JP2002243038A - 圧縮機等のピストンとコンロッドの連結装置 - Google Patents

圧縮機等のピストンとコンロッドの連結装置

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JP2002243038A
JP2002243038A JP2001039848A JP2001039848A JP2002243038A JP 2002243038 A JP2002243038 A JP 2002243038A JP 2001039848 A JP2001039848 A JP 2001039848A JP 2001039848 A JP2001039848 A JP 2001039848A JP 2002243038 A JP2002243038 A JP 2002243038A
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JP
Japan
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piston
connecting rod
hole
shaped washer
pin
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Application number
JP2001039848A
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English (en)
Inventor
Masahiko Murakami
雅彦 村上
Takashi Kakiuchi
隆志 垣内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンとコンロッドとの間にU字状ワッシ
ャーを設けた、圧縮機等のピストンとコンロッドの連結
装置に関し、部品同士の干渉による異常音低減を図る。 【解決手段】 U字状ワッシャー12は、ピストンピン
5近傍においてコンロッド8側に凸なる円弧状の接触部
14を有し、U字状ワッシャー12の自由端部15は、
接触部14より大なる曲率でピストン1側に曲げらてい
るので、コンロッド8とU字状ワッシャー12との、不
用意な干渉による異常音低減を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機等のピスト
ンとコンロッドの連結装置に係わり、詳しくは、ピスト
ンとコンロッドとの間に設けられるワッシャーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、実開昭60−12
5784号公報に記載されているものがある。以下、上
記従来の技術を図面参照しながら説明する。
【0003】図3は従来の圧縮機等のピストンとコンロ
ッドの連結装置における、ピストン・コンロッド組立品
の部分断面図、図4は従来の同ピストン・コンロッド組
立品の要部拡大図、図5は従来の同ピストン・コンロッ
ド組立品の分解斜視図である。
【0004】図3,図4,図5において、17は内部に
中空部18を有したピストンで、側壁には直径方向に貫
通した貫通孔19を有し、ピストン17端部から貫通孔
19の中心に向ってロッキングピン貫通孔20を有して
いる。21は貫通孔19に挿入されるピストンピンで、
軸方向に伸びるロッキングピン貫通孔22をその一端に
有している。
【0005】23はロッキングピン貫通孔20とロッキ
ングピン貫通孔22に挿入されるロッキングピンで、ピ
ストン17とピストンピン21を固定している。24は
一端に中空部18に挿入され、かつ、ピストンピン21
が貫通する透孔25を設けた小端部26を有するコンロ
ッドで、他端には駆動装置(図示せず)等に連結される
大端部27を有している。
【0006】28はU字状をなし、その自由端に各々ピ
ストンピン貫通孔29を有している。そしてU字状ワッ
シャー28は、ピストンピン21近傍においてコンロッ
ド24側に凸なる円弧状の接触部30を有している。こ
のU字状ワッシャー28はピストン中空部18に挿入さ
れる。
【0007】これらの構成により、U字状ワッシャー2
8は、ピストンピン21近傍においてコンロッド24側
に凸なる円弧状の接触部30を有することにより、コン
ロッド24の局部的な摩耗を低減する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧縮機等のピストンとコンロッドの連結装置のピス
トン・コンロッド組立品では、ピストン中空部18の側
壁とコンロッド24との隙間が狭いため、コンロッド2
4先端部とU字状ワッシャー28が不用意に干渉し異常
音が発生するという欠点があった。
【0009】本発明は、コンロッド先端部とU字状ワッ
シャーとの間で、不用意な干渉による異常音を低減する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の圧縮機等のピストンとコンロッドの連結装置の発明
は、ピストンと、コンロッドと、前記ピストンと前記コ
ンロッドとを連結するピストンピンと、前記ピストンと
前記コンロッドとの間に設けられるU字状のワッシャー
とからなり、前記U字状ワッシャーは、前記ピストンピ
ン近傍において前記コンロッド側に凸なる円弧状の接触
部を有すると共に、前記U字状ワッシャーの自由端部が
前記接触部より大なる曲率で曲げられているものであ
り、コンロッドを適切な位置で支持することで、コンロ
ッド先端部とU字状ワッシャーとの間で、不用意な干渉
を防ぐ作用を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による圧縮機等のピ
