JPH11222415A - 二層型毛髪化粧料 - Google Patents
二層型毛髪化粧料Info
- Publication number
- JPH11222415A JPH11222415A JP3427698A JP3427698A JPH11222415A JP H11222415 A JPH11222415 A JP H11222415A JP 3427698 A JP3427698 A JP 3427698A JP 3427698 A JP3427698 A JP 3427698A JP H11222415 A JPH11222415 A JP H11222415A
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- JP
- Japan
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- layer
- hair
- hair cosmetic
- oil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】使用後の毛髪の感触が良好で、毛髪に柔軟性と
つやを付与してしなやかな髪に仕上げる、油層と水層か
ら成り、外観の美麗さに優れ、使用時は軽い振とうによ
り容易に均一に分散し、使用後は容易に元の油層と水層
に分かれて安定である二層型毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】次の成分(A)〜(D);(A)常温で液
状である油剤0.1〜70重量%、(B)塩化ナトリウ
ム0.01〜5重量%、(C)カチオン化セルロース
0.001〜5重量%、(D)精製水を含有し、油層と
水層からなることを特徴とする二層型毛髪化粧料。
つやを付与してしなやかな髪に仕上げる、油層と水層か
ら成り、外観の美麗さに優れ、使用時は軽い振とうによ
り容易に均一に分散し、使用後は容易に元の油層と水層
に分かれて安定である二層型毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】次の成分(A)〜(D);(A)常温で液
状である油剤0.1〜70重量%、(B)塩化ナトリウ
ム0.01〜5重量%、(C)カチオン化セルロース
0.001〜5重量%、(D)精製水を含有し、油層と
水層からなることを特徴とする二層型毛髪化粧料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二層型毛髪化粧料に
関し、更に詳細には、シャンプー後の毛髪に使用するこ
とにより、毛髪の感触を良好にし、毛髪に柔軟性とつや
を付与してしなやかな髪に仕上げるものであり、二層の
分離性が良好でかつ二層からの再分散性に優れ、透明二
層型の美麗な外観を呈する非乳化型の二層型毛髪化粧料
に関するものである。
関し、更に詳細には、シャンプー後の毛髪に使用するこ
とにより、毛髪の感触を良好にし、毛髪に柔軟性とつや
を付与してしなやかな髪に仕上げるものであり、二層の
分離性が良好でかつ二層からの再分散性に優れ、透明二
層型の美麗な外観を呈する非乳化型の二層型毛髪化粧料
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪化粧料において、毛髪につ
や、滑らかさ、しなやかさ等のコンディショニング効果
を付与する目的で、カチオン性界面活性剤を始め、各種
の油剤、高級アルコール、ノニオン性界面活性剤、蛋白
質やその誘導体、水溶性高分子等を配合することが試み
られている。また、一般にシャンプー後に使用するヘア
リンスやヘアパック等は、乳化型が主流となっている。
や、滑らかさ、しなやかさ等のコンディショニング効果
を付与する目的で、カチオン性界面活性剤を始め、各種
の油剤、高級アルコール、ノニオン性界面活性剤、蛋白
質やその誘導体、水溶性高分子等を配合することが試み
られている。また、一般にシャンプー後に使用するヘア
リンスやヘアパック等は、乳化型が主流となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、乳化型の場
合、その安定性を確保するために、油剤量を多くできな
い等各種の原料の配合量や組合せ等に制約ができてしま
い、油剤や水性基剤の特徴が十分活かしきれない場合が
ある。その改善策として油層と水層から成る二層型毛髪
化粧料とした場合、油層と水層の分離が良くなく外観の
美麗さを損なったり、振とうによる二層の分散性が悪く
て使用感や使用性が悪い等の問題があった。そのため、
油層と水層から成り、外観の美麗さに優れ、使用時は軽
い振とうにより容易に均一に分散し、使用後は容易に元
の油層と水層に分かれて安定である二層型毛髪化粧料の
開発が望まれていた。
合、その安定性を確保するために、油剤量を多くできな
い等各種の原料の配合量や組合せ等に制約ができてしま
い、油剤や水性基剤の特徴が十分活かしきれない場合が
ある。その改善策として油層と水層から成る二層型毛髪
化粧料とした場合、油層と水層の分離が良くなく外観の
美麗さを損なったり、振とうによる二層の分散性が悪く
て使用感や使用性が悪い等の問題があった。そのため、
油層と水層から成り、外観の美麗さに優れ、使用時は軽
い振とうにより容易に均一に分散し、使用後は容易に元
の油層と水層に分かれて安定である二層型毛髪化粧料の
