JP2560296Y2 - ミクロジョイント分離装置 - Google Patents

ミクロジョイント分離装置

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JP2560296Y2
JP2560296Y2 JP1991054134U JP5413491U JP2560296Y2 JP 2560296 Y2 JP2560296 Y2 JP 2560296Y2 JP 1991054134 U JP1991054134 U JP 1991054134U JP 5413491 U JP5413491 U JP 5413491U JP 2560296 Y2 JP2560296 Y2 JP 2560296Y2
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JP
Japan
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hammer
work
workpiece
axis direction
product
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JP1991054134U
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English (en)
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JPH05316U (ja
Inventor
利之 田辺
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はタレットパンチプレス
やレーザ加工機等によりミクロジョイント加工された製
品を分離するミクロジョイント分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来タレットパンチプレスやレーザ加工
機により板状のワークより多数のワークを加工する場
合、ワークと製品の間をミクロジョイントやワイヤジョ
イントにより接続された状態で加工し、加工後ミクロジ
ョイントやワイヤジョイント部分より製品を分離する加
工方法が知られている。またミクロジョイント加工され
た製品をワークより分離する分離装置としては、例えば
実開昭61−159121号公報に記載のものが公知で
ある。上記公報の分離装置は複数の回転するハンマを有
していて、これらハンマによりミクロジョイント付近を
打撃することにより製品を分離するようにしたものであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来の分離
装置では、製品によってハンマがミクロジョイント付近
に適確に当らないことがあり、分離ミスが発生しやすい
不具合があった。この考案は上記従来の不具合を改善す
る目的でさなれたもので、ミクロジョイント加工された
製品が確実に分離できるようにしたミクロジョイント分
離装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、本体の上流側に搬入されたワーク把持し
をX軸方向へ移動するグリップと、上記本体に設けら
れ、かつ上記X軸と直交するY軸方向へ移動自在なハン
マと、上記グリップ及びハンマをX−Y軸方向へ移動制
御することにより、ワークのハンマリング個所を位置決
めするNC装置と、上記ハンマの下方に設けられ、かつ
分離すべき製品の位置に応じてリフト機構により選択的
に上下動させることにより、上記ハンマリングされるワ
ークを下方より支持する受け台とを具備したものであ
る。
【0005】
【作 用】上記構成により、ワークと製品を接続する
ミクロジョイント近傍を正確に位置決めしてハンマによ
りミクロジョイントを分離することができるため、分離
ミスなどが発生するのを防止することができる。また製
品の位置に応じて選択的に上下動される受け台によりワ
ークを浮かせた状態でハンマリング個所を適確に打撃す
ることができるため、より小さな打撃力でミクロジョイ
ントの分離が可能になる。
【0006】
【実 施 例】この考案を図示の一実施例を参照して詳
述する。図において1はこの装置の本体で、ワーク搬送
方向(矢印A)に対して上流側及び下流側にワーク2を
搬送するローラコンベヤ3,4が設置されている。なお
3b,4aはこれらローラコンベヤの駆動モータを示
す。上記両ローラコンベヤ3,4の側方にはガイドレー
ル5が布設されていて、このガイドレール5にワーク2
を把持するグリップ6がワーク搬送方向Aに移動自在に
支承されている。
【0007】上記ガイドレール5のローラコンベヤ3,
4側には、ガイドレール5と平行にボールねじ軸7が支
承されていて、このボールねじ軸7に上記グリップ6に
設けられたボールナット8が噛合されている。そして上
記ガイドレール5の下流側端に設けられたX軸サーボモ
ータ9により上記ボールねじ軸7を回転させることによ
りグリップ6をX軸方向(ワーク搬送方向A)へ移動で
きるようになっている。また本体1の上流側に設けられ
たローラコンベヤ3の下方には昇降テーブル12が設置
されている。
【0008】上記昇降テーブル12の上面にはローラコ
ンベヤ3各ローラ3aの間に位置するように多数のフリ
ーベアリング13が設置されていると共に、昇降テーブ
ル12の下側には昇降機構14が設けられている。上記
昇降機構14は屈曲部がピン15により架台16に支承
されたほぼヘ字形をなすリンク14aを有しており、こ
れらリンク14aの上端は昇降テーブル12の下面に枢
着されている。
【0009】上記各リンク14aの下端側は連動杆14
bにより互に連動されていると共に、連動杆14bの一
端側は昇降シリンダ17に接続されていて、この昇降シ
リンダ17により各リンク14aをピン15を中心に回
動させることにより、昇降テーブル12を図5の仮想線
に示す下降位置より実線に示す上昇位置まで上昇できる
ようになっており、このとき上面に設置されたフリーベ
アリング13が図2に示すようにローラコンベヤ3より
上方へ突出されるようになっている。
【0010】一方本体1の下流側は設けられたローラコ
ンベヤ4は上流側のローラコンベヤ3より一段低く設置
されていて、このローラコンベヤ4の上方を移動テーブ
ル20がワーク搬送方向Aと直交するY軸方向へ移動で
きるようになっている。上記移動テーブル20の上面に
は、昇降テーブル12が上昇位置にあるとき上面のフリ
ーベアリング13と同一平面となるように多数のフリー
ベアリング21が設置されている。上記ローラコンベヤ
4の側方にはY軸方向に架台22が設置されていて、こ
の架台22上に布設されたガイドレール23に上記移動
テーブル20がY軸方向に移動自在に支承されている。
そして上記架台22に取付けられた移動テーブル用モー
タ24により、上記移動テーブル20がローラコンベヤ
4上方の使用位置から、架台22上方の待機位置の間に
移動できるようになっている。
【0011】一方上記本体1は門型に形成されていて、
ワーク搬送方向Aを横切るように設けられた上部フレー
ム1aの側面にY軸方向に一対のガイドレール25が上
