JP2552623Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2552623Y2
JP2552623Y2 JP1991061524U JP6152491U JP2552623Y2 JP 2552623 Y2 JP2552623 Y2 JP 2552623Y2 JP 1991061524 U JP1991061524 U JP 1991061524U JP 6152491 U JP6152491 U JP 6152491U JP 2552623 Y2 JP2552623 Y2 JP 2552623Y2
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JP
Japan
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layer
junction box
bus bar
shielding
insulating plate
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JP1991061524U
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JPH0515355U (ja
Inventor
和雄 宮島
英郎 中尾
利継 村井
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、自動車に搭載
される電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気接続箱は、例えば図
3に示すように、アッパーケース体1aとロアケース体
1bとからなるケース1内に、0層絶縁板20 ,第1層
バスバー31 の層,第1層絶縁板21 ,第2層バスバー
2 の層,第2層絶縁板22 ,第3層バスバー33
層,第3層絶縁板23 ,第4層バスバー34 の層を積層
して収容した構造であり、これらバスバーの端子に入出
力用のワイヤーハーネス(図示せず)をコネクタ(図示
せず)を介して接続したり、リレーやヒューズ等の電子
部品を接続したりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】自動車から発生する雑
音の要因の一つとして、大電流回路から発生する雑音が
あるが、従来の電気接続箱においては、オルタネータか
らの大電流の直接入力があるにも拘らず、その大電流回
路用バスバーには雑音防止対策がなされていなかった。
このため、大電流回路用バスバーから発生する雑音が、
隣接する信号系回路用バスバーに対して誤信号として入
力される問題点があった。近年のように、電気接続箱に
対してコンピュータ等の電子回路を搭載したユニットが
接続される場合には、該電子回路が誤動作し、重大事故
につながる恐れがある。
【0004】本考案の目的は、バスバーの層間での雑音
の伝達を阻止できる電気接続箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
考案の構成を説明すると、本考案はケース内にバスバー
が絶縁板を介して積層されている電気接続箱において、
少なくとも1層の前記バスバーを挾む前記絶縁板が遮蔽
層を内蔵する遮蔽層付き絶縁板であることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】このようにバスバーの層を遮蔽層付き絶縁板で
挾むと、該遮蔽層付き絶縁板で挟まれたバスバーの層か
ら出る雑音は該該遮蔽層付き絶縁板の遮蔽層で遮蔽さ
れ、隣接するバスバーの層に雑音が入力されるのを阻止
する。
【0007】また、このように所要のバスバーの層を遮
蔽層付き絶縁板で挾むと、電気接続箱内の複数層のバス
バーの層を層単位で部分的に遮蔽することができて、無
駄をなくして必要部分だけを遮蔽することができる。
【0008】更に、このような遮蔽の仕方によれば、遮
蔽に自由度があり、電気接続箱に設計変更があった場合
や、この電気接続箱を搭載する車のグレードの仕様が異
なっても、その箇所に遮蔽層付き絶縁板を用いるだけ
で、簡単に対応することができる。
【0009】
【実施例】図1は本考案に係る電気接続箱の一実施例の
要部構成を示したものである。本実施例の電気接続箱で
は、大電流回路用バスバー3aを挾む両側の絶縁板が、
遮蔽層を内蔵する遮蔽層付き絶縁板2となっている。該
遮蔽層付き絶縁板2は、遮蔽層4を絶縁層5で挾んで一
体化された構造になっている。遮蔽層4は、例えば金属
層(固体抵抗層),導電性プラスチック層,磁性体物質
層等で構成する。導電性プラスチック層は、例えばナイ
ロンにステンレス短繊維を混合した混和物で形成する。
磁性体物質層は、例えばブラスチックにフェライト粉を
