JPH0991960A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0991960A
JPH0991960A JP7246120A JP24612095A JPH0991960A JP H0991960 A JPH0991960 A JP H0991960A JP 7246120 A JP7246120 A JP 7246120A JP 24612095 A JP24612095 A JP 24612095A JP H0991960 A JPH0991960 A JP H0991960A
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JP
Japan
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voltage
power supply
supply voltage
internal power
signal
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JP7246120A
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Inventor
Takeshi Hamamoto
武史 濱本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された外部クロック信号の周波数に合せ
て内部電源電圧を調整することにより消費電力の低減可
能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 回路ブロック107が次クロック受付信
号を出力したタイミングと、実際に次の外部クロック信
号が入力されたタイミングとが位相比較器121で比較
され、前者が後者よりも遅い場合、位相比較器121か
らアップ信号が出力され、チャージポンプ123で調節
電圧Vctrlが昇圧される。逆に前者が後者よりも早
い場合、ダウン信号が出力され、チャージポンプ123
で調節電圧Vctrlが降圧される。降圧回路109で
調節電圧Vctrlを基準にして内部電源電圧intV
ccが生成され、それに基づいて回路ブロック107が
動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特に、内部電源電圧に基づいて動作し、クロック信
号に応答して外部に対してデータの入出力を行なう半導
体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来の半導体記憶装置150
0の構成を示す図である。
【0003】図16を参照して、従来の半導体記憶装置
1500は、デバイス外部から外部クロック信号が入力
されるクロック入力回路101と、デバイス外部から入
力データが入力される入力回路103と、デバイス外部
に出力データを出力する出力回路105と、クロック入
力回路101に入力された外部クロック信号に応答して
入力回路103により外部から入力データを受取り、出
力回路105により出力データを出力する回路ブロック
1001と、外部電源に接続され回路ブロック107を
動作させるための内部電源電圧を生成する降圧回路15
09とを含む。
【0004】降圧回路1509は、内部電源電圧を生成
するときの基準となる基準電圧Vrefを生成する基準
電圧生成回路1005と、外部電源電圧に基づいて内部
電源電圧を生成するPチャネルMOSトランジスタ(以
下、PMOSトランジスタと称する)からなる電源ドラ
イバ113と、内部電源電圧を一定の割合で分圧し、分
圧電圧Vdivを生成する分圧回路115と、基準電圧
Vrefと分圧電圧Vdivとを比較し、電源ドライバ
113のゲート電圧を出力および制御するコンパレータ
117とを含む。
【0005】分圧回路115は必要としない場合もあ
る。回路ブロック1001は、クロック入力回路101
と入力回路103と出力回路105と降圧回路1509
とに接続されている。降圧回路1509においては、基
準電圧生成回路1005と分圧回路115の出力端子が
コンパレータ117の2つの入力端子に接続され、コン
パレータ117の出力端子は電源ドライバ113のゲー
ト電極に接続されている。電源ドライバ113のソース
電極は外部電源に接続され、ドレイン電極は内部電源電
圧が生成されるノードAで分圧回路115の入力端子と
回路ブロック1001とに接続されている。
【0006】図16において、コンパレータ117は、
基準電圧Vref=分圧電圧Vdivとなるように、電
源ドライバ113であるPMOSトランジスタのゲート
電圧を制御する。電源ドライバ113が外部電源電圧e
xtVccに基づいてノードAに生成する内部電源電圧
intVccは、外部電源電圧extVccに関係なく
基準電圧生成回路1005から出力された基準電圧Vr
efに対して分圧回路115の特性で決まる一定の比例
関係を持った電圧に保持される。
【0007】図17は、内部電源電圧とアクセスタイム
および消費電力の一般的な関係を示す図である。
【0008】ここで、アクセスタイムとは、外部クロ
ックを受けてからデータ出力が完了するまでの時間、
データ入力を受けてからデータ出力が完了するまでの時
間、外部クロック信号を受けてからデータ入力が完了
するまでの時間のことをいう。また、ここでの消費電力
とは、クロック信号1サイクル当りの消費電力のことで
ある。
【0009】図17を参照して、内部電源電圧(int
Vcc)とアクセスタイムは反比例の関係に、内部電源
電圧と消費電力は比例の関係にある。さらに、半導体記
憶装置には安定して長期間動作することを保証するため
の内部電源電圧の動作上限電圧と動作下限電圧とが存在
する。従来の半導体記憶装置1500は、装置仕様の外
部クロック信号の周波数から要求されるアクセスタイム
A1(アクセスタイムと外部クロック信号の周波数とは
反比例する)を満足する内部電源電圧のレベルA2が設
定され、その電圧レベルを安定して保持するように降圧
回路1509が構成されていた。その結果、装置で消費
される消費電力はA3となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
半導体記憶装置の使用時には、装置仕様の外部クロック
信号の周波数と異なる周波数の外部クロック信号が装置
に与えられることもあるので、たとえば、与えられた外
部クロック信号の周波数から実際に要求されるアクセス
タイムはB1であるとすると、それに対応して必要とさ
れる内部電源電圧がB2であり、その際の消費電力はB
3である。
【0011】すなわち、従来の半導体記憶装置では、内
部電源電圧がA2に固定されているために、B3で十分
な消費電力を実際はA3も使用しており、(A3−B
3)の消費電力が無駄にされるという問題点があった。
【0012】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、実使用時の外部クロック信号の周
