JPH0814408A - バタフライバルブ - Google Patents

バタフライバルブ

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Publication number
JPH0814408A
JPH0814408A JP14633694A JP14633694A JPH0814408A JP H0814408 A JPH0814408 A JP H0814408A JP 14633694 A JP14633694 A JP 14633694A JP 14633694 A JP14633694 A JP 14633694A JP H0814408 A JPH0814408 A JP H0814408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
bosses
butterfly valve
mounting hole
rotary shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14633694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Sato
靖昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc, Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP14633694A priority Critical patent/JPH0814408A/ja
Publication of JPH0814408A publication Critical patent/JPH0814408A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バタフライバルブにおいて、流体に乱流が生
じたり、流通抵抗が大となったりするのを最小限に抑え
る。 【構成】 弁体2の両端部に対称的に設けた1対のボス
3、3の対向面を、下端が弁体2の表面または裏面とほ
ぼ同一面をなす下向傾斜面8に形成することにより、両
ボス3、3を平坦面とし、弁開放時における流体の乱流
の発生や流通抵抗の増大を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の排気ブ
レーキにおける排気シャッタとして使用されるバタフラ
イバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、自動車の排気ブレーキの排気シ
ャッタとして用いられている従来のバタフライバルブ(0
1)を示す。
【0003】楕円板状をなす弁体(02)の短軸方向の両端
外周縁に、半径方向に凹入する角形切欠部の(03)(03)を
対称的に形成し、各切欠部(03)に、それぞれ回転軸(04)
の内端に固着した二又状の支持片(05)を嵌合することに
より、弁体(02)と回転軸(04)とを、一体的に結合してあ
る。弁体(02)を管体の管路内(いずれも図示略)に収容
し、1対の回転軸(04)(04)を管路と直交するように管体
に支承することにより、管路内において弁体(02)を開閉
させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバタフ
ライバルブ(01)では、弁体(02)は2本の回転軸(04)(04)
により支持されているため、両回転軸(04)(04)と弁体(0
2)間において、心ずれが生じ易い。これを防止するため
には、切欠部(03)や支持片(05)等を高精度で加工する必
要があり、コスト高を招く。また、弁体(02)に大きな流
体圧が繰り返し作用した際、支持片(05)が拡開して、弁
体(02)との間にガタが発生することがある。
【0005】この問題を解決するため、本願出願人は、
図7に示すようなバタフライバルブを案出し、本願と同
時に特許出願している。このバタフライバルブ(06)は、
楕円板状の弁体(07)の回転軸線である短軸方向に沿っ
て、板厚方向に半円状に膨出する筒状ボス(08)を一体的
に設け、このボス(08)の中心に貫設した取付孔(09)に、
回転軸(010)を相対回転不能として圧入したものであ
る。
【0006】このように、回転軸(010)を1本化すると、
弁体(07)と回転軸(010)間において心ずれが発生する恐
れはなく、また圧入してあるため、弁体と回転軸との間
にガタが生じることもない。しかし、ボス(08)が短軸方
向に全長に亘って形成されているため、開弁時におい
て、流体が乱流となったり、流通抵抗が大となる恐れが
ある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、流体が乱流となったり、流通抵抗が大となったりす
るのを最小限に抑えうるようにしたバタフライバルブを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 流体流通用の管路内に収容した楕円板状の弁体
を、管路と直交する回転軸をもって回転可能に支持する
ことにより、管路を開閉するようにしたバタフライバル
ブにおいて、前記弁体の短軸方向の両端部に、弁体の厚
さ方向に膨出するとともに、互いに離間して相対するボ
スを対称的に設け、かつ両ボスの対向面を、下端が弁体
の表面または裏面とほぼ同一面をなす下向傾斜面に形成
し、かつ前記ボスの中心に穿設した短軸方向を向く取付
孔に、回転軸を相対回転不能として嵌合する。
【0009】(2) 上記(1)項において、軸取付孔と回
転軸との嵌合部を、非円形断面とするとともに、軸取付
孔とそれに嵌合される回転軸の弁体の厚さ方向の寸法
を、弁体の板厚とほぼ等寸とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によると、弁体の両端部