混合した混和物で形成する。上側の遮蔽層付き絶縁板2
の上には、信号系回路用バスバー3bの層が配置されて
いる。また、下側の遮蔽層付き絶縁板2の下にも、信号
系回路用バスバー3bの層が配置されている。
【0010】このように大電流回路用バスバー3aの層
を遮蔽層付き絶縁板2で挾むと、図2に示すように、該
遮蔽層付き絶縁板2で挟まれた大電流回路用バスバー3
aの層から出る雑音は該遮蔽層付き絶縁板2の遮蔽層4
で遮蔽され、隣接する信号系回路用バスバー3bの層に
雑音が入力されるのを阻止する。
【0011】また、このように所要のバスバーの層を遮
蔽層付き絶縁板2で挾むと、電気接続箱内の複数層のバ
スバーの層を層単位で部分的に遮蔽することができて、
無駄をなくして必要部分だけを遮蔽することができる。
【0012】更に、このような遮蔽の仕方によれば、遮
蔽に自由度があり、電気接続箱に設計変更があった場合
や、この電気接続箱を搭載する車のグレードの仕様が異
なっても、その箇所に遮蔽層付き絶縁板2を用いるだけ
で、簡単に対応することができる。
【0013】上記実施例では、大電流回路用バスバー3
aの層を遮蔽層付き絶縁板2で挾んだ例を示したが、本
考案はこれに限定されるものではなく、例えば安全のた
めに全ての絶縁板を遮蔽層付き絶縁板2で構成すること
もできる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る電気
接続箱は、少なくとも1層のバスバーの層を遮蔽層付き
絶縁板で挾むので、該遮蔽層付き絶縁板で挟まれたバス
バーの層から出る雑音を該該遮蔽層付き絶縁板の遮蔽層
で遮蔽することができ、隣接するバスバーの層に雑音が
入力されるのを阻止することができる。従って、本考案
の電気接続箱に接続される電子機器の誤動作を防止で
き、電気接続箱の信頼性を向上させることができる。
【0015】また、このように所要のバスバーの層を遮
蔽層付き絶縁板で挾むと、電気接続箱内の複数層のバス
バーの層を層単位で部分的に遮蔽することができて、無
駄をなくして必要部分だけを遮蔽することができる。
【0016】更に、このような遮蔽の仕方によれば、遮
蔽に自由度があり、電気接続箱に設計変更があった場合
や、この電気接続箱を搭載する車のグレードの仕様が異
なっても、その箇所に遮蔽層付き絶縁板を用いるだけ
で、簡単に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気接続箱の一実施例の要部斜視
図である。
【図2】図1に示す電気接続箱において大電流回路用バ
スバーから信号系回路用バイバーに雑音が入力されるの
を阻止する状態を示す説明図である。
【図3】従来の電気接続箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…ケース、1a…アッパーケース体、1b…ロアケー
ス体、20 ,21 ,22 ,23 …絶縁板、2…遮蔽層付
き絶縁板、31 ,32 ,33 ,34 …バスバー、3a…
大電流回路用バスバー、3b…信号系回路用バスバー、
4…遮蔽層、5…絶縁層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−4853(JP,A) 実開 平1−171521(JP,U) 実開 昭62−64975(JP,U) 実開 昭62−38000(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にバスバーが絶縁板を介して積
    層されている電気接続箱において、少なくとも1層の前
    記バスバーを挾む前記絶縁板が遮蔽層を内蔵する遮蔽層
    付き絶縁板であることを特徴とする電気接続箱。
JP1991061524U 1991-08-05 1991-08-05 電気接続箱 Expired - Fee Related JP2552623Y2 (ja)

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JPH0515355U JPH0515355U (ja) 1993-02-26
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JPS534853A (en) * 1976-07-02 1978-01-17 Canon Kk Bothhside printed circuit substrate
JPS6238000U (ja) * 1985-08-26 1987-03-06
JPS6264975U (ja) * 1985-10-09 1987-04-22
JPH01171521U (ja) * 1988-05-17 1989-12-05

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