波数に合わせて内部電源電圧を調節することにより、消
費電力を低減することが可能な半導体記憶装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体記
憶装置は、内部電源電圧に基づいて動作し、クロック信
号に応答して、外部に対してデータの入出力を行なう内
部回路と、内部回路において、次のクロック信号の受付
が可能となるタイミングよりも、次のクロック信号の入
力のタイミングが遅いときは、外部電源電圧に基づいて
内部電源電圧を降圧して生成し、早いときは、外部電源
電圧に基づいて内部電源電圧を昇圧して生成する内部電
源電圧生成手段とを設けたものである。
【0014】請求項2に係る半導体記憶装置は、内部電
源電圧に基づいて動作し、クロック信号に応答して外部
に対してデータの入出力を行なう内部回路と、内部回路
において、次のクロック信号の受付が可能となったこと
を検知して、次クロック受付信号を出力する次クロック
受付信号出力手段と、次クロック受付信号の出力のタイ
ミングと、次のクロック信号の入力のタイミングとの差
を検出するタイミング差検出手段と、検出結果により、
次クロック受付信号の出力のタイミングよりも、次のク
ロック信号の実際の入力のタイミングが遅いときは、外
部電源電圧に基づいて内部電源電圧を降圧して生成し、
早いときは、内部電源電圧を昇圧して生成する内部電源
電圧生成手段とを設けたものである。
【0015】請求項3に係る半導体記憶装置は、内部電
源電圧に基づいて動作し、クロック信号に応答して、外
部に対してデータの入出力を行なう内部回路と、内部回
路において、次のクロック信号の受付が可能となったこ
とを検知して、次クロック受付信号を出力する次クロッ
ク受付信号出力手段と、次クロック受付信号の出力のタ
イミングと、次のクロック信号の入力のタイミングとの
差を検出するタイミング差検出手段と、検出結果によ
り、次クロック受付信号の出力のタイミングよりも、次
のクロックの実際の入力のタイミングが遅いときは、外
部電源電圧に基づいて調節電圧を降圧して生成し、早い
ときは、外部電源電圧に基づいて調節電圧を昇圧して生
成する調節電圧生成手段と、調節電圧を基準として、外
部電源電圧に基づいて内部電源電圧を生成する内部電源
電圧生成手段とを設けたものである。
【0016】請求項4に係る半導体記憶装置は、請求項
3の半導体記憶装置において、内部電源電圧生成手段
に、内部電源電圧に対応するフィードバック電圧と調節
電圧とを比較し、比較結果に基づいて制御電圧を出力す
る制御電圧出力手段と、制御電圧に応答して、外部電源
電圧に基づいて内部電源電圧を出力する内部電源電圧出
力手段とを設けたものである。
【0017】請求項5に係る半導体記憶装置は、請求項
4の半導体記憶装置において、内部電源電圧生成手段
に、内部電源電圧を分圧した分圧電圧を出力する分圧電
圧出力手段をさらに設けたものである。
【0018】請求項6に係る半導体記憶装置は、請求項
3から請求項5のいずれかの半導体記憶装置において、
タイミング差検出手段は、検出結果により、次クロック
受付信号の出力のタイミングよりも、次のクロックの入
力のタイミングが遅いときはダウン信号を活性化し、早
いときはアップ信号を活性化し、調節電圧生成手段は、
活性化されたダウン信号により調節電圧を降圧し、活性
化されたアップ信号により調節電圧を昇圧する。
【0019】請求項7に係る半導体記憶装置は、請求項
3から請求項6のいずれかの半導体記憶装置において、
調節電圧生成手段は、内部電源電圧に基づいて動作す
る。
【0020】請求項8に係る半導体記憶装置は、請求項
3から請求項7のいずれかの半導体記憶装置において、
半導体記憶装置は、安定して動作するための特定の下限
電圧を有し、内部電源電圧生成手段は、調節電圧が下限
電圧以下になると、下限電圧を基準として内部電源電圧
を生成する。
【0021】請求項9に係る半導体記憶装置は、請求項
3から請求項8のいずれかの半導体記憶装置において、
半導体記憶装置は、安定して動作するための特定の上限
電圧を有し、内部電源電圧生成手段は、調節電圧が上限
電圧以上になると、上限電圧を基準として内部電源電圧
を生成する。
【0022】請求項10に係る半導体記憶装置は、第1
の内部電源電圧に基づいて動作し、クロック信号に応答
して、外部に対してデータの入出力を行なう第1の内部
回路と、第2の内部電源電圧に基づいて動作し、クロッ
ク信号に応答して、外部に対してデータの入出力を行な
う第2の内部回路と、第1の内部回路において、次のク
ロック信号の受付が可能となるタイミングよりも、次の
クロック信号の実際の入力のタイミングが遅いときは、
外部電源電圧に基づいて内部電源電圧を降圧して生成
し、早いときは、外部電源電圧に基づいて内部電源電圧
を昇圧して生成する第1の内部電源電圧生成手段と、外
部電源電圧に基づいて第2の内部電源電圧を生成する第
2の内部電源電圧生成手段とを設けたものである。
【0023】請求項11に係る半導体記憶装置は、内部
電源電圧に基づいて動作し、クロック信号に応答して、
外部に対してデータの入出力を行なう内部回路と、外部
から入力された入力信号に応答して、内部電源電圧を設
定するための電圧データを生成し出力する電圧データ出
力手段と、出力された電圧データをもとに、外部電源電
圧に基づいて調節電圧を生成する調節電圧生成手段と、
調節電圧を基準として、外部電源電圧に基づいて内部電
源電圧を設定し生成する内部電源電圧生成手段とを設け
たものである。
【0024】請求項12に係る半導体記憶装置は、請求
項3から請求項6のいずれかの半導体記憶装置におい
て、調節電圧生成手段に、アップ信号に応答してカウン
トをアップし、ダウン信号に応じてカウントをダウン
し、カウントの値をもとに調節電圧を設定するためのデ
ジタルの電圧データを生成するカウンタと、出力された
デジタルの電圧データに基づいてアナログの調節電圧を
出力するD/Aコンバータと、を設けたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0026】(1) 実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1による半導体記憶装置1
00の構成を示す図である。
【0027】図1を参照して、半導体記憶装置100
は、デバイス外部から外部クロック信号が入力されるク
ロック入力回路101と、デバイス外部から入力データ
が入力される入力回路103と、デバイス外部に出力デ
ータを出力する出力回路105と、クロック入力回路1
01に入力された外部クロック信号に応答して入力回路
103から入力データを受取り出力回路105へ出力デ
ータを出力する回路ブロック107と、回路ブロック1
07において次の外部クロック信号の受付が可能となっ
たことを検知して次クロック受付信号を出力する次クロ
ック受付信号出力手段108と、外部電源電圧に基づい
