JP2003119113A - ノンエアゾール型泡状毛髪化粧料 - Google Patents

ノンエアゾール型泡状毛髪化粧料

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JP2003119113A JP2002052924A JP2002052924A JP2003119113A JP 2003119113 A JP2003119113 A JP 2003119113A JP 2002052924 A JP2002052924 A JP 2002052924A JP 2002052924 A JP2002052924 A JP 2002052924A JP 2003119113 A JP2003119113 A JP 2003119113A
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hair cosmetic
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aerosol type
hair
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Reina Ikuyama
玲奈 生山
Yoshitomo Iwamoto
佳倫 岩本
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】毛髪に塗布した際に伸びの良いクリーミーなキ
メ細かい泡を形成し、なおかつ、べたつきがなく、なめ
らかな仕上がりを与えるという両方の性能を有するノン
エアゾール型泡状毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】(A)下記一般式(1) 【化1】 (式中、Rは炭素数8〜24の分岐アルキル基、nは5
〜40の整数である)で表される分岐アルキル基を有す
る非イオン界面活性剤を含有することを特徴とするノン
エアゾール型泡状毛髪化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は泡状毛髪化粧料に関
し、詳しくは、毛髪に塗布した際に伸びの良い非常にキ
メ細かい泡が得られると共に、べたつきのないなめらか
な仕上がりが得られることを特徴とするノンエアゾール
型泡状毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、泡状毛髪化粧料としては毛髪にな
めらかな感触を与える目的で噴射剤を用いたエアゾール
型が多く使用されている。
【0003】エアゾール型泡状毛髪化粧料には各種の噴
射剤を使用するため、製品を設計する際には、安全性
や、オゾン層破壊、大気汚染等の地球環境保全への対応
にも充分考慮する必要がある。このため近年では噴射剤
を用いないポンプタイプ等の容器を用いたノンエアゾー
ル型の泡状毛髪化粧料が開発されている。
【0004】しかしながら、従来のノンエアゾール型の
泡状毛髪化粧料は噴射剤を用いないため、容器から吐出
された泡の泡質は一般的にキメが荒く、毛髪に塗布した
際にべたつき、感触が悪い等の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記事情において、泡
質に優れ感触が良好で、安全性や環境等への問題のない
ノンエアゾール型泡状毛髪化粧料が望まれていた。
【0006】すなわち、本発明の目的とするところは、
毛髪に塗布した際に伸びの良いクリーミーでキメ細かい
泡を形成し、なおかつ、べたつきがなくなめらかな仕上
がりを与えるという両方の性能を有するノンエアゾール
型泡状毛髪化粧料を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】懸かる事情において、本
発明者等は鋭意研究した結果、分岐アルキル基を有する
ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活
性剤を配合した毛髪化粧料をノンエアゾール型の泡吐出
容器に充填することにより、起泡性に優れ、しかも泡の
キメが細かくクリーミーで、毛髪に塗布した際に伸びが
良く、べたつきのないなめらかな仕上がりを与える、感
触が良好な泡状毛髪化粧料が得られることを見出し、本
発明を完成したものである。
【0008】すなわち本発明の請求項1は、(A)下記
一般式(1)
【化4】 (式中、Rは炭素数8〜24の分岐アルキル基、nは5
〜40の整数である)で表される分岐アルキル基を有す
る非イオン界面活性剤を含有することを特徴とするノン
エアゾール型泡状毛髪化粧料である。
【0009】また本発明の請求項2は、更に(B)タン
パク質を含有することを特徴とする請求項1記載のノン
エアゾール型泡状毛髪化粧料である。
【0010】また本発明の請求項3は、(B)タンパク
質が、コラーゲンタンパク、エラスチンタンパク、絹タ
