JP2554523B2 - 枝毛・切れ毛の予防・修復剤 - Google Patents
枝毛・切れ毛の予防・修復剤Info
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- JP2554523B2 JP2554523B2 JP63099662A JP9966288A JP2554523B2 JP 2554523 B2 JP2554523 B2 JP 2554523B2 JP 63099662 A JP63099662 A JP 63099662A JP 9966288 A JP9966288 A JP 9966288A JP 2554523 B2 JP2554523 B2 JP 2554523B2
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- preventing
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は毛髪の枝毛・切れ毛を予防し、又は発生した
枝毛を修復する枝毛・切れ毛の予防・修復剤に関する。
枝毛を修復する枝毛・切れ毛の予防・修復剤に関する。
［従来の技術］ 一般に毛髪は、洗髪、ブラッシング、ドライヤーによ
る熱、ヘアカラー、ブリーチ剤等の美容処理を頻繁に繰
返すと著しく損傷劣化し、その結果、枝毛や切れ毛が増
加することはよく知られたことである。そこで、このよ
うな毛髪損傷を予防し、毛髪に光沢やなめらかさを与
え、くし通りを良くするなどの目的で、従来はシリコン
油、エステル油、炭化水素油などの油分、アルキルアン
モニウムクロリドなどのカチオン活性剤、ケラチン分解
物などの毛髪補強剤などを配合した毛髪化粧料が用いら
れてきた。
る熱、ヘアカラー、ブリーチ剤等の美容処理を頻繁に繰
返すと著しく損傷劣化し、その結果、枝毛や切れ毛が増
加することはよく知られたことである。そこで、このよ
うな毛髪損傷を予防し、毛髪に光沢やなめらかさを与
え、くし通りを良くするなどの目的で、従来はシリコン
油、エステル油、炭化水素油などの油分、アルキルアン
モニウムクロリドなどのカチオン活性剤、ケラチン分解
物などの毛髪補強剤などを配合した毛髪化粧料が用いら
れてきた。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、これらの毛髪化粧料は枝毛・切れ毛を
予防し修復するほどには充分な効果がなく、依然とし
て、枝毛・切れ毛は女性の毛髪に関する最大の悩みであ
った。
予防し修復するほどには充分な効果がなく、依然とし
て、枝毛・切れ毛は女性の毛髪に関する最大の悩みであ
った。
本発明者等は、上記事情に鑑み、枝毛・切れ毛を予防
し修復する効果に優れた製剤を開発すべく鋭意研究を重
ねた結果、特定の高分子シリコンと、特定の炭化水素油
とを併用した時、上記目的が達成できることを見出し、
この知見にもとずいて本発明を完成するに至った。
し修復する効果に優れた製剤を開発すべく鋭意研究を重
ねた結果、特定の高分子シリコンと、特定の炭化水素油
とを併用した時、上記目的が達成できることを見出し、
この知見にもとずいて本発明を完成するに至った。
［課題を解決するための手段］ すなわち、本発明は 一般式 ［式中、R1はメチル基またはフェニル基（但し、R1がす
べてフェニル基である場合を除く）、R2はメチル基また
は水酸基を表す。ま、ｎは3,000〜20,000の整数を表
す。］ で表される高分子量シリコンの一種または二種以上と、
炭素数７〜20の軽質流動イソパラフィンとを含有するこ
とを特徴とする枝毛・切れ毛の予防・修復剤である。
べてフェニル基である場合を除く）、R2はメチル基また
は水酸基を表す。ま、ｎは3,000〜20,000の整数を表
す。］ で表される高分子量シリコンの一種または二種以上と、
炭素数７〜20の軽質流動イソパラフィンとを含有するこ
とを特徴とする枝毛・切れ毛の予防・修復剤である。
以下、本発明の構成について述べる。
本発明で使用する高分子量シリコンは上記の一般式で
表される高分子量のもので、式中のｎの値は3,000〜20,
000である。分子量でいうと、約25万〜150万程度であ
り、性状は常温で軟質ゴム状を呈している。
表される高分子量のもので、式中のｎの値は3,000〜20,
000である。分子量でいうと、約25万〜150万程度であ
り、性状は常温で軟質ゴム状を呈している。
具体的な構造を化学名で示せば、ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、末端水酸基含有
ジメチルポリシロキサン、末端水酸基含有メチルフェニ
ルポリシロキサンなどが挙げられる。
サン、メチルフェニルポリシロキサン、末端水酸基含有