て回路ブロック107を動作させるための内部電源電圧
を生成する降圧回路109と、内部電源電圧intVc
cの設定の基準となる調節電圧Vctrlを生成する調
節電圧生成回路111とを含む。
【0028】調節電圧生成回路111は、次クロック受
付信号の出力のタイミングと外部次クロック信号(実際
には、その外部クロック信号に基づいて生成された内部
クロック信号)の入力のタイミングとを比較し、その差
を検出しアップ信号(Up)またはダウン(Down)
を出力する位相比較器121と、位相比較器121から
アップ信号を受けると調節電圧Vctrlを充電し、ダ
ウン信号を受けると調節電圧Vctrlを放電するチャ
ージポンプ123とを含む。
【0029】図2は、図1のチャージポンプ123の一
例を示す回路図である。図2を参照して、チャージポン
プ123は、PMOSトランジスタ201とNチャネル
MOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと称
す)203と、インバータ205とを含む。
【0030】PMOSトランジスタ201のソース電極
には外部電源が接続され、ゲート電極にはアップ信号が
インバータ205を介して印加されている。一方、NM
OSトランジスタ203のソース電極にはGNDが接続
され、ゲート電極にはダウン信号が印加されている。P
MOSトランジスタ201のドレイン電極とNMOSト
ランジスタ203のドレイン電極とはノードCで接続さ
れ、アップ信号の反転信号を受けることによってPMO
Sトランジスタ201がオンし、ノードCに生成される
調節電圧Vctrlが外部電源から充電され、ダウン信
号を受けることによってNMOSトランジスタ203が
オンし、調節電圧VctrlがGNDへ放電される。
【0031】クロック入力回路101の出力は回路ブロ
ック107と位相比較器121とに接続されている。入
力回路103と出力回路105とは回路ブロック107
に接続されている。回路ブロック107は、さらに、降
圧回路109内の内部電源電圧intVccが生成され
るノードAと、次クロック受付信号出力回路108とに
接続されている。次クロック受付信号出力回路108は
位相比較器121の入力端子に接続されている。
【0032】降圧回路109内の構成および接続関係
は、図16に示した従来の半導体記憶装置1500にお
ける構成および接続関係と同様であり、電源ドライバ1
13のソース電極は外部電源に接続され、ドレイン電極
は内部電源電圧intVccが生成されるノードAに接
続され、ゲート電極はコンパレータ117の出力端子に
接続されている。また、分圧回路115の入力端子はノ
ードAに接続され、出力端子はコンパレータ117の一
方の入力端子に接続されている。コンパレータ117の
他方の入力端子は調節電圧回路111内の調節電圧Vc
trlが生成されるノードBに接続されている。
【0033】調節電圧生成回路111において、位相比
較器121のアップ信号を出力する出力端子およびダウ
ン信号を出力する出力端子はチャージポンプ123に接
続されている。チャージポンプ123は外部電源とGN
D(グランド)に接続され、出力端子は抵抗Rを介して
ノードBに接続されている。ノードBはコンデンサC′
を介してGNDに接続されている。
【0034】降圧回路109および調節電圧生成回路1
11の動作について述べる。分圧回路115は、ノード
Aに生成された内部電源電圧intVccを一定割合で
分圧し、分圧電圧Vdivを生成する。ノードBに生成
された調節電圧Vctrlと分圧電圧Vdivはコンパ
レータ117で比較され、Vctrl=Vdivとなる
ように電源ドライバ(通常、PMOSトランジスタが使
用される)のゲート電圧Vdriveが制御される。こ
こで、調節電圧生成回路111においては、次クロック
受付信号出力回路108から出力された次クロック受付
信号の出力のタイミングと、次の外部クロック信号が実
際に入力され、それに基づいて生成された内部クロック
信号の入力のタイミングの差とが、位相比較器121
で、これら2つの信号の位相を比較することにより検出
され、次クロック受付信号の出力のタイミング(位相)
の方が遅れている場合はアップ信号が、進んでいる場合
はダウン信号が出力される。チャージポンプ123はア
ップ信号を受けて調節電圧Vctrlを充電し、ダウン
信号を受けて調節電圧Vctrlを放電する。
【0035】外部クロックの具体例としてチップセレク
ト信号/CSを利用することができる。
【0036】図3は、本発明の半導体記憶装置における
チップセレクト信号/CSと次クロック受付信号のタイ
ミングチャートである。
【0037】チップセレクト信号/CSが“H(論理ハ
イ)”レベルになって入力が終了し、時刻t0 に次クロ
ック受付信号が“H”レベルになって次クロックの受付
が開始される。そして、時刻t1 にチップセレクト信号
/CSが“L(論理ロー)”レベルになって入力される
とそれが次クロックとして受付けられる。
【0038】このとき、図3では、時刻t0 <t1 であ
るから内部電源電圧は下げられる。もし、時刻t0 >t
1 であれば内部電源電圧は上げられる。
【0039】その結果、時刻はt0 =t1 に近づく。他
の実施例についてもチップセレクト信号を外部クロック
として利用することができる。
【0040】したがって、以上の動作により、次の外部
クロック信号の実際の入力のタイミング(位相)に対し
て回路ブロック107の次クロック受付信号の出力のタ
イミング(位相)が遅れている場合には、調節電圧生成
回路111で調節電圧Vctrlが昇圧されて内部電源
電圧が高められ、アクセスタイムがより短くなり、回路
ブロック107は外部クロック信号の周波数に合せてス
ムーズに動作することが可能となる。逆に、次の外部ク
ロック信号の入力のタイミング(位相)に対して回路ブ
ロック107の次クロック受付信号の出力のタイミング
(位相)が進んでいる場合には、調節電圧生成回路11
1で調節電圧Vctrlが降圧されて内部電源電圧が低
められ、アクセスタイムが長くなり、回路ブロック10
7は外部クロック信号の周波数に合せて動作することが
可能となる。
【0041】すなわち、以上の回路構成により、内部電
源電圧レベルを外部クロック信号の周波数(入力のタイ
ミング)に応じて最適な値に持っていくことができる。
よって、次の外部クロック信号の入力のタイミング(位
相)に対して次クロック受付信号の出力のタイミング
(位相)が進んでいる場合には、内部電源電圧を下げる
ことによって消費電力(もしくは消費電流)を低く抑え
ることが可能な半導体記憶装置を提供することができ
る。
【0042】(2) 実施の形態2 図4は、本発明の実施の形態2による半導体記憶装置3
00の構成を示す図である。
【0043】図4を参照して、半導体記憶装置300
は、図1の半導体記憶装置100と同様の構成を有す
る。
【0044】ただし、接続関係については、チャージポ
ンプ123が、図1の半導体記憶装置100においては
