JPH0446396Y2 - - Google Patents

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JPH0446396Y2
JPH0446396Y2 JP1986156641U JP15664186U JPH0446396Y2 JP H0446396 Y2 JPH0446396 Y2 JP H0446396Y2 JP 1986156641 U JP1986156641 U JP 1986156641U JP 15664186 U JP15664186 U JP 15664186U JP H0446396 Y2 JPH0446396 Y2 JP H0446396Y2
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elastic contact
folded elastic
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terminal
male
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、タブ状の雄端子同士または雄端子と
印刷配線板との電気的接続を行なうための雄端子
相互の中継端子の改良に関する。
従来の技術 例えば、自動車の車内配線では、ワイヤーハー
ネスの蛸足配線による肥大化を改善し、その配線
形態の簡素化を図るため、従来、ジヤンクシヨン
ボツクスと称するワイヤーハーネスの相互接続装
置が使用されてきた。これは、一般に金属板の打
抜きにより形成された分岐部を含むブスバー回路
を絶縁板を介して数層に重ねてケースに収容して
構成され、ブスバー回路に連成したタブ状の雄端
子をリレーやヒユーズ等の電気部品のタブ状の雄
端子と中継端子を介して接続するものである。
このような中継端子として、実公昭57−39902
号公報には、第7図イ〜ニに示すように、固定接
触板aの一端から他端方に折り返し形成した弾性
接触片bと、固定接触板aの両側縁から立ち上つ
てカールさせ、先端cを前記固定接触板aに適宜
間隔をもつて対向させた弾性接触腕dを備えた構
造のものが開示されている。この中継端子は、第
8図に示すように、ケースe内で弾性接触片bと
弾性接触腕d間にブスバーfのタブ状の雄端子g
を嵌挿し、それと反対方向から固定接触板aと弾
性接触片b間にヒユーズなどの電子部品のタブ状
の電気接触部g′を嵌挿するようにしたものであ
る。
考案が解決しようとする問題点 上記のような構造をもつ中継端子では、雄端子
gを弾性接触片bと弾性接触腕dとで弾性的に挾
持するものであるから、挾持力が弾性挾持腕dの
先端cにより相手端子に集中して作用する。その
結果、相手端子を傷つけ、接触不良が発生しやす
く、端子材料が傷つき難い硬い材料に限定され、
また、中継端子の挾持力を高めるためにバネ定数
が高くなり、これにより相手端子の挿入間隙など
の寸法管理が困難となる、等の問題があつた。
一方、自動車は近年益々電子化、高級化が進
み、その信頼性、安全性や車内居住性の向上のた
め、新しい機能を備えた制御ユニツトをジヤンク
シヨンボツクスに組み込むようになつた。この場
合、ボツクスに収容されるブスバーの雄端子と制
御ユニツトの印刷配線板との接続あるいは印刷配
線板相互の接続が必要であるが、上記構造の中継
端子では付属部品を使用しなければ接続ができな
い。
本考案の目的は、上記の問題点を解消し、タブ
状の雄端子同士または雄端子と印刷配線板とを挿
入時に傷つけるおそれがなく高い接触圧を保持し
て電気的に接続することができ、しかも寸法管理
などの困難がなく製作が容易な構造をもつ雄端子
相互の中継端子を提供するにある。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 図面を参照して説明すると、本考案の雄端子相
互の中継端子は、第1図および第2図イ〜ホに示
すように、底板1の両端に立上り基板2,2′を
対向して設け、一方の立上り基板2の内側にその
上端から底板1側にのびる第1の折返し弾性接触
板3を設けるとともに、該立上り基板2の両側縁
から第1の折り返し弾性接触板3を挟み込むよう
にのびる補強壁4を設け、該第1の折り返し弾性
接触板3と立上り基板2′とにより一方の雄端子
に対する第1接触部6を形成し、他方の立上り基
板2′の外側にその上端から底板1側にのびる第
2の折り返し弾性接触板3′を設けるとともに、
該立上り基板2′の両側縁から第2の折り返し弾
性接触板3′を抱き込むようにのびて屈曲し中央
で相対する受承枠5を設け、該第2の折り返し弾
性接触板3′と前記立上り基板2′とにより前記一
方の雄端子と反対方向から挿入される他方の雄端
子に対する第2接触部6′を形成したことを特徴
とし、薄板金から打抜き、折曲加工により一体に
形成される。
この中継端子は、立上り基板2′と第1の折返
し弾性接触板3との間、および第2の折返し弾性
接触板3′との間に、それぞれタブ状の雄端子
(または電気接触部)に対する第1接触部6、第
2接触部6′が反対向きに形成され、立上り基板
2′は共通の固定接触板として機能する。
第1の折返し弾性接触板3は中央に山形の湾曲
部3aを形成し、バネ定数を小さくしてしかも接
触圧を高めるためその先端自由端部に立上り基板
2と係合するバネ支点3bを湾曲して形成し、両
持ちばね構造とすることが好ましい。
同様に、第2の折返し弾性接触板3′には、中
央に山形のバネ支点3b′と谷形の湾曲部3a′を連
続して形成し、バネ支点3b′が受承枠5に係合す
るようにすると共に、谷形の湾曲部3a′の先端自
由端部3c′は受承枠5に係合させる。
補強壁4および受承枠5は、それぞれ第1およ
び第2の折返し弾性接触板3,3′を保護し、受
承枠5は後述するようにブスバーのタブ状の雄端
子を受け入れる受筒として機能する。なお、受承
枠5の背面には中継端子をハウジングに係止する
