信号を1/2分周して図12(B)に示す1/2分周信号を出力し、分周回路21b、NOR素子21d、および、NAND素子21eに供給する。
【0057】
図6にその詳細を示す分周回路21bは、1/2分周信号を更に分周して図12(C)に示す1/4分周信号を生成し、分周回路21c、NOR素子21d、および、NAND素子21eに供給する。
【0058】
図6にその詳細を示す分周回路21cは、1/4分周信号を更に分周して図12(D)に示す1/8分周信号を生成し、NOR素子21d、および、NAND素子21eに供給する。
【0059】
NOR素子21dは、1/2分周信号、1/4分周信号、および、1/8分周信号の論理和を反転した結果を出力する。一方、NAND素子21eは、1/2分周信号、1/4分周信号、および、1/8分周信号の論理積を反転した結果を出力する。
【0060】
インバータ21fは、NOR素子21dの出力を反転した結果を、図12(E)に示す信号aとして出力する。
NAND素子21gは、インバータ21fとNAND素子21eの出力の論理積を反転した結果を出力する。インバータ21hは、NAND素子21gの出力を反転した結果を、図12(F)に示す信号bとして出力する。
【0061】
インバータ21iは、NAND素子21eの出力を反転した結果を、図12(G)に示す信号cとして出力する。
クロック生成回路21から出力された信号aは周波数検出回路23のPチャネルMOS−FET80に、信号bはNチャネルMOS−FET81とラッチ回路84−1〜84−nに、また、信号cはコンパレータ83−1〜83−nにそれぞれ供給される。
【0062】
図13(B)に示すように、信号aが“L”の状態になると、PチャネルMOS−FET80はONの状態になり、このとき、信号bは図13(C)に示すように“L”の状態であり、NチャネルMOS−FET81はOFFの状態なので、コンデンサ82には電源Vccから電荷がチャージされる。その結果、図13(D)に示すように、コンデンサ82の電圧は徐々に上昇する。
【0063】
そして、1クロックの期間が経過すると、信号aは“H”の状態になるので、PチャネルMOS−FET80はOFFの状態になる。このとき、NチャネルMOS−FET81はOFFの状態を保っているので、コンデンサ82にチャージされた電荷はディスチャージされずに保持される。
【0064】
信号aが“H”になると、続いて、図13(E)に示すように信号cが“H”の状態になるので、コンパレータ83−1〜83−nがイネーブル状態となる。
コンパレータ83−1〜83−nには、図9に示す基準電圧発生回路22から出力された基準電圧Vref1〜Vrefnがそれぞれ供給されており、各コンパレータは、コンデンサ82の端子電圧と、基準電圧とを比較し、基準電圧よりもコンデンサ82の端子電圧の方が高い場合には“L”を、また、その逆の場合には“H”を出力する。
【0065】
信号cが“H”の状態になってから所定の時間が経過すると、コンパレータによる比較演算が終了し、図13(F)に示すような比較結果を示す信号d1〜dnが出力される。
【0066】
ここで、基準電圧Vref1〜Vrefnは、Vref1>Vref2>・・・>Vrefnの関係を有している。また、コンデンサ82の端子電圧よりも高い基準電圧が入力されるコンパレータの出力は“H”となり、その逆の場合は“L”となる。従って、例えば、コンデンサ82の端子電圧をVcとした場合に、Vref2>Vc>Vref3である場合には、コンパレータ83−1およびコンパレータ83−2の出力は“H”の状態になり、それ以外のコンパレータ83−3〜83−nの出力は全て“L”の状態になる。
【0067】
ラッチ回路84−1〜84−nは、信号bの次の立ち上がりでコンパレータ83−1〜83−nの出力をそれぞれラッチし、図13(G)に示すような制御信号e1〜enとして出力する。なお、信号bが“H”の状態になると、コンデンサ82に蓄積されている電荷は、NチャネルMOS−FET81を介してディスチャージされる。
【0068】
NAND素子86−1〜86−n−1は、隣接する2つのラッチ回路のうち、下方に位置するラッチ回路の出力を反転した信号と、上方に位置するラッチ回路の出力との論理積を反転した結果を出力する。その結果、上方に位置するラッチ回路の出力信号が“H”であり、下方に位置するラッチ回路の出力信号が“L”である場合には、その出力が“L”となり、それ以外は全て“H”の状態となる。
【0069】
CMOSスイッチ89−2〜89−n−1は、NAND素子86−2〜86−n−1の出力が“L”の状態である場合にはONの状態となり、入力されている基準電圧Vrefn−1〜Vref2をそれぞれ出力する。なお、CMOSスイッチ89−1は、NAND素子87の出力が“H”の状態になった場合にONの状態になって基準電圧Vrefnを出力する。また、CMOSスイッチ89−nは、インバータ90の出力が“L”の状態になった場合にONの状態になって基準電圧Vref1を出力する。
【0070】