ンパク、ケラチンタンパク、真珠タンパク、大豆タンパ
ク、小麦胚芽タンパク、及びそれらの加水分解物又は誘
導体からなる群より選択される1種又は2種以上である
ことを特徴とする請求項2記載のノンエアゾール型泡状
毛髪化粧料である。
【0011】また本発明の請求項4は、更に(C)下記
一般式(2)
【化5】 (式中、R1は炭素数14〜22のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基、R2、R3及びR4は炭素数1〜3の
アルキル基、ヒドロキシアルキル基又はベンジル基、X
はハロゲン原子又は炭素数1〜2のアルキル硫酸基であ
る)で表される第4級アンモニウム塩を含有することを
特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のノンエ
アゾール型泡状毛髪化粧料である。
【0012】また本発明の請求項5は、更に(D)25
℃の動粘度が2000センチストークス以上であるジメ
チルポリシロキサンを含有することを特徴とする請求項
1〜4のいずれか1項に記載のノンエアゾール型泡状毛
髪化粧料である。
【0013】また本発明の請求項6は、(D)25℃の
動粘度が2000センチストークス以上であるジメチル
ポリシロキサンと、(A)下記一般式(1)
【化6】 (式中、Rは炭素数8〜24の分岐アルキル基、nは5
〜40の整数である)で表される分岐アルキル基を有す
る非イオン界面活性剤との配合質量比が、(D):
(A)=2:1〜1:5であることを特徴とする請求項
5記載のノンエアゾール型泡状毛髪化粧料である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0015】本発明で用いられる(A)下記一般式
(1)
【化7】 (式中、Rは炭素数8〜24の分岐アルキル基、nは5
〜40の整数である)で表される分岐アルキル基を有す
る非イオン界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル型の非イオン活性剤であり、例えば、ポリオキ
シエチレン(15)デシルテトラデシルエーテル、ポリ
オキシエチレン(20)デシルテトラデシルエーテル、
ポリオキシエチレン(25)デシルテトラデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(10)ヘキシルデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(15)ヘキシルデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(20)ヘキシルデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(25)ヘキシルデシルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(10)オクチルドデシルエー
テル、ポリオキシエチレン(16)オクチルドデシルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(20)オクチルドデシル
エーテル、ポリオキシエチレン(25)オクチルドデシ
ルエーテル等が挙げられる。
【0016】本発明で用いられる(A)成分の配合量
は、ノンエアゾール型の泡吐出容器に充填する前の毛髪
化粧料の総量を基準として、0.1〜10.0質量%
(以下、%と略す)が好ましく、特に好ましくは0.5
〜6.0%である。配合量が0.1%未満であると、キ
メが細かくクリーミーな泡が得られない場合があり、1
0.0%を超えて配合すると、べたつき、毛髪が重い仕
上がりになる場合がある。
【0017】本発明で用いられる(B)タンパク質は、
通常化粧料に用いられるものであれば特に制限されない
が、コラーゲンタンパク、エラスチンタンパク、絹タン
パク、ケラチンタンパク、真珠タンパク、大豆タンパ
ク、小麦胚芽タンパク、及びそれらの加水分解物又は誘
導体が、毛髪になめらかな感触を付与する効果に優れ好
ましい。これらのタンパク質として、例えば、加水分解
コラーゲン、加水分解エラスチン、水溶性エラスチン、
水溶性コラーゲン、加水分解シルク、シルク抽出液、大
豆ペプチド、小麦ペプチド、小麦胚芽エキス等が挙げら
れる。
【0018】尚、本発明で用いられるコラーゲンタンパ
クとしては、動物(牛、豚等)の皮膚、骨、軟骨、腱、
胎盤等から得られるものや、魚類(ヒラメ、サケ、イワ
シ、マグロ、タラ等)の魚皮、ウキブクロ等から得られ
るものを使用することができる。
【0019】本発明で用いられる(B)成分の配合量
は、ノンエアゾール型の泡吐出容器に充填する前の毛髪
化粧料の総量を基準として、0.001〜10.0%が
好ましく、特に好ましくは、0.01〜5.0%であ
る。配合量が0.001%未満であると、毛髪になめら
かな感触を付与する効果が不十分な場合があり、10.
