JP2552334B2 - 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル系発泡性樹脂組成物Info
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- JP2552334B2 JP2552334B2 JP63140798A JP14079888A JP2552334B2 JP 2552334 B2 JP2552334 B2 JP 2552334B2 JP 63140798 A JP63140798 A JP 63140798A JP 14079888 A JP14079888 A JP 14079888A JP 2552334 B2 JP2552334 B2 JP 2552334B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高充填剤配合塩化ビニル系発泡性樹脂組成
物、詳しくは、塩化ビニル系樹脂に充填剤、可塑剤、バ
リウムの過塩基性有機フェノレートまたはカルボキシレ
ート錯体の少なくとも一種及び熱分解型有機発泡剤を配
合してなる、作業性及び加工性が良く、均一な発泡セル
を有し、プレートアウト性の改良された高充填配合塩化
ビニル系発泡性樹脂組成物に関する。
物、詳しくは、塩化ビニル系樹脂に充填剤、可塑剤、バ
リウムの過塩基性有機フェノレートまたはカルボキシレ
ート錯体の少なくとも一種及び熱分解型有機発泡剤を配
合してなる、作業性及び加工性が良く、均一な発泡セル
を有し、プレートアウト性の改良された高充填配合塩化
ビニル系発泡性樹脂組成物に関する。
塩化ビニル系樹脂は、比較的安価であり、良好な物理
的及び化学的性質を有しているため、発泡成型品として
レザー、壁紙、クッション材などの家具製品、自動車用
品等に適用するには好適な材料である。
的及び化学的性質を有しているため、発泡成型品として
レザー、壁紙、クッション材などの家具製品、自動車用
品等に適用するには好適な材料である。
かかる発泡成型品は、一般に塩化ビニル樹脂に可塑
剤、発泡剤、安定剤、充填剤、着色剤等を加えてブレン
ドし、カレンダー、押出し、射出成形法などにより成型
するか、又はペーストレジンに可塑剤、発泡剤、安定
剤、充填剤、着色剤等を加えてブレンドし、紙や布など
にコーティングし、熱を加えてゲル化し成型することに
よって製造される。
剤、発泡剤、安定剤、充填剤、着色剤等を加えてブレン
ドし、カレンダー、押出し、射出成形法などにより成型
するか、又はペーストレジンに可塑剤、発泡剤、安定
剤、充填剤、着色剤等を加えてブレンドし、紙や布など
にコーティングし、熱を加えてゲル化し成型することに
よって製造される。
しかしながら、塩化ビニル系樹脂に多量の充填剤を配
合して発泡成型品を製造する場合、高粘度となり作業性
が著しく低下する。また、発泡セル荒れが生じるととも
にプレートアウトが大きく、実用上改良が求められてい
た。
合して発泡成型品を製造する場合、高粘度となり作業性
が著しく低下する。また、発泡セル荒れが生じるととも
にプレートアウトが大きく、実用上改良が求められてい
た。
例えば、可塑剤を多量に添加する方法が提案されてい
るが、粘度を低下させる効果はあるものの、発泡セル荒
れ、プレートアウト性の改良はできない。また、アクリ
ル酸系樹脂やメタクリル酸エステル系樹脂等のセル調整
剤を添加する方法も提案されているが、この方法では比
較的均一な発泡セルが得られるものの、充填剤を多量に
配合した場合は効果が小さく、粘度を低下させる効果及
びプレートアウトを防止する効果を発揮しない。可塑剤
及びセル調整剤を併用する方法でもその効果は小さく、
特にプレートアウトを防止することができなかった。
るが、粘度を低下させる効果はあるものの、発泡セル荒
れ、プレートアウト性の改良はできない。また、アクリ
ル酸系樹脂やメタクリル酸エステル系樹脂等のセル調整
剤を添加する方法も提案されているが、この方法では比
較的均一な発泡セルが得られるものの、充填剤を多量に
配合した場合は効果が小さく、粘度を低下させる効果及
びプレートアウトを防止する効果を発揮しない。可塑剤
及びセル調整剤を併用する方法でもその効果は小さく、
特にプレートアウトを防止することができなかった。
従って、本発明の目的は、充填剤を多量に配合したに
もかかわらず、作業性及び加工性が良好であり、均一な
発泡セルを有し、しかもプレートアウト性の改良された
高充填剤配合塩化ビニル系発泡性樹脂組成物を提供する
ことにある。
もかかわらず、作業性及び加工性が良好であり、均一な
発泡セルを有し、しかもプレートアウト性の改良された
高充填剤配合塩化ビニル系発泡性樹脂組成物を提供する
ことにある。
本発明は、前記目的を、塩化ビニル系樹脂100重量部
に、(a)充填剤50〜250重量部、(b)可塑剤30〜100
重量部、(c)バリウムの過塩基性有機フェノレートま
たはカルボキシレート錯体の少なくとも一種0.01〜10重
量部及び(d)熱分解型有機発泡剤0.05〜10重量部を配
合してなる、塩化ビニル系発泡性樹脂組成物を提供する
ことにより達成したものである。
に、(a)充填剤50〜250重量部、(b)可塑剤30〜100
重量部、(c)バリウムの過塩基性有機フェノレートま
たはカルボキシレート錯体の少なくとも一種0.01〜10重
量部及び(d)熱分解型有機発泡剤0.05〜10重量部を配
合してなる、塩化ビニル系発泡性樹脂組成物を提供する
