JP4911963B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4911963B2 JP4911963B2 JP2005356045A JP2005356045A JP4911963B2 JP 4911963 B2 JP4911963 B2 JP 4911963B2 JP 2005356045 A JP2005356045 A JP 2005356045A JP 2005356045 A JP2005356045 A JP 2005356045A JP 4911963 B2 JP4911963 B2 JP 4911963B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicone
- hair
- group
- hair cosmetic
- average particle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
ヘアコンディショナーのような処理剤には、通常カチオン界面活性剤、油分等が主成分として配合されている。カチオン性界面活性剤は、毛髪に対して柔軟性や帯電防止性を付与する効果が高いため、処理剤をはじめ各種毛髪化粧料に配合されるが、艶や滑らかさに欠けるため、通常各種油分が配合される。
しかしながら、高分子量シリコーンは粘度が非常に高いため、ヘアコンディショナー組成物への配合が難しく、低粘度シリコーン油等で希釈して使用してもその効果が十分に発揮されないことがあった。
しかしながら、これら文献で用いられているシリコーンエマルションはシリコーン粒子の粒径が0.15μm以下あるいは0.2μm以下と非常に小さいマイクロエマルジョンであるために、毛髪への付着性に欠け、コンディショニング効果が十分とは言えなかった。
特許文献3では、付着性を高めるためにカチオン化グアーガム、カチオン化セルロースを併用することを提案しているが、これらカチオン性水溶性高分子を配合すると、塗布時の広がりが悪くすすぎ時にもぬるついてしまい好ましくない。
すなわち、本発明にかかる毛髪化粧料は下記成分(A)、(B)及び(C)を含有し、(A)は毛髪化粧料中0.1〜10質量%であり、(B):(C)の比率がシリコーン純分で10:1〜1:10であることを特徴とする。
[RaRbSiO]x (II)
[式(II)中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基である。xは、当該オルガノポリシロキサンが25℃で1000万mPa・s以上の粘度を示す範囲のシロキサン重合度を表す正の整数である。]
[RaRbSiO]x (II)
(式(II)中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基である。xは、当該オルガノポリシロキサンが25℃で1000万mPa・s以上の粘度を示す範囲のシロキサン重合度を表す正の整数である。)
(A)が0.1〜10.0質量%、
(B)がシリコーン純分で0.01〜10.0質量%、
(C)がシリコーン純分で0.01〜10.0質量%
であることが好適である。
また、本発明にかかる毛髪化粧料がヘアコンディショナー組成物であることが好適である。
また、本発明にかかる毛髪化粧料の製造方法は、平均粒径が異なるシリコーンエマルションである前記成分(B)及び成分(C)をそれぞれ用意し、これらをアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンである前記成分(A)とともに、毛髪化粧料基剤中に混合することを特徴とする。
本発明の毛髪化粧料に用いられる成分(A)のアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンは、前記一般式(I)で表される。
変性シリコーン(I)における重合度m+nの平均値は4000〜6000の範囲内であることが好ましい。4000未満である(重合度が低い)と、効果が不十分で且つべたつきが生じる。また化合物自体の安定性が悪くなる。6000を超える(重合度が高い)と、仕上がり不均一になり、且つ毛髪へごわつき感を付与してしまう。また毛髪化粧料への配合が難しくなる。
上記アミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。2種以上を組み合わせて用いる場合にも、m+n、及びn/mの平均値が上記範囲内にあることが必要である。
本発明におけるアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンの配合量は、毛髪化粧料全量中の0.1〜10質量%、好ましくは0.1〜5質量%である。0.1質量%未満では十分な効果が得られず、10質量%を超えると製剤安定性が悪くなり、感触にも優れない。
鎖状シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(粘度0.65〜200cSt/25℃)等が挙げられる。
環状シリコーン油としては、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン及びテトラデカメチルシクロヘキサシロキサン等が挙げられる。
またイソパラフィン系炭化水素としては、常圧における沸点が60〜260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素を挙げることができ、例えば、エクソン社製のアイソパーA(登録商標)、同C、同D、同E、同G、同H、同K、同L、同M、シェル社のシェルゾール71(登録商標)、フィリップ社のソルトール100(登録商標)あるいは同130、同220等を挙げることができる。
なお、アミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンと、低粘度液状油とを毛髪化粧料中に別々に配合して系中で溶解させてもよい。
本発明で使用する高分子量シリコーンエマルション(B)、(C)は、何れも平均組成式(II):[RaRbSiO]xで示される直鎖オルガノポリシロキサンである。
前記平均組成物中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基であるが、好ましくはジオルガノポリシロキサンである。アリール基としては、フェニル基(−C6H5)、トリチル基(−C(C6H5)3)などが挙げられる。オルガノポリシロキサンの分子末端は水酸基、アルキル基、アリール基の何れであってもよい。