外部電源に接続されていたが、図4の半導体記憶装置3
00においては内部電源電圧intVccが生成される
ノードAに接続されている。それ以外の接続関係は図1
の半導体記憶装置100と同様である。
【0045】これによって、外部電源電圧が変動しても
チャージポンプ123が出力する調節電圧Vctrlは
変動しにくく、より安定した調節電圧生成回路の特性を
得ることができる。
【0046】(3) 実施の形態3 図5は、本発明の実施の形態3による半導体記憶装置4
00の構成を示す図である。
【0047】図5を参照して、半導体記憶装置400
は、図1の半導体記憶装置100と同様の構成に加え
て、さらに、下限電位生成回路401を含む。そして、
コンバータ117が電圧マージコンパレータ417で構
成されている。
【0048】図6は、図5の電圧マージコンパレータ4
17の一例を示す回路図である。図6を参照して、電圧
マージコンパレータ417は、2つの差動増幅回路50
1,503を含む。
【0049】差動増幅回路501において、調節電圧V
ctrlと半導体記憶装置400の安定した動作を保証
する調節電圧の下限電圧VlimLとが比較され、高い
方の電圧が出力電圧Vmargeとして出力される。出
力電圧Vmargeは、差動増幅回路503において分
圧電圧Vdivと比較され、その出力は電源ドライブ1
13に印加されるゲート電圧Vdriveとして出力さ
れる。
【0050】これによって、外部クロック信号の周波数
が極端に低くなり(外部クロック信号の入力のタイミン
グが極端に遅くなり)、内部電源電圧が下がっても、安
定した回路動作を保証する下限電圧によって規定される
内部電源電圧以下にはならないため、外部クロック信号
の周波数にかかわらず安定な回路動作が得られる。した
がって、図17に示した動作下限電圧を保証することが
可能な半導体記憶装置を提供することができる。
【0051】外部クロック信号の周波数が極端に高くな
り、内部電源電圧が上がっても安定な回路動作を保証す
る上限電圧によって規定される内部電源電圧以上になら
ないように、調節電圧Vctrlと上限電圧VlemH
とを比較して低い方の電圧が分圧電圧Vdivと比較さ
れ、その出力は電源ドライバ113のゲート電圧Vdr
iveとして出力されるようにすることで、常に動作上
限電圧を保証することが可能な半導体記憶装置を提供す
ることができる。
【0052】(4) 実施の形態4 図7は、本発明の実施の形態4による半導体記憶装置6
00の構成を示す図である。
【0053】図7を参照して、半導体記憶装置600
は、図1の半導体記憶装置100の構成に加えて、さら
に、調節電圧Vctrlが回路の安定動作を保証する上
限電圧以上になるのを防ぐ上限電圧リミッタ601と、
調節電圧Vctrlが回路の安定動作を保証する下限電
圧以下になるのを防ぐ下限電圧リミッタ603とを含
む。上限電圧ミリッタ601と下限電圧リミッタ603
とは調節電圧Vctrlが生成されるノードBに接続さ
れたノードB′に接続されている。
【0054】図8は、図7の上限電圧リミッタ601お
よび下限電圧リミッタ603の一例を示す回路図であ
る。
【0055】図8を参照して、上限電圧リミッタ601
は、上限リミットトランジスタ(PMOSトランジス
タ)701と、調節電圧Vctrlの上限電圧Vctr
lHより上限リミットトランジスタ701のしきい値電
圧Vthだけ低い電圧、すなわち(VctrlH−Vt
h)を生成する上限電圧生成回路703とを含む。下限
電圧リミッタ603は、下限リミットトランジスタ(N
MOSトランジスタ)705と、調節電圧Vctrlの
下限電圧VctrlLより下限リミットトランジスタ7
05のしきい値電圧Vthだけ高い電圧を生成する下限
電圧生成回路707とを含む。
【0056】上限電圧生成回路703は,外部電源とG
NDとに接続され、その出力端子が上限リミットトラン
ジスタ701のゲート電極に接続されている。上限リミ
ットトランジスタ701のソース電極は調節電圧Vct
rlが生成されるノードB′に接続され、ドレイン電極
はGNDに接続されている。
【0057】下限電圧生成回路707は、外部電源とG
NDとに接続され、その出力端子が下限リミットトラン
ジスタ705のゲート電極に接続されている。下限リミ
ットトランジスタ705のドレイン電極は外部電源に接
続され、ソース電極は調節電圧Vctrlが生成される
ノードB′に接続されている。
【0058】調節電圧Vctrlが上限電圧Vctrl
Hより高くなると上限リミットトランジスタ703によ
って放電され、調節電圧Vctrlは上限電圧Vctr
lHを保つ。調節電圧Vctrlが下限電圧Vctrl
Lより低くなると下限リミットトランジスタ705によ
って充電され、調節電圧Vctrlは下限電圧Vctr
lLを保つ。したがって、上限電圧リミッタ601と下
限電圧リミッタ603とにより調節電圧Vctrlが制
限され、図17に示した動作上限電圧および動作下限電
圧がともに保証され、安定した動作が保証される範囲内
でデバイスは動作することが可能となる。
【0059】本実施の形態では上限電圧と下限電圧とを
ともに保証しているが、上限電圧リミッタまたは下限電
圧リミッタのいずれか一方のみを設け、上限電圧と下限
電圧のいずれか一方のみを保証するようにしてもよい。
【0060】(5) 実施の形態5 図9は、本発明の実施の形態5による半導体記憶装置8
00の構成を示す図である。
【0061】図9を参照して、半導体記憶装置800
は、図1の半導体記憶装置100の構成に加えて、さら
に、調節電圧の上限電圧VctrlHを生成する上限電
圧生成回路801と、調節電圧の下限電圧VctrlL
を生成する下限電圧生成回路803と、調節電圧の上限
電圧VctrlHと調節電圧Vctrlとを比較し、調
節電圧Vctrlが上限電圧VctrlH以上になると
上限検知信号を出力する上限電圧ディテクタ805と、
調節電圧の下限電圧VctrlLと調節電圧Vctrl
とを比較し、調節電圧Vctrlが下限電圧Vctrl
L以下になると下限検知信号を出力する下限電圧ディテ
クタ807と、調節電圧を下限電圧VctrlL以上、
上限電圧VctrlH以下に保持する電圧保持回路80
9とを含む。
【0062】図10は、図9の電圧保持回路809の一
例を示す回路図である。図10を参照して、電圧保持回
路809は、上限ラッチ901と、下限ラッチ903
と、PMOSトランジスタ905,909と、NMOS
トランジスタ907,911と、ORゲート913とを
含む。
【0063】上限ラッチ901のリセット(Rese
t)入力端子からはダウン信号が入力され、セット(S
et)入力端子からは上限検知信号が入力される。さら
にもう1つの入力端子からはパワーオン遅延信号が入力
される。上限ラッチ901の出力端子/D(以下、Dバ
ーを/Dと表わす)は、PMOSトランジスタ905の
ゲート電極に接続され、もう一方の出力端子DはNMO
Sトランジスタ907のゲート電極とORゲート913