ことにより達成したものである。
以下、本発明の高充填剤配合塩化ビニル系発泡性樹脂
組成物について詳述する。
組成物について詳述する。
本発明において使用される塩化ビニル系樹脂として
は、塩化ビニル単独重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−
エチレン−酢酸ビニル共重合体などの塩化ビニル系共重
合体;エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−プ
ロピレン系共重合体などに塩化ビニルをグラフト重合さ
せた塩化ビニル系グラフト共重合体などが挙げられ、平
均重合度(JIS K−6721)が600〜1800の範囲のものが
好ましい。
は、塩化ビニル単独重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体、塩化ビニル−
エチレン−酢酸ビニル共重合体などの塩化ビニル系共重
合体;エチレン−酢酸ビニル共重合体又はエチレン−プ
ロピレン系共重合体などに塩化ビニルをグラフト重合さ
せた塩化ビニル系グラフト共重合体などが挙げられ、平
均重合度(JIS K−6721)が600〜1800の範囲のものが
好ましい。
本発明で用いられる充填剤としては、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、タルク、アスベスト、カオリン、
クレー及びシリカ等があげられる。
ム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、タルク、アスベスト、カオリン、
クレー及びシリカ等があげられる。
上記充填剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対し50〜250重量部で、用途に応じ上記範囲内で適宜
決定される。
に対し50〜250重量部で、用途に応じ上記範囲内で適宜
決定される。
本発明で用いられる可塑剤としては、塩化ビニル系樹
脂に用いられる通常の可塑剤ならば特に制限されるもる
ではなく、例えば、フタル酸ジ−n−ブチル、フタル酸
ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、
フタル酸ジイソオクチル、フタル酸オクチルデシル、フ
タル酸ジイソデシル、フタル酸ジC7〜9混合アルキ
ル、フタル酸ブチルベンジル、イソフタル酸ジ−2−エ
チルヘキシル等のフタル酸系可塑剤、アジピン酸ジ−2
−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソデシル、アゼライ
ン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セ
バシン酸ジ−2−エチルヘキシル等の脂肪酸エステル系
可塑剤、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチルヘ
キシル、リン酸トリクレジル、リン酸トリキシリル等の
リン酸エステル系可塑剤、塩素化パラフィン、塩素化脂
肪酸エステル等の塩素系可塑剤、エポキシ系可塑剤、ポ
リエステル系可塑剤等があげられ、これらの一種又は二
種以上を混合して使用することができる。
脂に用いられる通常の可塑剤ならば特に制限されるもる
ではなく、例えば、フタル酸ジ−n−ブチル、フタル酸
ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、
フタル酸ジイソオクチル、フタル酸オクチルデシル、フ
タル酸ジイソデシル、フタル酸ジC7〜9混合アルキ
ル、フタル酸ブチルベンジル、イソフタル酸ジ−2−エ
チルヘキシル等のフタル酸系可塑剤、アジピン酸ジ−2
−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソデシル、アゼライ
ン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セ
バシン酸ジ−2−エチルヘキシル等の脂肪酸エステル系
可塑剤、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチルヘ
キシル、リン酸トリクレジル、リン酸トリキシリル等の
リン酸エステル系可塑剤、塩素化パラフィン、塩素化脂
肪酸エステル等の塩素系可塑剤、エポキシ系可塑剤、ポ
リエステル系可塑剤等があげられ、これらの一種又は二
種以上を混合して使用することができる。
上記可塑剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対し30〜100重量部、好ましくは50〜80重量部であ
る。
に対し30〜100重量部、好ましくは50〜80重量部であ
る。
また、本発明で用いられるバリウムの過塩基性有機フ
ェノレートまたはカルボキシレート錯体は、模式的にRn
Ba・xBaA(Rは有機フェノール類またはカルボン酸の残
基を表わし、nは1または2を表し、xはバリウムの過
剰量を表わすもので0より大きい正の数を表わし、Aは
塩基性バリウム化合物のアニオン部分を表わす)で表さ
れる。
ェノレートまたはカルボキシレート錯体は、模式的にRn
Ba・xBaA(Rは有機フェノール類またはカルボン酸の残
基を表わし、nは1または2を表し、xはバリウムの過
剰量を表わすもので0より大きい正の数を表わし、Aは
塩基性バリウム化合物のアニオン部分を表わす)で表さ