に対称的に設けた1対のボスの対向面を、下端が弁体の
表面または裏面とほぼ同一面をなす下向傾斜面としたた
め、両ボス間は平坦面となり、弁開放時において、流体
が乱流となったり、流通抵抗を増大させたりするのが防
止される。
【0011】請求項2に記載の発明によると、回転軸の
上部が、弁体の面上に露出しないので、流体の流れが妨
げられることがなく、乱流の発生や流体の流通抵抗は一
層小さくなる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を、図1〜図3を
参照して説明する。
【0013】バタフライバルブ(1)における弁体(2)の
短軸方向の回転軸線上の両端部には、互いに離間して相
対するとともに、弁体(2)の厚さ方向に膨出する1対の
ボス(3)(3)が対称的に突設されている。各ボス(3)の
対向面は、下端が弁体(2)の表面または裏面と同一をな
す緩傾斜の下向傾斜面(4)に形成されている。
【0014】各ボス(3)の中心には、弁体(2)の厚さ方
向の中心を通り、かつ短軸方向を向く取付孔(5)が貫設
されている。取付孔(5)には、1本の回転軸(6)が圧入
され、弁体(2)と回転軸(6)とは一体的に結合されてい
る。両ボス(3)間において、回転軸(6)は、わずかに露
出している。
【0015】上記のように構成したことにより、弁体
(2)の開放時において流体は、両ボス(3)間の平坦部を
円滑に流通するので、乱流が発生したり、流通抵抗の増
大したりするのが防止される。
【0016】次に、本発明の第2実施例を、図4及び図
5を参照して説明する。なお、上記第1実施例と同様の
部材には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0017】第2実施例では、1対のボス(7)(7)の断
面形状をほぼ矩形状とし、その対向面を、下端が弁体
(2)の面と同一面をなす下向傾斜面(8)としてある。
【0018】各ボス(7)の中心には、上下寸法を弁体
(2)の厚さとほぼ同等とした断面横長の取付孔(9)を貫
設し、この取付孔(9)内には、回転軸(10)に形成した対
応する断面の角軸部(10a)が、密に嵌合されている。
【0019】なお、取付孔(9)は、両ボス(7)(7)の間
において、弁体(2)の表裏面に開口している。
【0020】回転軸(10a)の上下寸法は、弁体(2)の板
厚とほぼ同じとしてある。したがって、図5に示すよう
に、角軸部(10a)を取付孔(9)に嵌合した際、角軸部(10
a)の上下の面と弁体(2)の上下の面とは、同一面一とな
る。
【0021】その結果、両ボス(7)(7)の間は平坦面と
なり、流体の流れを妨げるものがなくなるので、第1実
施例で示した弁体よりも、さらに、流体の流れが円滑と
なる。
【0022】また、ボス(7)を矩形状としたことによ
り、第1実施例の弁体に比して、弁体(2)の板厚方向へ
の突出寸法は小さくなり、乱流の発生や流通抵抗が増大
するのを抑えることができる。
【0023】さらに、弁体(2)と回転軸(10)とを、横長
断面としてあるため、それらの相対回転は完全に阻止さ
れる。
【0024】なお、取付孔(9)及び回転軸(10)の断面形
状は、第2実施例のものに限定されるものではなく、他
の非円形状としてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、下記の効果を奏しうる。 (a) 両ボス間に弁体の面とほぼ同一面をなす平坦面が
形成されるので、乱流を発生したり流通抵抗が増大した
りするのが、効果的に防止される(請求項1)。
【0026】(b) 請求項2記載の発明によれば、両ボ
ス間は平滑面となるので、乱流の発生や流通抵抗は、よ
り一層低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく図1のII−II線に沿う縦断正面図であ
る。
【図3】同じく図1のIII−III線に沿う縦断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図5】同じく図4のV−V線に沿う縦断面図である。
【図6】従来のバタフライバルブを示す斜視図である。
【図7】本発明が適用されるバタフライバルブの斜視図
である。
【符号の説明】
(1)バタフライバルブ (2)弁体 (3)ボス (4)下向傾斜面 (5)取付孔 (5a)上下面 (6)回転軸 (7)ボス (8)下向傾斜面 (9)取付孔 (10)回転軸 (10a)角軸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流通用の管路内に収容した楕円板状
    の弁体を、管路と直交する回転軸をもって回転可能に支
    持することにより、管路を開閉するようにしたバタフラ
    イバルブにおいて、前記弁体の短軸方向の両端部に、弁
    体の厚さ方向に膨出するとともに、互いに離間して相対
    するボスを対称的に設け、かつ両ボスの対向面を、下端
    が弁体の表面または裏面とほぼ同一面をなす下向傾斜面
    に形成し、かつ前記ボスの中心に穿設した短軸方向を向
    く取付孔に、回転軸を相対回転不能として嵌合したこと
    を特徴とするバタフライバルブ。
  2. 【請求項2】 軸取付孔と回転軸との嵌合部を、非円形
    断面とするとともに、軸取付孔とそれに嵌合される回転
    軸の弁体の厚さ方向の寸法を、弁体の板厚とほぼ等寸と
    したことを特徴とする請求項1記載のバタフライバル
    ブ。
JP14633694A 1994-06-28 1994-06-28 バタフライバルブ Pending JPH0814408A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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