JP2558220Y2 - バルブ装置 - Google Patents

バルブ装置

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JP2558220Y2
JP2558220Y2 JP8672191U JP8672191U JP2558220Y2 JP 2558220 Y2 JP2558220 Y2 JP 2558220Y2 JP 8672191 U JP8672191 U JP 8672191U JP 8672191 U JP8672191 U JP 8672191U JP 2558220 Y2 JP2558220 Y2 JP 2558220Y2
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JP
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shaft
valve device
hole
pin
clearance
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JP8672191U
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毅 柳父
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Nok Corp
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Nok Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バルブ装置の改良に関
する。本考案のバルブ装置は例えば自動車の駆動系にお
ける吸気制御弁として用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示すように、ボディ1
に所要数の流路2を設け、流路2と直交する向きに軸孔
3を設け、軸孔3にシャフト4を回転自在に挿入し、シ
ャフト4に所要数の円盤形のバルブ部材5を固定したバ
ルブ装置が知られている。このバルブ装置はシャフト4
を回転させ、これに伴ってバルブ部材5を0〜90度の
範囲で回転させて流路2を流れる流体の流量を調節す
る。
【0003】図7は図6の一部を拡大して示している。
シャフト4の端部6は軸孔3の末端に位置する軸受孔7
に回転自在に挿入されており、端部6の外周面と軸受孔
7の内周壁との間には端部6の回転を円滑にすべく所定
のクリアランス8が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術には端部
6と軸受孔7の内周壁の間に所定のクリアランス8が設
けられていることに起因して次の問題がある。すなわち
作動時、ボディ1が振動しまたは流路2を流れる流体に
脈動が生じるとシャフト4がバルブ部材5とともに振動
し、シャフト4の端部6が軸受孔7の内周壁に繰り返し
叩き付けられて大きな異音が発生し、この異音によって
装置の静粛性が阻害されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、バルブ部材
を固定したシャフトの端部をボディの軸受孔に回転自在
に挿入したバルブ装置において、前記シャフトの端部に
スリットを設け、前記端部にピンを圧入して前記端部を
外径方向に押し拡げたことを特徴とするバルブ装置を提
供する。
【0006】
【作用】上記構成によれば、シャフトの端部を外径方向
に押し拡げたために端部と軸受孔の内周壁の間のクリア
ランスを従来より狭めることができ、異音の発生を防止
し、または少なくとも異音の大きさを従来より小さくす
ることができる。
【0007】なおシャフト全体を従来より太くしてクリ
アランスを狭めることはシャフトに所謂“しぶり”や
“かじり”が生じて作動性に良くない影響を与えるため
に不可である。
【0008】
【実施例】つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0009】図1は上記従来技術に係る図7に対応して
バルブ装置の要部を示しており、シャフト4の端部6に
スリット9が設けられ、この端部6にピン11が圧入さ
れて端部6が外径方向に押し拡げられ、これにより端部
6と軸受孔7の内周壁の間のクリアランス8が従来より
狭められている。クリアランス8の大きさはピン11の
圧入深さを変更することにより調節可能であってクリア
ランス8の大きさを適正な値に設定することが可能であ
る。
【0010】図2と図3はピン11を圧入する以前の状
態のシャフト4の端部6を示し、図4と図5はピン11
を単体で示している。シャフト4の端部6にスリット9
の幅より大きな径寸法を有する円形の穴10が設けら
れ、この穴10を挾んで180度対称位置に一対のスリ
ット9が設けられている。ピン11にはこの穴10に差
し込まれる円柱形の差込み部13が設けられ、この差込
み部13を挾んで180度対称位置に一対の楔部12が
設けられている。しかして、この穴10と差込み部13
を有することによってピン11を端部6に対して常に同
芯的に圧入することが可能である。
【0011】
【考案の効果】本考案は次の効果を奏する。すなわちシ
ャフトの端部にスリットを設け、端部にピンを圧入して
端部を外径方向に押し拡げたために、端部と軸受孔の内
周壁の間のクリアランスを従来より狭めることができ、
異音の発生を防止し、または少なくとも異音の大きさを
従来より小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るバルブ装置の要部断面図
【図2】ピンを圧入する以前の状態のシャフトの端部の
正面図
【図3】同側面図
【図4】ピンの正面図
【図5】同側面図
【図6】従来例に係るバルブ装置の断面図
【図7】同一部拡大図
【符号の説明】
1 ボディ 2 流路 3 軸孔 4 シャフト 5 バルブ部材 6 端部 7 軸受孔 8 クリアランス 9 スリット 10 穴 11 ピン 12 楔部 13 差込み部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ部材5を固定したシャフト4の端
    部6をボディ1の軸受孔7に回転自在に挿入したバルブ
    装置において、前記シャフト4の端部6にスリット9を
    設け、前記端部6にピン11を圧入して前記端部6を外
    径方向に押し拡げたことを特徴とするバルブ装置。
JP8672191U 1991-09-30 1991-09-30 バルブ装置 Expired - Lifetime JP2558220Y2 (ja)

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JPH0530644U JPH0530644U (ja) 1993-04-23
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JP5141298B2 (ja) * 2008-02-27 2013-02-13 アイシン精機株式会社 バタフライバルブ装置

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JPH0530644U (ja) 1993-04-23

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