ジメチルポリシロキサン、末端水酸基含有メチルフェニ
ルポリシロキサンなどが挙げられる。
本発明において高分子量シリコンは枝毛・切れ毛の予
防・修復剤全量中の0.1〜50重量％、好ましくは１〜30
重量％程度である。0.1％未満では十分な効果が得られ
ず、50％を超えると枝毛・切れ毛の予防・修復剤で毛髪
を均一にコーティングしにくくなり、予防・修復効果に
劣り好ましくない。
防・修復剤全量中の0.1〜50重量％、好ましくは１〜30
重量％程度である。0.1％未満では十分な効果が得られ
ず、50％を超えると枝毛・切れ毛の予防・修復剤で毛髪
を均一にコーティングしにくくなり、予防・修復効果に
劣り好ましくない。
本発明で用いられる炭素数７〜20の軽質流動イソパラ
フィンとしては、常圧における沸点が90〜260℃の範囲
にあるイソパラフィン系炭化水素をあげることができ、
例えばエクソン社製のアイソパー（登録商標）Ｃ、同
Ｄ、同Ｅ、同Ｇ、同Ｈ、同Ｋ、同Ｌ、同Ｍ、シェル社製
のシェルゾール（登録商標）71、フィリップ社製のソル
トロール（登録商標）100、同130、同22、日本石油化学
社製の日石アイソゾール（登録商標）300、同400、パー
メチル社製のパーメチル99A、同101A等があげられる。
これらのうち、任意の一種又は二種以上が用いられ、そ
の使用量は高分子量シリコンに対して１〜100倍（重
量）が好ましく、枝毛・切れ毛の予防・修復剤全量中の
１〜99.9重量％が好ましい。
フィンとしては、常圧における沸点が90〜260℃の範囲
にあるイソパラフィン系炭化水素をあげることができ、
例えばエクソン社製のアイソパー（登録商標）Ｃ、同
Ｄ、同Ｅ、同Ｇ、同Ｈ、同Ｋ、同Ｌ、同Ｍ、シェル社製
のシェルゾール（登録商標）71、フィリップ社製のソル
トロール（登録商標）100、同130、同22、日本石油化学
社製の日石アイソゾール（登録商標）300、同400、パー
メチル社製のパーメチル99A、同101A等があげられる。
これらのうち、任意の一種又は二種以上が用いられ、そ
の使用量は高分子量シリコンに対して１〜100倍（重
量）が好ましく、枝毛・切れ毛の予防・修復剤全量中の
１〜99.9重量％が好ましい。
本発明の枝毛・切れ毛の予防・修復剤には上記の必須
構成成分に加えて、目的に応じて本発明の効果を損なわ
ない量的、質的範囲で、通常毛髪化粧料に用いられる各
種の成分が配合可能である。例えば、アボガド油、パー
ム油、ピーナッツ油、牛脂、コメヌカ油、ホホバ油、カ
ルナバロウ、ラノリン、流動パラフィン、オキシステア
リン酸、パルミチン酸イソステアリル、イソステアリル
アルコール等の油分、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、
ソルビトール、ポリエチレングリコール等の水溶性多価
アルコール、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ピロ
リドンカルボン酸塩等の保湿剤、パラジメチルアミノ安
息香酸アミル、ウロカニン酸、ジイソプロピルケイヒ酸
エチル、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、及びこれ
らの親油化処理物又は複合粉末等の紫外線吸収剤又は散
乱剤、エリソルビン酸ナトリウム、セージエキス、ビタ
ミンＥ、パラヒドロキシアニソール等の酸化防止剤、ア
クリル系樹脂、シリコン系樹脂、ポリビニルピロリドン
等の樹脂類、大豆蛋白、ゼラチン、コラーゲン、絹フィ
ブロイン、エラスチン等の蛋白又は蛋白分解物、エチル
パラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、各種アミノ酸
類、ビオチン、パントテン酸誘導体等の賦活剤、γ−オ
リザノール、デキストラン硫酸ナトリウム、ビタミンＥ
誘導体、ニコチン酸誘導体等の血行促進剤、硫黄、チア
ントール等の抗脂漏剤、エタノール、イソプロパノー
ル、テトラクロロジフロロエタン等の希釈剤、界面活性
剤、香料、水、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、
色剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
構成成分に加えて、目的に応じて本発明の効果を損なわ
ない量的、質的範囲で、通常毛髪化粧料に用いられる各
種の成分が配合可能である。例えば、アボガド油、パー
ム油、ピーナッツ油、牛脂、コメヌカ油、ホホバ油、カ
ルナバロウ、ラノリン、流動パラフィン、オキシステア
リン酸、パルミチン酸イソステアリル、イソステアリル
アルコール等の油分、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、