の2つの入力端子のうちの一方の入力端子とに接続され
ている。PMOSトランジスタ905のソース電極とN
MOSトランジスタ907のドレイン電極との接続ノー
ドEは上限電圧VctrlHが印加され、PMOSトラ
ンジスタ905のドレイン電極とNMOSトランジスタ
907のソース電極はノードBで接続され、調節電圧V
ctrlが生成される。
【0064】下限ラッチ903のリセット(Rese
t)入力端子からはアップ信号が入力され、セット(S
et)入力端子からは下限検知信号が入力される。下限
ラッチ903の出力端子/DはPMOSトランジスタ9
09のゲート電極に接続され、もう一方の出力端子Dは
NMOSトランジスタ911のゲート電極とORゲート
913の2つの入力端子のうちのもう一方の入力端子と
に接続されている。
【0065】PMOSトランジスタ909のドレイン電
極とNMOSトランジスタ911のソース電極との接続
ノードFは下限電圧VctrlLが印加され、PMOS
トランジスタ909のソース電極とNMOSトランジス
タ911のドレイン電極とはノードBでそれぞれ接続さ
れ、調節電圧Vctrlが出力される。
【0066】上限ラッチ901の出力端子Dと下限ラッ
チ903の出力端子Dとに接続されたORゲート913
からはチャージポンプ123へポンプオフ信号が出力さ
れる。
【0067】図9の半導体記憶装置800は、図1の半
導体記憶装置100と同様の接続関係を有し、さらに、
上限電圧生成回路801の出力端子は、上限電圧ディテ
クタ805の入力端子と電圧保持回路809内のノード
Eとに接続されている。下限電圧生成回路803の出力
端子は、下限電圧ディテクタの入力端子と電圧保持回路
809内のノードFとに接続されている。
【0068】上限電圧ディテクタ805および下限電圧
ディテクタ807のもう一方の入力端子は、ともに調節
電圧Vctrlが生成されるノードBに接続され、ま
た、それぞれの出力端子は、電圧保持回路809内の上
限ラッチ901のセット(Set)入力端子および下限
ラッチ903のセット(Set)入力端子に接続されて
いる。
【0069】位相比較器121の2つの出力端子のう
ち、ダウン信号が出力される出力端子は電圧保持回路8
09内の上限ラッチ901のリセット(Reset)入
力端子に接続され、アップ信号が出力される出力端子は
電圧保持回路809内の下限ラッチ903のリセット
(Reset)入力端子に接続されている。
【0070】入力される外部クロック信号の周波数が低
くなると、調節電圧Vctrlが低下し、下限電圧以下
になると下限電圧ディテクタ807が調節電圧Vctr
lが下限電圧VctrlL以下であることを検知し、下
限検知信号を出力する。電圧保持回路809は、下限検
知信号を受けて下限ラッチ903をセットし、下限電圧
VctrlLを調節電圧Vctrlとして出力する。ま
た、ポンプオフ信号を出力し、チャージポンプ123を
停止させる。
【0071】以上の動作で、電圧保持回路809は下限
電圧VctrlLを保持する。その後、外部クロック信
号の周波数が上がり、位相比較器121がアップ信号を
出力すると、電圧保持回路809の下限ラッチ903が
リセットされ、下限電圧VctrlLと調節電圧Vct
rlとが電気的に切り離されるとともに、ポンプオフ信
号が解除され、チャージポンプ123が動作を再開す
る。
【0072】一方、入力される外部クロック信号の周波
数が低くなると、調節電圧Vctrlが上昇し、上限電
圧以上になると上限電圧ディテクタ805が調節電圧V
ctrlが上限電圧VctrlH以上であることを検知
し、上限検知信号を出力する。電圧保持回路809は、
上限検知信号を受けて上限ラッチ901をセットし、上
限電圧VctrlHを調節電圧Vctrlとして出力す
る。またポンプオフ信号を出力し、チャージポンプ12
3を停止させる。
【0073】以上の動作で、電圧保持回路809は上限
電圧VctrlHを保持する。その後、外部クロック信
号の周波数が下がり、位相比較器121がダウン信号を
出力すると電圧保持回路809の上限ラッチ901がリ
セットされ、上限電圧VctrlHと調節電圧Vctr
lとが電気的に切り離されるとともに、ポンプオフ信号
が解除され、チャージポンプ123が動作を再開する。
【0074】電圧保持回路809の上限ラッチ901に
は、デバイスの電源投入時、もしくは外部のデバイスリ
セット端子によるデバイスリセット時に、パワーオン遅
延信号が入力される。このパワーオン遅延信号を受け
て、上限ラッチ901はセットされ、上限電圧Vctr
lHを調節電圧Vctrlとして出力する。この動作に
よって、電源投入時あるいはリセット時は、デバイスの
内部電源電圧intVccは上限電圧VctrlHによ
って動作上限電圧に設定され、電源投入時およびリセッ
ト直後に、デバイスの保証する最高周波数の外部クロッ
ク信号が入力されたとしても、デバイスはそれに追随し
て動作することが可能である。
【0075】(6) 実施の形態6 図11は、本発明の実施の形態6による半導体記憶装置
1000の構成を示す図である。
【0076】図11を参照して、半導体記憶装置100
0は、図1の半導体記憶装置100の構成に加えて、さ
らに、もう1つの回路ブロック1001と、それに対応
する降圧回路1003とを含む。
【0077】降圧回路1003は、基準電圧Vrefを
生成する基準電圧生成回路1005と、コンパレータ1
013と、分圧回路1015と、電源ドライバ1017
とを含む。
【0078】降圧回路1003において、コンパレータ
1013は、一方の入力端子が基準電圧生成回路100
5に接続されている。電源ドライバ1017は、ソース
電極が外部電源に接続され、ドレイン電極が内部電源電
圧intVccが生成されるノードA′に接続され、ゲ
ート電極はコンパレータ1013の出力端子に接続され
ている。ノードA′は分圧回路1015の入力端子と回
路ブロック1001とに接続されている。
【0079】回路ブロック107、降圧回路109およ
び調整電圧生成回路111の動作は、実施の形態1〜実
施の形態5に述べた回路ブロック107、降圧回路10
9および調整電圧生成回路111の動作にそれぞれ準ず
る。回路ブロック1001および降圧回路1003の動
作は、図16に示した従来の半導体記憶装置1500に
おける回路ブロック1001および降圧回路1003の
動作に準ずる。
【0080】ここで、回路ブロック107は、デバイス
のアクセスタイムを決める、サイクルタイムに依存して
消費電力が変化するブロックであり、回路ブロック10
01は、デバイスのアクセスタイムを左右しない回路ブ
ロックである。したがって、ノードAに生成される内部
電源電圧intVcc1は、回路ブロック107に入力
される外部クロック信号の周波数に応じて変動し、ノー
ドA′に生成される内部電源電圧intVcc2は,回
路ブロック1001に入力される外部クロック信号の周
波数にかかわらず一定の電圧に保たれる。
【0081】これにより、サイクルタイムに依存して消
