JP2514357Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2514357Y2
JP2514357Y2 JP1990076308U JP7630890U JP2514357Y2 JP 2514357 Y2 JP2514357 Y2 JP 2514357Y2 JP 1990076308 U JP1990076308 U JP 1990076308U JP 7630890 U JP7630890 U JP 7630890U JP 2514357 Y2 JP2514357 Y2 JP 2514357Y2
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JP
Japan
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circuit unit
busbar
bus bar
electric circuit
junction box
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環 高林
正行 桜井
恒夫 久保
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車に搭載される電気接続箱に関
するものである。
[従来の技術] 従来の電気接続箱は、ケースにヒューズ,リレー,電
気回路ユニット等の電装品と、これら電装品に対する接
続と外部への接続を行うバスバー絶縁積層体とが組込ま
れ、且つ各電装品は平面的にレイアウトされた構造とな
っていた。この場合の電気回路ユニットは、例えばバッ
テリ電源から負荷に供給される負荷電流を電流検出セン
サで検出して、該負荷電流に応じた電圧信号を増幅回路
部で増幅して、電圧若しくは電流出力の形の電流検出信
号として出力する負荷電流検出装置である。このような
負荷電流検出装置よりなる電気回路ユニットを貫通する
バスバーは、電源系バスバーであるため、該電源系バス
バーの端部は他の電源系バスバーの端部に特殊ボルトを
用いて、一般のユーザーが外せないようにして接続して
いた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のこのような電気接続箱では、各
電装品を平面的にレイアウトしているので、該電気接続
箱の平面的な大きさが制限されている場合には、電装品
の搭載数が平面的レイアウトだけで決定され、設計の自
由度が低くなり、必要とされる部品を組込めない事態が
発生する問題点があった。
また、電装品と、バスバー絶縁積層体とを一部重ねて
レイアウトすることも考えられているが、この場合、電
気回路ユニットを貫通する電源系バスバーと該電源系バ
スバーに接続される他の電源系バスバーとの電源系バス
バーボルト締め接続部が電気接続箱の上面に配置される
ため、完全には電気回路ユニットをバスバー絶縁積層体
の下に配置することはできなかった。電気回路ユニット
の電源系バスバーボルト締め接続部が電気接続箱の上面
に配置されていると、バスバー絶縁積層体の設計の障害
となる問題点があった。更に、電源系バスバーボルト締
め接続部がバスバー絶縁積層体の下に完全に重ねて配置
することがでできないと、該電源系バスバーボルト締め
接続部がユーザーの手の届くところにあるので、該電源
系バスバーボルト締め接続部がユーザーによって切り離
し分解されないようにするためには、特殊なボルトを使
用して接続せざるを得ず、コスト高になる問題点があっ
た。
本考案の目的は、ケースを大型化させずに電装品の組
込みを行うことができ、且つ電気回路ユニットの電源系
バスバーボルト締め接続部をユーザーが分解しないよう
にすることができる電気接続箱を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、ケースにヒューズ,リレー,電気回路ユニット等の
電装品と、これら電装品に対する接続と外部への接続を
行うバスバー絶縁積層体と、前記電気回路ユニットを貫
通する電源系バスバーと該電源系バスバーに接続される
他の電源系バスバーとの電源系バスバーボルト締め接続
部とが組込まれれている電気接続箱において、 前記電気回路ユニットと前記電源系バスバーボルト締
め接続部とは前記バスバー絶縁積層体の下に完全に重ね
て前記ケース内に収容されていることを特徴とする。
[作用] このように電気回路ユニットをバスバー絶縁積層体の
下に完全に重ねてケース内に収容すると、各電装品のレ
イアウトスペースを小さくすることができる。従って、
設計の自由度が上り、必要とされる部品の組込みが容易
となる。
また、電気回路ユニットの電源系バスバーボルト締め
接続部もバスバー絶縁積層体の下に完全に重ねてケース
内に収容すると、該電源系バスバーボルト締め接続部は
ユーザーの手の届かない状態となり、該電源系バスバー
ボルト締め接続部をユーザーが分解しないようにするこ
とができる。また、該電源系バスバーボルト締め接続部
がユーザーの手の届かない状態となると、該電源系バス
バーボルト締め接続部の接続ボルトは普通のボルトでよ
くなり、コストアップを回避できる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図に示すように、本実施例の電気接続
箱は、ロアーケース1とアッパーケース2とを有する。
該ロアーケース1内には、その一部にコネクタ等の電装
品3と、ナット4を保持するナット保持部5等が組込ま
れ、その隣にはユニット収納空所6が設けられている。
該ユニット収納空所6には、負荷電流検出装置からな
る電気回路ユニット7が組込まれている。該電気回路ユ
ニット7には電源系バスバー8が貫通され、該電気回路
ユニット7の下で該電源系バスバー8は他の電源系バス
