JPH1061801A - 逆止弁 - Google Patents
逆止弁Info
- Publication number
- JPH1061801A JPH1061801A JP22136296A JP22136296A JPH1061801A JP H1061801 A JPH1061801 A JP H1061801A JP 22136296 A JP22136296 A JP 22136296A JP 22136296 A JP22136296 A JP 22136296A JP H1061801 A JPH1061801 A JP H1061801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- main body
- valve body
- check valve
- seal portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数をできるだけ少なくするとともに、
シール性をも十分に確保できるようにする。 【解決手段】 両端に配管接続部2A,2Bを有する管
状の本体1内に、該本体1内周面にガイドされて摺動す
る弁体3を摺動自在に配置するとともに、前記本体1に
は、前記弁体3が着座する円形の弁シール部4と、前記
弁体3の開作動時における摺動範囲を規制するストッパ
ー部5とを形成して、部品点数の低減とシール性の確保
とを図り得るようにしている。
シール性をも十分に確保できるようにする。 【解決手段】 両端に配管接続部2A,2Bを有する管
状の本体1内に、該本体1内周面にガイドされて摺動す
る弁体3を摺動自在に配置するとともに、前記本体1に
は、前記弁体3が着座する円形の弁シール部4と、前記
弁体3の開作動時における摺動範囲を規制するストッパ
ー部5とを形成して、部品点数の低減とシール性の確保
とを図り得るようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、冷凍装置の配管
途中に介設される逆止弁に関するものである。
途中に介設される逆止弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷凍装置の冷媒回路中には、冷
媒の逆流を防止する目的から逆止弁が用いられる。
媒の逆流を防止する目的から逆止弁が用いられる。
【0003】この逆止弁としては、図3に示すように、
両端に配管接続部2A′,2B′を有する管状の本体
1′内に、一端側に弁シール部4′を、他端側にスプリ
ング受け7′を有する弁ガイド9′を配置し、該弁ガイ
ド9′内に摺動自在に配設された弁体3′をバックアッ
プ用のスプリング8′で付勢した構造のものが知られて
いる。
両端に配管接続部2A′,2B′を有する管状の本体
1′内に、一端側に弁シール部4′を、他端側にスプリ
ング受け7′を有する弁ガイド9′を配置し、該弁ガイ
ド9′内に摺動自在に配設された弁体3′をバックアッ
プ用のスプリング8′で付勢した構造のものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構造の
逆止弁の場合、弁ガイド9′を本体1′内に配置し、該
弁ガイド9′内を弁体3′が摺動する構造としているた
め、部品点数が多くなるとともに、組付工数も多くなら
ざるを得ないという問題があった。
逆止弁の場合、弁ガイド9′を本体1′内に配置し、該
弁ガイド9′内を弁体3′が摺動する構造としているた
め、部品点数が多くなるとともに、組付工数も多くなら
ざるを得ないという問題があった。
【0005】また、バックアップ用のスプリングを省略
し、弁体自身でシールする自己シールタイプのものもあ
るが、その場合、弁体によるシールが不十分となるおそ
れがあり、閉弁時の漏れが問題となる。
し、弁体自身でシールする自己シールタイプのものもあ
るが、その場合、弁体によるシールが不十分となるおそ
れがあり、閉弁時の漏れが問題となる。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、部品点数をできるだけ少なくするとともに、シー
ル性をも十分に確保できるようにすることを目的とする
ものである。
ので、部品点数をできるだけ少なくするとともに、シー
ル性をも十分に確保できるようにすることを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、両端に配管
接続部2A,2Bを有する管状の本体1内に、該本体1
内周面にガイドされて摺動する弁体3を摺動自在に配置
するとともに、前記本体1には、前記弁体3が着座する
円形の弁シール部4と、前記弁体3の開作動時における
摺動範囲を規制するストッパー部5とを形成して、部品
点数の低減とシール性の確保とを図り得るようにしてい
る。
は、上記課題を解決するための手段として、両端に配管