xはシロキサン重合度を示す正の数であり、当該オルガノポリシロキサンが25℃で1000万mPa・s以上の粘度であるような範囲であることが好ましい。
一つめの水性シリコーンエマルション(B)は、その平均粒子径が0.2μm〜1.0μmのものである。
2つめの水性シリコーンエマルション(C)は、その平均粒子径が5.0μm以上のものである。上限は特に規定されないが、乳化安定性の点から20μm以下、さらには15μm以下が好適である。
水性媒体としては特に限定されるものではないが、通常水を主成分とし、必要に応じて界面活性剤やその他水性成分を含むことができる。
これに対して、シリコーンエマルション(B)及び(C)の中間的な平均粒径を有するシリコーンエマルションを1種のみ用いた場合には効果が劣る。例えば、0.3μm、8μmの2種類の平均粒径のシリコーンエマルションを1:1で用いた場合と、4μmの平均粒径のシリコーンエマルションを1種類のみ用いた場合とでは、前者の方が顕著な効果を示す。
すなわち、高分子量シリコーンの小さい粒子は毛髪に付着するとすすぎ時の滑らかさや、乾燥後のさらさら感などに寄与するが、付着性が不十分であるために、効果が十分でなく、乾燥後の髪のしっとり感にも欠ける。小さい粒子を高配合してもしっとり感は十分でなく、かえってすすぎ時の良好な感触なども損なわれてしまう。
一方、高分子量シリコーンの大きな粒子は付着性がよいため、乾燥後のしっとり感を与え、しかも小さい粒子の効果を損なわずにその効果を際立たせることができるものと考えられる。
また、シリコーンエマルション(B)とシリコーンエマルション(C)との比率は、シリコーン純分として(B):(C)=10:1〜1:10、さらには3:1〜1:3が好ましい。一方が多すぎても少なすぎても本発明の効果が十分に発揮されない。
乳化重合法については、例えば、重合度の小さなジメチルポリシロキサン、界面活性剤、水からなる粗エマルジョンを、重合触媒及び界面活性剤を含む水溶液に滴下しながら乳化重合する方法が特許文献1に記載されている。また、特開昭62−141029号公報などにも乳化重合方法が記載されている。
上記必須成分に加えて、更に成分(D)として多価アルコール及び/又は糖アルコールを配合すると、コンディショニング効果、特に乾燥後の毛髪の滑らかさ、柔らかさ、しっとり感をさらに向上させることができる。
多価アルコール及び/又は糖アルコールとしては、化粧料に通常使用可能であれば特に限定されないが、多価アルコールとしては、例えば、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、イソプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールが好適に使用できる。糖アルコールとしては、キシリトール、フルクトース、ソルビトール、マンニトール、イノシトール、グルコース、ラクトース、マルチトール、スクロースが好適に使用できる。本発明においては、これらの1種以上を用いることができる。
また、その使用形態も、毛髪に塗布し全体によくなじませた後にすすぎ流すものや、洗い流さないもの等いずれも含み得るが、本発明の毛髪化粧料は塗布後すすぎ流して使用するタイプのヘアコンディショナーに特に好適である。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。配合量については特に断りのない限り質量%を示す。
試験組成(1):
アミノ変性シリコーン 表参照
シリコーンエマルション 表参照
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.0
ステアリルアルコール 5.0
クエン酸 0.01
イオン交換水 to 100
(調製方法)
水溶性成分(クエン酸、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム)をイオン交換水に加熱溶解して均一とする。これに油溶性成分(ステアリルアルコール)を加熱溶解したものを添加し、更にアミノ変性シリコーン、シリコーンエマルションを添加した後、乳化し冷却する。
評価1:すすぎ時のなめらかさ
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流した時の滑らかさについて、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪の滑らかさについて、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもなめらかさがあると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪のしっとり感(ぱさつきのなさ)について、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもしっとり感があると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪のさらさら感について、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりもさらさら感があると回答。
各試料を毛髪に塗布後、すすぎ流し、乾燥後の毛髪の柔らかさ(ごわつきのなさ)について、20名の専門パネラーにて官能評価を行った。判定基準は以下の通りである。
◎: 20名中17名以上が、コントロールよりも柔らかであると回答。
○: 20名中13〜16名が、コントロールよりも柔らかであると回答。
△: 20名中8〜12名が、コントロールよりも柔らかであると回答。
×: 20名中7名以下が、コントロールよりも柔らかであると回答。
表1に示すように、アミノ変性シリコーンのみの場合(試料1)、あるいは2種の異なる平均粒径のシリコーンエマルションのみの場合(試料2)に比べて、両者を併用した場合(試料3)には、すすぎ時のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、さらさら感、しっとり感、やわらかさの全てにおいて、非常に高い効果が得られた。
従って、アミノ変性シリコーンと、2種の異なる平均粒径のシリコーンエマルションとを併用することにより、すすぎ時のなめらかさ、乾燥後のなめらかさ、さらさら感、しっとり感、やわらかさなどの全ての項目において、相乗的な効果が発揮されるものと考えられる。