開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情に鑑み、本発
明者等は上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、
常温で液状である油剤と精製水を含有した二層型毛髪化
粧料に塩化ナトリウムとカチオン化セルロースを配合す
ることにより、使用後の毛髪の感触が良好で、毛髪に柔
軟性とつやを付与してしなやかな髪に仕上げる、透明な
油層と水層から成り、その二層の分離が良好でかつ使用
時の振とうによる二層からの再分散性に優れた二層型毛
髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明は、 (A)常温で液状である油剤 0.1〜70重量%
(B)塩化ナトリウム 0.01〜5重量% (C)カチオン化セルロース 0.001〜5重量% (D)精製水を含有し、油層と水層から成ることを特徴
とする二層型毛髪化粧料である。本発明でいう常温と
は、15〜25℃の温度範囲を指す(第12改正日本薬
局方・通則)。
明者等は上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、
常温で液状である油剤と精製水を含有した二層型毛髪化
粧料に塩化ナトリウムとカチオン化セルロースを配合す
ることにより、使用後の毛髪の感触が良好で、毛髪に柔
軟性とつやを付与してしなやかな髪に仕上げる、透明な
油層と水層から成り、その二層の分離が良好でかつ使用
時の振とうによる二層からの再分散性に優れた二層型毛
髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明は、 (A)常温で液状である油剤 0.1〜70重量%
(B)塩化ナトリウム 0.01〜5重量% (C)カチオン化セルロース 0.001〜5重量% (D)精製水を含有し、油層と水層から成ることを特徴
とする二層型毛髪化粧料である。本発明でいう常温と
は、15〜25℃の温度範囲を指す(第12改正日本薬
局方・通則)。
【0005】
【発明実施の形態】本発明に用いられる(A)成分の常
温で液状の油剤は、毛髪へのコンディショニング効果及
び油層の透明性を得る上で必須の成分である。(A)成
分の油剤は、化粧品に用いられる常温で液状の油剤であ
れば特に限定はされないが、例えば、流動パラフィン、
スクワラン、スクワレン、イソパラフィン等の炭化水素
油;トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプロ
ン酸グリセリル等のトリグリセライド油;ミリスチン酸
イソプロピル、パルミチン酸オクチル、2−エチルヘキ
サン酸セチル等のエステル油;オリーブ油、ホホバ油等
の天然油脂類;2−オクチルドデカノール等の高級アル
コール;環状シリコーン、ジメチルポリシロキサン等の
シリコーン油等が挙げられるが、その中でもシリコーン
油が特に好ましい。
温で液状の油剤は、毛髪へのコンディショニング効果及
び油層の透明性を得る上で必須の成分である。(A)成
分の油剤は、化粧品に用いられる常温で液状の油剤であ
れば特に限定はされないが、例えば、流動パラフィン、
スクワラン、スクワレン、イソパラフィン等の炭化水素
油;トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリカプロ
ン酸グリセリル等のトリグリセライド油;ミリスチン酸
イソプロピル、パルミチン酸オクチル、2−エチルヘキ
サン酸セチル等のエステル油;オリーブ油、ホホバ油等
の天然油脂類;2−オクチルドデカノール等の高級アル
コール;環状シリコーン、ジメチルポリシロキサン等の
シリコーン油等が挙げられるが、その中でもシリコーン
油が特に好ましい。
【0006】本発明において、(A)成分の常温で液状
の油剤は、必要に応じて一種又は二種以上を併用して用
いることができ、その配合量は、全組成中0.1〜70
重量%(以下、重量%を単に%と記す)であり、より好
ましくは1〜50%である。0.1%未満では、使用後
の良好な柔軟性、滑らかさ、つやの付与効果が得られ
ず、70%を超えて配合すると、毛髪の仕上がりが重く
べたついてしまう等本発明の毛髪化粧料としての品質を
損なう場合が有る。
の油剤は、必要に応じて一種又は二種以上を併用して用
いることができ、その配合量は、全組成中0.1〜70
重量%(以下、重量%を単に%と記す)であり、より好
ましくは1〜50%である。0.1%未満では、使用後
の良好な柔軟性、滑らかさ、つやの付与効果が得られ
ず、70%を超えて配合すると、毛髪の仕上がりが重く
べたついてしまう等本発明の毛髪化粧料としての品質を
損なう場合が有る。
【0007】本発明に用いられる(B)成分の塩化ナト
リウムは、透明な油層と水層の二層による美麗な外観を
形成するのに有効である。(B)成分の塩化ナトリウム
は、精製されているものでも、精製されていない粗塩や
並塩のいずれでも使用することができるが、系の透明性
を考慮すると、精製されているものが特に好ましい。
リウムは、透明な油層と水層の二層による美麗な外観を
形成するのに有効である。(B)成分の塩化ナトリウム
は、精製されているものでも、精製されていない粗塩や
並塩のいずれでも使用することができるが、系の透明性
を考慮すると、精製されているものが特に好ましい。