具体的な例として、コンデンサ82の端子電圧VcがVref2>Vc>Vref3である場合にはラッチ回路84−1およびラッチ回路84−2の出力は“H”の状態になり、それ以外のラッチ回路84−3〜84−nの出力は全て“L”の状態になる。その結果、NAND素子86−2の出力は“L”となりそれ以外のNAND素子86−1,86−3〜86−n−1の出力は全て“H”の状態になる。また、インバータ90の出力も“H”の状態になる。すると、CMOSスイッチ89−2のみがONの状態になるので、回路の出力であるVref for Viiとしては、基準電圧Vrefn−1が出力されることになる。
【0071】
以上の動作をまとめると、コンデンサ82の端子電圧は基準電圧Vref1〜Vrefnと比較され、比較結果に応じてVrefn〜Vref1が選択されて出力される。従って、コンデンサ82に蓄積されている電荷が多い場合には、低い基準電圧が出力され、その逆にコンデンサ82に蓄積されている電荷が少ない場合には、高い基準電圧が出力される。ここで、コンデンサ82に蓄積される電荷の量は、クロック信号の周波数によって決定される。即ち、周波数が低い程より多くの電荷が蓄積されるので、Vref for Viiとしては低い基準電圧が選択されて出力され、また、周波数が高い場合には高い基準電圧が選択されて出力されることになる。
【0072】
基準電圧選択部30から出力された基準電圧Vref for Viiは、電源電圧発生部40のレベルシフタ40a,40bおよびバッファ40eにそれぞれ供給される。
【0073】
バッファ40eは、入力された基準電圧を1倍に増幅し、図11に示すDRAM50のセル50bおよびセンスアンプ50eに供給する。
レベルシフタ40bは、基準電圧を所定の電圧だけレベルシフトして出力する。バッファ40dは、レベルシフタ40bの出力を1倍に増幅し、図11に示すDRAM50の行デコーダ50cおよび列デコーダ50dに供給する。
【0074】
レベルシフタ40aは、基準電圧を所定の電圧だけレベルシフトして出力する。バッファ40cは、レベルシフタ40aの出力を1倍に増幅し、図11に示すDRAM50の行デコーダ50cおよび列デコーダ50dにワード線電位として供給する。
【0075】
図14は、図10に示すバッファ40c〜40eから出力されるワード線電位用電源電圧Vw、周辺回路用電源電圧Vp、セル用電源電圧Viiと、クロック信号の周波数との関係を示す図である。なお、この図において、Vbbはバックバイアス電圧を示し、また、Vioは入力回路50aおよび出力回路50fに供給される電源電圧を示している。この図に示すように、Vw,Vp,Viiは、Vw>Vp>Viiの関係を有しており、一定の電位差を保ったままで周波数に応じて増減する。即ち、周波数が高い場合には電圧が増加し、周波数が低い場合には電圧が減少する。なお、VioおよびVbbは、本実施の形態とは別系統の電源発生回路によって生成する。とくに、Vioは、周辺回路とのマッチングも要求されるため、クロック信号の周波数には拘らず、一定の電圧が供給される。
【0076】
以上に説明したように、本発明の実施の形態によれば、複数の抵抗によって基準電圧を生成し、クロック信号の周波数に応じて所定の基準電圧を選択して電源電圧を生成するようにしたので、クロック信号の変化に応じて電源電圧を細かく調節することが可能になる。
【0077】
また、本実施の形態では、基準電圧をシフトレジスタによって昇圧し、DRAM50の各部に供給するようにしたので、対象の回路が異なる電源電圧を必要とする場合であっても、クロック信号の周波数の変動に応じて適切な電源電圧を各部に供給することが可能になる。
【0078】
次に、図15を参照して、図2に示す周波数検出部20の第2の構成例を説明する。
図15に示すように、周波数検出部20の第2の構成例は、セレクタ120、PチャネルMOS−FET121、NチャネルMOS−FET122、コンデンサ123、コンパレータ124、シフトレジスタ125、および、セレクタ126によって構成されている。
【0079】
ここで、セレクタ120は、シフトレジスタ125から出力された選択信号f1〜fnの状態に応じて基準電圧発生回路22からの基準電圧Vref1〜Vrefnを選択して出力する。
【0080】
PチャネルMOS−FET121は、信号aが“L”の状態である場合にはONの状態になり、“H”の状態である場合にはOFFの状態になる。
NチャネルMOS−FET122は、信号bが“H”の状態である場合にはONの状態になり、“L”の状態である場合にはOFFの状態になる。
【0081】
コンデンサ123は、PチャネルMOS−FET121のソースと、NチャネルMOS−FET122のドレイン間に接続され、PチャネルMOS−FET121がONであり、かつ、NチャネルMOS−FET122がOFFである場合には電源電圧Vccによってチャージされ、PチャネルMOS−FET121がOFFであり、かつ、NチャネルMOS−FET122がONである場合には、ディスチャージされる。
【0082】
コンパレータ124は、信号cが“H”の状態になることによってイネーブル状態にされ、セレクタ120から供給された基準電圧Vrefiと、コンデンサ123の端子電圧とを比較し、比較結果を信号dとして出力する。なお、コンパレータ124は、コンデンサ123の端子電圧が基準電圧Vrefiよりも低い場合には“H”を、また、コンデンサ123の端子電圧が基準電圧Vrefiよりも高い場合には“L”を出力する。
【0083】