費電力が変化するブロックの内部電源電圧のみを変動さ
せ、サイクルタイムに依存して消費電力が変化しないブ
ロックの内部電源電圧を低いレベルに保つことによっ
て、さらに低消費電力化を実現することが可能となる。
【0082】(7) 実施の形態7 図12は、本発明の実施の形態7による半導体記憶装置
1100の構成を示す図である。
【0083】図12を参照して、半導体記憶装置110
0は、デバイス外部から外部クロック信号が入力される
クロック入力回路101と、デバイス外部から入力デー
タが入力される入力回路103と、デバイス外部に出力
データを出力する出力回路105と、電圧レジスタ11
01と、調節電圧Vctrlを生成する調節電圧生成回
路1103と、外部電源電圧extVccに基づいて内
部電源電圧intVccを生成する降圧回路1105
と、クロック入力回路101に入力された外部クロック
信号に応答して入力回路103から入力データを受取り
出力回路105へ出力データを出力する回路ブロック1
107とを含む。電圧レジスタ1101の出力端子は調
節電圧生成回路1103の入力端子に接続され、調節電
圧生成回路1103の出力端子は外部電源に接続された
降圧回路1105に接続され、降圧回路1105の出力
端子は回路ブロック1107に接続されている。クロッ
ク入力回路101の出力端子と、入力回路103と、出
力回路105とは回路ブロック1107に接続されてい
る。
【0084】入力ピンなどのデバイス外部に設けられた
入力端子により、電圧レジスタ1101に電圧データが
入力される。入力された電圧データにより、調節電圧生
成回路1103で外部電源電圧extVccに基づいて
調節電圧Vctrlが生成され、この調節電圧Vctr
lを基準として、降圧回路1105は外部電源電圧ex
tVccに基づいて内部電源電圧intVccを生成
し、回路ブロック1107に出力する。ここで、調節電
圧生成回路1103および降圧回路1105は、図1等
に示した調節電圧生成回路111および降圧回路109
と同様の構成・接続関係をそれぞれ有し、動作する。回
路ブロック1107は、この内部電源電圧intVcc
に基づいて動作する。
【0085】したがって、デバイスに入力される外部ク
ロック信号の周波数に応じて(入力のタイミングに合せ
て)電圧データを入力することにより内部電源電圧が最
適な値に変動し、消費電力の低減を実現することが可能
となる。
【0086】図13は、図11の調節電圧生成回路11
03の一例を示す回路図である。図13を参照して、調
節電圧生成回路1103が、NMOSトランジスタ12
01,1203,1205,1207,1209,12
11と、抵抗R2,R3とを含む。
【0087】NMOSトランジスタ1201のドレイン
電極は接続ノードaで外部電源に接続された抵抗R2に
接続されている。NMOSトランジスタ1203のドレ
イン電極はノードbでNMOSトランジスタ1201の
ソース電極に接続されている。NMOSトランジスタ1
205のドレイン電極はノードcでNMOSトランジス
タ1203のソース電極に接続され、ソース電極はノー
ドdでGNDに接続された抵抗R3に接続されている。
NMOSトランジスタ1207のドレイン電極およびゲ
ート電極はノードaに接続されている。NMOSトラン
ジスタ1209のドレイン電極はNMOSトランジスタ
1207のソース電極に接続され、ゲート電極はノード
bに接続されている。NMOSトランジスタ211のド
レイン電極はNMOSトランジスタ1209のソース電
極に接続され、ゲート電極はノードcに接続され、ドレ
イン電極はノードdに接続されている。
【0088】NMOSトランジスタ1201のゲート電
極には電圧データD1が印加され、NMOSトランジス
タ1203のゲート電極には電圧データD2が印加さ
れ、NMOSトランジスタ1205のゲート電極には電
圧データD3が印加され、これにより、ノードaから調
節電圧Vctrlが生成される。
【0089】したがって、電圧データに応じた調節電圧
Vctrlの生成が可能である。なお、この調節電圧生
成回路は後述の実施の形態9においても使用可能であ
る。
【0090】(8) 実施の形態8 図14は、本発明の実施の形態8による半導体記憶装置
1300の構成を示す図である。
【0091】図14を参照して、半導体記憶装置130
0は、デバイス外部から外部クロック信号が入力される
クロック入力回路101と、デバイス外部から入力デー
タが入力される入力回路103と、デバイス外部に出力
データを出力する出力回路105と、クロック入力回路
101に入力された外部クロック信号に応答して入力回
路103から入力データを受取り出力回路105へ出力
データを出力する回路ブロック107と、外部電源電圧
extVccに基づいて調節電圧を基準として内部電源
電圧intVccを生成する降圧回路1301と、外部
電源電圧extVccに基づいて調節電圧の上限電圧V
ctrlH,調節電圧の下限電圧VctrlL,Vct
rlHとVctrlLの中間の電圧VctrlMのそれ
ぞれもととなる基準電圧VrefH,VrefL,Vr
efMを生成する基準電圧生成回路1303とを含む。
ここで、図14においては3つの基準電圧VrefH,
VrefL,VrefMのみが示されているが、さらに
複数の他の基準電圧を生成しそれらの中から入力信号に
より適当な電圧を選択できるようにすることも可能であ
る。
【0092】降圧回路1301は、電源ドライバ(通
常、PMOSトランジスタ)113と、内部電源電圧i
ntVccを分圧し分圧電圧Vdivを生成する分圧回
路115と、基準電圧と分圧電圧Vdivとを比較し電
源ドライバ113を制御するマージコンパレータ130
5とを含む。
【0093】回路ブロック107は、内部電源電圧in
tVccが生成されるノードAで、降圧回路1301に
接続されている。基準電圧生成回路1303は、外部電
源とGNDとに接続され、スイッチSW1,SW1′、
SW2,SW2′等を介して降圧回路1301内の電圧
マージコンパレータ1305の3つの−入力端子に接続
されている。
【0094】降圧回路1301においては、電源ドライ
バ113のソース電極が外部電源に接続され、ドレイン
電極が内部電源電圧intVccが生成されるノードA
で分圧回路115の入力端子に接続され、ゲート電極が
電圧マージコンパレータ1305の出力端子に接続され
ている。分圧回路115の出力端子は電圧マージコンパ
レータ1305の+入力端子に接続されている。
【0095】予め基準電圧生成回路1303で基準電圧
VrefH,VrefM,VrefL等の複数の基準電
圧を生成しておき、それらのうちのいくつかを(図13
の例ではVrefH,VrefM,VrefLの3つ
を)電圧マージコンパレータ1305に入力し、そのう
ち最も高い電圧を持つ基準電圧と分圧電圧Vdivとを
比較し、電源ドライバ113のゲート電圧を制御する。
したがって、電圧データはスイッチSW1,SW1′,
SW2,SW2′等の各々をオン・オフする入力信号