バー9に通常のボルト10とナット11とで直列接続され、
電源系バスバーボルト締め接続部BJが形成されている。
該電気回路ユニット7には、ナット12を保持するナット
保持部13付の絶縁板14が重ねられている。電気回路ユニ
ット7をユニット収納空所6に収納する際に、該電気回
路ユニット7側のナット保持部13はロアーケース1側の
ナット保持部5と同じ高さに揃えられている。
ロアーケース1の上には、各電装品に対する接続と外
部への接続を行うバスバー絶縁積層体15が重ねられてい
る。該バスバー絶縁積層体15は、各種形状をしたバスバ
ー(図示せず)が絶縁板16を介して積層され、最上層の
絶縁板16の上面には各バスバーの端部を折曲げて立上げ
た接続用タブ17が突設されている。
この状態により電気回路ユニット7及び電源系バスバ
ーボルト締め接続部BJは、ロアーケース1内でバスバー
絶縁積層体15の下に完全に重ねて収容されている。従っ
て、ユーザーの手が届きにくい箇所に該電源系バスバー
ボルト締め接続部BJが存在することになるので、電源系
バスバー8,9の接続は特殊ボルトを使用せず、通常のボ
ルト10とナット11で行うことができる。
バスバー絶縁積層体15の上には、アッパーケース2が
被せられている。該アッパーケース2には、コネクタか
らなる電装品18,ヒューズからなる電装品19,リレーから
なる電装品(図示せず)等が組込まれている。該アッパ
ーケース2とロアーケース1とは、相互に連結されてい
る。
アッパーケース2の上には、カバー20が被せられてい
る。
上述したナット4,12及びナット保持部5,13は、上下の
バスバーをボルトよりなる導体で相互に接続する際に用
いられる。
なお、電気回路ユニット7としては、負荷電流検出装
置以外の電気回路でもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る電気接続箱では、電
気回路ユニットをバスバー絶縁積層体の下に完全に重ね
て収容しているので、各電装品のレイアウトスペースを
小さくすることができる。従って、本考案の電気接続箱
によれば、設計の自由度が上り、必要とされる部品の組
込みが容易となる利点がある。
また、本考案では、電気回路ユニットの電源系バスバ
ーボルト締め接続部もバスバー絶縁積層体の下に完全に
重ねてケース内に収容しているので、該電源系バスバー
ボルト締め接続部がユーザーの手の届かない状態とな
り、該電源系バスバーボルト締め接続部をユーザーが分
解しないようにすることができる。また、該電源系バス
バーボルト締め接続部がユーザーの手の届かない状態と
なると、該電源系バスバーボルト締め接続部の接続ボル
トは普通のボルトでよくなり、コストアップを回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気接続箱の一実施例の分解斜視
図、第2図は本実施例で用いている電気回路ユニットと
電源系バスバーとの接続状態を示す斜視図、第3図は本
実施例における電源系バスバーの接続を示す斜視図であ
る。 1……ロアーケース、2……アッパーケース、3……電
装品、4……ナット、5……ナット保持部、6……ユニ
ット収納空所、7……電気回路ユニット(電装品)、8,
9……電源系バスバー、10……接続ボルト、11……ナッ
ト、12……ナット、13……ナット保持部、14……絶縁
板、15……バスバー絶縁積層体、16……絶縁板、17……
接続用タブ、18,19……電装品、20……カバー、BJ……
電源系バスバーボルト締め接続部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−222016(JP,A) 特開 昭62−241279(JP,A) 実開 平1−147618(JP,U) 実開 昭61−129413(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースにヒューズ,リレー,電気回路ユニ
    ット等の電装品と、これら電装品に対する接続と外部へ
    の接続を行うバスバー絶縁積層体と、前記電気回路ユニ
    ットを貫通する電源系バスバーと該電源系バスバーに接
    続される他の電源系バスバーとの電源系バスバーボルト
    締め接続部とが組込まれれている電気接続箱において、 前記電気回路ユニットと前記電源系バスバーボルト締め
    接続部とは前記バスバー絶縁積層体の下に完全に重ねて
    前記ケース内に収容されていることを特徴とする電気接
    続箱。
JP1990076308U 1990-07-18 1990-07-18 電気接続箱 Expired - Fee Related JP2514357Y2 (ja)

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JPH0435615U JPH0435615U (ja) 1992-03-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59222016A (ja) * 1983-05-31 1984-12-13 住友電気工業株式会社 自動車用配線装置
JPS61129413U (ja) * 1985-02-01 1986-08-13
US4689718A (en) * 1986-04-04 1987-08-25 United Technologies Automotive, Inc. Programmable junction box

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JPH0435615U (ja) 1992-03-25

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