シフトレジスタ125は、信号dが“H”である場合、即ち、基準電圧Vrefiよりもコンデンサ123の端子電圧が低い場合にはカウント値をカウントアップし、信号dが“L”である場合、即ち、基準電圧Vrefiよりもコンデンサ123の端子電圧が高い場合にはカウント値をカウントダウンし、カウント値に対応する選択信号を“H”の状態にする。
【0084】
セレクタ120は、シフトレジスタ125からの選択信号に応じた基準電圧を選択し、コンパレータ124に供給する。例えば、カウント値が“3”である場合には、選択信号f3が“H”の状態にされ、セレクタ120はVref3を選択する。
【0085】
セレクタ126は、シフトレジスタ125のカウント値に相反する基準電圧を選択して出力する。例えば、シフトレジスタ125のカウント値が“3”である場合には、セレクタ126はVrefn−2を選択する。
【0086】
次に、以上の実施の形態の動作を説明する。
図16は、図15に示す実施の形態の動作について説明する図である。なお、図15に示す構成以外の部分の動作は、前述の場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0087】
図16(A)に示すクロック信号が供給されると、クロック生成回路21は、信号a,b,cを生成してPチャネルMOS−FET121、NチャネルMOS−FET122およびシフトレジスタ125、ならびに、コンパレータ124にそれぞれ供給する。
【0088】
図16(B)に示すように信号aが“L”の状態になると、PチャネルMOS−FET121はONの状態になる。このとき、信号bも“L”の状態であり、その結果NチャネルMOS−FET122はOFFの状態であるので、電源電圧Vccによるコンデンサ123への電荷のチャージが開始され、その端子電圧が図16(D)に示すように徐々に上昇する。
【0089】
そして、1クロック期間が経過すると、信号aが“H”の状態になるので、PチャネルMOS−FET121がOFFの状態になり、コンデンサ123へのチャージが終了する。このとき、信号bは“L”の状態であるので、NチャネルMOS−FET122はOFFの状態であり、コンデンサ123の端子電圧は保持される。
【0090】
次に、信号cが“H”の状態になると、コンパレータ124がイネーブル状態になり、セレクタ120から供給された基準電圧Vrefiと、コンデンサ123の端子電圧が比較される。ここで、第1回目の処理では、シフトレジスタ125のカウント値は、例えば、“1”に設定されているので、セレクタ120からは最大電圧である基準電圧Vref1が供給される。従って、基準電圧Vref1よりもコンデンサ123の端子電圧が低い場合には、コンパレータ124の出力信号dは“H”の状態になるで、シフトレジスタ125は、信号bが次に“H”の状態になるタイミングで、カウント値を“1”だけインクリメントする。その結果、セレクタ120からはVref1よりも低い電圧であるVref2が供給される。なお、信号bが“H”の状態になると、NチャネルMOS−FET122がONの状態になるので、コンデンサ123に蓄積されている電荷はディスチャージされる。
【0091】
一方、コンデンサ123の端子電圧がセレクタ120から供給される基準電圧Vrefiよりも高い場合には、コンパレータ124の出力は“L”の状態になり、その場合には、シフトレジスタ125は信号bが次に“H”の状態になるタイミングで、カウント値を“1”だけディクリメントする。その結果、セレクタ120からは現在よりも低い基準電圧が供給される。
【0092】
以上のような動作は、8クロック周期毎に繰り返され、セレクタ120から出力される基準電圧Vrefiは、コンデンサ123の端子電圧に順次接近することになる。
【0093】
このとき、セレクタ126では、シフトレジスタ125から供給される選択信号に相反する基準電圧Vref for Viiを選択して出力する。その結果、クロック信号の周波数が高い場合には、コンデンサ123のチャージ時間が短くなることから、コンデンサ123の端子電圧が低下し、セレクタ120から出力される基準電圧Vrefiも低下する。セレクタ126が出力する基準電圧Vref for Viiは、前述のように基準電圧Vrefiに相反する電圧であるので、高い基準電圧が出力される。
【0094】
一方、クロック信号の周波数が低い場合には、コンデンサ123のチャージ時間が長くなることから、コンデンサ123の端子電圧が上昇し、セレクタ120から出力される基準電圧Vrefiも上昇する。セレクタ126が出力する基準電圧Vref for Viiは、前述のように基準電圧Vrefiに相反する電圧であるので、低い電圧が出力される。
【0095】
以上に説明したように、図15に示す実施の形態によれば、図8に示す回路よりも少ない部品数で、同様の効果を奏することが可能になる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0096】
図17は、本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。この図において、図2の場合と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。なお、この実施の形態では、図2の場合と比較して、周波数検出部20、および、基準電圧選択部30が除外され、その代わりに、モードレジスタ130、デコーダ131、および、セレクタ132が新たに付加されている。
