JP2009272998A - 位相同期回路及び半導体チップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のチップ内の内部回路に供給される動作タイミング用のクロック信号の位相を正確に同期させることができる位相同期回路を提供する。
【解決手段】 第1チップ内において第1クロック信号を遅延させて第2クロック信号を生成し、2クロック信号を第1内部回路の動作タイミング用として第1内部回路に供給する第1遅延手段と、第2クロック信号を遅延させて第3クロック信号を生成する第2遅延手段と、第2チップ内において第1クロック信号を第1チップとの間の第1配線を介して入力し、その入力した第1クロック信号を第2内部回路の動作タイミング用として第2内部回路に供給する入力手段と、第1入力手段によって入力された第1クロック信号を第2配線を介して帰還クロック信号として第1チップに帰還させる帰還手段と、第3クロック信号と帰還クロック信号との位相差が減少するように第1及び第2遅延手段各々の遅延時間を制御する位相比較手段とを備える。
【選択図】 図4
【解決手段】 第1チップ内において第1クロック信号を遅延させて第2クロック信号を生成し、2クロック信号を第1内部回路の動作タイミング用として第1内部回路に供給する第1遅延手段と、第2クロック信号を遅延させて第3クロック信号を生成する第2遅延手段と、第2チップ内において第1クロック信号を第1チップとの間の第1配線を介して入力し、その入力した第1クロック信号を第2内部回路の動作タイミング用として第2内部回路に供給する入力手段と、第1入力手段によって入力された第1クロック信号を第2配線を介して帰還クロック信号として第1チップに帰還させる帰還手段と、第3クロック信号と帰還クロック信号との位相差が減少するように第1及び第2遅延手段各々の遅延時間を制御する位相比較手段とを備える。
【選択図】 図4
Description
本発明は、複数の半導体チップ各々の内部回路に供給されるクロック信号の位相を同期させる位相同期回路及び半導体チップに関する。
従来の一般的な液晶表示装置は、図1に示すように、タイミングコントローラ1、ソースドライバ21〜2i、ゲートドライバ31〜3j、及び液晶パネル4を備えている。タイミングコントローラ1はグラフィックプロセッサ等の外部回路から出力された画像データを受け取り、その画像データに応じてゲートドライバ31〜3jへライン選択信号を順次出力し、ソースドライバ21〜2iにはライン選択信号に同期して色データを出力する。ソースドライバ21〜2iは色データに応じた電圧を液晶パネル4に印加することにより、ゲートドライバ31〜3jで選択されたライン上のセルを駆動して液晶パネル4に画像を映し出すことが行われる。
近年、液晶表示装置の解像度は増加傾向にあり、解像度の増加に従って色データの転送周波数が増加するので、転送周波数を減少させるために上記のタイミングコントローラのチップを2個用いて液晶パネルをその左右両側から駆動するのが一般的になっている(特許文献1参照)。
図2は2つのタイミングコントローラのチップを用いた液晶表示装置の構成を示している。この液晶表示装置は、タイミングコントローラ1A,1B、ソースドライバ2A1〜2Am,2B1〜2Bm、ゲートドライバ3A1〜3An,3B1〜3Bn、及び液晶パネル4を備えている。タイミングコントローラ1A、ソースドライバ2A1〜2Am、及びゲートドライバ3A1〜3Anは液晶パネル4の左半分を駆動する部分であり、タイミングコントローラ1B、ソースドライバ2B1〜2Bm、及びゲートドライバ3B1〜3Bnは液晶パネル4の右半分を駆動する部分である。タイミングコントローラ1A,1Bが独立したチップにより各々形成されている。
タイミングコントローラ1Aはマスタチップ(Master Chip)とし、タイミングコントローラ1Bはスレーブチップ(Slave Chip)として構成されている。
タイミングコントローラとしてマスタチップ及びスレーブチップを用いる場合には、その2つのチップ間の動作タイミングを一致させるために同一のクロック信号が各チップに供給される必要がある。例えば、図3に示すように、タイミングコントローラのマスタチップ11とスレーブチップ12との間でのクロック信号CLKの受け渡しが行われる。マスタチップ11は外部入力のクロック信号CLKをPLL回路13で逓倍した信号CLK_PLLを内部回路のクロック信号M_CLK_INTとして動作する。また、PLL回路13で逓倍した信号はマスタチップ11の端子M_CLK_OUTから出力され、スレーブチップ12の端子S_CLK_INに入力され、それがスレーブチップ12の内部回路のクロック信号S_CLK_INTに供給される。なお、チップ11,12各々の各クロック信号ラインにはバッファ14〜18が挿入されている。
