JPH03825Y2 - - Google Patents

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JPH03825Y2
JPH03825Y2 JP9651583U JP9651583U JPH03825Y2 JP H03825 Y2 JPH03825 Y2 JP H03825Y2 JP 9651583 U JP9651583 U JP 9651583U JP 9651583 U JP9651583 U JP 9651583U JP H03825 Y2 JPH03825 Y2 JP H03825Y2
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JP
Japan
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connector
wire
coupler
circuit board
male terminal
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JP9651583U
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JPS605224U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車内配線に用いられる一体化電線
結合器に係る。
近年自動車の高度の電装化に伴ない、自動車内
に多くの電装品が配置されるようになつた。この
ためワイヤハーネスによる車内配線の分岐回路数
が著しく増大するとともに、電装品の駆動用電磁
リレーや、これらの制御電子機器が増加してき
た。このため、車内主要箇所に配線を集中化する
電線結合器を設け、ワイヤハーネス相互の接続を
行なうとともに、リレー制御用電子回路等をプリ
ント基板上に配置し、これを電線結合器の中に組
込んでワイヤハーネスの相互接続を行なうように
した電線結合器が開発された。
従来の主な電線結合器の例を第1図ないし第3
図に示す。第1図a,bに示すものは、ワイヤハ
ーネスH1,H2,H3を集中的に結合する電線結合
器である。第1図aはその斜視図であり、第1図
bはその断面図である。第1図aにおいて、H1
H2,H3はワイヤハーネス、Jは電線結合器、
C1,C2,C3はワイヤハーネスH1,H2,H3に接続
されるコネクタ、Bはワイヤハーネス相互接続を
行なうバスバーである。第2図に示すものはワイ
ヤハーネス間電線結合器の例で、雌離コネクタ
C1,C2はワイヤハーネスH1,H2の結合を行つて
いる。第3図に示すものは、ワイヤハーネスH1
H2がそれぞれの結合器に分かれて相互接続され
たもので、第3図中、ワイヤハーネスH1はH11
H12,H13に分岐し、ワイヤハーネスH2はH21
H22,H23に分岐しこれら分岐線同志で結合され
ている。分岐線H11,H21は第1図に示すような
電線結合器J1とコネクタCによつて相互接続され
ている。分岐線H12,H22は一対のコネクタC1
C2によつて相互接続されている。分岐線H13
H23はリレー及びその駆動用制御回路も組込んだ
電線結合器J2とコネクタCで相互接続されてい
る。電線結合器J2内には図示しないが機能的な電
子回路をもつプリント基板と電線間を単に結合す
るバスバーが配置されている。
電装品の重装化に伴ない、ワイヤハーネス及び
そのコネクタの数が著しく増えるのに、他方では
コネクタ及び電線結合器の小型軽量化が求められ
るため、電線結合器の設計上、製作上、及び組立
作業上の多くの問題が起つてきた。
そこでこのような問題を解決するために、本願
出願人は、一体化電線結合器(実願昭58−92042
号)をすでに出願した。この先に出願した一体化
電線結合器を第5図を参照して説明する。第5図
において第1のコネクタ1は、第1のワイヤハー
ネスH1の接続された二つの群からなる雌端子2
,22を配列している。プリント基板3には、裏
面に印刷配線技術で形成されたパターン3aによ
つて所要の機能を果す配線が形成され、所要の箇
所に電子部品4が配置されている。プリント基板
3は各部回路と接続されるため、パターン3aの
集中された端部から、第1のコネクタ1の第1群
の雌端子21と結合される雄端子5が突出してい
る。プリント基板3は、合成樹脂で形成された結
合器箱7に収容装着されていて、プリント基板3
の雄端子5がコネクタ受けから突出している。第
1のコネクタ1の第2群の雌端子22は、第2の
ワイヤハーネスH2の接続された第2のコネクタ
10の雄端子11に結合される。第5図に示す通
り、本例による一体化電線結合器は結合器箱7の
コネクタ受部に、第1のコネクタ1の第1群の雌