【0097】
ここで、モードレジスタ130は、半導体メモリ等によって構成され、制御信号によって所定のデータが書き込まれるとともに、書き込まれたデータに対応するビット列を出力する。
【0098】
デコーダ131は、モードレジスタ130に書き込まれたデータをデコードし、選択信号f1〜fnのうち対応する信号を“H”の状態にする。
セレクタ132は、デコーダ131から供給された選択信号f1〜fnに対応する基準電圧Vref1〜Vrefnを選択し、出力する。
【0099】
図18は、セレクタ132の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、セレクタ132は、CMOSスイッチ140−1〜140−n、および、インバータ141−1〜141−nによって構成されており、選択信号f〜fnの何れかが“H”になった場合には該当するCMOSがONの状態になり、供給されている基準電圧が出力される。
【0100】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
先ず、クロック信号の周波数が決定された場合には、システムはモードレジスタ130に対してクロック信号の周波数に対応する所定のデータを書き込む。例えば、周波数が高い場合には小さい値を、また、周波数が低い場合には大きい値を書き込む。
【0101】
デコーダ131は、モードレジスタ130に書き込まれたデータを取得し、このデータをデコードすることにより、選択信号f1〜fnの何れかを“H”の状態にする。例えば、デコーダ131に書き込まれているデータの値が小さい場合には小さい値の選択信号を“H”の状態にし、デコーダ131に書き込まれているデータの値が大きい場合には大きい値の選択信号を“H”の状態にする。
【0102】
セレクタ132は、選択信号f1〜fnのうち、“H”の状態にされている選択信号に対応する基準電圧を選択して出力する。例えば、選択信号f3が“H”の状態にされている場合には、セレクタ132は、基準電圧Vrefn−2を選択して出力する。
【0103】
電源電圧発生部40は、前述したように、セレクタ132から出力された基準電圧Vref for Viiをバッファ40eにより1倍に増幅して電源電圧Viiとして出力するとともに、レベルシフタ40a,40bで所定の電圧だけレベルシフトした後、バッファ40c,40dによって1倍に増幅して電源電圧Vw,Vpとして出力する。
【0104】
その結果、DRAM50の各部には、クロック信号の周波数に応じた所定の電源電圧が供給されることになる。
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、モードレジスタ130に設定されたデータに応じて、DRAM50に供給する電源電圧を設定するようにしたので、使用するクロック信号の周波数が予め分かっている場合には、その周波数に対応したデータをモードレジスタ130に設定することにより、所望の電源電圧を得ることが可能になる。その場合、第1の実施の形態と比較すると、回路構成を簡略化することが可能になる。
【0105】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図19は、本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。この図において、図2に示す場合と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。なお、この実施の形態では、図2に示す周波数検出部20および基準電圧選択部30が除外され、その代わりにモードレジスタ160、シフトレジスタ161、セレクタ162が新たに付加されている。
【0106】
ここで、モードレジスタ160は、1ビットの半導体メモリによって構成され、システムによってデータ“0”または“1”が設定される。
シフトレジスタ161は、モードレジスタ160に書き込まれたデータが“1”である場合には、モードレジスタセット信号が“H”になるタイミングで、カウント値をカウントアップし、“0”の場合には逆にカウントダウンし、その時点におけるカウント値に応じて選択信号f1〜fnの何れかを“H”の状態にする。
【0107】
セレクタ162は、シフトレジスタ161から出力される選択信号f1〜fnのうち、“H”の状態になっている選択信号に対応する基準電圧を選択して出力する。
【0108】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
クロック信号の周波数を上げる必要が生じた場合には、システムはモードレジスタ160に対してデータ“1”を書き込み、モードレジスタセット信号を“H”の状態にする。
【0109】
すると、シフトレジスタ161は、モードレジスタ160に書き込まれたビットデータが“1”であるので、カウント値を“1”だけインクリメントする。