特開2006−243562号公報
しかしながら、かかる従来の装置構成ではマスタチップ11の端子M_CLK_OUTとスレーブチップ12の端子S_CLK_INとの間には配線容量が含まれるので、その分だけスレーブチップ12の内部回路のクロック信号S_CLK_INTは遅れてしまい、マスタチップ11の内部回路のクロック信号M_CLK_INTとの位相がずれてしまう。
また、装置内には遅延素子の温度変動、電源電圧変動、チップバラツキ等の不安定要因があり、これに基づいたクロック信号の位相ずれは避けることができない。この位相ずれにより左右の画面でライン選択信号の同期が取れなくなり、例えば、表示装置では画面左右各々の映像乱れといった画質劣化の可能性がある。
そこで、本発明の目的は、複数のチップ内の内部回路に供給される動作タイミング用のクロック信号の位相を正確に同期させることができる位相同期回路及び半導体チップを提供することである。
本発明の位相同期回路は、第1チップ内に形成された第1内部回路及び第2チップ内に形成された第2内部回路各々に動作タイミング用として供給されるクロック信号の位相を同期させる位相同期回路であって、前記第1チップ内において第1クロック信号を遅延させて第2クロック信号を生成し、前記2クロック信号を前記第1内部回路の動作タイミング用として前記第1内部回路に供給する第1遅延手段と、前記第2クロック信号を遅延させて第3クロック信号を生成する第2遅延手段と、前記第2チップ内において前記第1クロック信号を前記第1チップとの間の第1配線を介して入力し、その入力した第1クロック信号を前記第2内部回路の動作タイミング用として前記第2内部回路に供給する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記第1クロック信号を第2配線を介して帰還クロック信号として前記第1チップに帰還させる帰還手段と、前記第3クロック信号と前記帰還クロック信号との位相差が減少するように前記第1及び第2遅延手段各々の遅延時間を制御する位相比較手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の半導体チップは、クロック信号に応じて動作する内部回路を備えた半導体チップであって、2値のいずれか一方を表す選択制御信号を入力するための選択端子と、第1クロック信号を遅延させて第2クロック信号を生成する第1遅延手段と、前記第2クロック信号を遅延させて第3クロック信号を生成する第2遅延手段と、前記選択制御信号が一方の値を表すときには前記第1クロック信号をクロック出力端子に供給し、前記選択制御信号が他方の値を表すときにはクロック入力端子に供給される外部クロック信号を前記クロック出力端子に供給する第1選択手段と、前記第3クロック信号と前記外部クロック信号との位相差が減少するように前記第1及び第2遅延手段各々の遅延時間を制御する位相比較手段と、前記選択制御信号が一方の値を表すときには前記2クロック信号を前記内部回路の動作タイミング用として前記内部回路に供給し、前記選択制御信号が他方の値を表すときには前記外部クロック信号を前記内部回路の動作タイミング用として前記内部回路に供給する第2選択手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の位相同期回路によれば、第1チップから第2チップにクロック信号を伝送する配線に配線容量があっても、更には遅延素子の温度変動、電源電圧変動、チップバラツキ等の不安定要因が存在しても、第1及び第2チップ内の各内部回路に供給されるクロック信号の位相を正確に同期させることが可能である。
また、本発明の半導体チップによれば、選択制御信号が一方の値を示すときにはマスタチップとして動作し、他方の値を示すときにはスレーブチップとして動作するように構成することができる。よって、マスタチップ及びスレーブチップの構成を同一にして、その各チップの内部回路のクロック信号の位相を合わせることができる。また、マスタチップ及びスレーブチップの構成を同一にすることができるので、チップの位相同期回路の設計が1つで済むという利点がある。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図4は本発明の第1の実施例として液晶表示装置のタイミングコントローラを示している。この液晶表示装置は図2に示した構成を備え、タイミングコントローラ1A,1Bを構成する半導体チップとしてマスタチップ(第1チップ)21,スレーブチップ(第2チップ)22が備えられている。