端子21が挿入結合され、更に、第1のコネクタ
1の残りの第2群の雌端子22に、第2のコネク
タ10の雄端子11が挿入結合されて、一体化す
るように結合されている。
第5図に示す一体化電線結合器によれば、小型
軽量化が図れるとともに、組付作業上の問題等を
解決することができる。
ところで第5図に示す例では、プリント基板3
に電気的に接続される電線がワイヤハーネスH1
の電線のみである場合には問題がないが、ワイヤ
ハーネスH2の電線もプリント基板3に電気的に
接続しようとすると、ワイヤハーネスH2→コネ
クタ10の雄端子11→コネクタ1の雌端子22
→ワイヤハーネスH1→コネクタ1の雌端子21
雄端子5という長い迂回経路を通してワイヤハー
ネスH2の電線とプリント基板3とを接続しなく
てはならない。このように長い迂回経路を要する
ため、機能が低下し構造的に無駄が生じてしま
う。
本考案はかかる問題の解決をはかつたもので、
分散した電線結合器を着脱自在に一体に組合せ得
る構造でしかも効率的な結合のできる一体化電線
結合器を提供することを目的とするものである。
かかる目を達成した本考案による一体化電線結
合器の構成は、 第1のワイヤハーネスに接続された二つの群か
らなる雌端子を配列した第1のコネクタと、 第2のワイヤハーネスの分岐線に接続された雌
端子を配列した第2のコネクタと、 第2のコネクタと一体若しくは別体であり、第
2のワイヤハーネスの他の分岐線に接続され、第
1のコネクタの第2群の雌端子に接続される雄端
子を備えた第3のコネクタと、 配線パターンに電気的に接続されるとともに一
方の基板面から突出しており第1のコネクタの第
1群の雌端子に結合される雄端子と、配線パター
ンに電気的に接続されるとともに他方の基板面か
ら突出しており第2のコネクタの雌端子に結合さ
れる雄端子と、を備えたプリント基板と、 このプリント基板から互いに逆方向に突出した
2本の雄端子の先端を外部に突出させた状態で該
プリント基板を収容装着した結合器箱とからな
り、 上記第1のコネクタ、第2のコネクタ、第3の
コネクタ及び結合器箱とが着脱自在に一体に結合
されることを特徴とする。
本考案による一体化電線結合器を、一つの実施
例の図面を参照して説明する。第4図は本考案に
よる一体化電線結合器の一実施例の部分的断面を
示す側面図である。第4図において、第1のコネ
クタ1は、第1のワイヤハーネスH1に接続され
た二つの群からなる雌端子21,22を配列してい
る。プリント基板3は印刷配線技術で形成した配
線パターン3aを備え、所要の機能を果す回路を
形成している。またプリント基板3の所要の箇所
には所要の電子部品4を配置している。プリント
基板3は、外部回路と接続するため、配線パター
ン3aの集中した端部から、第1のコネクタ1の
第1の雌端子21に結合される雄端子5を、図中
左方に突出して備えており、また第2のコネクタ
8の雌端子9に結合される雄端子6を、プリント
基板3の基板面に関して反対側(右方)に突出し
て備えている。雄端子5,6はいずれも配線パタ
ーン3aに電気的に接続されている。また、プリ
ント基板3は合成樹脂で形成された結合器箱7内
に収容装着されている。結合器箱7の第1のコネ
クタ受けからは、プリント基板3に備えた雄端子
5が突出しており、反対側の第2のコネクタ受け
からは、プリント基板3に備えた雄端子6が突出
している。
第2のコネクタ8は、結合器箱7から図中右方
に突出する雄端子6に結合する雄端子9を備えて
いる。この雄端子9は第2のワイヤハーネスH2
の分岐線H21に接続されている。第3のコネクタ
10は、第1のコネクタの第2群の雌端子22
結合される雄端子群11を備えている。また雄端
子11は第2のワイヤハーネスH2の分岐線H22
接続されている。また、これら第2と第3のコネ
クタ8,10は一体成形されていても差支えな
い。
第4図に示される通り、本考案による一体化電
線結合器は、結合器箱7の第1のコネクタ受け
に、第1のコネクタ1を挿入結合し、結合器箱7
の第2のコネクタ受けに第2のコネクタ8を挿入
結合し、さらに、第3のコネクタ10を第1のコ
ネクタの残部に挿入結合することによつて、一体
化電線結合器が形成される。尚これらのコネクタ
は着脱自在である。従来の電線結合器は第3図に
示すように結合器毎に結合器箱とコネクタを必要
としたため個々に取付けねばならず製造上又、組
立作業上で、多くの部品が伴うため狭い車内の空
間利用率が悪くなることと、狭い自動車内での取
付組立作業は作業性が著しく悪かつた。しかし本
考案による一体化電線結合器によつて部品の数は
少なくなり構造も簡単化されたため、設計上、製
造上並びに組立作業上著く改善された。とくに電
線結合器の取付スペースが小さくてすみ、取付作
業が容易になつた。
更に本願考案では第1のワイヤハーネスH1