これに対し、m+nやn/mが上記範囲外である場合(試料9〜12)では十分な効果が得られなかった。また、試料14〜15のように、単独では上記範囲内であるアミノ変性シリコーンを配合しているが、平均値が上記範囲外である場合でも、十分な効果が得られなかった。
従って、特定のアミノ変性シリコーンと、2種の異なる平均粒径のシリコーンエマルションとを併用することが好適である。
従って、2種の特定平均粒径のシリコーンエマルションを使用することが重要であると考えられる。
本発明においては粘度が1000万mPa・s以上の高重合シリコーンが分散したシリコーンエマルションを用いることが好適である。
従って、毛髪化粧料中におけるシリコーンエマルション(B)及び(C)の配合量は、それぞれシリコーン分として0.01〜10質量%、さらには0.1〜5質量%が好適である。
従って、シリコーンエマルション(B)とシリコーンエマルション(C)との比率が、シリコーン分の質量比として10:1〜1:10、さらには3:1〜1:3であることが好適である。
従って、毛髪化粧料中におけるアミノ変性シリコーン(A)の配合量は、0.1〜10質量%、さらには0.1〜5質量%であることが好適である。
下記試験組成(2)に従ってヘアコンディショナーを調製し、試料とした。
試験組成(2):
アミノ変性シリコーン 表8参照
シリコーンエマルション 表8参照
多価アルコール/糖アルコール 表8参照
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.0
ステアリルアルコール 5.0
クエン酸 0.01
イオン交換水 to 100
表8に示すように、多価アルコール及び/又は糖アルコールの配合により、効果が向上し、特に乾燥後のなめらかさ、しっとり感、やわらかさが向上した。多価アルコール及び/又は糖アルコールが少なすぎると十分な効果が得られず、多すぎても効果が低下するので、多価アルコール及び/又は糖アルコールは毛髪化粧料中1〜50質量%、さらには5〜30質量%が好適である。
(1)アミノ変性シリコーン 0.2質量%
(R1=OH、R2=−(CH2)3NH2、m=4000、n=120、a=3)
(2)ジメチルポリシロキサン 1.0
(3)エタノール 5.0
(4)ステアリルアルコール 0.1
(5)ベヘニルアルコール 0.2
(6)スクロース 12.0
(7)ジプロピレングリコール 1.0
(8)1,3−ブチレングリコール 1.0
(9)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5
(10)ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体 2.5
(11)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(12)精製水 残余
(13)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 1.8
(14)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 1.8
(15)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(5)を混合した油相および(6)〜(12)を混合した水相を加熱溶解し、前者を後者に添加して乳化する。(13)〜(15)を添加して均一とする。
(1)軽質流動イソパラフィン 80.0質量%
(2)アミノ変性高分子シリコーン 2.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH3)(CH2)2N(CH3)2、m=4000、n=20、a=3)
(3)1,3−ブチレングリコール 14.5
(4)メチルフェニルポリシロキサン 5.0
(5)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.2
(6)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 5.0
(7)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 3.0
(8)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(4)を混合した後、(5)〜(7)を加えて均一にし、最後に(7)を加える。
(1)エタノール 5.0質量%
(2)ジメチルポリシロキサン 5.0
(3)アミノ変性シリコーン 5.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3NH2、m=5000、n=10、a=3)
(4)揮発性イソパラフィン 25.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)イソステアリン酸 1.0
(7)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0
(8)2−アルキル−N−カルボキシメチル 6.0
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
(9)フェノキシエタノール 適量
(10)精製水 残余
(11)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 3.0
(12)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 5.0
(13)香料 適量
<製造方法>
(5)〜(12)を混合したものに(1)〜(4)および(13)を混合したものを加えて乳化する。
(1)流動パラフィン 5.0質量%
(2)ワセリン 2.0
(3)ジメチルポリシロキサン 5.0
(4)アンモニウム変性シリコーン 1.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N+(CH3)2C18H37Cl−、m=5000、n=25、a=3)
(5)セタノール 4.0
(6)ステアリルアルコール 1.0
(7)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.2