ための切欠7が設けてある。
作 用 上記構成よりなる中継端子の作用を第3図ない
し第6図を参照して説明する。8はジヤンクシヨ
ンボツクスを示し、ケース内にはタブ状の雄端子
10を連成した所望のパターンを有するブスバー
9が絶縁板(図示せず)を介して複数層に重ねて
収容され、雄端子10はケース外に形成した複数
のコネクタ部11、リレー装着部12などに突出
するように構成されている。ジヤンクシヨンボツ
クス8は、ユニツト装着部13をもち、該部13
に印刷配線14に抵抗、ダイオード、コンデンサ
ー、LSIなどの電子素子(図示せず)を搭載した
制御ユニツト15が接続されている。
この接続部の構造は、第6図に示すように、制
御ユニツト15に収容室16を設けて中継端子を
収容係止し、第1接触部6の上方から印刷配線板
14のタブ状の電気接触部17を挿着し、第2接
触部6′の下方からブスバー9の雄端子10を挿
着する構造である。
すなわち、電気接触部17は第1の折返し弾性
接触板3と立上り基板2′によつて挾持され、雄
端子10は第2の折返し弾性接触板3′と立上り
基板2′によつて挾持され、いずれも両面接触に
より電気的接続が行なわれる。この際、第1の折
返し弾性接触板3はその折返し端とバネ支点3b
とにより両持ちバネ構造をもち、中央の山形の湾
曲部3aが高い接触圧と挾持力をもつて電気接触
部17に接触する。同様に、第2の折返し弾性接
触板3′は山形のバネ支点3b′と先端自由端部3
c′との反力によつて谷形の湾曲部3a′が雄端子に
接触する。
このように、本考案の中継端子は相手端子と面
接触するから、傷つけるおそれがなく、鉛と亜鉛
等との合金から形成されるヒユーズ端子や印刷配
線板の電気接触部のような薄い銅箔や金属メツキ
回路の接続にも好適であり、第1,第2の折返し
弾性接触板3,3′を変位量の大きな両持ちバネ
構造とすることにより、バネ定数が小さくしかも
高い接触圧と挾持力をもつ中継端子を寸法管理な
どに煩わされることなく容易に製作することがで
きる。
〔考案の効果〕
本考案の雄端子相互の中継端子は、以上説明し
たように、タブ状の雄端子同士または雄端子と印
刷配線板等の電気部品のタブ状の電気接触部とを
傷つけるおそれがなく、高い接触圧と挾持体を保
持して接続することができ、製作も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜ホは本考案の一実施例を示す中継端
子で、一部を断面した正面図イ、平面図ロ、底面
図ハ、右側面図ニおよび左側面図ホである。第2
図は同上の中継端子の斜視図、第3図は本考案に
係るジヤンクシヨンボツクスの斜視図、第4図は
同上のジヤンクシヨンボツクスの一部を断面した
側面図、第5図は同上のジヤンクシヨンボツクス
に収容されるブスバーの斜視図、第6図は本考案
の中継端子を同上のジヤンクシヨンボツクスに適
用した場合の使用状態を示す断面図である。第7
図イ〜ニは従来の中継端子を示す正面図イ、平面
図ロ、底面図ハおよび正面図中央断面図ニであ
る。第8図は同上の使用状態を示す断面図であ
る。 1……底面板、2,2′……立上り基板、3,
3′……第1および第2の折返し弾性接触板、4
……補強壁、5……受承枠、3a,3a′……湾曲
部、3b,3b′……バネ支点、6……第1接触
部、6′……第2接触部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底板1の両端に立上り基板2,2′を対向し
    て設け、一方の立上り基板2の内側にその上端
    から底板1側にのびる第1の折り返し弾性接触
    板3を設けるとともに、該立上り基板2の両側
    縁から第1の折り返し弾性接触板3を挟み込む
    ようにのびる補強壁4を設け、該第1の折り返
    し弾性接触板3と立上り基板2′とにより一方
    の雄端子に対する第1接触部6を形成し、他方
    の立上り基板2′の外側にその上端から底板1
    側にのびる第2の折り返し弾性接触板3′を設
    けるとともに、該立上り基板2′の両側縁から
    第2の折り返し弾性接触板3′を抱き込むよう
    にのびて屈曲し中央で相対する受承枠5を設
    け、該第2の折り返し弾性接触板3′と前記立
    上り基板2′とにより前記一方の雄端子と反対
    方向から挿入される他方の雄端子に対する第2
    接触部6′を形成したことを特徴とする雄端子
    相互の中継端子。 (2) 前記第1接触部6を構成する第1の折返し弾
    性接触板3の中央に山形の湾曲部3aが形成さ
    れ、先端に立上り基板2と係合するバネ支点3
    bが湾曲して形成されている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の雄端子相互の中継端子。 (3) 前記第2接触部6′を構成する第2の折り返
    し弾性接触板3′の中央に受承枠5に係合する
    山形のバネ支点3b′が形成され、該バネ3b′と
    連続して谷形の湾曲部3a′が形成されている実
    用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載
    の雄端子相互の中継端子。
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JP2006042501A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011588U (ja) * 1983-06-30 1985-01-26 富士通テン株式会社 スピ−カ装置

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JPS6363988U (ja) 1988-04-27

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