マスタチップ21はPLL回路31、遅延調整回路32,33、位相比較回路34及びバッファ35〜38を備えている。また、マスタチップ21はスレーブチップ22との接続のためにクロック出力端子M_CLK_OUT及び入力端子M_CLK_INを有している。
マスタチップ21には外部入力のクロック信号CLKが供給される。クロック信号CLKはバッファ35を介してPLL回路31に供給される。PLL回路31はクロック信号CLKを逓倍してクロック信号CLK_PLL(第1クロック信号)を出力する。PLL回路31の出力はバッファ36を介してクロック出力端子M_CLK_OUTに接続されている。クロック出力端子M_CLK_OUTはスレーブチップ22にクロック信号を供給するための端子である。
また、PLL回路31の出力には2つの遅延調整回路32,33が直列に接続されている。遅延調整回路32,33各々は入力信号を遅延させ、その遅延時間の長さは調整可能にされている。すなわち、遅延調整回路32はクロック信号CLK_PLLを時間Δt1だけ遅延させ、遅延調整回路33は遅延調整回路32による遅延クロック信号を更に時間Δt2だけ遅延させる。遅延調整回路32の遅延クロック信号(第2クロック信号)はバッファ37を介してマスタチップ21の内部回路のクロック信号M_CLK_INTとして用いられる。遅延調整回路33の遅延クロック信号(第3クロック信号)は位相比較回路34の一方の入力に供給される。
位相比較回路34は、遅延調整回路33の遅延クロック信号とスレーブチップ22から入力端子M_CLK_INに供給されるクロック信号とを位相比較する。入力端子M_CLK_INに供給されるクロック信号はバッファ38を介して位相比較回路34の他方の入力に供給される。位相比較回路34の比較結果は遅延調整回路32,33に制御信号として供給され、遅延時間Δt1,Δt2を制御するようになっている。同一の制御信号によって遅延時間Δt1,Δt2は制御されるので、Δt1=Δt2である。
スレーブチップ22はバッファ41〜43を備えている。また、スレーブチップ22はマスタチップ21との接続のためにクロック入力端子S_CLK_IN及び出力端子S_CLK_OUTを有している。
クロック入力端子S_CLK_INは配線L1によってマスタチップ21のクロック出力端子M_CLK_OUTに接続され、出力端子S_CLK_OUTは配線L2によってマスタチップ21の入力端子M_CLK_INに接続されている。クロック入力端子S_CLK_INはバッファ41,42を介して出力端子S_CLK_OUTに接続されている。バッファ41,42の接続点のクロック信号はバッファ43を介してスレーブチップ22の内部回路のクロック信号S_CLK_INTとして用いられる。配線L1及びL2は同じ長さで同じ配線容量C1,C2を有するとする。
かかる構成において、マスタチップ21のPLL回路31の出力クロック信号CLK_PLLが図5(a)に示すように時刻t0で立ち上がるパルス信号とする。クロック信号CLK_PLLはバッファ36を介してクロック出力端子M_CLK_OUTに供給され、そこから出力される。出力されたクロック信号は配線L1を介してスレーブチップ22のクロック入力端子S_CLK_INに供給される。配線L1の容量C1により、クロック信号CLK_PLLの伝送に遅延が生じる。すなわち、クロック入力端子S_CLK_INに供給されたクロック信号については図5(b)に示すように時刻t0に対して時間Δtだけの遅延が生じる。
スレーブチップ22において、クロック入力端子S_CLK_INに供給されたクロック信号はバッファ41,43を介して内部回路のクロック信号S_CLK_INTとされる。クロック信号S_CLK_INTは時刻t0+Δtで立ち上がる信号である。また、クロック入力端子S_CLK_INに供給されたクロック信号はバッファ41,42を介して出力端子S_CLK_OUTに供給され、そこから出力される。出力された帰還クロック信号は配線L2を介してマスタチップ21のクロック入力端子M_CLK_INに供給される。配線L2の容量C2により、帰還クロック信号の伝送に遅延が生じる。すなわち、クロック入力端子M_CLK_INに供給された帰還クロック信号については図5(c)に示すように時刻t0に対して時間2Δtだけの遅延が生じる。