セレクタ162は、シフトレジスタ161のカウント値に相反する基準電圧を選択し、電源電圧発生部40に出力する。例えば、シフトレジスタ161のカウント値が“3”である場合には、セレクタ162は基準電圧Vrefn−2を選択して出力する。従って、シフトレジスタ161のカウント値がインクリメントされた場合には、セレクタ162から出力される基準電圧Vref for Viiの出力は増加することになる。
【0110】
電源電圧発生部40は、セレクタ162から出力された基準電圧Vref for Viiをバッファ40eにより1倍に増幅して電源電圧Viiとして出力するとともに、レベルシフタ40a,40bで所定の電圧だけレベルシフトした後、バッファ40c,40dによって1倍に増幅して電源電圧Vw,Vpとして出力する。
【0111】
その結果、モードレジスタ160に対してデータ“1”が書き込まれた場合には、電源電圧発生部40から出力されるVii,Vp,Vwは増加することになる。
【0112】
以上に説明したように、本発明の第3の実施の形態によれば、モードレジスタ160に設定されたビットデータに応じて、DRAM50に供給する電源電圧を設定するようにしたので、システムにより電源電圧を簡単に制御することが可能になる。
【0113】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図20は、本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図である。この図において、図2に示す場合と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。なお、この実施の形態では、図2に示す周波数検出部20および基準電圧選択部30が除外され、その代わりにDLL(Delay Locked Loop)170およびセレクタ171が新たに付加されている。
【0114】
ここで、DLL170は、入力されたクロック信号を直列接続された遅延素子で順次遅延し、もとのクロック信号と遅延後のクロック信号との位相が一致する場合の遅延量を求め、これをクロック信号の周波数に対応する値として出力する。
【0115】
図21は、DLL170の詳細な構成例を示す図である。
この図において、遅延回路180は、複数の遅延素子が直列接続されて構成されており、入力されたクロック信号を遅延素子で順次遅延するとともに、シフトレジスタ181から供給された選択信号f1〜fnに対応する遅延量を有する遅延信号を出力する。
【0116】
シフトレジスタ181は、位相比較回路182の出力が“H”の場合にはカウント値をカウントアップし、位相比較回路182の出力が“L”の場合にはカウント値をカウントダウンし、カウント値に対応する選択信号を“H”の状態にする。なお、シフトレジスタ181から出力される選択信号f1〜fnは、セレクタ171に供給されている。
【0117】
位相比較回路182は、入力ダミー回路183を通過した遅延回路180の出力信号と、クロック信号の位相を比較し、これらの信号の重複部分が前回に比較して増大した場合には“H”を、また、減少した場合には“L”を出力する。
【0118】
入力ダミー回路183は、1クロック周期よりも短い所定の遅延量を有する回路であり、シフトレジスタ181が無遅延の状態で回路がロックされるのを防止する。
【0119】
図22は、DLL170に電源電圧を供給する回路の一例を示す図である。
ところで、遅延素子は、電源電圧の変動の影響を受けてその遅延量が変化する。ここで、DLL170は、複数の遅延素子が直列に接続されて構成されているので、電源電圧が変動した場合には、遅延回路180の出力信号に含まれる誤差は、各遅延量素子における誤差を累積したものになるため無視できない。そこで、そのような誤差を低減するために、本実施の形態では、DLL170とチップ内部回路192のそれぞれに対して独立の降圧回路(安定化電源)190,191を具備するようにした。
【0120】
ここで、降圧回路190は、電源電圧Vccを所定量だけ降圧してDLL170に供給する。降圧回路191は、電源電圧Vccを所定量だけ降圧してDRAM50のチップ内部回路192に供給する。
【0121】
セレクタ171は、DLL170から供給された選択信号に応じた基準電圧を選択して電源電圧発生部40に供給する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0122】
DLL170にクロック信号が供給されると、遅延回路180は直列接続された複数の遅延素子により、クロック信号を順次遅延するとともに、シフトレジスタ181から供給される選択信号のうち“H”の状態にされている選択信号に対応する遅延素子から出力されている遅延信号を出力信号として入力ダミー回路183に供給する。
【0123】
シフトレジスタ181は、位相比較回路182の出力が“H”の状態である場合にはカウント値をカウントアップし、位相比較回路182の出力が“L”の状態である場合にはカウント値をカウントダウンする。
【0124】
回路の動作が開始された時点では、シフトレジスタ181の初期値は、例えば、“n”に設定されているので、その値に応じた選択信号であるfnを“H”の状態にする。すると、遅延回路180は直列接続された遅延素子の先頭部分に存在する遅延素子からの出力を選択して出力する。
【0125】
入力ダミー回路183は、遅延回路180の出力を所定量だけ遅延して出力する。