0%を超えて配合すると、べたつき、毛髪が重い仕上が
りになる場合がある。
【0020】本発明で用いられる(C)下記一般式
(2)
【化8】 (式中、R1は炭素数14〜22のアルキル基又はヒド
ロキシアルキル基、R2、R3及びR4は炭素数1〜3の
アルキル基、ヒドロキシアルキル基又はベンジル基、X
はハロゲン原子又は炭素数1〜2のアルキル硫酸基であ
る)で表される第4級アンモニウム塩としては、例え
ば、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルア
ンモニウム、塩化ベヘニルジメチルヒドロキシエチルア
ンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニ
ウム、セチルトリエチルアンモニウムメチルサルフェー
ト等が挙げられる。その中でも特に、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモ
ニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム
が好ましい。
【0021】本発明で用いられる(C)成分の配合量
は、ノンエアゾール型の泡吐出容器に充填する前の毛髪
化粧料の総量を基準として、0.01〜5.0%が好ま
しく、特に好ましくは0.05〜1.0%である。配合
量が0.01%未満であると、毛髪になめらかな感触を
付与する効果が不十分な場合があり、5.0%を超えて
配合すると、べたつき、毛髪が重い仕上がりになる場合
がある。
【0022】本発明で用いられる(D)ジメチルポリシ
ロキサンは25℃における動粘度が2000センチスト
ークス以上であり、好ましくは10000センチストー
クス以上の高分子量ジメチルポリシロキサンである。ジ
メチルポリシロキサンの動粘度が2000センチストー
クスに満たないと毛髪に十分ななめらかな仕上がり感を
付与することができない。
【0023】本発明で用いられる(D)成分と(A)成
分との配合質量比は、(D):(A)=2:1〜1:5
であることが好ましい。
【0024】本発明の泡状毛髪化粧料を構成する組成物
には、上記の必須構成成分の他に、必要に応じて本発明
の効果を損なわない量的、質的範囲で、更に、流動パラ
フィン、スクワラン、ラノリン誘導体、高級アルコー
ル、各種エステル油、アボガド油、パーム油、牛脂、ホ
ホバ油、ポリアルキレングリコールポリエーテル及びそ
のカルボン酸オリゴエステル化合物、テルペン系炭化水
素油等の油分、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ピ
ロリドンカルボン酸塩等の保湿剤、紫外線吸収剤、紫外
線散乱剤、アクリル系樹脂、ポリビニルピロリドン等の
樹脂類、エチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤、
各種アミノ酸、ビオチン、パントテン酸誘導体等の賦活
剤、γ−オリザノール、デキストラン硫酸ナトリウム、
ビタミンE誘導体、ニコチン酸誘導体等の血行促進剤、
硫黄、チアントール等の抗脂漏剤、エタノール、イソプ
ロパノール、テトラクロロジフルオロエタン等の希釈
剤、カルボキシビニルポリマー等の増粘剤、薬剤、香
料、色剤等を適宜配合し、常法により製造される。
【0025】上記成分を含有する毛髪化粧料は、噴射剤
を使用しないノンエアゾール型の泡吐出容器に充填し
て、本発明のノンエアゾール型泡状毛髪化粧料となる。
毛髪化粧料を充填する泡吐出容器とは、噴射剤を使用し
たエアゾール缶以外の泡吐出容器であり、ノズルを押す
ことにより泡を噴出するポンプフォーマー、ボトル胴部
を手で押すことにより泡を噴出するスクイズフォーマー
のいずれも用いることができる。メッシュとしては70
〜400メッシュが好ましく、より好ましくは150〜
350メッシュである。70メッシュ未満では孔が大き
すぎて泡立ちが悪くなる場合があり、400メッシュ超
では毛髪化粧料の目詰まりが生じる場合があり好ましく
ない。
【0026】本発明のノンエアゾール型泡状毛髪化粧料
は、毛髪に塗布してすすがないタイプの化粧料として用
いることが好ましく、整髪剤、ヘアトリートメント剤等
として使用することができる。
【0027】
【実施例】本発明を実施例及び比較例により、更に具体
的に説明する。本発明はこれらによって限定されるもの
ではない。配合量は全て質量%を表す。
【0028】実施例1〜7、比較例1〜2 表1に示す組成の毛髪化粧料を調製し、吉野工業所製ポ
ンプフォーマー容器に充填し、以下の方法により泡のキ
メ細かさ、毛髪塗布時の伸び、べたつき、及び仕上がり
感を下記の基準で評価した。結果を表1に示した。
【0029】<泡のキメ細かさ> ポンプを3回押して泡を噴出し外観を評価した。 ◎:非常にキメ細かい。 ○:キメ細かい。 △:若干気泡が見られる。 ×:泡にならない。