マスタチップ21において、入力端子M_CLK_INに供給された帰還クロック信号はバッファ38を介して位相比較回路34の他方の入力に供給される。位相比較回路34の一方の入力にはPLL回路31の出力クロック信号CLK_PLLが遅延調整回路32,33によって時刻t0に対して遅延時間Δt1+Δt2をもって供給される。位相比較回路34は遅延時間の差2Δt−(Δt1+Δt2)に応じた制御信号を生成するので、その制御信号に応じて遅延調整回路32の遅延時間Δt1及び遅延調整回路33の遅延時間Δt2が共にΔtに等しくなるように制御される。すなわち、Δt1=Δt2=Δtとされる。
よって、遅延調整回路32の遅延クロック信号は時刻t0に対してΔtだけ遅延されて、図5(d)に示すように、マスタチップ21の内部回路のクロック信号M_CLK_INTとして用いられる。一方、スレーブチップ22の内部回路のクロック信号S_CLK_INTは、クロック入力端子S_CLK_INに供給されたクロック信号に等しいので、図5(e)に示すように時刻t0に対して時間Δtだけの遅延が生じており、クロック信号M_CLK_INTと等しいタイミングとなる。
このように、第1の実施例によれば、遅延素子の温度変動、電源電圧変動、チップバラツキ等の不安定要因の影響を受けることなく、マスタチップ及びスレーブチップ各々の内部回路のクロック信号の位相を合わせることができる。
なお、マスタチップ21及びスレーブチップ22においてクロック出力端子M_CLK_OUTとクロック入力端子M_CLK_INとがパッケージの同一位置に配置されるように構成すると、マスタチップ21及びスレーブチップ22各々の内部の負荷インピーダンスを等しくさせることができる。すなわち、図4のマスタチップにおけるM_CLK_OUTのパッドの位置とスレーブチップのS_CLK_OUTのパッドの位置を同じ位置とし、マスタチップにおけるM_CLK_INのパッドの位置とスレーブチップのS_CLK_INのパッドの位置とを同じ位置とすることにより、パッケージ内の配線(ボンディングワイヤとインナーリード)の長さも等しくすることが可能となる。これにより、パッケージ内の配線の負荷インピーダンスを等しくする、すなわち、パッケージ内の配線の遅延を等しくなる。この場合、L1とL2の長さを等しくするためには、パッケージの外の実装基板上の配線長を等しくするのみで足りるという利点がある。
図6は本発明の第2の実施例として液晶表示装置のタイミングコントローラを示している。この液晶表示装置は図2に示した構成を備え、タイミングコントローラ1A,1Bとしてマスタチップ41,スレーブチップ42が備えられている。マスタチップ41及びスレーブチップ42内のクロック信号供給系の構成は同一である。すなわち、マスタチップ41は上記のPLL回路31、遅延調整回路32,33、位相比較回路34及びバッファ35〜38の他にセレクタ39,40を備えている。
セレクタ39は遅延調整回路32の遅延クロック信号とバッファ38の出力クロック信号とのうちのいずれか一方をバッファ37に供給する。セレクタ40はバッファ36の出力クロック信号とバッファ38の出力クロック信号とのうちのいずれか一方をクロック出力端子M_CLK_OUTに供給する。セレクタ39,40各々の選択状態はマスタ/スレーブ選択端子に供給される信号(選択制御信号)のレベルによって決定される。マスタチップ41では高レベルに設定され、セレクタ39は遅延調整回路32の遅延クロック信号を選択出力し、その遅延クロック信号がバッファ37を介してクロック信号M_CLK_INTとして用いられる。また、セレクタ40はバッファ36の出力クロック信号、すなわちクロック信号CLK_PLLをクロック出力端子M_CLK_OUTに選択出力する。出力端子M_CLK_OUTから出力されたクロック信号は配線L1を介してスレーブチップ22のクロック入力端子S_CLK_INに供給される。
スレーブチップ42ではマスタ/スレーブ選択端子は低レベルに設定され、セレクタ39はバッファ38の出力クロック信号、すなわちクロック入力端子S_CLK_INに供給されたクロック信号を選択出力し、その選択クロック信号がバッファ37を介してクロック信号S_CLK_INTとして用いられる。また、セレクタ40はバッファ38の出力クロック信号をクロック出力端子S_CLK_OUTに選択出力する。出力端子S_CLK_OUTから出力されたクロック信号は配線L2を介してマスタチップ21のクロック入力端子M_CLK_INに供給される。
マスタチップ41の遅延調整回路32,33及び位相比較回路34による位相合わせ動作は第1の実施例の場合と同様である。
このように、第2の実施例によれば、マスタチップ及びスレーブチップの構成を同一にして、その各チップの内部回路のクロック信号の位相を合わせることができる。また、マスタチップ及びスレーブチップの構成を同一にすることができるので、チップの位相同期回路の設計が1つで済むという利点がある。
なお、上記した各実施例においては、本発明の位相同期回路を表示装置に適用した場合について説明したが、これに限定されず、双方の内部回路の動作タイミングを一致させる第1及び第2チップを備えた他の装置に本発明を適用することができる。
1,1A,1B タイミングコントローラ
13,31 PLL回路
11,21,41 マスタチップ
12,22,42 スレーブチップ
32,33 遅延調整回路
34 位相比較回路
13,31 PLL回路
11,21,41 マスタチップ
12,22,42 スレーブチップ
32,33 遅延調整回路
34 位相比較回路
Claims (5)
- 第1チップ内に形成された第1内部回路及び第2チップ内に形成された第2内部回路各々に動作タイミング用として供給されるクロック信号の位相を同期させる位相同期回路であって、
前記第1チップ内において第1クロック信号を遅延させて第2クロック信号を生成し、前記2クロック信号を前記第1内部回路の動作タイミング用として前記第1内部回路に供給する第1遅延手段と、
前記第2クロック信号を遅延させて第3クロック信号を生成する第2遅延手段と、
前記第2チップ内において前記第1クロック信号を前記第1チップとの間の第1配線を介して入力し、その入力した第1クロック信号を前記第2内部回路の動作タイミング用として前記第2内部回路に供給する入力手段と、
前記入力手段によって入力された前記第1クロック信号を第2配線を介して帰還クロック信号として前記第1チップに帰還させる帰還手段と、
前記第3クロック信号と前記帰還クロック信号との位相差が減少するように前記第1及び第2遅延手段各々の遅延時間を制御する位相比較手段と、を備えることを特徴とする位相同期回路。 - 前記第1配線による前記第2チップへの前記第1クロック信号の伝送遅延時間と前記第2配線による前記帰還クロック信号の前記第1チップへの伝送遅延時間とが互いにΔtに等しいとし、前記第1遅延手段による遅延時間をΔt1とし、前記第2遅延手段による遅延時間をΔt2とすると、前記位相比較手段は、Δt1=Δt及びΔt2=Δtとなるように制御することを特徴とする請求項1記載の位相同期回路。
- 前記第1チップは、前記第1遅延手段、前記第2遅延手段及び前記位相比較手段を備え、前記第2チップは、前記入力手段及び前記帰還手段を備えることを特徴とする請求項1記載の位相同期回路。
- 前記第1及び第2チップ各々は、前記第1遅延手段、前記第2遅延手段、前記位相比較手段、前記入力手段及び前記帰還手段を備え、更に、前記第1遅延手段、前記第2遅延手段及び前記位相比較手段からなる部分と、前記入力手段及び前記帰還手段からなる部分とのいずれか一方を所定の端子の信号レベルに応じて選択的に活性化させる選択手段を備えることを特徴とする請求項1記載の位相同期回路。
- クロック信号に応じて動作する内部回路を備えた半導体チップであって、
2値のいずれか一方を表す選択制御信号を入力するための選択端子と、
第1クロック信号を遅延させて第2クロック信号を生成する第1遅延手段と、
前記第2クロック信号を遅延させて第3クロック信号を生成する第2遅延手段と、
前記選択制御信号が一方の値を表すときには前記第1クロック信号をクロック出力端子に供給し、前記選択制御信号が他方の値を表すときにはクロック入力端子に供給される外部クロック信号を前記クロック出力端子に供給する第1選択手段と、
前記第3クロック信号と前記外部クロック信号との位相差が減少するように前記第1及び第2遅延手段各々の遅延時間を制御する位相比較手段と、
前記選択制御信号が一方の値を表すときには前記2クロック信号を前記内部回路の動作タイミング用として前記内部回路に供給し、前記選択制御信号が他方の値を表すときには前記外部クロック信号を前記内部回路の動作タイミング用として前記内部回路に供給する第2選択手段と、を備えることを特徴とする半導体チップ。
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