位相比較回路182は、入力されたクロック信号と、入力ダミー回路183の出力信号との位相を比較し、これらの信号の重複する部分が増大した場合には“H”を出力し、それ以外の場合には“L”を出力する。即ち、遅延されたクロック信号が1クロック周期分だけ遅延された場合には重複する部分が最大になるので、この状態を最大の状態として位相比較結果が出力される。
【0126】
その結果、例えば、選択信号fnが“H”の状態である場合よりも、選択信号fn−1が“H”の状態になった場合の方が、入力ダミー回路183の出力信号と、クロック信号の重複する部分が増加した場合には、位相比較回路182からは“H”が出力されることになる。一方、選択信号fn−2が“H”の状態である場合よりも、選択信号fn−3が“H”の状態になった場合の方が、入力ダミー回路183の出力信号と、クロック信号の重複する部分が減少した場合には、位相比較回路182からは“L”が出力されることになる。
【0127】
以上のような動作が繰り返されると、入力ダミー回路183からの出力信号とクロック信号との位相が1クロック分ずれて合致した状態になる。このとき、“H”の状態となっている選択信号は、クロック信号の周波数に対応する値である。従って、この値に応じた基準電圧をセレクタ171によって選択し、電源電圧発生部40において、前述の場合と同様に電源電圧を生成することにより、クロック信号の周波数に応じた所望の電圧を発生し、DRAM50の各部に供給することが可能になる。
【0128】
以上に説明した本発明の第4の実施の形態では、DLLを利用してクロック信号の周波数を測定するようにしたので、図2に示す場合に比較して回路を簡略化することが可能になる。
【0129】
また、半導体記憶装置では、DLLを内蔵する場合が多いので、本発明の第4の実施の形態では、既存の回路を有効活用することが可能になる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
【0130】
本発明の第5の実施の形態は、回路の主要部分は、第1〜第4の実施の形態と同様であるが、選択信号f1〜fnが回路の外部に出力される構成とされている点が異なっている。
【0131】
図23は、本発明の第5の実施の形態の選択信号を出力する部分(選択信号出力回路と称す)に係る構成例を示す図である。
この図に示すように、選択信号出力回路は、エンコーダ200、CMOSスイッチ201,203、インバータ202、および、出力バッファ204によって構成されている。
【0132】
ここで、エンコーダ200は、選択信号f1〜fnのうち、“H”の状態になっている信号に対応するビット列を生成して出力する。
CMOSスイッチ201は、特殊出力イネーブル信号が“H”の状態である場合には、ONの状態になってエンコーダ200からのビット列を出力する。
【0133】
CMOSスイッチ203は、特殊出力イネーブル信号が“L”の状態である場合には、ONの状態になって半導体記憶装置の内部データを出力する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
【0134】
クロック信号に対応する電源電圧の設定が完了したとすると、特殊出力イネーブル信号が“H”の状態にされる。すると、エンコーダ200は、“H”の状態になっている選択信号に対応するビット列を生成して出力する。
【0135】
このとき、CMOSスイッチ203はOFFの状態であり、また、CMOSスイッチ201はONの状態であるので、内部データの代わりに、エンコーダ200からのビット列が出力され、出力バッファ204に供給される。
【0136】
このようにして出力されたビット列は、内部における電源電圧を指示するものであるので、このビット列を参照して、外部の装置の電源電圧を設定することにより、装置全体の消費電力を更に低減させることが可能になる。
【0137】
なお、特殊出力イネーブル信号が“L”の状態になると、CMOSスイッチ201はOFFの状態になり、一方、CMOSスイッチ203はONの状態になるので、エンコーダ200からのビット列の出力は停止され、内部データの出力が開始されることになる。
【0138】
以上の実施の形態によれば、内部電源の電圧を外部に通知するようにしたので、外部回路の電源電圧をそれに応じて変更させることにより、装置全体の消費電力を更に削減することが可能になる。
【0139】
なお、以上に説明した第1〜第5の実施の形態では、クロック信号の周波数を測定して、その周波数に応じた電源電圧をDRAM50に供給するようにしたが、本発明はこのような場合に限定されるものではないことはいうまでもない。
【0140】
また、以上に説明した回路は、ほんの一例であり、これらの場合のみに限定されるものではないことはいうまでもない。
更に、以上の実施の形態では、抵抗による分圧を利用して基準電圧を生成するようにしたが、例えば、コンデンサを直列接続し、これらのコンデンサによる分圧を利用することも可能である。
【0141】
更にまた、以上の実施の形態では、周波数と供給する電源電圧との関係が直線関係を有するようにしたが、非直線関係を有するように設定することも可能である。
【0142】