【0030】長さ30cm/5gの毛髪からなる毛束
に、ポンプフォーマーより噴出した泡1.0gを塗布し
伸びを評価した。 <伸び> ◎:非常に良い。 ○:良い。 △:若干良い。 ×:悪い。
【0031】毛髪に泡を塗布し伸ばした後ブローし毛束
の感触(べたつき、なめらかさ)を下記の基準で評価し
た。 <べたつき> ◎:べたつかない。 ○:若干べたつく。 △:べたつく。 ×:非常にべたつく。 <仕上がり> ◎:非常に良好。 ○:良好。 △:若干良好。 ×:悪い。
【0032】
【表1】
【0033】実施例8 次に示す組成の毛髪化粧料を常法により調製し、泡吐出
容器に充填して泡状毛髪化粧料を得た。毛髪化粧料を容
器から吐出させたところ泡のキメが非常に細かく、毛髪
に塗布した時も伸びが良くべたつきのない良好な仕上が
りが得られた。(尚、以下実施例中の香料は、下記表2
記載の香料処方のものを使用した。) (成分) (質量%) ポリオキシエチレン(20)ヘキシルデシルエーテル 3.0 加水分解コラーゲン液 0.1 加水分解シルクタンパク液 0.1 レンゲソウエキス 0.02 サボンソウエキス 0.01 ユーカリ油(香栄興業社製) 0.02 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3 高重合メチルポリシロキサン(3万cs) 3.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 濃グリセリン 3.0 香料 適 量 エタノール 20.0 精製水 残 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 計 100.0
【0034】
【表2】
【0035】実施例9 次に示す組成の毛髪化粧料を常法により調製し、泡吐出
容器に充填して泡状毛髪化粧料を得た。毛髪化粧料を容
器から吐出させたところ泡のキメが非常に細かく、毛髪
に塗布した時も伸びが良くべたつきのない良好な仕上が
りが得られた。 (成分) (質量%) ポリオキシエチレン(25)デシルテトラデシルエーテル 5.0 水溶性コラーゲン(魚由来) [商品名:マリンコラーゲンNK(一丸ファルコス社製)] 0.05 コムギ胚芽エキス 0.5 ユーカリ油(香栄興業社製) 0.1 高重合メチルポリシロキサン(1万cs) 2.0 濃グリセリン 5.0 ソルビトール液 1.0 ホホバアルコール 0.05 香料 適 量 エタノール 40.0 精製水 残 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 計
100.0
【0036】実施例10 次に示す組成の毛髪化粧料を常法により調製し、泡吐出
容器に充填して泡状毛髪化粧料を得た。毛髪化粧料を容
器から吐出させたところ泡のキメが非常に細かく、毛髪
に塗布した時も伸びが良くべたつきのない良好な仕上が
りが得られた。 (成分) (質量%) ポリオキシエチレン(20)ヘキシルデシルエーテル 6.0 (ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシ プロピル加水分解コラーゲン 0.4 シルク抽出液 0.3 塩化セチルトリメチルアンモニウム 0.5 高重合メチルポリシロキサン(100万cs) 3.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 濃グリセリン 3.0 ラベンダーエキス 0.3 ユーカリ油(香栄興業社製) 0.001 香料 適 量 エタノール 10.0 精製水 残 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 計 100.0
【0037】実施例11 次に示す組成の毛髪化粧料を常法により調製し、泡吐出
容器に充填して泡状毛髪化粧料を得た。毛髪化粧料を容
器から吐出させたところ泡のキメが非常に細かく、毛髪
に塗布した時も伸びが良くべたつきのない良好な仕上が
りが得られた。 (成分) (質量%) ポリオキシエチレン(16)オクチルドデシルエーテル 2.0 ポリオキシエチレン(10)ヘキシルデシルエーテル 3.0 水溶性コラーゲン(魚由来) [商品名:マリンコラーゲンNK(一丸ファルコス社製)] 0.1 シルク抽出液 0.05 ハマメリス水 3.0 サボンソウエキス 0.01 ユーカリ油(香栄興業社製) 0.01 塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.2 高重合メチルポリシロキサン(1万cs) 3.0 1,3−ブチレングリコール 6.0 香料 適 量 エタノール 20.0 精製水 残 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 計 100.0