ストンとコンロッドの連結装置の一実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態1による圧縮機
等のピストンとコンロッドの連結装置における、ピスト
ン・コンロッド組立品の部分断面図、図2は同実施の形
態の要部拡大図である。
【0013】図1,図2において、1は内部に中空部2
を有したピストンで、側壁には直径方向に貫通した貫通
孔3を有し、ピストン1端面から貫通孔3の中心に向っ
てロッキングピン貫通孔4を有している。5は貫通孔3
に挿入されるピストンピンで、軸方向に伸びるロッキン
グピン貫通孔6をその一端に有している。
【0014】7はロッキングピン貫通孔4とロッキング
ピン貫通孔6に挿入されるロッキングピン7で、ピスト
ン1とピストンピン5を固定している。8は一端に中空
部2に挿入され、かつ、ピストンピン5が貫通する透孔
9を設けた小端部10を有するコンロッドで、他端には
駆動装置(図示せず)等に連結される大端部11を有し
ている。
【0015】12はU字状をなし、その自由端に各々ピ
ストンピン貫通孔13を有している。そしてU字状ワッ
シャー12は、ピストンピン5近傍においてコンロッド
8側に凸なる円弧状の接触部14を有し、U字状ワッシ
ャー自由端部15は、接触部14より大なる曲率でピス
トン1側に曲げられている。このU字状ワッシャー12
はピストン中空部2に挿入される。
【0016】以上の構成において、ピストン1とコンロ
ッド8の連結は次のように行われる。まず、ピストン1
の中空部2にU字状ワッシャー12及びコンロッド8の
小端部10をそれぞれ挿入し、ピストン1の貫通孔3,
16とピストンピン貫通孔13と透孔9を整列する。
【0017】そして、ピストンピン5を貫通孔3及びピ
ストンピン貫通孔13及び透孔9さらに貫通孔16にそ
れぞれ挿入する。
【0018】そして、ピストン1のロッキングピン貫通
孔4とピストンピン5のロッキングピン貫通孔6それぞ
れの孔位置を一致させる。
【0019】そして、ロッキングピン7をロッキングピ
ン貫通孔4及びロッキングピン貫通孔のそれぞれに挿入
することにより、ピストン1とピストンピン5両者の回
動が止められる。
【0020】これらの構成により、U字状ワッシャー1
2は、ピストンピン5近傍においてコンロッド8側に凸
なる円弧状の接触部14を有し、U字状ワッシャー12
の自由端部15は、接触部14より大なる曲率でピスト
ン1側に曲げられ、コンロッド8を適切な位置で支持す
ることで、コンロッド8先端部とU字状ワッシャー12
との間で、不用意な干渉による異常音低減を図ることが
できる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上の説明からも明らかなよ
うに、ピストンピン近傍においてコンロッド側に凸なる
円弧状の接触部と、接触部より大なる曲率でピストン1
側に曲げられた自由端部を有するU字状ワッシャーによ
り、コンロッドと各部品の干渉による異常音低減の効果
を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による圧縮機等のピスト
ンとコンロッドの連結装置におけるピストン・コンロッ
ド組立品の部分断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】従来の圧縮機等のピストンとコンロッドの連結
装置におけるピストン・コンロッド組立品の部分断面図
【図4】図3の要部拡大図
【図5】従来の同ピストン・コンロッド組立品の分解斜
視図
【符号の説明】
1 ピストン 5 ピストンピン 8 コンロッド 12 U字状ワッシャー 14 接触部 15 自由端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンと、コンロッドと、前記ピスト
    ンと前記コンロッドとを連結するピストンピンと、前記
    ピストンと前記コンロッドとの間に設けられるU字状ワ
    ッシャーとからなり、前記U字状ワッシャーは、前記ピ
    ストンピン近傍において前記コンロッド側に凸なる円弧
    状の接触部を有すると共に前記U字状ワッシャーの自由
    端部が、前記接触部より大なる曲率で前記ピストン側に
    曲げられていることを特徴とする圧縮機等のピストンと
    コンロッドの連結装置。
JP2001039848A 2001-02-16 2001-02-16 圧縮機等のピストンとコンロッドの連結装置 Pending JP2002243038A (ja)

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JP2001039848A JP2002243038A (ja) 2001-02-16 2001-02-16 圧縮機等のピストンとコンロッドの連結装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103171A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Nishishiba Electric Co Ltd ピストン装置
CN102720657A (zh) * 2012-06-21 2012-10-10 广州万宝集团压缩机有限公司 用于制冷压缩机的分体式连杆

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103171A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Nishishiba Electric Co Ltd ピストン装置
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