JPH06313486A - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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Publication number
JPH06313486A
JPH06313486A JP10433693A JP10433693A JPH06313486A JP H06313486 A JPH06313486 A JP H06313486A JP 10433693 A JP10433693 A JP 10433693A JP 10433693 A JP10433693 A JP 10433693A JP H06313486 A JPH06313486 A JP H06313486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
case
hole
valve seat
valve case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10433693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Tao
統雄 垰
Katsuzo Konakawa
勝蔵 粉川
Katsuhiko Yamamoto
克彦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10433693A priority Critical patent/JPH06313486A/ja
Publication of JPH06313486A publication Critical patent/JPH06313486A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の一方向流通のみを許容する逆止弁にお
いて、安価な逆止弁構成を提供することを目的とする。 【構成】 円筒状の弁ケース11と、この弁ケース11
内に設けられ、弁ケース11内を流れる流体の流通方向
に対応して開閉する弁体14とからなり、前記弁体14
の弁着座部17は、前記弁ケース11に一体に形成した
通孔部12を有する環状溝13で構成してあり、通孔部
12、弁着座部17をコストのかかる別部品で作る必要
がない構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の一方向流通のみ
を許容する逆止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の逆止弁は、図4に示すよう
に、円筒状の弁ケース1と、この弁ケース1内に設けら
れ、弁ケース1内を流れる流体の流通を許容する通孔3
が形成された弁着座部4を有する弁座2と、前記通孔3
を前記流体の流通方向に対応して開閉する弁体5とによ
って構成され、弁座2のガイド部6外周に形成された環
状溝7に対して、弁ケース1を咬め込むことにより、弁
座2の固定がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、一般的には金属材料を使用し、
切削加工による弁座は、通孔、弁着座部、ガイド部、環
状溝と加工工数もかかり、コスト高となる。又、弁座、
弁体の組立後、その固定のため、弁ケースの咬め加工が
必要であり、位置決め等の必要性からも組立工数のかか
る構成となっている。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、安価な逆止弁構成を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の逆止弁は、円筒状の弁ケースと、この弁ケ
ース内に設けられ、弁ケース内を流れる流体の流通方向
に対応して開閉する弁体とからなり、前記弁体の弁着座
部は、前記弁ケースに一体に形成した通孔部を有する環
状溝で構成してなるものである。
【0006】又、前記弁体の弁着座部は、前記弁ケース
に形成した通孔部を有する縮菅部で構成してなるもので
ある。
【0007】
【作用】本発明は、上記した構成によって、下記の作用
を有する。
【0008】すなわち、従来、別部品である弁座で形成
した通孔、弁着座部を、弁ケースの環状溝で一体に形成
したため、コスト高であった弁座を廃止することができ
る。又、その後の弁座固定のための咬め工数も不要とな
る。
【0009】又、前記弁着座部を、弁ケースの縮菅部で
形成したため、同じく別部品よりなる弁座を不要とす
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
【0011】図1、図2において、11は、円筒状の弁
ケースで、この弁ケース11には、中央に通孔部12を
有する環状溝13が、ロール加工により形成されてい
る。この弁ケース11内には、前記弁ケース11内を流
れる流体の流通方向に対応して開閉する弁体14が設け
られており、この弁体14は、テフロン等の耐熱合成樹
脂で形成され、前記通孔部12を開閉すべく弁部15
と、前記弁ケース11内周面と摺動する断面四角形の弁
ガイド部16とで構成されている。
【0012】さらに前記環状溝13は、前記弁部15が
閉時の際の弁着座部17を兼ね備えているものである。
尚、18は、弁体14の開時の際の規制をするストッパ
ーであり、弁体14を弁ケース11に挿入後、同じくロ
ール加工で形成し、弁体14の外れを防止するものでも
ある。
【0013】上記構成において、前記弁体14の弁部1
5の弁着座部17を、前記弁ケース11にロール加工で
形成した通孔部12を有する環状溝13で構成してお
り、従来、別部品で通孔、弁着座部を形成した、コスト
のかかる弁座を廃止することができる。又、その後の弁
座固定のための咬め加工も不要となり、逆止弁を安価に
構成することができる。
【0014】次に本発明の他の実施例を図3を用いて説
明する。図3において前記実施例と相違する点は、弁着
座部19を弁ケース11に形成した通孔部12を有する
縮菅部20で構成したことにあり、この構成において
も、同じく弁座を廃止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の逆止弁によれば、
次の効果が得られる。
【0016】(1)弁体の弁部の弁着座部を、弁ケース
にロール加工で形成した通孔部を有する環状溝又は縮管
部を形成することにより、通孔、弁着座部をコストのか
かる別部品で作る必要がない。
【0017】(2)又、組立後の部品固定のため、位置
決め等を必要とした弁ケースの咬め加工も不要となり、
安価な逆止弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における逆止弁の断面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】本発明の他の実施例における逆止弁の断面図
【図4】従来の逆止弁の断面図
【符号の説明】
11 弁ケース 12 通孔部 13 環状溝 14 弁体 17 弁着座部 20 縮管部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の弁ケースと、この弁ケース内に設
    けられ、弁ケース内を流れる流体の流通方向に対応して
    開閉する弁体とからなり、前記弁体の弁着座部は、前記
    弁ケースに一体形成した通孔部を有する環状溝で構成し
    てなる逆止弁。
  2. 【請求項2】前記弁体の弁着座部は、前記弁ケースに形
    成した通孔部を有する縮菅部で構成してなる請求項1記
    載の逆止弁。
JP10433693A 1993-04-30 1993-04-30 逆止弁 Pending JPH06313486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10433693A JPH06313486A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 逆止弁

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JP10433693A JPH06313486A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 逆止弁

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Publication Number Publication Date
JPH06313486A true JPH06313486A (ja) 1994-11-08

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ID=14378095

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10433693A Pending JPH06313486A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 逆止弁

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JP (1) JPH06313486A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310312A (ja) * 2001-02-07 2002-10-23 Fuji Koki Corp 逆止弁
JP2004270853A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Fuji Koki Corp 電動弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310312A (ja) * 2001-02-07 2002-10-23 Fuji Koki Corp 逆止弁
JP2004270853A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Fuji Koki Corp 電動弁

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