ソルビトール、ポリエチレングリコール等の水溶性多価
アルコール、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ピロ
リドンカルボン酸塩等の保湿剤、パラジメチルアミノ安
息香酸アミル、ウロカニン酸、ジイソプロピルケイヒ酸
エチル、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、及びこれ
らの親油化処理物又は複合粉末等の紫外線吸収剤又は散
乱剤、エリソルビン酸ナトリウム、セージエキス、ビタ
ミンＥ、パラヒドロキシアニソール等の酸化防止剤、ア
クリル系樹脂、シリコン系樹脂、ポリビニルピロリドン
等の樹脂類、大豆蛋白、ゼラチン、コラーゲン、絹フィ
ブロイン、エラスチン等の蛋白又は蛋白分解物、エチル
パラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、各種アミノ酸
類、ビオチン、パントテン酸誘導体等の賦活剤、γ−オ
リザノール、デキストラン硫酸ナトリウム、ビタミンＥ
誘導体、ニコチン酸誘導体等の血行促進剤、硫黄、チア
ントール等の抗脂漏剤、エタノール、イソプロパノー
ル、テトラクロロジフロロエタン等の希釈剤、界面活性
剤、香料、水、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、
色剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
本発明の剤型は任意であり、可溶化系、乳化系、粉末
分散系、油−水の２層系、油−水−粉末の３層系等いず
れでも構わない。
分散系、油−水の２層系、油−水−粉末の３層系等いず
れでも構わない。
乳化系の場合は、高分子量シリコンを含む油相をノニ
オン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活
性剤又はそれらの混合物で乳化して用いるのが一般的で
あるが、その際に、あらかじめ界面活性剤と水溶性多価
アルコールとの混合物を調製し、次いで油相と混合して
乳化組成物とするのが好ましい。
オン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活
性剤又はそれらの混合物で乳化して用いるのが一般的で
あるが、その際に、あらかじめ界面活性剤と水溶性多価
アルコールとの混合物を調製し、次いで油相と混合して
乳化組成物とするのが好ましい。
［実施例］ 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
本発明は、これらによって限定されるものではない。配
合量は全て重量％である。
本発明は、これらによって限定されるものではない。配
合量は全て重量％である。
実施例１ 液状の予防・修復剤 （１）軽質流動イソパラフィン（C11〜12） 90.0％ （２）ジメチルポリシロキサン（R1およびR2はメチル
基、ｎ＝7000） 10.0 （３）香料 適量 （１）〜（３）を攪拌溶解、混合して、粘度600cpsの
粘性のある透明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
基、ｎ＝7000） 10.0 （３）香料 適量 （１）〜（３）を攪拌溶解、混合して、粘度600cpsの
粘性のある透明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
実施例２ エアゾールタイプ予防・修復剤 （１）軽質流動イソパラフィン（C12〜15） 22.0％ （２）ジメチルポリシロキサン（R1およびR2はメチル
基、ｎ＝20000） 3.0 （３）プロピレングリコール 6.0 （４）ポリオキシエチレン（80モル）硬化ヒマシ油エス
テル 2.0 （５）カチオン化セルロースポリマーJR−400（UCC社
製） 0.2 （６）水溶性エラスチン 10.0 （７）イオン交換水 47.8 （８）ジメチルエーテル 4.0 （９）ジクロロジフロロメタン 6.0 （３）（４）の混合物に（１）（２）の混合溶解物を
添加し、乳化する。これに（５）〜（７）の溶液を加
え、混合攪拌して原液を得る。この原液をエアゾール罐
に充填し、次いで、（８）（９）の噴射ガスを充填して
エアゾールタイプの予防・修復剤を得た。
基、ｎ＝20000） 3.0 （３）プロピレングリコール 6.0 （４）ポリオキシエチレン（80モル）硬化ヒマシ油エス
テル 2.0 （５）カチオン化セルロースポリマーJR−400（UCC社
製） 0.2 （６）水溶性エラスチン 10.0 （７）イオン交換水 47.8 （８）ジメチルエーテル 4.0 （９）ジクロロジフロロメタン 6.0 （３）（４）の混合物に（１）（２）の混合溶解物を