下に離間して布設されている。そしてこれらガイドレー
ル25にキャリヤ26が移動自在に取付けられている。
上記ガイドレール25の間にはY軸サーボモータ27に
より回転されるボールねじ軸28が設けられていて、こ
のボールねじ軸28にキャリヤ26に設けられたボール
ナット29が螺合され、Y軸サーボモータ27によりボ
ールねじ軸28を回転させることにより、上記キャリヤ
26をY軸方向へ移動できるようになっている。
【0012】そしてこのキャリヤ26にハンマ30が取
付けらている。上記ハンマ30は図6に示すようにエア
シリンダ30aより構成されていて、このエアシリンダ
30a内に収容されたピストン30bより下方へ突出さ
れたピストン杆30cの先端にウレタンなどの弾性体よ
りなる打撃子30dが取付けられている。また上記ハン
マ30の下方にはワーク搬送方向Aと直交する方向に2
個の受け台31,32が設置されている。これら受け台
31,32は上流側と下流側にそれぞれ位置していて、
リフト機構33により同時及び交互に上下動できるよう
になっている。
【0013】次に作用を説明すると、タレットパンチプ
レスやレーザ加工機(何れも図示せず)によりミクロジ
ョイント加工されたワーク2が上流側のローラコンベヤ
3により搬入されると、昇降テーブル12が上昇して昇
降テーブル12上のフリーベアリング13がワーク2を
下方より支持すると共に、グリップがワーク2の一端を
把持する。このとき下流側のローラコンベヤ4上には移
動テーブル20が図8の(a)に示すように、位置して
いて、この状態で予めNC装置35へ入力されているデ
ータを基にグリップ6及びキャリヤ26がX−Y軸方向
へ移動されて、ワーク2のハンマリング個所がハンマ3
0の下方に位置決めされる。
【0014】すなわちミクロジョイント加工されたワー
ク2が図7の(a)に示すような場合、予めハンマリン
グ順番がNC装置35へ入力されていて、まずワーク2
のハンマリング個所,が位置決めされる。またこの
とき図8の(b)に示すように上流側の昇降テーブル1
2と受け台31が下降される。この状態でハンマ30の
エアシリンダ30aへエアが供給されてピストン30b
が下降し、ピストン杆30cの先端に取付けられた打撃
子30dがワーク2と製品2aを接続するミクロジョイ
ント2bの近傍のハンマリング個所,を打撃して図
7の(b)に示すミクロジョイント2bを分離する。
【0015】その後ワーク2のハンマリング個所,
が位置決めされると、図8の(c)に示すように上流側
の昇降テーブル12及び受け台31が上昇し、下流側の
移動テーブル20が後退すると共に、受け台32が下降
する。この状態でハンマ30の打撃子30dがハンマリ
ング個所,を打撃してミクロジョイント2bを分離
する。そしてワーク2より分離された製品2aは下流側
のローラコンベヤ4により搬出される。以下上記動作を
繰返すことにより、上流側のローラコンベヤ2により搬
入されたワーク2より製品2aを分離して、下流側のロ
ーラコンベヤ3により搬出することができるようにな
る。
【0016】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、NC装
置によりワークのハンマリング個所を位置決めした状態
でハンマによりミクロジョイントを分離するようにした
ことから、ミクロジョイントを適確に切断することがで
きる。これによって分離ミスなどが発生するのを確実に
防止できると共に、ミクロジョイントを分離する製品の
形態が種々変ってもNC装置に製品データを入力するこ
とにより対応できるため、汎用性も高い。また製品の位
置に応じて選択的に上下動される一対の受け台によりハ
ンマリング個所を浮かした状態で、ハンマにより打撃す
るようにしたことから、より小さい打撃力でミクロジョ
イントを分離することができるため、ハンマを駆動する
駆動手段の小型化が図れると共に、打撃音も小さくでき
るため、騒音の低減も図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この の一実施例になるミクロジョイント分離
装置の全体的な平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同左側面図である。
【図4】同右側面図である。
【図5】昇降機構の詳細図である。
【図6】ハンマの拡大断面図である。
【図7】(a)ミクロジョイント加工されたワークの平
面図である。 (b)ミクロジョイント部分の拡大図である。
【図8】(a)分離時の作用を示す説明図である。 (b)分離時の作用を示す説明図である。 (c)分離時の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体、2 ワーク、6 グリップ、30 ハンマ、
31,32 受け台、35 NC装置。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体1の上流側に搬入されたワーク2を
    把持してX軸方向へ移動するグリップ6と、上記本体1
    に設けられ、かつ上記X軸と直交するY軸方向へ移動自
    在なハンマ30と、上記グリップ6及びハンマ30をX
    −Y軸方向へ移動制御することにより、ワークのハン
    マリング個所を位置決めするNC装置35と、上記ハン
    マ30の下方に設けられ、かつ分離すべき製品の位置に
    応じてリフト機構33により選択的に上下動させること
    により、上記ハンマリングされるワーク2を下方より支
    持する一対の受け台31,32とを具備してなるミクロ
    ジョイント分離装置。
JP1991054134U 1991-06-18 1991-06-18 ミクロジョイント分離装置 Expired - Lifetime JP2560296Y2 (ja)

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JP1991054134U JP2560296Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 ミクロジョイント分離装置

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JP1991054134U JP2560296Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 ミクロジョイント分離装置

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JPH05316U JPH05316U (ja) 1993-01-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130980A (en) * 1975-05-10 1976-11-13 Mutoh Ind Ltd Apparatus for manufacturing painting template
JPH0137791Y2 (ja) * 1985-03-25 1989-11-14

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