A,/A,B,/B等の信号に対応する。
【0096】したがって、デバイスに入力される外部ク
ロック信号の周波数に応じた電圧データが入力されるの
で、内部電源電圧が最適な値に変動し、消費電力の低減
を実現することが可能となる。
【0097】さらに、このような構成により、デジタル
の電圧データの変動をアナログの電圧に出力する際、滑
らかな電圧変動が期待できる。
【0098】なお、この回路は後述の実施の形態9にお
いても使用可能である。 (9) 実施の形態9 図15は、本発明の実施の形態9による半導体記憶装置
1400の構成を示す図である。
【0099】図15を参照して、半導体記憶装置140
0は、図1の半導体記憶装置100の場合と同様に、ク
ロック入力回路101と入力回路103と出力回路10
5と回路ブロック107と調節電圧生成回路1401と
降圧回路109とを含む。
【0100】調節電圧生成回路1401は、位相比較器
121と、アップ信号またはダウン信号をカウントする
カウンタ(またはシフトレジスタ)1403と、カウン
タ1403から出力されたデジタルの電圧データをアナ
ログの電圧データに変換するD/Aコンバータ1405
とを含む。
【0101】調節電圧生成回路1401において、位相
比較器121のアップ信号およびダウン信号をそれぞれ
出力する2つの出力端子は、カウント1403の入力端
子に接続され、カウンタ1403の出力端子は、D/A
コンバータ1405の入力端子に接続されている。D/
Aコンバータ1401の出力端子は、調節電圧Vctr
lが生成されるノードBに接続されている。
【0102】その他の各回路については、図1と同様の
接続関係を有する。動作についても半導体記憶装置10
0の場合と同様であり、位相比較器121が出力したア
ップ信号を受けるとカウンタ1403がカウントの値を
アップし、ダウン信号を受けるとカウントの値をダウン
する。そしてカウントの値を電圧データとして、あるい
は適当な電圧データに変換して、D/Aコンバータに出
力する。D/Aコンバータ1405は、カウンタ140
3からデジタルの電圧データを受けて、それをもとにア
ナログの調節電圧VctrlをノードBに出力する。そ
して、降圧回路109は、調節電圧Vctrlを基準と
して、外部電源電圧extVccに基づいて内部電源電
圧intVccをノードAに出力する。
【0103】以上の動作により、入力された外部クロッ
ク信号に対して次クロック受付信号の出力が遅れている
場合には、調節電圧Vctrlが昇圧されて内部電源電
圧が昇圧され、アクセスタイムがより短くなり、回路ブ
ロック107は外部クロック信号の周波数に追随して動
作することが可能となる。逆に、入力された外部クロッ
ク信号に対して次クロック受付信号が進んでいる場合に
は、調節電圧Vctrlが降圧されて内部電源電圧が降
圧され、アクセスタイムが長くなり、回路ブロック10
7は外部クロック信号の周波数に合わせて動作すること
が可能となる。したがって、内部電源電圧のレベルを入
力される外部クロック信号の周波数に応じて最適な値に
変動させることができ、特に、入力された外部クロック
信号に対して次クロック受付信号が進んでいる場合に
は、内部電源電圧を必要最小限の電圧まで降圧すること
によって消費電力(もしくは消費電流)を低減すること
が可能な半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施の形態1による半導体
記憶装置100の構成を示す図である。
【図2】 図1のチャージポンプ123の一例を示す回
路図である。
【図3】 本発明の半導体記憶装置におけるチップセレ
クト信号/CSと次クロック受付信号とのタイミングチ
ャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2による半導体記憶装置
300の構成を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態3による半導体記憶装置
400の構成を示す図である。
【図6】 図5の電圧マージコンパレータ417の一例
を示す回路図である。
【図7】 本発明の実施の形態4にある半導体記憶装置
600の構成を示す図である。
【図8】 図7の上限電圧リミッタ601および下限電
圧リミッタ603の一例を示す回路図である。
【図9】 本発明の実施の形態5による半導体記憶装置
800の構成を示す図である。
【図10】 図9の電圧保持回路809の一例を示す回
路図である。
【図11】 本発明の実施の形態6による半導体記憶装
置1000の構成を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態7による半導体記憶装
置1100の構成を示す図である。
【図13】 図12の基準電圧生成回路1103の一例
を示す回路図である。
【図14】 本発明の実施の形態8による半導体記憶装
置1300の構成を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態9による半導体記憶装
置1400の構成を示す図である。
【図16】 従来の半導体記憶装置1500の構成を示
す図である。
【図17】 内部電源電圧とアクセスタイムおよび消費
電力の一般的な関係を示す図である。
【符号の説明】
100,300,400,600,800,1000,
1100,1300,1400 半導体記憶装置、10
7,1001,1107 回路ブロック、108 次ク
ロック受付信号出力回路、109 降圧回路、111,
1401 調節電圧生成回路、115 分圧回路、11
7 コンパレータ、121 位相比較器、123 チャ
ージポンプ、401 下限電圧生成回路、417,13
05 電圧マージコンパレータ、601 上限電圧リミ
ッタ、603 下限電圧リミッタ、801 上限電圧生
成回路、803 下限電圧生成回路、805 上限電圧
ディテクタ、807 下限電圧ディテクタ、1101
電圧レジスタ、1401D/Aコンバータ、1403
カウンタ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電源電圧に基づいて動作し、クロッ
    ク信号に応答して、外部に対してデータの入出力を行な
    う内部回路と、 前記内部回路において、次のクロック信号の受付が可能
    となるタイミングよりも、次のクロック信号の入力のタ
    イミングが遅いときは、外部電源電圧に基づいて内部電
    源電圧を降圧して生成し、早いときは、外部電源電圧に
    基づいて前記内部電源電圧を昇圧して生成する内部電源
    電圧生成手段と、 を備えた半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 内部電源電圧に基づいて動作し、クロッ
    ク信号に応答して、外部に対してデータの入出力を行な
    う内部回路と、 前記内部回路において、次のクロック信号の受付が可能