接続部2A,2Bを有する管状の本体1内に、該本体1
内周面にガイドされて摺動する弁体3を摺動自在に配置
するとともに、前記本体1には、前記弁体3が着座する
円形の弁シール部4と、前記弁体3の開作動時における
摺動範囲を規制するストッパー部5とを形成して、部品
点数の低減とシール性の確保とを図り得るようにしてい
る。
【0008】本願発明の基本構成において、前記弁体3
とストッパー部5との間に、バックアップ用のスプリン
グ8を介設した場合、シール性がより一層向上する点で
好ましい。
とストッパー部5との間に、バックアップ用のスプリン
グ8を介設した場合、シール性がより一層向上する点で
好ましい。
【0009】また、前記弁体シール部4を、前記本体1
に対する精密絞り加工により形成するようにした場合、
弁体シール部4の真円性を容易に確保できる点で好まし
い。
に対する精密絞り加工により形成するようにした場合、
弁体シール部4の真円性を容易に確保できる点で好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0011】この逆止弁は、図1および図2に示すよう
に、両端に配管接続部2A,2Bを有する管状の本体1
内には、該本体1内周面にガイドされて摺動する弁体3
が摺動自在に配置されており、前記本体1には、前記弁
体3が着座する円形の弁シール部4と、前記弁体3の開
作動時における摺動範囲を規制するストッパー部5とが
形成されている。
に、両端に配管接続部2A,2Bを有する管状の本体1
内には、該本体1内周面にガイドされて摺動する弁体3
が摺動自在に配置されており、前記本体1には、前記弁
体3が着座する円形の弁シール部4と、前記弁体3の開
作動時における摺動範囲を規制するストッパー部5とが
形成されている。
【0012】前記弁体3は、フッ素樹脂あるいはナイロ
ン樹脂からなる四角柱形状のガイド部3aと、前記弁シ
ール部4に着座する円錐形状の着座部3bとからなって
おり、前記ガイド部3aと本体1の内周面との間に形成
される隙間6が流体の通路とされている。つまり、開弁
作動時においては、前記隙間6を通って流体の流通が許
容されることとなっているのである。
ン樹脂からなる四角柱形状のガイド部3aと、前記弁シ
ール部4に着座する円錐形状の着座部3bとからなって
おり、前記ガイド部3aと本体1の内周面との間に形成
される隙間6が流体の通路とされている。つまり、開弁
作動時においては、前記隙間6を通って流体の流通が許
容されることとなっているのである。
【0013】前記ストッパー部5には、スプリング受け
7が固定されており、該スプリング受け7と弁体3との
間には、バックアップ用のスプリング8が介設されてい
る。
7が固定されており、該スプリング受け7と弁体3との
間には、バックアップ用のスプリング8が介設されてい
る。
【0014】この逆止弁は、次のようにして組み立てら
れる。
れる。
【0015】銅製の本体1の所定位置を精密絞り加工し
て弁シール部4を成形した後、弁体3、スプリング8お
よびスプリング受け7を一端(即ち、配管接続部2B
側)から順に挿入し、その後本体1の所定位置を絞り加
工してストッパー部5を形成する。
て弁シール部4を成形した後、弁体3、スプリング8お
よびスプリング受け7を一端(即ち、配管接続部2B
側)から順に挿入し、その後本体1の所定位置を絞り加
工してストッパー部5を形成する。
【0016】即ち、本実施の形態の場合、部品点数が少
ない(即ち、4点)ため、組付工数も少なくてすみ、大
幅なコストダウンを図ることができるのである。
ない(即ち、4点)ため、組付工数も少なくてすみ、大
幅なコストダウンを図ることができるのである。
【0017】上記構成の逆止弁においては、一方の配管
接続部2Aから流体Wが流入すると、該流体Wの圧力に
よって弁体3がスプリング8の付勢力に抗して摺動して
開弁状態となる。従って、流体Wは弁体3と本体1内周
面との隙間6を通って流通を許容されることとなる。
接続部2Aから流体Wが流入すると、該流体Wの圧力に
よって弁体3がスプリング8の付勢力に抗して摺動して
開弁状態となる。従って、流体Wは弁体3と本体1内周
面との隙間6を通って流通を許容されることとなる。
【0018】一方、他方の配管接続部2Bから流体Wが
流入する場合には、弁体3は流体Wの圧力とスプリング
8の付勢力とによって弁シール部4に着座され、流体W
の流通を許容しない閉弁状態を保持する。この時、弁体
3は、精密絞り加工により形成されて真円性が確保され
ている弁シール部4に着座するため、従来例におけるよ
うに弁ガイドを用いなくともシール性が十分に確保され
る。
流入する場合には、弁体3は流体Wの圧力とスプリング
8の付勢力とによって弁シール部4に着座され、流体W
の流通を許容しない閉弁状態を保持する。この時、弁体