(8)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 5.0
(9)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 3.0
(10)1,3−ブチレングリコール 10.0
(11)ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンジメチルエーテル 2.0
(12)ポリオキシプロピレングリセリルエーテル 2.0
(13)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 2.0
(14)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(15)ポリマーJR−400TM(東邦化学工業社製) 0.5
(16)加水分解コムギタンパク 0.1
(17)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(18)精製水 残余
(19)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(7)の油相、(8)〜(18)の水相をそれぞれ加温により溶解混合し、(19)を油相に添加して均一とした後、2相を混合して乳化する。
(1)流動パラフィン 10.0質量%
(2)ワセリン 3.0
(3)ジメチルポリシロキサン 2.0
(4)アミノ変性シリコーン 1.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH2)2、m=5000、n=25、a=3)
(5)プロピレングリコール 10.0
(6)ポリオキシプロピレン(40)ブチルエーテル 2.0
(7)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 5.0
(8)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 3.0
(9)テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 3.0
(10)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0
(11)水酸化カリウム 0.1
(12)カルボキシビニルポリマー 0.3
(13)ポリアクリル酸ヒドロキシエチル 0.1
・アクリロイルジメチルタウリンナトリウム共重合体
(14)トウツバキ種子油 0.01
(15)精製水 残余
(16)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(4)、(14)及び(16)を混合したものを(5)〜(10)、(12)及び(15)を混合したものに添加して乳化する。(13)を加えて均一とした後、(11)で中和し、さらに攪拌して均一とする。
(1)軽質イソパラフィン 15.0質量%
(2)アミノ変性シリコーン 3.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH3)C2H5、m=5000、n=50、a=3)
(3)ジメチルシリコーン 6.0
(4)ソルビトール 20.0
(5)ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油エステル 2.0
(6)酸化チタンゾル 10.0
(7)エタノール 15.0
(8)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5
(9)精製水 残余
(10)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 5.0
(11)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 10.0
(12)香料 適量
(製造方法)
(1)〜(3)および(12)を混合したものを(4)〜(11)に添加して乳化する。
(1)アミノ変性シリコーン 0.2質量%
(R1=OH、R2=−(CH2)3NH2、m=4000、n=120、a=3)
(2)ジメチルポリシロキサン 1.0
(3)エタノール 5.0
(4)ステアリルアルコール 0.1
(5)ベヘニルアルコール 0.2
(6)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 2.0
(7)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 1.0
(8)グリセリン 20.0
(9)ジプロピレングリコール 1.0
(10)1,3−ブチレングリコール 1.0
(11)塩化アルキルトリメチルアンモニウム(77%) 0.5
(12)ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体 2.5
(13)アルギニン 0.1
(14)レシチン 0.1
(15)オクチルメトキシシンナメ−ト 0.1
(16)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(17)トウツバキ種子油 0.005
(18)精製水 残余
(19)香料 適量
<製造方法>
(1)〜(5)及び(17)を混合した油相、(6)〜(16)及び(18)を混合した水相をそれぞれ加熱溶解し、前者を後者に添加して乳化する。(19)を添加して均一とする。
(1)ジメチルポリシロキサン 10.0質量%
(2)アミノ変性シリコーン 1.0
(R1=メチル、R2=−(CH2)3N(CH3)2、m=5000、n=20、a=3)
(3)硬化ナタネ油アルコール 3.0
(4)セタノール 1.5
(5)スクロース 20.0
(6)2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
(7)塩化アルキルトリメチルアンモニウム 1.5
(8)ソルビトール 2.0
(9)グルタミン酸 0.5
(10)アルギニン 0.1
(11)グリシン 0.1
(12)クエン酸 0.01
(13)酢酸トコフェロール 0.05
(14)パラオキシ安息香酸エステル 適量
(15)フェノキシエタノール 適量
(16)ヒドロキシエチルセルロース 0.05