れる。
上記過塩基性錯体は、有機フェノールまたはカルボン
酸類と過剰当量の塩基性バリウム化合物(酸化物、水酸
化物、炭酸塩等)とを反応させることによって容易に製
造することができる。
酸類と過剰当量の塩基性バリウム化合物(酸化物、水酸
化物、炭酸塩等)とを反応させることによって容易に製
造することができる。
この場合、塩基性バリウム化合物の過剰量は約0.1〜3
0ないしはそれ以上の当量にわたって変化することがで
きる。また、反応生成物は、錯体の塩基度を低減するた
めに二酸化炭素などの酸性ガスで処理することもでき
る。
0ないしはそれ以上の当量にわたって変化することがで
きる。また、反応生成物は、錯体の塩基度を低減するた
めに二酸化炭素などの酸性ガスで処理することもでき
る。
また、上記過塩基性錯体は、有機フェノール類または
カルボン酸の金属正塩と金属酸化物、水酸化物、炭酸塩
等の塩基性バリウム化合物とを適当な溶媒中で反応させ
ることによって製造することもできる。
カルボン酸の金属正塩と金属酸化物、水酸化物、炭酸塩
等の塩基性バリウム化合物とを適当な溶媒中で反応させ
ることによって製造することもできる。
本発明で用いられるバリウムの過塩基性有機フェノレ
ートまたはカルボキシレート錯体を構成するフェノール
類としては、例えば、第三ブチルフェノール、ノニルフ
ェノール、ジノニルフェノール、シクロヘキシルフェノ
ール、フェニルフェノール、オクチルフェノール、フェ
ノール、クレゾール、キシレノール、n−ブチルフェノ
ール、イソアミルフェノール、エチルフェノール、イソ
プロピルフェノール、イソオクチルフェノール、2−エ
チルヘキシルフェノール、第三ノニルフェノール、デシ
ルフェノール、第三オクチルフェノール、イソヘキシル
フェノール、オクタデシルフェノール、ジイソブチルフ
ェノール、メチルプロピルフェノール、ジアミルフェノ
ール、メチルイソヘキシクフェノール、メチル第三オク
チルフェノール、第三アミルフェノール、2,2′−チオ
ビス(4−オクチルフェノール)、2,2′−チオビス
(4−ドデシルフェノール)、ノニルフェノールジサル
ファイドなどがあげられ、カルボン酸としては、例え
ば、オクチル酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデシレン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、リシノール酸等があげられる。
ートまたはカルボキシレート錯体を構成するフェノール
類としては、例えば、第三ブチルフェノール、ノニルフ
ェノール、ジノニルフェノール、シクロヘキシルフェノ
ール、フェニルフェノール、オクチルフェノール、フェ
ノール、クレゾール、キシレノール、n−ブチルフェノ
ール、イソアミルフェノール、エチルフェノール、イソ
プロピルフェノール、イソオクチルフェノール、2−エ
チルヘキシルフェノール、第三ノニルフェノール、デシ
ルフェノール、第三オクチルフェノール、イソヘキシル
フェノール、オクタデシルフェノール、ジイソブチルフ
ェノール、メチルプロピルフェノール、ジアミルフェノ
ール、メチルイソヘキシクフェノール、メチル第三オク
チルフェノール、第三アミルフェノール、2,2′−チオ
ビス(4−オクチルフェノール)、2,2′−チオビス
(4−ドデシルフェノール)、ノニルフェノールジサル
ファイドなどがあげられ、カルボン酸としては、例え
ば、オクチル酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデシレン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、リシノール酸等があげられる。
本発明で用いられる上記のバリウムの過塩基性錯体
は、酸の種類、金属の含量、金属比、塩基数などによっ
て特徴づけられる。
は、酸の種類、金属の含量、金属比、塩基数などによっ
て特徴づけられる。
ここで「金属比」という言葉は中性塩を形成する量の
金属の当量に対する、塩中の金属の全化学当量を示す。
金属の当量に対する、塩中の金属の全化学当量を示す。
本発明で用いられる上記のバリウムの過塩基性錯体の
簡単な合成例を次に示す。
簡単な合成例を次に示す。
合成例 1 ノニルフェノール110g(0.5モル)、トルエン80g、オ
クタノール20gおよびバリウムオキサイド115g(0.75モ
ル)をとり、攪拌しながら水13.5gを添加した。還流下
に1時間反応を続け、冷却後、ろ過して黒緑色の液体を
得た。
クタノール20gおよびバリウムオキサイド115g(0.75モ
ル)をとり、攪拌しながら水13.5gを添加した。還流下
に1時間反応を続け、冷却後、ろ過して黒緑色の液体を
得た。
バリウム含量28%、金属比3の過塩基性バリウムノニ
ルフェノレート錯体と特徴づけることができる。
ルフェノレート錯体と特徴づけることができる。
合成例 2 合成例1の生成物の半分をとり、二酸化炭素ガスを吹
き込みながら還流下に5時間反応した。得られた錯体は
灰色の粘稠液体で過塩基性バリウムノニルフェノレート
−カーボネート錯体と特徴づけることができる。
き込みながら還流下に5時間反応した。得られた錯体は
灰色の粘稠液体で過塩基性バリウムノニルフェノレート
−カーボネート錯体と特徴づけることができる。
合成例 3 トルエン−ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル混合溶媒中で酸化バタリウムとオレイン酸を反応さ