【0038】実施例12 次に示す組成の毛髪化粧料を常法により調製し、泡吐出
容器に充填して泡状毛髪化粧料を得た。毛髪化粧料を容
器から吐出させたところ泡のキメが非常に細かく、毛髪
に塗布した時も伸びが良くべたつきのない良好な仕上が
りが得られた。 (成分) (質量%) ポリオキシエチレン(20)ヘキシルデシルエーテル 3.0 塩化N−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ) プロピル]加水分解コラーゲン 0.02 シルク抽出液 0.05 レンゲソウエキス 0.02 サボンソウエキス 0.01 ユーカリ油(香栄興業社製) 0.05 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3 高重合メチルポリシロキサン(3000cs) 3.0 ポリエチレングリコール(平均分子量:1000) 0.5 濃グリセリン 3.0 香料 適 量 エタノール 20.0 精製水 残 部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 計 100.0
【0039】尚、いずれの実施例の組成物を使用した場
合にも、頭皮に炎症、その他副作用と考えられる症状は
発現せず、本発明に係る泡状毛髪化粧料は安全性にも優
れることが明らかであった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、毛髪に塗布した際に伸
びの良いクリーミーなキメ細かい泡を形成し、なおか
つ、べたつきがなく、なめらかな仕上がりを与えるとい
う両方の性能を有するノンエアゾール型泡状毛髪化粧料
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AB052 AC072 AC122 AC132 AC181 AC182 AC482 AC691 AC692 AC712 AD042 AD151 AD152 AD411 AD431 AD432 AD441 AD442 AD451 AD452 BB04 CC31 DD08 EE06 EE21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1) 【化1】 (式中、Rは炭素数8〜24の分岐アルキル基、nは5
    〜40の整数である)で表される分岐アルキル基を有す
    る非イオン界面活性剤を含有することを特徴とするノン
    エアゾール型泡状毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 更に、(B)タンパク質を含有すること
    を特徴とする請求項1記載のノンエアゾール型泡状毛髪
    化粧料。
  3. 【請求項3】 (B)タンパク質が、コラーゲンタンパ
    ク、エラスチンタンパク、絹タンパク、ケラチンタンパ
    ク、真珠タンパク、大豆タンパク、小麦胚芽タンパク、
    及びそれらの加水分解物又は誘導体からなる群より選択
    される1種又は2種以上であることを特徴とする請求項
    2記載のノンエアゾール型泡状毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 更に、(C)下記一般式(2) 【化2】 (式中、R1は炭素数14〜22のアルキル基又はヒド
    ロキシアルキル基、R2、R3及びR4は炭素数1〜3の
    アルキル基、ヒドロキシアルキル基又はベンジル基、X
    はハロゲン原子又は炭素数1〜2のアルキル硫酸基であ
    る)で表される第4級アンモニウム塩を含有することを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のノンエ
    アゾール型泡状毛髪化粧料。
  5. 【請求項5】 更に、(D)25℃の動粘度が2000
    センチストークス以上であるジメチルポリシロキサンを
    含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載のノンエアゾール型泡状毛髪化粧料。
  6. 【請求項6】 (D)25℃の動粘度が2000センチ
    ストークス以上であるジメチルポリシロキサンと、
    (A)下記一般式(1) 【化3】 (式中、Rは炭素数8〜24の分岐アルキル基、nは5
    〜40の整数である)で表される分岐アルキル基を有す
    る非イオン界面活性剤との配合質量比が、(D):
    (A)=2:1〜1:5であることを特徴とする請求項
    5記載のノンエアゾール型泡状毛髪化粧料。
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