【0008】本発明において、(B)成分の塩化ナトリ
ウムの配合量は、全組成中0.01〜5%であり、より
好ましくは0.1%〜2%である。0.01%未満で
は、二層の経時安定性を得るのが難しく、5%を超えて
配合すると、毛髪の仕上がりに滑らかさや柔軟性がなく
なり、本発明の毛髪化粧料としての品質を損なう場合が
有る。
ウムの配合量は、全組成中0.01〜5%であり、より
好ましくは0.1%〜2%である。0.01%未満で
は、二層の経時安定性を得るのが難しく、5%を超えて
配合すると、毛髪の仕上がりに滑らかさや柔軟性がなく
なり、本発明の毛髪化粧料としての品質を損なう場合が
有る。
【0009】本発明に用いられる(C)成分のカチオン
化セルロースは、使用時の振とうによる二層からの再分
散性を高め、使用後の透明二層型の美麗な外観をより効
果的に形成する上で必須の成分である。すなわち、使用
時振とうにより分散状態となった毛髪化粧料が静置によ
り速やかに二層状態にもどり、また、少しの振とうによ
り速やかに使用時の分散状態になる。本発明に用いられ
る(C)成分のカチオン化セルロースは、特に限定はさ
れないが、好ましくは塩化O−〔2−ヒドロキシ−3−
(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチル
セルロース(例えば、市販品として、ユニオンカーバイ
ド社製ポリマーJR400)、塩化O−〔2−ヒドロキ
シ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル〕ヒ
ドロキシエチルセルロース(例えば、市販品として、ア
マコール社製クォータリーソフトLM−200)等が挙
げられる。
化セルロースは、使用時の振とうによる二層からの再分
散性を高め、使用後の透明二層型の美麗な外観をより効
果的に形成する上で必須の成分である。すなわち、使用
時振とうにより分散状態となった毛髪化粧料が静置によ
り速やかに二層状態にもどり、また、少しの振とうによ
り速やかに使用時の分散状態になる。本発明に用いられ
る(C)成分のカチオン化セルロースは、特に限定はさ
れないが、好ましくは塩化O−〔2−ヒドロキシ−3−
(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチル
セルロース(例えば、市販品として、ユニオンカーバイ
ド社製ポリマーJR400)、塩化O−〔2−ヒドロキ
シ−3−(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル〕ヒ
ドロキシエチルセルロース(例えば、市販品として、ア
マコール社製クォータリーソフトLM−200)等が挙
げられる。
【0010】本発明において、(C)成分のカチオン化
セルロースは、必要に応じて一種又は二種以上を併用し
て用いることができ、その配合量は、全組成中0.00
1〜5%であり、より好ましくは0.01%〜3%であ
る。0.001%未満では、二層の経時安定性を得るの
が難しく、5%を超えて配合すると、毛髪の仕上がりが
固くなってしまう等本発明の毛髪化粧料としての品質を
損なう場合が有る。
セルロースは、必要に応じて一種又は二種以上を併用し
て用いることができ、その配合量は、全組成中0.00
1〜5%であり、より好ましくは0.01%〜3%であ
る。0.001%未満では、二層の経時安定性を得るの
が難しく、5%を超えて配合すると、毛髪の仕上がりが
固くなってしまう等本発明の毛髪化粧料としての品質を
損なう場合が有る。
【0011】本発明において、(D)成分の精製水は、
油層と水層から成る二層型剤型に必須の成分である
油層と水層から成る二層型剤型に必須の成分である
【0012】本発明の二層型毛髪化粧料には、上記の必
須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない
量的、質的範囲において、上記以外のシリコーン誘導
体;エステル油、油脂類、高級アルコール、高級脂肪酸
等の油性成分;多価アルコール、低級アルコール等の水
性成分;カチオン性、ノニオン性、両性、アニオン性の
毛髪用高分子化合物;水溶性高分子等の増粘剤;カチオ
ン性、両性、アニオン性界面活性剤等、毛髪製品におい
て汎用の成分の配合が可能である。更に、香料、防腐
剤、油性又は水性の紫外線防止剤、PH調整剤、キレー
ト剤、酸化防止剤、殺菌剤、美容成分等、通常化粧料に
配合される他の成分も、本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲において配合することができる。
須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない
量的、質的範囲において、上記以外のシリコーン誘導
体;エステル油、油脂類、高級アルコール、高級脂肪酸
等の油性成分;多価アルコール、低級アルコール等の水
性成分;カチオン性、ノニオン性、両性、アニオン性の
毛髪用高分子化合物;水溶性高分子等の増粘剤;カチオ
ン性、両性、アニオン性界面活性剤等、毛髪製品におい
て汎用の成分の配合が可能である。更に、香料、防腐
剤、油性又は水性の紫外線防止剤、PH調整剤、キレー
ト剤、酸化防止剤、殺菌剤、美容成分等、通常化粧料に
配合される他の成分も、本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲において配合することができる。