3は、精密絞り加工により形成されて真円性が確保され
ている弁シール部4に着座するため、従来例におけるよ
うに弁ガイドを用いなくともシール性が十分に確保され
る。
【0019】
【発明の効果】本願発明によれば、両端に配管接続部2
A,2Bを有する管状の本体1内に、該本体1内周面に
ガイドされて摺動する弁体3を摺動自在に配置するとと
もに、前記本体1には、前記弁体3が着座する円形の弁
シール部4と、前記弁体3の開作動時における摺動範囲
を規制するストッパー部5とを形成して、部品点数の低
減とシール性の確保とを図り得るようにしているので、
コストダウンと信頼性の向上とを図ることができるとい
う優れた効果がある。
A,2Bを有する管状の本体1内に、該本体1内周面に
ガイドされて摺動する弁体3を摺動自在に配置するとと
もに、前記本体1には、前記弁体3が着座する円形の弁
シール部4と、前記弁体3の開作動時における摺動範囲
を規制するストッパー部5とを形成して、部品点数の低
減とシール性の確保とを図り得るようにしているので、
コストダウンと信頼性の向上とを図ることができるとい
う優れた効果がある。
【図1】本願発明の実施の形態にかかる逆止弁の縦断面
図である。
図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】従来の逆止弁の縦断面図である。
1は本体、2A,2Bは配管接続部、3は弁体、4は弁
シール部、5はストッパー部、6は隙間、7はスプリン
グ受け、8はスプリング。
シール部、5はストッパー部、6は隙間、7はスプリン
グ受け、8はスプリング。
Claims (3)
- 【請求項1】 両端に配管接続部(2A),(2B)を
有する管状の本体(1)内に、該本体(1)内周面にガ
イドされて摺動する弁体(3)を摺動自在に配置すると
ともに、前記本体(1)には、前記弁体(3)が着座す
る円形の弁シール部(4)と、前記弁体(3)の開作動
時における摺動範囲を規制するストッパー部(5)とを
形成したことを特徴とする逆止弁。 - 【請求項2】 前記弁体(3)とストッパー部(5)と
の間には、バックアップ用のスプリング(8)を介設し
たことを特徴とする前記請求項1記載の逆止弁。 - 【請求項3】 前記弁体シール部(4)は、前記本体
(1)に対する精密絞り加工により形成されていること
を特徴とする前記請求項1および請求項2のいずれか一
項記載の逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22136296A JPH1061801A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22136296A JPH1061801A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 逆止弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1061801A true JPH1061801A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16765612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22136296A Pending JPH1061801A (ja) | 1996-08-22 | 1996-08-22 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1061801A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109958798A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-07-02 | 浙江易达汽车零部件有限公司 | 一种单向阀 |
JP2020176712A (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | 江崎工業株式会社 | 逆止弁及び逆止弁の製造方法 |
-
1996
- 1996-08-22 JP JP22136296A patent/JPH1061801A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109958798A (zh) * | 2017-12-14 | 2019-07-02 | 浙江易达汽车零部件有限公司 | 一种单向阀 |
JP2020176712A (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | 江崎工業株式会社 | 逆止弁及び逆止弁の製造方法 |
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