添加し、乳化する。これに（５）〜（７）の溶液を加
え、混合攪拌して原液を得る。この原液をエアゾール罐
に充填し、次いで、（８）（９）の噴射ガスを充填して
エアゾールタイプの予防・修復剤を得た。
比較例１ 液状ヘアオイル （１）軽質流動イソパラフィン（C12〜15） 60.0％ （２）ジメチルポリシロキサン（5cps） 30.0 （３）エタノール 10.0 （４）香料 適量 （１）〜（４）を混合して、液状のヘアオイルを得
た。
た。
比較例２ 液状頭髪化粧料 （１）ビニルピロリドン／酢酸ビニル重合体 2.0％ （２）プロピレングリコール 2.0 （３）エタノール 40.0 （４）イオン交換水 残余 （１）〜（４）を溶解して、液状の頭髪化粧料を得
た。
た。
実施例１および２、比較例１および２について、枝毛
発生防止効果、枝毛修復効果、毛髪の滑かさの測定を行
った。
発生防止効果、枝毛修復効果、毛髪の滑かさの測定を行
った。
試験例１ 枝毛発生防止効果の測定 同一人から採取した頭髪で毛束を作り、それぞれの毛
束に下記のサンプルを塗布し、機械的にブラッシングを
１万回かけた時の枝毛の発生本数を数えた。各毛束は13
00本の頭髪からなっている。
束に下記のサンプルを塗布し、機械的にブラッシングを
１万回かけた時の枝毛の発生本数を数えた。各毛束は13
00本の頭髪からなっている。
上表から明らかなように本発明品は枝毛発生防止に顕
著な効果がみられた。
著な効果がみられた。
試験例２ 実使用による枝毛発生防止効果の測定パネル６名に頭
髪半分に実施例１のサンプルを、残りの半分に比較例１
のサンプルを毎日使用してもらい、２カ月後左右の枝毛
発生量を比較した。
髪半分に実施例１のサンプルを、残りの半分に比較例１
のサンプルを毎日使用してもらい、２カ月後左右の枝毛
発生量を比較した。
（評点） ◎：枝毛発生率が10％未満 ○：枝毛発生率が10％以上15％未満 △：枝毛発生率が15％以上20％未満 ×：枝毛発生率が20％以上 いずれのパネルにおいても本発明品を使用した髪の方
が枝毛の発生は少なく、本発明品の枝毛発生防止効果が
確認できた。
が枝毛の発生は少なく、本発明品の枝毛発生防止効果が
確認できた。
試験例３ 枝毛修復効果の測定 枝毛の多く発生していたパネル４名に、実施例１の予
防・修復剤を使用してもらい、枝毛の修復効果をみた。
防・修復剤を使用してもらい、枝毛の修復効果をみた。
その結果、いずれのパネルにおいても、枝毛は目立た
なくなっており、本発明品の修復効果が確認された。
なくなっており、本発明品の修復効果が確認された。
試験例４ 毛髪の滑かさの測定 摩擦測定機により、毛髪の摩擦係数を測定した。
本発明品を用いることにより摩擦係数が著しく低減し
ていることがわかる。
ていることがわかる。
実施例３ 液状の予防・修復剤 （１）軽質流動イソパラフィン（C16〜19） 30.0％ （２）メチルフェニルポリシロキサン（R1はメチル基：
フェニル基＝1:1、R2はメチル基、ｎ＝10000） 5.0 （３）テトラクロロジフロロエタン 54.0 （４）アルキルメタクリレート、ジメチルアミノエチル
メタクリレート共重合両性化物 1.0 （５）エタノール 10.0 （１）〜（５）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
フェニル基＝1:1、R2はメチル基、ｎ＝10000） 5.0 （３）テトラクロロジフロロエタン 54.0 （４）アルキルメタクリレート、ジメチルアミノエチル
メタクリレート共重合両性化物 1.0 （５）エタノール 10.0 （１）〜（５）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
実施例４ 液状の予防・修復剤 （１）軽質流動イソパラフィン（C12〜15） 84.0％ （２）ジメチルポリシロキサン（R1はメチル基、R2は水
酸基、ｎ＝10000） 1.0 （３）（C6H5）SiO3/2単位：（CH3）2SiO2単位＝5.67:1
で平均分子量8000のシリコン樹脂 5.0 （４）エタノール 10.0 （５）香料 適量 （１）〜（５）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
酸基、ｎ＝10000） 1.0 （３）（C6H5）SiO3/2単位：（CH3）2SiO2単位＝5.67:1
で平均分子量8000のシリコン樹脂 5.0 （４）エタノール 10.0 （５）香料 適量 （１）〜（５）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
実施例５ 液状の予防・修復剤 （１）軽質流動イソパラフィン（C8〜９） 54.3％ （２）ソルトロール（登録商標）130 45.0 （３）ジメチルポリシロキサン（R1およびR2はメチル