【0013】本発明の二層型毛髪化粧料は、ヘアリン
ス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアローション
等の毛髪用製品として用いることができ、毛髪に塗布し
た後に洗い流すタイプや、毛髪に塗布してそのまま洗い
流さないタイプのいずれにも用いることができる。
ス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアローション
等の毛髪用製品として用いることができ、毛髪に塗布し
た後に洗い流すタイプや、毛髪に塗布してそのまま洗い
流さないタイプのいずれにも用いることができる。
【0014】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するもので
はない。
説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するもので
はない。
【0015】 実施例1〜10及び比較例1〜8 二層型ヘアリンス 表1及び表2に示す組成及び下記製法にて二層型ヘアリ
ンスを調製し、下記方法により、使用感(毛髪の感触
(仕上がりの重さ、べたつき)、柔軟性、つや、滑らか
さ)、二層分離性、二層からの再分散性について評価を
行った。結果を表1及び表2に併記する。
ンスを調製し、下記方法により、使用感(毛髪の感触
(仕上がりの重さ、べたつき)、柔軟性、つや、滑らか
さ)、二層分離性、二層からの再分散性について評価を
行った。結果を表1及び表2に併記する。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】 (注1)ユニオンカーバイド社製 ポリマーJR−40
0
0
【0018】(製法) A:成分(1)〜(5)を混合する。 B:成分(6)〜(9)を加熱溶解する。 C:BにAを添加して、容器に充填し、二層型ヘアリン
スを得た。
スを得た。
【0019】(使用感の評価方法)今までにコールドパ
ーマやブリーチ等の美容処理を行ったことのない日本人
女性の頭髪20cmを30g束ねて1毛束とし、これを
複数用意した。これらの毛束を30秒間流水ですすぎ洗
いし、タオルで水分を拭き取った後、1束をブランクと
し、他の毛束の各々に実施例1〜10及び比較例1〜8
の二層型ヘアリンスを試料として1.5gずつ塗布し
た。これらを30秒間すすいだ後、30℃恒温槽にて乾
燥し、8名の専門評価者により、各試料を適用した毛束
の重さ、べたつき、つや、柔軟性、滑らかさについて下
記(イ)絶対評価基準を用いて評価を行い、その後、各
試料の評点の平均値を下記(ロ)4段階評価基準を用い
て評価した。
ーマやブリーチ等の美容処理を行ったことのない日本人
女性の頭髪20cmを30g束ねて1毛束とし、これを
複数用意した。これらの毛束を30秒間流水ですすぎ洗
いし、タオルで水分を拭き取った後、1束をブランクと
し、他の毛束の各々に実施例1〜10及び比較例1〜8
の二層型ヘアリンスを試料として1.5gずつ塗布し
た。これらを30秒間すすいだ後、30℃恒温槽にて乾
燥し、8名の専門評価者により、各試料を適用した毛束
の重さ、べたつき、つや、柔軟性、滑らかさについて下
記(イ)絶対評価基準を用いて評価を行い、その後、各
試料の評点の平均値を下記(ロ)4段階評価基準を用い
て評価した。
【0020】評価項目 [1]重さ、べたつき [2]柔軟性 [3]つや [4]滑らかさ (イ)絶対評価基準 (評点) (評価) 3 : ブランクと比較して、非常に良い 2 : ブランクと比較して、良い 1 : ブランクと比較して、やや良い 0 : ブランクと比較して、変わらない〜悪くなった (ロ)4段階評価基準 (評点) (評価) 2.5以上 : ◎ 1.5以上、2.5未満 : ○ 0.5以上、1.5未満 : △ 0.5未満 : ×
【0021】(二層分離性及び二層からの再分散性の評
価方法)実施例1〜10及び比較例1〜8の二層型ヘア
リンスを振とうし、室温下に静置したものを観察して、
二層分離性及び二層からの再分散性を下記(ハ)4段階
判定基準により評価した。 (ハ)4段階判定基準 ◎:非常に良好。 ○:良好。 △:やや不良。 ×:不良。
価方法)実施例1〜10及び比較例1〜8の二層型ヘア
リンスを振とうし、室温下に静置したものを観察して、
二層分離性及び二層からの再分散性を下記(ハ)4段階
判定基準により評価した。 (ハ)4段階判定基準 ◎:非常に良好。 ○:良好。 △:やや不良。 ×:不良。
【0022】表1及び表2の結果から明らかなように、
比較例のものに比べて、本発明の二層型ヘアリンスは、
毛髪の感触(仕上がりの重さ、べたつき)、柔軟性及び
つや、滑らかさの使用感において良好な結果を示し、か
つ透明な二層の分離性と再分散性が良好で、評価項目を
すべて満足する、二層型ヘアリンスとして優れたもので
あった。
比較例のものに比べて、本発明の二層型ヘアリンスは、
毛髪の感触(仕上がりの重さ、べたつき)、柔軟性及び
つや、滑らかさの使用感において良好な結果を示し、か
つ透明な二層の分離性と再分散性が良好で、評価項目を
すべて満足する、二層型ヘアリンスとして優れたもので
あった。