また、PチャネルMOS−FET80およびPチャネルMOS−FET121のソース電圧を降圧電位(一定電位)にし、PチャネルMOS−FET80およびPチャネルMOS−FET121のドライブ能力をVccによらず一定にすることができる。この様にすることで、より正確な動作が可能になる。
【0143】
また、分圧抵抗(図9に示す抵抗102−1〜102−n+1)をトランジスタのON抵抗(常時ON状態のトランジスタが有する抵抗)によって代替することも可能である。
【0144】
(付記1) 複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
入力されたクロック信号の周期を測定する周期測定手段と、
前記周期測定手段による測定結果に応じて、前記基準電圧発生手段によって発生された基準電圧の何れかを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を出力する電源電圧出力手段と、
を有することを特徴とする電源発生回路。
【0145】
(付記2) 前記電源電圧出力手段は、前記クロック信号の周期が長い場合には低い電源電圧を、また、周期が短い場合には高い電源電圧を出力することを特徴とする付記1記載の電源発生回路。
【0146】
(付記3) 前記基準電圧発生手段は、所定の電圧を抵抗で分圧することによって前記複数の基準電圧を生成することを特徴とする付記1記載の電源発生回路。
【0147】
(付記4) 前記周期測定手段は、クロック信号の周期に対応した所定の期間においてコンデンサに蓄積された電荷によって発生する電圧と、前記基準電圧とを比較することにより、前記クロック信号の周期を測定することを特徴とする付記1記載の電源発生回路。
【0148】
(付記5) 前記周期測定手段は、複数の遅延素子群によって遅延されたクロック信号と、もとのクロック信号とを比較し、その遅延量からクロックの周期を測定することを特徴とする付記1記載の電源発生回路。
【0149】
(付記6) 前記遅延素子群に供給する電源電圧を定電圧化する定電圧化手段を更に有することを特徴とする付記5記載の電源発生回路。
(付記7) 前記電源電圧出力手段によって出力された電源電圧を示す電源電圧情報を出力する電源電圧情報出力手段を更に有することを特徴とする付記1記載の電源発生回路。
【0150】
(付記8) 複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
入力された制御情報に応じて、前記基準電圧発生手段によって発生された基準電圧の何れかを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を出力する電源電圧出力手段と、
を有することを特徴とする電源発生回路。
【0151】
(付記9) 入力されたデータを記憶する記憶手段と、
複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
入力されたクロック信号の周期を測定する周期測定手段と、
前記周期測定手段による測定結果に応じて、前記基準電圧発生手段によって発生された基準電圧の何れかを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を前記記憶手段に供給する電源電圧供給手段と、
前記記憶手段の入出力回路に対してクロック信号の周期に拘らず一定の電源電圧を供給する定電圧電源供給手段と、
を有することを特徴とする半導体記憶装置。
【0152】
(付記10) 前記電源電圧出力手段よりも所定の電圧だけ高い電源電圧を発生し、ワード線電位として前記記憶手段に供給するワード電位供給手段を更に有することを特徴とする付記9記載の半導体記憶装置。
【0153】
(付記11) 入力されたデータを記憶する記憶手段と、
複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
入力された制御情報に応じて、前記基準電圧発生手段によって発生された基準電圧の何れかを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を前記記憶手段に供給する電源電圧供給手段と、
を有することを特徴とする半導体記憶装置。
【0154】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、入力されたクロック信号の周期を測定する周期測定手段と、前記周期測定手段による測定結果に応じて、前記基準電圧発生手段によって発生された基準電圧の何れかを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を出力する電源電圧出力手段と、を設けるようにしたので、電源電圧をクロック信号の周期に応じて微調整することが可能になる。
【0155】
また、入力されたデータを記憶する記憶手段と、複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、入力されたクロック信号の周期を測定する周期測定手段と、前記周期測定手段による測定結果に応じて、前記基準電圧発生手段によって発生された基準電圧の何れかを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を前記記憶手段に供給する電源電圧供給手段と、前記記憶手段の入出力回路に対してクロック信号の周期に拘らず一定の電源電圧を供給する定電圧電源供給手段と、を設けるようにしたので、半導体記憶装置の各部に供給する電源電圧をクロック信号に応じて微調整することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】図2に示す周波数検出部の詳細な構成例を示す図である。