基、ｎ＝20000） 0.1 （４）アミノ変性シリコンオイルシリコンSM8702C（東
レシリコン社製） 0.1 （５）シリコンポリエーテルコポリマーシリコンKF945
（Ａ）（東レシリコン社製） 0.5 （１）〜（５）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
基、ｎ＝20000） 0.1 （４）アミノ変性シリコンオイルシリコンSM8702C（東
レシリコン社製） 0.1 （５）シリコンポリエーテルコポリマーシリコンKF945
（Ａ）（東レシリコン社製） 0.5 （１）〜（５）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
実施例６ 乳化状の予防・修復剤 （１）シェルゾール71（シェル社製） 15.0％ （２）メチルフェニルポリシロキサン（R1はメチル基：
フェニル基＝1:1 R2はメチル基、ｎ＝8000） 3.0 （３）1,3−ブチレングリコール 2.0 （４）ポリオキシエチレン（60モル）硬化ヒマシ油エス
テル 2.0 （５）酸化チタンゾルネオサンベールＷ−10（触媒化成
工業製） 10.0 （６）エタノール 15.0 （７）イオン交換水 53.0 （８）香料 適量 （１）に（２）を溶解し、（３）（４）の混合物に加
えて一次乳化し、次いで（５）〜（８）を加えて再乳化
して予防・修復剤を得た。
フェニル基＝1:1 R2はメチル基、ｎ＝8000） 3.0 （３）1,3−ブチレングリコール 2.0 （４）ポリオキシエチレン（60モル）硬化ヒマシ油エス
テル 2.0 （５）酸化チタンゾルネオサンベールＷ−10（触媒化成
工業製） 10.0 （６）エタノール 15.0 （７）イオン交換水 53.0 （８）香料 適量 （１）に（２）を溶解し、（３）（４）の混合物に加
えて一次乳化し、次いで（５）〜（８）を加えて再乳化
して予防・修復剤を得た。
実施例７ クリーム状予防・修復剤 （１）アイソゾール300（日本石油化学社製） 10.0％ （２）ジメチルポリシロキサン（R1およびR2はメチル
基、ｎ＝5000） 3. ０ （３）ジメチルポリシロキサン（20cps） 5.0 （４）トリ−２−エチルヘキサン酸グリセリンエステル
8.0 （５）ワセリン 5.0 （６）ステアリルアルコール 2.0 （７）ソルビタンモノオレート 2.0 （８）ポリオキシエチレン（40モル）硬化ヒマシ油エス
テル 2.0 （９）グリセリン 5.0 （10）ヒアルロン酸 5.0 （11）防腐剤 適量 （12）イオン交換水 残余 （１）〜（８）を70℃で撹拌溶解し、（９）〜（12）
を溶解したものの中に加えて乳化し、クリーム状予防・
修復剤を得た。
基、ｎ＝5000） 3. ０ （３）ジメチルポリシロキサン（20cps） 5.0 （４）トリ−２−エチルヘキサン酸グリセリンエステル
8.0 （５）ワセリン 5.0 （６）ステアリルアルコール 2.0 （７）ソルビタンモノオレート 2.0 （８）ポリオキシエチレン（40モル）硬化ヒマシ油エス
テル 2.0 （９）グリセリン 5.0 （10）ヒアルロン酸 5.0 （11）防腐剤 適量 （12）イオン交換水 残余 （１）〜（８）を70℃で撹拌溶解し、（９）〜（12）
を溶解したものの中に加えて乳化し、クリーム状予防・
修復剤を得た。
実施例８ 液状の予防・修復剤 （１）軽質流動イソパラフィン（C12〜15） 40.0％ （２）ジメチルポリシロキサン（R1はメチル基、R2は水
酸基、ｎ＝5000） 30.0 （３）テトラクロロジフロロエタン 20.0 （４）エタノール 9.9 （５）2,4−メトキシベンゾフェノン 0.1 （６）香料 適量 （１）〜（６）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
酸基、ｎ＝5000） 30.0 （３）テトラクロロジフロロエタン 20.0 （４）エタノール 9.9 （５）2,4−メトキシベンゾフェノン 0.1 （６）香料 適量 （１）〜（６）を攪拌溶解、混合して、粘性のある透
明性のよい液状の予防・修復剤を得た。
実施例９ スプレータイプ予防・修復剤 （１）軽質流動イソパラフィン（C11〜13） 77.5％ （２）ジメチルポリシロキサン（R1およびR2はメチル
基、ｎ＝10000） 0.5 （３）エタノール 2.0 （４）イソプロピルアルコール 10.0 （５）香料 適量 （６）プロパン 7.0 （７）ジメチルエーテル 3.0 （１）〜（５）を混合溶解し、これをエアゾール罐に
充填して弁を取り付けた後に、（６）（７）の噴射剤を
充填してスプレータイプの予防・修復剤を得た。
