JPS6210935Y2 - - Google Patents

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JPS6210935Y2
JPS6210935Y2 JP1978120678U JP12067878U JPS6210935Y2 JP S6210935 Y2 JPS6210935 Y2 JP S6210935Y2 JP 1978120678 U JP1978120678 U JP 1978120678U JP 12067878 U JP12067878 U JP 12067878U JP S6210935 Y2 JPS6210935 Y2 JP S6210935Y2
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JP
Japan
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printed board
circuit
ampere
connector
terminals
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JP1978120678U
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JPS5538424U (ja
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の電気配線に使用する分岐接続
器に関するものである。
この種自動車用分岐接続器の従来方式による内
部配線は第8図の通りである。なお同図中1は金
属薄板を打抜き等により成形した電気導体、2は
上記1の末端部分を折り曲げて形成した外部への
電気接続端子、3はプラスチツク等の成形又は打
抜きされた絶縁板を示し、電気導体1及び絶縁板
3が数層重ねられている。なお下層の電気導体の
端子は絶縁板の端子孔を貫通して上側に出てい
る。
処で自動車には1アンペアに満たない微弱電流
から10アンペアを越える大電流回路が含まれる
が、前記従来方式ではこれらの区分は多少出来て
も金属薄板を打抜き回路を成形する場合は絶縁板
等への組立作業上ある程度の剛性を有することが
条件となり、極めて細い回路で成立する回路もこ
れらの制約から最底限の太さを有する回路となり
つい重量は重く且つ又資源の浪費となる。一方自
動車の電気配線に於いては、電流容量1アンペア
以上は自動車の前向き、1アンペア未満は自動車
の後向きと言つた具合に向きが決つているわけで
はない、即ち電流容量によつて配線の行先が決つ
ているわけではない。このような配線の向きの不
特定性に対応させる必要がある。他方分岐接続器
にワイヤハーネスを接続するとき例えば前向きへ
のハーネス或いは後向きへのハーネスを個々のコ
ネクタによつて結合させることが作業上の便益上
要望される。
上記に鑑み本考案は上記問題点を解消し併わせ
て更に設計の容易性、組付け工程の低減を狙つた
ものである。以下例示の第1〜7図に就いて非制
限的に本考案を説明する。
第1図は本考案の内部配線の平面図、第2図は
第1図のものの正面図である。この内部配線は後
述する第7図の通りにケースに納められ分岐接続
器とされる。さてこれら第1,2図中1は金属薄
板を打抜き或いはホトエツチング等して成形した
電気導体、2は1の末端部分を折り曲げ形成した
外部への電気接続端子、3は成型又は打抜き等に
より成形されたプラスチツク等の絶縁板を示す。
本考案に於いては上記の1アンペア以上の大電
流回路用となる金属板より成形した電気導体を使
用した内部配線の他に1アンペア未満の微弱電流
回路用となるプリントボードを使用した内部配線
を有している。即ち5はプリントボード(板)、
6はプリントボード5の回路部、6′はプリント
板5の裏面の回路部、4はプリント板の回路部か
ら立てられた外部への電気接続端子、7,7′は
プリント板の回路部に電気接続端子を取付けるた
めの半田付部又はかしめ部である。なお8は絶縁
板3に設けた端子貫通孔である。
上記プリントボードを使用した内部配線の状態
をわかり易くするため第1図及び第2図より金属
板より成形した電気導体1、その末端部分の電気
接続端子2及び絶縁板3を取り除いたものを第3
図(平面図)及び第4図(正面図)に示してい
る。
第5図は第1,3図による回路を結線図方式に
画き表わしたもので、これは第6図a,b,cに
示す如く3つのパターンに分割して夫々のパター
ンを、第1図で示した様に金属薄板により成形し
た電気導体回路層とプリント板の回路部の回路層
とにしそれら相互の回路層間に絶縁物を挿入して
分離させねば夫々独立した回路となり得ない。
なお絶縁板3は、プリント板5が表、裏両面に
回路部を有する両面回路板を使用する場合には特
に必要であるが、プリント板が裏面のみに回路部
を有する片面回路板で金属薄板による電気導体と
プリント板の回路が接触するおそれがない場合は
絶縁板3は必ずしも必要でない。
第7図は第1図の本考案の内部配線をケースに
納め分岐接続器としたものの斜視図を示し、11
はケース本体、9は外部への電気接続端子をブロ
ツク化したコネクタ、10は接続器を自動車車体
に組付けるための締付片である。これら9,1
0,11はプラスチツク等により一体に成型され
る。
上記第7図に示す様に本考案に於いては、金属
板よりなる電気導体の折り曲げ端子2と前記プリ
ントボードに取り付けられた端子4とが混在して
1つのコネクタ9内に収容されている。
本考案は以上の通りであつて、1アンペア以上
