JP2000068820A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JP2000068820A
JP2000068820A JP10237308A JP23730898A JP2000068820A JP 2000068820 A JP2000068820 A JP 2000068820A JP 10237308 A JP10237308 A JP 10237308A JP 23730898 A JP23730898 A JP 23730898A JP 2000068820 A JP2000068820 A JP 2000068820A
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リセットが解除される以前に、既に互いに同
期するクロックを生成する位相同期技術を提供する。 【解決手段】 マスタチップ101の分周器17及びス
レーブチップ201の分周器27は、いずれもクロック
CKを分周してそれ分周クロック33,43を生成す
る。分周器17はキャリー信号CYを、トライステート
バッファ13を介して自身のリセット端Rへ、またトラ
イステートバッファ13,14、入出力ポート31,4
1、トライステートバッファ25をこの順に介して分周
器27のリセット端Rへ、それぞれ出力する。分周器1
7がリセットされる内部状態よりもクロックCKの一周
期前の内部状態でキャリー信号CYが活性化するので、
分周器17,27の分周の割合を損なうことなく、キャ
リー信号CYにより分周器17,27の両方のリセット
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一対の集積回路の
動作が基づくクロックを初期化する技術に関し、特にク
ロックの分周技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のマスタチップ91及びス
レーブチップ92の構造及び相互の接続関係を示す回路
図である。マスタチップ91及びスレーブチップ92の
構造自体は同一であり、それぞれのモード端子に与えら
れる電位によってマスタチップ91として機能するか、
スレーブチップ92として機能するかが決定される。
【0003】マスタチップ91は、クロックCKを分周
して得られる分周クロック33に基づいて動作する内部
回路10、クロックCKを分周して分周クロック33を
内部回路10に与える分周器11、リセット信号バーR
Sの立ち上がりを検出してリセット解除パルスを発生す
るリセットエッジ検出回路12、モード端子32に与え
られた電位を入力するインバータ16、モード端子32
に与えられた電位で制御されるスリーステートバッファ
13,14、インバータ16の出力で制御されるスリー
ステートバッファ15、及び入出力ポート31を備えて
いる。
【0004】スリーステートバッファ13の入力端はリ
セットエッジ検出回路12が出力するリセット解除パル
スを入力し、出力端はスリーステートバッファ14の入
力端に接続される。分周器11のリセット端Rはスリー
ステートバッファ13,15のいずれの出力端にも共通
して接続されている。また入出力ポート31はスリース
テートバッファ14の出力端及びスリーステートバッフ
ァ15の入力端に共通して接続されている。
【0005】マスタチップ91においてはモード端子3
2には正電位が与えられているので、スリーステートバ
ッファ13,14はいずれもイネーブルとなり、スリー
ステートバッファ15はディスエーブルとなる。従っ
て、リセットエッジ検出回路12が出力するリセット解
除パルスは分周器11のリセット信号として与えられ、
入出力ポート31はリセット解除パルスを出力する出力
ポートとして機能する。
【0006】スレーブチップ92は、クロックCKを分
周して得られる分周クロック43に基づいて動作する内
部回路20、クロックCKを分周して分周クロック43
を内部回路20に与える分周器21、リセット信号バー
RSの立ち上がりを検出してリセット解除パルスを発生
するリセットエッジ検出回路22、モード端子42に与
えられた電位を入力するインバータ26、モード端子4
2に与えられた電位で制御されるスリーステートバッフ