基、ｎ＝10000） 0.5 （３）エタノール 2.0 （４）イソプロピルアルコール 10.0 （５）香料 適量 （６）プロパン 7.0 （７）ジメチルエーテル 3.0 （１）〜（５）を混合溶解し、これをエアゾール罐に
充填して弁を取り付けた後に、（６）（７）の噴射剤を
充填してスプレータイプの予防・修復剤を得た。
実施例10 液状の予防・修復剤 （１）ソルトロール（登録商標）100 5.0％ （２）ジメチルポリシロキサン（R1およびR2はメチル
基、ｎ＝10000） 1.0 （３）トリクロロトリフロロエタン 93.9 （４）２−エチルヘキシル−Ｐ−ジメチルアミノベンゾ
エート 0.1 （１）〜（４）を撹拌溶解して粘性のある透明性の良
い液状の予防・修復剤を得た。
基、ｎ＝10000） 1.0 （３）トリクロロトリフロロエタン 93.9 （４）２−エチルヘキシル−Ｐ−ジメチルアミノベンゾ
エート 0.1 （１）〜（４）を撹拌溶解して粘性のある透明性の良
い液状の予防・修復剤を得た。
［発明の効果］ 本発明に係る枝毛・切れ毛の予防・修復剤は、これま
で女性の毛髪についての最大の悩みであった枝毛、切れ
毛を予防し、発生してしまった枝毛に対しては、枝毛部
分を本発明品がコーティングすることにより枝毛を修復
し目立たなくする効果に優れたものである。また、その
副次効果として毛髪を滑かにし、さらさらの髪に仕上げ
ることもあげられる。
で女性の毛髪についての最大の悩みであった枝毛、切れ
毛を予防し、発生してしまった枝毛に対しては、枝毛部
分を本発明品がコーティングすることにより枝毛を修復
し目立たなくする効果に優れたものである。また、その
副次効果として毛髪を滑かにし、さらさらの髪に仕上げ
ることもあげられる。
Claims (1)
- 【請求項１】一般式 ［式中、R1はメチル基またはフェニル基（但し、R1がす
べてフェニル基である場合を除く）、R2はメチル基また
は水酸基を表す。また、ｎは3,000〜20,000の整数を表
す。］ で表される高分子量シリコンの一種または二種以上と、
炭素数７〜20の軽質流動イソパラフィンとを含有するこ
とを特徴とする枝毛・切れ毛の予防・修復剤。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63099662A JP2554523B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 枝毛・切れ毛の予防・修復剤 |
| US07/708,095 US5286476A (en) | 1987-03-30 | 1991-05-24 | Hair cosmetic composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63099662A JP2554523B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 枝毛・切れ毛の予防・修復剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01272513A JPH01272513A (ja) | 1989-10-31 |
| JP2554523B2 true JP2554523B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14253253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63099662A Expired - Lifetime JP2554523B2 (ja) | 1987-03-30 | 1988-04-22 | 枝毛・切れ毛の予防・修復剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554523B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02262507A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-25 | Lion Corp | 毛髪化粧料 |
| GB0014426D0 (en) * | 2000-06-13 | 2000-08-09 | Unilever Plc | Hair oils |
| US20100015064A1 (en) * | 2007-01-16 | 2010-01-21 | Oystershell N.V. | Foamable composition for killing arthropods and uses thereof |
| JP4954308B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2012-06-13 | 株式会社 資生堂 | 毛髪化粧料 |