せて金属比5.0の過塩基性バリウムオレートを合成し
た。
テル混合溶媒中で酸化バタリウムとオレイン酸を反応さ
せて金属比5.0の過塩基性バリウムオレートを合成し
た。
合成例 4 合成例3で得られた過塩基性バリウムオレートに炭酸
ガスで処理することによって過塩基性バリウムオレート
カーボネート錯体を合成した。
ガスで処理することによって過塩基性バリウムオレート
カーボネート錯体を合成した。
本発明で用いられるバリウムの過塩基性錯体は、前述
の如き方法で容易に合成することができるが、市販され
ている種々の錯体をそのまま使用することもできる。こ
れらの市販されている錯体の代表的なものとしては、例
えば米国ルブリゾールコーポレーション製の ・LD2106:過塩基性バリウムフェノレート(過塩基性バ
リウムノニルフェノレート−カーボネート錯体と認めら
れる) 比重1.3(60℃)、Ba27.5% ・LD2116:過塩基性バリウムオレート 比重1.47(16℃)、Ba34% などがあげられる。
の如き方法で容易に合成することができるが、市販され
ている種々の錯体をそのまま使用することもできる。こ
れらの市販されている錯体の代表的なものとしては、例
えば米国ルブリゾールコーポレーション製の ・LD2106:過塩基性バリウムフェノレート(過塩基性バ
リウムノニルフェノレート−カーボネート錯体と認めら
れる) 比重1.3(60℃)、Ba27.5% ・LD2116:過塩基性バリウムオレート 比重1.47(16℃)、Ba34% などがあげられる。
上記過塩基性錯体の添加量は、塩化ビニル系樹脂100
重量部に対し0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜3重量
部である。
重量部に対し0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜3重量
部である。
さらに、本発明で用いられる熱分解型有機発泡剤とし
ては、例えばN,N′−ジニトロペンタメチレンテトラミ
ン、アゾジカルボンアミド、p,p′−ビス(ベンゼンス
ルホニルヒドラジド)エーテル、p−トルエンスルホニ
ルヒドラジド等があげられる。
ては、例えばN,N′−ジニトロペンタメチレンテトラミ
ン、アゾジカルボンアミド、p,p′−ビス(ベンゼンス
ルホニルヒドラジド)エーテル、p−トルエンスルホニ
ルヒドラジド等があげられる。
これらの発泡剤の中で、アゾジカルボンアミド(ADC
A)を用いた発泡体は耐熱性、耐光性に優れるため汎用
されているが、近年、p,p′−ビス(ベンゼンスルホニ
ルヒドラジド)エーテル(OBSH)が製品の白色性および
色目の安定性に優れた比較的発泡温度が低いことから生
産性を向上させることができるので、単独であるいはAD
CAと併用しての使用が増加しつつある。
A)を用いた発泡体は耐熱性、耐光性に優れるため汎用
されているが、近年、p,p′−ビス(ベンゼンスルホニ
ルヒドラジド)エーテル(OBSH)が製品の白色性および
色目の安定性に優れた比較的発泡温度が低いことから生
産性を向上させることができるので、単独であるいはAD
CAと併用しての使用が増加しつつある。
しかしながら、OBSHを用いた発泡体はADCAを用いた発
泡体と比較して、特に耐熱性が劣る欠点があり、これの
解決が強く望まれていた。
泡体と比較して、特に耐熱性が劣る欠点があり、これの
解決が強く望まれていた。
本発明の組成物は、前述のように作業性及び加工性が
良好であり、均一な発泡セルを有し、しかもプレートア
ウト性が改良されるばかりでなく、加工時の耐熱性(経
時着色)を改善する効果が著しく大きく、OBSHを用いた
場合の上記欠点を解決しえるものであり、特に、OBSHを
用いた場合に適している。
良好であり、均一な発泡セルを有し、しかもプレートア
ウト性が改良されるばかりでなく、加工時の耐熱性(経
時着色)を改善する効果が著しく大きく、OBSHを用いた
場合の上記欠点を解決しえるものであり、特に、OBSHを
用いた場合に適している。
上記熱分解型有機発泡剤の添加量は、塩化ビニル系樹
脂100重量部に対し0.05〜10重量部、好ましくは0.2〜5
重量部である。
脂100重量部に対し0.05〜10重量部、好ましくは0.2〜5
重量部である。
また、本発明の組成物に、金属有機酸塩(通常の金属
石ケン類等)の併用が行われてもよいことは勿論であ
る。この場合の金属成分の例としてはLi,Na,K,Mg,Ca,B
a,Zn,Sn,Sr等があり、有機酸残基としては次のカルボン
酸及びフェノールの残基がある。
石ケン類等)の併用が行われてもよいことは勿論であ
る。この場合の金属成分の例としてはLi,Na,K,Mg,Ca,B
a,Zn,Sn,Sr等があり、有機酸残基としては次のカルボン
酸及びフェノールの残基がある。
カルボン酸の例としては、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ネ
オ酸、2−エチルヘキシル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、ステアリン
酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、モンタン
酸、安息香酸、モノクロル安息香酸、p−第三ブチル安