ァ23,24、インバータ26の出力で制御されるスリ
ーステートバッファ25、及び入出力ポート41を備え
ている。
【0007】スリーステートバッファ23の入力端はリ
セットエッジ検出回路22が出力するリセット解除パル
スを入力し、出力端はスリーステートバッファ24の入
力端に接続される。分周器21のリセット端Rはスリー
ステートバッファ23,25のいずれの出力端にも共通
して接続されている。また入出力ポート41はスリース
テートバッファ24の出力端及びスリーステートバッフ
ァ25の入力端に共通して接続されている。
【0008】スレーブチップ92においてはモード端子
42は接地されているので、スリーステートバッファ2
3,24はいずれもディスエーブルとなり、スリーステ
ートバッファ25はイネーブルとなる。従って、リセッ
トエッジ検出回路22が出力するリセット解除パルスは
どこにも与えられず、マスタチップ91の入出力ポート
31に接続されたスレーブチップ92の入出力ポート4
1から得られる、リセットエッジ検出回路12が出力す
るリセット解除パルスが分周器21のリセット端Rに供
給されることになる。つまり、入出力ポート41は入力
ポートとして機能する。
【0009】図11は分周器11,21の構成を例示す
る回路図である。この構成ではクロック端Cに入力する
信号、例えばクロックCKを、4分周して出力端Kから
出力し、リセット端Rに入力する信号によってリセット
される。
【0010】図12はリセットエッジ検出回路12,2
2の構成を例示する回路図である。この構成ではリセッ
ト入力端RIに入力する信号、例えばリセット信号バー
RSの立ち上がりを検出後、クロック端Cに入力する信
号、例えばクロックCKの最初の一周期においてのみ
“H”を出力端REへ出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た一対のマスタチップ91、スレーブチップ92を有す
る集積回路に対して電源を投入すると、その当初はリセ
ット信号バーRSが“L”のままでありながら、クロッ
クCKが“H”,“L”間で遷移を行う。そしてクロッ
クCKの数十から数千周期が経過してからリセット信号
バーRSが“H”となり、マスタチップ91、スレーブ
チップ92のリセットが解除される。
【0012】このリセットが解除されるまでの間はマス
タチップ91のリセットエッジ検出回路12はリセット
解除パルスを出力せず、したがってマスタチップ91の
分周器11とスレーブチップ92の分周器21とはそれ
ぞれ異なる位相で分周を行っている。そのため、電源の
投入後、リセットが解除されるまでの間、内部回路10
と内部回路20とは分周クロック33,43の位相が合
わないまま動作している。
【0013】しかし、内部回路10と内部回路20の種
類によっては、例えばRAMやROM等の記憶素子のよ
うに、リセットが解除される以前に既に互いに同期して
動作していることが要求される場合がある。そして上記
の従来の技術ではかかる要求に応えることができないと
いう問題点があった。
【0014】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、上記の要求に対応することができる
位相同期技術を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
にかかるものは、入力クロックを分周し、分周クロック
と、前記分周クロックの周期で前記入力クロックの一周
期分活性化する所定の信号とを生成し、初期化信号を受
けて初期化される分周器と、第1の動作モードにおいて
前記所定の信号を外部へ出力し、かつ前記所定の信号を
前記初期化信号として前記分周器へ与え、第2の動作モ
ードにおいて前記初期化信号を前記外部から入力する入
出力部とを備える集積回路である。
【0016】この発明のうち請求項2にかかるものは、
請求項1記載の集積回路であって、前記入出力部は、前
記第1の動作モードにおいて前記所定の信号を一旦ラッ
チして前記外部へと出力する第1のラッチと、前記第2
の動作モードにおいて前記外部から入力した前記初期化
信号を一旦ラッチして前記分周器に与える第2のラッチ
とを有する。
【0017】この発明のうち請求項3にかかるものは、