| JP6913613B2 (ja) * | 2017-11-17 | 2021-08-04 | 花王株式会社 | 毛髪化粧料 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3818105A (en) * | 1971-08-23 | 1974-06-18 | Exxon Research Engineering Co | Composition and process for lubricating the skin |
| JPS57112319A (en) * | 1980-03-10 | 1982-07-13 | Procter & Gamble | Hair conditioning composition |
| JPS60116621A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-24 | リチヤードソン‐ヴイツクス インコーポレーテツド | 皮脂滲出拡大の抑制 |
| JPS616A (ja) * | 1984-03-15 | 1986-01-06 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | ヘアコンデイシヨニング組成物 |
| JPS6248615A (ja) * | 1985-06-06 | 1987-03-03 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | 整髪ム−ス |
| JPS6322010A (ja) * | 1986-04-04 | 1988-01-29 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | 整髪組成物 |
| JPH01165509A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-29 | Pola Chem Ind Inc | 毛髪化粧料 |
| JPH01175923A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-12 | Nonogawa Shoji:Kk | 毛髪化粧料 |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP63099662A patent/JP2554523B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3818105A (en) * | 1971-08-23 | 1974-06-18 | Exxon Research Engineering Co | Composition and process for lubricating the skin |
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| JPS60116621A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-24 | リチヤードソン‐ヴイツクス インコーポレーテツド | 皮脂滲出拡大の抑制 |
| JPS616A (ja) * | 1984-03-15 | 1986-01-06 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | ヘアコンデイシヨニング組成物 |
| JPS6248615A (ja) * | 1985-06-06 | 1987-03-03 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | 整髪ム−ス |
| JPS6322010A (ja) * | 1986-04-04 | 1988-01-29 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | 整髪組成物 |
| JPH01165509A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-29 | Pola Chem Ind Inc | 毛髪化粧料 |
| JPH01175923A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-12 | Nonogawa Shoji:Kk | 毛髪化粧料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01272513A (ja) | 1989-10-31 |
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