JPH05316U - ミクロジヨイント分離装置 - Google Patents

ミクロジヨイント分離装置

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JPH05316U
JPH05316U JP5413491U JP5413491U JPH05316U JP H05316 U JPH05316 U JP H05316U JP 5413491 U JP5413491 U JP 5413491U JP 5413491 U JP5413491 U JP 5413491U JP H05316 U JPH05316 U JP H05316U
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JP
Japan
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work
hammer
axis direction
grip
microjoint
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JP5413491U
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利之 田辺
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品とワークを接続するミクロジョイントが
確実に分離できるようにしたミクロジョイント分離装置
を提供することにある。 【構成】 本体1の上流側に搬入されたワーク2をX軸
方向へ移動するグリップ6と、上記本体1に設けられ、
かつ上記X軸と直交するY軸方向へ移動自在なハンマ3
0と、上記グリップ6及びハンマ30をX−Y軸方向へ
移動制御することにより、ワークのハンマリング個所を
位置決めするNC装置35と、上記ハンマ30によりハ
ンマリングされるワーク2を下方より支持する受け台3
1,32とを具備したことにより、NC装置35により
ハンマリング個所に位置決めされたハンマ30により確
実にミクロジョイントが分離できるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はタレットパンチプレスやレーザ加工機等によりミクロジョイント加 工された製品を分離するミクロジョイント分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来タレットパンチプレスやレーザ加工機により板状のワークより多数のワー クを加工する場合、ワークと製品の間をミクロジョイントやワイヤジョイントに より接続された状態で加工し、加工後ミクロジョイントやワイヤジョイント部分 より製品を分離する加工方法が知られている。 またミクロジョイント加工された製品をワークより分離する分離装置としては 、例えば実開昭61−159121号公報に記載のものが公知である。 上記公報の分離装置は複数の回転するハンマを有していて、これらハンマによ りミクロジョイント付近を打撃することにより製品を分離するようにしたもので ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の分離装置では、製品によってハンマがミクロジョイント付近 に適確に当らないことがあり、分離ミスが発生しやすい不具合があった。 この考案は上記従来の不具合を改善する目的でさなれたもので、ミクロジョイ ント加工された製品が確実に分離できるようにしたミクロジョイント分離装置を 提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、本体の上流側に搬入されたワークをX 軸方向へ移動するグリップと、上記本体に設けられ、かつ上記X軸と直交するY 軸方向へ移動自在なハンマと、上記グリップ及びハンマをX−Y軸方向へ移動制 御することにより、ワークのハンマリング個所を位置決めするNC装置と、上記 ハンマによりハンマリングされるワークを下方より支持する受け台とを具備した ものである。
【0005】
【作 用】
上記構成により、ワークと製品を接続するミクロジョイント近傍を正確に位置 決めしてハンマによりミクロジョイントを分離することができるため、分離ミス などが発生するのを防止することができる。
【0006】
【実 施 例】
この考案を図示の一実施例を参照して詳述する。 図において1はこの装置の本体で、ワーク搬送方向(矢印A)に対して上流側 及び下流側にワーク2を搬送するローラコンベヤ3,4が設置されている。なお 3b,4aはこれらローラコンベヤの駆動モータを示す。 上記両ローラコンベヤ3,4の側方にはガイドレール5が布設されていて、こ のガイドレール5にワーク2を把持するグリップ6がワーク搬送方向Aに移動自 在に支承されている。
【0007】 上記ガイドレール5のローラコンベヤ3,4側には、ガイドレール5と平行に ボールねじ軸7が支承されていて、このボールねじ軸7に上記グリップ6に設け られたボールナット8が噛合されている。 そして上記ガイドレール5の下流側端に設けられたX軸サーボモータ9により 上記ボールねじ軸7を回転させることによりグリップ6をX軸方向(ワーク搬送 方向A)へ移動できるようになっている。 また本体1の上流側に設けられたローラコンベヤ3の下方には昇降テーブル1 2が設置されている。
【0008】 上記昇降テーブル12の上面にはローラコンベヤ3各ローラ3aの間に位置す るように多数のフリーベアリング13が設置されていると共に、昇降テーブル1 2の下側には昇降機構14が設けられている。 上記昇降機構14は屈曲部がピン15により架台16に支承されたほぼヘ字形 をなすリンク14aを有しており、これらリンク14aの上端は昇降テーブル1 2の下面に枢着されている。
【0009】 上記各リンク14aの下端側は連動杆14bにより互に連動されていると共に 、連動杆14bの一端側は昇降シリンダ17に接続されていて、この昇降シリン ダ17により各リンク14aをピン15を中心に回動させることにより、昇降テ ーブル12を図5の仮想線に示す下降位置より実線に示す上昇位置まで上昇でき るようになっており、このとき上面に設置されたフリーベアリング13が図2に 示すようにローラコンベヤ3より上方へ突出されるようになっている。
【0010】 一方本体1の下流側は設けられたローラコンベヤ4は上流側のローラコンベヤ 3より一段低く設置されていて、このローラコンベヤ4の上方を移動テーブル2 0がワーク搬送方向Aと直交するY軸方向へ移動できるようになっている。 上記移動テーブル20の上面には、昇降テーブル12が上昇位置にあるとき上 面のフリーベアリング13と同一平面となるように多数のフリーベアリング21 が設置されている。 上記ローラコンベヤ4の側方にはY軸方向に架台22が設置されていて、この 架台22上に布設されたガイドレール23に上記移動テーブル20がY軸方向に 移動自在に支承されている。 そして上記架台22に取付けられた移動テーブル用モータ24により、上記移 動テーブル20がローラコンベヤ4上方の使用位置から、架台22上方の待機位 置の間に移動できるようになっている。