【図4】図3に示すクロック生成回路の詳細な構成例の一部を示す図である。
【図5】図4に示す第1段目の分周回路の詳細な構成例を示す回路図である。
【図6】図4に示す第2および第3段目の分周回路の詳細な構成例を示す回路図である。
【図7】図3に示すクロック生成回路の詳細な構成例の他の一部を示す図である。
【図8】図3に示す周波数検出回路および図2に示す基準電圧選択部の詳細な構成例を示す図である。
【図9】図3に示す基準電圧発生回路の詳細な構成例を示す図である。
【図10】図2に示す電源電圧発生部の詳細な構成例を示す図である。
【図11】図2に示すDRAMの詳細な構成例を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】本発明の第1の実施の形態から出力される電源電圧と、クロック信号の周波数との関係を示す図である。
【図15】図2に示す周波数検出部の第2の構成例を説明する図である。
【図16】図15に示す実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図17】本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。
【図18】図17に示すセレクタの詳細な構成例を示す図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図である。
【図21】図20に示すDLLの詳細な構成例を示す図である。
【図22】図20に示すDLLに電源電圧を供給する電源回路の構成例を示す図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 基準電圧発生手段
2 クロック信号入力部
3 周期測定手段
4 選択手段
5 電源電圧出力手段
20 周波数検出部
21 クロック生成回路
22 基準電圧発生回路
23 周波数検出回路
30 基準電圧選択部
40 電源電圧発生部
50 DRAM
130 モードレジスタ
131 デコーダ
132 セレクタ
160 モードレジスタ
161 シフトレジスタ
162 セレクタ
170 DLL
171 セレクタ
180 遅延回路
181 シフトレジスタ
182 位相比較回路
183 入力ダミー回路
190,191 降圧回路
192 チップ内部回路
200 エンコーダ
201 CMOSスイッチ
202 インバータ
203 CMOSスイッチ
204 出力バッファ

Claims (5)

  1. 複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
    入力されたクロック信号の周期を測定する周期測定手段と、
    前記周期測定手段による測定結果に応じて、前記複数の基準電圧の何れかを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を出力する電源電圧出力手段と、を備え、
    前記周期測定手段は、前記クロック信号の周期に対応した期間にコンデンサに蓄積された電荷によって発生する電圧と前記複数の基準電圧とを比較することにより、前記クロック信号の周期を測定すること、
    を特徴とする電圧発生回路。
  2. 前記基準電圧発生手段は、所定の電圧を抵抗で分圧することによって前記複数の基準電圧を生成することを特徴とする請求項1記載の電圧発生回路。
  3. 前記周期測定手段は、前記比較を行う比較器と、前記比較器の出力をカウントするカウンタと、前記カウント結果に基づいて前記複数の基準電圧の何れかを選択して前記比較器に出力する選択部を備えること、
    を特徴とする請求項1記載の電圧発生回路。
  4. 入力されたデータを記憶する記憶手段と、
    複数の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
    入力されたクロック信号の周期を測定する周期測定手段と、
    前記周期測定手段による測定結果に応じて、前記複数の基準電圧の何れかを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された基準電圧に対応する電源電圧を前記記憶手段に供給する電源電圧供給手段と、を備え、
    前記周期測定手段は、前記クロック信号の周期に対応した期間にコンデンサに蓄積された電荷によって発生する電圧と前記複数の基準電圧とを比較することにより、前記クロック信号の周期を測定すること、
    を特徴とする半導体記憶装置。
  5. 前記電源電圧供給手段よりも所定の電圧だけ高い電源電圧を発生し、ワード線電位として前記記憶手段に供給するワード電位供給手段を更に有することを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
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