    となったことを検知して、次クロック受付信号を出力す
    る次クロック受付信号出力手段と、 前記次クロック受付信号の出力のタイミングと、次のク
    ロック信号の入力のタイミングとの差を検出するタイミ
    ング差検出手段と、 前記検出結果により、前記次クロック受付信号の出力の
    タイミングよりも、次のクロック信号の入力のタイミン
    グが遅いときは、外部電源電圧に基づいて前記内部電源
    電圧を降圧して生成し、早いときは、外部電源電圧に基
    づいて前記内部電源電圧を昇圧して生成する内部電源電
    圧生成手段と、を備えた半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 内部電源電圧に基づいて動作し、クロッ
    ク信号に応答して、外部に対してデータの入出力を行な
    う内部回路と、 前記内部回路において、次のクロック信号の受付が可能
    となったことを検知して、次クロック受付信号を出力す
    る次クロック受付信号出力手段と、 前記次クロック受付信号の出力のタイミングと、次のク
    ロック信号の入力のタイミングとの差を検出するタイミ
    ング差検出手段と、 前記検出結果により、前記次クロック受付信号の出力の
    タイミングよりも、次のクロックの実際の入力のタイミ
    ングが遅いときは、外部電源電圧に基づいて調節電圧を
    降圧して生成し、早いときは、外部電源電圧に基づいて
    前記調節電圧を昇圧して生成する調節電圧生成手段と、 前記調節電圧を基準として、外部電源電圧に基づいて前
    記内部電源電圧を生成する内部電源電圧生成手段と、を
    備えた半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記内部電源電圧生成手段は、 前記内部電源電圧に対応するフィードバック電圧と前記
    調節電圧とを比較し、前記比較結果に基づいて制御電圧
    を出力する制御電圧出力手段と、 前記制御電圧に応答して、外部電源電圧に基づいて前記
    内部電源電圧を出力する内部電源電圧出力手段と、を備
    えた、請求項1または請求項3に記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記内部電源電圧生成手段は、 前記内部電源電圧を分圧した分圧電圧を出力する分圧電
    圧出力手段をさらに備えた、請求項1または請求項4に
    記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング差検出手段は、 前記検出結果により、前記次クロック受付信号の出力の
    タイミングよりも、次のクロックの入力のタイミングが
    遅いときはダウン信号を活性化し、早いときはアップ信
    号を活性化し、 前記調節電圧生成手段は、 活性化された前記ダウン信号により前記調節電圧を降圧
    し、活性化された前記アップ信号により前記調節電圧を
    昇圧する、請求項3から請求項5のいずれかに記載の半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記調節電圧生成手段は、前記内部電源
    電圧に基づいて動作する、請求項3から請求項6のいず
    れかに記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記半導体記憶装置は、安定して動作す
    るための特定の下限電圧を有し、 前記内部電源電圧生成手段は、前記調節電圧が前記下限
    電圧以下になると、前記下限電圧を基準として前記内部
    電源電圧を生成する、請求項3から請求項7のいずれか
    に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体記憶装置は、安定して動作す
    るための特定の上限電圧を有し、 前記内部電源電圧生成手段は、前記調節電圧が前記上限
    電圧以上になると、前記上限電圧を基準として前記内部
    電源電圧を生成する、請求項3から請求項8のいずれか
    に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 第1の内部電源電圧に基づいて動作
    し、クロック信号に応答して、外部に対してデータの入
    出力を行なう第1の内部回路と、 第2の内部電源電圧に基づいて動作し、クロック信号に
    応答して、外部に対してデータの入出力を行なう第2の
    内部回路と、 前記第1の内部回路において、次のクロック信号の受付
    が可能となるタイミングよりも、次のクロック信号の実
    際の入力のタイミングが遅いときは、外部電源電圧に基
    づいて前記内部電源電圧を降圧して生成し、早いとき
    は、外部電源電圧に基づいて前記内部電源電圧を昇圧し
    て生成する第1の内部電源電圧生成手段と、 外部電源電圧に基づいて第2の内部電源電圧を生成する
    第2の内部電源電圧生成手段と、を備えた半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 内部電源電圧に基づいて動作し、クロ
    ック信号に応答して、外部に対してデータの入出力を行
    なう内部回路と、 外部から入力された入力信号に応答して、前記内部電源
    電圧を設定するための電圧データを生成し出力する電圧
    データ出力手段と、 出力された前記電圧データをもとに、外部電源電圧に基
    づいて調節電圧を生成する調節電圧生成手段と、 前記調節電圧を基準として、外部電源電圧に基づいて前
    記内部電源電圧を設定し生成する内部電源電圧生成手段
    と、を備えた、半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記調節電圧生成手段は、 前記アップ信号に応答してカウントをアップし、前記ダ
    ウン信号に応じてカウントをダウンし、前記カウントの
    値をもとに前記調節電圧を設定するためのデジタルの電
    圧データを生成するカウンタと、 出力された前記デジタルの電圧データに基づいてアナロ
    グの前記調節電圧を出力するD/Aコンバータと、を備
    えた、請求項3から請求項6のいずれかに記載の半導体
    記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237183A (ja) * 2001-02-07 2002-08-23 Fujitsu Ltd 電圧発生回路および半導体記憶装置
JP2006294209A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Hynix Semiconductor Inc マルチ−ポートメモリ素子

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