息香酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、3,5−第三ブチ
ル−4−ヒドロキシ安息香酸、トルイル酸、ジメチル安
息香酸、エチル安息香酸、クミン酸、n−プロピル安息
香酸、アミノ安息香酸、N,N−ジメチル安息香酸、アセ
トキシ安息香酸、サリチル酸、p−第三オクチルサリチ
ル酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、チオグリコール酸、メルカプトプロピオン酸、オ
クチルメルカプトプロピオン酸などの一価カルボン酸、
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、オキシフ
タル酸、クロルフタル酸、アミノフタル酸、マレイン
酸、フアール酸、シトラゴン酸、メタコン酸、イタコン
酸、アコニット酸、チオジプロピオン酸等の二価カルボ
ン酸のモノエステル又はモノアマイド化合物、ヘミメリ
ット酸、トリメリット酸、メロファン酸、ピロメリット
酸、メリット酸等の三価又は四価カルボン酸のジ又はト
リエステル化合物があげられる。
酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ネ
オ酸、2−エチルヘキシル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、ステアリン
酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、モンタン
酸、安息香酸、モノクロル安息香酸、p−第三ブチル安
息香酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、3,5−第三ブチ
ル−4−ヒドロキシ安息香酸、トルイル酸、ジメチル安
息香酸、エチル安息香酸、クミン酸、n−プロピル安息
香酸、アミノ安息香酸、N,N−ジメチル安息香酸、アセ
トキシ安息香酸、サリチル酸、p−第三オクチルサリチ
ル酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、チオグリコール酸、メルカプトプロピオン酸、オ
クチルメルカプトプロピオン酸などの一価カルボン酸、
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、オキシフ
タル酸、クロルフタル酸、アミノフタル酸、マレイン
酸、フアール酸、シトラゴン酸、メタコン酸、イタコン
酸、アコニット酸、チオジプロピオン酸等の二価カルボ
ン酸のモノエステル又はモノアマイド化合物、ヘミメリ
ット酸、トリメリット酸、メロファン酸、ピロメリット
酸、メリット酸等の三価又は四価カルボン酸のジ又はト
リエステル化合物があげられる。
また、フェノール類としては、例えば第三ブチルフェ
ノール、ノニルフェノール、ジノニルフェノール、混合
モノ・ジノニルフェノール、シクロヘキシルフェノー
ル、フェニルフェノール、オクチルフェノール、フェノ
ール、クレゾール、キシレノール、n−ブチルフェノー
ル、イソアミルフェノール、エチルフェノール、イソプ
ロピルフェノール、イソオクチルフェノール、2−エチ
ルヘキシルフェノール、第三ノニルフェノール、デシル
フェノール、第三オクチルフェノール、イソヘキシルフ
ェノール、オクタデシルフェノール、ジイソブチルフェ
ノール、メチルプロピルフェノール、ジアミルフェノー
ル、メチルイソヘキシルフェノール、メチル第三オクチ
ルフェノール等があげられる。
ノール、ノニルフェノール、ジノニルフェノール、混合
モノ・ジノニルフェノール、シクロヘキシルフェノー
ル、フェニルフェノール、オクチルフェノール、フェノ
ール、クレゾール、キシレノール、n−ブチルフェノー
ル、イソアミルフェノール、エチルフェノール、イソプ
ロピルフェノール、イソオクチルフェノール、2−エチ
ルヘキシルフェノール、第三ノニルフェノール、デシル
フェノール、第三オクチルフェノール、イソヘキシルフ
ェノール、オクタデシルフェノール、ジイソブチルフェ
ノール、メチルプロピルフェノール、ジアミルフェノー
ル、メチルイソヘキシルフェノール、メチル第三オクチ
ルフェノール等があげられる。
上記金属有機酸塩の添加量は、塩化ビニル系樹脂100
重量部に対し0.1〜10重量部、特に0.3〜5重量部が好ま
しい。
重量部に対し0.1〜10重量部、特に0.3〜5重量部が好ま
しい。
本発明の組成物に、さらに有機ホスファイト化合物及
び/またはエポキシ化合物を併用することによりその熱
安定性を更に改善することができる。
び/またはエポキシ化合物を併用することによりその熱
安定性を更に改善することができる。
上記有機ホスファイト化合物としては、トリブチルホ
スファイト、トリ(2−エチルヘキシル)ホスファイ
ト、トリデシルホスファイト、トリラウリルホスファイ
ト、ジブチルアシドホスファイト、ジラウリルアシドホ
スファイト、2−エチルヘキシルジフェニルホスファイ
ト、フェニルジイソデシルホスファイト、ジフェニルデ
シルホスファイト、トリフェニルホスファイト、トリス
(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(モノ/ジ混
合ノニルフェニル)ホスファイト、ジフェニルアシドホ
スファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホス
ファイト、ジイソデシルペンタエリスリトールジホスフ
ァイト、フェニル−4,4′−イソプロピリデンジフエノ
ール・ペンタエリスリトールジホスファイト、ヘキサ
(トリデシル)−1,1,3−トリス(2′−メチル−5′
−第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ブタントリ
ホスファイト、テトラ(C12〜C15混合アルキル)−4,
4′−イソプロピリデンジフェニルジホスファイト、テ
トラ(トリデシル)−4,4′−n−ブチリデンビス(2
−第三ブチル−5−メチルフェノール)ジホスファイ
ト、水素化−4,4′−イソプロピリデンジフェノールポ
リホスファイト、ジフェニル・ビス〔4,4′−n−ブチ
リデンビス(2−第三チル−5−メチルフェノール)〕
チオジエタノールジホスファイト、ビス(オクチルフェ
ニル)・ビス〔4、4′−n−ブチリデンビス(2−第
三ブチル−5−メチルフェノール)〕−1,6−ヘキサン
ジオールジホスファイト、トリス(2,4−ジ−第三ブチ
ルフェニル)ホスファイト等があげられる。
スファイト、トリ(2−エチルヘキシル)ホスファイ
ト、トリデシルホスファイト、トリラウリルホスファイ
ト、ジブチルアシドホスファイト、ジラウリルアシドホ
スファイト、2−エチルヘキシルジフェニルホスファイ
ト、フェニルジイソデシルホスファイト、ジフェニルデ
シルホスファイト、トリフェニルホスファイト、トリス
(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(モノ/ジ混
合ノニルフェニル)ホスファイト、ジフェニルアシドホ
スファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホス
ファイト、ジイソデシルペンタエリスリトールジホスフ
ァイト、フェニル−4,4′−イソプロピリデンジフエノ
ール・ペンタエリスリトールジホスファイト、ヘキサ
(トリデシル)−1,1,3−トリス(2′−メチル−5′
−第三ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)ブタントリ
ホスファイト、テトラ(C12〜C15混合アルキル)−4,
4′−イソプロピリデンジフェニルジホスファイト、テ
トラ(トリデシル)−4,4′−n−ブチリデンビス(2
−第三ブチル−5−メチルフェノール)ジホスファイ
ト、水素化−4,4′−イソプロピリデンジフェノールポ
リホスファイト、ジフェニル・ビス〔4,4′−n−ブチ
リデンビス(2−第三チル−5−メチルフェノール)〕
チオジエタノールジホスファイト、ビス(オクチルフェ
ニル)・ビス〔4、4′−n−ブチリデンビス(2−第
三ブチル−5−メチルフェノール)〕−1,6−ヘキサン
ジオールジホスファイト、トリス(2,4−ジ−第三ブチ
ルフェニル)ホスファイト等があげられる。
上記有機ホスファイト化合物の添加量は、塩化ビニル
系樹脂100重量部に対して0.01〜5重量部、特に0.1〜3
重量部が好ましい。
系樹脂100重量部に対して0.01〜5重量部、特に0.1〜3
重量部が好ましい。
また、上記エポキシ化合物としては、エポキシ化大豆
油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化牛脂油、エポキシ
化魚油、エポキシ化トール油脂肪酸エステル、エポキシ
化ヒマシ油、エポキシ化サフラワー油、エポキシ化ポリ
ブタジェン、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチル、エポキ
シ化ステアリン酸メチル,−ブチル,−2−エチルヘキ
シル,−ステアリル、トリス(エポキシプロピル)イソ
シアヌレート、3−(2−キセノキシ)−1,2−エポキ
シプロパン、ピスフェノールAジグリシジルエーテル、
ビニルシクロヘキセンジエポキサイド、ジシクロペンタ
ジエンジエポキサイド、3,4−エポキシシクロヘキシル
−6−メチルエポキシシクロヘキサンカルボキシレート
等があげられる。
油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化牛脂油、エポキシ
化魚油、エポキシ化トール油脂肪酸エステル、エポキシ
化ヒマシ油、エポキシ化サフラワー油、エポキシ化ポリ
ブタジェン、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチル、エポキ
シ化ステアリン酸メチル,−ブチル,−2−エチルヘキ
シル,−ステアリル、トリス(エポキシプロピル)イソ
シアヌレート、3−(2−キセノキシ)−1,2−エポキ
シプロパン、ピスフェノールAジグリシジルエーテル、
ビニルシクロヘキセンジエポキサイド、ジシクロペンタ
ジエンジエポキサイド、3,4−エポキシシクロヘキシル
−6−メチルエポキシシクロヘキサンカルボキシレート
等があげられる。
上記エポキシ化合物の添加量は、塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対して0.01〜10重量部、特に0.5〜5重量部が
好ましい。
0重量部に対して0.01〜10重量部、特に0.5〜5重量部が
好ましい。
本発明の組成物には、成形品の物理的特性を阻害しな
い範囲で、着色剤、難燃剤、酸化防止剤、帯電防止剤、
光安定剤、防黴剤等を適宜添加しても良い。
い範囲で、着色剤、難燃剤、酸化防止剤、帯電防止剤、
光安定剤、防黴剤等を適宜添加しても良い。
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこ
れらの実施例によってなんら制限されるものではない。
れらの実施例によってなんら制限されるものではない。
実施例1 次の配合物を擂潰機を使用し20分間混合し、均一なペ
ーストゾルを作成した。このペーストゾルの混合直後及
び1日間放置後の粘度をB型粘度計で測定した。さら
に、このペーストゾルを難燃紙上に0.18mm厚になるよう
に塗布し、140℃のオープン中で1分間セミキュアーし
た。次いで220℃で30〜50秒間加熱し、発泡体を作成し
た。得られた発泡体の熱着色性を観察した。またセミキ
ュアーした試片を150℃のオーブン中でクロムメッキ金
属板上に塗布面を数回重ね、クロムメッキ金属板上のプ
レートアウト性(曇り状態)を観察した。その結果を下
記表−1に示す。
ーストゾルを作成した。このペーストゾルの混合直後及
び1日間放置後の粘度をB型粘度計で測定した。さら
に、このペーストゾルを難燃紙上に0.18mm厚になるよう
に塗布し、140℃のオープン中で1分間セミキュアーし
た。次いで220℃で30〜50秒間加熱し、発泡体を作成し
た。得られた発泡体の熱着色性を観察した。またセミキ
ュアーした試片を150℃のオーブン中でクロムメッキ金
属板上に塗布面を数回重ね、クロムメッキ金属板上のプ
レートアウト性(曇り状態)を観察した。その結果を下
記表−1に示す。
なお、発泡セルの熱着色性、発泡セル状態及びプレー
トアウト性は10段階で評価した。
トアウト性は10段階で評価した。
(配合) 重量部 PVC(PSL−280鐘淵化学製) 100 ジオクチルフタレート 65 炭酸カルシウム(H) 80 酸化チタン(R) 15 ビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)エーテル 3 ミネラルスピリット 8 MARK FL30(アデカ・アーガス化学製、K/Zn系液状安定
剤) 3 添加剤(表−1) 0.5 実施例2 次の配合により実施例1と同様にしてペーストゾル及
び試片をそれぞれ作成し、それらの性能を評価した。そ
の結果を下記表−2に示す。
剤) 3 添加剤(表−1) 0.5 実施例2 次の配合により実施例1と同様にしてペーストゾル及
び試片をそれぞれ作成し、それらの性能を評価した。そ
の結果を下記表−2に示す。
(配合) 重量部 PVC(PX−QLT住友化学製) 100 ジオクチルフタレート 55 エポキシ化大豆油 5 炭酸カルシウム(H) 60 酸化チタン(R) 15 酸化アンチモン 2 ビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)エーテル 3 ミネラルスピリット 10 亜鉛オクトエート 2 添加剤(表−2) 0.5 〔発明の効果〕 本発明の塩化ビニル系発泡性樹脂組成物は、充填剤を
多量に配合したにもかかわらず、作業性及び加工性が良
好であり、均一な発泡セルを有し、しかもプレートアウ
ト性の改良された高充填剤配合塩化ビニル系発泡性樹脂
組成物である。
多量に配合したにもかかわらず、作業性及び加工性が良
好であり、均一な発泡セルを有し、しかもプレートアウ
ト性の改良された高充填剤配合塩化ビニル系発泡性樹脂
組成物である。
Claims (1)
- 【請求項1】塩化ビニル系樹脂100重量部に、(a)充
填剤50〜250重量部、(b)可塑剤30〜100重量部、
(c)バリウムの過塩基性有機フェノレートまたはカル
ボキシレート錯体の少なくとも一種0.01〜10重量部及び
(d)熱分解型有機発泡剤0.05〜10重量部を配合いてな
る、塩化ビニル系発泡性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63140798A JP2552334B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63140798A JP2552334B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01311139A JPH01311139A (ja) | 1989-12-15 |
JP2552334B2 true JP2552334B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=15276990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63140798A Expired - Fee Related JP2552334B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552334B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JPH09235436A (ja) * | 1996-02-29 | 1997-09-09 | Asahi Denka Kogyo Kk | 壁紙用塩素含有樹脂組成物 |
JP3712309B2 (ja) * | 1997-03-14 | 2005-11-02 | 旭電化工業株式会社 | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物 |
US20120139151A1 (en) * | 2010-12-02 | 2012-06-07 | Chen Yu-Ying | Additive type bio-decomposable composite preparation method |
JP7154062B2 (ja) * | 2018-08-07 | 2022-10-17 | ロンシール工業株式会社 | 壁紙 |
KR102658859B1 (ko) * | 2020-12-22 | 2024-04-18 | 한화솔루션 주식회사 | 발포성 염화비닐계 수지 조성물 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129057A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-06 | Kyodo Chemical Co Ltd | Production of chlorineecontaining resin foamable composition |
JPS55129057A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-06 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co | Heat generating pasting sheet |
JPS576465A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Fujitsu Ltd | Medium processing device |
JPS576466A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Hitachi Ltd | Record-size detecting device |
JPS5755734A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Protecting relay device |
JPS6335635A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | Akishima Kagaku Kogyo Kk | 塩素含有樹脂の発泡体組成物 |
JPS6335656A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 硬化性組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6457135A (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-03 | Nippon Kokan Kk | Photographing method with infrared-ray camera |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP63140798A patent/JP2552334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129057A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-06 | Kyodo Chemical Co Ltd | Production of chlorineecontaining resin foamable composition |
JPS55129057A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-06 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co | Heat generating pasting sheet |
JPS576465A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Fujitsu Ltd | Medium processing device |
JPS576466A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Hitachi Ltd | Record-size detecting device |
JPS5755734A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Protecting relay device |
JPS6335635A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | Akishima Kagaku Kogyo Kk | 塩素含有樹脂の発泡体組成物 |
JPS6335656A (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-16 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 硬化性組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01311139A (ja) | 1989-12-15 |
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