JPH0628350U - ダンパーの駆動装置 - Google Patents

ダンパーの駆動装置

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JPH0628350U
JPH0628350U JP6377492U JP6377492U JPH0628350U JP H0628350 U JPH0628350 U JP H0628350U JP 6377492 U JP6377492 U JP 6377492U JP 6377492 U JP6377492 U JP 6377492U JP H0628350 U JPH0628350 U JP H0628350U
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damper
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drive
eccentric
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猛 岸田
敏治 白井
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風量調節用の回動羽根式ダンパーにおいて、
駆動側軸1とダンパー軸2の連結構造に逆風阻止機能を
備えた。 【構成】 駆動側軸1の軸端に偏心位置で軸方向の突部
3aを形成し、ダンパー軸2の軸端に円周方向に沿った
一定長さの凹部4を設け、駆動側軸1の偏心突部3a
を、ダンパー軸2の円周方向の凹部に嵌入係合して、両
軸1、2を連結し、偏心突部3aを凹部4内で円周方向
に適量遊動できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダクト内の風量調節用ダンパーにおける駆動装置で、更に詳しくはダ クト内に逆風を生じた場合に対処し得る駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種形式のダンパー装置における駆動装置は、図5で示すように駆動側軸aと ダンパー軸bとを突部cと凹部dとを互いに嵌合した継手手段で連結され、この 場合両軸は常に一体的に回動し両軸の間に遊びは全くなく、従ってダクト内で逆 風を生じた場合に対処するため、該風量調節ダンパーと別個に逆風防止用のダン パーを設ける必要があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のように別個の逆風阻止用ダンパーを設けることは、取付けスペース を余分に必要として不経済であり、かつ、その保全管理等にも手数を要し、また 、普通の通風の場合に該逆風阻止用ダンパーの羽根が乱流を起こしている風量調 整ダンパーの羽根に接近した際振動して、騒音を発生する等の不都合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み、別個に逆風防止用ダンパーを設備することを排し、逆風 の発生に対処させ得る機能を備えるダンパーの駆動手段を得ることを目的とした もので、ダクト内を遮断、開通するように回動自在に軸支したダンパー側の回動 軸と、これに連結する駆動側軸とを、一方の軸の偏心位置で軸方向に設けた突部 を、他方の軸の円周方向に設けた所定長さの凹部に、円周方向に適当量遊動し得 るように嵌入係合したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案による装置は、実施例による作動図3で示すように、駆動側軸1の端部 に直径方向に沿って設けた突起3の両端部を、偏心位置の2個の突部3a、3a として該突部3a、3aを、直径線上で中間に間隔を存して設けた突起5、5の 該間隔部で形成した円周方向の2個の凹部4、4に突入係合させてダンパー側軸 2と連結した場合において、同図(イ)で示す状態ではダンパー羽根Bを有する ダンパー軸2は、ダクトA内の通風遮断状態において、駆動側軸1の偏心位置の 突部3a、3aが夫々ダンパー軸2の2個の凹部4、4の各端部を形成する突起 5、5に接するため時計方向の開放作動は制止されると共に逆風P′による反時 計方向の回動は、ダクトA内のストッパーCによって制止される。
【0006】 (ロ)は駆動側軸1を所望通風量の開放位置とした状態で、この場合例えば逆 風P′が発生したとき駆動側軸1の突部3a、3aは共にダンパー軸2の凹部4 、4の中間に位置するため通風を受けた羽根Bは該凹部4、4内で通風Pを受け て一旦回動した後、逆風P′により押し戻されストッパーCで制止され、逆風を 阻止する。
【0007】 また(ハ)で示すように所定通風量の制御状態において順風Pは風量調節位置 の突部3a、3aによりタンパー軸2の凹部4、4の端末突起5、5を定位置に 保持させて所定量の通風状態に維持させるもので、かくて、本考案の装置は逆風 発生時の防止措置に的確に対応する。
【0008】
【実施例】
本考案装置の実施例を図1乃至図4で説明する。
【0009】 図1はダンパー装置の正面図で、ダクトA内を遮断、開通する羽根Bの軸2を ダクトA外において駆動装置Dの軸1と連結した状態を示す。
【0010】 図2の(イ)で示すように駆動側軸1の軸端には直径線上に沿って軸方向に突 出する板状の突起3を形成し、従って該突部3の両端3a、3aは駆動側軸1の 中心に対して偏心した位置の2個の突部となる。
【0011】 また、羽根Bを有するダンパー側軸2の軸端には直径線上で間隔を存して対向 する2個の突起5、5を設けて、その円周方向の間隔で凹部4、4を形成し、駆 動側軸1とダンパー軸2とを一方の駆動軸1の端部に突起3で形成される偏心位 置の2個の突部3a、3aを、同図(ロ)で示すように他方のダンパー側軸2の 軸端に突起5、5を夫々端部として円周方向に沿った2個の限定された長さの凹 部4、4に嵌入係合させ、突部3a、3aが凹部4、4内で円周方向に沿って適 当量遊動できるように両軸1、2を連結する。
【0012】 図4は本考案の他の実施例を示すもので、駆動側軸1の突部3a、3aは軸1 の端部外側において軸方向に沿って突設し、また、ダンパー側軸2の凹部4、4 は軸2の端部に一体に連続形成した大径部端面に設けることにより伝達動力を大 きくし、かつ、両軸1、2の芯出しを安易にしたものであり、その作動は前実施 例と変ることはなく、該作動内容は作用項に記載した通りである。
【0013】 尚、上記の各実施例において突部3a、3aと、凹部4、4の端末を形成する 突起5、5との接触を面接触として的確な作動を行わせるように、その形態を特 異形状としたが、その形態に限定するものではなく、突部3aと突起5の形態は 任意であり、また凹部4は突起5、5の間隔で形成することなく、例えば軸2の 端面に凹入した円弧状の溝形態とし、突部3aも該溝形凹部に適合する形状とし てもよく、更に図示例では突部3aと凹部4を2個設けたものを示したが、これ らを1個づつ組合せてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案によるときは駆動側軸とダンパー軸との連結関係を、一方の軸が他方の 軸に対し、一定量の回動が許容されるように連結することにより、ダンパー軸の 風量調節時の回動と共に逆風発生を的確に阻止し得る機能を有し、従ってダンパ ー装置に逆風阻止用として別個のダンパーを設ける必要なく、ダンパーの使用を 有利にした効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ダンパー装置の正面図
【図2】 (イ)は駆動側軸とダンパー軸の連結部の分
解斜視図、(ロ)はその連結状態の斜視図
【図3】 ダンパーの作動態様を示す断面図
【図4】 (イ)他の実施例を示す連結部の分解斜視
図、(ロ)上記実施例の連結状態の斜視図
【図5】 従来例を示す軸連結部の分解斜視図
【符号の説明】
1 駆動側軸 2 ダンパー側軸 3a 突部 4 凹部 A ダクト B ダンパー羽根 C ストッパー D 駆動装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト内を遮断、開通するように回動自
    在に軸支したダンパー側の回動軸と、これに連結する駆
    動側軸とを、一方の軸の偏心位置で軸方向に設けた突部
    を、他方の軸の円周方向に設けた所定長さの凹部内に、
    円周方向に適当量遊動し得るように嵌入係合して連結し
    て成るダンパーの駆動装置。
JP1992063774U 1992-09-11 1992-09-11 風量調節用ダンパーの駆動装置 Expired - Fee Related JP2598649Y2 (ja)

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