の大きな電流が流れる回路は金属薄板の回路で構
成し、1アンペア未満の微弱電流回路はプリント
板を使用することによつて最適の回路割当が出
来、前記した第8図の従来方式の重量増、資源の
浪費の問題が解消出来る。
又本考案に於いては金属板より成る電気導体の
折り曲げ端子とプリントボードに取り付けられた
端子とが混在してケースの1つのコネクタ内に収
容される、これによりハーネス側のコネクタつま
り第7図の本考案におけるコネクタ9に嵌合され
るコネクタには、小電流用端子と大電流用端子を
混在せしめることが出来る。したがつてハーネス
設計においては前記端子の区別を全く気にしなく
ても済むためハーネス設計が著しく容易となる。
またハーネスのコネクタに端子を混在させること
が出来るので分岐接続器のコネクタ9を出来る限
り少数に集約することが出来、自動車の組立ライ
ンにおいては、すでに取り付けられた分岐接続器
にハーネスのコネクタを、前記分岐接続器のコネ
クタに嵌合させるものであるので、コネクタが少
数に集約されることによつて自動車内へのハーネ
ス組付け工程が低減される。
更に又最近の自動用ハーネスにおいては多数の
エレクトロニクス部品が塔載されることにより特
に小電流用回路、大電流用回路が混在する傾向に
ある。したがつて特に本考案の分岐接続器は前記
傾向に対応することが出きる。
又もし第2図、第8図から見て明らかなように
プリント板は両面に回路部があるときはこれらの
回路がボードと一体となつているため楽に組立て
ることが出来る。
なお本考案に於いて金属板より形成した電気導
体の回路の層数、プリントボードのプリント回路
の層数は第1,2図のものに限定されず適宜選択
することは勿論差支えない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の内部配線の平面図、第2図は
第1図のものの正面図、第3図及び第4図は夫々
第1図及び第2図より金属板より成形した電気導
体、その末端部分の電気接続端子及び絶縁板を取
り除いた図、第5図は第1,3図による回路を結
線図方式で画いた図、第6図a,b,cは第5図
の結線を層毎に分割した図で図aは金属板より成
形した電気導体の結線図、図bはプリントボード
の表面の回路部の結線図、図cはプリントボード
の裏面の回路部の結線図、第7図は本考案の内部
配線をケースに納めた分岐接続器の斜視図、第8
図は従来方式による内部配線の正面図を夫々例示
している。 1……金属薄板より成形した電気導体、2……
金属薄板より成形した電気導体の電気接続端子、
3……プラスチツク等より成形された絶縁板、4
……プリント板の電気接続端子、5……プリント
板、6,6′……プリント板の回路部、7,7′…
…プリント板の回路部6又は6′と電気接続端子
4との取付部、8……絶縁板に設けた端子貫通
孔、9……コネクタ、10……締付片、11……
ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の電気配線に使用する分岐接続器であつ
    て、複数の回路が1アンペア以上の電流容量と1
    アンペア未満の電流容量とにより、前者用の金属
    板より電気導体が成形されこの末端部を折り曲げ
    端子としたものと、後者用のプリントボードを使
    用しこれに端子取付けしたものとに層分けされて
    一体に組立てられ、前記折り曲げ端子と前記プリ
    ントボードに取り付けられた端子とが混在して1
    つのコネクタ内に収容されてなることを特徴とす
    る自動車用分岐接続器。
JP1978120678U 1978-09-02 1978-09-02 Expired JPS6210935Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978120678U JPS6210935Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978120678U JPS6210935Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5538424U JPS5538424U (ja) 1980-03-12
JPS6210935Y2 true JPS6210935Y2 (ja) 1987-03-14

Family

ID=29077117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978120678U Expired JPS6210935Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02

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JP (1) JPS6210935Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013413A (ja) * 1983-07-05 1985-01-23 住友電気工業株式会社 ワイヤリングハ−ネスの相互接続装置
JP2517319Y2 (ja) * 1992-05-20 1996-11-20 住友電気工業株式会社 ワイヤリングハーネスの相互接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5538424U (ja) 1980-03-12

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