(17)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 5.0
(18)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 5.0
(19)トウツバキ種子油 0.05
(20)精製水 残余
(21)香料 適量
<製造方法>
水溶性成分を混合して加熱溶解し、均一とする。これに油溶性成分を混合して加熱溶解したものを添加して乳化する。(15)及び(21)を加えて均一にした後、冷却する。
(1)イソペンチルジオール 5.0質量%
(2)ソルビトール 15.0
(3)シリコーンエマルション1(平均粒径0.3μm) 3.0
(4)シリコーンエマルション2(平均粒径8.0μm) 3.0
(5)ステアリルアルコール 3.0
(6)ベヘニルアルコール 2.0
(7)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.0
(8)イソオクタン酸セチル 1.0
(9)アミノプロピルジメチコン(m=4000、n=120) 0.2
(10)アルギニン 0.01
(11)PEG−90M 0.02
(12)ステアリルジヒドロキシプロピルジモニウムオリゴ糖 0.05
(13)クエン酸 0.07
(14)フェノキシエタノール 適量
(15)調合香料 適量
(16)大豆レシチン 0.1
(17)加水分解小麦タンパク・加水分解小麦でんぷん 0.02
(18)N-ラウロイルグルタミン酸
ジ(フィトステリル/2−オクチルドデシル) 0.1
(19)精製水 残余
<製造方法>
水溶性成分を加熱溶解して均一とする。これに油溶性成分を混合して加熱溶解したものを添加し、乳化した後、冷却する。
Claims (5)
- 下記成分(A)、(B)及び(C)を含有し、(A)は毛髪化粧料中0.1〜10質量%であり、(B):(C)の比率がシリコーン純分で10:1〜1:10であることを特徴とする毛髪化粧料。
(A)下記一般式(I)で表されるアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーン。
[式(I)中、R1はそれぞれ独立してメチル基、フェニル基又は水酸基である。R2はそれぞれ独立して式R4Zで表される基であり、R4は炭素数3〜6のアルキレン基、Zは窒素含有基であり、下記式:
(R5はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜30のアルキル基、R6は炭素数1〜30のアルキル基、Aは塩素原子又は臭素原子又はヨウ素原子、bは2〜6の整数である。)で表される基である。aは0〜3の整数であり、m及びnはそれぞれ正の整数で、m+nの平均値は4000〜6000、n/mの平均値は0.002〜0.03である。]
(B)下記平均組成式(II)で示される高重合オルガノポリシロキサンが平均粒径0.2〜1.0μmで水性媒体中に分散したシリコーンエマルション。
[RaRbSiO]x (II)
[式(II)中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基である。xは、当該オルガノポリシロキサンが25℃で1000万mPa・s以上の粘度を示す範囲のシロキサン重合度を表す正の整数である。]
(C)下記平均組成式(II)で示される高重合オルガノポリシロキサンが平均粒径5.0μm以上で水性媒体中に分散したシリコーンエマルション。
[RaRbSiO]x (II)
(式(II)中、Raはメチル基あるいはアリール基、Rbはメチル基あるいは水酸基である。xは、当該オルガノポリシロキサンが25℃で1000万mPa・s以上の粘度を示す範囲のシロキサン重合度を表す正の整数である。) - 請求項1記載の毛髪化粧料において、毛髪化粧料中における各成分の配合量が、
(A)が0.1〜10.0質量%、
(B)がシリコーン純分で0.01〜10.0質量%、
(C)がシリコーン純分で0.01〜10.0質量%
であることを特徴とする毛髪化粧料。 - 請求項1又は2記載の毛髪化粧料において、さらに成分(D)として、多価アルコール及び/又は糖アルコールの1種以上を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
- 請求項1〜3の何れかに記載の毛髪化粧料からなるヘアコンディショナー組成物。
- 前記請求項1に記載された平均粒径が異なるシリコーンエマルションである成分(B)及び成分(C)をそれぞれ用意し、これらを前記請求項1に記載されたアミノ変性又はアンモニウム変性シリコーンである成分(A)とともに、毛髪化粧料基剤中に混合することを特徴とする請求項1記載の毛髪化粧料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005356045A JP4911963B2 (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | 毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005356045A JP4911963B2 (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | 毛髪化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007161595A JP2007161595A (ja) | 2007-06-28 |
JP4911963B2 true JP4911963B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=38244902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005356045A Active JP4911963B2 (ja) | 2005-12-09 | 2005-12-09 | 毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4911963B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010241775A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-10-28 | Shiseido Co Ltd | 毛髪化粧料 |