請求項2記載の集積回路であって、前記入出力部は、前
記第1の動作モードにおいて前記所定の信号を前記第1
及び第2のラッチにおいてラッチに要する期間の合計だ
け遅延させて前記所定の信号を前記分周器に与える遅延
素子を更に備える。
【0018】この発明のうち請求項4にかかるものは、
請求項3記載の集積回路であって、前記第1及び第2の
ラッチは前記入力クロックに基づいて動作するDラッチ
であり、前記遅延素子は前記入力クロックに基づいて動
作するフリップフロップであり、前記分周器は、前記初
期化信号を受けて、前記所定の信号を生成する時点より
も前記遅延素子の遅延量と前記入力クロックの1周期分
だけ遅延した時点の内部状態に初期化される。
【0019】この発明のうち請求項5にかかるものは、
請求項1記載の集積回路であって、前記分周器は、前記
初期化信号を受けて、前記所定の信号を生成する時点よ
りも前記入力クロックの1周期分だけ遅延した時点の内
部状態に初期化される。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本実施の形
態にかかるマスタチップ101及びスレーブチップ20
1の構成と、それら相互の接続関係を示す回路図であ
る。マスタチップ101及びスレーブチップ201の構
造自体は同一であり、それぞれのモード端子32,42
に与えられる電位によってマスタチップ101として機
能するか、スレーブチップ201として機能するかが決
定される。
【0021】マスタチップ101の構成は、従来の技術
として図10に示されたマスタチップ91の構成に対し
て、分周器11及びリセットエッジ検出回路12の代わ
りに分周器17を設けて得られる。
【0022】具体的には、マスタチップ101は内部回
路10、分周器17、スリーステートバッファ13,1
4,15、インバータ16、モード端子32、入出力ポ
ート31を備えている。
【0023】分周器17はクロックCKをそのクロック
端Cに入力し、クロックCKを分周して得られる分周ク
ロック33を出力端K1へ出力する。この分周クロック
33は、分周器17のリセット端Rに与えられる信号が
“H”である状態で、分周器17のクロック端Cに与え
られる信号(即ちクロックCK)が立ち上がった際にリ
セットされる。
【0024】図2は分周器17に採用される分周回路7
aの回路図であり、ここでは4分周の場合の構成を例示
している。分周回路7aの構成は、従来の技術として図
11に示された分周器11の構成に対して、ANDゲー
トG3を追加して得られる。
【0025】具体的には、分周回路7aはインバータI
1,I2、ANDゲートG1,G2,G3、XORゲー
トX1、DフリップフロップF1,F2を備えている。
DフリップフロップF1,F2はいずれも、クロック端
Cに与えられた信号、即ちクロックCKの立ち上がりに
よって各々の入力端Dにおけるレベルを出力端Qへと伝
達する。DフリップフロップF1,F2のそれぞれの出
力Q1,Q2はそれぞれインバータI1、XORゲート
X1に一方の入力端に与えられる。XORゲートX1の
他方の入力端には出力Q1が与えられる。
【0026】インバータI2にはリセット端Rに与えら
れた信号、即ちリセット信号バーRSが与えられ、その
論理反転がインバータI2から出力される。このインバ
ータI2の出力は、インバータI1の出力と共にAND
ゲートG1に入力し、両者の論理積がDフリップフロッ
プF1の入力端Dに与えられる。またインバータI2の
出力は、XORゲートX1の出力と共にANDゲートG
2に入力し、両者の論理積がDフリップフロップF2の
入力端Dに与えられる。
【0027】出力Q2はそのまま出力端K1から分周ク
ロック33として出力され、出力Q1,Q2の論理積が
ANDゲートG3から得られてキャリー信号CYとして
出力端K2から出力される。出力Q1,Q2の周期はク
ロックCKの周期のそれぞれ2倍、4倍となり、キャリ
ー信号CYは分周回路7aの内部状態、即ち出力Q1,
Q2が共に“H”となるクロックCKの1周期分“H”
となる。
【0028】図1に戻り、マスタチップ101内の構成
の説明を続ける。内部回路10は分周クロック33に同
期して動作し、リセット信号バーRSによってリセット
される。スリーステートバッファ13,14はいずれも
モード端子32に与えられた電位が“H”に対応する場
合にイネーブルとなる。一方、インバータ16はモード
端子32に与えられた電位が対応する論理を反転してス
リーステートバッファ15の制御端に与えており、スリ
ーステートバッファ15はモード端子32に与えられた
電位が“H”に対応する場合にはディスエーブルとな
る。
【0029】入出力ポート31にはスリーステートバッ
ファ14の出力端及びスリーステートバッファ15の入
力端が接続されている。またスリーステートバッファ1
3の出力端と、スリーステートバッファ14の入力端
と、スリーステートバッファ15の出力端とは、共通し
て分周器17のリセット端Rに接続されている。
【0030】マスタチップ101においてはモード端子
32に正電位が与えられており、その対応する論理値は
“H”である。よって分周器17のリセット端Rにはス
リーステートバッファ13を介して、入出力ポート31
にはスリーステートバッファ13,14を介して、いず
れにもキャリー信号CYが与えられる。入出力ポート3
1はキャリー信号CYを外部へ出力する出力ポートとし
て機能する。
【0031】スレーブチップ201は、内部回路20、
分周器27、スリーステートバッファ23,24,2
5、インバータ26、モード端子42、入出力ポート4
1を備えており、それぞれマスタチップ101の内部回
路10、分周器17、スリーステートバッファ13,1
4,15、インバータ16、モード端子32、入出力ポ
ート31に対応している。
【0032】但し、スレーブチップ201においてはモ
ード端子42が接地されており、その対応する論理値は
“L”である。よって分周器27のリセット端Rにはス
リーステートバッファ25を介して、入出力ポート41
に与えられた信号が伝達される。入出力ポート41は外
部から分周器27のリセットの為の信号を受ける入力ポ
ートとして機能する。分周器27の出力端K2から得ら
れる信号はいずれにも伝達されない。
【0033】スレーブチップ201の入出力ポート41
はマスタチップ101の入出力ポート31に接続されて
いるので、分周器27のリセットと分周器17のリセッ
トとは共通して、分周器17の出力するキャリー信号C
Yによって行われることになる。
【0034】図3は本実施の形態の動作を示すタイミン
グチャートである。クロックCKを基準として、マスタ
チップ101の分周器17の動作及びスレーブチップ2
01の分周器27の動作に分けて示している。ここでは
分周器17,27として図2に示された構成を採用して
いる場合を例に採る。分周器17,27のそれぞれの出
力Q1の上の数字は論理値“H”,“L”をそれぞれ数
値“1”,“0”とした場合の、2・Q2+Q1の値を
示している。
【0035】電源投入直後は、分周器17,27はそれ
ぞれ独立した初期値で動作を開始する。図3では、電源
投入直後のクロックCKの立ち上がり時刻t0以前にお
いて、分周器17は初期値Q1,Q2共に“L”で、分
周器27は初期値Q1,Q2共に“H”であった場合を
例示している。時刻t1において分周器17の出力Q
1,Q2が共に“H”となると、キャリー信号CYは
“H”となる。
【0036】分周器17のフリップフロップF1,F2
は、キャリー信号CYをスリーステートバッファ13を
介して受ける。一方、分周器17から得られたキャリー
信号CYはスリーステートバッファ13,14、入出力
ポート31及び入出力ポート41、スリーステートバッ
ファ25を経由して、分周器27のリセット端Rに伝達
される。
【0037】この際、キャリー信号CYの伝達には遅延
が生じ、分周器17,27のリセット端Rにおいてそれ
ぞれ遅延量Δ1,Δ2だけの遅延が生じる。しかし、こ
の遅延量Δ1,Δ2がクロックCKの1周期分内に収ま
る限り、時刻t2のクロックCKの立ち上がり時には分
周器17,27のリセット端Rの論理値は“H”にあ
る。従って分周器27のフリップフロップF1,F2の
リセットは、分周器17のフリップフロップF1,F2
のリセットと同期して時刻t2において行われ、いずれ
の出力Q1,Q2も全て“L”となる。
【0038】時刻t2以降は分周器17,27のそれぞ
れの出力Q1,Q2の値が一致するので、分周器17の
出力Q2である分周クロック33と、分周器27の出力
Q2である分周クロック43とは同期することになる。
しかも、分周器17,27がリセットされる内部状態
は、キャリー信号CYが活性化する時点よりもクロック
CKの一周期分だけ後の状態であるので、リセットによ
って分周の割合が損なわれることもない。
【0039】以上のように本実施の形態によれば、一対
の集積回路の分周器のリセットが、それぞれの集積回路
においてリセット信号バーRSから生成されるリセット
解除パルスに基づくのではなく、一方の分周器17のキ
ャリー信号に共通して基づく。従って、電源投入後、リ
セット信号バーRSの遷移を待つことなく、多くても分
周クロック33の1周期分が経過するまでには一対の分
周器が共にリセットされるので、分周クロック33,4
3の位相が互いに揃うことになる。
【0040】なお、このような分周器のリセットは、ク
ロックCKをN分周(N>1)する分周器において、ク
ロックCKのN周期分毎にクロックCKの1周期分だけ
活性化する信号を、分周器の出力を初期化するための信
号として採用することで実現できる。
【0041】図4は分周器17,27として採用できる
分周回路7bの構成を示す回路図である。分周回路7b
は図2に示された分周回路7aの構成に対し、ANDゲ
ートG1,G2をORゲートG10,G20にそれぞれ
置換し、かつインバータI2を除去してリセット端Rを
ORゲートG10,G20の入力端にそれぞれ直接に接
続し、ANDゲートG3には出力Q1の代わりに、イン
バータI3によって得られる出力Q1の論理反転が入力
された構成となっている。
【0042】分周回路7bにおいては、ANDゲートG
3の出力は、出力Q1,Q2がそれぞれ“L”,“H”
となった場合のみ“H”となる信号CBである。従っ
て、これはキャリー信号とは言えないが、リセット端R
に入力することにより、DフリップフロップF1,F2
の入力端Dの値をいずれも“H”に初期化する。出力Q
1,Q2が“L”,“H”となった直後のクロックCK
の立ち上がりによって得られるべき出力Q1,Q2は、
いずれもそれぞれ“H”である。従って分周回路7bを
分周器17,27として採用し、分周器17の出力端K
2から得られた信号を分周器27のリセット端Rに与え
ることにより、分周の割合を損なうことなく、分周器1
7,27は互いに位相の揃った分周クロック33,34
をそれぞれ出力することができる。
【0043】実施の形態2.クロックCKの周波数が高
くなると、上記遅延量Δ1,Δ2がクロックCKの1周
期分内に収まり切れない可能性が生じる。本実施の形態
は遅延量Δ1,Δ2の上限を緩和する技術を提示する。
【0044】図5は本実施の形態にかかるマスタチップ
102及びスレーブチップ202の構成と、それら相互
の接続関係を示す回路図である。マスタチップ102の
構成は実施の形態1において図1で示されたマスタチッ
プ101の構成に対し、分周器17を分周器18で置換
し、スリーステートバッファ13,14,15の前段に
それぞれDフリップフロップ38、Dラッチ35、Dラ
ッチ36を設け、クロックCKの論理反転をDラッチ3
5に供給するインバータ37を追加して得られる。
【0045】分周器18はクロックCKを分周して分周
クロック33を出力端K1から内部回路10へ供給する
点で、分周器17と共通するが、出力端K2から得られ
る信号はキャリー信号CYではなく、フルカウントする
よりもクロックCKの1周期分だけ前において活性化す
る信号CBである。
【0046】Dフリップフロップ38の入力端Dは分周
器18の出力端K2に接続され、クロックCKの立ち上
がりによって信号CBが出力端Qへと伝達される。Dラ
ッチ35はゲート端Gにインバータ37の出力を受け、
クロックCKが“L”の場合には入力端Dの論理状態を
素通しし、“H”の場合にはその直前の入力端Dの論理
状態を保持する。Dラッチ36はゲート端Gにクロック
CKを受け、クロックCKが“H”の場合には入力端D
の論理状態を素通しし、“L”の場合にはその直前の入
力端Dの論理状態を保持する。
【0047】スレーブチップ202の構成はマスタチッ
プ201と同様であり、具体的には内部回路20、内部
回路20に分周クロック34を供給する分周器28、ス
リーステートバッファ23,24,25、モード端子4
2、入出力ポート41、Dラッチ45,46、Dフリッ
プフロップ48、インバータ26,47を備えている。
これらはそれぞれマスタチップ201の内部回路10、
分周器18、スリーステートバッファ13,14,1
5、モード端子32、入出力ポート31、Dラッチ3
5,36、Dフリップフロップ38、インバータ16,
37にそれぞれ対応している。実施の形態1と同様に、
マスタチップ102とスレーブチップ202の相違は、
モード端子32に正電位が与えられているのに対して、
モード端子42が接地されている点にある。
【0048】図6は分周器18,28に採用される分周
回路8aの回路図であり、ここでは4分周の場合の構成
を例示している。分周回路8aは図2に示された分周回
路7aの構成に対し、ANDゲートG3には出力Q1の
代わりに、インバータI3によって得られる出力Q1の
論理反転が入力された構成となっている。このようにし
て、フルカウントするよりもクロックCKの1周期分だ
け前において活性化する信号CBをANDゲートG3の
出力として得ることができる。
【0049】図7は本実施の形態の動作を示すタイミン
グチャートである。クロックCKを基準として、マスタ
チップ102の分周器18の動作及びスレーブチップ2
02の分周器28のリセット端Rの直前までの構成要素
の出力に分けて示している。ここでは分周器18,28
として図6に示された分周回路8aを採用している場合
を例に採る。クロックCKの上の数字は、論理値
“H”,“L”をそれぞれ数値“1”,“0”とした場
合の、分周器18における2・Q2+Q1の値を示して
いる。また、時刻t11,t12,t13,t14,t
15はクロックCKの半周期間隔で設定されている。
【0050】分周器18において、時刻t11にクロッ
クCKが立ち上がり、これに対応して出力Q1,Q2が
それぞれ“L”,“H”となると、信号CBは立ち上が
る。Dラッチ35はクロックCKが“H”である時刻t
11〜t12においては時刻t11の直前の信号CBの
値“L”を保持し、クロックCKが“L”である時刻t
12〜t13においてはその期間中の信号CBの値を出
力する。
【0051】信号CBはクロックCKの1周期分活性化
するので、時刻t11よりも後で時刻t13までであれ
ば、信号CBの立ち上がりがDラッチ35の入力端Dに
いくら遅延して伝達されても、Dラッチ35の出力は時
刻t11,t12において“L”であり、時刻t13,
t14を含みクロックCKの半周期よりも長い期間で
“H”となる。
【0052】Dラッチ35の出力はスリーステートバッ
ファ14、入出力ポート31,41を介してDラッチ4
6に入力する。Dラッチ46はクロックCKが“L”で
ある時刻t12〜t13においては時刻t12の直前の
入力端Dの値“L”を保持し、クロックCKが“H”で
ある時刻t13〜t14においてはその期間中の入力端
Dの値を出力する。
【0053】上述のように、Dラッチ35の出力はクロ
ック半周期分よりも長く“H”となるので、時刻t13
よりも後で時刻t15までであれば、スリーステートバ
ッファ14の信号がDラッチ46の入力端Dにいくら遅
延して伝達されても、Dラッチ46の出力は時刻t1
2,t13において必ず“L”であり、時刻t14,t
15において必ず“H”となる。
【0054】更にDラッチ46の出力はスリーステート
バッファ25を介して分周器28のリセット端Rへと伝
達されるが、分周器28のリセット端Rでの信号の立ち
上がりは時刻t15まで遅延してもよい。リセットの契
機となるクロックCKの立ち上がりは時刻t15におい
て生じるからである。
【0055】そして分周器28は分周器18と同様にし
て、そのリセット端Rに伝達された信号が“H”である
期間のクロックCKの立ち上がりにより、出力Q1,Q
2が共に“L”となる。
【0056】以上のように、マスタチップ102のDラ
ッチ35とスレーブチップ202のDラッチ46が、信
号CBについてのクロックCKの一周期分の遅延を許
す。但し、分周器28は時刻t13におけるクロックC
Kの立ち上がりでリセットされることはない。上述のD
ラッチ35の動作の故にDラッチ46の入力は必ず時刻
t12において“L”であり、これを受けたDラッチ4
6の動作の故に分周器28のリセット端Rの論理値は必
ず時刻t13において“L”となるからである。よって
遅延量を制限する時間を緩和する為にDラッチ35,3
6が設けられた故に、これらにおいて遅延される合計の
遅延量、即ちクロックCKの1周期分だけキャリー信号
CYよりも前に、信号CBが活性化する必要がある。
【0057】分周クロック33,43の相互の同期を採
るため、分周器18についてもDラッチ35,36にお
いて遅延される合計の遅延量だけ信号CBを遅延させる
必要がある。このため、Dフリップフロップ38が分周
器18の出力端K2と分周器18のリセット端Rとの間
に設けられている。よって本実施の形態では分周クロッ
ク33,43の相互の同期を得つつも、実施の形態1の
場合と比較して遅延量を制限する期間を2倍に緩和する
ことができる。
【0058】しかし、信号CBは分周器27,28の出
力を所定の値に初期化することができれば、クロックC
KをN分周(N>1)する分周器において、クロックC
KのN周期分毎にクロックCKの1周期分だけ活性化す
る信号を採用することができる。
【0059】図8は分周器18,28として採用できる
分周回路8bの構成を示す回路図である。分周回路8b
は図2に示された分周回路7aの構成に対し、ANDゲ
ートG1をORゲートG10に置換し、ORゲートG1
0の入力端にはインバータI2の出力の代わりにリセッ
ト端Rを直接接続した構成となっている。
【0060】分周回路8bでは出力端K2からはキャリ
ー信号CYが出力されるが、リセット端Rに与えられる
論理値が“H”となることによって初期化される出力Q
1,Q2は、“H”,“L”となっている。出力Q1,
Q2はキャリー信号CYが出力される時の状態(Q1=
Q2=“H”)からクロックCKの2周期分経過する
と、上記の初期化の状態に移行するので、4分周の機能
を保ちつつ、分周器18,28は互いに位相の揃った分
周クロック33,34をそれぞれ出力することができ
る。
【0061】なお、本実施の形態では、クロックCKの
N周期分毎にクロックCKの1周期分だけ活性化する信
号を分周器18から得て、これをDラッチ35,45で
遅延させて分周器28の初期化に供する。よってDラッ
チ35,46を統合してDフリップフロップとし、いず
れか一方のチップに設けることもできる。しかし、マス
タチップ102及びスレーブチップ202のいずれも同
じ構成で得ることができるという点において、それぞれ
にDラッチを設けることが望ましい。
【0062】図9は本実施の形態の変形を示す回路図で
あり、マスタチップ103及びスレーブチップ203の
構成が示されている。図5ではマスタチップ102及び
スレーブチップ202において、それぞれDフリップフ
ロップ38,48を設けているが、図9ではこれに替え
てDラッチ35と共にDフリップフロップを構成するD
ラッチ39、Dラッチ45と共にDフリップフロップを
構成するDラッチ49を設けている。但し、Dラッチ3
9の入力端Dはスリーステートバッファ14の入力端、
出力端のいずれに接続してもよく、Dラッチ49の入力
端Dはスリーステートバッファ24の入力端、出力端の
いずれに接続してもよい。かかる構成においても、本実
施の形態の効果を得ることができる。
【0063】
【発明の効果】この発明のうち請求項1にかかる集積回
路を複数用意し、一の集積回路を第1の動作モードで動
作させ、他の集積回路を第2の動作モードで動作させ、
両方の集積回路の入出力部を結合することにより、一の
集積回路の分周器が生成する所定の信号を以て両方の集
積回路の初期化信号とすることができるので、別個にリ
セット信号を必要とすることなく、両方の集積回路の分
周クロックの位相を整合させることができる。
【0064】この発明のうち請求項2にかかる集積回路
によれば、一の集積回路の分周器が生成する所定の信号
を他の集積回路の分周器の初期化信号として伝達する際
の遅延量の上限を緩和することができる。
【0065】この発明のうち請求項3にかかる集積回路
によれば、一の集積回路の分周器が生成する所定の信号
を一の集積回路の分周器自身の初期化信号として採用す
る際、一の集積回路の遅延素子が所定の信号を、一の集
積回路の第1のラッチにおける遅延量と他の集積回路の
第2のラッチにおける遅延量との合計だけ遅延するの
で、両方の集積回路の分周器に与えられる初期化信号の
位相を揃えることができる。
【0066】この発明のうち請求項4及び5にかかる集
積回路によれば、分周器の初期化によって分周の割合が
変化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の構成を示す回路図で
ある。
【図2】 本発明の実施の形態1の構成を示す回路図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態1の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1の変形の構成を示す回
路図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の構成を示す回路図で
ある。
【図6】 本発明の実施の形態2の構成を示す回路図で
ある。
【図7】 本発明の実施の形態2の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態2の変形の構成を示す回
路図である。
【図9】 本発明の実施の形態2の他の変形の構成を示
す回路図である。
【図10】 従来の技術の構成を示す回路図である。
【図11】 従来の技術の構成を示す回路図である。
【図12】 従来の技術の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
7a,7b,8a,8b 分周回路、13〜15,23
〜25 スリーステートバッファ、17,18,27,
28 分周器、31,41 入出力ポート、32,42
モード端子、33,43 分周クロック、35,3
6,39,45,46,49 Dラッチ、38,48
Dフリップフロップ、101〜103 マスタチップ、
201〜203 スレーブチップ、C クロック端、R
リセット端、CY キャリー信号、CK クロック、
K1,K2 出力端。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロックを分周し、分周クロック
    と、前記分周クロックの周期で前記入力クロックの一周
    期分活性化する所定の信号とを生成し、初期化信号を受
    けて初期化される分周器と、 第1の動作モードにおいて前記所定の信号を外部へ出力
    し、かつ前記所定の信号を前記初期化信号として前記分
    周器へ与え、第2の動作モードにおいて前記初期化信号
    を前記外部から入力する入出力部とを備える集積回路。
  2. 【請求項2】 前記入出力部は、 前記第1の動作モードにおいて前記所定の信号を一旦ラ
    ッチして前記外部へと出力する第1のラッチと、 前記第2の動作モードにおいて前記外部から入力した前
    記初期化信号を一旦ラッチして前記分周器に与える第2
    のラッチとを有する、請求項1記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 前記入出力部は、 前記第1の動作モードにおいて前記所定の信号を前記第
    1及び第2のラッチにおいてラッチに要する期間の合計
    だけ遅延させて前記所定の信号を前記分周器に与える遅
    延素子を更に備える、請求項2記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のラッチは前記入力ク
    ロックに基づいて動作するDラッチであり、前記遅延素
    子は前記入力クロックに基づいて動作するフリップフロ
    ップであり、 前記分周器は、前記初期化信号を受けて、前記所定の信
    号を生成する時点よりも前記遅延素子の遅延量と前記入
    力クロックの1周期分だけ遅延した時点の内部状態に初
    期化される、請求項3記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 前記分周器は、前記初期化信号を受け
    て、前記所定の信号を生成する時点よりも前記入力クロ
    ックの1周期分だけ遅延した時点の内部状態に初期化さ
    れる、請求項1記載の集積回路。
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