電線のみならず、第2のワイヤハーネスH2の電
線も、大きな経路迂回をとることなくプリント基
板3に電気的に接続することができる。よつて無
駄のない効果的な構造となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の電線結合器の説明
図、第4図は本考案による電線結合器の部分的に
断面を示した側面図、第5図は先に出願した一体
化電線結合器を示す側面図である。 図面中、1は第1のコネクタ、21,22は雌端
子群、3はプリント基板、4は電子部品、5は雄
端子、6は雄端子、7は結合器箱、8は第2のコ
ネクタ、9は雌端子、10は第3のコネクタ、1
1は雄端子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1のワイヤハーネスに接続された二つの群か
    らなる雌端子を配列した第1のコネクタと、 第2のワイヤハーネスの分岐線に接続された雌
    端子を配列した第2のコネクタと、 第2のコネクターと一体若しくは別体であり、
    第2のヤイヤハーネスの他の分岐線に接続され、
    第1のコネクタの第2群の雌端子に接続される雄
    端子を備えた第3のコネクタと、 配線パターンに電気的に接続されるとともに一
    方の基板面から突出しており第1のコネクタの第
    1群の雌端子に結合される雄端子と、配線パター
    ンに電気的に接続されるとともに他方の基板面か
    ら突出しており第2のコネクタの雌端子に結合さ
    れる雄端子と、を備えたプリント基板と、 このプリント基板から互いに逆方向に突出した
    2本の雄端子の先端を外部に突出させた状態で該
    プリント基板を収容装着した結合器箱とからな
    り、 上記第1のコネクタ、第2のコネクタ、第3の
    コネクタ及び結合器箱とが着脱自在に一体に結合
    されることを特徴とする一体化電線結合器。
JP9651583U 1983-06-24 1983-06-24 一体化電線結合器 Granted JPS605224U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9651583U JPS605224U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 一体化電線結合器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9651583U JPS605224U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 一体化電線結合器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS605224U JPS605224U (ja) 1985-01-16
JPH03825Y2 true JPH03825Y2 (ja) 1991-01-11

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ID=30229977

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9651583U Granted JPS605224U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 一体化電線結合器

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JP (1) JPS605224U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424744Y2 (ja) * 1986-07-03 1992-06-11
JP2517790Y2 (ja) * 1987-01-13 1996-11-20 昭和電線電纜株式会社 アンダカ−ペツト用コンセント
JPH0649064Y2 (ja) * 1987-08-07 1994-12-12 矢崎総業株式会社 電気接続箱と外部コネクタとの接続構造
EP0409037B1 (de) * 1989-07-19 1994-09-21 Siemens Aktiengesellschaft Brennkammer zum Verbrennen zumindest teilweise brennbarer Stoffe

Also Published As

Publication number Publication date
JPS605224U (ja) 1985-01-16

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