【0023】 実施例11 二層型ヘアトリートメント (組成) (成分名) (重量%) 1.高重合メチルポリシロキサン 1.0 2.オクタメチルシクロテトラシロキサン 40.0 3.メチルフェニルポリシロキサン 0.5 4.香料 適量 5.塩化ナトリウム 0.5 6.カチオン化セルロース(注1) 0.1 7.パラオキシ安息香酸メチル 適量 8.赤色106号 適量 9.精製水 残量
【0024】(製法) A:成分(1)〜(4)を混合する。 B:成分(5)〜(9)を加熱溶解する。 C:BにAを添加して二層型ヘアトリートメントを得
た。
た。
【0025】以上のようにして得られた実施例11の二
層型ヘアトリートメントは、使用時の二層の分散性およ
びその後の二層の分離性が良好で、使用後の毛髪の感触
が良好で、しなやかで滑らかさのある髪に仕上げる優れ
たヘアコンディショニング効果を示した。
層型ヘアトリートメントは、使用時の二層の分散性およ
びその後の二層の分離性が良好で、使用後の毛髪の感触
が良好で、しなやかで滑らかさのある髪に仕上げる優れ
たヘアコンディショニング効果を示した。
【0026】
【発明の効果】本発明の二層型毛髪化粧料は、透明な油
剤と水層から成り、軽い振とうにより均一に分散するが
二層への再分離が良く、外観の美麗さに優れ、使用後の
毛髪の感触が良好で、毛髪に柔軟性とつやを付与してし
なやかな髪に仕上げる、二層型毛髪化粧料として優れた
ものである。
剤と水層から成り、軽い振とうにより均一に分散するが
二層への再分離が良く、外観の美麗さに優れ、使用後の
毛髪の感触が良好で、毛髪に柔軟性とつやを付与してし
なやかな髪に仕上げる、二層型毛髪化粧料として優れた
ものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(A)〜(D)、 (A)常温で液状である油剤 0.1〜70重量% (B)塩化ナトリウム 0.01〜5重量% (C)カチオン化セルロース 0.001〜5重量% (D)精製水を含有し、油層と水層から成ることを特徴
とする二層型毛髪化粧料。 - 【請求項2】 二層型毛髪化粧料がヘアリンスである請
求項1記載の二層型毛髪化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3427698A JPH11222415A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 二層型毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3427698A JPH11222415A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 二層型毛髪化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222415A true JPH11222415A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12409651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3427698A Pending JPH11222415A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 二層型毛髪化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11222415A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008132816A1 (ja) | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Kao Corporation | 毛髪化粧料 |
JP2009179624A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Kao Corp | 多層型毛髪化粧料 |
WO2010146784A1 (ja) | 2009-06-19 | 2010-12-23 | 花王株式会社 | 二層分離型毛髪化粧料 |
US9132078B2 (en) | 1998-05-07 | 2015-09-15 | E-L Management Corp. | Dual phase cosmetic composition |
US10813871B2 (en) | 2016-08-30 | 2020-10-27 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Non-chemical smoothing and de-curling agents |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP3427698A patent/JPH11222415A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2008132816A1 (ja) | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Kao Corporation | 毛髪化粧料 |
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