【0011】 一方上記本体1は門型に形成されていて、ワーク搬送方向Aを横切るように設 けられた上部フレーム1aの側面にY軸方向に一対のガイドレール25が上下に 離間して布設されている。 そしてこれらガイドレール25にキャリヤ26が移動自在に取付けられている 。 上記ガイドレール25の間にはY軸サーボモータ27により回転されるボール ねじ軸28が設けられていて、このボールねじ軸28にキャリヤ26に設けられ たボールナット29が螺合され、Y軸サーボモータ27によりボールねじ軸28 を回転させることにより、上記キャリヤ26をY軸方向へ移動できるようになっ ている。
【0012】 そしてこのキャリヤ26にハンマ30が取付けらている。 上記ハンマ30は図6に示すようにエアシリンダ30aより構成されていて、 このエアシリンダ30a内に収容されたピストン30bより下方へ突出されたピ ストン杆30cの先端にウレタンなどの弾性体よりなる打撃子30dが取付けら れている。 また上記ハンマ30の下方にはワーク搬送方向Aと直交する方向に2個の受け 台31,32が設置されている。 これら受け台31,32は上流側と下流側にそれぞれ位置していて、リフト機 構33により同時及び交互に上下動できるようになっている。
【0013】 次に作用を説明すると、タレットパンチプレスやレーザ加工機(何れも図示せ ず)によりミクロジョイント加工されたワーク2が上流側のローラコンベヤ3に より搬入されると、昇降テーブル12が上昇して昇降テーブル12上のフリーベ アリング13がワーク2を下方より支持すると共に、グリップがワーク2の一端 を把持する。このとき下流側のローラコンベヤ4上には移動テーブル20が図8 の(a)に示すように、位置していて、この状態で予めNC装置35へ入力され ているデータを基にグリップ6及びキャリヤ26がX−Y軸方向へ移動されて、 ワーク2のハンマリング個所がハンマ30の下方に位置決めされる。
【0014】 すなわちミクロジョイント加工されたワーク2が図7の(a)に示すような場 合、予めハンマリング順番がNC装置35へ入力されていて、まずワーク2のハ ンマリング個所,が位置決めされる。またこのとき図8の(b)に示すよう に上流側の昇降テーブル12と受け台31が下降される。 この状態でハンマ30のエアシリンダ30aへエアが供給されてピストン30 bが下降し、ピストン杆30cの先端に取付けられた打撃子30dがワーク2と 製品2aを接続するミクロジョイント2bの近傍のハンマリング個所,を打 撃して図7の(b)に示すミクロジョイント2bを分離する。
【0015】 その後ワーク2のハンマリング個所,が位置決めされると、図8の(c) に示すように上流側の昇降テーブル12及び受け台31が上昇し、下流側の移動 テーブル20が後退すると共に、受け台32が下降する。 この状態でハンマ30の打撃子30dがハンマリング個所,を打撃してミ クロジョイント2bを分離する。そしてワーク2より分離された製品2aは下流 側のローラコンベヤ4により搬出される。 以下上記動作を繰返すことにより、上流側のローラコンベヤ2により搬入され たワーク2より製品2aを分離して、下流側のローラコンベヤ3により搬出する ことができるようになる。
【0016】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、NC装置によりワークのハンマリング個所を 位置決めした状態でハンマによりミクロジョイントを分離するようにしたことか ら、ミクロジョイントを適確に切断することができる。 これによって分離ミスなどが発生するのを確実に防止できると共に、ミクロジ ョイントを分離する製品の形態が種々変ってもNC装置に製品データを入力する ことにより対応できるため、汎用性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この の一実施例になるミクロジョイント分離
装置の全体的な平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同左側面図である。
【図4】同右側面図である。
【図5】昇降機構の詳細図である。
【図6】ハンマの拡大断面図である。
【図7】(a)ミクロジョイント加工されたワークの平
面図である。 (b)ミクロジョイント部分の拡大図である。
【図8】(a)分離時の作用を示す説明図である。 (b)分離時の作用を示す説明図である。 (c)分離時の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体、2 ワーク、6 グリップ、30 ハンマ、
31,32 受け台、35 NC装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 本体1の上流側に搬入されたワーク2を
    X軸方向へ移動するグリップ6と、上記本体1に設けら
    れ、かつ上記X軸と直交するY軸方向へ移動自在なハン
    マ30と、上記グリップ6及びハンマ30をX−Y軸方
    向へ移動制御することにより、ワークのハンマリング個
    所を位置決めするNC装置35と、上記ハンマ30によ
    りハンマリングされるワーク2を下方より支持する受け
    台31,32とを具備してなるミクロジョイント分離装
    置。
JP1991054134U 1991-06-18 1991-06-18 ミクロジョイント分離装置 Expired - Lifetime JP2560296Y2 (ja)

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JP1991054134U JP2560296Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 ミクロジョイント分離装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05316U true JPH05316U (ja) 1993-01-08
JP2560296Y2 JP2560296Y2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=12962113

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019162693A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社アマダホールディングス 穴抜き加工方法及び金型

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130980A (en) * 1975-05-10 1976-11-13 Mutoh Ind Ltd Apparatus for manufacturing painting template
JPS61159121U (ja) * 1985-03-25 1986-10-02

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