JP5576062B2 (ja) * | 2009-06-01 | 2014-08-20 | 株式会社ノエビア | 皮膚外用剤 |
WO2020067561A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 花王株式会社 | 水中油型日焼け止め化粧料 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3095330B2 (ja) * | 1993-11-10 | 2000-10-03 | 信越化学工業株式会社 | 皮膜形成組成物 |
GB9706486D0 (en) * | 1997-03-27 | 1997-05-14 | Unilever Plc | Hair treatment composition |
JPH11240822A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-09-07 | Shiseido Co Ltd | 毛髪処理剤 |
GB9804725D0 (en) * | 1998-03-05 | 1998-04-29 | Unilever Plc | Shampoo compositions |
JP2002370943A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-24 | Kose Corp | ヘアリンス組成物 |
JP3701234B2 (ja) * | 2001-12-04 | 2005-09-28 | 株式会社資生堂 | 毛髪化粧料 |
JP4120811B2 (ja) * | 2003-04-22 | 2008-07-16 | ライオン株式会社 | 毛髪化粧料 |
JP4110407B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2008-07-02 | ライオン株式会社 | 毛髪化粧料 |
EP1713435B1 (en) * | 2004-02-13 | 2016-04-13 | The Procter and Gamble Company | Hair conditioning composition comprising pre-mixture of three kinds of silicones |
JP4100689B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2008-06-11 | 株式会社資生堂 | 毛髪化粧料 |
-
2005
- 2005-12-09 JP JP2005356045A patent/JP4911963B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007161595A (ja) | 2007-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4584340B2 (ja) | 水中油型乳化毛髪化粧料 | |
JP4942072B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP3081049B2 (ja) | 毛髪用組成物 | |
EP1810657A1 (en) | Hair care preparations | |
JPH06506219A (ja) | スタイリング/コンディショニング剤と可塑剤とを含有するヘアケア組成物 | |
JP2007063446A (ja) | カチオン変性キサンタンガム及び該物質を含む化粧料組成物 | |
JP2006315987A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2006315986A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2010001249A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2003012466A (ja) | 毛髪用組成物およびその製造方法 | |
JP4889089B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP5172214B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP4911963B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP4453974B2 (ja) | 毛髪用組成物 | |
JPH11228353A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP4919540B2 (ja) | 毛髪用組成物 | |
JP4625893B1 (ja) | 毛髪処理剤 | |
JP2000178141A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2002179535A (ja) | 毛髪用組成物 | |
JP4612992B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2006028113A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JPH11222415A (ja) | 二層型毛髪化粧料 | |
JP2001002534A (ja) | 高内水相油中水型乳化毛髪化粧料 | |
JPH07309722A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2000086436A (ja) | シリコーンエマルジョン組成物およびそれを用いた化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080829 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120105 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4911963 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |