JP2550993Y2 - キャビネット - Google Patents
キャビネットInfo
- Publication number
- JP2550993Y2 JP2550993Y2 JP1990095672U JP9567290U JP2550993Y2 JP 2550993 Y2 JP2550993 Y2 JP 2550993Y2 JP 1990095672 U JP1990095672 U JP 1990095672U JP 9567290 U JP9567290 U JP 9567290U JP 2550993 Y2 JP2550993 Y2 JP 2550993Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- cassette
- sub
- recording
- predetermined direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案はカメラー体型VTR等のカセットテープを収納
するキャビネットに関する。
するキャビネットに関する。
（ロ）従来の技術 従来のカメラー体型VTRのカセットを装着するキャビ
ネットを第５図に示す。第５図（ａ）はメインキャビネ
ット（１）に対して取り付けられたサブキャビネット
（２）にカセットテープ（３）が装着されていない状態
にある。また、（４）はシリンダである。更に、この時
のサブキャビネット（２）はS1の位置にあり、メインキ
ャビネット（１）の奥行きはL1である。第５図（ｂ）は
カセットテープ（３）再生位置にあり、サブキャビネッ
ト（２）はS2の位置にあり、メインキャビネット（１）
の奥行きはL2となる。第５図（ｃ）（ｄ）にカセットテ
ープ（３）排出状態を示す。カセットテープ（３）排出
時にはまずサブキャビネット（２）がS3の位置まで移動
し、カセットテープ（３）が装着されているカセットホ
ルダ（５）がレバー（６）によって上昇させられカセッ
トテープ排出状態になる。カセットテープ（３）装着時
には第５図（ｄ）（ｃ）（ｂ）の順に移動する。
ネットを第５図に示す。第５図（ａ）はメインキャビネ
ット（１）に対して取り付けられたサブキャビネット
（２）にカセットテープ（３）が装着されていない状態
にある。また、（４）はシリンダである。更に、この時
のサブキャビネット（２）はS1の位置にあり、メインキ
ャビネット（１）の奥行きはL1である。第５図（ｂ）は
カセットテープ（３）再生位置にあり、サブキャビネッ
ト（２）はS2の位置にあり、メインキャビネット（１）
の奥行きはL2となる。第５図（ｃ）（ｄ）にカセットテ
ープ（３）排出状態を示す。カセットテープ（３）排出
時にはまずサブキャビネット（２）がS3の位置まで移動
し、カセットテープ（３）が装着されているカセットホ
ルダ（５）がレバー（６）によって上昇させられカセッ
トテープ排出状態になる。カセットテープ（３）装着時
には第５図（ｄ）（ｃ）（ｂ）の順に移動する。
（ハ）考案が解決しようとする課題 上記従来のキャビネットではサブキャビネットの移動
量が大きく、ガタツキの原因となり、見た目もよくなか
った。
量が大きく、ガタツキの原因となり、見た目もよくなか
った。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は上記課題に鑑み為されたもので、カセットテ
ープ未装着位置から記録再生位置を経てカセット着脱位
置へとメカニズムは移動し、且つカセットテープが装着
され再生あるいは記録等をする時より前記カセットテー
プが装着されていない時のほうがメカニズムの移動によ
り小型となる情報記録再生装置のキャビネットにおい
て、メインキャビネットと、前記メインキャビネットに
対し所定方向にスライド可能に保持されたサブキャビネ
ットと、前記メインキャビネットに対し前記所定方向に
移動可能に保持されたメカニズムと、前記メカニズムに
対し前記所定の方向と直交する方向に移動可能に保持さ
れたカセットホルダと、閉じた状態で前記メカニズムが
記録再生位置からカセット着脱位置への移動するのを妨
げる第１側面と、前記第１側面と直交し閉じた状態で前
記カセットホルダの前記所定の方向と直交する方向への
移動を妨げる第２側面とを有し、且つ前記第１側面の端
部にて前記サブキャビネットに回転自在に軸支された蓋
体と、を有し、カセットテープ未装着位置と記録再生位
置の間は前記サブキャビネットがスライドすることによ
り前記メカニズムの前記所定方向への移動を可能とし、
記録再生位置とカセット着脱位置の間は前記サブキャビ
ネットはスライドせず、前記蓋体が開くことにより前記
メカニズムの前記所定方向への移動及び前記カセットホ
ルダの前記所定方向と直交する方向への移動を可能とす
る構成とする。
ープ未装着位置から記録再生位置を経てカセット着脱位
置へとメカニズムは移動し、且つカセットテープが装着
され再生あるいは記録等をする時より前記カセットテー
プが装着されていない時のほうがメカニズムの移動によ
り小型となる情報記録再生装置のキャビネットにおい
て、メインキャビネットと、前記メインキャビネットに
対し所定方向にスライド可能に保持されたサブキャビネ
ットと、前記メインキャビネットに対し前記所定方向に
移動可能に保持されたメカニズムと、前記メカニズムに
対し前記所定の方向と直交する方向に移動可能に保持さ
れたカセットホルダと、閉じた状態で前記メカニズムが
記録再生位置からカセット着脱位置への移動するのを妨
げる第１側面と、前記第１側面と直交し閉じた状態で前
記カセットホルダの前記所定の方向と直交する方向への
移動を妨げる第２側面とを有し、且つ前記第１側面の端
部にて前記サブキャビネットに回転自在に軸支された蓋
体と、を有し、カセットテープ未装着位置と記録再生位
置の間は前記サブキャビネットがスライドすることによ
り前記メカニズムの前記所定方向への移動を可能とし、
記録再生位置とカセット着脱位置の間は前記サブキャビ
ネットはスライドせず、前記蓋体が開くことにより前記
メカニズムの前記所定方向への移動及び前記カセットホ
ルダの前記所定方向と直交する方向への移動を可能とす
る構成とする。
（ホ）作用 本考案によれば、カセットテープ未装着時、カセット
テープが装着され再生あるいは記録等をする時及びカセ
ットテープ排出時のそれぞれのメカニズムの動きにキャ
ビネットの一部がスライドし、蓋体が開閉することによ
り対応する。
テープが装着され再生あるいは記録等をする時及びカセ
ットテープ排出時のそれぞれのメカニズムの動きにキャ
ビネットの一部がスライドし、蓋体が開閉することによ
り対応する。
（ヘ）実施例 本考案の一実施例を第１図及至第４図を用いて説明す
る。また、従来技術と同一部品には同一符号を付し説明
を省略する。第１図はカセットテープ（３）をカセット
ホルダ（５）に着脱するカセット着脱位置の状態を示し
（ａ）は側断面図（ｂ）は斜視図である。図においてメ
インキャビネット（１）に対してサブキャビネット
（２）は距離Ｘだけスライドした状態にあり、軸（７）
によりサブキャビネットに回転自在に軸支された蓋体
（８）は全開状態になっている。カセットホルダ（５）
はメカニズムエリア（９）に設けられたレバー（６）に
よりカセット着脱位置まで上昇させられている。ここで
リールシャーシなどを含むメカニズムエリア（９）はメ
インキャビネット（１）に対して移動可能に保持されて
おり、後述する記録再生位置に比べ外方に移動してい
る。
る。また、従来技術と同一部品には同一符号を付し説明
を省略する。第１図はカセットテープ（３）をカセット
ホルダ（５）に着脱するカセット着脱位置の状態を示し
（ａ）は側断面図（ｂ）は斜視図である。図においてメ
インキャビネット（１）に対してサブキャビネット
（２）は距離Ｘだけスライドした状態にあり、軸（７）
によりサブキャビネットに回転自在に軸支された蓋体
（８）は全開状態になっている。カセットホルダ（５）
はメカニズムエリア（９）に設けられたレバー（６）に
よりカセット着脱位置まで上昇させられている。ここで
リールシャーシなどを含むメカニズムエリア（９）はメ
インキャビネット（１）に対して移動可能に保持されて
おり、後述する記録再生位置に比べ外方に移動してい
る。
次に第２図はカセットテープ（３）が記録再生位置に
ある状態を示し（ａ）は側断面図（ｂ）は斜視図であ
る。図においてメインキャビネット（１）に対してサブ
キャビネット（２）はカセット着脱位置と同様に距離Ｘ
だけスライドした状態にあり、蓋体（８）は全閉状態に
なっている。
ある状態を示し（ａ）は側断面図（ｂ）は斜視図であ
る。図においてメインキャビネット（１）に対してサブ
キャビネット（２）はカセット着脱位置と同様に距離Ｘ
だけスライドした状態にあり、蓋体（８）は全閉状態に
なっている。
そして、第３図はカセット未装着状態を示し（ａ）は
側断面図（ｂ）は斜視図である。図においてメインキャ
ビネット（１）に対して、サブキャビネット（２）はス
ライドしていない状態にあり、蓋体（８）は全閉状態に
なっている。ここでメカニズムエリア（９）は記録再生
位置に比べ内方に移動している。また、第４図に示すよ
うに、サブキャビネット（２）にはブラケット（10）に
よりシャフト（11）が取り付けられており、シャフト
（11）はメインキャビネット（１）に対して軸受（12）
により固定されている。図で示すようにカセット未装着
状態ではメカニズムエリア（９）に取り付けられたレバ
ー（13）がサブキャビネット（２）に設けられた位置決
め突起（14）に当接することによりサブキャビネット
（２）位置決めがなされ、記録再生位置及びカセット着
脱位置ではブラケット（10）が軸受（12）に当接するこ
とにより位置決めがなされる。
側断面図（ｂ）は斜視図である。図においてメインキャ
ビネット（１）に対して、サブキャビネット（２）はス
ライドしていない状態にあり、蓋体（８）は全閉状態に
なっている。ここでメカニズムエリア（９）は記録再生
位置に比べ内方に移動している。また、第４図に示すよ
うに、サブキャビネット（２）にはブラケット（10）に
よりシャフト（11）が取り付けられており、シャフト
（11）はメインキャビネット（１）に対して軸受（12）
により固定されている。図で示すようにカセット未装着
状態ではメカニズムエリア（９）に取り付けられたレバ
ー（13）がサブキャビネット（２）に設けられた位置決
め突起（14）に当接することによりサブキャビネット
（２）位置決めがなされ、記録再生位置及びカセット着
脱位置ではブラケット（10）が軸受（12）に当接するこ
とにより位置決めがなされる。
次に、動作について説明する。第１図に示すカセット
着脱位置から第２図に示す記録再生位置までの動作は、
カセットテープ（３）が装着されたカセットホルダ
（５）を手動により下降させると、カセットテープ
（３）とカセットホルダ（５）がメカニズムエリア
（９）と共にメカニズムエリア駆動機構（図示せず）に
より記録再生位置までメインキャビネット（１）の奥に
移動する。この移動に伴い蓋体（８）が全閉状態とな
り、動作が完了する。また、カセットテープ排出時の記
録再生位置からカセット着脱位置への動作は前述の動作
の逆となるがカセットホルダ（５）は自動的に上昇す
る。カセット着脱位置からカセット未装着位置までの動
作はカセットテープ（３）が装着されていないカセット
ホルダ（５）を手動で下降させると、カセットテープ
（３）がカセットホルダ（５）に装着されていないこと
を検出し、カセットホルダ（５）とメカニズムエリア
（９）とともにメインキャビネット（１）の奥まで移動
し、サブキャビネット（２）も移動する。この時、メカ
ニズムエリア（９）に取り付けられたレバー（13）が位
置決め突起（14）に当接しサブキャビネット（２）の位
置決めがなされる。カセット未装置位置からカセット着
脱位置までの動作は前述の動作の逆になるがサブキャビ
ネット（２）の位置決めはブラケット（10）が軸受（1
2）に当接することによりサブキャビネット（２）が位
置決めされる。
着脱位置から第２図に示す記録再生位置までの動作は、
カセットテープ（３）が装着されたカセットホルダ
（５）を手動により下降させると、カセットテープ
（３）とカセットホルダ（５）がメカニズムエリア
（９）と共にメカニズムエリア駆動機構（図示せず）に
より記録再生位置までメインキャビネット（１）の奥に
移動する。この移動に伴い蓋体（８）が全閉状態とな
り、動作が完了する。また、カセットテープ排出時の記
録再生位置からカセット着脱位置への動作は前述の動作
の逆となるがカセットホルダ（５）は自動的に上昇す
る。カセット着脱位置からカセット未装着位置までの動
作はカセットテープ（３）が装着されていないカセット
ホルダ（５）を手動で下降させると、カセットテープ
（３）がカセットホルダ（５）に装着されていないこと
を検出し、カセットホルダ（５）とメカニズムエリア
（９）とともにメインキャビネット（１）の奥まで移動
し、サブキャビネット（２）も移動する。この時、メカ
ニズムエリア（９）に取り付けられたレバー（13）が位
置決め突起（14）に当接しサブキャビネット（２）の位
置決めがなされる。カセット未装置位置からカセット着
脱位置までの動作は前述の動作の逆になるがサブキャビ
ネット（２）の位置決めはブラケット（10）が軸受（1
2）に当接することによりサブキャビネット（２）が位
置決めされる。
以上の構成により、サブキャビネットのスライドが一
段階ですみスライド機構が複雑にならず信頼性のあるキ
ャビネットにできる。
段階ですみスライド機構が複雑にならず信頼性のあるキ
ャビネットにできる。
（ト）考案の効果 以上のように本考案によれば、カセットテープが装着
されていないときに、カセットテープが装着されている
ときより小型になるメカニズムに対して、キャビネット
のスライドと蓋体の回転により対応するので、スライド
が一段階ですみ機構が複雑とならず信頼性のあるものと
なり、見た目のよい外観となる。
されていないときに、カセットテープが装着されている
ときより小型になるメカニズムに対して、キャビネット
のスライドと蓋体の回転により対応するので、スライド
が一段階ですみ機構が複雑とならず信頼性のあるものと
なり、見た目のよい外観となる。
第１図から第４図は本考案の実施例を示す図であり、第
１図はカセットテープ未装着位置の状態を示す図、第２
図はカセット記録再生位置の状態を示す図、第３図はカ
セット着脱位置の状態を示す図、第４図はサブキャビネ
ットの位置決め機構を示す図であり、第５図は従来技術
を示す図である。（３）……カセットテープ、（９）…
…メカニズムエリア（メカニズム）、（１）……メイン
キャビネット、（２）……サブキャビネット。
１図はカセットテープ未装着位置の状態を示す図、第２
図はカセット記録再生位置の状態を示す図、第３図はカ
セット着脱位置の状態を示す図、第４図はサブキャビネ
ットの位置決め機構を示す図であり、第５図は従来技術
を示す図である。（３）……カセットテープ、（９）…
…メカニズムエリア（メカニズム）、（１）……メイン
キャビネット、（２）……サブキャビネット。
Claims (1)
- 【請求項１】カセットテープ未装着位置から記録再生位
置を経てカセット着脱位置へとメカニズムは移動し、且
つカセットテープが装着され再生あるいは記録等をする
時より前記カセットテープが装着されていない時のほう
がメカニズムの移動により小型となる情報記録再生装置
のキャビネットにおいて、 メインキャビネットと、 前記メインキャビネットに対し所定方向にスライド可能
に保持されたサブキャビネットと、 前記メインキャビネットに対し前記所定方向に移動可能
に保持されたメカニズムと、 前記メカニズムに対し前記所定の方向と直交する方向に
移動可能に保持されたカセットホルダと、 閉じた状態で前記メカニズムが記録再生位置からカセッ
ト着脱位置への移動するのを妨げる第１側面と、前記第
１側面と直交し閉じた状態で前記カセットホルダの前記
所定の方向と直交する方向への移動を妨げる第２側面と
を有し、且つ前記第１側面の端部にて前記サブキャビネ
ットに回転自在に軸支された蓋体と、を有し、 カセットテープ未装着位置と記録再生位置の間は前記サ
ブキャビネットがスライドすることにより前記メカニズ
ムの前記所定方向への移動を可能とし、 記録再生位置とカセット着脱位置の間は前記サブキャビ
ネットはスライドせず、前記蓋体が開くことにより前記
メカニズムの前記所定方向への移動及び前記カセットホ
ルダの前記所定方向と直交する方向への移動を可能とす
ることを特徴とするキャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990095672U JP2550993Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990095672U JP2550993Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | キャビネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0454092U JPH0454092U (ja) | 1992-05-08 |
| JP2550993Y2 true JP2550993Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=31834581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990095672U Expired - Lifetime JP2550993Y2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | キャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550993Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0654579B2 (ja) * | 1987-06-08 | 1994-07-20 | 株式会社日立製作所 | 磁気記録再生装置 |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP1990095672U patent/JP2550993Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0454092U (ja) | 1992-05-08 |
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